JP2011521037A5

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Publication number: JP2011521037A5
Application number: JP2011508885A
Authority: JP
Filing date: 2009-05-11
Publication date: 2012-06-28
Anticipated expiration: 2029-05-11

Claims

（ｉ）少なくとも１種の、２５℃且つ１０１３ｍｂａｒにおいて液状のポリマー、及び
（ｉｉ）少なくとも１種の溶融可能な固体及び少なくとも１種の共重合体（Ｃ）を含む少なくとも１種のポリマー粒子混合物、
を含む分散体であって、
前記少なくとも１種の共重合体（Ｃ）は、
少なくとも１種のα，β−エチレン性不飽和モノマーと、
不飽和の開始アルコールを基礎とするポリオール、又はポリオールと不飽和の酸若しくはエステル又はイソシアネートとの反応により得られるポリオール、ＮＣＯ末端ポリメリックイソシアネートとヒドロキシアルキルアクリレート若しくはメタクリレートとの反応により得られるポリメリックイソシアネート、ＮＣＯ末端ポリウレタン−プレポリマーとヒドロキシアルキルアクリレート若しくはメタクリレートとの反応により得られるポリウレタン−プレポリマー、ポリ（メタ）アクリレートと不飽和アルコールとの反応により得られるポリ（メタ）アクリレート、ＰＩＢＳＡ（ポリイソブテン−コハク酸無水物）と不飽和アルコールとの反応により得られるポリイソブテン、及びこれらの混合物からなる群から選択される液状ポリマーの種類の少なくとも１種の重合可能なポリマーと、
から合成されるランダム共重合体であることを特徴とする分散体。
前記液状ポリマー（ｉ）が、ポリオール、ポリメリックイソシアネート、ポリアクリレート、膜形成性ポリマー、ポリウレタンプレポリマー、ポリイソブテン及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項１に記載の分散体。
前記ポリオールが、ポリエーテルオール、ポリエステルオール及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項２に記載の分散体。
前記少なくとも１種の溶融可能な固体が、硫黄、尿素、リン、熱可塑性ポリマー（Ｐ）及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項１〜３の何れか１項に記載の分散体。
少なくとも１種の熱可塑性ポリマー（Ｐ）が、ポリスチレン、置換ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、熱可塑性ポリウレタン、前述のポリマーに存在するモノマーのうち少なくとも２種を含む共重合体及びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項４に記載の分散体。
少なくとも１種の乳化剤を更に含む請求項１〜５の何れか１項に記載の分散体。
請求項１〜６の何れか１項に記載の分散体を製造する方法（Ｖ）であって、
（Ａ）少なくとも１種の溶融可能な固体、少なくとも１種の２５℃且つ１０１３ｍｂａｒにおいて液状のポリマー、及び少なくとも１種の共重合体（Ｃ）（但し、該少なくとも１種の共重合体（Ｃ）は、少なくとも１種のα，β−エチレン性不飽和モノマーと、不飽和の開始アルコールを基礎とするポリオール、又はポリオールと不飽和の酸若しくはエステル又はイソシアネートとの反応により得られるポリオール、ＮＣＯ末端ポリメリックイソシアネートとヒドロキシアルキルアクリレート若しくはメタクリレートとの反応により得られるポリメリックイソシアネート、ＮＣＯ末端ポリウレタン−プレポリマーとヒドロキシアルキルアクリレート若しくはメタクリレートとの反応により得られるポリウレタン−プレポリマー、ポリ（メタ）アクリレートと不飽和アルコールとの反応により得られるポリ（メタ）アクリレート、ＰＩＢＳＡ（ポリイソブテン−コハク酸無水物）と不飽和アルコールとの反応により得られるポリイソブテン、及びこれらの混合物からなる群から選択される液状ポリマーの種類の少なくとも１種の重合可能なポリマーと、から合成されるランダム共重合体である。）を含む混合物（Ｉ）を加熱し、混合物（ＩＩ）を得る工程、及び
（Ｃ）混合物（ＩＩ）を冷却する工程、
を含む分散体の製造方法。
工程（Ａ）の後且つ工程（Ｃ）の前に、以下の工程（Ｂ）：
（Ｂ）混合物（ＩＩ）を分散させる工程、
を含む請求項７に記載の方法。
（Ａ’）少なくとも１種の溶融可能な固体、少なくとも１種の２５℃且つ１０１３ｍｂａｒにおいて液状のポリマー及び少なくとも１種の共重合体（Ｃ’）を含む混合物（Ｉ’）を加熱して、混合物（ＩＩ’）を得る工程、
（Ｂ）混合物（ＩＩ’）を分散させる工程、及び
（Ｃ）少なくとも１０Ｋ／分の冷却速度で混合物（ＩＩ'）を冷却する工程、
を含む分散体の製造方法（Ｖ’）。
工程（Ｃ）においてせん断を行わないことを特徴とする請求項７〜９の何れか１項に記
載の方法。
請求項７〜１０の何れか１項に記載の方法により製造可能な分散体。
請求項１〜６の何れか１項に記載の分散体又は請求項７〜１０の何れか１項に記載の方法により製造可能な分散体の、自動車製造用の塗料ベース材料として、建築物用の塗料、封止剤、セメント、紙、テキスタイル、皮革の分散体ベース材料として、接着剤のベース材料として、燃料添加剤又は屋根の塗料としての使用方法。
請求項１〜６の何れか１項に記載の分散体又は請求項７〜１０の何れか１項に記載の方法により製造可能な分散体の、ポリウレタンを製造するための使用方法。
少なくとも１種の、請求項１〜６の何れか１項に記載の分散体又は請求項７〜１０の何れか１項に記載の方法により製造可能な分散体を、少なくとも１種のポリイソシアネートと反応させることを特徴とするポリウレタンの製造方法。