JP2019033635A - 電動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレーキ自体の故障を特定すること。【解決手段】パーキングブレーキを解除するブレーキ操作レバーが解除位置に操作され、かつアクセルペダルが操作されている場合に、パーキングブレーキが物理的に解除されているかを判定する解除判定処理を行う。解除判定処理では、走行モータを前進方向と後進方向に回転させる(ステップS13,S15)。このとき、走行モータが回転するまでに必要な電流が所定電流を超える場合にはパーキングブレーキが解除されていないと判定する。【選択図】図4
Description
本発明は、電動車両に関する。
電動車両の一種として、走行モータの駆動力で走行する、例えばフォークリフトなどの車両が知られている。この種の車両には、車両の走行時の速度制御や停止時に使用される常用ブレーキ装置の他に、駐車時に使用されるブレーキ装置(パーキングブレーキ)が設けられている。そして、従来においては、ブレーキ装置の異常を検出する仕組みが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、車速が所定の閾値以下でかつブレーキペダルが操作されていない場合に駐車灯を点灯させている。これにより、特許文献1では、ブレーキペダルを踏み込んでもフォークリフトが走行しない場合において駐車灯が点灯している場合にはブレーキ装置の異常を知ることが可能である。
しかしながら、特許文献1は、ブレーキ装置本体の故障の他にブレーキペダルに取り付けられたセンサの故障や当該センサの調整不良なども異常の原因として考えられ、ブレーキ装置自体の故障を直接的に検出するものではない。このため、ブレーキ装置自体の故障であることを特定する作業が繁雑である。
この発明は、ブレーキ自体の故障を特定可能とした電動車両を提供することにある。
上記課題を解決する電動車両は、パーキングブレーキと、前記パーキングブレーキの操作手段の状態を検出する状態検出手段と、車両の走行を指示するアクセル操作手段と、前記アクセル操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、車両の駆動力を発する走行モータを制御する制御手段と、前記走行モータの回転を検出する回転検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記状態検出手段の検出結果から前記操作手段が前記パーキングブレーキの解除位置に操作されていることを検出し、かつ前記操作量検出手段の検出結果から前記アクセル操作手段が操作されていることを検出した場合、前記回転検出手段の検出結果から前記走行モータが回転するまでに必要な電流が所定電流を超えるかによって前記パーキングブレーキが解除されているかを判定し、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定を、前記車両を前進及び後進のうち少なくとも何れか一方を行わせるように前記走行モータを制御して行うことを要旨とする。
この電動車両によれば、パーキングブレーキの操作手段が解除位置であったときでも実際にパーキングブレーキが解除されているかを判定することが可能である。つまり、パーキングブレーキによるブレーキ力が作用している場合には、走行モータが回転するためには大きな回転力が必要であるから走行モータに印加される電流も大きくなる。このため、走行モータを回転させるために必要な電流が所定電流を超える場合にはブレーキ力が作用していると判断することができ、その結果としてブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定を、前記車両を前進及び後進の両方を行わせるように前記走行モータを制御して行ってもよい。
この電動車両によれば、電動車両を例えば坂道などの勾配付きの路面から走行させるような場合であっても、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前記車両の積載物の重量によって変更してもよい。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前記車両の積載物の重量によって変更してもよい。
この電動車両によれば、積載物の重量を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前後進方向への前記車両の傾きによって変更してもよい。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前後進方向への前記車両の傾きによって変更してもよい。
この電動車両によれば、例えば坂道などの勾配付きの路面から走行させるような場合であっても、車両の傾きを加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
上記電動車両において、前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前記車両の操舵輪の切れ角によって変更してもよい。
この電動車両によれば、発進時の電動車両における操舵輪の切れ角を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
この電動車両によれば、発進時の電動車両における操舵輪の切れ角を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。
本発明によれば、ブレーキ自体の故障を特定することができる。
以下、フォークリフトに具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。以下の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」は、フォークリフトの運転者がフォークリフトの前方(前進方向)を向いた状態を基準とした場合の「前」「後」「左」「右」「上」「下」を示すものとする。
図1に示すように、フォークリフト10には、車体11の前部に荷役装置12が設けられている。車体11の中央には、運転席13が設けられている。車体11の後方には、バッテリ14を収容するバッテリフード15が設けられている。車体11の前下部には駆動輪(前輪)16が設けられているとともに、車体11の後下部には操舵輪(後輪)17が設けられている。駆動輪16には、車体11に収容された走行モータ18が連結されている。本実施形態のフォークリフト10は、車体11に搭載されたバッテリ14を駆動源として作動する走行モータ18の駆動力により駆動輪16が回転駆動されて走行するバッテリ式の電動車両である。
荷役装置12を構成するマスト19は、車体11の前部に立設されている。マスト19は、左右一対のアウタマスト20とインナマスト21を備えた多段式(本実施形態では2段式)である。アウタマスト20には、油圧式のティルトシリンダ22が連結されており、ティルトシリンダ22の作動により車体11に対して前後に傾動可能である。インナマスト21には、油圧式のリフトシリンダ23が連結されており、リフトシリンダ23の作動によりアウタマスト20内をスライドし、昇降可能である。マスト19には、左右一対のフォーク(荷役具)24がリフトブラケット25を介して設けられている。リフトブラケット25は、インナマスト21に昇降可能に設けられている。フォーク24は、リフトシリンダ23の駆動によってインナマスト21がアウタマスト20に沿って昇降動作することにより、リフトブラケット25とともに昇降する。また、フォーク24は、ティルトシリンダ22の駆動によってマスト19とともに傾動(前傾及び後傾)する。
運転席13には、運転者が着座可能なシート26が設けられている。シート26の前方には、ハンドルコラム27が設けられている。ハンドルコラム27には、操舵輪17の舵角を変更するための操舵ハンドル28が装着されている。また、ハンドルコラム27には、車両の走行方向(進行方向)を指示する前後進レバー(ディレクションレバー)29が設けられている。本実施形態では、前後進レバー29によって車両の走行方向として「前進」又は「後進」を選択指示し得る。また、ハンドルコラム27には、荷役装置12(フォーク24)を昇降動作させるときに操作するリフトレバー30と、荷役装置12(マスト19)を傾動動作させるときに操作するティルトレバー31が設けられている。リフトレバー30及びティルトレバー31は、図2に示している。
運転席13の下方(フロア)には、アクセル操作手段としてのアクセルペダル32が設けられている。アクセルペダル32は、フォークリフト10の車速(走行)を指示するとともに車速を調整するためのものである。フォークリフト10は、運転者によるアクセルペダル32の踏込み操作量(アクセル開度)に応じた車速となるように走行モータ18の回転数が制御され、走行モータ18の動力が駆動輪16に伝達されて走行する。フォークリフト10は、前後進レバー29が「前進位置」に操作されている場合には前進走行すべく走行モータ18が制御され、前後進レバー29が「後進位置」に操作されている場合には後進走行すべく走行モータ18が制御される。なお、フォークリフト10は、前後進レバー29が「中立位置」に操作されている場合、アクセルペダル32の踏込み操作を行っても、走行モータ18からの動力が駆動輪16に伝達されない。
運転席13には、フォークリフト10の駐車時にパーキングブレーキをかける際、及びフォークリフト10の発進時にパーキングブレーキをリリースする際に、運転者が操作する操作手段としてのブレーキ操作レバー33が設けられている。車体11には、フォークリフト10の走行時の速度制御や停止時に使用される常用ブレーキ装置の他に、フォークリフト10の駐車時に使用されるパーキングブレーキ(駐車ブレーキ装置)34が設けられている。この実施形態のパーキングブレーキ34は、ブレーキ操作レバー33とパーキングブレーキ34とをワイヤで連結し、ブレーキ操作レバー33の操作によってパーキングブレーキ34を直接的に作動させる機械式である。なお、パーキングブレーキ34は、運転席13に設けられた操作手段(スイッチやボタン)の操作によって電気的に作動させる電動式(電磁ブレーキ)としてもよい。
車体11には、フォークリフト10の走行制御を含む各種制御を行う車両制御装置35と、走行モータ18を制御するモータコントローラ36が設けられている。車両制御装置35とモータコントローラ36は、双方向に信号を送受信可能に接続されている。車両制御装置35とモータコントローラ36は、有線接続又は無線接続の何れでもよい。この実施形態では、車両制御装置35とモータコントローラ36により、制御手段が構成されている。また、車体11には、油圧タンク37(図2に図示する)に貯油されている作動油を汲み上げて、該作動油をティルトシリンダ22及びリフトシリンダ23に供給する油圧ポンプ38(図2に図示する)が設けられている。また、車体11には、ティルトシリンダ22及びリフトシリンダ23に対する作動油の流路を切り換える電磁比例弁39(図2に図示する)が設けられている。電磁比例弁39は、作動油の流路を形成する管路を介して、ティルトシリンダ22、リフトシリンダ23、油圧タンク37及び油圧ポンプ38に接続されている。
次に、図2にしたがってこの実施形態のフォークリフト10の電気的構成を説明する。
車両制御装置35には、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU(中央処理装置)35aと、必要なデータの読出し及び書換え可能なメモリ35bが設けられている。メモリ35bには、例えばフォークリフト10の走行や荷役を制御するための制御プログラムが記憶されている。車両制御装置35には、各種検出手段が、これらの検出手段の送信する信号を受信可能に接続されている。車両制御装置35と検出手段は、有線接続又は無線接続の何れでもよい。この実施形態のフォークリフト10には、検出手段として、ディレクションセンサ40、揚高センサ41、荷重センサ42、ティルト角センサ43、アクセル開度センサ44、リフトレバーセンサ45、ティルトレバーセンサ46、パーキングセンサ47が搭載されている。
車両制御装置35には、制御動作を所定の手順で実行することができるCPU(中央処理装置)35aと、必要なデータの読出し及び書換え可能なメモリ35bが設けられている。メモリ35bには、例えばフォークリフト10の走行や荷役を制御するための制御プログラムが記憶されている。車両制御装置35には、各種検出手段が、これらの検出手段の送信する信号を受信可能に接続されている。車両制御装置35と検出手段は、有線接続又は無線接続の何れでもよい。この実施形態のフォークリフト10には、検出手段として、ディレクションセンサ40、揚高センサ41、荷重センサ42、ティルト角センサ43、アクセル開度センサ44、リフトレバーセンサ45、ティルトレバーセンサ46、パーキングセンサ47が搭載されている。
ディレクションセンサ40は、前後進レバー29の操作位置を検出し、その操作位置に応じた検出信号を送信する。この実施形態においてディレクションセンサ40は、前後進レバー29の操作位置が前進位置又は後進位置であるときに検出信号を送信し、中立位置であるときには検出信号を送信しない。
揚高センサ41は、フォーク24の揚高(高さ位置)を検出し、フォーク24が例えば高揚高領域と定めた揚高に達すると検出信号を送信する。荷重センサ42は、フォーク24の積載荷重(負荷荷重)を検出し、その積載荷重に応じた検出信号を送信する。荷重センサ42は例えば圧力センサであり、リフトシリンダ23の内圧を検出することで積載荷重に応じた検出信号を送信する。ティルト角センサ43は、ティルト角を検出し、そのティルト角に応じた検出信号を送信する。ティルト角センサ43は例えばポテンショメータであり、フォーク24が水平姿勢にあるときの角度(水平角)を基準とした傾斜角を検出し、その傾斜角に応じた検出信号を送信する。
操作量検出手段としてのアクセル開度センサ44は、アクセルペダル32の踏込み量(アクセル開度)を検出し、その踏込み量に応じた検出信号を送信する。リフトレバーセンサ45は、リフトレバー30のレバー角(操作量)を検出し、そのレバー角に応じた検出信号を送信する。ティルトレバーセンサ46は、ティルトレバー31のレバー角(操作量)を検出し、そのレバー角に応じた検出信号を送信する。状態検出手段としてのパーキングセンサ47は、ブレーキ操作レバー33の操作位置を検出する。ブレーキ操作レバー33の操作位置には、パーキングブレーキの解除を指示する解除位置と、パーキングブレーキの作動を指示する作動位置とがある。この実施形態においてパーキングセンサ47は、作動位置であるときに検出信号を送信する。
モータコントローラ36には、走行モータ18と、モータ回転数センサ48が接続されている。モータコントローラ36は、車両制御装置35が出力する制御指令(電流指令)を入力し、その制御指令に応じた回転速度で走行モータ18を回転させるように制御する。モータコントローラ36は、モータ回転数センサ48からの検出信号を受信することにより、走行モータ18の回転速度とモータ回転方向を認識する。バッテリ式のフォークリフト10の場合、走行モータ18の回転数と車速が一義的に対応付けられることから(1対1の関係となることから)、モータ回転数センサ48は走行中の車両の実車速を検出する車速検出手段としても機能する。なお、車速を検出する速度センサを、モータ回転数センサ48とは別に搭載してもよい。また、モータコントローラ36は、モータ回転数センサ48からの検出信号を受信することで走行モータ18が回転しているかを認識する。このため、モータ回転数センサ48は、走行モータ18の回転を検出する回転検出手段としても機能する。
以上のように構成されたこの実施形態のフォークリフト10は、パーキングブレーキ34が解除されているかを判定する解除判定機能を備えている。なお、解除判定機能においてパーキングブレーキ34が解除されている状態とは、パーキングブレーキ34によるブレーキ力が車輪(前輪)に付加されていない状態を表す。このため、解除判定機能による判定結果はパーキングブレーキ34が物理的に解除されているかを示すものであり、ブレーキ操作レバー33の操作位置が解除位置であることを判定するものではない。
以下、図3及び図4にしたがって解除判定機能について、当該解除判定機能を備えたフォークリフト10の作用とともに説明する。
図3は、パーキングブレーキ34が解除されているかを判断する指標を示す。この実施形態では、フォークリフト10を発進させる際、走行モータ18へ判定用の電流を印加し、走行モータ18が回転するまでに必要な電流が所定電流を超えるかによってパーキングブレーキ34が解除されているかを判定する。
図3は、パーキングブレーキ34が解除されているかを判断する指標を示す。この実施形態では、フォークリフト10を発進させる際、走行モータ18へ判定用の電流を印加し、走行モータ18が回転するまでに必要な電流が所定電流を超えるかによってパーキングブレーキ34が解除されているかを判定する。
図3に示すように、フォークリフト10の停車時には、走行モータ18へ印加される電流は0(零)である。そして、停車中のフォークリフト10を前進又は後進させるためにアクセルペダル32が操作されると、その踏込み量に応じた車速となるように走行モータ18へ電流が印加され、回転数が制御される。このとき、フォークリフト10は、走行モータ18(駆動輪16)の発する回転力が路面の摩擦力を上回ることで走行を開始する。このため、フォークリフト10は、発進時の条件に大きな変化が生じていない前提においては停車状態から走行を始める、つまり走行モータ18が回転し始めるまでに必要な電流に大きな変動は生じないと言える。なお、走行時の条件に大きな変化が生じていないとは、例えば積載物がない時と最大積載量の積載物を積載している時との重量の変化などである。一方、パーキングブレーキ34が解除されていない状態でフォークリフト10を発進させようとした場合、走行モータ18は、路面の摩擦力に加えて車輪に付加されているブレーキ力を上回る回転力を発する必要がある。つまり、走行モータ18は、パーキングブレーキ34が解除されているときに比べて大きな電流を流すことで回転し始めることになる。
以上のことから、この実施形態の解除判定機能では、図3に示すように、ブレーキ力が0(零)、つまりパーキングブレーキ34が解除されている状態で走行モータ18が回転し始める所定電流を規定し、その所定電流を超えずに走行モータ18が回転する場合をパーキングブレーキ34が解除されている状態と判定する。なお、図3に示す所定電流Iaはフォークリフト10を前進させる場合の電流値であり、所定電流Ibはフォークリフト10を後進させる場合の電流値である。そして、所定電流Ia〜所定電流Ibの範囲をパーキングブレーキ34が解除されている許容範囲の領域とし、所定電流Ia又は所定電流Ibを超える範囲をパーキングブレーキ34が解除されていない許容範囲外の領域としている。所定電流Ia,Ibは、ブレーキ力の影響を受けずに走行モータ18が回転し始めると想定される値に定められており、シミュレーションなどによって設定することができる。これらの所定電流Ia,Ibは、車両制御装置35のメモリ35bに記憶されている。
以下、図4にしたがって解除判定処理を説明する。
車両制御装置35のCPU35aは、ステップS10においてパーキングセンサ47の検出結果からブレーキ操作レバー33が解除位置に操作されているかを判定する。また、CPU35aは、ステップS11においてモータ回転数センサ48の検出結果から車速が0(零)であるかを判定する。また、CPU35aは、ステップS12においてアクセル開度センサ44の検出結果からアクセルペダル32が操作されたかを判定する。
車両制御装置35のCPU35aは、ステップS10においてパーキングセンサ47の検出結果からブレーキ操作レバー33が解除位置に操作されているかを判定する。また、CPU35aは、ステップS11においてモータ回転数センサ48の検出結果から車速が0(零)であるかを判定する。また、CPU35aは、ステップS12においてアクセル開度センサ44の検出結果からアクセルペダル32が操作されたかを判定する。
ステップS10〜S12までの各判定が肯定である場合、CPU35aは、フォークリフト10の発進時であると判定し、ステップS13以降の処理によってパーキングブレーキ34が物理的に解除されているかを判定する。一方、ステップS10〜S12までの各判定の何れかが否定である場合、CPU35aは、フォークリフト10の発進時ではないと判定し、解除判定処理を終了する。
CPU35aは、ステップS13においてフォークリフト10を前進させるように電流を印加する制御指令をモータコントローラ36へ送信する。制御指令を受信したモータコントローラ36は、前進方向に走行モータ18を回転させるように制御する。また、モータコントローラ36は、モータ回転数センサ48の検出結果を車両制御装置35へ送信する。そして、CPU35aは、ステップS14においてモータ回転数センサ48の検出結果から走行モータ18が回転したことを検出した場合、その時点で走行モータ18へ印加している電流が所定電流Iaを超えていない許容範囲内であるかを判定する。
ステップS14の判定において許容範囲内である場合、CPU35aは、続けてステップS15においてフォークリフト10を後進させるように電流を印加する電流指令をモータコントローラ36へ送信する。制御指令を受信したモータコントローラ36は、後進方向に走行モータ18を回転させるように制御する。また、モータコントローラ36は、モータ回転数センサ48の検出結果を車両制御装置35へ送信する。そして、CPU35aは、ステップS16においてモータ回転数センサ48の検出結果から走行モータ18が回転したことを検出した場合、その時点で走行モータ18へ印加している電流が所定電流Ibを超えていない許容範囲内であるかを判定する。
ステップS16の判定において許容範囲内である場合、CPU35aは、パーキングブレーキ34が解除状態であると判定し、解除判定処理を終了する。そして、CPU35aは、前後進レバー29の操作によって指示された方向に、かつアクセルペダル32の踏込み量に応じた車速となるように制御指令を送信し、モータコントローラ36は走行モータ18の回転数を制御する。
一方、ステップS14又はステップS16の判定において許容範囲外である場合、ステップS18においてCPU35aは、パーキングブレーキ34が非解除状態であると判定する。つまり、ブレーキ操作レバー33を解除位置に操作してもパーキングブレーキ34は非解除状態であり、パーキングブレーキ34自体が故障している可能性がある。このため、CPU35aは、ステップS19において運転者に対し、パーキングブレーキ34が解除されていないことを報知する。この報知は、図2に示す報知器50を用いて行われる。報知の態様は、例えば運転席13に装備された液晶ディスプレイなどの表示器を用いた表示による報知としてもよいし、運転席13に装備されたスピーカを用いた音声による報知としてもよいし、運転席13に装備された発光体を用いた発光による報知としてもよい。報知器50は、車両制御装置35に接続されており、CPU35aによって制御される。
以上に説明した解除判定処理は、ステップS10〜S12に示したように、フォークリフト10が発進する条件が成立したことを契機として行う。そして、この実施形態において解除判定処理は、前後進レバー29の操作によって指示されている走行方向が前進方向又は後進方向の何れであっても、ステップS13,S15に示したように、前進方向と後進方向のそれぞれに走行モータ18を回転させて行う。また、この実施形態において解除判定処理は、アクセルペダル32の踏込み量に応じた車速で走行モータ18を制御する前に、判定用の電流を走行モータ18に印加して行う。
このように解除判定処理を行うフォークリフト10では、ブレーキ操作レバー33を解除位置に操作した場合でも、走行モータ18の回転の状態を監視することで実際にパーキングブレーキ34が解除されているかが制御的に判定される。つまり、運転者がフォークリフト10の発進時の挙動からパーキングブレーキ34が解除されていないと感じる運転者のフィーリングに頼らずにパーキングブレーキ34が解除されているかが判断される。
また、フォークリフト10は、例えば坂道などの勾配付きの路面から発進する場合も想定される。このため、この実施形態の解除判定処理では、走行モータ18を前進方向と後進方向の両方向に回転させ、その時の回転の状態からパーキングブレーキ34が解除されているかが判定される。勾配付きの路面においてフォークリフト10は、例えばパーキングブレーキ34が解除されていない場合でも、下る方向に対しては重力の作用を受け、走行モータ18の回転力が小さくても走行する。このため、走行モータ18を前進方向と後進方向の両方向に回転させて判定することで、勾配付きの路面に停車している場合でも、平坦な路面から発進するときと同様にパーキングブレーキ34が解除されているかが判断される。
したがって、この実施形態は、以下に示す効果を得ることができる。
(1)解除判定機能を搭載することで、ブレーキ操作レバー33が解除位置に操作されている場合であっても、実際にパーキングブレーキ34が解除されているかを判断することができ、ブレーキ自体の故障を特定することができる。
(1)解除判定機能を搭載することで、ブレーキ操作レバー33が解除位置に操作されている場合であっても、実際にパーキングブレーキ34が解除されているかを判断することができ、ブレーキ自体の故障を特定することができる。
(2)そして、上記判定はフォークリフト10の発進時に行われるので、運転者がフォークリフト10の挙動から判断する場合よりも、正確に、かつ早期にパーキングブレーキ34が解除されているかを判断することができる。つまり、ブレーキ自体の故障の早期発見に寄与できる。
(3)また、上記判定は走行モータ18を前進方向と後進方向の両方向に回転させて行うので、発進時の路面に関係なく、パーキングブレーキ34が解除されているかを正確に判断することができる。
(4)また、上記判定は走行モータ18の回転の状態を監視し、走行モータ18が回転したときの電流の比較によって行うので、特別な装置を新たに車両に搭載する必要はなく、制御プログラムの組み込みといったソフト的な変更によって行うことができる。したがって、車両のコスト増などを抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 所定電流Ia,Ibを、次に説明する観点で変更してもよい。フォークリフト10に荷重センサ42を設け、荷役装置12への積載重量(荷の重さ)によって変更してもよい。このような変更を行う場合には、例えば最大積載重量までを複数段階に区分し、その区分毎に所定電流Ia,Ibを対応付けてもよい。そして、解除判定処理では、荷重センサ42の検出結果から積載物の重量を特定し、その特定した重量に対応する所定電流Ia,Ibを用いて判定を行う。また、重量の区分は、積載物有りと積載物無しというように2区分としてもよい。この別例によれば、積載物の重量に応じて発進時における走行モータ18の回転力に変化が生じることに着目し、積載物の重量を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。なお、この別例における所定電流Ia,Ibは、積載物の有無に拘わらず車両自体の重量は変動しないことから、車両の重量に積載物の重量を加えた総重量を加味して定めているとも言える。
○ 所定電流Ia,Ibを、次に説明する観点で変更してもよい。フォークリフト10に荷重センサ42を設け、荷役装置12への積載重量(荷の重さ)によって変更してもよい。このような変更を行う場合には、例えば最大積載重量までを複数段階に区分し、その区分毎に所定電流Ia,Ibを対応付けてもよい。そして、解除判定処理では、荷重センサ42の検出結果から積載物の重量を特定し、その特定した重量に対応する所定電流Ia,Ibを用いて判定を行う。また、重量の区分は、積載物有りと積載物無しというように2区分としてもよい。この別例によれば、積載物の重量に応じて発進時における走行モータ18の回転力に変化が生じることに着目し、積載物の重量を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。なお、この別例における所定電流Ia,Ibは、積載物の有無に拘わらず車両自体の重量は変動しないことから、車両の重量に積載物の重量を加えた総重量を加味して定めているとも言える。
○ 上記別例における積載物は、荷に限らず、人間としてもよい。フォークリフト10は1人乗りであるが、例えば電動車両を乗用車とした場合、乗員数の多少によって車両自体の重量にも変化は生じ得る。このため、実施形態の解除判定処理を乗用車などに適用する場合には、人を積載物と見なして所定電流Ia,Ibを定めてもよい。
○ また、フォークリフト10に傾斜センサを設け、前後進方向への車両の傾きによって所定電流Ia,Ibを変更してもよい。例えば坂道などの勾配付きの路面では、その勾配の角度によって下る方向へ走行するときの走行モータ18に必要な回転力は差が生じ得る。このため、車体の傾きによって下る方向と上る方向に対応する所定電流Ia,Ibを対応付けてもよい。そして、解除判定処理では、傾斜センサの検出結果から車体の傾きを特定し、その特定した傾きに対応する所定電流Ia,Ibを用いて判定を行う。この別例によれば、車両の傾きに応じて発進時における走行モータ18の回転力に変化が生じることに着目し、車両の傾きを加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。なお、この別例は、例えば電動車両を乗用車とした場合など、フォークリフト10以外の電動車両でも同様に適用できる。
○ また、フォークリフト10に操舵輪17の切れ角(タイヤ角度)を検出するセンサを設け、その切れ角によって所定電流Ia,Ibを変更してもよい。操舵輪17が直進方向を向いているときと向いていないときとでは、その角度によって発進するときの走行モータ18に必要な回転力は差が生じ得る。つまり、操舵輪17が直進方向を向いているときの方が、走行モータ18に必要な回転力は小さい。このため、操舵輪17の切れ角によって所定電流Ia,Ibを対応付けてもよい。そして、解除判定処理では、センサの検出結果から操舵輪17の切れ角を特定し、その特定した切れ角に対応する所定電流Ia,Ibを用いて判定を行う。この別例によれば、操舵輪17の切れ角に応じて発進時における走行モータ18の回転力に変化が生じることに着目し、操舵輪17の切れ角を加味した上で、ブレーキ自体の故障を特定することが可能である。なお、この別例は、例えば電動車両を乗用車とした場合など、フォークリフト10以外の電動車両でも同様に適用できる。
○ また、フォークリフト10に揚高センサ41を設け、発進時の揚高に応じて所定電流Ia,Ibを変更してもよい。また、フォークリフト10にティルト角センサ43を設け、発進時のマスト19の傾角、つまり前傾姿勢であるか、後傾姿勢であるかに応じて所定電流Ia,Ibを変更してもよい。また、フォークリフト10などの電動車両に空気圧センサを設け、車輪の空気圧に応じて所定電流Ia,Ibを変更してもよい。
○ 上記した各別例を任意に組み合わせて解除判定機能を構成してもよい。
○ 所定電流Ia,Ibを変更可能とした場合、その変更の態様は任意に変更してもよい。例えば、最も小さい値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを増加方向に変更してもよい。また、最も大きい値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを減少方向に変更してもよい。また、中間値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを増減方向に変更してもよい。
○ 所定電流Ia,Ibを変更可能とした場合、その変更の態様は任意に変更してもよい。例えば、最も小さい値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを増加方向に変更してもよい。また、最も大きい値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを減少方向に変更してもよい。また、中間値を基準となる所定電流Ia,Ibとして定め、その値に対して上記各別例の判定結果に応じて判定に用いる所定電流Ia,Ibを増減方向に変更してもよい。
○ 解除判定処理では、車両を前進させるように走行モータ18を制御するステップS13の処理のみを行うようにしてもよい。また、解除判定処理では、車両を後進させるように走行モータ18を制御するステップS15の処理のみを行うようにしてもよい。例えば、フォークリフト10などのように工場敷地内という限られたエリアを走行する場合であって、かつ走行させる路面が平坦又はほぼ平坦であるなど路面の勾配を考慮する必要がない環境であれば、前進又は後進の何れか一方のみで判定してもよい。この場合、前後進レバー29で指示された方向の判定を行うようにしてもよい。
○ 解除判定処理は、キーON時(起動時)、最初に発進するときのみに行うようにしてもよい。また、解除判定処理は、キーON状態において、停車した状態から発進する度に行うようにしてもよい。
○ 図4に示す解除判定処理において、ステップS13とステップS15の処理順序を逆にしてもよい。
○ 図4に示す解除判定処理のステップS13,S15において走行モータ18に電流を印加する場合、その電流を所定電流Ia,Ibに近付けるように徐々に増加させ、走行モータ18が回転した時の電流と所定電流Ia,Ibとの比較によってパーキングブレーキ34が解除されているかを判定してもよい。
○ 図4に示す解除判定処理のステップS13,S15において走行モータ18に電流を印加する場合、その電流を所定電流Ia,Ibに近付けるように徐々に増加させ、走行モータ18が回転した時の電流と所定電流Ia,Ibとの比較によってパーキングブレーキ34が解除されているかを判定してもよい。
○ 図4に示す解除判定処理のステップS13,S15において走行モータ18に電流を印加する場合、所定電流Ia,Ib相当の電流を一定時間、印加し、走行モータ18が回転したかによってパーキングブレーキ34が解除されているかを判定してもよい。
○ 解除判定処理では、ステップS13,S15の何れか一方が許容範囲のときにパーキングブレーキ34が解除されていると判断してもよい。この判断は、例えば路面が平坦又はほぼ平坦であり、路面の勾配を考慮する必要がないときに行ってもよい。
○ 実施形態の解除判定機能は、フォークリフト10以外の電動車両に適用してもよい。この場合の電動車両は、フォークリフト10のような産業用車両であってもよいし、乗用車でもあってもよい。
10…フォークリフト、17…操舵輪、18…走行モータ、32…アクセルペダル、33…ブレーキ操作レバー、34…パーキングブレーキ、35…車両制御装置、36…モータコントローラ、44…アクセル開度センサ、47…パーキングセンサ、48…モータ回転数センサ、Ia,Ib…所定電流。
Claims (5)
- パーキングブレーキと、
前記パーキングブレーキの操作手段の状態を検出する状態検出手段と、
車両の走行を指示するアクセル操作手段と、
前記アクセル操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、
車両の駆動力を発する走行モータを制御する制御手段と、
前記走行モータの回転を検出する回転検出手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記状態検出手段の検出結果から前記操作手段が前記パーキングブレーキの解除位置に操作されていることを検出し、かつ前記操作量検出手段の検出結果から前記アクセル操作手段が操作されていることを検出した場合、前記回転検出手段の検出結果から前記走行モータが回転するまでに必要な電流が所定電流を超えるかによって前記パーキングブレーキが解除されているかを判定し、
前記パーキングブレーキが解除されているかの判定を、前記車両を前進及び後進のうち少なくとも何れか一方を行わせるように前記走行モータを制御して行うことを特徴とする電動車両。 - 前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定を、前記車両を前進及び後進の両方を行わせるように前記走行モータを制御して行う請求項1に記載の電動車両。
- 前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前記車両の積載物の重量によって変更する請求項1又は請求項2に記載の電動車両。
- 前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前後進方向への前記車両の傾きによって変更する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電動車両。
- 前記制御手段は、前記パーキングブレーキが解除されているかの判定に用いる前記所定電流を、前記車両の操舵輪の切れ角によって変更する請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電動車両。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110758369A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-07 | 广州赛特智能科技有限公司 | 无人驾驶刹车系统及其安全检测方法 |
CN115217176A (zh) * | 2022-07-06 | 2022-10-21 | 三一重机有限公司 | 电磁制动器的控制方法、装置及电动作业机械 |
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2017
- 2017-08-09 JP JP2017154505A patent/JP2019033635A/ja active Pending
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