JP2010087644A - 端末装置、端末装置のデータ転送方法、端末制御プログラム、データ転送システム - Google Patents

端末装置、端末装置のデータ転送方法、端末制御プログラム、データ転送システム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバが停止しても、受信したデータの内容をクライアント端末で確認できる端末装置、端末装置のデータ転送方法、端末制御プログラム、データ転送システムを提供する。
【解決手段】データ転送システム1では、受信装置3で受信したFAXデータ等が、外部装置4によってサーバ6にアップロードされる。サーバ6が何らかの理由で停止してしまった場合、外部装置4は、受信装置3で受信したFAXデータ等をサーバ6にアップロードできない。そこで、インスタントメッセージ(又は電子メール)にFAXデータ等が添付されて、外部装置4からクライアント端末7に向けて送信される。即ち、サーバ6が停止してしまった場合でも、クライアント端末7においてFAXデータ等を確認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、FAXデータや、留守番録音データ等をサーバに転送可能な端末装置、端末装置のデータ転送方法、端末制御プログラム、データ転送システムに関する。
従来から、留守中にかかってきた電話に自動的に応答し、相手側の伝言を録音する留守番録音機能を備えた電話機が利用されている。この留守番録音機能により、留守中にかかってきた電話でも自動的に録音されるので、帰宅時にその録音を再生して録音内容を確認できる。この他にも、留守中に対応できるものとして、ファクシミリ(以下、FAXと呼ぶ)がある。FAXでは、応答の有無とは無関係に記録紙に通信内容が自動的に記録される。そこで、このような録音された音声データや、FAXデータをサーバに保管することで、外出先でも任意の端末から録音内容を確認したり、FAXの内容を閲覧できるファクシミリデータ通信方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−232633号公報
しかしながら、特許文献1に記載のファクシミリデータ通信方式では、サーバが停止してしまうと、留守番電話の音声データや、FAXデータをサーバに保管できないため、端末から録音内容を確認したり、FAXの内容を閲覧できないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、サーバが停止しても、受信したデータの内容をクライアント端末で確認できる端末装置、端末装置のデータ転送方法、端末制御プログラム、データ転送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の端末装置は、電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、前記受信端末装置からデータを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、前記サーバの停止により、前記転送手段による転送が失敗したか否かを判断する判断手段と、当該判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記転送手段によって転送した前記データを記憶する記憶手段と、前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送手段によって転送した前記データを送信する送信手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の端末装置は、電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、前記電話回線からデータを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、前記サーバの停止により、前記転送手段による転送が失敗したか否かを判断する判断手段と、当該判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記転送手段によって転送した前記データを記憶する記憶手段と、前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送手段によって転送した前記データを送信する送信手段とを備えている。
また、請求項3に係る発明の端末装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記サーバが復旧したか否かを判断するサーバ復旧判断手段を備え、当該サーバ復旧判断手段によって前記サーバが復旧したと判断された場合、前記転送手段は、前記記憶手段に記憶された前記データを、前記サーバに転送することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の端末装置は、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記記憶手段に前記データが記憶されているか否かを判断するデータ記憶判断手段と、前記サーバ復旧判断手段によって前記サーバが復旧したと判断され、前記転送手段によって前記データが前記サーバに転送された場合に、前記記憶手段に記憶された前記データを削除する削除手段とを備えている。
また、請求項5に係る発明の端末装置は、請求項4に記載の発明の構成に加え、前記サーバ復旧判断手段は、前記データ記憶判断手段によって前記記憶手段に前記データが記憶されていると判断された場合に、前記サーバが復旧したか否かを判断することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の端末装置は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成に加え、前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記データを添付したインスタントメッセージを作成するインスタントメッセージ作成手段を備え、
前記送信手段は、前記インスタントメッセージ作成手段によって作成された前記インスタントメッセージを、インターネット経由で、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の端末装置は、請求項6に記載の発明の構成に加え、前記クライアント端末との間で、前記インスタントメッセージの送受信が可能か否かを判断するインスタントメッセージ送受信判断手段と、当該インスタントメッセージ送受信判断手段によって、前記インスタントメッセージの送受信が不可と判断された場合に、前記データを添付した電子メールを作成する電子メール作成手段と、を備え、前記電子メール作成手段によって、前記電子メールが作成された場合、前記送信手段は、インターネット経由で、前記クライアント端末に前記データを添付した前記電子メールを送信することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の端末装置は、請求項1乃至7の何れかに記載の発明の構成に加え、前記クライアント端末に設けられた表示部の画像サイズを記憶する画像サイズ記憶手段と、前記データが画像データの場合、前記画像データを、前記画像サイズ記憶手段に記憶された前記画像サイズに変更する画像サイズ変更手段とを備え、前記送信手段は、前記画像サイズ変更手段によって画像サイズが変更された前記画像データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の端末装置は、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の構成に加え、前記クライアント端末に設けられた表示部に対応する画像フォーマットを記憶する画像フォーマット記憶手段と、前記データが画像データの場合、前記画像データを、前記画像フォーマット記憶手段に記憶された前記画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段とを備え、前記送信手段は、前記画像フォーマット変換手段によって前記画像フォーマットが変換された前記画像データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明の端末装置は、請求項1乃至9の何れかに記載の発明の構成に加え、前記データのサイズが所定値以上か否かを判断するサイズ判断手段を備え、前記送信手段は、前記サイズ判断手段によって前記データのサイズが所定値以上と判断された場合、前記データを分割するデータ分割手段とを備え、前記送信手段は、前記データ分割手段によって複数に分割された前記データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明の端末装置は、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の構成に加え、前記データは、留守番電話の録音データ及びFAXデータの何れかであることを特徴とする。
また、請求項12に係る発明の端末装置は、電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、前記受信端末装置からデータを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、前記サーバの停止を検出するサーバ停止検出手段と、当該サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、前記受信手段によって受信された前記データを記憶する記憶手段と、前記サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、クライアント端末に、前記受信手段によって受信された前記データを送信する送信手段とを備えている。
また、請求項13に係る発明の端末装置は、電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、前記電話回線からデータを受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、前記サーバの停止を検出するサーバ停止検出手段と、当該サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、前記受信手段によって受信された前記データを記憶する記憶手段と、前記サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、クライアント端末に、前記受信手段によって受信された前記データを送信する送信手段とを備えている。
また、請求項14に係る発明の端末装置のデータ転送方法は、電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置のデータ転送方法であって、前記受信端末装置からデータを受信する受信ステップと、当該受信ステップで受信された前記データを、前記サーバに転送する転送ステップと、前記サーバの停止により、前記転送ステップにおける前記データの転送が失敗したか否かを判断する判断ステップと、当該判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを記憶する記憶ステップと、前記判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを送信する送信ステップとから構成されている。
また、請求項15に係る発明の端末制御プログラムは、請求項14に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項16に係る発明のデータ転送システムは、請求項1に記載の端末装置と、前記サーバと、前記受信端末装置とを備えている。
また、請求項17に係る発明のデータ転送システムは、請求項2に記載の端末装置と、前記サーバとを備えている。
また、請求項18に係る発明の端末装置のデータ転送方法は、電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置のデータ転送方法であって、前記電話回線からデータを受信する受信ステップと、当該受信ステップで受信された前記データを、前記サーバに転送する転送ステップと、前記サーバの停止により、前記転送ステップにおける前記データの転送が失敗したか否かを判断する判断ステップと、当該判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを記憶する記憶ステップと、前記判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを送信する送信ステップとから構成されている。
また、請求項19に係る発明の端末制御プログラムは、請求項18に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1に係る発明の端末装置では、受信端末装置から送信されるデータが受信手段によって受信される。次いで、そのデータは転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、転送手段はサーバにデータを転送できない。そこで、本発明では、転送手段による転送結果が判断手段によって失敗したと判断された場合に、サーバに転送したデータをクライアント端末に送信する。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、判断手段によって転送が失敗したと判断された場合、そのサーバに転送したデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項2に係る発明の端末装置では、電話回線を通じて送信されるデータが受信手段によって受信される。次いで、そのデータは転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、転送手段はサーバにデータを転送できない。そこで、本発明では、転送手段による転送結果が判断手段によって失敗したと判断された場合に、サーバに転送したデータをクライアント端末に送信する。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、判断手段によって転送が失敗したと判断された場合、そのサーバに転送したデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項3に係る発明の端末装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、サーバ復旧判断手段によって、サーバが復旧したか否かが判断される。サーバが復旧したと判断された場合、記憶手段に記憶されたデータが、転送手段によって、サーバに転送される。これにより、サーバの停止によって転送できなかったデータを、漏れなくサーバに転送してアップロードさせることができる。
また、請求項4に係る発明の端末装置では、請求項3に記載の発明の効果に加え、データ記憶判断手段によって、記憶手段にデータが記憶されているか否かが判断される。そして、サーバ復旧判断手段によってサーバが復旧したと判断され、さらに、転送手段によってデータがサーバに転送された場合は、削除手段によって、記憶手段に記憶されたデータが削除される。これにより、サーバがした場合に、同じデータを重複してサーバに転送するのを防止できる。
また、請求項5に係る発明の端末装置では、請求項4に記載の発明の効果に加え、サーバ復旧判断手段は、データ記憶判断手段によってデータが記憶されていると判断された場合に、サーバが復旧したか否かを判断する。つまり、記憶手段にデータが記憶されているということは、サーバの停止によって、そのデータがサーバにまだアップロードされていないことを意味する。従って、このような場合に、サーバの復旧を確認すれば、サーバが復旧した場合に速やかにデータをサーバにアップロードできる。
また、請求項6に係る発明の端末装置では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加え、判断手段によってサーバへのデータ転送が失敗したと判断された場合、インスタントメッセージ作成手段によって、そのデータを添付したインスタントメッセージが作成される。そして、その作成されたインスタントメッセージが、送信手段によって、インターネット経由でクライアント端末に送信される。これにより、クライアント端末では、受信端末装置で受信したデータを速やかに確認できる。
また、請求項7に係る発明の端末装置では、請求項6に記載の発明の効果に加え、クライアント端末との間で、インスタントメッセージの送受信が可能か否かが、インスタントメッセージ送受信判断手段によって判断される。ここで、インスタントメッセージの送受信が不可と判断された場合、電子メール作成手段によって、インスタントメッセージの代わりに、サーバに転送すべきデータを添付した電子メールが作成される。これにより、データをクライアント端末に確実に送信できる。
また、請求項8に係る発明の端末装置は、請求項1乃至7の何れかに記載の発明の効果に加え、クライアント端末の表示部は、その種類によって、適切な画像サイズが決められている。そこで、クライアント端末に設けられた表示部の画像サイズを画像サイズ記憶手段によって予め記憶しておき、データが画像データの場合、画像サイズ変更手段によって、その画像データが、画像サイズ記憶手段に記憶された画像サイズに変更される。これにより、クライアント端末に設けられた表示部に適切な画像サイズで、画像データを表示させることができる。
また、請求項9に係る発明の端末装置では、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の効果に加え、クライアント端末の表示部は、その種類によって、画像フォーマットが決められている。そこで、クライアント端末に設けられた表示部に対応する画像フォーマットを画像フォーマット記憶手段によって予め記憶しておき、データが画像データの場合、画像フォーマット変換手段によって、その画像フォーマットが、画像フォーマット記憶手段に記憶された画像フォーマットに変換される。これにより、クライアント端末に設けられた表示部に適切な画像フォーマットで、画像データを表示させることができる。
また、請求項10に係る発明の端末装置では、請求項1乃至9の何れかに記載の発明の効果に加え、サイズ判断手段によって、データのサイズが所定値以上か否かが判断される。データのサイズが所定値以上と判断された場合、そのデータはデータ分割手段によって複数に分割される。そして、その分割された各データが、送信手段によって、クライアント端末に送信される。これにより、データ量が大きい場合でも、そのデータをサーバに速やかに転送できる。
また、請求項11に係る発明の端末装置では、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の効果に加え、データは、留守番電話の録音データ及びFAXデータの何れかであるので、サーバが停止した場合でも、クライアント端末側で、受信端末装置で受信したFAXデータや、録音データを確認できる。
また、請求項12に係る発明の端末装置では、受信端末装置から送信されるデータが受信手段によって受信される。次いで、そのデータは転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、転送手段はサーバにデータを転送できない。そこで、本発明では、サーバ停止検出手段によって、サーバの停止が検出される。サーバの停止が検出された場合、受信手段によって受信されたデータをクライアント端末に送信する。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、サーバの停止が検出されない場合、受信手段によって受信されたデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項13に係る発明の端末装置では、電話回線を通じて送信されるデータが受信手段によって受信される。次いで、そのデータは転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、転送手段はサーバにデータを転送できない。そこで、本発明では、サーバ停止検出手段によって、サーバの停止が検出される。サーバの停止が検出された場合、受信手段によって受信されたデータをクライアント端末に送信する。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、サーバの停止が検出されない場合、受信手段によって受信されたデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項14に係る発明の端末装置のデータ転送方法では、受信ステップにおいて、受信端末装置から送信されるデータが受信される。次いで、転送ステップにおいて、そのデータが転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、サーバにデータを転送できない。そこで、判断ステップにおいて、転送ステップにおけるデータの転送が失敗したか否かが判断される。この判断ステップで、データの転送が失敗したと判断された場合、送信ステップにおいて、サーバに転送したデータがクライアント端末に送信される。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、送信ステップに加え、サーバに転送したデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項15に係る発明の端末制御プログラムでは、請求項14に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることができるので、請求項14に記載の発明の効果を得ることができる。
また、請求項16に係る発明のデータ転送システムでは、請求項1に記載の端末装置と、その端末装置とインターネット経由で接続されたサーバと、前記端末装置とネットワークで接続されると共に、電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置とを備えているので、サーバが停止しても、受信したデータの内容をクライアント端末で確認できるデータ転送システムを提供することができる。
また、請求項17に係る発明のデータ転送システムでは、請求項2に記載の端末装置と、その端末装置とインターネット経由で接続されたサーバとを備えているので、サーバが停止しても、受信したデータの内容をクライアント端末で確認できるデータ転送システムを提供することができる。
また、請求項18に係る発明の端末装置のデータ転送方法では、受信ステップにおいて、電話回線からデータが受信される。次いで、転送ステップにおいて、そのデータが転送手段によってサーバに転送されてアップロードされる。よって、ユーザはサーバにアクセスすることで、外出先からでもデータを確認できる。ここで、サーバが何らかの理由で停止してしまった場合、サーバにデータを転送できない。そこで、判断ステップにおいて、転送ステップにおけるデータの転送が失敗したか否かが判断される。この判断ステップで、データの転送が失敗したと判断された場合、送信ステップにおいて、サーバに転送したデータがクライアント端末に送信される。これにより、サーバが停止してしまった場合でも、ユーザは受信端末装置で受信したデータをクライアント端末で確認できる。また、送信ステップに加え、サーバに転送したデータが記憶手段によって記憶されるので、サーバにまだ転送されていないデータを消滅させることなく保持できる。
また、請求項19に係る発明の端末制御プログラムでは、請求項18に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることができるので、請求項18に記載の発明の効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態であるデータ転送システム1について、図面を参照して説明する。はじめに、データ転送システム1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、データ転送システム1の構成を示すブロック図である。
データ転送システム1は、公衆電話回線網(PSTN)2に接続され、留守番電話機能とFAX機能とを併せ持つ複合機である受信装置3と、該受信装置3にLANで接続された外部装置4と、サーバ6と、クライアント端末7とから構成され、外部装置4、サーバ6及びクライアント端末7は、インターネット5を介して相互に接続されている。サーバ6は、画像、音声等の情報を蓄積すると共に、クライアント端末7の要求に応じて、インターネット5を介して、これらの情報を送信する。クライアント端末7は、据置型の端末(以下、PC端末)と、携帯端末との2種類が想定される。
このようなデータ転送システム1では、例えば、受信装置3で受信したFAXデータや、留守番電話の録音データ(以下、FAXデータ等と呼ぶ)が、外部装置4によってサーバ6にアップロードされる。すると、サーバ6からインターネット5を介して、クライアント端末7に向けてインスタントメッセージ(又は電子メール)が送信され、FAXデータ等がサーバ6にアップロードされたことが通知される。これにより、ユーザはクライアント端末7からサーバ6にアクセスすることで、サーバ6に保管されたFAXデータを閲覧したり、録音データを再生して確認することができる。
ここで、本システムにおいて、サーバ6が何らかの理由で停止してしまうことが想定される。この場合、外部装置4は、受信装置3で受信したFAXデータ等をサーバ6にアップロードできない。そこで、本実施形態では、インスタントメッセージ(又は電子メール)にFAXデータ等が添付されて、外部装置4からクライアント端末7に向けて送信される。即ち、サーバ6が停止してしまった場合でも、クライアント端末7においてFAXデータ等を確認できる。以下、本システムを構成する各装置について詳細に説明する。
まず、受信装置3の電気的構成について、図2を参照して説明する。図2は、受信装置3の電気的構成を示すブロック図である。受信装置3には、受信装置3の制御を司るコントローラとしてのCPU20が設けられている。CPU20には、BIOS等を記憶したROM21と、各種データを一時的に記憶するRAM22と、受信したFAXデータに基づいて記録紙に画像を印刷する印刷機構24と、データの受け渡しの仲介を行う入出力部25と、LANに接続するためのイーサネット(登録商標)I/F26と、公衆電話網(PSTN)に接続するための公衆電話網I/F27とが、バス28を介して接続されている。入出力部25には、受信装置3を操作するための操作部31と、受話器のマイク32及びスピーカ33と、液晶ディスプレイである表示部34とが各々接続されている。
次に、外部装置4の電気的構成について、図3を参照して説明する。図3は、外部装置4の電気的構成を示すブロック図である。外部装置4には、外部装置4の制御を司るコントローラとしてのCPU40が設けられている。そのCPU40には、BIOS等を記憶したROM41と、各種データを一時的に記憶するRAM42と、ハードディスクドライブ43(以下、HDD43)と、CD−ROMドライブ44と、データの受け渡しの仲介を行う入出力部45と、LANに接続するためのイーサネットI/F46と、インターネット5に接続するためのインターネットI/F47とが、バス48を介して接続されている。入出力部45には、外部装置4を操作するための操作部51と、液晶ディスプレイである表示部52とが接続されている。
なお、CD−ROMドライブ44に挿入されるCD−ROM144には、外部装置4のメインプログラムや、後述するデータ転送プログラム、サーバ復旧確認プログラム等が記憶され、導入時には、これら各種プログラムが、CD−ROM144からHDD43にセットアップされて、後述するプログラム記憶エリア434(図5参照)に記憶される。
次に、サーバ6の電気的構成について、図4を参照して説明する。図4は、サーバ6の電気的構成を示すブロック図である。サーバ6には、サーバ6の制御を司るコントローラとしてのCPU70が設けられている。そのCPU70には、BIOS等を記憶したROM71と、各種データを一時的に記憶するRAM72と、ハードディスクドライブ73(以下、HDD73)と、CD−ROMドライブ74と、データの受け渡しの仲介を行う入出力部75と、インターネット5に接続するためのインターネットI/F77とが、バス78を介して接続されている。入出力部75には、外部装置4を操作するための操作部81と、液晶ディスプレイである表示部82とが接続されている。
なお、CD−ROMドライブ74に挿入されるCD−ROM174には、サーバ6のメインプログラムや、後述する受信通知プログラム、復旧応答プログラム等が記憶され、導入時には、これら各種プログラムが、CD−ROM174からHDD73にセットアップされて、後述するプログラム記憶エリア723(図9参照)に記憶される。
次に、外部装置4のHDD43の各記憶エリアについて、図5を参照して説明する。図5は、HDD43の各記憶エリアを示す概念図である。HDD43には、受信データテーブル記憶エリア431と、通知先テーブル記憶エリア432と、端末情報マスタ記憶エリア433と、プログラム記憶エリア434と、その他の情報記憶エリア435と、が少なくとも設けられている。
受信データテーブル記憶エリア431には、受信データテーブル4311(図6参照)が記憶されている。通知先テーブル記憶エリア432には、通知先テーブル4321(図7参照)が記憶されている。端末情報マスタ記憶エリア433には、端末情報マスタテーブル4331(図8参照)が記憶されている。プログラム記憶エリア434には、外部装置4のメインプログラムや、データ転送プログラム等が記憶されている。その他の情報記憶エリア435には、外部装置4で使用されるその他の情報が記憶されている。なお、外部装置4がHDD43を備えていない専用機の場合は、ROM41に各種プログラムが記憶される。以下、各テーブルについて順に説明する。
まず、受信データテーブル4311について、図6を参照して説明する。図6は、受信データテーブル4311の概念図である。受信データテーブル4311は、サーバ6の停止時において、受信装置3で受信したFAXデータ、留守番電話の録音データを保持するためのテーブルである。具体的には、FAXデータ等の受信した「着信日時」と、FAXデータ等を送信した相手の「着信元番号」と、受信したデータがFAXデータか留守電番電話のデータ(以下、留守電データと呼ぶ)かの「区分」と、受信したデータと、等が記憶される。
例えば、受信データテーブル4311の1行目には、「2008年8月27日10時20分30秒」に、電話番号「052−xxx−yyyy」の相手から受信した「留守電」の録音データ「MP3ファイル」が記憶されている。なお、後述するが、受信データテーブル4311に記憶された各種データは、サーバ6復旧後、サーバ6にデータがアップロードされた後で削除される。つまり、受信データテーブル4311に記憶された各種データは、サーバ6にまだアップロードされていないものである。
次に、通知先テーブル4321について、図7を参照して説明する。図7は、通知先テーブル4321の概念図である。通知先テーブル4321は、サーバ6の停止時に、受信装置3が受信したFAXデータ等を、インスタントメッセージ(IM)に添付して通知する通知先のアドレスを管理するものである。具体的には、通知する端末の「通知先アドレス」と、その端末を識別するための「端末ID」とが各々記憶されている。
例えば、通知先テーブル4321には、端末ID=A001、B001、B002にそれぞれ対応する3つの通知先アドレスが記憶されている。従って、この通知先テーブル4321を保持する外部装置4において、FAXデータ等を受信した場合、これらの通知先のクライアント端末7に向けて、FAXデータ等を添付したインスタントメッセージ(IM)が各々送信される。
次に、端末情報マスタテーブル4331について、図8を参照して説明する。図8は、端末情報マスタテーブル4331の概念図である。端末情報マスタテーブル4331は 端末ごとの送信設定を保持するものである。具体的には、「端末ID」と、「端末区分」と、「キャリア」と、クライアント端末7の表示部82「画像サイズ」と、「画像フォーマット」と、一度に受信できるデータ量の上限である「上限サイズ」とからなる各端末情報が各々記憶されている。なお、「キャリア」は、携帯端末にのみ設定され、PC端末には設定されない。携帯端末の場合、キャリア毎に端末情報が異なる場合が多いからである。さらに、「画像サイズ」は、携帯端末にのみ各々設定され、PC端末の場合には設定されない。PC端末の表示画面は、携帯端末に比べて大きいので、受信したFAX画像のサイズをそのまま適応できるからである。
例えば、端末情報マスタテーブル4331の1行目には、端末ID=A001のPC端末の送信設定が記憶されているが、画像サイズはオリジナル(「ORIGINAL」)のままで、画像フォーマット=「TIF」、上限サイズ=「1MB」が記憶されている。また、2行目には、端末ID=B001の携帯端末の送信設定が記憶され、キャリア=「AAA社」、画像サイズ=「240×320」、画像フォーマット=「GIF」、上限サイズ=「100KB」が記憶されている。なお、本実施形態では、キャリア毎の設定を保持しているが、そのキャリア内でより細かく設定を分けることも可能である。
次に、サーバ6のHDD73の各記憶エリアについて、図9を参照して説明する。図9は、HDD73の各記憶エリアを示す概念図である。HDD73には、受信データ記憶エリア731と、通知先テーブル記憶エリア732と、プログラム記憶エリア733と、その他の情報記憶エリア734と、が少なくとも設けられている。
受信データ記憶エリア731には、外部装置4から送信されたFAXデータ等が記憶される。通知先テーブル記憶エリア732には、通知先テーブル7321(図10参照)が記憶されている。プログラム記憶エリア733には、サーバ6のメインプログラムや、受信通知プログラム等が記憶されている。その他の情報記憶エリア734には、サーバ6で使用されるその他の情報が記憶されている。なお、サーバ6がHDD73を備えていない専用機の場合は、ROM71に各種プログラムが記憶される。
次に、通知先テーブル7321について、図10を参照して説明する。図10は、通知先テーブル7321の概念図である。通知先テーブル7321は、サーバ6にFAXデータ等がアップロードされた時に、その旨をクライアント端末7に、インスタントメッセージ(IM)で通知する際に使用するテーブルである。具体的には、受信装置3の「電話番号」に対して「通知先アドレス」が各々記憶されている。例えば、受信装置3の電話番号=「052−yyy−xxxx」に対して、通知先のアドレスが3つ登録されている。つまり、「userA@brother.co.jp」と、「userA@AAA.ne.jp」と、「userC@BBB.ne.jp」とが各々記憶されている。従って、受信装置3の電話番号=「052−yyy−xxxx」において、FAXデータ等を受信した場合、これら通知先のクライアント端末7に向けて、FAXデータ等を添付したインスタントメッセージ(IM)が各々送信される。
次に、上記構成からなるデータ転送システム1で行われる処理について説明する。ここでは、受信装置3のCPU20による処理、外部装置4のCPU40による処理、サーバ6のCPU70による処理に分けて順次説明する。
まず、受信装置3のCPU20による処理について、図11を参照して説明する。図11は、CPU20による処理を示すフローチャートである。まず、PSTN2を介して、FAX(又は留守電)が受信される(S1)。次いで、受信したFAXデータが、RAM22に記憶される(S2)。さらに、外部装置4に向けて、データを受信したことを示す受信信号が送信される(S3)。ここで、外部装置4では、受信信号が受信されると、受信装置3で受信したデータを要求するため、データ送信依頼信号が受信装置3に向けて送信される。そこで、受信装置3では、その外部装置4から送信されたデータ送信依頼信号を受信したか否かが判断される(S4)。データ送信依頼信号を受信しない間は(S4:NO)、S4に戻って、引き続き、データ送信依頼信号の受信が監視される。データ送信依頼信号を受信した場合(S4:YES)、外部装置4に向けてFAXデータ等と、そのデータの着信情報(着信日時、着信元番号)とが共に送信され(S5)、処理が終了する。なお、FAXデータは、PC端末や、携帯端末等のディスプレイに表示させるために、画像データとして変換される。本実施形態では、受信装置3において画像データに変換されるが、外部装置4で画像データに変換するようにしてもよい。
次に、外部装置4のCPU40によるデータ転送処理について、図12を参照して説明する。図12は、CPU40によるデータ転送処理を示すフローチャートである。まず、受信装置3から受信信号を受信したか否かが判断される(S10)。受信信号を受信しない間は(S10:NO)、S10に戻って、引き続き、受信信号の受信が監視される。そして、受信信号が受信されると(S10:YES)、受信装置3に対して受信データの送信を要求するために、データ送信依頼信号が送信される(S11)。一方、受信装置3では、外部装置4からのデータ送信依頼信号が受信されると、受信データが外部装置4に向けて送信される。
次いで、受信装置3からFAXデータ等を受信したか否かが判断される(S12)。データを受信しない間は(S12:NO)、S12に戻って、引き続き、データの受信が監視される。データが受信された場合(S12:YES)、その受信したデータ等が、サーバ6に向けて送信され、アップロードされる(S13)。つまり、サーバ6のHDD73の受信データ記憶エリア731に、受信装置3で受信したFAXデータ等が記憶される。
しかしながら、サーバ6が何らかの理由で停止してしまうことが想定される。この場合、HDD73の受信データ記憶エリア731に、受信したFAXデータ等を記憶することができず、アップロードできない。そこで、サーバ6へのアップロードが成功したか否かが判断される(S14)。アップロードできている場合は(S14:YES)、そのまま処理を終了する。一方、アップロードできていない場合は(S14:NO)、受信したFAXデータ等と、それに付加されて送信された着信情報とが、HDD43に記憶された受信データテーブル4311(図6参照)に記憶される(S15)。
例えば、受信したデータがMP3の音声ファイルの場合、つまり、留守番電話の録音データの場合、図6に示す受信データテーブル4311の1行目のように、着信情報=「2008/8/27 10:20:30」、着信元番号=「052−xxx−yyyy」、区分=「留守電」、データ=「xxx.mp3」が各々記憶される。次いで、クライアント端末7の種類に応じて適切なデータ等を送信するために、メッセージ送信処理が実行される(S16)。
ここで、メッセージ送信処理について、図13,図14を参照して説明する。図13は、メッセージ送信処理のフローチャートである。図14は、図13の続きを示すフローチャートである。図13に示すように、まず、HDD43に記憶された通知先テーブル4321(図7参照)を参照して、予め登録されたクライアント端末7の各通知先が取得される(S21)。さらに、端末情報マスタテーブル4331(図8参照)を参照して、各通知先の端末情報が取得される(S22)。例えば、図7に示すように、ここで取得される端末ID=B001の端末情報は、端末区分=「携帯端末」、キャリア=「AAA社」、画像サイズ=「240×320」、画像フォーマット=「GIF」、上限サイズ=「100KB」である。
続いて、受信データはFAXか否かが判断される(S23)。FAXデータの場合、画像データをクライアント端末7に送信するのであるが、クライアント端末7の種類によって、その画像データを変換する必要がある。例えば、据え置き型のPC端末の場合、携帯端末に比べて表示画面は大きいので、その画像サイズは、受信時の画像サイズのままで対応可能である。しかしながら、携帯端末の場合、PC端末に比べて、表示画面は小さいので、受信時の画像サイズそのままでは対応できないことが多い。
そこで、受信データがFAXである場合(S23:YES)、取得した端末情報に基づき、受信したFAXデータの画像サイズが変換される(S24)。例えば、通知先に端末ID=B001の携帯端末の通知先が設定された場合、端末情報マスタテーブル4331を参照すると、画像サイズは「240×320」である。従って、FAXデータの画像サイズは、240×320に変更される。これにより、携帯端末の表示部において、FAX画像を適切なサイズで表示させることができる。
次いで、取得した端末情報に基づき、受信したFAXデータの画像フォーマットが変換される(S25)。例えば、通知先に端末ID=B001の携帯端末の通知先が設定された場合、端末情報マスタテーブル4331を参照すると、画像フォーマットは「GIF」である。従って、FAXデータの画像フォーマットは、GIFに変換される。これにより、携帯端末の表示部の特性に応じて、画像フォーマットを変更することができる。
次いで、受信したFAXデータ等のデータ量は、予め決められた「上限サイズ」に収まるか否かが判断される(S27)。送信するデータ量が大きい場合(S27:YES)、通信速度が遅くなるため、「上限サイズ」に収まるようにデータが分割される(S28)。ここで、通知先に端末ID=B001の携帯端末の通知先が設定された場合、端末情報マスタテーブル4331を参照すると、上限サイズは100KBである。従って、例えば、端末ID=B001の携帯端末に送信するデータ量が150KBの場合、100KBのデータと、50KBのデータとに分割される。
なお、受信データが留守番電話で録音された音声ファイルの場合(S23:NO)、端末の種類に関係なく、その音声ファイルのデータ量が「上限サイズ」に収まるか否かが判断される(S27)。そして、上記と同様に、上限サイズに収まるように、データが分割される。
次いで、通知先に設定されているクライアント端末7との間で、インスタントメッセージの送受信が可能か否かが判断される(S29)。例えば、HDD43には、外部装置4との間でインスタントメッセージの送受信を行うことができるメンバーリストが記憶されている。メンバーリストには、クライアント端末7の端末IDが記憶されている。従って、メンバーリストに端末IDが記憶されているクライアント端末7は、インスタントメッセージを利用できるので(S29:YES)、インスタントメッセージが作成される(S30)。そして、作成されたインスタントメッセージに受信データが添付された状態で、クライアント端末7に送信される(S32)。インスタントメッセージは、送信とほぼ同時に、クライアント端末7のディスプレイ(図示外)に、メッセージがポップアップで表示される。これにより、クライアント端末7に対して速やかにデータを転送することができる。
これとは逆に、メンバーリストに端末IDが記憶されていないクライアント端末7は、インスタントメッセージが利用できないので(S29:NO)、電子メールが作成される(S31)。そして、作成された電子メールに受信データが添付された状態で、クライアント端末7に送信される(S32)。つまり、インスタントメッセージを利用できなくても、その代わりに電子メールを利用できるので、確実に受信データをクライアント端末7に転送できる。
なお、データ量が「上限サイズ」を超えて、データが分割されている場合(S28)、分割された各データにつき、それぞれインスタントメッセージ(又は電子メール)が作成され、分割された各データを添付した状態で、通知先のクライアント端末7に送信される(S29)。これにより、データの通信速度が遅くならないので、クライアント端末7に速やかにデータを送信することができる。また、クライアント端末7では、複数に分割された各データを結合するデータ結合プログラムが実行され、1つの画像データとして保持される。こうして、図12に示すフローチャートに戻り、処理が終了する。
このように、サーバ6が停止した場合でも、外部装置4では、インスタントメッセージ(又は電子メール)に受信データを添付した状態で、予め登録しておいたクライアント端末7に向けて送信されるので、ユーザは受信データの確認をすることができる。
次に、サーバ6のCPU70によるデータ登録処理について、図15を参照して説明する。図15は、データ登録処理のフローチャートである。まず、外部装置4から送信されたFAXデータ等が受信される(S35)。その受信データは、HDD73の受信データ記憶エリア731に記憶され(S36)、アップロードされた状態となる。次いで、外部装置4からFAXデータ等と共に送信された着信情報と、HDD73に記憶された通知先テーブル7321とを参照して、着信元番号に対応する通知先アドレスが取得される(S37)。そして、取得された通知先アドレスに向けてインスタントメッセージが送信されることで、FAXデータ等を受信した旨が通知される(S38)。これにより、ユーザは、サーバ6にFAXデータ等が新たにアップロードされたことがわかるので、クライアント端末7からFAXデータ等を閲覧することができる。なお、ここでは、インスタントメッセージで受信通知を行っているが、インスタントメッセージが利用できない場合は、電子メールで受信通知を行うようにしてもよい。
次に、外部装置4のCPU40によるサーバ復旧確認処理について、図16を参照して説明する。図16は、サーバ復旧確認処理のフローチャートである。なお、以下説明するサーバ復旧確認処理は、定期的(例えば、5分間隔)に実行されるものである。つまり、CPU40に接続された計時装置(図示外)を利用することで、サーバ6の復旧を定期的に確認できる。まず、HDD43に記憶された受信データテーブル4311(図6参照)の中に、データが保存されているか否かが判断される(S41)。ここにデータが保存されていない場合(S41:NO)は、サーバ6へのデータのアップロードが成功しているので、そのまま処理が終了する。
一方、データが保存されている場合(S41:YES)、そのデータは、サーバ6にまだアップロードされていないデータであるので、サーバ6が復旧したか否かを検知するために、応答依頼信号がサーバ6に向けて送信される(S42)。ここで、サーバ6が既に復旧している場合、サーバ6で応答依頼信号が受信されると、外部装置4に向けて応答信号が送信される。これとは逆に、サーバ6がまだ復旧していない場合は、応答依頼信号が受信されず、外部装置4に向けて応答信号が送信されない。
そこで、外部装置4では、サーバ6からの応答信号を受信したか否かが判断される(S43)。応答信号を受信していない場合(S43:NO)、サーバ6は復旧していないので、そのまま処理を終了する。
そして、サーバ6からの応答信号を受信した場合(S43:YES)、サーバ6は復旧しているので、HDD43に記憶された受信データテーブル4311(図6参照)に保存された受信データが、サーバ6のHDD73の受信データ記憶エリア731に記憶され、アップロードが完了する(S44)。そして、受信データがアップロードされたので、その受信データを外部装置4で保持する必要がないので、HDD43に記憶された受信データテーブル4311から保存データが削除される(S45)。つまり、受信データテーブル4311にデータが保存されている場合は、まだアップロードされていないデータがあることを示すので、この場合はサーバ復旧後にデータのアップロードが試みられる。
このように、サーバ6が停止し、外部装置4からクライアント端末7に向けて受信データが直接送信された場合でも、サーバ6にアップロードできなかった受信データを保持しておき、サーバ6が復旧した場合に、その保持した受信データをサーバ6にアップロードすることができる。これにより、受信データをサーバ6に確実にアップロードできるので、ユーザはクライアント端末7から、インターネット経由で、サーバ6に登録された受信データを確認できる。
次に、サーバ6のCPU70による復旧応答処理について、図17を参照して説明する。図17は、復旧応答処理のフローチャートである。まず、外部装置4から応答依頼信号を受信したか否かが判断される(S51)。応答依頼信号を受信しない場合は(S51:NO)、そのまま処理を終了する。
一方、応答依頼信号を受信した場合(S51:YES)、外部装置4に向けて、サーバ6が復旧したことを通知するための応答信号が送信される(S52)。外部装置4では、応答信号を受信することで、サーバ6が復旧したことが認識されるので、サーバ6に向けてFAXデータ等が送信される。
そして、サーバ6では、外部装置4からFAXデータ等を受信したか否かが判断される(S53)。受信していない間(S53:NO)は、S53に戻って、引き続き、FAXデータ等の受信が監視される(S53)。FAXデータ等を受信した場合(S53:YES)、その受信データが、HDD73の受信データ記憶エリア731(図9参照)に記憶されて(S54)アップロードが完了し、処理が終了する。なお、HDD73の受信データ記憶エリア731に記憶された受信データをそのまま保持させることで、受信データを履歴としていつでも確認できる。
以上説明したように、本実施形態のデータ転送システム1では、受信装置3で受信したFAXデータ等が、外部装置4によってサーバ6にアップロードされる。すると、サーバ6からインターネット5を介して、クライアント端末7に向けてインスタントメッセージ(又は電子メール)が送信され、FAXデータ等がサーバ6にアップロードされたことが通知される。これにより、ユーザはクライアント端末7からサーバ6にアクセスすることで、サーバ6に保管されたFAXデータを閲覧したり、録音データを再生して確認できる。
ここで、本システムにおいて、サーバ6が何らかの理由で停止してしまうことが想定される。この場合、外部装置4は、受信装置3で受信したFAXデータ等をサーバ6にアップロードできない。そこで、本実施形態では、インスタントメッセージ(又は電子メール)にFAXデータ等が添付されて、外部装置4からクライアント端末7に向けて送信される。即ち、サーバ6が停止してしまった場合でも、クライアント端末7においてFAXデータ等を確認できる。
また、停止してしまったサーバ6の復旧を監視し、サーバ6が復旧したら、外部装置4のHDD43に保持された受信データが、サーバ6にアップロードされる。これにより、受信データをサーバ6に確実にアップロードできるので、ユーザはクライアント端末7から、インターネット経由で、サーバ6に登録された受信データを確認できる。
次に、本発明の第2実施形態であるデータ転送システム100について説明する。図18に示すデータ転送システム100は、第1実施形態の受信装置3と異なる受信装置130を備えるものである。受信装置130は、受信装置3に外部装置4の機能を兼ね備えた一体型複合機である。なお、データ転送システム100は、第1実施形態のデータ転送システム1とほぼ同じ構成であり、システム動作も同様であるので、異なる部分を中心に説明する。また、第1実施形態と同じ構成については同符号を伏して説明する。
まず、データ転送システム100の構成について、図18を参照して説明する。図18は、データ転送システム100の構成を示すブロック図である。データ転送システム100は、第1実施形態のデータ転送システム1(図1参照)の構成において、受信装置3の代わりに受信装置130を備え、外部装置4が省略されている。つまり、受信装置130は、受信装置3および外部装置4の機能を併せもつものである。この受信装置130は、インターネット5に直接接続されている。
次に、受信装置130の電気的構成について、図19を参照して説明する。図19は、受信装置130の電気的構成を示すブロック図である。受信装置130には、受信装置130の制御を司るコントローラとしてのCPU120が設けられている。CPU120には、BIOS等を記憶したROM121と、各種データを一時的に記憶するRAM122と、ハードディスクドライブ123(以下、HDD123)と、受信したFAXデータに基づいて記録紙に画像を印刷する印刷機構124と、CD−ROMドライブ125と、データの受け渡しの仲介を行う入出力部145と、公衆電話網(PSTN)に接続するための公衆電話網I/F146と、インターネット5に接続するためのインターネットI/F147とが、バス48を介して接続されている。入出力部145には、受信装置130を操作するための操作部131と、受話器のマイク132及びスピーカ133と、液晶ディスプレイである表示部134とが各々接続されている。
なお、CD−ROMドライブ125に挿入されるCD−ROM127には、受信装置130のメインプログラムや、後述するデータ転送プログラム、上述したサーバ復旧確認プログラム等が記憶され、導入時には、これら各種プログラムが、CD−ROM127からHDD123にセットアップされて記憶される。
次に、受信装置130のCPU120によるデータ転送処理について、図20を参照して説明する。図20は、データ転送処理のフローチャートである。なお、第1実施形態におけるデータ転送処理(図12参照)は、外部装置4のCPU40が実行するものであったが、第2実施形態におけるデータ転送処理は、受信装置130のCPU120が実行する。第2実施形態におけるデータ転送処理は、第1実施形態におけるデータ転送処理とほぼ同じである。つまり、PSTN2を介して、FAX(又は留守電)が受信された後は(S60)、その受信データをそのままサーバ6にアップロードされる(S13)。その後は、第1実施形態におけるデータ転送処理(図12参照)と全く同じ処理が実行される。
以上説明したように、第2実施形態であるデータ転送システム100では、受信装置と外部装置とが一体になった受信装置130を備えているので、上記した第1実施形態のデータ転送システム1と全く同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、第1実施形態のデータ転送システム1において、外部装置4のCPU40によって実行されるデータ転送処理(図12参照)では、サーバ6へのアップロードを試みて(S13)、失敗したら、クライアント端末7にデータを転送するための処理(S15,S16)を行ったが、例えば、サーバ6の動作を確認し、停止していた場合に、クライアント端末7にデータを転送するための処理をするようにしてもよい。
例えば、図21に示す変形例であるデータ転送処理では、受信装置3からデータを受信した後で(S12:YES)、サーバ6に向けて、サーバ6が動作しているか否かを確認するために、応答依頼信号が送信される(S71)。サーバ6では、応答依頼信号を受信すると、応答信号を外部装置4に向けて送信する。つまり、応答信号を受信した場合は(S72:YES)、サーバ6は正常に動作しているので、サーバ6に受信データがアップロードされる(S13)。
これとは逆に、応答信号を受信しない場合は(S72:NO)、サーバ6は停止している可能性があるので、受信したFAXデータ等と、それに付加されて送信された着信情報とが、HDD43に記憶された受信データテーブル4311(図6参照)に記憶される(S15)。その後の処理は上述した通りである。
なお、以上説明において、第1実施形態では、図1に示す受信端末装置3が本発明の「受信装置」に相当し、外部装置4が本発明の「端末装置」に該当する。図3に示す外部装置4のHDD43に記憶された端末情報マスタテーブル4331が、本発明の「画像サイズ記憶手段」と、「画像フォーマット記憶手段」とに各々相当する。さらに、図12に示すフローチャートに示すS12の処理を実行するCPU40が本発明の「受信手段」に相当し、S13の処理を実行するCPU40が本発明の「転送手段」に相当し、S14の処理を実行するCPU40が本発明の「判断手段」に相当し、S15の処理を実行するCPU40が本発明の「記憶手段」に相当し、S16の処理を実行するCPU40が本発明の「送信手段」に相当する。
また、図13に示すフローチャートに示すS24の処理を実行するCPU40が本発明の「画像サイズ変更手段」に相当し、S25の処理を実行するCPU40が本発明の「画像フォーマット変換手段」に相当し、S27の処理を実行するCPU40が本発明の「サイズ判断手段」に相当し、S28の処理を実行するCPU40が本発明の「データ分割手段」に相当する。
また、図14に示すフローチャートのS29の処理を実行するCPU40が本発明の「インスタントメッセージ送受信判断手段」に相当し、S30の処理を実行するCPU40が本発明の「インスタントメッセージ作成手段」に相当し、S31の処理を実行するCPU40が本発明の「電子メール作成手段」に相当する。
また、図16に示すフローチャートのS41の処理を実行するCPU40が本発明の「データ記憶判断手段」に相当し、S42,43の処理を実行するCPU40が本発明の「サーバ復旧判断手段」に相当し、S45の処理を実行するCPU40が本発明の「削除手段」に相当する。
また、第2実施形態では、図18に示す受信装置130が請求項2の発明に係る「端末装置」に相当する。さらに、図20に示すフローチャートのS60の処理を実行するCPU120が本発明の「受信手段」に相当する。
データ転送システム1の構成を示すブロック図である。 受信装置3の電気的構成を示すブロック図である。 外部装置4の電気的構成を示すブロック図である。 サーバ6の電気的構成を示すブロック図である。 HDD43の各記憶エリアを示す概念図である。 受信データテーブル4311の概念図である。 通知先テーブル4321の概念図である。 端末情報マスタテーブル4331の概念図である。 HDD73の各記憶エリアを示す概念図である。 通知先テーブル7321の概念図である。 CPU20による処理を示すフローチャートである。 CPU40によるデータ転送処理を示すフローチャートである。 メッセージ送信処理のフローチャートである。 図13の続きを示すフローチャートである。 データ登録処理のフローチャートである。 サーバ復旧確認処理のフローチャートである。 復旧応答処理のフローチャートである。 データ転送システム100の構成を示すブロック図である。 受信装置130の電気的構成を示すブロック図である。 データ転送処理のフローチャートである。 変形例であるデータ転送処理のフローチャートである。
符号の説明
1 データ転送システム
3 受信装置
4 外部装置
5 インターネット
6 サーバ
7 クライアント端末
40 CPU
100 データ転送システム
130 受信装置

Claims (19)

  1. 電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、
    前記受信端末装置からデータを受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、
    前記サーバの停止により、前記転送手段による転送が失敗したか否かを判断する判断手段と、
    当該判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記転送手段によって転送した前記データを記憶する記憶手段と、
    前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送手段によって転送した前記データを送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、
    前記電話回線からデータを受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、
    前記サーバの停止により、前記転送手段による転送が失敗したか否かを判断する判断手段と、
    当該判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記転送手段によって転送した前記データを記憶する記憶手段と、
    前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送手段によって転送した前記データを送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  3. 前記サーバが復旧したか否かを判断するサーバ復旧判断手段を備え、
    当該サーバ復旧判断手段によって前記サーバが復旧したと判断された場合、前記転送手段は、前記記憶手段に記憶された前記データを、前記サーバに転送することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記記憶手段に前記データが記憶されているか否かを判断するデータ記憶判断手段と、
    前記サーバ復旧判断手段によって前記サーバが復旧したと判断され、前記転送手段によって前記データが前記サーバに転送された場合に、前記記憶手段に記憶された前記データを削除する削除手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記サーバ復旧判断手段は、前記データ記憶判断手段によって前記記憶手段に前記データが記憶されていると判断された場合に、前記サーバが復旧したか否かを判断することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記判断手段によって転送が失敗したと判断された場合に、前記データを添付したインスタントメッセージを作成するインスタントメッセージ作成手段を備え、
    前記送信手段は、前記インスタントメッセージ作成手段によって作成された前記インスタントメッセージを、インターネット経由で、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の端末装置。
  7. 前記クライアント端末との間で、前記インスタントメッセージの送受信が可能か否かを判断するインスタントメッセージ送受信判断手段と、
    当該インスタントメッセージ送受信判断手段によって、前記インスタントメッセージの送受信が不可と判断された場合に、前記データを添付した電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    を備え、
    前記電子メール作成手段によって、前記電子メールが作成された場合、前記送信手段は、インターネット経由で、前記クライアント端末に前記データを添付した前記電子メールを送信することを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記クライアント端末に設けられた表示部の画像サイズを記憶する画像サイズ記憶手段と、
    前記データが画像データの場合、前記画像データを、前記画像サイズ記憶手段に記憶された前記画像サイズに変更する画像サイズ変更手段と
    を備え、
    前記送信手段は、前記画像サイズ変更手段によって画像サイズが変更された前記画像データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の端末装置。
  9. 前記クライアント端末に設けられた表示部に対応する画像フォーマットを記憶する画像フォーマット記憶手段と、
    前記データが画像データの場合、前記画像データを、前記画像フォーマット記憶手段に記憶された前記画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と
    を備え、
    前記送信手段は、前記画像フォーマット変換手段によって前記画像フォーマットが変換された前記画像データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の端末装置。
  10. 前記データのサイズが所定値以上か否かを判断するサイズ判断手段を備え、
    前記送信手段は、前記サイズ判断手段によって前記データのサイズが所定値以上と判断された場合、前記データを分割するデータ分割手段と
    を備え、
    前記送信手段は、前記データ分割手段によって複数に分割された前記データを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の端末装置。
  11. 前記データは、留守番電話の録音データ及びFAXデータの何れかであることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の端末装置。
  12. 電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、
    前記受信端末装置からデータを受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、
    前記サーバの停止を検出するサーバ停止検出手段と、
    当該サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、前記受信手段によって受信された前記データを記憶する記憶手段と、
    前記サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、クライアント端末に、前記受信手段によって受信された前記データを送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  13. 電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置であって、
    前記電話回線からデータを受信する受信手段と、
    当該受信手段によって受信された前記データを、前記サーバに転送する転送手段と、
    前記サーバの停止を検出するサーバ停止検出手段と、
    当該サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、前記受信手段によって受信された前記データを記憶する記憶手段と、
    前記サーバ停止検出手段によって前記サーバの停止が検出された場合に、クライアント端末に、前記受信手段によって受信された前記データを送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  14. 電話回線を通じてデータ通信を行う受信端末装置に、ネットワークを介して接続されると共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置のデータ転送方法であって、
    前記受信端末装置からデータを受信する受信ステップと、
    当該受信ステップで受信された前記データを、前記サーバに転送する転送ステップと、
    前記サーバの停止により、前記転送ステップにおける前記データの転送が失敗したか否かを判断する判断ステップと、
    当該判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを記憶する記憶ステップと、
    前記判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを送信する送信ステップと
    から構成されたことを特徴とする端末装置のデータ転送方法。
  15. 請求項14に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることを特徴とする端末制御プログラム。
  16. 請求項1に記載の端末装置と、前記サーバと、前記受信端末装置とを備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  17. 請求項2に記載の端末装置と、前記サーバとを備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  18. 電話回線を通じてデータ通信を行うと共に、インターネット経由でサーバに接続可能な端末装置のデータ転送方法であって、
    前記電話回線からデータを受信する受信ステップと、
    当該受信ステップで受信された前記データを、前記サーバに転送する転送ステップと、
    前記サーバの停止により、前記転送ステップにおける前記データの転送が失敗したか否かを判断する判断ステップと、
    当該判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを記憶する記憶ステップと、
    前記判断ステップにて、前記データの転送が失敗したと判断された場合に、クライアント端末に、前記転送ステップにおいて転送した前記データを送信する送信ステップと
    から構成されたことを特徴とする端末装置のデータ転送方法。
  19. 請求項18に記載の端末装置のデータ転送方法の各処理ステップとしてコンピュータに実行させることを特徴とする端末制御プログラム。
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