JP2011250155A - コンテンツ再送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、およびコンテンツ再送信プログラム - Google Patents

コンテンツ再送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、およびコンテンツ再送信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合でも全てのデジタルコンテンツの送受信を早期に実施する。
【解決手段】発側機器110と着側機器120との間でデジタルコンテンツを送受信している最中に発生した通信異常を検知する検知ステップと、検知ステップで通信異常が検知された場合、発側機器110と着側機器120との間でデジタルコンテンツの受信状態を確認する確認ステップと、確認ステップで確認された受信状態に基づいて、着側機器120が正常に受信していない部分のデジタルコンテンツのみを発側機器110から着側機器120に再送信する再送信ステップとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置との間でデジタルコンテンツ(文書、写真、データ等)を送受信している最中に通信異常が発生した際、そのデジタルコンテンツを再送信するコンテンツ再送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、およびコンテンツ再送信プログラムに関する。
従来、デジタルコンテンツを送受信するシステムとして、公衆交換電話網で行われてきたFAXの信号を音声データとして通信を行う方式(みなし音声方式)が存在する。この従来技術を応用し、SIP(Session Initiation Protocol)の呼制御を利用したデジタルコンテンツの送受信を実現するシステムは、コンテンツ送信装置からの電話番号発信によりコンテンツ受信装置と接続し、コンテンツ送信を実施する方法となる。
ここで、コンテンツ送信装置とは、ボタン電話機の機能や、紙媒体のコンテンツ(原稿等)を読み取るスキャナ機能、および受信したコンテンツ(原稿等)を印刷する機能を有する装置である。また、コンテンツ受信装置とは、コンテンツ送信装置と類似して、ボタン電話機の機能や、紙媒体のコンテンツ(原稿等)を読み取るスキャナ機能、および受信したコンテンツ(原稿等)を印刷する機能を有する装置である。
コンテンツ送信装置は、複数のデジタルコンテンツを一つの呼のなかで連続して送信する機能を有している。すなわち、電話番号を指定し、複数のデジタルコンテンツを選択した後、発呼してコンテンツ受信装置との呼を確立する。その後、TCPセッションを確立し、TCPセッションを利用してデジタルコンテンツを送受信する。
しかし、複数のデジタルコンテンツを送受信している最中にネットワークまたはコンテンツ受信装置側の異常に伴ない通信が切断される場合がある。コンテンツ受信装置側の異常としては、コンテンツ受信装置の受信容量の枯渇などが挙げられる。このような場合は、コンテンツ送信装置からコンテンツ受信装置に複数のデジタルコンテンツをもう一度同じ手順で送信する必要がある。
特開2004−326572号公報 特開2006−025178号公報
前述したように、従来は、複数のデジタルコンテンツを送受信している最中に通信が切断された場合、送信しようとしていた複数のデジタルコンテンツを再度選択し、コンテンツ受信装置の電話番号を入力してコンテンツ送信を行う必要がある。また、複数のデジタルコンテンツのうち、通信が切断される前にコンテンツ受信装置側で正常に受信できたデジタルコンテンツが存在しても、それをコンテンツ送信装置が把握する機能はなく、同じデジタルコンテンツを重複して送信しなければならないという課題が存在する。従来技術でも、コンテンツ受信装置が途中まで受信したデジタルコンテンツの続きをコンテンツ送信装置に要求することはHTTPにて実現されているが、逆に、コンテンツ送信装置からデジタルコンテンツを途中から再送信する仕組みは実現されていないのが現状である。
本発明は、前述した従来の技術に鑑み、複数のデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合でも全てのデジタルコンテンツの送受信を早期に実施することができるコンテンツ再送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、およびコンテンツ再送信プログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、コンテンツ再送信方法において、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置との間でデジタルコンテンツを送受信している最中に発生した通信異常を検知する検知ステップと、前記検知ステップで通信異常が検知された場合、前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置との間で前記デジタルコンテンツの受信状態を確認する確認ステップと、前記確認ステップで確認された受信状態に基づいて、前記コンテンツ受信装置が正常に受信していない部分の前記デジタルコンテンツのみを前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置に再送信する再送信ステップとを備えたことを要旨とする。
第2の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記確認ステップで、前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求を前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置に通知するとともに、前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答を前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置に通知することを要旨とする。
第3の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記確認ステップで、前記通信異常時における呼を特定するCallIDと前記通信異常時に送信していた前記デジタルコンテンツを特定するJobIDを前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置に通知するとともに、前記通信異常時において途中まで受信していた前記デジタルコンテンツの有無および前記通信異常時において途中まで受信していた前記デジタルコンテンツをどこから再送信すればよいかを指定する容量数を前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置に通知することを要旨とする。
また、前記目的を達成するため、第4の態様に係る発明は、コンテンツ送信装置において、デジタルコンテンツを保存するコンテンツ保存部と、コンテンツ受信装置との間で前記デジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合、前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求を前記コンテンツ受信装置に通知する再送演算部と、前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答が前記コンテンツ受信装置から通知されると、前記コンテンツ受信装置が正常に受信していない部分の前記デジタルコンテンツのみを前記コンテンツ受信装置に再送信するコンテンツ送信部とを備えたことを要旨とする。
また、前記目的を達成するため、第5の態様に係る発明は、コンテンツ受信装置において、デジタルコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求がコンテンツ送信装置から通知されると、前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答を前記コンテンツ送信装置に通知する再送演算部とを備えたことを要旨とする。
また、前記目的を達成するため、第6の態様に係る発明は、コンテンツ再送信プログラムにおいて、第1乃至第3のいずれかに係る発明における各ステップをコンピュータに実行させることを要旨とする。
本発明によれば、複数のデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合でも全てのデジタルコンテンツの送受信を早期に実施することができるコンテンツ再送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、およびコンテンツ再送信プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの構成図である。 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの実施シーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの内部処理アルゴリズムを示す図である。 本発明の実施の形態における電文定義の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における電文の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態における発側機器または着側機器のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの構成図である。このコンテンツ再送信システムは、電話番号を使ってデジタルコンテンツを送受信することができるシステムであって、図1に示すように、発側機器110と、着側機器120と、SIPサーバ130とを備えている。SIPサーバ130は、ネットワークを介して発側機器110および着側機器120と接続し、発側機器110からの呼接続要求に対して応答し、着側機器120と呼確立をするための仲介を行う機能を有する。
発側機器110は、デジタルコンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、SIPスタック部111と、コンテンツ送信部112と、再送演算部113と、コンテンツ保存部114とを備えている。SIPスタック部111は、ネットワークを介してSIPサーバ130と接続し、指定した電話番号を有する着側機器120と呼確立を行う機能を有する。コンテンツ送信部112は、SIPスタック部111にて着側機器120との呼が確立された後、発側機器110にて指定したデジタルコンテンツをコンテンツ保存部114から読み込んで着側機器120に対してコンテンツ送信を行う機能と、発信した状態を着側機器120および再送演算部113に通知する機能を有する。再送演算部113は、SIPスタック部111およびコンテンツ送信部112の通信状態を監視する機能と、その通信状態に基づいて通信の異常終了を検知する機能と、異常検知時に再度デジタルコンテンツの送信を行うための再発呼処理およびコンテンツ再送信に必要な再送信確認処理を行う機能と、コンテンツ送信を実施するための指示をコンテンツ送信部112に対して行う機能を有する。コンテンツ保存部114は、送信するデジタルコンテンツを保存する機能と、コンテンツ送信部112または再送演算部113からの参照要求に応じてデジタルコンテンツの参照許可を行う機能を有する。
着側機器120は、デジタルコンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、SIPスタック部121と、コンテンツ受信部122と、再送演算部123と、コンテンツ保存部124とを備えている。SIPスタック部121は、ネットワークを介してSIPサーバ130と接続し、指定した電話番号を有する発側機器110と呼確立を行う機能を有する。コンテンツ受信部122は、SIPスタック部121にて発側機器110との呼が確立された後、発側機器110から送信されたデジタルコンテンツを受信してコンテンツ保存部124に保存する機能と、デジタルコンテンツの受信状態を発側機器110および再送演算部123に通知する機能を有する。再送演算部123は、SIPスタック部121およびコンテンツ受信部122の通信状態を監視する機能と、その通信状態に基づいて通信の異常終了を検知する機能と、異常検知時に受信したデジタルコンテンツの受信状態を再送信確認要求時に発側機器110に対して応答する機能を有する。コンテンツ保存部124は、送信するデジタルコンテンツを保存する機能と、コンテンツ受信部122または再送演算部123からの参照要求に応じてデジタルコンテンツの参照許可を行う機能を有する。
図2は、本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの実施シーケンス図である。この図に示すように、発側機器110は、ネットワークを介してSIPサーバ130と接続され、さらに着側機器120と接続される。すなわち、発側機器110は、電話番号を利用して着側機器120を特定して呼の確立を行い、発側機器110内部に保存するデジタルコンテンツを着側機器120に対して送信する。また、複数のデジタルコンテンツの送信中に発生した通信異常(以下、「エラー」という場合がある。)を検知すると、再度、まだ送信済みとなっていないデジタルコンテンツを送信するために発呼する。そして、直前に発生したエラーに伴う呼切断時の呼特定および送信途中となったデジタルコンテンツの特定に関する再送確認を着側機器120との間で行う。さらに、送信すべきデジタルコンテンツを特定し、そのデジタルコンテンツを着側機器120に送信すると、通信を完了させる。以下、特徴的なステップについて更に詳しく説明する。
ステップS201は、発側機器110と着側機器120との間でデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生したことを表している。この通信異常(S201)は、ネットワークの予期せぬ切断や、着側機器120における故障、容量オーバー等などであり、これ以上、着側機器120がデジタルコンテンツを受信することができない状態に陥ったことを表す。
ステップS202は、通信異常(S201)が発生したことを検知するステップである。すなわち、発側機器110における再送演算部113は、通信異常(S201)が発生したことを検知すると、再度、デジタルコンテンツを送信するか否かを判断し、送信未完了のデジタルコンテンツが存在した場合は、再発呼処理を指示する。
ステップS203は、再送確認要求を示す通信シーケンスである。すなわち、発側機器110は、再送確認応答を得るために、通信異常(S201)時における呼を特定するCallID(コールアイディ)と、通信異常(S201)時に送信していたデジタルコンテンツを特定するJobID(ジョブアイディ)を着側機器120に通知する。
ステップS204は、再送確認応答を示す通信シーケンスである。すなわち、着側機器120は、再送確認要求203を受信すると、通信異常(S201)時において途中まで受信していたデジタルコンテンツの有無および通信異常(S201)時において途中まで受信していたデジタルコンテンツをどこから再送信すればよいかを指定する容量数(byte)を発側機器110に通知する。
ステップS205は、デジタルコンテンツの再送信処理である。すなわち、発側機器110は、再送確認応答204を受信すると、コンテンツ保存部114に保存された送信途中のデジタルコンテンツを特定し、そのデジタルコンテンツを再度着側機器120に対して送信するための手続きを行う。
図3は、本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムの内部処理アルゴリズムを示す図である。ここでは、図2における通信異常検知(S202)から再送信(S205)までに必要となる発側機器110の内部処理アルゴリズムを示している。
まず、発側機器110は、着側機器120との間でデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生すると(S301)、その通信異常を検知して未送信コンテンツが存在するか否かを確認する(S302)。そして、未送信コンテンツが存在した場合は発信履歴を参照し(S303)、その発信履歴に存在するデータから、異常で通信を終了したことや、発信先、CallID、JobIDを確認する(S304)。一方、未送信コンテンツが存在した場合は通信を終了する。
次いで、再送信を実施するか否かを判断する(S305)。ここで、発側機器110側で再送信を実施する設定になっている場合は、再発呼/呼確立を行い(S306)、再送確認要求を着側機器120に通知する(S307)。一方、発側機器110側で再送信を実施する設定になっていない場合は通信を終了する。
着側機器120に再送確認要求を通知した場合(S307)、着側機器120側で再送が必要であることが確認されると、着側機器120から再送確認応答を受信することになる(S308)。そこで、着側機器120に受信途中のデジタルコンテンツが存在し、かつ、そのデジタルコンテンツをどこから送信すればよいかを確認した後、着側機器120の受信能力に合わせた判断を行う(S309)。着側機器120の受信能力については後に詳しく説明する(図4の404参照)。
最後に、着側機器120が所定の受信能力を備えていない場合は、送信に失敗したデジタルコンテンツの再送信を行う(S310)。一方、着側機器120が所定の受信能力を備えている場合は、送信に失敗したデジタルコンテンツについて、受信要求のあったコンテンツ容量部分から再送信を行う(S311)。
図4は、図2における再送確認要求(S203)および再送確認応答(S204)の電文定義の一例を示す図である。ここでは、SIPを用いて呼接続し、TCPセッションを確立した後、HTTPおよびxmlを用いた構造体の電文を利用して情報を通知する場合の一例を示している。項番401は、通信異常時における呼を特定するCallIDを指定するものである。項番402は、通信異常時に送信していたデジタルコンテンツを特定するJobID、すなわち、送受信に失敗したデジタルコンテンツを特定するためのJobIDを指定するものである。項番403は、通信異常時における送信済みファイル容量を示し、再送時においてデジタルコンテンツをどこから送信すればよいかを指定するものである。項番404は、着側機器120の受信能力を示し、コンテンツ途中からの送信に対応する能力があるか否かを指定するものである。
図5は、図2における再送確認要求(S203)および再送確認応答(S204)の電文の具体例を示す図である。この図に示すように、再送確認要求(S203)は、エラー時の呼設定ID情報を示す<callid>123468@send.example.org</callid>と、エラー時のJob開始要求ID情報を示す<jobid>2010031125</jobid>として実現される。また、再送確認応答(S204)は、エラー時の送信済みファイル容量を示す<partialGET> bytes=196608- </partialGET>と、着側機器120の受信能力を示す<resume>on</resume>として実現される。
以上のように、本発明の実施の形態におけるコンテンツ再送信システムによれば、複数のデジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合でも、呼および送信時の情報が発側機器110から着側機器120に通知されるので、着側機器120のコンテンツ受信状態を発側機器110側で得ることができる。これにより、一度、送受信が正常に行われたデジタルコンテンツを再度送受信することがないので、全てのデジタルコンテンツの送受信を早期に実施することが可能となる。その結果、デジタルコンテンツを重複して送信することが無くなる分の通信費やネットワーク資源の無駄な利用を軽減することができるのはいうまでもない。
なお、前記の説明では、発側機器110が通信異常を検知して、デジタルコンテンツの受信状態の確認要求を着側機器120に通知することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、着側機器120が通信異常を検知して、通信異常時におけるデジタルコンテンツの受信状態を発側機器110に通知するようにしてもよい。
また、前記の説明では、ファイル単位にデジタルコンテンツが存在すると考え、複数のデジタルコンテンツを送受信する場合を想定して説明した。この場合は、着側機器120が正常に受信していないデジタルコンテンツ(ファイル)を再送信することになる。もちろん、どの単位を1つのデジタルコンテンツと考えるかという点は着側機器120側の性能等に応じて決定されるものであり、特に限定されるものではない。
また、前記の説明では言及しなかったが、発側機器110や着側機器120のハードウェア構成は、例えば図6に示すように、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、および入出力インタフェース109がバス110を介して接続された構成となっている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107が接続されている。中央処理制御装置101は、データの計算や加工など一連の処理を実現する処理装置である。入力装置104は、情報を入力するためのキーボードやタッチパネルなどである。表示装置105は、情報を表示するための液晶ディスプレイなどである。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどである。記憶装置107は、半導体記憶装置や磁気ディスク装置である。もちろん、この図6のハードウェア構成は単なる一例である。
また、本発明は、コンテンツ再送信システムとして実現することができるだけでなく、このようなコンテンツ再送信システムが備える特徴的な処理部をステップとするコンテンツ再送信方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。このようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのはいうまでもない。
110…発側機器
111…SIPスタック部
112…コンテンツ送信部
113…再送演算部
114…コンテンツ保存部
120…着側機器
121…SIPスタック部
122…コンテンツ受信部
123…再送演算部
124…コンテンツ保存部
130…SIPサーバ

Claims (6)

  1. コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置との間でデジタルコンテンツを送受信している最中に発生した通信異常を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで通信異常が検知された場合、前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置との間で前記デジタルコンテンツの受信状態を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップで確認された受信状態に基づいて、前記コンテンツ受信装置が正常に受信していない部分の前記デジタルコンテンツのみを前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置に再送信する再送信ステップと、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ再送信方法。
  2. 前記確認ステップでは、前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求を前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置に通知するとともに、前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答を前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置に通知することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再送信方法。
  3. 前記確認ステップでは、前記通信異常時における呼を特定するCallIDと前記通信異常時に送信していた前記デジタルコンテンツを特定するJobIDを前記コンテンツ送信装置が前記コンテンツ受信装置に通知するとともに、前記通信異常時において途中まで受信していた前記デジタルコンテンツの有無および前記通信異常時において途中まで受信していた前記デジタルコンテンツをどこから再送信すればよいかを指定する容量数を前記コンテンツ受信装置が前記コンテンツ送信装置に通知することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再送信方法。
  4. デジタルコンテンツを保存するコンテンツ保存部と、
    コンテンツ受信装置との間で前記デジタルコンテンツを送受信している最中に通信異常が発生した場合、前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求を前記コンテンツ受信装置に通知する再送演算部と、
    前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答が前記コンテンツ受信装置から通知されると、前記コンテンツ受信装置が正常に受信していない部分の前記デジタルコンテンツのみを前記コンテンツ受信装置に再送信するコンテンツ送信部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ送信装置。
  5. デジタルコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記デジタルコンテンツの受信状態を確認するための再送確認要求がコンテンツ送信装置から通知されると、前記デジタルコンテンツの受信状態を示す再送確認応答を前記コンテンツ送信装置に通知する再送演算部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ受信装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載した各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ再送信プログラム。
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