JP2012003034A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃トナー容器の適切な交換時期を検出することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置50は、重量検知センサ12、およびCPU40(通知制御手段、重量算出手段、および満杯量補正手段)を備える。CPU40は、画像形成数を含む画像形成履歴情報に基づいて廃トナー容器内のトナーの重量を算出する。また、CPU40は、重量検知センサ12が検出した廃トナー容器内のトナー重量が準満杯量に達したときに、重量検知センサ12の検出値とCPU40の算出値とを比較し、その比較結果に基づいて設定される補正値によって満杯状態時の重量値を補正する。
【選択図】図5

Description

この発明は、転写工程後に像担持体の表面に残留したトナーを回収して収容するための廃トナー容器を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムや転写ベルト等の像担持体の表面に静電潜像が形成され、続いて、トナー像が形成され、その後にトナー像が像担持体から用紙に転写される。そして、用紙に転写されずに像担持体の表面に残留したトナーはクリーニングユニット等を介して廃トナー容器内に回収され保管される。
画像形成枚数が増えてくると、廃トナー容器内の廃トナーの量が増加し、やがて廃トナー容器が満杯となる。廃トナー容器が満杯になった状態でさらに廃トナーを回収すると廃トナーが廃トナー容器から溢れる等の不都合があるため、従来の画像形成装置では、廃トナー容器が満杯になると使用禁止になり、ユーザに対して廃トナー容器の交換を促すアラームを発していた。
そのような画像形成装置の中には、画像形成装置が使用禁止になる前に廃トナー容器の交換を円滑に行うために、廃トナー容器の交換時期が近くなったときにもアラームを出すように構成された画像形成装置が存在する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−101667号公報
しかしながら、上述の特許文献1を含む従来技術では、廃トナー容器内の廃トナーの量の検出を正確に行うことができないことがあった。例えば、廃トナー容器の下にばねを設置して廃トナーの重量を検出する構成では、ばねの精度のバラツキやトナーの偏りがある場合に正確な重量を検出できないことがあった。また、画像形成枚数等の画像形成情報に基づいて廃トナー容器内の廃トナーの量を検出する場合には、カラー印刷およびモノクロ印刷の使用頻度、印刷濃度、および印刷される画像の種類等に応じて、同じ画像形成枚数でも発生する廃トナーの量が異なることがあった。
この結果、廃トナー容器の適切な交換時期を検出することが困難になり、廃トナー容器から廃トナーが溢れたり、廃トナー容器内にまだ十分な空きがあるのにもかかわらず廃トナー容器の交換をしてしまったりすることがあった。
この発明の目的は、廃トナー容器の適切な交換時期を検出することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明に係る画像形成装置は、転写工程後に像担持体の表面に残留したトナーを回収して収容するための廃トナー容器を有する。この画像形成装置は、重量検出手段、通知制御手段、重量算出手段、および満杯量補正手段を備える。
重量検出手段は、廃トナー容器から作用する力の大きさに基づいて廃トナー容器内のトナーの重量を検出する。通知制御手段は、重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が予め設定された満杯量に達したとき、および、重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が予め設定された準満杯量であって満杯量よりも小さい準満杯量に達したときに、ユーザにその旨の通知を行う。
重量算出手段は、画像形成数を含む画像形成履歴情報に基づいて廃トナー容器内のトナーの重量を算出する。満杯量補正手段は、重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が準満杯量に達したときに、重量検出手段の検出値と重量算出手段の算出値とを比較し、その比較結果に基づいて設定される補正値によって満杯量の値を補正する。
ここで、満杯量補正手段が設定する補正量は、重量検出手段の検出値と重量算出手段の算出値との差に相当する値が挙げられる。満杯量補正手段は、例えば、重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が準満杯量に達した場合において、重量検出手段の検出値が重量算出手段の算出値よりも大きいときに満杯量に補正値を加算する。
この構成においては、重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が準満杯量に達したときに、重量検出手段の検出値の他に重量算出手段の算出値を参照して満杯量の値が補正されるため、より適正な満杯量の値が得られる。その結果、廃トナー容器内にまだ十分な空きがあるのにもかかわらず廃トナー容器の交換アラームが発生して画像形成装置が使用禁止になるといった不具合の発生が防止される。
この発明によれば、廃トナー容器の適切な交換時期を検出することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略を示すブロック図である。 画像形成履歴情報と廃トナー量の関係を示す図である。 画像形成装置の廃トナーの満杯検知処理の動作手順を示すフローチャートである。 廃トナーの満杯状態および準満杯状態を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置50の概略を示す図である。画像形成装置50は、外部から伝達された画像データに応じて、所定の用紙(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するもので、画像形成部82および原稿読取部58を備えている。
画像形成部82は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のカラー画像をそれぞれ形成する4つ画像形成ステーションを備える。各画像形成ステーションは、現像器91、感光体ドラム90、クリーナユニット93、および帯電器92を備える。
画像形成部82はさらに、光走査装置88、中間転写ベルトユニット95、定着ユニット74、給紙カセット71、第1の排紙トレイ80、第2の排紙トレイ100、および用紙の搬送方向を切り換えるための複数のフラッパ(図示省略)等を備える。
画像形成部82の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台54が設けられ、原稿載置台54の上側には自動原稿処理装置56が取り付けられている。自動原稿処理装置56は、原稿載置台54の上に自動で原稿を搬送する。また自動原稿処理装置56は回動自在に構成され、原稿載置台54の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
帯電器92は、感光体ドラム90の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図3に示すような非接触型帯電器の他に、ローラやブラシ等の接触型の帯電器が用いられることもある。
光走査装置88は、入力された画像データに基づいて各感光体ドラム90の表面に静電潜像を形成するように構成される。
各現像器91は対応する感光体ドラム90上に形成された静電潜像を4色のトナーにより顕像化するものである。またクリーナユニット93は、転写処理後における感光体ドラム90上の表面に残留したトナーを除去および回収する。
感光体ドラム90の上方に配置されている中間転写ベルトユニット95は、中間転写ベルト94、中間転写ベルト駆動ローラ85、中間転写ベルト従動ローラ84、4つの中間転写ローラ96、および中間転写ベルトクリーニングユニット86を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ85、中間転写ベルト従動ローラ84、および中間転写ローラ96は、中間転写ベルト94を張架するように構成される。また、各中間転写ローラ96は、対応する感光体ドラム90のトナー像を、中間転写ベルト94上に転写するように構成される。
中間転写ベルト94は、各感光体ドラム90に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム90に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト94に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト94上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト94は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム90から中間転写ベルト94へのトナー像の転写の際に、中間転写ローラ96には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ96は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト94に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシ形状の転写電極なども用いることが可能である。
上述の様に各感光体ドラム90上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト94で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト94の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト94の接触位置に配置される二次転写ローラ87によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト94と二次転写ローラ87は所定ニップで圧接されると共に、二次転写ローラ87にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、二次転写ローラ87は上記ニップを定常的に得るために、二次転写ローラ87もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ85の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム90に接触することにより中間転写ベルト94に付着したトナー、もしくは二次転写ローラ87によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト94上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット86によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット86には、中間転写ベルト94に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト94は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ84で支持されている。
給紙カセット71は、画像形成に使用する用紙(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、画像形成部82の光走査装置88の下側に設けられている。また手差し給紙カセット78にも画像形成に使用する用紙を置くことができる。
なお、第1の排紙トレイ80は、画像形成部82の上方に設けられており、印刷済みの用紙を印刷面が下になった状態で集積するように構成される。一方で、第2の排紙トレイ100は、画像形成装置50の筐体の外側に配置されており、印刷済みの用紙を印刷面が上になった状態で集積するように構成される。
また画像形成部82には、給紙カセット71および手差し給紙カセット78の用紙を二次転写ローラ87や定着ユニット74を経由させて第1の排紙トレイ80または第2の排紙トレイ100に送るための、略垂直形状の用紙搬送路77が設けられている。給紙カセット71ないし手差し給紙カセット78から第1の排紙トレイ80および第2の排紙トレイ100までの用紙搬送路77の近傍には、ピックアップローラ73,75、複数の搬送ローラ62,64,66,68、レジストローラ79、二次転写ローラ87、定着ユニット74等が配されている。
搬送ローラ62,64,66,68は、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路77に沿って複数設けられている。またピックアップローラ73は、給紙カセット71の端部近傍に備えられ、給紙カセット71から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路77に供給する。同様にまたピックアップローラ75は、手差し給紙カセット78の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット78から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路77に供給する。
また、レジストローラ79は、用紙搬送路77を搬送されている用紙を一旦保持するものである。そして、感光体ドラム90上のトナー像の先端と用紙の先端を合わせるタイミングで用紙を二次転写ローラ87に搬送する機能を有している。
定着ユニット74は、ヒートローラ72および加圧ローラ76を備えており、ヒートローラ72および加圧ローラ76は、用紙を挟んで回転するようになっている。またヒートローラ72は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されている。ヒートローラ72は、加圧ローラ76とともにトナーを用紙に熱圧着することにより、用紙に転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、用紙に対して熱定着させる機能を有している。またヒートローラ72を外部から加熱するための外部加熱ベルト70が設けられている。
次に用紙搬送経路を詳細に説明する。上述のように、画像形成装置には予め用紙を収納する給紙カセット71、および手差し給紙カセット78が設けられている。これら給紙カセット71,78から用紙を給紙するために、各々ピックアップローラ73,75が配置され、用紙を1枚ずつ搬送路77に導くようになっている。
各給紙カセット71,78から搬送される用紙は用紙搬送路77の搬送ローラ62によってレジストローラ79まで搬送される。そして用紙はその先端と中間転写ベルト94上の画像情報の先端を整合するタイミングで二次転写ローラ87に搬送され、用紙上に画像情報が書き込まれる。その後、用紙は定着ユニット74を通過することによって用紙上の未定着トナーが熱で溶融固着され、その後に配された搬送ローラ68を経て第1の排紙トレイ80または第2の排紙トレイ100上に排出される。
上記の搬送経路は、用紙に対する片面印刷のときのものである。これに対して両面印刷の時は、上記のように片面印刷が終了し定着ユニット74を通過した用紙の後端が最終の搬送ローラ68で把持させる。その後、搬送ローラ68が逆回転させ、フラッパ(図示省略)の位置を切り換えることによって、用紙を搬送ローラ66および64が配置された帰還搬送路に用紙を導く。用紙は、帰還搬送路からレジストローラ79を経て中間転写ベルト94との接触位置に至り、そこで裏面に印刷が行われる。用紙は、その後、第1の排紙トレイ80に排出される。
上述の構成において、クリーナユニット93によって回収された感光体ドラム90上の残留トナーや、中間転写ベルトクリーニングユニット86によって回収された中間転写ベルト94上の残留トナーは、スクリュ等を有する搬送部を介して、廃トナー容器10(図示省略)内に回収され保管される。
図2は、画像形成装置50の概略を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置50は、ROM42、RAM44、操作パネル46、およびCPU40を備える。ROM42は、画像形成装置50の動作に必要な複数のプログラムを格納する。RAM44は、CPU40が直接アクセス可能な揮発性のメモリである。操作パネル46は、ユーザからの入力操作を受け付ける複数の操作キーを備えるとともに、ユーザに対して必要な情報を表示するための表示部48を備えている。CPU40は、ROM42に格納されたプログラムに基づいて、画像形成装置50内の各部の動作を統括的に制御するように構成される。
さらに、CPU40は、重量検知センサ12に接続されている。重量検出センサ12は、廃トナー容器10の下方に配置されており、廃トナー容器10から作用する力の大きさに基づいて廃トナー容器10の重量を検出するように構成される。
この実施形態では、重量検知センサ12が検出した値のみによって廃トナー容器10内の廃トナーの満杯状態および準満杯状態を検出するような従来の手法を使用していない。ここでは、重量検知センサ12が検出した値とともに、画像形成枚数等を含む画像形成履歴情報から算出した近似曲線から把握される重量を参照することによって、廃トナー容器10内の廃トナーの満杯状態および準満杯状態を検出している。なお、ここで、満杯状態とは、廃トナーが満杯となり廃トナー容器の交換が終わるまでは画像形成処理ができない状態をいい、準満杯状態とは、廃トナーが満杯状態の70〜80%程度まで溜まっておりユーザに対して交換時期を知らせるのが好ましい状態をいう。
続いて、図3(A)および図3(B)を用いて、画像形成枚数等を含む画像形成履歴情報から近似曲線および近似直線を得る例を説明する。図3(A)では、横軸に画像形成枚数、縦軸に廃トナーの重量を示している。一方で、図3(B)では、横軸に画像形成枚数等によって得られる変換値、縦軸に廃トナーの重量を示している。
廃トナーの重量は、画像形成枚数の他に、画像形成モード(カラー/モノクロ、濃度等)、転写効率、帯電率によって量が変化してしまう。そこで、この実施形態では、この画像形成枚数(x)、画像形成モード(y)、転写効率(z)、帯電率(w)の4つのパラメータをもったものを変換率(X)と定義し、この変換率(X)を用いて画像形成枚数と廃トナーの重量との対応関係を示す近似曲線20および近似直線22を設定し、これらの近似曲線20および近似直線22に基づいて準満杯状態におけるシステム的検知による重量を算出している。
この変換率(X)は、例えば、AX=ax+by+cz+dw(A、a、b、c、dは定数)の式で表される。この変換率(X)を横軸にして整理すると、図3(b)のような近似曲線20および近似直線22を求めることができる。
ここで、この近似直線22を求める際には、廃トナー容器10の廃トナーの量が所定量(例えば、容器容量の20%)に達していない範囲を取り除くことが好ましい。その理由は、廃トナーの量が所定レベルに達していない領域19では、廃トナー容器10自身の重量誤差や重量検知センサ12のばね荷重の誤差の影響が比較的大きく現れ易いからである。このため、廃トナー容器10内に、廃トナー容器10内の廃トナー量が所定量(例えば、容器容量の20%)に達したことを検出する廃トナー検出センサを設けることが好ましい。
また、廃トナー容器10内の廃トナーの山が振動等により崩れることで、重量に誤差が生じることがあるため、図3(A)に示す画像形成枚数と廃トナー重量の関係を示す曲線が大きく凹凸している箇所18も同様に近似曲線20および近似直線22を求める際に除外することが好ましい。このようにして、画像形成枚数等を含む画像形成履歴情報からシステム的に求めた近似直線22により算出される重量を、準満杯状態時に参照することにより、従来よりも精度の良い満杯状態検知を実現させている。
図4は、画像形成装置50における廃トナー容器10の満杯検知処理におけるCPU40の動作手順を示すフローチャートである。まず、CPU40は、重量検知センサ12の検出値が予め設定された準満杯状態に相当する重量値になるまで待機している(S1)。
S1の待機ステップにおいて、重量検知センサ12の検出値が予め設定された準満杯状態に相当する重量値に到達したときは、CPU40は、廃トナー容器10が準満杯状態になったことを表示部48に表示させる(S2)。
続いて、CPU40は、重量検知センサ12の検出値が、図3(B)で示す近似直線22から得られる算出値を超えているか否かを判断する(S3)。S3の判断ステップにおいて、上記検出値が上記算出値を超えている場合には、CPU40は、満杯状態を示す重量値に対して適用すべき補正値を算出する(S4)。この実施形態では、図5(A)に示すように、準満杯状態に達した際に、重量検知センサ12が示す重量値と、上記算出値とを比較し、重量検知センサ12が示す重量値から上記算出値を減じた値を補正値14としている。なお、図5(A)〜図5(C)において、符号16で示す領域は、重量検知センサ12の重量検知による誤差範囲を示している。
その後、CPU40は、重量検知センサ12の検出値が、本来の満杯状態を示す重量値に達するまで待機する(S5)。そして、重量検知センサ12の検出値が、本来の満杯状態を示す重量値に達しても、CPU40は、廃トナー容器10を交換する旨のアラームを出したり、画像形成装置50を使用禁止状態にしたりしない。
このとき、CPU40は、図5(B)に示すように、本来の満杯状態を示す重量値に補正値14を加算した補正後の重量値を算出する(S6)。続いて、CPU40は、重量検知センサ12の検出値が、S6のステップにて算出した補正後の重量値に達するまで待機する(S7)。そして、重量検知センサ12の検出値が、補正後の重量値に達したときには、CPU40は、廃トナー容器10を交換する旨のアラームを表示部48に表示させ、画像形成装置50を使用禁止状態にする(S8)。
上述のS3の判断ステップにおいて、上記検出値が上記算出値を超えていない場合には、CPU40は、S4〜S7で説明した本来の満杯状態を示す重量値に補正値14を加算する工程を省略し、重量検知センサ12の検出値が、本来の満杯状態を示す重量値に達したときに廃トナー容器10を交換する旨のアラームを表示部48に表示させ、画像形成装置50を使用禁止状態にする(S9およびS8)。
以上の実施形態によれば、廃トナー容器の廃トナーの充填率の増加が可能となる。その結果、図5(C)に示す重量検知センサ12の検出値のみを参照する構成に比較して、ユーザが廃トナー容器の交換連絡をする回数が減るとともに、サービスマンが出向し、廃トナー容器10を交換する手間を減らすことも可能になる。
上述の実施形態では、表示部48を介してアラーム等をユーザに通知する例を説明したが、ユーザに対して音声通知等をする構成を採用することも可能である。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−廃トナー容器
12−重量検知センサ
40−CPU
42−ROM
44−RAM
46−操作パネル
48−表示部

Claims (3)

  1. 転写工程後に像担持体の表面に残留したトナーを回収して収容するための廃トナー容器を有する画像形成装置であって、
    廃トナー容器から作用する力の大きさに基づいて廃トナー容器内のトナーの重量を検出する重量検出手段と、
    前記重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が予め設定された満杯量に達したとき、および、前記重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が予め設定された準満杯量であって前記満杯量よりも小さい準満杯量に達したときに、ユーザにその旨の通知を行う通知制御手段と、
    画像形成数を含む画像形成履歴情報に基づいて廃トナー容器内のトナーの重量を算出する重量算出手段と、
    前記重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が前記準満杯量に達したときに、前記重量検出手段の検出値と前記重量算出手段の算出値とを比較し、その比較結果に基づいて設定される補正値によって前記満杯量の値を補正する満杯量補正手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記満杯量補正手段が設定する補正量は、前記重量検出手段の検出値と前記重量算出手段の算出値との差に相当する値であり、
    前記満杯量補正手段は、前記重量検出手段が検出した廃トナー容器内のトナー重量が前記準満杯量に達した場合において前記重量検出手段の検出値が前記重量算出手段の算出値よりも大きいときに前記満杯量に前記補正値を加算する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記廃トナー容器内の廃トナー量が所定量に達したことを検出する廃トナー検出手段をさらに備え、
    前記重量算出手段は、画像形成数を含む画像形成履歴情報と廃トナー容器内のトナーの重量との対応関係を示すグラフを作成する際に、前記廃トナー容器内の廃トナー量が所定量に達する前の情報を考慮しない請求項1または2に記載の画像形成装置。
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