JPWO2017033659A1 - ケースユニット - Google Patents

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Abstract

ケースユニットは、開口部(20)を有し内部に空気を流通させるケース(2)と、前記開口部に取り付けられる閉塞部材(30)と、を備え、前記閉塞部材は、前記開口部を閉塞する板状の本体部(31)と、前記本体部の一面側に突出するように形成され前記開口部の周囲の開口縁部を前記本体部との間で挟持する挟持用爪部(31b)と、を有し、前記開口縁部は、前記本体部と前記挟持用爪部により挟持される被挟持部(21)を有し、前記被挟持部には、前記本体部と対向する面における前記開口部側端部に切欠部(21a)が形成され、前記被挟持部における前記挟持用爪部と対向する面は前記挟持用爪部と当接し、前記被挟持部における前記本体部と対向する面のうち、前記切欠部より外周側は前記本体部と当接し、前記切欠部が形成されている部位は前記本体部との間に空間が形成されている。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2015年8月27日に出願された日本特許出願番号2015−168146号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、開口部を有するケースおよびケースの開口部に取り付けられる閉塞部材を有するケースユニットに関するものである。
車両用空調装置には、送風機の制御用抵抗器等を有する制御部品(すなわち電装部品)が設けられている。このような制御部品を空調装置のケースに取り付ける構造として、ケースの取り付け面に設けられた切欠きに制御部品を挿入した後、制御部品を平行移動させてケースに取り付けるようにしたものがある。
また、ケースの取り付け面に設けられた切欠きに制御部品側の突起を差し込んだ後、制御部品を回動操作して取り付けることが、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2012−188089号公報
上記したような車両用空調装置においては、送風機の作動時にケース内の圧力がケース外の気圧よりも高くなるため、ケースの取り付け面と制御部品の間に生じる隙間よりケース内の空気がケース外へ漏れる。
このため、車両用空調装置においては、制御部品をケースの取り付け面に圧着させるようにしている。しかし、圧着時の荷重を強くすると作業者が非常に強い力で圧着作業を行う必要があるため、組み付け性が低下する。
また、圧着時の荷重を弱くすると、組み付け性は向上するがシール性が低下するため、空調性能が低下したり異音が発生したりする。
また、このような車両用空調装置においては、開口部を有するケースやケースの開口部を閉塞する閉塞部材の寸法ばらつきが大きいとシール性が低下したり組み付け性が低下する。
このため、ケースや閉塞部材を製造する際に高い寸法精度が要求される。例えば、ケースおよび閉塞部材を製造する金型を、それぞれ0.05ミリメートルレベルの寸法精度で合わせ込むといった高度な技術が必要とされる。このため、コストが高くなってしまう。
本開示は、高い寸法精度を必要とすることなく、ケースに閉塞部材を組み付ける際に必要な力の低減とケースと閉塞部材の間のシール性の確保を両立することを目的とする。
本開示の1つの観点によれば、ケースユニットは、開口部を有し内部に空気を流通させるケースと、開口部に取り付けられる閉塞部材と、を備え、閉塞部材は、開口部を閉塞する板状の本体部と、本体部の一面側に突出するように形成され開口部の周囲の開口縁部を本体部との間で挟持する挟持用爪部と、を有し、開口縁部は、本体部と挟持用爪部により挟持される被挟持部を有している。さらに、被挟持部には、本体部と対向する面における開口部側端部に切欠部が形成され、被挟持部における挟持用爪部と対向する面は挟持用爪部と当接し、被挟持部における本体部と対向する面のうち、切欠部より外周側は本体部と当接し、切欠部が形成されている部位は本体部との間に空間が形成されている。
このような構成によれば、被挟持部には、本体部と対向する面における開口部側端部に切欠部が形成され、被挟持部における挟持用爪部と対向する面は挟持用爪部と当接し、被挟持部における本体部と対向する面のうち、切欠部より外周側は本体部と当接し、切欠部が形成されている部位は本体部との間に空間が形成されているので、被挟持部における切欠部が形成されている部位が弾性変形し、この部位にかかる押圧力を切欠部側に逃すので、高い寸法精度を必要とすることなく、ケースに閉塞部材を組み付ける際に必要な力を低減することができる。また、被挟持部における切欠部が形成されている部位が弾性変形し、この部位と開口部の周囲の開口縁部の適度な圧着力が発生するため、ケースと閉塞部材の間のシール性を確保することもできる。
また、他の観点によれば、ケースユニットは、開口部を有するケースと、前記開口部に取り付けられ、前記開口部を閉塞する閉塞部材と、を備え、前記閉塞部材は第1の係止部を含み、前記ケースは、前記開口縁部に形成された第2の係止部を含み、前記閉塞部材と前記ケースの前記開口部の周囲の開口縁部との当接面には、前記第1の係止部と前記第2の係止部との相互の係止によって当接面を押圧する押圧力が発生する。
第1実施形態に係る室内空調ユニットの外観図である。 開口部の外観斜視図である。 開口部を図2のZZ方向から見た図である。 コントローラの外観斜視図である。 コントローラを図4のXX方向から見た図である。 コントローラを図4のYY方向から見た図である。 ケースにコントローラを組み付ける際の初期状態を示す説明図である。 ケースにコントローラを組み付ける際にコントローラを挿入位置に移動させた状態を示す説明図である。 ケースにコントローラを組み付ける際にコントローラを固定位置に移動させた状態を示す説明図である。 ケースにコントローラを組み付ける前の挟持用爪部と肉薄部の形状を示した図である。 図9のXI−XI断面図である。 図11のS部拡大図である。 ケースおよびコントローラを図9のC方向から見た図である。 図13中のXIV−XIV断面図である。 図14中のT部拡大図である。 ケースに肉薄部が形成されていない比較例を示した図であって、図2に対応する図である。 ケースに肉薄部が形成されていない比較例を示した図であって、図10に対応する図である。 風漏れと組み付け力の関係を示す図である。 オート仕様のコントローラの外観図である。所謂オートエアコンに用いられる。
以下、図面を用いて、本開示の第1実施形態を説明する。本実施形態のケースユニットは、車両用空調装置の室内空調ユニット1のブロワモータケース(以下、単にケースと記載する)2と、閉塞部材に相当するブロワモータコントローラ(以下、単にコントローラと記載する。)30を有している。ブロワモータコントローラ30は、閉塞部材に対応する。
室内空調ユニット1は、その内部に内気(すなわち車室内空気)あるいは外気(すなわち車室外空気)を取り込んで、取り込まれた空気の温度を調整して車室内へ吹き出すものである。より詳細には、室内空調ユニット1は、車室内最前部の計器盤(すなわちインストルメントパネル)の内側に配置されて、車室内へ吹き出される空気の温度調整等を行う各種空調用機器を、ケース2内に収容して構成されたものである。
従って、ケース2は、内部に車室内へ吹き出される空気を流通させる空気通路を形成している。さらに、本実施形態では、ケース2として、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されたものを採用している。ケース2は、電動送風機の電動モータ(ブロワモータ)が内部に配置されている。
室内空調ユニット1は、図1の外観斜視図に示すように、車両左右の略中央に配置される空調本体ユニット3、および空調本体ユニット3よりも助手席側に配置される送風機ユニット4に大別される。なお、図1中の上下の各矢印は、室内空調ユニット1を車両に搭載した状態における上下の各方向を示している。
送風機ユニット4の空気流れ最上流側には、室内空調ユニット1の内部に内気あるいは外気を切替導入する内外気切替装置5が配置されている。さらに、内外気切替装置5の下方側であって、送風機ユニット4の内部には、内外気切替装置5から導入された内気あるいは外気を吸入して車室内へ向けて送風する図示しない電動送風機が収容されている。
ケース2のうち送風機ユニット4の下方側の部位のV部には、ケース2の内外を貫通する開口部20が設けられている。図1に示すように、この開口部20は、ケース2にコントローラ30が取り付けられていることによって閉塞されている。
空調本体ユニット3の内部には、送風機ユニット4から送風された送風空気を冷却するいずれも不図示の冷却用熱交換器、送風空気を加熱する加熱用熱交換器、エアミックスドア等の各種空調用機器が収容されている。
冷却用熱交換器は、送風空気と低圧冷媒とを熱交換させて低圧冷媒を蒸発させる蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置の蒸発器である。加熱用熱交換器は、車両走行用のエンジンの冷却水と送風空気とを熱交換させて送風空気を加熱するヒータコアである。エアミックスドアは、加熱用熱交換器を通過する送風空気の風量を調整することによって、車室内へ吹き出される送風空気の温度を調整する温度調整部である。
さらに、空調本体ユニット3の空気流れ最下流側には、温度調整された送風空気を車室内側へ流出させる複数の流出口6が設けられている。これらの流出口から流出した送風空気は、図示しないダクトを介して、車室内に設けられた吹出口へ導かれ、吹出口から車室内へ吹き出される。
次に、図2、図3を用いて、ケース2に設けられた開口部20の詳細構成について説明する。なお、図2では、図示の明確化のために、図1とは異なる方向から見た開口部20の外観を示している。また、図2以下の図面では、開口部20が形成された平面に垂直な方向をZ軸方向とし、開口部20が形成された平面に平行な所定の方向をX軸方向とし、Z軸およびX軸に垂直な方向をY軸方向としている。
まず、本実施形態の開口部20は、図2、図3に示すように、Z軸方向から見たときに、四角形状に形成されている。さらに、本実施形態における開口部20には、その周囲の開口縁部を切り欠くことによって形成された4つの切欠部20aが設けられている。
また、開口部20の近傍には、ケース2の表面を凹ませることによって形成された凹部20bが設けられている。
より詳細には、凹部20bは、開口部20を形成する4つの辺のうち、X軸方向に延びる1つの辺の近傍に形成されており、ケース2にコントローラ30を取り付ける際の開口部20とコントローラ30との位置関係を示す目印となるものである。
切欠部20aは、Y軸方向に延びる2つの辺(すなわち、凹部20b側の辺を挟んで対向配置された2つの辺)に、それぞれ2箇所ずつ形成されている。ケース2にコントローラ30を取り付ける際に、後述するコントローラ30の挟持用爪部31bが挿入される空間をこれら凹部20bが形成している。また、開口部20の周囲には、後述するコントローラ30の本体部31側に向かって突出する突出部20c、20dが形成されている。
本実施形態において、各切欠部20aのY軸方向側の端部に、それぞれ切欠部21aが形成されている。各切欠部21aは、ケース2の表面側を切り欠くよう形成されている。各切欠部21aにより、各切欠部20aのY軸方向側の端部に肉薄部21bが形成されている。
開口部20の周囲の開口縁部は、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bにより挟持される被挟持部21を有している。被挟持部21は、切欠部21aおよび肉薄部21bにより構成されている。
次に、図4、図5、図6、図7、図8を用いて、コントローラ30の詳細構成について説明する。なお、図4では、図2と同じ方向から見たコントローラ30の外観を示している。室内空調ユニット1は、マニュアル仕様とオート仕様の2種類のコントローラ30が用意されている。マニュアル仕様のコントローラ30は、所謂マニュアルエアコンに用いられるものであり、オート仕様のコントローラ30は、所謂オートエアコンに用いられる。なお、本実施形態のコントローラ30は、マニュアル仕様となっている。本実施形態のコントローラ30は、送風機ユニット4内に収容された電動送風機の電動モータに供給される電力量を4段階で調整するようになっている。
コントローラ30は、ケース2の開口部20を閉塞する板状の本体部31と、本体部31の一面側に突出するように形成され開口部20の周囲の開口縁部を本体部31との間で挟持する挟持用爪部31bと、を有している。
コントローラ30は、抵抗体(すなわち電力量制御部品)32、不図示のパワートランジスタ、不図示の鉛ヒューズ等の回路部品を有して構成されている。抵抗体32は、送風機ユニット4内に収容された電動送風機の電動モータに供給される電力量を調整するレジスタである。パワートランジスタは、電動送風機の電動モータを駆動する。鉛ヒューズは、電動送風機の電動モータに過電流が流れるのを防止する。コントローラ30に設けられた回路部品は、ケース2内に収納され、ケース2内を流通する空気により冷却される。
本体部31は、ケース2の開口部20が形成された面と平行に広がる平板状部材であり、Z軸方向から見たときに、開口部20と同様の四角形状に形成されている。本体部31およびコネクタ33の胴体部は、ケース2と同じ材質の樹脂にて一体的に形成されている。
本実施形態の本体部31およびコネクタ33の胴体部は、フェノール樹脂(すなわちPF材)により構成されている。マニュアル仕様のコントローラ30は、450℃〜550℃まで温度が上昇するため、金型費が高くても耐熱性に優れているフェノール材を採用している。
コネクタ33は、本体部31のケース2と反対側の面に形成されており、抵抗体32は、本体部31のケース2側の面に取り付けられている。
さらに、本体部31には、半円状部31a、挟持用爪部31bおよび外縁部31e等が形成されている。
半円状部31aは、ケース2にコントローラ30を取り付ける際の開口部20とコントローラ30との位置関係を示す目印となるもので、図4に示すように、四角形状の本体部31を形成する4つの辺のうち、X軸方向に延びる1つの辺に形成されている。さらに、半円状部31aは、コントローラ30がケース2に取り付けられた際に、ケース2の凹部20bと重合するようにY軸方向へ突出する形状に形成されている。
挟持用爪部31bは、開口部20の周囲の開口縁部を挟持するためのもので、本体部31の内側の面(抵抗体32側の面)に配置されている。より具体的には、挟持用爪部31bは、断面L字状に形成されており、本体部31と挟持用爪部31bとの間に、本体部31の外周側に向かって開口して開口縁部を挟み込むための空間を形成するものである。
さらに、挟持用爪部31bは、開口部20の切欠部20aと同数(本実施形態では、4つ)形成されている。それぞれの挟持用爪部31bは、Z軸方向から見たときに、図7に示すように、それぞれの切欠部20aに対応する位置に形成されている。つまり、それぞれの挟持用爪部31bは、ケース2にコントローラ30を取り付ける際に、対応する切欠部20a内に同時に挿入可能に配置されている。
外縁部31eは、図4、図5、図6等に示すように、本体部31の形成する四角形状の3つの辺の外周側に形成されており、コントローラ30をケース2に取り付けた際に、前述した側面用突出部20cの先端部を覆うように配置されている。
次に、図7、図8、図9を用いて、ケース2にコントローラ30を取り付ける際の取付行程について説明する。まず、図7の太実線矢印に示すように、ケース2の外側から、コントローラ30をZ軸方向へ変位させて、図8に示すように、開口部20の内部にコントローラ30の抵抗体32側を挿入する。この行程が、挿入行程である。
この際、本実施形態では、本体部31の半円状部31a側の辺と開口部20の凹部20b側の辺が同じ側となるように、コントローラ30を配置している。これにより、本体部31の挟持用爪部31bを、それぞれ対応する開口部20の切欠部20a内に配置することができる。つまり、挿入行程では、コントローラ30を挿入位置に配置させている。
続いて、図8の太実線矢印に示すように、挿入位置に位置付けられたコントローラ30を、Y軸方向へ変位させて、図9に示すように、本体部31の半円状部31aをケース2の凹部20bに重合させる。これが固定行程である。これにより、挟持用爪部31bと本体部31との隙間に開口部20の周囲の開口縁部が挟み込まれて、ケース2にコントローラ30が固定される。つまり、固定行程では、コントローラ30を固定位置に変位させている。
以上の如く、本実施形態のケースユニットは、コントローラ30を、挿入位置から固定位置へ変位させることによって、ケース2にコントローラ30を取り付けている。
ここで、本実施形態のように、室内空調ユニット1のケース2に設けられた開口部20をコントローラ30で閉塞する際には、効率的な空調の実現や空気漏れに起因する騒音の抑制のために、ケース2とコントローラ30との隙間から空気が漏れないように、ケース2にコントローラ30を適切に取り付けることが望ましい。
また、室内空調ユニット1のケース2に設けられた開口部20をコントローラ30で閉塞する際には、組み付け性を向上するため、強い力を必要とすることなく、ケース2にコントローラ30を適切に取り付けることが望ましい。
そこで、本実施形態のケースユニットは、ケース2の開口部20の周囲の被挟持部21に肉薄部21bが形成されている。具体的には、各切欠部20aのY軸方向側の端部に肉薄部21bが形成されている。
図10は、コントローラ30を挿入位置から固定位置に変位させる前の肉薄部21bおよび挟持用爪部31bの形状をそれぞれ表した図である。図に示すように、コントローラ30が挿入位置にある場合、肉薄部21bおよび挟持用爪部31bは弾性変形していない。
ケース2の被挟持部21の厚さはt、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bの相対向する2つの面の距離はtとなっている。t>tの場合、シール性は向上するが組み付け性は低下する。反対に、t<tの場合、組み付け性は向上するがシール性は低下する。
ここで、被挟持部21の厚み方向一方側から肉薄部21bに当接する挟持用爪部31bが第1部分に対応する。また、被挟持部21の厚み方向他方側から被挟持部21の肉薄部21b以外に当接する本体部31が第2部分に対応する。
>tの場合、被挟持部21が第1部分および第2部分に挟まれていない状態において、第1部分と第2部分との当該厚み方向における間隔tは、被挟持部21の肉薄部21b以外の部分の当該厚み方向における厚みtよりも小さい。
図11は、ケースにコントローラを組み付けた後の挟持用爪部と肉薄部21bの形状を示した図である。図12は、図11のS部拡大図である。図13は、図9のC方向から見た図であり、図14は、図13中のXIV−XIV断面図である。図15は、図14中のT部拡大図である。
コントローラ30を挿入位置から固定位置に変位させると、図12、図15に示すように、ケース2の周囲の開口縁部に形成された肉薄部21bはコントローラ30の挟持用爪部31bと本体部31の間に挿入される。
ここで、被挟持部21には、コントローラ30の本体部31と対向する面における開口部20側端部に切欠部21aが形成されている。そして、被挟持部21における挟持用爪部31bと対向する面は挟持用爪部31bと当接し、被挟持部21における本体部31と対向する面のうち、切欠部21aより外周側は本体部31と当接し、切欠部21aが形成されている部位は本体部31との間に空間が形成されている。このため、肉薄部21bは切欠部21a側に弾性変形し、肉薄部21bにかかる押圧力を切欠部21a側へ逃す。
このように、肉薄部21bが弾性変形して肉薄部21bにかかる押圧力を切欠部21a側へ逃すため、開口部20を有するケース2とケース2の開口部20を閉塞するコントローラ30の寸法ばらつきが多少大きくても組み付け性の低下を緩和することができる。
また、肉薄部21bが弾性変形して、肉薄部21bとケース2の開口部20の周囲の開口縁部の間に適度な圧着力が発生するため、コントローラ30とケース2のシール性を確保することもできる。
また、ブロワモータコントローラ30と開口縁部との当接面には、挟持部と被挟持部21との相互の係止によって前記当接面を押圧する押圧力を生じさせる接合部が形成されている。ここで、挟持部は、本体部31および挟持用爪部31bから構成される。
また、被挟持部21の挟持部に挟持される部分には、肉薄部21bが形成されている。肉薄部21bは、被挟持部21の挟持部に挟持される他の部分よりも厚みが薄くなっている。そして、挟持部に肉薄部21bが挟持されることにより、肉薄部21bが変形する。これにより、挟持部と被挟持部21との相互の係止によって、挟持部と被挟持部21の当接面を押圧する押圧力が発生する。この押圧力が発生した部分が、接合部である。
図16は、ケース2の被挟持部21に肉薄部21bが形成されていない比較例を示した図であって、図2に対応する図である。また、図17は、被挟持部21に肉薄部21bが形成されていない比較例においてコントローラ30を組み付けた様子を示した図であって、図10に対応する図である。
ケース2の被挟持部21の厚さをt、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bの相対向する2つの面の距離をtとしたとき、t>tの場合、シール性は向上するが、組み付け性は低下する。反対に、t<tの場合、組み付け性は向上するが、シール性は低下する。
図18は、被挟持部21の厚さtと、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bの相対向する2つの面の距離tの寸法を変化させたときの風漏れの風速xと組み付け力yの関係をグラフ化した図である。(a)は、図16に示した比較例の風漏れの風速xと組み付け力yの関係をグラフ化した図であり、(b)は、図10に示した本開示の風漏れの風速xと組み付け力yの関係を示した図である。
図16に示した比較例のような構成では、被挟持部21の厚さtと、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bの相対向する2つの面の距離tの寸法に少しでもばらつきが生じると、風漏れの風速や組み付け力が規格値を満たせなくなってしまう。
例えば、t>tの場合、圧縮過多となり、組み付け力が規格値(例えば、50ニュートン)を超えてしまう。反対に、t<tの場合、圧着力が不足し、シール性が低下して、空調性能が低下したり風漏れやがたつきによる異音が発生したりする。
また、本実施形態の本体部31およびコネクタ33の胴体部は、フェノール樹脂(すなわちPF材)により構成されている。フェノール樹脂は、硬くて脆い性質を有している。このため、t>tの場合、圧縮過多となり、挟持用爪部31bの折れ不良が発生しやすい。
この結果、一般的な樹脂の寸法公差が±0.25ミリメートル程度であるのに対し、図16に示した比較例のような構成では、±0.05ミリメートル程度レベルの寸法公差が要求される。
これに対し、図10に示した本開示のような構成では、ケース2の開口部20の周囲の被挟持部21に肉薄部21bが形成されている。この肉薄部21bがバネの役割を果たすため、被挟持部21の厚さtと、コントローラ30の本体部31と挟持用爪部31bの相対向する2つの面の距離tの寸法に多少のばらつきが生じても、シール面に適度な圧着力を与えることができる。したがって、空調性能が低下したり風漏れやがたつきによる異音が発生したりすることを防止することができる。また、組み付け力が緩和され組み付け力を規格値以内にすることも可能である。
その結果、製造時に要求される寸法交差は、一般的な樹脂と同等の±0.25ミリメートル程度まで緩和することが可能であり、製造コストを低減することも可能である。
上記した構成によれば、本体部31と挟持用爪部31bにより挟持される被挟持部21には、本体部31と対向する面における開口部側端部に切欠部21aが形成されている。さらに、被挟持部21における挟持用爪部31bと対向する面は挟持用爪部31bと当接する。被挟持部21における本体部31と対向する面のうち、切欠部21aより外周側は本体部31と当接する。切欠部21aが形成されている部位は本体部31との間に空間が形成されている。
このような構成によれば、被挟持部21には、本体部31と対向する面における開口部20側端部に切欠部21aが形成される。被挟持部21における挟持用爪部31bと対向する面は挟持用爪部31bと当接する。被挟持部21における本体部31と対向する面のうち、切欠部21aより外周側は本体部31と当接し、切欠部21aが形成されている部位は本体部31との間に空間が形成されている。したがって、被挟持部21における切欠部21aが形成されている部位が弾性変形し、この部位にかかる押圧力を切欠部21a側に逃がす。したがって、高い寸法精度を必要とすることなく、ケース2にコントローラ30を組み付ける際に必要な力を低減することができる。また、被挟持部21における切欠部21aが形成されている部位が弾性変形し、この部位と開口部20の周囲の開口縁部の適度な圧着力が発生する。したがって、ケース2とコントローラ30の間のシール性を確保することもできる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、マニュアル仕様のコントローラ30をケース2に取り付ける例を示したが、本実施形態では、オート仕様のコントローラ30をケース2に取り付ける点が異なる。
図19に、オート仕様のコントローラ30の外観図を示す。オート仕様のコントローラ30は、上記第1実施形態のマニュアル仕様のコントローラ30と比較して、放熱フィン35を備えている点と、回路構成および本体部31およびコネクタ33の胴体部の材質が異なる。
本実施形態のコントローラ30は、送風機ユニット4内に収容された電動送風機の電動モータに供給される電力量を10段階で調整するようになっている。
コントローラ30は、ケース2に取り付けられた際に開口部20を覆って閉塞させる本体部31および電気配線が接続されるコネクタ33等を有している。また、コントローラ30は、電動送風機の電動モータへ供給される電力を調整するレジスタ、電動送風機の電動モータを駆動するパワートランジスタ、電動送風機の電動モータに流れる電流を遮断する温度ヒューズ等を有している。レジスタ、パワートランジスタ、温度ヒューズは、いずれも図示されていない。
本実施形態の本体部31およびコネクタ33の胴体部は、ポリブチレンテレフタレート樹脂(すなわちPBT材)により構成されている。本実施形態のようなオート仕様のコントローラ30は、300℃〜400℃まで温度が上昇する。ただし、上記第1実施形態のマニュアル仕様のコントローラ30と比較すると、200℃程度低い。
すなわち、本実施形態のようなオート仕様のコントローラ30は、上記第1実施形態のマニュアル仕様のコントローラ30ほどの耐熱性は要求されない。このため、本実施形態のコントローラ30の本体部31およびコネクタ33の胴体部は、PBT材により構成されている。
本実施形態のようなオート仕様のコントローラ30を上記第1実施形態のマニュアル仕様のコントローラ30と同様にケース2の開口部20に取り付けるこができる。
ところで、車両用空調装置におけるケース2にコントローラ30を組み付ける際の組み付け性が悪化する原因の1つは、PF材の材質特性にある。PF材は、耐熱性に優れているが、脆く弾性変形しにくい特性を有している。具体的には、PF材の曲げ弾性率は、PBT材の2倍程度あり変形しにくい。
そこで、本発明者は、耐熱性に優れており、弾性率の低い材料としてナイロン(すなわちPA材)をコントローラ30の本体部31の材料として採用することを検討した。
発明者は、上記第1実施形態と同様の寸法公差で、PF材を用いたコントローラ30とPA材を用いたコントローラ30をそれぞれ構成し、各コントローラ30をケース2の開口部20に組み付け、組み付け性を確認した。その結果、PF材で構成したコントローラ30の組み付け力が75ニュートンであったのに対し、PA材で構成したコントローラ30の組み付け力が38ニュートンであった。すなわち、PA材で構成したコントローラ30の方がPF材で構成したコントローラ30よりも良好な組み付け性を実現することを確認することができた。ただし、PA材は寸法変化量が大きい等の課題があるため、組み付け性とシール性を両立するためには、寸法変化量を小さくする等の調整を行ってもよい。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、本開示のケースユニットを、車両用空調装置の室内空調ユニット1のブロワモータケース(以下、単にケースと記載する)2に適用した。しかし、ケースユニットの適用対象は、室内空調ユニット1のブロワモータケースに限定されるものではない。例えば、ケース2に設けられる開口部は、内部に収納された空調機器のメンテナンスを行う際に利用される開口部であってもよい。閉塞部材は単なるカバーであってもよい。さらに、本開示のケースユニットを、開口部20を有し内部に空気を流通させるケース2と、開口部20に取り付けられる閉塞部材と、を備えた各ケースユニットに適用することもできる。
(2)上記各実施形態では、PF材、PBT材、PA材を用いてコントローラ30の本体部31を構成したが、本体部31の材質はこれらの材質のものに限定されるものではない。
(3)上記実施形態では、切欠部20aのY軸方向側の端部に切欠部21aを形成して肉薄部21bを形成するようにした。しかし、肉薄部21bの厚さ方向の寸法を変化させ、肉薄部21bの各部で断面2次モーメントが同じになるよう構成することもできる。これにより、例えば、ケースまたはコントローラの樹脂物性に変化があった場合でも、シール性と組み付け性を維持することが可能である。
(4)上記実施形態では、本体部31に一体に挟持用爪部31bが形成され、開口部20の周囲において本体部31と当接する開口縁部に被挟持部21が形成されている。被挟持部21は被挟持爪部でもある。この場合、挟持用爪部31bが第1の係止部である。そして、被挟持部21が第2の係止部である。
しかし、例えば、本体部31に一体に被挟持部が形成され、開口部20の周囲において本体部31と当接する開口縁部に挟持用爪部が形成されてもよい。この場合の被挟持部も被挟持爪部である。この場合、本体部31に一体に被挟持部が第1の係止部である。そして、開口縁部に形成された挟持用爪部が第2の係止部である。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、他の観点によれば、ケースユニットは、開口部を有するケースと、前記開口部に取り付けられ、前記開口部を閉塞する閉塞部材と、を備え、前記閉塞部材は第1の係止部を含み、前記ケースは、前記開口縁部に形成された第2の係止部を含み、前記閉塞部材と前記ケースの前記開口部の周囲の開口縁部との当接面には、前記第1の係止部と前記第2の係止部との相互の係止によって当接面を押圧する押圧力が発生し、前記第1の係止部及び前記第2の係止部のうち一方が挟持部を含み、前記第1の係止部及び前記第2の係止部のうち前記一方とは異なる他方が被挟持部を含み、前記被挟持部が前記挟持部に挟持されることにより、前記閉塞部材が前記ケースの前記開口部を閉塞し、前記被挟持部の前記挟持部に挟持される部分には、肉薄部(21b)が形成されており、前記肉薄部は、前記被挟持部の前記挟持部に挟持される他の部分よりも厚みが薄くなっており、前記挟持部に前記肉薄部が挟持されていることにより、前記肉薄部が弾性変形しており、前記当接面を押圧する押圧力が発生する。

Claims (8)

  1. 開口部(20)を有し内部に空気を流通させるケース(2)と、
    前記開口部に取り付けられる閉塞部材(30)と、を備え、
    前記閉塞部材は、前記開口部を閉塞する板状の本体部(31)と、前記本体部の一面側に突出するように形成され前記開口部の周囲の開口縁部を前記本体部との間で挟持する挟持用爪部(31b)と、を有し、
    前記開口縁部は、前記本体部と前記挟持用爪部により挟持される被挟持部(21)を有し、
    前記被挟持部には、前記本体部と対向する面における前記開口部側端部に切欠部(21a)が形成され、
    前記被挟持部における前記挟持用爪部と対向する面は前記挟持用爪部と当接し、前記被挟持部における前記本体部と対向する面のうち、前記切欠部より外周側は前記本体部と当接し、前記切欠部が形成されている部位は前記本体部との間に空間が形成されているケースユニット。
  2. 前記ケースの内部に配置され、前記ケースの内部に空気を流通させるブロワを駆動するブロワモータを有し、
    前記閉塞部材は、前記ブロワモータを制御する制御部品を有している請求項1に記載のケースユニット。
  3. 前記制御部品は、前記ブロワモータに供給される電力量を調整する電力量制御部品、前記ブロワモータに電力を供給するトランジスタおよび前記ブロワモータに過電流が流れるのを防止するヒューズの少なくとも1つの回路部品を有し、
    前記回路部品は、前記ケース内に配置されている請求項2に記載のケースユニット。
  4. 前記閉塞部材の材質は、ポリブチレンテレフタレートまたはフェノールである請求項1ないし3のいずれか1つに記載のケースユニット。
  5. 開口部(20)を有するケース(2)と、
    前記開口部に取り付けられ、前記開口部を閉塞する閉塞部材(30)と、を備え、
    前記閉塞部材は第1の係止部(31、31b)を含み、
    前記ケースは、前記開口縁部に形成された第2の係止部(21)を含み、
    前記閉塞部材と前記ケースの前記開口部の周囲の開口縁部との当接面には、前記第1の係止部と前記第2の係止部との相互の係止によって当接面を押圧する押圧力が発生するケースユニット。
  6. 前記第1の係止部及び前記第2の係止部のうち一方が挟持部(31、31b)を含み、
    前記第1の係止部及び前記第2の係止部のうち前記一方とは異なる他方が被挟持部(21)を含み、
    前記被挟持部が前記挟持部に挟持されることにより、前記閉塞部材が前記ケースの前記開口部を閉塞する請求項5に記載のケースユニット。
  7. 前記被挟持部の前記挟持部に挟持される部分には、肉薄部(21b)が形成されており、
    前記肉薄部は、前記被挟持部の前記挟持部に挟持される他の部分よりも厚みが薄くなっており、
    前記挟持部に前記肉薄部が挟持されていることにより、前記肉薄部が弾性変形しており、前記当接面を押圧する押圧力が発生する請求項5または6に記載のケースユニット。
  8. 前記挟持部は、前記被挟持部の厚み方向一方側から前記肉薄部に当接する第1部分(31b)と、前記厚み方向他方側から前記被挟持部の前記肉薄部以外に当接する第2部分(31)とを有し、
    前記被挟持部が前記被挟持部に挟まれていない状態において、前記第1部分と前記第2部分との前記厚み方向における間隔(t)は、前記被挟持部の前記肉薄部以外の部分の前記厚み方向における厚み(t)よりも小さい請求項5ないし7のいずれか1つに記載のケースユニット。
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