JP2005028510A - 力覚付与型入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作体に力覚を付与するアクチュエータとして電磁ブレーキを用いつつ、該電磁ブレーキの制動力を変化させて複数種類の力覚が得られるようにした力覚付与型入力装置を提供する。
【解決手段】軸部4を突設した操作体3と、被制動部であるハブ5に対向配置されて操作体3に力覚を付与する電磁ブレーキ6と、操作体3の操作状態を検出する検出手段7と、検出手段7から出力される検出信号に基づいて電磁ブレーキ6の駆動を制御する制御手段8とから力覚付与型入力装置を構成する。電磁ブレーキ6を、電磁コイル15と、電磁コイル15が巻回されたヨーク14と、板ばね9,10を介してハブ5に保持されてヨーク14の端面に対向する一対のアーマチュア11,12とから構成し、電磁コイル15へ通電される電流値の大きさに応じてヨーク14に吸着されるアーマチュアの個数を変化させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作体にその操作状態に応じた力覚が付与される力覚付与型入力装置に係り、特に、操作体に力覚を付与するアクチュエータとして電磁ブレーキを用いた力覚付与型入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばバイワイヤ方式の車載電気機器集中制御装置、ステアリング装置、ギアシフト装置、ブレーキ装置などに適用される入力装置として、操作者によって手動で操作される操作体と、この操作体の操作状態を検出する位置センサ等の検出手段と、操作体に力覚を付与するアクチュエータと、前記検出手段から出力される検出信号に基づいて前記アクチュエータの駆動を制御する制御手段とを備えた力覚付与型入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる力覚付与型入力装置によれば、操作体の操作方向や操作量等に応じた種々の力覚を該操作体に付与することができるので、バイワイヤ方式の各種装置における操作体の操作に所望の操作感を付与することが可能となる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−149324号公報(第3−5頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の力覚付与型入力装置では、一般に、操作体に力覚を付与するためのアクチュエータとして回転モータが使用されている。しかしながら、回転モータは定格電流付近で駆動したときにトルクリップルと呼ばれる微小なトルク変動を生じる特性があるため、これを操作体に力覚を付与するアクチュエータとして用いる場合には、定格電流よりも大幅に低い駆動電流で力覚が発生可能な大型の回転モータを使用し、かかる大型の回転モータを電力利用効率の低い状態で駆動せざるを得ない。その結果、力覚付与型入力装置の消費電力が増大してしまい、小型化も妨げられるという問題を生じていた。
【0005】
そこで従来、こうした問題を回避するため、操作体に力覚を付与するアクチュエータとして、電磁コイルとヨークとアーマチュアとを有する電磁ブレーキを用いた力覚付与型入力装置が提案されている。しかしながら、かかる電磁ブレーキはアーマチュアがヨークに吸着されているときだけ制動力(摩擦力)を発生するというものであり、この制動力の強さを制御することは容易でないため、結局、操作体に付与される力覚が単調なものになってしまうという新たな問題を生じていた。
【0006】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、操作体に力覚を付与するアクチュエータとして電磁ブレーキを用いつつ、該電磁ブレーキの制動力を変化させて複数種類の力覚が得られるようにした力覚付与型入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するための一解決手段として、本発明の力覚付与型入力装置では、操作者によって操作される操作体と、該操作体の被制動部に対向配置されて該操作体に力覚を付与する電磁ブレーキと、前記操作体の操作状態を検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて前記電磁ブレーキの駆動を制御する制御手段とを備え、前記電磁ブレーキが、電磁コイルと、該電磁コイルが巻回されたヨークと、該ヨークの端面に対向する複数個のアーマチュアとを有し、該アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方が前記被制動部に保持されていると共に、前記電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じて、前記ヨークまたは前記ヨーク側に配置された他の部材に吸着される前記アーマチュアの個数が変化するように構成した。
【0008】
このように構成された力覚付与型入力装置によれば、電磁コイルへ通電してアーマチュアをヨークまたはヨーク側に配置された他の部材に吸着させるだけの動作で操作体に制動力を加えることができ、操作体に力覚を付与するアクチュエータとして大型の回転モータを使用する必要がなくなるため、小型の力覚付与型入力装置が実現できる。また、操作体へ力覚を付与するときだけ電磁コイルへ通電すればよいので、消費電力が低減できる。さらに、この力覚付与型入力装置の電磁ブレーキは、電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じてヨークまたはヨーク側に配置された他の部材に吸着されるアーマチュアの個数が変化するというものであり、ヨークに吸着されるアーマチュアの個数が増えるのに伴って制動力が増大するため、制動力の大きさが容易に制御できて、強さの異なる制動力に対応する複数種類の力覚が得られる。
【0009】
なお、かかる一解決手段において、複数個のアーマチュアは例えば、複数種類の弾性部材を介して操作体の被制動部に保持されていればよく、この場合、電磁コイルへの通電量が小さいときには、弾性変形しやすい弾性部材に保持されたアーマチュアのみがヨークに吸着されて制動力を生起し、電磁コイルへの通電量が増大すると、該アーマチュアに加えて、弾性変形しにくい弾性部材に保持されたアーマチュアもヨークに吸着されて制動力を生起するように設定できる。また、かかる一解決手段において、アーマチュアとヨークの相対向する吸着面の片方または双方にライニング材を付設しておけば、制動力が高めやすくなるため好ましい。
【0010】
また、上述した目的を達成するための他の解決手段として、本発明の力覚付与型入力装置では、操作者によって操作される操作体と、該操作体の被制動部に対向配置された電磁ブレーキと、前記操作体の操作状態を検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて前記電磁ブレーキの駆動を制御する制御手段とを備え、前記電磁ブレーキが、電磁コイルと、該電磁コイルが巻回されたヨークと、該ヨークの端面に対向するアーマチュアと、該アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方に取り付けられて片面が他方に弾接可能な弾性材からなるブレーキシューとを有し、前記アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方が前記被制動部に保持されていると共に、前記電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じて、前記アーマチュアまたは前記ヨークに弾接する前記ブレーキシューの面積が変化するように構成した。
【0011】
このように構成された力覚付与型入力装置は、前記一解決手段と同様に小型化や低消費電力化が実現できる。また、この力覚付与型入力装置の電磁ブレーキは弾性材からなるブレーキシューを有し、電磁コイルへ通電される電流値の大きさ、つまりアーマチュアとヨーク間の吸引力の大きさに応じて、アーマチュアまたはヨークに弾接するブレーキシューの面積が変化するというものであり、該吸引力が増大してブレーキシューの弾接面積が広くなる(密着度が高まる)のに伴い制動力が増大するため、制動力の大きさが容易に制御できて、強さの異なる制動力に対応する多様な力覚を得ることが可能となる。
【0012】
なお、かかる他の解決手段において、ブレーキシューが弾接可能なアーマチュアまたはヨークと該ブレーキシューとの間隔が一様でなく、この間隔が相対的に狭い領域でブレーキシューが加圧変形されることによって、他の領域で該ブレーキシューがアーマチュアまたはヨークと弾接するように構成しておけば、電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じて制動力の大きさを容易に制御できるため、好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の一実施形態例に係る力覚付与型入力装置の全体構成図、図2は該力覚付与型入力装置の要部を示す分解斜視図である。
【0014】
本実施形態例に係る力覚付与型入力装置は、操作体が手動により回転操作されるタイプである。図1に示すように、この力覚付与型入力装置は、軸受孔2を有する支持部材1と、軸受孔2にて支持される軸部4を突設して回転操作される操作体3と、操作体3の被制動部として軸部4の外周面に固設されたハブ5と、ハブ5に対向配置されて操作体3に力覚を付与する電磁ブレーキ6と、操作体3の操作状態を検出するロータリエンコーダ7と、ロータリエンコーダ7から出力される検出信号aに基づいて電磁ブレーキ6や外部コントローラ30に対して駆動信号bや指令信号cを出力する制御手段8等を備えている。なお、操作体3を操作する際の制御対象となる外部機器は、外部コントローラ30から出力される駆動信号によって各種動作が制御されるようになっており、この外部コントローラ30が指令信号cによって制御されるようになっている。
【0015】
操作体3の被制動部であるハブ5の天井面には、2種類の板ばね9,10(図2参照)が複数個ずつ取り付けられている。一方の板ばね9は、上端がハブ5に固定されて下端が後述する第1のアーマチュア11に固定されている。他方の板ばね10は、上端がハブ5に固定されて下端が後述する第2のアーマチュア12に固定されている。これら2種類の板ばね9,10は弾性定数が異なり、一方の板ばね9は他方の板ばね10よりも弾性変形しやすい。また、操作体3の軸部4には、支持部材1の上面に当接する規制部13が設けられており、この規制部13によって軸部4の下方への移動が規制されている。
【0016】
電磁ブレーキ6は、前記板ばね9,10を介してハブ5に保持された第1および第2のアーマチュア11,12と、支持部材1の底板部20上に固定されたヨーク14と、ヨーク14に巻回された電磁コイル15と、ヨーク14の上端面に付設されたライニング材16とによって構成されており、ヨーク14の上端面がライニング材16を介して第1および第2のアーマチュア11,12と対向している。ここで、ライニング材16は、各アーマチュア11,12との摩擦力を高めるためのものである。また、第1のアーマチュア11と第2のアーマチュア12の中央部にはそれぞれ軸部4を遊挿するための軸孔17,18が設けられており、かつ第2のアーマチュア12の複数箇所には板ばね9との干渉を回避するための逃げ孔19が設けられている。なお、ヨーク14の中央部には軸受孔21が設けられており、この軸受孔21内に軸部4の下端部が挿入されているため、軸部4は上部と下部が軸受孔2と軸受孔21に支持された状態になっており、それゆえ支持部材1に軸支されている操作体3は回転操作時にガタ付きを生じる心配がない。
【0017】
この電磁ブレーキ6は、所定の電流を電磁コイル15へ通電すると、磁性材料からなる各アーマチュア11,12が電磁作用によりヨーク14に吸着されて摩擦力を生起するというものであり、この摩擦力はハブ5の回転(つまり操作体3の回転)を妨げる制動力なので、操作体3に操作抵抗としての力覚が付与されて操作者の手指に感得されるようになっている。また、この電磁ブレーキ6は、電磁コイル15へ通電される電流値の大きさに応じて、制動力の強さが2段階に変化するようになっている。すなわち、制御手段8は電磁コイル15に対して、やや小さな電流I1とそれよりも大きな電流I2を選択的に通電することができ、通電される電流がI1のときには、比較的弾性変形しやすい板ばね9を介してハブ5に保持されている第1のアーマチュア11がヨーク14に吸着されて制動力f1を生じるものの、板ばね9に比して弾性変形しにくい板ばね10を介してハブ5に保持されている第2のアーマチュア12は、吸引はされてもヨーク14に吸着されることはないので制動力は生じない。また、通電される電流がI2のときには、第1のアーマチュア11だけでなく第2のアーマチュア12もヨーク14に吸着されるため、f1よりも強い制動力f2を生じる。
【0018】
ロータリエンコーダ7は、軸部4と一体的に回転する図示せぬコード板と、このコード板に設けられた検出パターンを読み取るための図示せぬフォトインタラプタとを備えており、回転操作時に操作体3の回転方向と回転量(回転角度)が検出できるようになっている。
【0019】
制御手段8は、ロータリエンコーダ7から出力された検出信号aが入力される入力部81と、操作体3の操作状態に対応する制御信号等が記憶された記憶部82と、入力部81に入力された検出信号aに応じた制御信号を記憶部82から読み出して出力するCPU83と、CPU83から出力された制御信号をD/A変換して増幅することにより駆動信号bや指令信号cを生成するドライバ回路84と、駆動信号bを電磁コイル15へ出力すると共に指令信号cを外部コントローラ30へ出力する出力部85とを備えている。
【0020】
このように本実施形態例に係る力覚付与型入力装置にあっては、電磁コイル15へ通電して各アーマチュア11,12をヨーク14に吸着させるだけの動作で操作体3に制動力を加えることができ、操作体3に力覚を付与するアクチュエータとして大型の回転モータを使用する必要がない。そのため、力覚付与型入力装置の小型化が容易に実現できる。また、操作体3へ力覚を付与するときだけ電磁コイル15へ通電すればよいので、消費電力も低減できる。さらに、この力覚付与型入力装置の電磁ブレーキ6は、電磁コイル15へ通電される電流値の大きさに応じてヨーク14に吸着されるアーマチュアの個数が変化し、第1のアーマチュア11のみが吸着される場合には制動力f1が弱く、第1および第2のアーマチュア11,12が共に吸着される場合には制動力f2が強くなるため、強さの異なる制動力に対応する2種類の力覚が得られる。したがって、アーマチュアを1つのみ備えた従来の力覚付与型入力装置に比べて、操作体3に多様な操作感を付与することができる。
【0021】
なお、上述した実施形態例では一対のアーマチュア11,12をハブ(被制動部)5にて支持する場合について説明したが、アーマチュアの個数を3個以上にして制動力の強さが3段階以上変化する構成にしたり、アーマチュアではなくヨークを操作体の被制動部にて保持する構成にしてもよい。
【0022】
図3は本発明の他の実施形態例に係る力覚付与型入力装置の要部を示す構成図であって、図1と対応する部分には同一符号を付すことにより、重複する説明は省略する。
【0023】
図3に示す力覚付与型入力装置では、電磁ブレーキ6に備えられるアーマチュアの個数が1個だけであるが、この1個のアーマチュア25に、肉厚が内周側ほど厚く形成された弾性材からなるブレーキシュー26が取り付けられている点が、前記実施形態例と大きく異なっている。アーマチュア25は板ばね27を介してハブ5に保持されており、ブレーキシュー26の下面とこれに対向するヨーク14との間隔は内周側ほど狭くなっているので、電磁コイル15へ通電される電流値の大きさに応じて、ヨーク14に弾接するブレーキシュー26の面積が変化して制動力が制御できるようになっている。すなわち、電磁コイル15へやや小さな電流が通電されたときには、比較的弱い力でアーマチュア25がヨーク14に吸引されるため、ブレーキシュー26は厚肉な内周部のみがヨーク14に弾接して弱い制動力を生起するが、電磁コイル15への通電量を増大させていくと、ブレーキシュー26は内周部が加圧変形されて次第に外周側がヨーク14に弾接していくようになるので、ヨーク14に対するブレーキシュー26の密着度が高まって制動力は増大していく。したがって、本実施形態例の場合、制動力をほぼ連続的に変化させることができて、強さの異なる制動力に対応する多様な力覚を得ることが可能となる。
【0024】
なお、ブレーキシュー26は他の形状であってもよく、例えば、ヨーク14との対向面に高さ寸法の異なる複数種類の突起部を有するブレーキシューを用い、電磁コイル15への通電量が少ないときには高さ寸法の大なる突起部をヨーク14に弾接させ、通電量が多いときには高さ寸法の大なる突起部を加圧変形させつつ高さ寸法の小なる突起部もヨーク14に弾接させるようにすれば、強さの異なる制動力に対応する複数種類の力覚が得られる。また、この種のブレーキシューをアーマチュア25ではなくヨーク14に取り付けてもよい。また、前記実施形態例と同様に、アーマチュアではなくヨークを操作体の被制動部にて保持する構成にしてもよい。
【0025】
さらにまた、上述した各実施形態例では操作体が回転操作されるタイプの力覚付与型入力装置について説明したが、操作体が一方向または多方向へ揺動するタイプの力覚付与型入力装置であっても、本発明は適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】
電磁コイルへ通電してアーマチュアをヨークに吸着させるだけの動作で操作体に制動力を加えることができ、操作体に力覚を付与するアクチュエータとして大型の回転モータを使用する必要がなくなるため、小型の力覚付与型入力装置が実現できる。また、操作体へ力覚を付与するときだけ電磁コイルへ通電すればよいので、消費電力が低減できる。さらに、電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じてヨークに吸着されるアーマチュアの個数が変化するように構成した電磁ブレーキを使用した場合、ヨークに吸着されるアーマチュアの個数が増えるのに伴って制動力が増大するため、制動力の大きさが容易に制御できて、強さの異なる制動力に対応する複数種類の力覚が得られる。
【0028】
また、弾性材からなるブレーキシューを有し、電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じてアーマチュアまたはヨークに弾接するブレーキシューの面積が変化するように構成した電磁ブレーキを使用した場合には、ブレーキシューの弾接面積が広くなるのに伴い制動力が増大するため、制動力の大きさが容易に制御できて、強さの異なる制動力に対応する多様な力覚を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る力覚付与型入力装置の全体構成図である。
【図2】図1に示す力覚付与型入力装置の要部分解斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態例に係る力覚付与型入力装置の要部構成図である。
【符号の説明】
1 支持部材
3 操作体
4 軸部
5 ハブ(被制動部)
6 電磁ブレーキ
7 ロータリエンコーダ(検出手段)
8 制御手段
9,10 板ばね
11,12 アーマチュア
14 ヨーク
15 電磁コイル
16 ライニング材
25 アーマチュア
26 ブレーキシュー
27 板ばね
30 外部コントローラ

Claims (5)

  1. 操作者によって操作される操作体と、該操作体の被制動部に対向配置されて該操作体に力覚を付与する電磁ブレーキと、前記操作体の操作状態を検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて前記電磁ブレーキの駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記電磁ブレーキが、電磁コイルと、該電磁コイルが巻回されたヨークと、該ヨークの端面に対向する複数個のアーマチュアとを有し、該アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方が前記被制動部に保持されていると共に、前記電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じて、前記ヨークまたは前記ヨーク側に配置された他の部材に吸着される前記アーマチュアの個数が変化するように構成したことを特徴とする力覚付与型入力装置。
  2. 請求項1の記載において、前記複数個のアーマチュアが複数種類の弾性部材を介して前記被制動部に保持されていることを特徴とする力覚付与型入力装置。
  3. 請求項1または2の記載において、前記アーマチュアと前記ヨークの相対向する吸着面の片方または双方に前記他の部材としてライニング材を付設したことを特徴とする力覚付与型入力装置。
  4. 操作者によって操作される操作体と、該操作体の被制動部に対向配置された電磁ブレーキと、前記操作体の操作状態を検出する検出手段と、該検出手段から出力される検出信号に基づいて前記電磁ブレーキの駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記電磁ブレーキが、電磁コイルと、該電磁コイルが巻回されたヨークと、該ヨークの端面に対向するアーマチュアと、該アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方に取り付けられて片面が他方に弾接可能な弾性材からなるブレーキシューとを有し、前記アーマチュアと前記ヨークのいずれか一方が前記被制動部に保持されていると共に、前記電磁コイルへ通電される電流値の大きさに応じて、前記アーマチュアまたは前記ヨークに弾接する前記ブレーキシューの面積が変化するように構成したことを特徴とする力覚付与型入力装置。
  5. 請求項4の記載において、前記ブレーキシューが弾接可能な前記アーマチュアまたは前記ヨークと該ブレーキシューとの間隔が一様でなく、前記間隔が相対的に狭い領域で前記ブレーキシューが加圧変形されることによって、他の領域で該ブレーキシューが前記アーマチュアまたは前記ヨークと弾接するように構成したことを特徴とする力覚付与型入力装置。
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