JP2011506830A5

JP2011506830A5 -

Info

Publication number: JP2011506830A5
Application number: JP2010538330A
Authority: JP
Filing date: 2008-12-10
Publication date: 2012-02-02
Anticipated expiration: 2028-12-10

Claims

内燃機関に用いられるピストン（１０，１１０）であって、ピストン下側部分（１１，１１１）と、該ピストン下側部分（１１，１１１）に載設配置されたピストン上側部分（１２，１１２）とが設けられていて、該ピストン上側部分（１２，１１２）が、該ピストン上側部分（１２，１１２）の周面にわたって環状に延びるトップランド（２５，１２５）と、該ピストン上側部分（１２，１１２）の周面にわたって環状に延びるリング部分（２６，１２６）とを有している形式のものにおいて、少なくともピストン上側部分（１２，１１２）が、焼結材料から成っており、ピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）とが、ろう材料によって互いに結合されており、焼結材料が、金属材料によって溶浸されていることを特徴とする、内燃機関に用いられるピストン。
ピストン下側部分（１１，１１１）が、鍛造または鋳造された材料から成っている、請求項１記載のピストン。
ピストン下側部分（１１，１１１）が、鍛造または鋳造された鋼材料から成っており、ピストン上側部分（１２，１１２）が、焼結された鋼材料から成っている、請求項２記載のピストン。
ろう材料として、銅または銅合金もしくはニッケルまたはニッケル合金が設けられている、請求項１から３までのいずれか１項記載のピストン。
ピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）とが、内側および外側の互いに対応する接合面（２７，２８；１２７，１２８；３１，３２；１３１，１３２；１３５，１３６）を有している、請求項１から４までのいずれか１項記載のピストン。
ピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）とが、前記接合面（２７，２８；１２７，１２８；３１，３２；１３１，１３２；１３５，１３６）の範囲に配置されたろう材料によって互いに結合されている、請求項５記載のピストン。
当該ピストンが燃焼キャビティ（１５，１１５）を有している、請求項１から６までのいずれか１項記載のピストン。
燃焼キャビティ（１５）が、ピストン下側部分（１１）によっても、ピストン上側部分（１２）によっても形成されている、請求項７記載のピストン。
燃焼キャビティ（１１５）が、ピストン上側部分（１１２）に形成されている、請求項７記載のピストン。
ピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）とが、１つの外側の環状のクーリングチャンネル（３５，１３５）を取り囲んでいる、請求項１から９までのいずれか１項記載のピストン。
ピストン下側部分（１１１）とピストン上側部分（１１２）とが、１つの内側のクーリングルームまたは内側の環状のクーリングチャンネル（１３７）を取り囲んでいる、請求項１から１０までのいずれか１項記載のピストン。
内燃機関に用いられるピストン（１０，１１０）であって、ピストン下側部分（１１，１１１）と、該ピストン下側部分（１１，１１１）に載設配置されたピストン上側部分（１２，１１２）とが設けられていて、該ピストン上側部分（１２，１１２）が、該ピストン上側部分（１２，１１２）の周面にわたって環状に延びるトップランド（２５，１２５）と、該ピストン上側部分（１２，１１２）の周面にわたって環状に延びるリング部分（２６，１２６）とを有している形式のピストン（１０，１１０）を製造するための方法において、少なくともピストン上側部分（１２，１１２）をプレスおよび焼結により製造し、ピストン下側部分（１１，１１１）をプレスおよび焼結または鋳造または変形加工により製造し、引き続きピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）とをろう材料によって互いに接合し、焼結材料を金属材料によって溶浸することを特徴とする、内燃機関に用いられるピストンを製造するための方法。
ピストン下側部分（１１，１１１）を、鍛造または鋳造された鋼材料から製造し、ピストン上側部分（１２，１１２）を、焼結された鋼材料から製造する、請求項１２記載の方法。
ろう材料として、銅または銅合金もしくはニッケルまたはニッケル合金を使用する、請求項１２または１３記載の方法。
焼結材料をろう材料によって溶浸する、請求項１２から１４までのいずれか１項記載の方法。
焼結材料を、ろう材料の融点よりも低い融点を有する金属材料によって溶浸する、請求項１２から１４までのいずれか１項記載の方法。
ピストン下側部分（１１，１１１）とピストン上側部分（１２，１１２）との焼結および接合を同じ製作ステップで行う、請求項１２から１６までのいずれか１項記載の方法。