JP2012001092A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノブを用いた操舵に対して適切な操舵反力を付与することができる車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】操舵部材10と後輪(転舵輪)との間の機械的な連結が断たれた車両用操舵装置9である。操舵部材10のホイール52の芯金54に固定されたノブ支軸56が、軸受62を介してノブ51を回転可能に支持する。ノブ反力アクチュエータ12が、ノブ支軸56に固定されたステータ59と、ノブ51の内周51aと同伴回転するロータ60とを有する電動モータである。ノブ中心C3周りのノブ51の回転に対して、そのノブ回転角に応じた適切な操舵反力を付与するように反力アクチュエータ12を反力制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は車両用操舵装置に関するものである。
ハンドルと転舵輪との間の機械的な連結が断たれた、いわゆるステアバイワイヤシステムにおいて、ハンドルの位置(ハンドルホイールの周方向に関するノブの位置)とタイヤ切れ角とのズレを補正する車両用のハンドル位置補正装置が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
また、ハンドルやノブに接触を検知するセンサを設け、運転者がハンドルやノブを握ったときのみ、パワーステアリング用の電動モータを作動させる産業車両用のパワーステアリング装置が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
また、運転者がステアリングホイールを把持する手の位置をカメラにより検出し、運転者の手の位置に応じて、ステアリングホイールの操舵反力を補正する、ステアバイワイヤ式の操舵装置が提案されている(例えば特許文献3を参照)。
特許第3991632号公報(明細書の第66段落〜第69段落。図6、図8)。 実開昭63−37381号公報(図1、図4) 特開2007−253640号公報(図5、図6)
一般に、フォークリフト等の荷役車両や障害者用の車両では、片手でハンドル(ステアリングホイール)操作ができるように、ハンドル上に回転可能なノブが設けられている。例えば、荷役車両では、運転者は、右手で荷役作業のためのレバー操作をしながら、左手でノブを把持してハンドル操作を行う。
運転者がハンドルとノブを頻繁に持ち替えて操作する場合もあり、その場合、持ち替えに拘らず適切な操舵反力の付与が望まれる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の第1の目的は、ノブを用いた操舵に対して適切な操舵反力を付与することができる車両用操舵装置を提供することである。また、本発明の第2の目的は、ノブを用いた操舵と操舵部材のホイールを用いた操舵とが切り換えられる場合にも適切な操舵反力を付与することができる車両用操舵装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵部材(10)を回転操作するためのノブ(51)であって、ノブ中心(C3)を有し、上記操舵部材によって上記ノブ中心周りに回転可能に支持されたノブと、上記ノブの回転に反力を付与するノブ反力アクチュエータ(12;84)と、を備える車両用操舵装置(9)を提供する(請求項1)。本発明によれば、ノブを持って操舵部材を操作するとき、操舵部材の回転に応じてノブが上記ノブ中心周りに回転(自転)する。そのノブの回転(自転)に対してノブ反力アクチュエータが反力を与えるので、ノブを用いた操舵に対して適切な操舵反力を付与することができる。
また、上記ノブ反力アクチュエータは、電動モータを含み、上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する反力制御を実行する制御手段(100)を備える場合がある(請求項2)。この場合、ノブに与える反力を適切に制御することができる。
また、上記ノブ中心周りの上記ノブの位置を検出するノブ位置検出手段(71)を備え、上記制御手段は、上記ノブ位置検出手段により検出された上記ノブ中心周りの上記ノブの位置に応じて、上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する場合がある(請求項3)。運転者がノブを握って操舵部材を回転させるとき、ノブは操舵部材に対して、操舵部材の回転方向とは逆方向に、操舵部材の回転角(操舵角θH )と等しい角度(ノブ回転角θN )で上記ノブ中心周りに回転(自転)することになる。したがって、上記検出されたノブの位置(ノブ回転角θN )に応じて反力を付与することにより、操舵角に応じて反力を付与することが可能となる。例えば操舵角に比例する反力をノブに付与するようにしてもよい。
また、上記ノブ中心周りの上記ノブの回転速度(θN ’)を検出するノブ回転速度検出手段(102)を備え、上記制御手段は、上記ノブ回転速度検出手段により検出されたノブの回転速度に応じて、上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する場合がある(請求項4)。ノブの回転速度が大きいと、操舵部材の回転速度が大きくなるので、遠心力で車両が振られ、車両の挙動が不安定になるおそれがある。これに対して、本発明では、操舵部材の回転速度に相当するノブの回転(自転)速度に応じた反力を付与するので、車両挙動を安定させることができる。ノブを操作する運転者の手首の角度が一定の場合、ノブの回転速度と操舵部材の回転速度は略等しくなる。したがって、ノブ回転速度検出手段は、操舵部材の回転速度に基づいてノブの回転速度を検出するものであってもよい。
また、上記ノブが把持されたことを検出する把持検出手段(75)を備え、上記制御手段は、把持検出手段によって上記ノブの把持が検出されることを条件として、ノブ反力アクチュエータの反力制御を実行する場合がある(請求項5)。この場合、ノブを持って操舵が行われるときに、確実にノブに反力を与えることができる。
また、上記ホイールの回転に反力を付与するホイール反力アクチュエータ(13)を備え、上記制御手段は、上記ノブ反力アクチュエータの反力制御を実行するか否かに拘らず、上記ホイール反力アクチュエータの反力制御を実行する場合がある(請求項6)。この場合、運転者がノブを持って操舵するか否かに拘らず、すなわち、ノブ反力アクチュエータの反力制御を実行するか否かに拘らず、ベースとしてホイールの回転に適切な反力が付与されている。したがって、従来の操舵フィーリングに慣れている運転者に違和感を与えることを抑制することができる。
また、上記操舵部材の上記ホイールに固定され、上記ノブを支持するノブ支持部(86)を備え、上記ノブ反力アクチュエータは、上記ノブ支持部と上記ノブとの間に介在し、上記ノブ中心周りの上記ノブの回転に粘性抵抗による反力を付与可能な回転ダンパ(84)である場合がある(請求項7)。この場合、ノブの回転(自転)に粘性抵抗を付与することができる。すなわち、制御を必要とせず、ノブの回転速度に応じた反力を自動的に付与することが可能となる。
また、上記ノブは、上記ノブ支持部によってノブ中心に沿う所定方向に移動可能に支持され、上記回転ダンパは上記ノブ支持部に回転可能に連結され、上記ノブに対して回転するときに粘性抵抗を生じさせるダンパ要素(98)を含み、上記ノブの上記所定方向への移動に伴って、上記ダンパ要素の回転を規制する状態と規制を解除する状態に切り換え可能なクラッチ(85)を備える場合がある(請求項8)。この場合、クラッチの働きで回転ダンパによる反力をノブに付与する状態と付与しない状態とを切り換えることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施の形態に係る車両用操舵装置が適用されたフォークリフトの概略構成を示す模式的側面図である。 フォークを昇降させる動作原理を説明するための概略図である。 操舵部材の概略正面図であり、操舵部材のホイール中心に沿って操舵部材を見た図である。 操舵部材およびノブの概略断面図である。 フォークリフトの電気的構成を示すブロック図である。 (a)はノブ回転角θN およびノブ反力TN の関係を示すマップ図であり、(b)は操舵角θH およびノブ反力TN の関係を示すマップ図である。 ECUによる主たる制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の別の実施の形態に係るノブ回転角θN およびノブ反力TN の関係を示すマップ図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るノブ回転角速度θN ’およびノブ反力TN の関係を示すマップ図である。 図9の実施の形態に係る車両用操舵装置の電気的構成の要部を示す概略ブロック図である。 図9の実施の形態において ECUによる主たる制御の流れを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の実施の形態に係る操舵部材およびノブの概略断面図である。 図12の実施の形態において、ノブを用いて操作されるときの操舵部材およびノブの概略断面図である。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の車両用操舵装置が適用されたフォークリフトの概略構成を示す模式的側面図である。図1を参照して、フォークリフト1は、車体2と、その車体2の前部に設けられた荷役装置3と、車体2の後部に設けられたカウンタウェイト4と、車体2を支持する駆動輪としての前輪5および転舵輪としての後輪6と、例えばエンジンを含む車両の駆動源7と、油圧源としての油圧ポンプ8と、後輪6を転舵するための車両用操舵装置9とを備えている。
車両用操舵装置9は、手回しハンドルである操舵部材10と転舵輪である後輪6との間の機械的な連結が断たれた、いわゆるステアバイワイヤ式の車両用操舵装置として構成されている。転舵輪として、単一の後輪6を車体2の左右方向の中央に設けてもよいし、車体2の左右にそれぞれ後輪6を設けてもよい。操舵部材10は、傾斜状のステアリングシャフト50の上端に同伴回転可能に連結されている。また、操舵部材10には、当該操舵部材10を操作するためのノブ51が、回転可能に取り付けられている。
車両用操舵装置9は、上記操舵部材10と、操舵部材10の操作に応じて転舵輪としての後輪6を転舵するための例えば電動モータからなり、制御手段としてのECU100(電子制御ユニット)によって駆動制御される転舵アクチュエータ11と、操舵部材10に回転可能に取り付けられたノブ51に反力を付与するノブ反力アクチュエータ12と、操舵部材10のホイール52にホイール反力(操舵反力)を付与するホイール反力アクチュエータ13とを備えている。本実施の形態では、ノブ反力アクチュエータ12および操舵部材反力アクチュエータ13は、それぞれ電動モータからなり、ECU100によって駆動制御される。
また、車両用操舵装置9は、操舵部材10の操舵角を検出する操舵角センサ14と、後輪6の転舵角を検出する転舵角センサ15とを備えている。転舵輪としての後輪6は、ほぼ鉛直な支持部材16によって回転可能に支持されている。その支持部材16は、車体2に保持された軸受17を介して、ほぼ鉛直な回転軸線C1の回りに回転可能に支持されている。
転舵アクチュエータ12の出力軸の回転は、伝達機構18を介して減速されて、支持部材16に伝達される。その伝達機構18は、転舵アクチュエータ12の出力軸とは同行回転する例えば駆動ギヤからなる駆動部材19と、回転軸線C1の回りに支持部材16とは同行回転可能に設けられ、上記駆動ギヤに噛み合う例えば従動ギヤからなる従動部材20とを有している。伝達機構18および転舵アクチュエータ12によって、転舵機構A1が構成されている。
図示していないが、エンジン等の駆動源7の動力は、トルクコンバータを経て、前後進切替および変速動作を行うトランスミッションに伝達され、さらに、デファレンシャルを経て左右の前輪5(駆動輪)に伝達されるようになっている。トランスミッションには、前進クラッチおよび後進クラッチが内蔵されている。
フォークリフト1は、運転座席21を含む運転室22を備えている。運転室22は、車体2上にフレーム23によって取り囲まれた状態で形成されている。
荷役装置3は、車体2によって、下端部24aを中心として傾動可能に支持された左右一対のアウターマスト24と、そのアウターマスト24によって昇降可能に支持されたインナーマスト25と、アウターマスト24によって昇降可能に支持されたリフトブラケット26と、そのリフトブラケット26に取り付けられ、荷物を積載する積載部としての左右一対のフォーク27とを備えている。
アウターマスト24の所定部と車体2の所定部との間に、チルトシリンダ28が介在している。チルトシリンダ28は、車体2の所定部に揺動可能に連結された一端を有するシリンダ本体29と、シリンダ本体29の他端から突出するロッド30とを有している。ロッド30の先端は、アウターマスト24の所定部に揺動可能に連結されている。チルトシリンダ28のロッド30の伸縮動作に伴って、アウターマスト24が、直立姿勢および傾動姿勢に変位されるようになっている。
また、アウターマスト24をガイドとしてインナーマスト25を昇降させるためのリフトシリンダ31が設けられている。リフトシリンダ31は、アウターマスト24に固定されたシリンダ本体32と、シリンダ本体32から突出するロッド33とを有している。ロッド33の先端は、インナーマスト25の所定部に設けられた取付部25aに固定されている。
リフトシリンダ31のシリンダ本体32の下部には、荷役装置3の積載荷重を検出するための荷重検出手段としての荷重センサ34が取り付けられている。荷重センサ34からの信号は、ECU100に入力されるようになっている。
運転室22の前部において、運転室22の底面22a上には、操作スタンド35が設けられており、運転室22の後部には、上記運転座席21が固定されている。
上記操作スタンド35には、運転者が手で操作するための複数の操作要素として、上記操舵部材10と、フォーク27を昇降させるための昇降操作レバー36と、アウターマスト24を揺動させるためチルト操作レバー37と、前進/後進切替レバー38とが設けられている。また、操作スタンド35には、主に後方を確認するための確認ミラー39が固定されている。また、操作スタンド35には、図示しない各種のスイッチ類が設けられている。
また、操作スタンド35の基部近傍において、運転室22の底面22a上には、運転者が足で操作するための複数の操作要素として、アクセルペダル40、ブレーキペダル41、クラッチペダル42が設けられている。アクセルペダル40、ブレーキペダル41およびクラッチペダル42は、実際には紙面に垂直な方向(車両の左右方向に相当)に横並びで並べて配置されているが、図1では、模式的に示してある。また、図1では、操作要素としての昇降操作レバー36、チルト操作レバー37、前進/後進切替レバー38のレイアウトについても、模式的に示してある。
フォーク27を昇降させる動作の原理を概念的に示す図2を参照して、インナーマスト25の上部には、スプロケット43が回転可能に支持されており、そのスプロケット43には、チェーン44が巻き掛けられている。そのチェーン44の一端44aが、アウターマスト24に設けられた固定部24bに固定され、チェーン44の他端44bが、リフトブラケット26に固定されている。これにより、リフトブラケット26およびフォーク27が、チェーン44を用いて懸架されている。
リフトシリンダ31のロッド33の伸長に伴って、インナーマスト25が上昇すると、スプロケット43がアウターマスト24の固定部24bに対して上昇し、チェーン44を介して、リフトブラケット26および積載部としてのフォーク27を上昇させる。地表面48に対するフォーク27の上昇量は、リフトシリンダ31のロッド33の伸長量の2倍となる。
積載部としてのフォーク27の高さを検出する積載部高さ検出手段としてのストロークセンサ45が設けられており、ストロークセンサ45からの信号は、ECU100に入力されるようになっている。ストロークセンサ45としてロータリエンコーダを用いるようにしてもよい。
具体的には、チェーン44の他端44bに一端が係止されたワイヤ46が、アウターマスト24に回転可能に支持されたワイヤドラム47に巻き取られており、フォーク27とともにチェーン44の他端44bが昇降すると、ワイヤ46がワイヤドラム47から巻き出されたり、巻き戻されたりする。このとき、ECU100は、ワイヤドラム47の回転数をストロークセンサ45としてのロータリエンコーダで検出し、その検出値に基づいてワイヤ46のワイヤドラム47からの巻き出し量を算出し、その算出値に基づいて、地表面48からのフォーク10の高さである積載部高さHを検出する。
図3は、操舵部材10の正面図であり、図4は操舵部材10の要部の概略側面図である。図3および図4を参照して、操舵部材10は、傾斜状のステアリングシャフト50の上端に同伴回転可能に連結されている。操舵部材10は、上記ノブ51を回転可能に支持するホイール52と、ホイール52をステアリングシャフト50の上端に連結する複数のスポーク53とを有している。
また、上記ノブ51は、操舵部材10が操舵中立位置にあるときに、ホイール52の左部に位置するように配置されている。通例、運転者は、ノブ51を握って、操舵部材10を回転操作する。ノブ51は、操舵部材10の中心軸線C2(ステアリングシャフト50の中心軸線に一致)に平行なノブ中心C3の回りに回転可能とされている。
操舵部材10のホイール52は、スポーク53と連結された環状の芯金54と、芯金54を覆う例えば合成樹脂製のカバー55とを有している。芯金54には、上記ノブ中心C3に一致する中心軸線を有するノブ支持部としてのノブ支軸56が固定されている。
ノブ51は、例えば下向きの筒状等の中空形状をなしている。すなわち、ノブ51は、筒状部57と、筒状部57の上端を閉塞する端壁58とを有している。ノブ51の内部には、上記ノブ反力アクチュエータ12が収容されている。
具体的には、ノブ反力アクチュエータ12は、ノブ支軸56の外周に固定されたステータ59と、ステータ59を取り囲み、ノブ51の内周51a(筒状部57の内周)に固定されたロータ60とを備えている。
ノブ支軸56は一端56aに大径のベース61を有し、そのベース61は、ホイール52の芯金54に固定されている。ノブ支軸56の小径の他端56bは、軸受62を介して、ノブ51を回転可能に支持している。
軸受62は、ノブ51の端壁58に設けられた軸受保持部63に保持されている。軸受62の外輪64は、軸受保持部63の一端の位置決め段部65に当接することにより、ノブ51に対する軸方向移動が規制されている。一方、軸受62の内輪66は、ノブ支軸56の他端56bの位置決め段部67に当接することにより、ノブ支軸56に対する軸方向移動が規制されている。これにより、ノブ51が、ノブ支軸56の一端56a側へ移動することが規制されている。
ノブ51の端壁58には、ノブ支軸56の他端56bの端面と対向する凹部68が設けられている。その凹部68の底に固定された可動部69と、ノブ支軸56の他端56bの端面に固定され、上記可動部69に対向する固定部70とによって、ノブ中心C3を中心とするノブ51の回転位置(ノブ回転角θN )を検出するノブ位置検出手段としてのノブ位置センサ71が構成されている。ノブ位置センサ71としては、可動部69および固定部70の間の相対回転量を検出する例えばロータリエンコーダを用いることができる。
操舵部材10のホイール52の芯金54には、ノブ中心C3を中心とする案内筒72が固定されている。ノブ51の筒状部57の内周が、案内筒72の外周に回転可能に嵌合している。その案内筒72の外周には、周溝からなる案内溝73が形成されており、ノブ51の筒状部57に貫通固定されたピン74が、案内溝73に係合している。ピン74は案内溝73に沿って案内筒72の周方向に回転可能である。また、ピン74はノブ51が案内筒72から離脱することを防止する抜け止めピンとしても機能している。
また、ノブ51の内部には、運転者がノブ51を把持したことを検出する把持検出手段として、例えば静電センサからなる把持センサ75が配置されている。運転者がノブ51を把持すると、静電容量の変化に基づいて把持センサ75がECU100へ信号を出力する。ノブ位置センサ71および把持センサ75の信号線や電動モータからなるノブ反力アクチュエータ12の電源線は、公知のスリップリング等を用いて、ノブ51外へ導出されている。
図5はフォークリフト1の主たる電気的構成を示すブロック図である。図5を参照して、ECU100には、操舵部材10の操舵角θH を検出するための操舵角センサ14、転舵輪としての後輪6の転舵角θW を検出するための転舵角センサ15、積載部としてのフォーク27の積載荷重Wを検出するための荷重検出手段としての荷重センサ34、積載部としてのフォーク27の高さである積載部高さHを検出するための積載部高さ検出手段としてのストロークセンサ45、ノブ中心C3周りのノブ回転角θN を検出するノブ位置センサ71、ノブ51の把持を検出する把持センサ75、車速Vを検出するための車速センサ76、昇降操作レバー36の位置を検出するための昇降操作レバー位置センサ77、チルト操作レバー37の位置を検出するためのチルト操作レバー位置センサ78、および前進/後進切替レバー38の切替に応じて作動する前進/後進切替スイッチ79のそれぞれから信号が入力されるようになっている。
また、ECU100から、転舵アクチュエータ12、ノブ反力アクチュエータ13、ホイール反力アクチュエータ14、油圧ポンプ8からリフトシリンダ31への作動油の供給を制御する電磁式の比例制御弁からなる昇降用制御弁80、油圧ポンプ8からチルトシリンダ28への作動油の供給を制御する電磁式の比例制御弁からなるチルト用制御弁81、前進クラッチを係合/離脱させるための油圧シリンダに作動油の供給を制御する電磁式比例制御弁からなる前進クラッチ用制御弁82、および後進クラッチを係合/離脱させるための油圧シリンダに作動油の供給を制御する電磁式比例制御弁からなる後進クラッチ用制御弁83のそれぞれに信号が出力されるようになっている。
ECU100は種々の制御を実行する。例えば、 例えば、ECU100は、昇降操作レバー位置センサ77から入力された昇降操作レバー36の位置に応じて、油圧ポンプ8からリフトシリンダ31への作動油の供給を制御する昇降用制御弁80に制御信号を出力する。
また、ECU100は、チルト操作レバー位置センサ78から入力されたチルト操作レバー37の位置に応じて、油圧ポンプ8からチルトシリンダ28への作動油の供給を制御するチルト用制御弁81に制御信号を出力する。
また、ECU100は、前進/後進切替スイッチ79が前進へ切り替えられることに応じて前進クラッチ用制御弁82に制御信号を出力し、前進クラッチを作動させるための油圧シリンダに、油圧ポンプ8からの作動油が供給されるようにする。
また、ECU100は、前進/後進切替スイッチ79が後進へ切り替えられることに応じて後進クラッチ用制御弁83に制御信号を出力し、後進クラッチを作動させるための油圧シリンダに、油圧ポンプ8からの作動油が供給されるようにする。
また、ECU100は、ノブ中心C3周りのノブ51の位置に応じた反力をノブ51に与えるためのトルクをノブ反力アクチュエータ12によって発生させるべく、ノブ位置センサ71から入力されたノブ回転角θN に基づいて、ノブ反力アクチュエータ12を駆動制御する(すなわち、ノブ反力アクチュエータ13の反力制御を実行する)場合がある。また、ECU100は、操舵部材10の操舵角θH に応じた操舵反力を操舵部材10のホイール52に与えるためのトルクをホイール反力アクチュエータ13によって発生させるべく、操舵角センサ15から入力された操舵角θH に基づいて、ホイール反力アクチュエータ13を駆動制御する(すなわち、ホイール反力アクチュエータ13を反力制御を実行する)場合がある。
具体的には、ECU100は、ノブ回転角θN とノブ反力TN との関係を、例えば図6(a)に示すノブ回転角−ノブ反力マップとして記憶している。例えば、図6(a)の例では、ノブ回転角θN に応じてノブ反力TN が比例的に増加している。また、ECU100は、操舵部材10の操舵角θH とホイール反力TH (操舵反力)との関係を、例えば図6(b)に示す操舵角−ホイール反力マップとして記憶している。
図7はECU100の主たる動作を示すフローチャートである。図7を参照して、ECU100は、まず、把持センサ75からの信号の入力があるか否かを検出し(ステップS1)、把持センサ75からの信号の入力がある場合(ステップS1にてYESの場合)には、ステップS2に進み、図6(a)に示すノブ回転角−ノブ反力マップを選択する。
次いで、ステップS3において、ノブ位置センサ71からの信号に基づいて得られたノブ回転角θN を読み込み、ステップS4において、上記読み込まれたノブ回転角θN に基づくノブ反力TN を上記選択されたノブ回転角−ノブ反力マップを用いて求め、求められたノブ反力TN を目標ノブ反力TN * に決定する。
次いで、ステップS5では、決定された目標ノブ反力TN * に基づいて、ノブ反力アクチュエータ12を駆動制御する(すなわちノブ反力アクチュエータ12の反力制御を実行する)。
次いで、ステップS6に進んで、図6(b)に示す操舵角−ホイール反力マップを選択する。次いで、ステップS7において、操舵角センサ14からの信号に基づいて得られた操舵角θH を読み込み、ステップS8において、上記読み込まれた操舵角θH に基づくホイール反力TH (操舵反力に相当)を、上記選択された操舵角−ホイール反力マップを用いて求め、求められたホイール反力TH を目標ホイール反力TH * に決定する。
次いで、ステップS9では、決定された目標ホイール反力TH * に基づいて、ホイール反力アクチュエータ13を駆動制御する(すなわちホイール反力アクチュエータ13の反力制御を実行する)。
このように、把持センサ75からの信号入力がある場合は、ノブ反力アクチュエータ12の反力制御と、ホイール反力アクチュエータ13の反力制御の双方を実行する。
一方、ステップS1において、把持センサ75からの信号の入力がない場合(ステップS1にてNOの場合)には、ステップS2〜ステップS5をジャンプして、ステップS6に進み、ステップS6〜ステップS9のホイール反力アクチュエータ13の反力制御を実行する。この場合、ノブ反力アクチュエータ12の反力制御は実行されない。
本実施の形態によれば、ノブ51を持って操舵部材10を操作するとき、操舵部材10のホイール52の回転に応じてノブ51がノブ中心C3周りに回転(自転)する。そのノブ51の回転(自転)に対してノブ反力アクチュエータ12が反力を与えるので、ノブ51を用いた操舵に対して適切な操舵反力を付与することができる。
また、上記ノブ反力アクチュエータ12が電動モータからなるので、ECU12によるノブ反力アクチュエータ12の反力制御の実行により、ノブ51に与える反力を適切に制御することができる。
また、運転者がノブ51を握って操舵部材10を回転させるとき、ノブ51は操舵部材10のホイール52に対して、ホイール52の回転方向とは逆方向に、ホイール52の回転角度(操舵角θH )と等しい角度でノブ中心C3周りに回転(自転)することになる。本実施の形態では、ノブ中心C3周りのノブ51の位置を検出するノブ位置センサ71を備え、ノブ位置センサ71により検出されたノブ中心C3周りのノブ51の位置(ノブ回転角θN )に応じて、ノブ反力アクチュエータ12による反力を制御する。これにより、ノブ回転角θN に応じた反力を、実際の路面からの反力に相当する反力として、ノブ51を介して運転者に与えることができる。
さらに、運転者がノブ51を把持せず、ホイール52を把持して操舵部材10を操作する場合がある。そのような場合には、ノブ51の位置に応じてノブ反力TN を変更する制御は不要である。そこで、ノブ51の把持が検出されるか否かに拘らず、すなわち、ノブ反力アクチュエータ12の反力制御を実行するか否かに拘らず、操舵角−ホイール反力マップを用いて、ホイール反力アクチュエータ13の反力制御を行い、ベースとしてホイール52の回転に適切な反力を付与するようにした。したがって、従来の操舵フィーリングに慣れている運転者にも違和感を与えることが少なく、運転者に操作し易くすることができる。
なお、図6(a)のノブ回転角−ノブ反力マップをノブ回転角速度θN ’および車速Vの少なくとも一方に基づいて補正するようにしてもよい。具体的には、ノブ位置センサ71から取得したノブ回転角θN を微分して得られたノブ回転角速度θN ’が小さいほど、また、車速センサ76から取得した車速Vが小さいほど、ノブ反力TN が小さくなるように、ノブ回転角−ノブ反力マップを補正する場合がある。この場合、ノブ51の操作性を向上することができる。
逆に、ノブ位置センサ71から取得したノブ回転角速度θN ’を微分して得られたノブ回転角速度θN ’が大きいほど、また、車速センサ76から取得した車速Vが大きいほど、ノブ反力TN が大きくなるように、ノブ回転角−ノブ反力マップを補正する場合がある。この場合、フォークリフト1の走行の安全性を向上することができる。
また、図6(b)の操舵角−ホイール反力マップを操舵角速度θH ’(操舵速度)および車速Vの少なくとも一方に基づいて補正するようにしてもよい。具体的には、操舵角センサ14から取得した操舵角θH を微分して得られた操舵角速度θH ’が小さいほど、また、車速センサ76から取得した車速Vが小さいほど、ホイール反力TH が小さくなるように、操舵角−ホイール反力マップを補正する場合がある。この場合、操舵部材10の操作性を向上することができる。
逆に、操舵角センサ14から取得した操舵角θH を微分して得られた操舵角速度θH ’(操舵速度)が大きいほど、また、車速センサ76から取得した車速Vが大きいほど、ホイール反力TH が大きくなるように、操舵角−ホイール反力マップを補正する場合がある。この場合、フォークリフト1の走行の安全性を向上することができる。
図6(a)の実施の形態では、ノブ回転角θN に比例するノブ反力TN を用いたが、これに代えて、図8に示すように、ノブ回転角θN に拘らず一定のノブ反力TN を用いてもよい。その場合、ノブ位置センサ71を廃止してもよい。
また、図6(a)の実施の形態において、ノブ51を操作する運転者の手首の角度が一定の場合、ノブ回転角θN と操舵角θH とは概ね一致する。また、ノブ51の回転角速度と操舵部材10のホイール52の回転速度とは略等しくなる。したがって、ノブ位置センサ51を、操舵角センサ14で代用するようにしてもよい。また、操舵角θH を微分して得られた操舵角速度θH ’(操舵速度)をノブ51の回転速度として用いてもよい。
また、図6(a),(b)の実施の形態では、ノブ51に対してノブ回転角θN に比例するノブ反力TN を付与し、操舵角θH に比例するノブ反力TN を付与したが、これに代えて、図9(a)のノブ回転角速度−ノブ反力マップに示すように、ノブ回転角速度θN ’に応じて変化する(例えば比例する)ノブ反力TN をノブ51に付与し、図9(b)の操舵角−ホイール反力マップに示すように、操舵角速度θH ’(操舵速度)に応じて変化する(例えば比例する)ホイール反力TH を操舵部材10のホイール52に付与するようにしてもよい。
図10に示すように、ECU100に、ノブ位置センサ71からの信号に基づいて得られたノブ回転角θN を微分してノブ回転角速度θN ’を演算するノブ回転角速度演算部101が設けられている。ノブ位置センサ71およびノブ回転角速度演算部101により、ノブ回転角速度検出部102が構成されている。また、操舵角センサ14からの信号に基づいて得られた操舵角θH を微分して操舵角速度θH ’(操舵速度)を検出する操舵速度演算部103が設けられている。操舵角センサ14および操舵速度演算部103により、操舵速度検出部104が構成されている。
具体的には、図11のフローチャートに示すように、ECU100は、まず、把持センサ75からの信号の入力があるか否かを検出し(ステップS11)、把持センサ75からの信号の入力がある場合(ステップS11にてYESの場合)には、ステップS2に進み、図9(a)に示すノブ回転角速度−ノブ反力マップを選択する。
次いで、ステップS13において、ノブ位置センサ71からの信号に基づいて得られたノブ回転角θN を微分してノブ回転角速度θN ’を演算し、ステップS14において、演算されたノブ回転角速度θN ’に基づくノブ反力TN を上記選択されたノブ回転角速度−ノブ反力マップを用いて求め、求められたノブ反力TN を目標ノブ反力TN * に決定する。
次いで、ステップS15では、決定された目標ノブ反力TN * に基づいて、ノブ反力アクチュエータ12を駆動制御する(すなわちノブ反力アクチュエータ12の反力制御を実行する)。
次いで、ステップS16に進んで、図9(b)に示す操舵角速度−ホイール反力マップを選択する。次いで、ステップS17において、操舵角センサ14からの信号に基づいて得られた操舵角θH を微分して操舵角速度θH ’(操舵速度)を演算し、ステップS18において、演算された操舵角速度θH ’に基づくホイール反力TH (操舵反力に相当)を、上記選択された操舵角速度−ホイール反力マップを用いて求め、求められたホイール反力TH を目標ホイール反力TH * に決定する。
次いで、ステップS19では、決定された目標ホイール反力TH * に基づいて、ホイール反力アクチュエータ13を駆動制御する(すなわちホイール反力アクチュエータ13の反力制御を実行する)。
このように、把持センサ75からの信号入力がある場合は、ノブ反力アクチュエータ12の反力制御と、ホイール反力アクチュエータ13の反力制御の双方を実行する。
一方、ステップS11において、把持センサ75からの信号の入力がない場合(ステップS11にてNOの場合)には、ステップS12〜ステップS15をジャンプして、ステップS16に進み、ステップS16〜ステップS19のホイール反力アクチュエータ13の反力制御を実行する。この場合、ノブ反力アクチュエータ12の反力制御は実行されない。
本実施の形態によれば、ノブ51の回転(自転)に対してノブ反力アクチュエータ12が反力を与えるので、ノブ51を用いた操舵に対して適切な操舵反力を付与することができる。また、上記ノブ反力アクチュエータ12が電動モータからなるので、ECU12によるノブ反力アクチュエータ12の反力制御の実行により、ノブ51に与える反力を適切に制御することができる。また、運転者がノブ51を把持するか否かに拘らず、ホイール反力アクチュエータ13の反力制御を行い、ベースとしてホイール52の回転に適切な反力を付与するようにした。したがって、従来の操舵フィーリングに慣れている運転者にも違和感を与えることが少なく、運転者に操作し易くすることができる。
さらに、ノブ回転角速度θN ’に応じて、ノブ反力TN を変化させたり、操舵角速度θH ’に応じて、ホイール反力TH を変化させたりする。例えば、図9(a)に示すように、ノブ回転角速度θN ’が大きいほど、ノブ反力TN を大きくすることにより、また、操舵角速度θH ’が大きいほど、ホイール反力TH を大きくすることにより、フォークリフト1の走行の安全性を向上することができる。
図11の実施の形態では、ノブ回転角速度θN ’に応じてノブ反力TN を変化させたが、これに代えて、車両挙動、例えばヨーレート(車両の横加速度)に応じてノブ反力TN を変化させるようにしてもよい。例えば、ヨーレートが大きいほど、ノブ反力TN を大きくすることにより、フォークリフト1の走行の安全性を向上することができる。
次いで、図12は本発明の別の実施の形態の操舵部材およびノブの概略断面図である。図12を参照して、本実施の形態が図4の実施の形態と主に異なるのは、図4の実施の形態では、ノブ反力アクチュエータとして電動モータを用いていたのに対して、本実施の形態では、ノブ反力アクチュエータとして回転ダンパ84を用いている点である。また、本実施の形態では、回転ダンパ84を機能させる状態と機能させない状態とに切り換えるクラッチ85を設けている。
ノブ51をシール付きの軸受62Aを介して回転可能に支持するノブ支持部としてのノブ支軸86が設けられている。そのノブ支軸86は、芯金54に固定された段付き軸からなる固定軸87と、固定軸87と同軸上に軸方向移動可能に且つ相対回転可能に連結された可動軸88(ダンパ軸に相当)とを備えている。すなわち、ノブ支軸86は、固定軸87と可動軸88の分割軸として構成されている。
固定軸87は、その一端87aに芯金54に固定されたベース89を有する段付き軸からなる。可動軸88の小径の一端88aが、上記軸受62Aを介して、ノブ51を回転可能に支持している。軸受62Aは、ノブ51の端壁58に設けられた軸受保持部63に保持されている。軸受62Aの外輪64Aは、軸受保持部63の一端の位置決め段部65に当接することにより、ノブ51に対する軸方向移動が規制されている。一方、軸受62Aの内輪66Aは、可動軸88の一端88aの位置決め段部90に当接することにより、可動軸88に対する軸方向移動が規制されている。これにより、ノブ51は、軸受62Aを介して、可動軸88と軸方向に同行移動可能に連結されている。
可動軸88に設けられた嵌合孔91に、固定軸87が嵌合されている。可動軸88の他端88bは、ベース89と対向している。
クラッチ85は、固定軸87と可動軸88との間に介在し、両軸87,88間を相対回転不能に接続し、また、その接続を遮断する。具体的には、クラッチ85は、固定軸87のベース89に形成された第1のクラッチ面92と、可動軸88の他端88bの端面に形成され第1のクラッチ面92に係合可能な第2のクラッチ面93と、固定軸87の一端87aと可動軸88の嵌合孔91の底との間に介在し、第1および第2のクラッチ面92,93が離隔する方向に両軸87,88を付勢する戻しばね94とを備えている。
第1のクラッチ面92および第2のクラッチ面93のそれぞれには、放射方向に延びる歯92a,93aが形成されており、両クラッチ面92,93の歯92a,93aが互いに噛み合うことができるようになっている。図13に示すように、両歯92a,93aが噛み合うことにより、固定軸87に対する可動軸88の回転が規制される。
ノブ51の内周51a(筒状部57の内周)と可動軸88の外周との間に、両者間を封止するオイルシール95が介在している。オイルシール95は、ノブ51の内周51aに形成された収容溝96に収容されている。可動軸88の外周とノブ51の内周51aとの間に、シール付きの軸受62Aおよびオイルシール95によって封止された流体室97が区画されている。流体室97内には粘性流体が充填されている。
回転ダンパ84は、流体室97を区画するノブ51および可動軸88と、流体室97内において可動軸88と同伴回転可能なダンパ要素98とにより構成されている。ダンパ要素98は、可動軸88の外周に連結された例えば環状体からなる。
案内筒72の外周溝からなる案内溝73Aは、ノブ中心C3と平行な方向にノブ51が移動したときに、そのノブ51と一体に移動するピン74の移動を許容するように、上記平行な方向に所定の幅を有している。
本実施の形態の構成要素において、図4の実施の形態の構成要素と同じ構成要素は、図4の実施の形態と同じ参照符号を付してある。
本実施の形態によれば、運転者がノブ51を把持すると、図13に示すように、戻しばね94に抗して、ノブ51がホイール52側へ移動し、クラッチ85の第1のクラッチ面92および第2のクラッチ面93が係合する。これにより、可動軸88が固定軸87に回動不能に連結される。したがって、運転者が把持したノブ51を回転させつつ、操舵部材10のホイール52を回転させるときに、ノブ51と回転ダンパ84のダンパ要素98とが、両者の間の粘性流体を剪断しながら相対回転する。これにより、ノブ51の回転に対して、回転ダンパ84が反力を付与することになる。回転ダンパ84は、ノブ51の回転速度(回転角速度)に比例するノブ反力を付与することができる。その結果、フォークリフト1の走行の安全性を向上することができる。また、反力付与に制御を用いないので、構造が簡単であり、また動作が確実である。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば把持センサ75として、図4の静電センサに代えて、ノブ支軸56の曲げを検出する歪みセンサからなる把持センサや、ノブ51の表面に負荷される押圧力を検出する圧力センサからなる把持センサや、押しボタンスイッチからなる把持センサを用いるようにしてもよい。また、これらのタイプの異なる把持センサを2つ以上組み合わせて用いるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、車両が荷役車両としてのフォークリフトである例に則して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、ノブ付きのハンドル(操舵部材)を有する車両(例えば障害者用の車両等)であれば、本発明を適用可能である。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
1…フォークリフト(荷役車両)、2…車体、3…荷役装置、6…後輪(転舵輪)、9…車両用操舵装置、10…操舵部材、11…転舵アクチュエータ、12…ノブ反力アクチュエータ、13…ホイール反力アクチュエータ、14…操舵角センサ、50…ステアリングシャフト、51…ノブ、52…ホイール、53…スポーク、54…芯金、56…ノブ支軸、59…ステータ、60…ロータ、62…軸受、62A…シール付き軸受、69…可動部、70…固定部、71…ノブ位置センサ(ノブ位置検出手段)、72…案内筒、73…案内溝、74…ピン、75…把持センサ(把持検出手段)、84…回転ダンパ、85…クラッチ、86…ノブ支軸、87…固定軸、88…可動軸、89…ベース、91…嵌合孔、92…第1のクラッチ面、93…第2のクラッチ面、94…戻しばね、95…オイルシール、97…流体室、98…ダンパ要素、100…ECU(制御手段)、101…ノブ回転角速度演算部、102…ノブ回転角速度検出部、A1…転舵機構、C2…ホイール中心、C3…ノブ中心、θH …操舵角、θH ’…操舵角速度(操舵速度)、θN …ノブ回転角(ノブ位置)、θN ’…ノブ回転角速度(ノブ回転速度)、TH …ホイール反力、TH * …目標ホイール反力、TN …ノブ反力、TN * …目標ノブ反力

Claims (8)

  1. 操舵部材を回転操作するためのノブであって、ノブ中心を有し、上記操舵部材によって上記ノブ中心周りに回転可能に支持されたノブと、
    上記ノブの回転に反力を付与するノブ反力アクチュエータと、を備える車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、上記ノブ反力アクチュエータは、電動モータを含み、
    上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する反力制御を実行する制御手段を備える車両用操舵装置。
  3. 請求項2において、上記ノブ中心周りの上記ノブの位置を検出するノブ位置検出手段を備え、
    上記制御手段は、上記ノブ位置検出手段により検出された上記ノブ中心周りの上記ノブの位置に応じて、上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する車両用操舵装置。
  4. 請求項2において、上記ノブ中心周りの上記ノブの回転速度を検出するノブ回転速度検出手段を備え、
    上記制御手段は、上記ノブ回転速度検出手段により検出されたノブの回転速度に応じて、上記ノブ反力アクチュエータによる反力を制御する車両用操舵装置。
  5. 請求項2から4の何れか1項において、上記ノブが把持されたことを検出する把持検出手段を備え、
    上記制御手段は、把持検出手段によって上記ノブの把持が検出されることを条件として、ノブ反力アクチュエータの反力制御を実行する車両用操舵装置。
  6. 請求項5において、上記ホイールの回転に反力を付与するホイール反力アクチュエータを備え、
    上記制御手段は、上記ノブ反力アクチュエータの反力制御を実行するか否かに拘らず、上記ホイール反力アクチュエータの反力制御を実行する車両用操舵装置。
  7. 請求項1において、上記操舵部材の上記ホイールに固定され、上記ノブを支持するノブ支持部を備え、
    上記ノブ反力アクチュエータは、上記ノブ支持部と上記ノブとの間に介在し、上記ノブ中心周りの上記ノブの回転に粘性抵抗による反力を付与可能な回転ダンパである車両用操舵装置。
  8. 請求項7において、上記ノブは、上記ノブ支持部によってノブ中心に沿う所定方向に移動可能に支持され、
    上記回転ダンパは上記ノブ支持部に回転可能に連結され、上記ノブに対して回転するときに粘性抵抗を生じさせるダンパ要素を含み、
    上記ノブの上記所定方向への移動に伴って、上記ダンパ要素の回転を規制する状態と規制を解除する状態に切り換え可能なクラッチを備える車両用操舵装置。
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