JP2011509242A5 - - Google Patents

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本発明が提供する化合物は、生物学的および病理学的現象におけるHCVプロテアーゼの研究;HCVプロテアーゼによって媒介される細胞内シグナル変換経路の研究および新規なHCVプロテアーゼ阻害剤の比較評価にも有用である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
式Iの化合物:

または薬学的に許容されるその塩
(式中、
およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
2a は−OHまたは−NHSO であり;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は弾頭基であるか:または、
とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基を含むか;または、
と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基を含み;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、R とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目2)
式II−aまたはII−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は水素であるか、またはR とR は一緒になって、任意選択で置換されたC 3〜7 員炭素環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR 、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目3)
式III−aまたはIII−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、H、−NHC(O)OR 、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目4)
式IV−aまたはIV−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、H、−NHC(O)OR 、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目5)
式V−aまたはV−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は−N(R) であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、H、−NHC(O)OR 、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目6)
式VI−aまたはVI−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
とR は一緒になって、任意選択で置換されたC 3〜7 員炭素環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
は−N(R) である。)。
(項目7)
式VII−aまたはVII−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかまたは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であり;
は、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は弾頭基であり;
x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
は、H、

、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目8)
式VII−aまたはVII−bの化合物:

または薬学的に許容されるその塩である、項目1に記載の化合物
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は弾頭基であるか:または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基を含むか;または、
と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基を含み、
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、R とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
(項目9)
が−L−Yであり:
Lは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜8 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Lの1、2もしくは3個のメチレン単位は、シクロプロピレン、−NR−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO −、−C(=S)−、−C(=NR)−、−N=N−または−C(=N )−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Yは、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、前記環は1〜4個のR 基で置換されており;
各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され:
Qは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Zは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目10)
Lが、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−、−C(O)O−、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、前記環は1〜4個のR 基で置換されており;
各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され:
Qは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Zは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目11)
Lが二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目10に記載の化合物。
(項目12)
Lが二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は−C(O)−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられている、項目11に記載の化合物。
(項目13)
Lが二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は−OC(O)−で置き換えられている、項目11に記載の化合物。
(項目14)
Lが、−NRC(O)CH=CH−、−NRC(O)CH=CHCH N(CH )−、−NRC(O)CH=CHCH O−、−CH NRC(O)CH=CH−、−NRSO CH=CH−、−NRSO CH=CHCH −、−NRC(O)(C=N )−、−NRC(O)(C=N )C(O)−、−NRC(O)CH=CHCH N(CH )−、−NRSO CH=CH−、−NRSO CH=CHCH −、−NRC(O)CH=CHCH O−、−NRC(O)C(=CH )CH −、−CH NRC(O)−、−CH NRC(O)CH=CH−、−CH CH NRC(O)−または−CH NRC(O)シクロプロピレン−であり、RはHであるかまたは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であり;Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目10に記載の化合物。
(項目15)
Lが、−NHC(O)CH=CH−、−NHC(O)CH=CHCH N(CH )−、−NHC(O)CH=CHCH O−、−CH NHC(O)CH=CH−、−NHSO CH=CH−、−NHSO CH=CHCH −、−NHC(O)(C=N )−、−NHC(O)(C=N )C(O)−、−NHC(O)CH=CHCH N(CH )−、−NHSO CH=CH−、−NHSO CH=CHCH −、−NHC(O)CH=CHCH O−、−NHC(O)C(=CH )CH −、−CH NHC(O)−、−CH NHC(O)CH=CH−、−CH CH NHC(O)−または−CH NHC(O)シクロプロピレン−である、項目14に記載の化合物。
(項目16)
Lが、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つのアルキリデニル二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられている、項目15に記載の化合物。
(項目17)
Lが、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの三重結合を有し、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で任意選択でかつ独立に置き換えられており、
Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、前記環は1〜4個のR 基で置換されており;
各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され:
Qは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Zは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目18)
Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目17に記載の化合物。
(項目19)
Lが、−C≡C−、−C≡CCH N(イソプロピル)−、−NHC(O)C≡CCH CH −、−CH −C≡C−CH −、−C≡CCH O−、−CH C(O)C≡C−、−C(O)C≡C−または−CH OC(=O)C≡C−である、項目18に記載の化合物。
(項目20)
Lが、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lの1個のメチレン単位がシクロプロピレンで置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位が、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で独立に置き換えられており;
Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、前記環は1〜4個のR 基で置換されており;
各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され:
Qは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Zは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目21)
Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目20に記載の化合物。
(項目22)
Lが、共有結合、−C(O)−、−N(R)C(O)−または二価のC 1〜8 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり;
Yが、以下の(i)〜(xvii)、すなわち:
(i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;
(ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
(iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
(iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(前記環は1〜2個のR 基で置換されている);または
(v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または
(vi)

;または
(vii)飽和3〜6員炭素環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または(viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または
(ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または
(x)

(式中、各R は上記に定義し、かつ本明細書で説明する通りである);
(xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または
(xii)

(式中、各RおよびR は上記に定義し、かつ本明細書で説明する通りである);または(xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている);または
(xiv)

(式中、各R は上記に定義し、かつ本明細書で説明する通りである);または
(xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(前記環は1〜3個のR 基で置換されている);または
(xvi)



(xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環(前記環は1〜4個のR 基で置換されている)
から選択され:
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され:
Qは、共有結合であるかまたは二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
Zが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族である、項目1に記載の化合物。
(項目23)
Lが、共有結合、−CH −、−NH−、−C(O)−、−CH NH−、−NHCH −、−NHC(O)−、−NHC(O)CH OC(O)−、−CH NHC(O)−、−NHSO −、−NHSO CH −、−NHC(O)CH OC(O)−または−SO NH−である、項目22に記載の化合物。
(項目24)
Lが共有結合である、項目23に記載の化合物。
(項目25)
Yが、


(式中、各R は、ハロゲンから独立に選択される)
から選択される、項目22に記載の化合物。
(項目26)
が、

(式中、各R は独立に、適切な脱離基、NO 、CNまたはオキソである)
から選択される、項目1に記載の化合物。
(項目27)

からなる群から選択される化合物。
(項目28)
項目1に記載の化合物および薬学的に許容される補助剤、担体または媒体を含む組成物。
(項目29)
追加の治療薬と組み合わせた、項目28に記載の組成物。
(項目30)
前記追加の治療薬が抗ウイルス剤である、項目29に記載の組成物。
(項目31)
生物学的試料または患者のHCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を阻害する方法であって、前記生物学的試料を項目1に記載の化合物またはその組成物と接触させる工程を含む方法。
(項目32)
前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、項目31に記載の方法。
(項目33)
HCVプロテアーゼサブタイプ1bのCys159に相当する位置に保存されたシステイン残基を共有結合的に修飾することによって、前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、項目32に記載の方法。
(項目34)
Cys16を共有結合的に修飾することによって、前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、項目32に記載の方法。
(項目35)
患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療する方法であって、前記患者に項目1に記載の化合物またはその組成物を投与する工程を含む方法。
(項目36)
前記投与する工程を日に1回実施する、項目35に記載の方法。
(項目37)
障害がC型肝炎である、項目36に記載の方法。
(項目38)
患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療する方法であって、HCVプロテアーゼサブタイプ1bのCys159に相当する位置に保存されたシステイン残基を共有結合的に修飾することによって、HCVプロテアーゼを不可逆的に阻害する工程を含む方法。
(項目39)
前記HCVプロテアーゼの遺伝子型またはサブタイプが、1a、1b、1c、2a、2b、2c、2i、2k、3a、3b、3k、4a、4d、4f、5a、6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g、6h、6i、6j、6k、6l、6m、6n、6o、6p、6q、6tおよび7aからなる群から選択される、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記HCVプロテアーゼの遺伝子型またはサブタイプが、1a、1b、2aまたは3aである、項目39に記載の方法。
(項目41)
患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療する方法であって、HCVプロテアーゼのCys16を共有結合的に修飾することによってHCVプロテアーゼを不可逆的に阻害する工程を含む方法。
(項目42)
式Cys159−リンカー−阻害剤部分の結合体であって、前記Cys159がHCVプロテアーゼのCys159である結合体。
(項目43)
式Cys16−リンカー−阻害剤部分の結合体であって、前記Cys16がHCVプロテアーゼのCys16である結合体。
(項目44)
前記阻害剤部分が式A:

または薬学的に許容されるその塩からなる、項目42に記載の結合体
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
2a は−OHまたは−NHSO であり;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルを形成しており;R は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、R とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である)
(項目45)
前記阻害剤部分が式A:

または薬学的に許容されるその塩からなる、項目43に記載の結合体
(式中、R およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
2a は−OHであるかまたは−NHSO であり;
は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、R とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は−T−R であり:
Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である)
試験化合物(I−3)の存在下でのHCV NS3/4A野生型プロテアーゼドメインまたはHCV変形体C159Sの質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−3)の存在下でのHCV NS3/4A変異体A156Sの質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−3)の存在下でのHCV NS3/4A変異体A156Tの質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−3)の存在下でのHCV NS3/4A変異体D168Aの質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−3)の存在下でのHCV NS3/4A変異体D168Vの質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−7)の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−8)の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物(I−4)の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−9の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−10の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−3の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を、その可逆的対応物、化合物I−3、および試験化合物を含まないものと比較して示す図である。 試験化合物I−3の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分 析結果を、その可逆的対応物、化合物I −3、および試験化合物を含まないものと比較して示す図である。 試験化合物I−3の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分 析結果を、その可逆的対応物、化合物I −3、および試験化合物を含まないものと比較して示す図である。 試験化合物I−3の存在下での、トリプシン消化後のHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−3の存在下での、トリプシン消化後のHCV NS3 /4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−73の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 試験化合物I−75の存在下でのHCV NS3/4A野生型の質量分析結果を示す図である。 様々な濃度の2つのHCVプロテアーゼ阻害剤、化合物I−Rおよび化合物I−50の存在下、24時間、48時間および96時間でのレプリコンアッセイを用いたルシフェラーゼ活性を示す図である。化合物I−Rは非共有結合性阻害剤であるが、化合物I−50は不可逆的共有結合性阻害剤である。2つの化合物のプロテアーゼに対する作用の機構の違いにもかかわらず、アッセイリードアウトの間接特性のため、レプリコンアッセイは類似した結果を示している。 様々な濃度の2つのHCVプロテアーゼ阻害剤、化合物I−Rおよび化合物I−50の存在下、24時間、48時間および96時間でのレプリコンアッセイを用いたルシフェラーゼ活性を示す図である。化合物I−Rは非共有結合性阻害剤であるが、化合物I−50は不可逆的共有結合性阻害剤である。2つの化合物のプロテアーゼに対する作用の機構の違いにもかかわらず、アッセイリードアウトの間接特性のため、レプリコンアッセイは類似した結果を示している。 化合物を取り除いた後、自己切断によって測定して、野生型レプリコン細胞におけるNS3プロテアーゼ活性の長期的阻害を示す、NS3プロテアーゼの2つの不可逆的共有結合性阻害剤(化合物I−96およびI−102)について示す図である。化合物をレプリコン細胞で16時間インキュベートし、次いでそれを取り除く(時間0)。共有結合性NS3阻害剤を取り除いた後、最大で48時間でも、NS3自己切断活性は少なくとも50%阻害されているが、可逆的薬物は、薬物を取り除いた後、わずか4時間で活性の実質的に完全な逆戻りを示している。 化合物を取り除いた後、最大で24時間、自己切断によって測定して、野生型レプリコン細胞におけるNS3プロテアーゼ活性の長期的阻害を示す、NS3プロテアーゼの別の共有結合性阻害剤について示す図である。不可逆的共有結合性阻害剤I−54は、化合物を取り除いた後、最大で24時間、実質的に完全な阻害を示すが、可逆的薬物は、薬物を取り除いた後、わずか4時間で活性の完全な逆戻りを示している。 そのNS3プロテアーゼが、位置155(R155K)でアミノ酸をアルギニンからリシンに変える臨床的に観察される変異を含む、修飾レプリコン系におけるNS3プロテアーゼ活性の長期的阻害を示す共有結合性プロテアーゼ阻害剤I−54について示す図である。この変異は、プロテアーゼ阻害剤に臨床的薬物耐性をもたらす。図19は、この変異を有していても、不可逆的共有結合性薬物は、化合物を取り除いた後、少なくとも24時間、変異体プロテアーゼの活性を阻害することができることを示している。

Claims (45)

  1. 式Iの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2aは−OHまたは−NHSOであり;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであり、該−L−Yは、以下の(a)、(b)、(c)、(h)、(i)、(k)、(l)、(m)、(n)、(o)、および(p)の−Lと−Yとの組み合わせからなる群から選択され;
    (a)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−、−C(O)O−、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか;または、
    (b)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか;または、
    (c)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は−C(O)−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか;または、
    (h)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つのアルキリデニル二重結合を有し、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、
    (i)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの三重結合を有し、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で任意選択でかつ独立に置き換えられており、Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、
    (k)Lは、二価のC 2〜8 直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lの1個のメチレン単位はシクロプロピレンで置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO −、−SO N(R)−、−S−、−S(O)−、−SO −、−OC(O)−または−C(O)O−で独立に置き換えられており;Yは、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、
    (l)Lは共有結合であり、Yは:
    (i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;
    (ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR 基で置換される);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR 基で置換される);または
    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和な環またはアリール環(該環は1〜4個のR 基で置換されており、R は上記に定義し、かつ本明細書で説明する通りである);
    から選択されるか、
    (m)Lは−C(O)−であり、Yは:
    (i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;または
    (ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR 基で置換される);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR 基で置換される);または
    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環(該環は1〜4個のR 基で置換される);
    から選択されるか、
    (n)Lは−N(R)C(O)−であり、Yは:
    (i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;または
    (ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR 基で置換される);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR 基で置換される);または
    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和な環またはアリール環(該環は1〜4個のR 基で置換される);
    から選択されるか、
    (o)Lは、二価のC 1〜8 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり;Yは:
    (i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;
    (ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR 基で置換される);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR 基で置換される);または
    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和な環またはアリール環(該環は1〜4個のR 基で置換される)
    から選択されるか、
    (p)Lは、共有結合、−CH −、−NH−、−C(O)−、−CH NH−、−NHCH −、−NHC(O)−、−NHC(O)CH OC(O)−、−CH NHC(O)−、−NHSO −、−NHSO CH −、−NHC(O)CH OC(O)−または−SO NH−であり;Yは、
    (i)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで置換されたC 1〜6 アルキル;または
    (ii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 2〜6 アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR 基で置換される);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR 基で置換される);または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR 基で置換される);または
    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和な環またはアリール環(該環は1〜4個のR 基で置換される)
    から選択され;
    各R は、−Q−Z、オキソ、NO 、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され:
    Qは、二価のC 1〜6 飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO −、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    各Zは独立して、オキソ、ハロゲン、NO もしくはCNで任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるかまたは、
    とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、RおよびR1’によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しているか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’は水素であるか、またはRx’とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはRとRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、−NHC(O)OR
    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各Rは独立に、−N(R)、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  2. 式II−aまたはII−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は水素であるか、またはRとRは一緒になって、任意選択で置換されたC3〜7員炭素環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、−NHC(O)OR、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各Rは独立に、−N(R)、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  3. 式III−aまたはIII−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、H、−NHC(O)OR、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  4. 式IV−aまたはIV−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、H、−NHC(O)OR、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  5. 式V−aまたはV−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は−N(R)であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、H、−NHC(O)OR、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  6. 式VI−aまたはVI−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    とRは一緒になって、任意選択で置換されたC3〜7員炭素環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    は−N(R)である。)。
  7. 式VII−aまたはVII−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかまたは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であり;
    は、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、または同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであり;
    x’とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は、H、
    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  8. 式VII−aまたはVII−bの化合物:
    または薬学的に許容されるその塩である、請求項1に記載の化合物
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであるか:または、
    とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、RおよびR1’によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み、
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しているか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’は水素であるか、またはRx’とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはRとRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、−NHC(O)OR
    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各Rは独立に、−N(R)、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)。
  9. 式Iの化合物:

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2a は−OHまたは−NHSO であり;
    は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    弾頭基−L−Yであり:
    Lは二価のC1〜8飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Lの1、2もしくは3個のメチレン単位は、シクロプロピレン、−NR−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−S−、−SO−、−SO−、−C(=S)−、−C(=NR)−、−N=N−または−C(=N)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    Yはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCN置換されたC1〜6脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、該環は1〜4個のR基で置換されており;
    各Rは、−Q−Z、オキソ、NO、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され
    Qは二価のC1〜6飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−または−SON(R)−独立に置き換えられており;
    Zはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか;あるいは、
    とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は−T−R であり:
    Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)
  10. 式Iの化合物:

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2a は−OHまたは−NHSO であり;
    は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    が弾頭基−L−Yであり:
    Lが、二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−S−、−S(O)−、−SO−、−OC(O)−、−C(O)O−、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、該環は1〜4個のR基で置換されており;
    各Rは、−Q−Z、オキソ、NO、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され
    Qは二価のC1〜6飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−または−SON(R)−独立に置き換えられており;
    Zはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか;あるいは、
    とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は−T−R であり:
    Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)
  11. Lが二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−S−、−S(O)−、−SO−、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族である、請求項10に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  12. Lが二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は−C(O)−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられている、請求項11に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  13. Lが二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は−OC(O)−で置き換えられている、請求項11に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  14. Lが、−NRC(O)CH=CH−、−NRC(O)CH=CHCHN(CH)−、−NRC(O)CH=CHCHO−、−CHNRC(O)CH=CH−、−NRSOCH=CH−、−NRSOCH=CHCH−NRC(O)CH=CHCHN(CH)−、−NRSOCH=CH−、−NRSOCH=CHCH−、−NRC(O)CH=CHCHO−、−NRC(O)C(=CH)CH−、または−CHNRC(O)CH=CH−あり、RはHであるかまたは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であり;Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族である、請求項10に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  15. Lが、−NHC(O)CH=CH−、−NHC(O)CH=CHCHN(CH)−、−NHC(O)CH=CHCHO−、−CHNHC(O)CH=CH−、−NHSOCH=CH−、−NHSOCH=CHCH−NC(O)CH=CHCHN(CH)−、−NHSOCH=CH−、−NHSOCH=CHCH−、−NHC(O)CH=CHCHO−、−NHC(O)C(=CH)CH、または−CHNHC(O)CH=CH−である、請求項14に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  16. Lが、二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つのアルキリデニル二重結合を有しており、Lの少なくとも1個のメチレン単位は、−C(O)−、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−S−、−S(O)−、−SO−、−OC(O)−または−C(O)O−で置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、シクロプロピレン、−O−、−N(R)−または−C(O)−で任意選択でかつ独立に置き換えられている、請求項15に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  17. 式Iの化合物:

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2a は−OHまたは−NHSO であり;
    は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであり、
    Lが、二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lは少なくとも1つの三重結合を有し、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位は、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−S−、−S(O)−、−SO−、−OC(O)−または−C(O)O−で任意選択でかつ独立に置き換えられており、
    Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、環は1〜4個のR基で置換されており;
    各Rは、−Q−Z、オキソ、NO、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され
    Qは二価のC1〜6飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−または−SON(R)−独立に置き換えられており;
    Zはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか;あるいは、
    とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は−T−R であり:
    Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)
  18. Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族である、請求項17に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  19. Lが、−C≡C−、−C≡CCHN(イソプロピル)−、−NHC(O)C≡CCHCH−、−CH−C≡C−CH−、−C≡CCHO−、−CHC(O)C≡C−、−C(O)C≡C−または−CHOC(=O)C≡C−である、請求項18に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  20. 式Iの化合物:

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2a は−OHまたは−NHSO であり;
    は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであり、
    Lが、二価のC2〜8直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Lの1個のメチレン単位がシクロプロピレンで置き換えられており、Lの1もしくは2個の追加のメチレン単位が、−NRC(O)−、−C(O)NR−、−N(R)SO−、−SON(R)−、−S−、−S(O)−、−SO−、−OC(O)−または−C(O)O−で独立に置き換えられており;
    Yが、水素であるか、オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員の単環式もしくは二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環であり、環は1〜4個のR基で置換されており;
    各Rは、−Q−Z、オキソ、NO、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され
    Qは二価のC1〜6飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−または−SON(R)−独立に置き換えられており;
    Zはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか;あるいは、
    とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は−T−R であり:
    Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)
  21. Yが、水素であるか、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族である、請求項20に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  22. 式Iの化合物:

    または薬学的に許容されるその塩
    (式中、
    およびR 1’ は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか、またはR とR 1’ は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2a は−OHまたは−NHSO であり;
    は、−N(R) 、あるいは、C 3〜7 シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC 1〜6 脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は弾頭基−L−Yであり、
    Lが、共有結合、−C(O)−、−N(R)C(O)−、−NH−、−CH NH−、−NHCH −、−NHC(O)CH OC(O)−、−CH NHC(O)−、−NHSO −、−NHSO CH −、−NHC(O)CH OC(O)−、もしくは−SO NH−、または二価のC1〜8飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり;
    Yが、以下の(i)、(ii)、(iii)、(iv)、(v)、(vi)、(vii)、(viii)、(ix)、(x)、(xi)、(xii)、(xiii)、(xiv)、(xv)、(xvi)、または(xvii)、すなわち:
    (i)オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで置換されたC1〜6アルキル;
    (ii)オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC2〜6アルケニル;または
    (iii)オキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC2〜6アルキニル;または
    (iv)酸素もしくは窒素から選択される1個のヘテロ原子を有する飽和3〜4員複素環(該環は1〜2個のR基で置換されている);または
    (v)酸素もしくは窒素から選択される1〜2個のヘテロ原子を有する飽和5〜6員複素環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または
    (vi)
    ;または
    (vii)飽和3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または(viii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の3〜6員単環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または
    (ix)部分的に不飽和の3〜6員炭素環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または
    (x)
    ;または
    (xi)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の4〜6員複素環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または
    (xii)
    または
    (xiii)0〜2個の窒素を有する6員芳香環(該環は1〜4個のR基で置換されている);または
    (xiv)
    または
    (xv)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5員ヘテロアリール環(該環は1〜3個のR基で置換されている);または
    (xvi)

    (xvii)窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する8〜10員の二環式の飽和環、部分的に不飽和の環またはアリール環(該環は1〜4個のR基で置換されている)
    から選択され:
    は、−Q−Z、オキソ、NO、ハロゲン、CN、適切な脱離基、またはオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族から独立に選択され、該適切な脱離基は、アルコキシ、スルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルキルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアルケニルスルホニルオキシ、任意選択で置換されたアリールスルホニルオキシ、アシル、またはジアゾニウムから選択され
    Qは二価のC1〜6飽和もしくは不飽和の、直鎖状もしくは分岐状の炭化水素鎖であり、Qの1もしくは2個のメチレン単位は、−N(R)−、−S−、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−SO−、または−SO−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)SO−または−SON(R)−独立に置き換えられており;
    Zがオキソ、ハロゲン、NOもしくはCNで任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか;あるいは、
    とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含むか;または、
    と、R およびR 1’ によって形成される環とは、その介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の12〜18員環を形成しており、それによって形成される環は弾頭基−L−Yを含み;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しているか:または、
    とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は−T−R であり:
    Tは、共有結合であるかまたはC 1〜6 二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O) −、−N(R)SO −または−SO N(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’ は水素であるか、またはR x’ とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはR とR は一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC 3〜7 員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R 、−NHC(O)OR

    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、R とR はその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各R は独立に、−N(R) 、あるいは、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C 1〜6 脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である。)
  23. Lが、共有結合、−CH−、−NH−、−C(O)−、−CHNH−、−NHCH−、−NHC(O)−、−NHC(O)CHOC(O)−、−CHNHC(O)−、−NHSO−、−NHSOCH−、−NHC(O)CHOC(O)−または−SONH−である、請求項22に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  24. Lが共有結合である、請求項23に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  25. Yが、以下:
    (式中、各Rは、ハロゲンから独立に選択される)
    から選択される、請求項22に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  26. が、以下:
    (式中、各Rは独立に、適切な脱離基、NO、CNまたはオキソである)
    から選択される、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩
  27. 以下:
    からなる群から選択される化合物または薬学的に許容されるその塩
  28. 請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と、薬学的に許容される補助剤、担体または媒体を含む組成物。
  29. 追加の治療薬と組み合わせた、請求項28に記載の組成物。
  30. 前記追加の治療薬が抗ウイルス剤である、請求項29に記載の組成物。
  31. 生物学的試料または患者のHCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を阻害するための組成物であって、請求項1に記載の化合物もしくは薬学的に許容されるその塩を含む組成物
  32. 前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、請求項31に記載の組成物
  33. HCVプロテアーゼサブタイプ1bのCys159に相当する位置に保存されたシステイン残基を共有結合的に修飾することによって、前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、請求項32に記載の組成物
  34. Cys16を共有結合的に修飾することによって、前記HCVプロテアーゼまたはその変異体の活性を不可逆的に阻害する、請求項32に記載の組成物
  35. 患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療するための組成物であって請求項1に記載の化合物もしくは薬学的に許容されるその塩を含む組成物
  36. 請求項35に記載の組成物であって、該組成物が1日に1回投与されることを特徴とする、組成物
  37. 前記障害がC型肝炎である、請求項36に記載の組成物
  38. 患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療するための組成物であって、該組成物が、HCVプロテアーゼサブタイプ1bのCys159に相当する位置に保存されたシステイン残基を共有結合的に修飾することによって、HCVプロテアーゼを不可逆的に阻害する組成物
  39. 前記HCVプロテアーゼの遺伝子型またはサブタイプが、1a、1b、1c、2a、2b、2c、2i、2k、3a、3b、3k、4a、4d、4f、5a、6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g、6h、6i、6j、6k、6l、6m、6n、6o、6p、6q、6tおよび7aからなる群から選択される、請求項38に記載の組成物
  40. 前記HCVプロテアーゼの遺伝子型またはサブタイプが、1a、1b、2aまたは3aである、請求項39に記載の組成物
  41. 患者のHCVプロテアーゼ媒介障害を治療するための組成物であって、該組成物が、HCVプロテアーゼのCys16を共有結合的に修飾することによってHCVプロテアーゼを不可逆的に阻害する組成物
  42. 式Cys159−リンカー−阻害剤部分または薬学的に許容されるその塩の結合体であって、Cys159がHCVプロテアーゼのCys159である結合体。
  43. 式Cys16−リンカー−阻害剤部分または薬学的に許容されるその塩の結合体であって、Cys16がHCVプロテアーゼのCys16である結合体。
  44. 前記阻害剤部分が式A:
    または薬学的に許容されるその塩からなる、請求項42に記載の結合体
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2aは−OHまたは−NHSOであり;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルを形成しており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しているか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’は水素であるか、またはRx’とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはRとRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、−NHC(O)OR
    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各Rは独立に、−N(R)、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である)
  45. 前記阻害剤部分が式A:
    または薬学的に許容されるその塩からなる、請求項43に記載の結合体
    (式中、RおよびR1’は独立に、水素であるかもしくは任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか、またはRとR1’は一緒になって、任意選択で置換された3〜7員炭素環を形成しており;
    2aは−OHであるかまたは−NHSOであり;
    は、−N(R)、あるいは、C3〜7シクロアルキル、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    各Rは独立に、水素であるか、任意選択で置換されたC1〜6脂肪族であるか:または、同一窒素原子上の2つのRはその窒素と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員複素環を形成しており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であるか:または、RとRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しているか:または、
    とRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は−T−Rであり:
    Tは、共有結合であるかまたはC1〜6二価炭化水素鎖であり、Tの1もしくは2個のメチレン単位は、−O−、−S−、−N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−OC(O)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)−、−N(R)SO−または−SON(R)−で任意選択でかつ独立に置き換えられており;
    は、水素であるか、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員の単環式もしくは二環式アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員の単環式もしくは二環式ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    x’は水素であるか、またはRx’とRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたスピロ縮合5〜7員環を形成しており;
    は水素であるか、またはRとRは一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される0〜2個のヘテロ原子を有する任意選択で置換されたC3〜7員環を形成しており;
    は、H、−NHC(O)R、−NHC(O)OR
    、天然もしくは非天然のアミノ酸側鎖基であるか;または、RとRはその介在原子と一緒になって、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される2〜6個のヘテロ原子を有する任意選択で置換された飽和または不飽和の16〜22員環を形成しており;
    各Rは独立に、−N(R)、あるいは、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基であり;
    は、C1〜6脂肪族、架橋型二環式、6〜10員アリール、窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜10員ヘテロアリール、または窒素、酸素もしくはイオウから独立に選択される1〜2個のヘテロ原子を有する4〜7員ヘテロシクリルから選択される任意選択で置換された基である)
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