JP2010006118A - 車両用空調装置用風量制御モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】風量制御モジュールを構成する際、ヒートシンクに対してベースハウジングを容易に取り付け可能とする。
【解決手段】ベースハウジング34の挿入開口6近傍には、ヒートシンク32を堰止するための爪部46、48、50、52が突出形成されている。一方、ヒートシンク32には、爪部46、48、50、52の位置に対応する位置に係止用突起38、40、42、44が形成されており、前記爪部46、48、50、52の返し部54は、これら係止用突起38、40、42、44を堰止する。これにより、ヒートシンク32にベースハウジング34が取り付けられる。なお、ヒートシンク32には、爪部46、48、50、52の近傍に配設されるとともに、該爪部46、48、50、52に比して高さ方向の寸法が大きな保護用突起56、58、60、62が形成されている。この保護用突起56、58、60、62により、爪部46、48、50、52が折損することが防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置を構成するブロアの回転数を制御する車両用空調装置用風量制御モジュールに関する。
車両用空調装置は、ブロアユニットと冷却・加熱ユニットとを含み、ブロアユニットのブロアからの送気風を、冷却・加熱ユニットのエバポレータ及びヒータによって温度調整した上で、空調風として車室に導出する構成となっている。
前記ブロアは、モータを介して回転付勢される。ここで、特許文献1に記載されるように、このモータの回転数は、車両用空調装置用風量制御モジュール(以下、単に風量制御モジュールともいう)によって制御される。
この種の風量制御モジュールとしては、図7及び図8に示されるものが従来から知られている。この風量制御モジュール1は、制御回路が形成された回路基板2と、該回路基板2が取り付けられたヒートシンク3と、該ヒートシンク3における前記回路基板2が取り付けられた部位(以下、基板装着部位と表記し、その参照符号を4とする)を囲繞するベースハウジング5とを有する。
ベースハウジング5は、一般的に樹脂材からなり、その一端部には、ヒートシンク3を挿入するための挿入開口6が形成されている。一方、ヒートシンク3は、前記挿入開口6よりも幅広の堰止部7を有し、この堰止部7がベースハウジング5の挿入開口6の近傍に堰止されることにより、ヒートシンク3は、堰止部7よりも下方の基板装着部位4のみが挿入され、且つフィン8が突出するようにベースハウジング5に収容される(図8参照)。
基板装着部位4には、互いに平行に延在する1組の平行支持板9、10(図7参照)が形成されており、前記回路基板2は、これら平行支持板9、10に堅牢に装着されている。基板装着部位4がベースハウジング5に収容されると、回路基板2に接合された4本の端子11〜14は、ベースハウジング5の端子保護部36の内部に突出する。なお、図7において、端子11、12同士、端子13、14同士は互いに重なって図示されている。
回路基板2には、図示しないパワートランジスタが実装されている。前記端子中の端子11、12、端子13、端子14の各々は、このパワートランジスタのドレイン電極、ゲート電極、ソース電極に電気的に接続されている。なお、図7中の参照符号15は、コンデンサである。
回路基板2には、図示しない複数個の抵抗等も実装されており、これにより、モータの回転数を制御するための制御回路をなしている。
以上の構成において、ベースハウジング5には、ネジ挿入用貫通孔16、17が形成され、一方、平行支持板9、10の近傍には、ヒートシンク3の対角線上に位置するようにネジ部18、19が設けられている。前記ネジ挿入用貫通孔16、17に通されたネジ20、21がネジ部18、19に螺合されることにより、ヒートシンク3にベースハウジング5が取り付けられる。
このように構成された風量制御モジュール1は、車両用空調装置の所定の位置に取り付けられ、且つ前記端子11〜14に対して電源が電気的に接続される。
なお、ベースハウジング5の上端面の一端は三角形状であり、他端は台形形状である。ベースハウジング5が正規の方向とは逆の方向で車両用空調装置に取り付けられようとした場合、前記三角形状の一端が車両用空調装置に干渉し、このために取り付けが不可能となる。
特開2005−289243号公報
上記したように、ヒートシンク3に対するベースハウジング5の取り付けは、ネジ20、21を介して行われる。しかしながら、この場合、ネジ20、21を位置決めする作業、及び位置決めされたネジ20、21を回転させてネジ部18、19に螺合する作業が必要となるので、煩雑である。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、ヒートシンクに対するベースハウジングの取り付けが容易であり、このために組立作業が著しく簡素化される車両用空調装置用風量制御モジュールを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両用空調装置を構成するブロアの回転数を制御する車両用空調装置用風量制御モジュールであって、
前記制御を行うための制御回路が形成された回路基板と、
前記回路基板が取り付けられるとともに、前記回路基板に発生した熱を放出するためのフィンが形成されたヒートシンクと、
前記フィンが突出するように前記ヒートシンクが挿入され、前記回路基板を囲繞するベースハウジングと、
を有し、
前記ベースハウジングにおける前記ヒートシンクを挿入する挿入開口近傍に、前記ヒートシンクを堰止する爪部が設けられ、前記ベースハウジングは、前記爪部によってのみ前記ヒートシンクに取り付けられ、
且つ前記ベースハウジング、又は前記ヒートシンクの前記フィンに、前記爪部に比して高さ方向寸法が大きい保護用突起が形成されたことを特徴とする。
本発明においては、爪部によってヒートシンクがベースハウジングに取り付けられている。このため、ヒートシンクとベースハウジングとをネジによって連結する必要がない。すなわち、ネジを位置決めする作業や、位置決めされたネジを回転させる作業を行う必要がない。しかも、ヒートシンクにベースハウジングを取り付けるためには、ベースハウジングに対してヒートシンクの基板実装部位を挿入するのみでよい。
以上のような理由から、風量制御モジュールの組立作業が格段に効率化する。
その上、この風量制御モジュールには、該爪部に比して高さ方向寸法が大きな保護用突起が存在する。従って、風量制御モジュールを車両用空調装置の構成部材の所定箇所に取り付ける際、保護用突起のみが構成部材に当接し、これにより爪部が構成部材に当接することが回避される。従って、爪部が折損する懸念や、この折損に伴ってヒートシンクがベースハウジングから脱落する懸念が払拭される。
なお、上記したように、従来技術においては、ベースハウジングの上端面が車両用空調装置の所定部位に当接することで誤組立が防止されるが、この場合、ベースハウジングの上端面を、車両用空調装置の所定部位に干渉可能な寸法として形成する必要がある。そこで、保護用突起を、車両用空調装置用風量制御モジュールを車両用空調装置に誤った方向で取り付けようとしたとき、車両用空調装置に干渉する位置に形成することが好ましい。
このような構成とすることにより、ベースハウジングの上端面を過度に長尺とする必要がなくなる。その結果、ベースハウジングの原材料の使用量が低減するので、省資源化及びコスト低廉化を図ることができる。
本発明によれば、ベースハウジングに爪部を設け、この爪部を介してヒートシンクをベースハウジングに取り付けるようにしているので、ヒートシンクとベースハウジングとをネジによって連結する必要がない。このため、ベースハウジングに対してヒートシンクの基板実装部位を挿入するのみでヒートシンクにベースハウジングを取り付けることができるので、ネジを位置決めする作業や、位置決めされたネジを回転させる作業を割愛することができる。要するに、風量制御モジュールの組立作業が格段に効率化する。
しかも、該爪部に比して高さ方向寸法が大きな保護用突起を設けているので、風量制御モジュールを車両用空調装置の構成部材の所定箇所に取り付ける際、保護用突起が構成部材に当接することで爪部が構成部材に当接することが回避される。このため、爪部が折損する懸念がない。また、ヒートシンクがベースハウジングから脱落する懸念も払拭される。
以下、本発明に係る車両用空調装置用風量制御モジュールにつき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、図7及び図8に示される構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る風量制御モジュール30の全体概略斜視図である。この風量制御モジュール30は、ヒートシンク32と、ベースハウジング34とを有する。
この中、ヒートシンク32は、図8に示されるネジ部18、19が存在しないことを除き、ヒートシンク3と同様に構成されている。すなわち、該ヒートシンク32は幅広の堰止部7を有し、この堰止部7の下方に基板装着部位4が設けられるとともに、堰止部7の上方にフィン8が形成される。そして、堰止部7よりも下方、すなわち、基板装着部位4は、ベースハウジング34の挿入開口6から挿入され、最終的に、ベースハウジング34に収容される。
ヒートシンク32の基板装着部位4にも、前記ヒートシンク3と同様に、互いに平行に延在する1組の平行支持板9、10(図7参照)が形成されており、前記回路基板2は、これら平行支持板9、10に堅牢に装着されている。基板装着部位4がベースハウジング34に収容されたとき、回路基板2に実装されたパワートランジスタのドレイン電極、ソース電極、ゲート電極に電気的に接続された端子は、ベースハウジング34の端子保護部36の内部に突出する。
一方、ヒートシンク32のフィン8は、ベースハウジング34から突出する(図1参照)。また、図1及び図2に示すように、各端から2枚目のフィン8a、8bの下端部と3枚目のフィン8c、8dの下端部の間には、それぞれ、係止用突起38、40が橋架されている。また、係止用突起38、40の各々の線対称位置には、係止用突起42、44が形成されている。
ここで、第1実施形態においては、ベースハウジング34に対して一体的に形成された4本の爪部46、48、50、52がベースハウジング34の挿入開口6の近傍で突出している。なお、これら爪部46、48、50、52は、互いに同形状に形成されており、且つ爪部50、52は、爪部46、48に対して線対称の位置に設けられている。
図2から諒解されるように、爪部46、48、50、52の各々は返し部54を有し、各返し部54は、係止用突起38、40、42、44の各々の上端面に係止されている。このようにしてヒートシンク32に形成された係止用突起38、40、42、44を爪部46、48、50、52が堰止することにより、ヒートシンク32がベースハウジング34に取り付けられる。
また、各端から2枚目に位置するフィン8a、8bには、その長手方向に沿って、爪部46、48、50、52に比して高さ方向寸法が大きな保護用突起56、58、60、62が突出形成されている。これら保護用突起56、58、60、62の各々と爪部46、48、50、52との間には、若干のクリアランスが形成される。
第1実施形態に係る風量制御モジュール30は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
この風量制御モジュール30を組み立てる際には、ヒートシンク32の基板装着部位4がベースハウジング34に挿入される。このとき、爪部46、48、50、52は、返し部54が係止用突起38、40、42、44に押圧されることによって拡開する方向に撓む。上記したように、爪部46、48、50、52は、樹脂材製のベースハウジング34と一体的に形成されているため、可撓性を示すからである。
爪部46、48、50、52は、係止用突起38、40、42、44が返し部54を通過すると、その弾性によって元の位置に復帰する。これにより、返し部54が係止用突起38、40、42、44の上端面に当接し、その結果、係止用突起38、40、42、44が爪部46、48、50、52で堰止され、ヒートシンク32がベースハウジング34に取り付けられるに至る。従って、この場合、ネジを螺合する必要は特にない。
このように、第1実施形態においては、ヒートシンク32の基板装着部位4をベースハウジング34に挿入するという簡素な作業を行うことのみで、ヒートシンク32に対してベースハウジング34を容易に取り付けることができる。このため、ネジを位置決めした後に螺合するという煩雑な作業を行う必要がない。
作製された風量制御モジュール30は、次に、図3に示すように、車両用空調装置の構成部材70の所定箇所に取り付けられる。
ここで、保護用突起56、58、60、62が存在しない場合、爪部46、48、50、52が露呈した状態であるため、仮に、爪部46、48、50、52が車両用空調装置の構成部材70に当接するような事態が発生した場合、該爪部46、48、50、52が折損する懸念がある。
しかしながら、第1実施形態では、爪部46、48、50、52の近傍に、該爪部46、48、50、52に比して高さ方向寸法が大きな保護用突起56、58、60、62がそれぞれ形成されている。このため、車両用空調装置の構成部材70に対しては保護用突起56、58、60、62のみが当接し、爪部46、48、50、52は当接しない。このため、爪部46、48、50、52が折損する懸念が払拭され、必然的に、ベースハウジング34からヒートシンク32が脱落する懸念も払拭される。
なお、図3は、ベースハウジング34が正規方向に向けられた状態で車両用空調装置に取り付けられる場合を示しているが、ベースハウジング34が反対方向、換言すれば、誤った方向に向けられた状態で取り付けられようとする場合、図4に示すように、保護用突起56、58、60、62が車両用空調装置の構成部材70に干渉する。従って、風量制御モジュール30を車両用空調装置に取り付けることができなくなり、結局、いわゆる誤組立が防止される。
以上から諒解されるように、保護用突起56、58、60、62が存在しない場合、図4に示すようにベースハウジング34を誤った方向に向けた状態で風量制御モジュール30を構成部材70に取り付けようとすると、爪部46、48、50、52が構成部材70に当接して折損する懸念がある。しかしながら、上記したように、構成部材70に対しては保護用突起56、58、60、62が先ず当接するので、ヒートシンク32がそれ以上挿入されることが不可能となる。従って、爪部46、48、50、52が構成部材70に当接することはなく、結局、爪部46、48、50、52が折損する懸念もない。
また、このため、ベースハウジング34の上端面を、風量制御モジュール30が誤った方向で取り付けられようとするときには車両用空調装置の構成部材70の所定部位、例えば、リブ72に干渉するまで延在するような寸法とする必要がない。このため、ベースハウジング34を成形する際、原材料樹脂の使用量を低減し得るので、省資源となるとともにコスト的に有利となる。
なお、保護用突起は、ベースハウジング34と一体的に設けるようにしてもよい。以下、この場合を第2実施形態として説明する。
図5は、第2実施形態に係る風量制御モジュール80の全体概略斜視図である。この風量制御モジュール80は、第1実施形態におけるフィン8a、8bに形成された保護用突起56、58、60、62に代替し、ベースハウジング34の爪部46、48、50、52の近傍に保護用突起82、84、86、88が形成されていることを除いて第1実施形態に係る風量制御モジュール30と同様に構成されている。従って、第1実施形態に係る風量制御モジュール30の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この場合、図5及び図6に示すように、保護用突起82、84、86、88は、各端から2枚目のフィン8a、8bの近傍に配設されている。なお、保護用突起82、84、86、88と爪部46、48、50、52との間には若干のクリアランスが形成されており、このため、保護用突起82、84、86、88によって爪部46、48、50、52の可撓性が低下することはない。
勿論、第2実施形態においても、保護用突起82、84、86、88の高さ方向寸法は爪部46、48、50、52に比して大きい。従って、第1実施形態と同様に、風量制御モジュール80を車両用空調装置の構成部材70に取り付ける場合、保護用突起82、84、86、88のみが構成部材70に当接し、爪部46、48、50、52が当接することはない。勿論、このため、爪部46、48、50、52が折損する懸念や、ベースハウジング34からヒートシンク32が脱落する懸念が払拭される。
また、この保護用突起82、84、86、88も、風量制御モジュール80が誤った方向を向いた状態で取り付けられようとするときには、図4と同様に、構成部材70に干渉する。すなわち、保護用突起82、84、86、88が存在することにより、誤組立が有効に防止される。
要するに、保護用突起82、84、86、88が存在しない場合、ベースハウジング34が正規方向であっても所定位置から偏倚した状態、ないしベースハウジング34を誤った方向に向けた状態で構成部材70に取り付けようとすると、爪部46、48、50、52が構成部材70に当接して折損する懸念がある。しかしながら、第2実施形態においても、構成部材70に対して保護用突起82、84、86、88が先ず当接し、これによりヒートシンク32がそれ以上挿入されることが不可能となる。従って、爪部46、48、50、52が構成部材70に当接することはなく、当然に、爪部46、48、50、52が折損する懸念もない。
なお、上記した第1実施形態及び第2実施形態においては、風量制御モジュール30が誤った方向で取り付けられようとするとき、車両用空調装置の構成部材70に保護用突起56、58、60、62又は保護用突起82、84、86、88が干渉することで誤組立を防止するようにしているが、例えば、ベースハウジング34の上端面を、前記構成部材70の所定部位(例えば、リブ72)に干渉するような寸法まで延在させるようにしてもよいことは勿論である。
本発明の第1実施形態に係る風量制御モジュールの全体概略斜視図である。 図1の風量制御モジュールの要部拡大一部縦断面図である。 車両用空調装置の構成部材の所定箇所に対し、図1の風量制御モジュールを正規方向で取り付けている状態を示す一部縦断面平面図である。 車両用空調装置の構成部材の所定箇所に対し、図1の風量制御モジュールを誤った方向で取り付けている状態を示す一部縦断面平面図である。 本発明の第2実施形態に係る風量制御モジュールの全体概略斜視図である。 図5の風量制御モジュールの要部拡大一部縦断面図である。 従来技術に係る風量制御モジュールの分解平面図である。 図7の風量制御モジュールの全体概略斜視図である。
符号の説明
1、30、80…車両用空調装置用風量制御モジュール
2…回路基板 3、32…ヒートシンク
4…基板装着部位 5、34…ベースハウジング
6…挿入開口 8、8a〜8d…フィン
38、40、42、44…係止用突起 46、48、50、52…爪部
54…返し部
56、58、60、62、82、84、86、88…保護用突起
70…構成部材 72…リブ

Claims (2)

  1. 車両用空調装置を構成するブロアの回転数を制御する車両用空調装置用風量制御モジュールであって、
    前記制御を行うための制御回路が形成された回路基板と、
    前記回路基板が取り付けられるとともに、前記回路基板に発生した熱を放出するためのフィンが形成されたヒートシンクと、
    前記フィンが突出するように前記ヒートシンクが挿入され、前記回路基板を囲繞するベースハウジングと、
    を有し、
    前記ベースハウジングにおける前記ヒートシンクを挿入する挿入開口近傍に、前記ヒートシンクを堰止する爪部が設けられ、前記ベースハウジングは、前記爪部によってのみ前記ヒートシンクに取り付けられ、
    且つ前記ベースハウジング、又は前記ヒートシンクの前記フィンに、前記爪部に比して高さ方向寸法が大きい保護用突起が形成されたことを特徴とする車両用空調装置用風量制御モジュール。
  2. 請求項1記載の車両用空調装置用風量制御モジュールにおいて、前記保護用突起は、当該車両用空調装置用風量制御モジュールを車両用空調装置に誤った方向で取り付けようとしたときに前記車両用空調装置に干渉する位置に形成されていることを特徴とする車両用空調装置用風量制御モジュール。
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