JP2011256559A - スライドドア自動開閉装置 - Google Patents
スライドドア自動開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011256559A JP2011256559A JP2010130379A JP2010130379A JP2011256559A JP 2011256559 A JP2011256559 A JP 2011256559A JP 2010130379 A JP2010130379 A JP 2010130379A JP 2010130379 A JP2010130379 A JP 2010130379A JP 2011256559 A JP2011256559 A JP 2011256559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pulley
- closing
- opening
- tensioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/632—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings
- E05F15/643—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings operated by flexible elongated pulling elements, e.g. belts, chains or cables
- E05F15/646—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings operated by flexible elongated pulling elements, e.g. belts, chains or cables allowing or involving a secondary movement of the wing, e.g. rotational or transversal
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/632—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings
- E05F15/655—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings specially adapted for vehicle wings
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/10—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane
- E05D15/1042—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane with transversely moving carriage
- E05D2015/1055—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane movable out of one plane into a second parallel plane with transversely moving carriage with slanted or curved track sections or cams
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
【解決手段】テンショナ機構25は、開放用ケーブル2aが掛け回される開放側テンショナプーリ31と、閉塞用ケーブル2bが掛け回される閉塞側テンショナプーリ32と、これらプーリ31,32をそれぞれ別々に回転自在に支持する2つのプーリケース33a,33bとを有し、各プーリケース33a,33bは、互いに近接する位置に設けられた支軸39を支点として傾動可能に設けられていると共に、各プーリケース33a,33bの支軸39とはシャフト37を挟んで反対側に設けられたアーム部が、コイルスプリング34を介して互いに連結され、このコイルスプリング34によって、各テンショナプーリ31,32が各ケーブル33a,33bに張力を付与する方向に向かって付勢されている。
【選択図】図3
Description
スライドドアは、車両本体の前後方向に沿って延在するガイドレールに、ローラアッシーを介してスライド移動自在に支持されている。ガイドレールの前方には、車室内側に向かって湾曲形成された湾曲部が設けられている。そして、スライドドアは、全閉状態になる際、ローラアッシーが湾曲部に案内されることにより、車両本体の側面と面一となるように車両本体の内側に引き込まれるようになっている。
これによれば、ガイドレールの湾曲部にローラアッシーが差し掛かってケーブルの配索経路長が変化した場合であっても圧縮コイルバネに抗してアウタケーシングが進退移動するので、配索経路長の変化を吸収することができる。
また、ケーブル巻取り時の圧縮コイルバネの変形を防止するために圧縮コイルバネのバネ定数を大きく設定することも考えられるが、このようにすると、スライドドアを手動開閉する場合の労力が大きくなってしまう。
また、一般的にコイルバネのバネ力は引張量や圧縮量に応じて増大するため、従来技術のスライドドアでは圧縮コイルバネの圧縮変形量に比例してスライドドアの開閉に必要な力が大きくなってしまう。
すなわち、ケーブル巻取り側のプーリケースは、配索経路長を短くする方向に向かって傾動する一方、ケーブル繰出し側のプーリケースは、配索経路長を長くする方向に向かって傾動する。このため、配索経路全体として長さが変化することなく、ケーブルの弛緩を防止できる。また、支点と係止突起とを結ぶ線と、スプリング部材の伸縮方向のなす角度が、各ケーブルにかかる張力によって変化するので、スプリング部材によって各ケーブルに付与される張力の変化を抑制することができる。このため、例えば手動開閉する際の労力を低減できる。
すなわち、ケーブル巻取り側のプーリケースは、配索経路長を短くする方向に向かって傾動する一方、ケーブル繰出し側のプーリケースは、配索経路長を長くする方向に向かって傾動する。このため、配索経路全体として長さが変化することなく、ケーブルの弛緩を防止できる。また、支点と係止突起とを結ぶ線と、スプリング部材の伸縮方向のなす角度が、各ケーブルにかかる張力によって変化するので、スプリング部材によって各ケーブルに付与される張力の変化を抑制することができる。このため、例えば手動開閉する際の労力を低減できる。
さらに、本発明によれば、支点と係止突起とを結ぶ線が、スプリング部材の伸縮方向と交差するので、スプリング部材によって各ケーブルに付与される張力の変化を抑制することができる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るスライドドア自動開閉装置が搭載された車両の側面図、図2は、スライドドアの車両本体への取り付け構造を示す平面図である。なお、以下の説明において、説明を簡単にするために、車両の地面側を単に下側、車両の天井側を単に上側、車両の進行方向前方を単に前方、進行方向後方を単に後方などと表現して説明する。
また、センターレール106は、前後方向に延在する直線状の直線部106aと、直線部106aに対して車室内側に向かって湾曲形成された湾曲部106bとが一体成形されたものである。センターレール106は、湾曲部106bを前方側に向けた状態で車両本体101に固定されている。ここで、図2への図示を省略するが、アッパーレール104もロアーレール105と同様に形成されている。
また、スライドドア103には、上下方向略中央の後端部にセンターアーム109が設けられている。このセンターアーム109もロアーアーム107と同様にスライドドア103を支持するためのものであって、先端側にローラアッシー110が設けられている。ローラアッシー110は、センターレール106にスライド移動自在に組み込まれている。
ここで、車両100には、スライドドア103を自動開閉するためのスライドドア自動開閉装置1が搭載されており、このスライドドア自動開閉装置1を構成する駆動ユニット3がスライドドア103に内装されている。スライドドア自動開閉装置1は、所謂ケーブル式の装置であって、駆動ユニット3から延びる開放用ケーブル2a、および閉塞用ケーブル2bがそれぞれ車両本体101に接続されている。
つまり、開放用ケーブル2aの一端は、連結ユニット111aを介して、ロアーレール105の開放側に連結されている。閉塞用ケーブル2bの一端は、連結ユニット111bを介して、ロアーレール105の閉塞側に連結されている。
図3は、駆動ユニットの正面図、図4は、図3のA矢視図、図5は、図3のB矢視図である。
図3、図4に示すように、駆動ユニット3は、平面視略長方形状のベースプレート4を間に挟んで一面側(図3における紙面手前側、図4における左側、図5における上側)に配置されたスライドドア駆動機構5と、他面側(図4における右側、図5における下側)に配置された電磁クラッチ6と、ベースプレート4とスライドドア駆動機構5との間に配置されたドライブ機構7と、電磁クラッチ6に連結されているモータユニット8とを有している。
図6は、駆動ユニットの一部を取り外した状態を示し、ドライブ機構の斜視図である。
同図に示すように、モータユニット8のウォームホイール(不図示)に設けられた出力軸11は、ベースプレート4の他面側から厚さ方向に沿って貫通し、ベースプレート4の一面側に突出している。この突出した出力軸11の先端には、ドライブ機構7が連結されている。
図3〜図5に戻り、スライドドア駆動機構5について説明する。スライドドア駆動機構5は、モータユニット8の駆動に基づいて、スライドドア103(図1、図2参照)を自動でスライド移動させるためのものである。スライドドア駆動機構5は、ケース23内に、ドライブ機構7の外輪歯車16に外嵌固定されたドラム24と、ドラム24のベースプレート4の長手方向他端側(図3、図4における上側)に配置されたテンショナ機構25とを収納している。
図3、図7に詳示するように、ケース23は、ベースプレート4の一面側を覆うベース部26と、ベース部26上の大部分に一体形成された箱状の収納部27とで構成されており、この収納部27に、ドラム24、およびテンショナ機構25が収納されている。ベース部26の外周部には、複数のボルト孔(不図示)が形成されており、ここに複数のボルト28が挿通され、ベースプレート4にケース23が締結固定されるようになっている。
これら配索通路30a,30bのうち、図1、図7における左側に位置する配索通路30aには、開放用ケーブル2aが配索されている。一方、図1、図7における右側に位置する配索通路30bには、閉塞用ケーブル2bが配索されている。
一方、テンショナ収納部27bは、ベースプレート4とは反対側に開口部29を有する箱状に形成されている。
テンショナ収納部27bに収納されたテンショナ機構25は、各ケーブル2a,2bに所定の張力を付与するためのものである。テンショナ機構25は、開放用ケーブル2a側(図3における左側)に配置された開放側テンショナプーリ31と、閉塞用ケーブル2b側(図3における右側)に配置された閉塞側テンショナプーリ32と、各テンショナプーリ31,32をそれぞれ別々に回転自在に支持するプーリケース33a,33bとを有し、これらプーリケース33a,33bがスプリング部材としてのコイルスプリング34によって連結されている。
一方、閉塞側テンショナプーリ32の外周面には、閉塞用ケーブル2bを掛け回すための括れ部32aが形成されている。閉塞用ケーブル2bは、ベースプレート4の長手方向一端側から収納部27内へ引き込まれ、ドラム24を間に挟んで反対側に位置する閉塞側テンショナプーリ32を介して折り返す形でドラム24に巻回される。
ここで、各プーリケース33a,33bは、中心線CL1を中心にして線対称に形成されているので、以下のプーリケース33a,33bの形状の説明については、閉塞側テンショナプーリ32を回転自在に支持するプーリケース33bのみについて説明し、開放側テンショナプーリ31を回転自在に支持するプーリケース33aの説明を省略する。
ホルダ部35は断面略コの字状に形成されたものであって、閉塞側テンショナプーリ32の軸方向両端に配置された1対のプレート部35a,35aと、これら一対のプレート部35a,35aに跨るステー部35bとが一体成形されたものである。そして、ステー部35bが閉塞側テンショナプーリ32のドラム24とは反対側に位置している。
また、ケース23の各ストッパ52,52には、プーリケース33a,33bのストッパ部51,51が当接する面に、ダンパ53が設けられている。ダンパ53は、ゴム等のクッション性を有した材料により形成されている。
これにより、コイルスプリング34の伸縮方向(図3における矢印Y10参照)、つまり、コイルスプリング34の軸線L10と、各プーリケース33a,33bの支軸39とコイルスプリング34が係止される係止突起40とを結ぶ線L11は、係止突起40上で交差することになる。また、コイルスプリング34の軸線L10と、線L11との間の角度θ01、およびコイルスプリング34の軸線L10と、各プーリケース33a,33bのシャフト37と係止突起40とを結ぶ線L12との間の角度θ02は、プーリケース33a,33bが傾動することにより変化する(詳細は後述する)。
次に、図2、図6、図8〜図10に基づいて、スライドドア自動開閉装置1の動作について説明する。
図8は、テンショナ機構の動作を示す説明図、図9は、プーリケースの揺動動作を示す説明図である。
図6、図8、図9に示すように、例えば、操作者により不図示の車室内に設けられた操作スイッチを閉操作すると、電磁クラッチ6が接続され、モータユニット8の駆動力がドライブ機構7に伝達される状態になる。そして、この状態でモータユニット8の駆動力がドライブ機構7の太陽歯車13、および遊星歯車14を介して外輪歯車16に伝達される。これにより、外輪歯車16と一体となってドラム24が図8における時計回り方向(図8における矢印Y1方向)に向かって回転する。すると、閉塞用ケーブル2bがドラム24に巻取られると共に、開放用ケーブル2aがドラム24から繰出される。
このとき、ストッパ52には、ストッパ部51が当接する面にダンパ53が設けられているので、ストッパ52にストッパ部51が当接することにより生じる衝突音や衝撃を緩和することができる。
ここで、コイルスプリング34は、各プーリケース33a,33bの傾動方向に対して略直交する方向に沿って配置された状態になっているので、プーリケース33aの傾動量X1と比較してコイルスプリング34の伸長量X2が小さくなる。
T1=F1×L1 ・・・(1)
T2=F2×l2 ・・・(2)
を満たす。
F1<F2 ・・・(3)
を満たす。
コイルスプリング34と各プーリケース33a,33bの支軸39との間の距離L1、および距離L2は、
L1>L2 ・・・(4)
の関係にある。
すなわち、プーリケース33aが傾動することによってコイルスプリング34のバネ力が増大しても、コイルスプリング34と支軸39との距離L1が短くなる。このため、式(1)〜式(4)より、プーリケース33aに作用する回転トルクの増大が抑制される。
図10は、縦軸を各ケーブル2a,2bの張力[N]、コイルスプリング34のバネ力[N]、角度θ02(図9参照)の変化量[°]、およびコイルスプリング34の伸長量[mm]とし、横軸をコイルスプリング34の余長吸収量[mm]とした場合の、張力、バネ力、角度θ02、およびテンショナ機構25の伸長量の変化を示したグラフである。
同図に示すように、テンショナ機構25の余長吸収量が変化した場合であっても各ケーブル2a,2bの張力が大きく変化しないことが確認できる。
このため、開放用ケーブル2aにかかる張力の増大が抑制され、テンショナ機構が作用したときでもスライドドアの開閉に必要な力の変化が少なくなる。
なお、スライドドア103を開放動作させる場合にあっては、閉塞動作させる場合と逆の順序で動作することになり、基本的動作は閉塞動作と同様であるので、説明を省略する。
したがって、上述の実施形態によれば、テンショナ機構25を、開放用ケーブル2a側(図3における左側)に配置された開放側テンショナプーリ31と、閉塞用ケーブル2b側(図3における右側)に配置された閉塞側テンショナプーリ32と、各テンショナプーリ31,32をそれぞれ別々に回転自在に支持するプーリケース33a,33bと、これらプーリケース33a,33bを連結するコイルスプリング34とによって構成することにより、各プーリケース33a,33bを傾動させて各ケーブル2a,2bの弛緩を防止できる。また、従来のように、各ケーブル2a,2bの弛緩防止のためにコイルスプリング34のバネ定数を必要以上に大きく設定する必要がない。さらに、コイルスプリング34の軸線L10と、線L11との間の角度θ01、およびコイルスプリング34の軸線L10と、各プーリケース33a,33bのシャフト37と係止突起40とを結ぶ線L12との間の角度θ02は、プーリケース33a,33bが傾動することにより変化するので、コイルスプリング34によって各ケーブル2a,2bに付与される張力の変化を抑制することができる。このため、例えばスライドドア103を手動開閉する際の労力を低減できる。
例えば、上述の実施形態では、スライドドア自動開閉装置1を構成する駆動ユニット3をスライドドア103に内装する一方、各駆動ユニット3から延びる開放用ケーブル2a、および閉塞用ケーブル2bの端末部を車両本体101に接続した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、各駆動ユニット3を車両本体101に取り付け、各駆動ユニット3から延びる開放用ケーブル2a、および閉塞用ケーブル2bの端末部をスライドドア103に接続してもよい。
2a 開放用ケーブル
2b 閉塞用ケーブル
3 駆動ユニット
9 電動モータ
24 ドラム
25 テンショナ機構
31 開放側テンショナプーリ
32 閉塞側テンショナプーリ
33a,33b プーリケース
34 コイルスプリング(スプリング部材)
36 アーム部
37 シャフト(回転軸)
38 突出部
39 支軸(支点)
40 係止突起
53 ダンパ
L1 距離
Claims (5)
- 車両本体、およびスライドドアの何れか一方に、開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルのそれぞれ一端を接続し、
前記車両本体、および前記スライドドアの何れか他方に駆動ユニットを設け、この駆動ユニットにより前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルを操作し、前記スライドドアを自動開閉させるスライドドア自動開閉装置において、
前記駆動ユニットは、
前記開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルが巻回され、これらケーブルの繰出し、および巻取りを行うドラムと、
前記ドラムを正/逆回転駆動させる電動モータと、
前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルの張力を所定の範囲に維持するためのテンショナ機構とを備え、
前記テンショナ機構は、
前記開放用ケーブルが掛け回される開放側テンショナプーリと、
前記閉塞用ケーブルが掛け回される閉塞側テンショナプーリと、
これら開放側テンショナプーリ、および閉塞側テンショナプーリをそれぞれ別々に回転自在に支持する2つのプーリケースと、
前記2つのプーリケースのそれぞれに設けられた係止突起に係止されるスプリング部材とを有し、
前記プーリケースは、このプーリケースを傾動可能に支持する支点と前記係止突起とを結ぶ線と、前記スプリング部材の伸縮方向とのなす角度が、各ケーブルにかかる張力によって変化するように設けられていることを特徴とするスライドドア自動開閉装置。 - 車両本体、およびスライドドアの何れか一方に、開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルのそれぞれ一端を接続し、
前記車両本体、および前記スライドドアの何れか他方に駆動ユニットを設け、この駆動ユニットにより前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルを操作し、前記スライドドアを自動開閉させるスライドドア自動開閉装置において、
前記駆動ユニットは、
前記開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルが巻回され、これらケーブルの繰出し、および巻取りを行うドラムと、
前記ドラムを正/逆回転駆動させる電動モータと、
前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルの張力を所定の範囲に維持するためのテンショナ機構とを備え、
前記テンショナ機構は、
前記開放用ケーブルが掛け回される開放側テンショナプーリと、
前記閉塞用ケーブルが掛け回される閉塞側テンショナプーリと、
これら開放側テンショナプーリ、および閉塞側テンショナプーリをそれぞれ別々に回転自在に支持する2つのプーリケースと、
前記2つのプーリケースのそれぞれに設けられた係止突起に係止されるスプリング部材とを有し、
前記プーリケースは、
各テンショナプーリのうち、少なくとも何れか一方のテンショナプーリの回転軸と前記係止突起とを結ぶ線と、前記スプリング部材の伸縮方向とのなす角度が、各ケーブルにかかる張力によって変化するように設けられていることを特徴とするスライドドア自動開閉装置。 - 車両本体、およびスライドドアの何れか一方に、開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルのそれぞれ一端を接続し、
前記車両本体、および前記スライドドアの何れか他方に駆動ユニットを設け、この駆動ユニットにより前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルを操作し、前記スライドドアを自動開閉させるスライドドア自動開閉装置において、
前記駆動ユニットは、
前記開放用ケーブル、および閉塞用ケーブルが巻回され、これらケーブルの繰出し、および巻取りを行うドラムと、
前記ドラムを正/逆回転駆動させる電動モータと、
前記開放用ケーブル、および前記閉塞用ケーブルの張力を所定の範囲に維持するためのテンショナ機構とを備え、
前記テンショナ機構は、
前記開放用ケーブルが掛け回される開放側テンショナプーリと、
前記閉塞用ケーブルが掛け回される閉塞側テンショナプーリと、
これら開放側テンショナプーリ、および閉塞側テンショナプーリをそれぞれ別々に回転自在に支持する2つのプーリケースと、
前記2つのプーリケースのそれぞれに設けられた係止突起に係止され、各ケーブルの張力によって伸縮するスプリング部材とを有し、
前記プーリケースを傾動可能に支持する支点と前記係止突起とを結ぶ線が、前記スプリング部材の伸縮方向と交差することを特徴とするスライドドア自動開閉装置。 - 前記テンショナ機構を収納する収納部を備え、
前記収納部に、各プーリケースの各ケーブルを弛緩させる方向へ向かう傾動を規制するストッパを設け、
このストッパにおける前記プーリケースの当接面に、ダンパを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスライドドア自動開閉装置。 - 各プーリケースは、互いに近接する径方向一側を前記支点として傾動可能に設けられていると共に、
前記スプリング部材は、各プーリケースの前記径方向一側とは各テンショナプーリの回転軸を挟んで反対側の径方向他側を互いに連結して配置され、各プーリケースの傾動方向に対し、交差する方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のスライドドア自動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130379A JP5654777B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | スライドドア自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130379A JP5654777B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | スライドドア自動開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011256559A true JP2011256559A (ja) | 2011-12-22 |
JP5654777B2 JP5654777B2 (ja) | 2015-01-14 |
Family
ID=45473039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010130379A Expired - Fee Related JP5654777B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | スライドドア自動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5654777B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9476245B2 (en) | 2014-08-29 | 2016-10-25 | Strattec Power Access Llc | Door cable pulley system |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316558A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 開閉駆動装置におけるワイヤのテンション装置 |
JP2009127289A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
JP2009127291A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
-
2010
- 2010-06-07 JP JP2010130379A patent/JP5654777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316558A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 開閉駆動装置におけるワイヤのテンション装置 |
JP2009127289A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
JP2009127291A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9476245B2 (en) | 2014-08-29 | 2016-10-25 | Strattec Power Access Llc | Door cable pulley system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5654777B2 (ja) | 2015-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2015064471A1 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JP6144129B2 (ja) | スライディングドア | |
JP5173449B2 (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
US20080179919A1 (en) | Automatic opening/closing apparatus for vehicle | |
JP2008190199A (ja) | 車両用ドア開閉構造 | |
JP4746400B2 (ja) | ワイヤ巻回装置 | |
JP5602405B2 (ja) | スライドドア自動開閉装置 | |
JP5654777B2 (ja) | スライドドア自動開閉装置 | |
JP2015124528A (ja) | 駆動装置 | |
JP2005271614A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP2010037762A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP5478932B2 (ja) | パワースライド装置 | |
JP4878560B2 (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP2007270426A (ja) | スライドドア開閉装置 | |
JP2008208641A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
US20060053916A1 (en) | Automatic door opening and closing apparatus | |
JP2011074580A (ja) | 車両用自動開閉装置、および車両用スライドドア自動開閉装置 | |
JP5075604B2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JP6267975B2 (ja) | 車両用開閉装置 | |
JPH09310555A (ja) | 車両ドアのパワーウインド装置 | |
JP2007191006A (ja) | 貨物運搬車における開閉装置 | |
JP2011074564A (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP5006841B2 (ja) | 車両用自動開閉装置 | |
JP5706222B2 (ja) | 車両用開閉体の駆動装置 | |
JP2022130801A (ja) | 車両用スライドドア開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5654777 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |