JP2011249173A - 非水系二次電池用負極および非水系二次電池 - Google Patents

非水系二次電池用負極および非水系二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2011249173A
JP2011249173A JP2010122203A JP2010122203A JP2011249173A JP 2011249173 A JP2011249173 A JP 2011249173A JP 2010122203 A JP2010122203 A JP 2010122203A JP 2010122203 A JP2010122203 A JP 2010122203A JP 2011249173 A JP2011249173 A JP 2011249173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
secondary battery
aqueous secondary
active material
electrode active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010122203A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5271967B2 (ja
Inventor
Takashi Nakabayashi
崇 中林
Shin Takahashi
心 高橋
Motoki Ota
元基 太田
Katsuto Yoshizawa
克仁 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010122203A priority Critical patent/JP5271967B2/ja
Priority to US13/117,406 priority patent/US8895186B2/en
Priority to CN2011101393447A priority patent/CN102263231A/zh
Publication of JP2011249173A publication Critical patent/JP2011249173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5271967B2 publication Critical patent/JP5271967B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/38Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • H01M10/0525Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/13Electrodes for accumulators with non-aqueous electrolyte, e.g. for lithium-accumulators; Processes of manufacture thereof
    • H01M4/134Electrodes based on metals, Si or alloys
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/38Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
    • H01M4/386Silicon or alloys based on silicon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/38Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
    • H01M4/387Tin or alloys based on tin
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M2004/021Physical characteristics, e.g. porosity, surface area
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】非水電解質二次電池用負極活物質において、充放電による負極活物質一次粒子の体積変化を抑制して、電池のサイクル寿命特性の向上を図る。
【解決手段】シリコンまたはスズのいずれかと、リチウムとの反応性を有しない金属元素から選ばれた少なくとも一種の元素とからなり、かつ、一次粒子内部の内核部6と外周部7のいずれにも空孔5が形成されていることで、充放電による活物質粒子の体積変化が非局在化され、活物質粒子の構造崩壊が抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は非水系二次電池用負極、および、非水系二次電池に関するものである。
非水系二次電池は非水系電解液を用い、リチウムイオンを充放電反応に用いるリチウムイオン二次電池が実用化されている。リチウムイオン二次電池はニッケル水素電池などと比べエネルギー密度が大きく、携帯電子機器電源用二次電池として用いられている。しかし、近年の携帯電子機器の高性能化,小型化に伴い、電源であるリチウムイオン二次電池のさらなる高容量化,小型化が求められている。これを実現するためには、負極に用いる負極活物質の高容量化が不可欠である。
現在、負極活物質には炭素系材料が用いられており、リチウムイオンをグラフェン層間にインターカレーション/デインターカレーションすることによりリチウムイオンを吸蔵/放出し、その理論容量は372Ah/kgである。しかし、炭素系材料は理論容量に近い実容量が実現されており飛躍的な高容量化は期待できない。そのため、炭素系材料の代替材料の探索が盛んに行われており、高容量が期待できる、xLi++M+xe-⇔LixM(Mは金属)の式に示されるような合金化/脱合金化反応により充放電反応を行う合金負極(あるいは金属負極)に高い関心が寄せられている。例えばシリコンの理論容量は4200Ah/kg、スズの理論容量は990Ah/kgと炭素系材料の理論容量の数倍〜10倍の理論容量を有している。
しかし、充放電に伴う体積変化が大きく、リチウムイオン挿入時にシリコンでは420%、スズでは360%に膨張することが知られており、このような充放電に伴う大きな体積変化により生じる応力により電極構造を維持することができず、炭素系材料に比べサイクル特性が悪く改善する必要がある。
そこで、特許文献1などにリチウムイオンと反応しないマトリックス成分との合金化により構造を維持しサイクル特性を向上させることが提案されているが、サイクル特性が悪く実用に供することができなかった。
また、特許文献2では負極合剤層に空孔を設け体積変化を抑制する方法が提案されているが、負極活物質1次粒子自体が微粉化しサイクル特性が悪化する恐れがある。
さらに、特許文献3では発泡金属にリチウムイオンと合金化する金属元素を鍍金することにより作製した連続する固体内に空孔を有する多孔体により体積変化を緩和し、構造崩壊を抑制する方法が提案されているが、空孔径が大きく低強度になり好ましくない。
特許文献4ではシリコンのみからなる多孔質粒子の内部にボイドを形成し、体積が外観上あまり変化しないようにすることによりサイクル特性を改善することが検討されている。しかし、シリコンのみから構成されていることから、マトリックス成分を有さないため充放電で生じる応力の緩和が不十分であり、また、シリコンのみからなることから低電導性になるという観点からも好ましくない。
特開2009−32644号公報 特開2003−303583号公報 特開2004−22512号公報 特開2004−214054号公報
本発明が解決しようとする課題は、非水系二次電池用負極、および、非水系二次電池において、負極活物質1次粒子の体積変化を抑制し、かつ、体積変化により生じる応力により発生する亀裂の伸展を阻止し、これによってサイクル寿命の向上を図るという点である。
本発明の非水系二次電池用負極は、負極活物質がシリコンないしスズのいずれかと、リチウムと反応しない元素から選ばれた少なくとも1種の元素とからなり、かつ、1次粒子内部の内核部と外周部のいずれにも空孔を有することを特徴とする。図1に示すように、内核部と外周部のいずれもが、シリコンないしスズのいずれかと、リチウムと反応しない元素から選ばれた少なくとも1種の元素とからなり、リチウムと反応しない元素が構造維持を担う成分とし機能し構造崩壊を防止できる。また、1次粒子内部の内核部と外周部のいずれにも空孔を有することにより、充放電反応による体積変化を1次粒子全体で緩和することができる。さらに、空孔が亀裂伸展を阻止し構造崩壊を防止する。これらによりサイクル寿命が向上する。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の前記空孔の重心間距離の平均偏差を前記空孔の重心間距離の平均で割った値である分散度が1以下であることを特徴とする。亀裂伸展を阻止する空孔が1次粒子内に均一に配置されるため、構造崩壊を抑制できる。また、空孔の分布が均一であることにより応力の偏在を回避できる。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の前記1次粒子の平均粒子径が50μm以下であることを特徴とする。粒子径を50μm以下とすることにより、体積変化の絶対量を抑制することができる。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の前記空孔の平均空孔径が1μm以下であることを特徴とする。平均空孔径を1μm以下とすることにより亀裂伸展を阻止する空孔数を増やすことができる。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の空孔率が5%以上であることを特徴とする。空孔率が5%より小さいと体積変化を抑制することができない。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質のシリコンおよびスズの平均結晶子径が1μm以下であることを特徴とする。空孔径と同等の結晶子径とすることにより、結晶子の膨張を空孔で吸収することができ、体積膨張をより抑制でき好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の平均空孔間距離が2μm以下であることを特徴とする。平均空孔間距離を2μm以下とすることで亀裂伸展を阻止でき好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質の平均空孔間距離が平均結晶子径の15倍以下であることを特徴とする。平均空孔間距離が平均結晶子径の15倍より短くすることにより、亀裂伸展を阻止でき好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質に含まれるシリコンまたはスズが50重量%以上含まれることを特徴とする。シリコンまたはスズの含有量が50重量%より少なくなると容量が低くなり好ましくない。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質に含まれる前記リチウムと反応しない元素が鉄,ニッケル,銅,コバルト,マンガン,銀,金のいずれかの元素であることを特徴とする。鉄,ニッケル,銅,コバルト,マンガン,銀,金を用いることにより負極活物質が良導電性となり好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質にボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素が0.01重量%以上含まれることを特徴とする。ボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素を含有することにより結晶子径および空孔径が微細化し好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質を溶湯急冷法で作製したことを特徴とする。溶湯急冷法を用い作製することにより空孔が形成される。また、結晶子径が微細化し好ましい。
また、本発明は、負極に使用する負極活物質を単ロール法で作製したことを特徴とする。単ロール法を用いることにより超急冷することができ、結晶子径および空孔径が微細化し好ましい。
また、本発明の非水系二次電池は、前記の非水系二次電池用負極を用いることを特徴とする。本発明の非水系二次電池用負極を用いることにより、高容量かつ長寿命となる。
本発明の非水系二次電池用負極は、負極活物質1次粒子内部に空孔を有するので、充放電によりシリコンないしスズの体積が大きく変化しても、空孔により体積変化を吸収でき、かつ、内核部と外周部のいずれにも空孔を有するため、体積変化が局在化することを回避でき構造崩壊を抑制できる。また、空孔が亀裂伸展を阻止することにより構造崩壊を抑制でき、サイクル寿命を向上する効果が得られる。
本発明の負極活物質の概念図である。 本発明の実施例1の断面走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の実施例2の断面走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の実施例3の断面走査型電子顕微鏡写真である。 比較例1の断面走査型電子顕微鏡写真である。 本発明の非水系二次電池の模式図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(負極活物質)
負極活物質はシリコンないしスズのいずれかと、リチウムと反応しない元素から選ばれた少なくとも1種の元素とからなる。シリコンとスズの両方を含んでいても構わない。高容量が得られるため、シリコンおよびスズが50重量%以上含まれることが好ましい。シリコンとスズの両方を含んでいる時は、シリコンとスズの合計の重量が50重量%以上であることが好ましい。また、リチウムイオンの拡散速度が速く、導電性も高いスズを用いることが好ましい。
リチウムと反応しない元素とは、全くリチウムと反応しない元素を用いることができるのは勿論のこと、シリコンおよびスズと比較しリチウムとの反応性が劣る元素であれば構わない。リチウムと反応しない元素は良電性であることが好ましく、遷移金属元素であることが好ましい。例えば、チタン,バナジウム,クロム,マンガン,鉄,コバルト,ニッケル,銅,亜鉛,銀,金,インジウムが挙げられる。特に、鉄,ニッケル,銅,コバルト,マンガン,銀,金は導電性が高く好ましい。
負極活物質にボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素が0.01重量%以上含まれていることが好ましい。ボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素を0.01重量%以上含むことにより結晶子径が微細化する。
負極活物質1次粒子の平均粒子径は50μm以下であることが好ましい。50μmより大きいと充放電による体積変化の絶対量が大きくなり好ましくない。1次粒子とは連続する固体であり、例えば、金属結合により結合している多結晶体である。なお、平均粒子径は、超音波を印加することにより凝集を解いた状態でレーザ回折型粒子径分布測定器により測定したメジアン径D50値である。
シリコンおよびスズの結晶子径は1μm以下であることが好ましい。1μm以下であることにより充放電時の体積変化により生じる応力の局在化を回避でき好ましい。さらに応力が均一化し、最大応力を抑制できることから0.2μm以下であることがさらに好ましい。結晶子径は走査型電子顕微鏡や、透過型電子顕微鏡で観察して平均結晶子径を測定する。試料の電子顕微鏡写真を撮影し、写真内で任意の面積内に観察された結晶子の粒子径を測定し、その平均値を結晶子径として求める。測定結晶子の数が少なくとも20個以上になるようにして、平均値を得ることが望ましい。また、断面が円形でない場合には最大長さと最小長さの平均値をその結晶子の粒子径と見なす。
負極活物質1次粒子内部の内核部と外周部のいずれにも空孔を有する。空孔の形状は特に限定しないが、球状,円柱状,円錐状,立方体状,長方体状などの形状が挙げられる。なお、内核部とは1次粒子の重心を中心とし、1次粒子の粒子径の50%の長さの直径を有する球の内部であり、外周部とはその外側である。1次粒子内部の内核部と外周部のいずれにも空孔を有することにより、負極活物質の体積変化を均一に抑制できる。また、空孔の重心間距離の平均偏差を空孔の重心間距離の平均で割った値である分散度が1以下であることが好ましい。空孔が1次粒子内部で均一に分散していることにより、亀裂伸展を抑制できる。空孔の重心間距離の平均値および空孔の重心間距離の平均偏差は例えば負極活物質断面の電子顕微鏡写真を撮影し、画像解析により求めることができる。
空孔径の平均値は1μm以下であると、空孔の数が増え空孔が粒子内に偏りなく存在することができる。また、亀裂伸展を阻止する空孔の数が増え構造崩壊を抑制でき好ましい。0.4μm以下であると空孔の数がさらに増え空孔の偏りがさらになくなり、また、亀裂伸展を阻止する空孔の数がさらに増え、サイクル寿命が向上しより好ましい。空孔径の平均値は水銀ポロシメータにより測定した空孔径の容積基準のメジアン径D50値である。または、負極活物質の断面の電子顕微鏡写真を撮影し画像解析により求めた平均円相当径の値である。あるいは、負極活物質の電子顕微鏡写真を撮影し、写真内で任意の面積内に観察された空孔径を測定し、その平均値を平均空孔径として求める。後述の方法では、測定空孔数が少なくとも20個以上になるようにして、平均値を得ることが望ましい。また、空孔の断面が円形でない場合には最大長さと最小長さの平均値をその空孔の空孔径と見なす。
平均空孔間距離は、2μm以下であると、亀裂伸展をさらに阻止でき構造崩壊を抑制でき好ましい。また、平均空孔間距離は平均結晶子径の15倍以下であると、亀裂伸展をさらに阻止でき構造崩壊を抑制でき好ましい。平均空孔間距離は、空孔の平均重心間距離から平均空孔径を引いた値である。
空孔率は5%以上であることが好ましい。空孔率を5%以上とすることにより充放電に伴う体積変化を緩和することができる。空孔率は負極活物質の電子顕微鏡写真を撮影し、写真内の空孔が占める面積の割合である。あるいは、水銀ポロシメータ測定装置により測定した空孔率である。水銀ポロシメータ測定装置での測定において、空孔径が小さく水銀が侵入できない時は、負極活物質の嵩密度を測定し、空孔がない同組成の合金粒子の嵩密度で割り、1より前記の値を引き100を乗じることにより求める。
負極活物質製造方法には、溶湯急冷法を用いることができる。溶湯急冷法を用いることにより結晶子径を微細化できる。溶湯急冷法として、例えば、単ロール法,双ロール法,遠心法(縦型),遠心法(横型),遊星ロール付単ロール法,ガン法,ピストン・アンビル法,トーション・カタパルト法,水流中紡糸法,回転液中紡糸法,ガラス被覆紡糸法,ガスアトマイズ法,水アトマイズ法がある。また、急冷速度が速い単ロール法を用いると結晶子径が微細化しより好ましく、冷却ロールと接触する面と、接触しない面とで急冷速度が異なり、冷却中に温度勾配が発生するため空孔が形成するという観点でも好ましい。
(二次電池)
本発明の非水系二次電池用負極を用いることにより、高容量,長寿命の非水系二次電池を作製することができる。
以下、本発明に係る実施例を詳細に説明する。ただし、これら実施例によって必ずしも本発明が限定されるわけではない。
(実施例1)
スズを80重量部とコバルトを20重量部混合し、アルゴン雰囲気下でアーク溶解法により溶解し冷却することにより合金を得た。
得た合金を5mm〜10mm角の大きさに粉砕し、アルゴン雰囲気下で高周波加熱法により溶解し、単ロール法により急冷することにより、リボン状の急冷合金を得た。このリボン状の急冷合金を乳鉢により粉砕し、目開き45μmの篩いを通過させることにより分級し負極活物質を得た。
(実施例2〜4)
高周波加熱法による溶解前に、ボロンを添加した以外は実施例1と同様の方法で作製した。得られた負極活物質の高周波誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP−AES)での元素分析の結果を表1に示す。
Figure 2011249173
(比較例1)
スズを80重量部とコバルトを20重量部混合し、アルゴン雰囲気下でアーク溶解法により溶解し冷却することにより合金を得た。この合金を粉砕し、目開き45μmの篩いを通過させることにより分級し負極活物質を得た。
(組織観察)
実施例1,2,4および比較例1の負極活物質の断面を走査型電子顕微鏡により観察した。その結果を図2〜5に示す。
図2〜4に示すように、実施例1,2,4の負極活物質は、1次粒子内部の内核部および外周部のいずれにも空孔を有することがわかる。一方、図5のように、比較例1の負極活物質は空孔を有していないことがわかる。
(結晶子径)
実施例1と比較例1の負極活物質断面の平均結晶子径を走査型電子顕微鏡写真より測定した。また、実施例2,3の負極活物質の平均結晶子径を負極活物質粒子表面の走査型電子顕微鏡写真より測定した。その結果を表2に示す。
Figure 2011249173
表2に示すように、実施例1〜3の負極活物質はいずれも平均結晶子径が1μm以下であった。また、ボロンを含有する実施例2および3の負極活物質の平均結晶子径は、ボロンを含有しない実施例1の負極活物質より小さい。つまり、ボロンを含有すると平均結晶子径が微細化することが示された。
(空孔径および空孔率測定)
実施例1,2の負極活物質の平均空孔径を水銀ポロシメータにより測定した。また、実施例1,2,4および比較例1の負極活物質の嵩密度を水銀ポロシメータにより測定した。実施例1,2ないし4の負極活物質の嵩密度を比較例1の負極活物質の嵩密度で割り、1より前記の値を引き100を乗じることにより空孔率を求めた。さらに、負極活物質断面の走査型電子顕微鏡写真を画像解析ソフト(A像くん、旭化成エンジニアリング株式会社製)により解析し平均空孔径と平均重心間距離を求め、重心間距離法により分散度を求めた。水銀ポロシメータで測定した平均空孔径(平均空孔径1と記す)、空孔率,画像解析により求めた平均空孔径(平均空孔径2と記す),分散度、および平均空孔間距離を表3に示す。なお、実施例4の負極活物質は空孔径が小さく水銀が侵入せず平均空孔径1は測定できなかった。
Figure 2011249173
表3に示すように、実施例1,2,4の負極活物質はいずれも平均空孔径0.4μm以下の空孔を有し、5%以上の空孔率であり、分散度が1以下であり、かつ、平均空孔間距離は2μm以下であった。また、実施例1,2の負極活物質の平均空孔間距離は平均結晶子径の各々3.7倍,12.6倍と15倍より小さかった。さらに、ボロンを含有する実施例2および実施例4の負極活物質はボロンを含有しない実施例1の負極活物質と比較し平均空孔径が小さい。
(電極特性評価方法)
実施例1〜4および比較例1の負極活物質と、導電剤としてアセチレンブラックと、結着剤としてポリフッ化ビニリデンをN−メチルピロリドンに溶解した溶液を混錬しスラリーを作製した。得られたスラリーを銅箔上に塗布機を用いて均一に塗布した。大気中にて乾燥後、加圧した。その後、真空中にて乾燥させた。電解液にはエチレンカーボネート,ジメチルカーボネート,エチルメチルカーボネートの混合溶媒にビニレンカーボネートを添加した溶媒に、1MLiPF6を添加した溶液を用いた。対極にはリチウム金属を用いた。
充放電試験は、0.01V(vs.Li/Li+)となるまで定電流定電圧充電とし、放電は2V(vs.Li/Li+)となるまで定電流放電とした。10サイクル後の放電容量を表4に示す。
Figure 2011249173
表4に示すように実施例1〜4の負極活物質は比較例1の負極活物質と比較し、10サイクル後の放電容量が高い。つまり、負極活物質1次粒子内の内核部と外周部のいずれにも空孔を有することによりサイクル特性が向上し、本発明の非水系二次電池用負極活物質は高容量で長寿命であることを示した。
また、ボロンを含有する実施例2〜4の負極活物質はボロンを含有しない実施例1の負極活物質と比較し10サイクル後の放電容量が高く、ボロンを含有することによりサイクル特性が更に向上する。
本発明で得られた非水系二次電池用負極は、従来から負極に用いられている黒鉛材料などと比べて放電容量が大きく、容量に優れた大型リチウムイオン二次電池を必要とされる、移動体や定置型電力貯蔵の電源への適用が期待できる。
1 負極活物質
2 導電剤
3 結着剤
4 集電体
5 空孔
6 内核部
7 外周部
8 内核部の空孔
9 外周部の空孔
10 正極板
11 負極板
12 セパレータ
13 正極リード
14 負極リード
15 電池缶
16 パッキン
17 絶縁板
18 密閉蓋部

Claims (14)

  1. 負極活物質と導電材と結着材とを含む非水系二次電池用負極であって、
    前記負極活物質は、シリコンないしスズのいずれかと、リチウムと反応しない元素から選ばれた少なくとも1種の元素とからなり、かつ、1次粒子内部の内核部と外周部のいずれにも空孔を有することを特徴とする非水系二次電池用負極。
  2. 請求項1に記載の非水系二次電池用負極において、前記空孔の重心間距離の平均偏差を前記空孔の重心間距離の平均で割った値である分散度が1以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  3. 請求項1ないし2に記載の非水系二次電池用負極において、前記1次粒子の平均粒子径が50μm以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  4. 請求項1〜3に記載の非水系二次電池用負極において、前記空孔の平均空孔径が1μm以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  5. 請求項1〜4に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質の空孔率が5%以上であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  6. 請求項1〜5に記載の非水系二次電池用負極において、前記シリコンまたはスズの平均結晶子径が1μm以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  7. 請求項1〜6に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質中の平均空孔間距離が2μm以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  8. 請求項1〜7に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質中の平均空孔間距離が平均結晶子径の15倍以下であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  9. 請求項1〜8に記載の非水系二次電池用負極において、シリコンまたはスズが50重量%以上含まれることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  10. 請求項1〜9に記載の非水系二次電池用負極において、前記リチウムと反応しない元素が鉄,ニッケル,銅,コバルト,マンガン,銀,金から選ばれた少なくとも1種の元素であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  11. 請求項1〜10に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質はボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素を含み、前記ボロン,リン,カーボン、または、スズを含む場合はボロン,リン,カーボン,シリコンから選ばれた少なくとも1種の元素の含有量が0.01重量%以上であることを特徴とする非水系二次電池用負極。
  12. 請求項1〜11に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質を溶湯急冷法で作製したことを特徴とする非水系二次電池用負極。
  13. 請求項1〜12に記載の非水系二次電池用負極において、前記負極活物質を単ロール法で作製したことを特徴とする非水系二次電池用負極。
  14. 正極と負極とセパレータと電解液を含み、前記負極として請求項1〜13に記載の非水系二次電池用負極を用いることを特徴とする非水系二次電池。
JP2010122203A 2010-05-28 2010-05-28 非水系二次電池用負極および非水系二次電池 Expired - Fee Related JP5271967B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122203A JP5271967B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 非水系二次電池用負極および非水系二次電池
US13/117,406 US8895186B2 (en) 2010-05-28 2011-05-27 Anode for lithium-ion rechargeable battery and lithium-ion rechargeable battery including same
CN2011101393447A CN102263231A (zh) 2010-05-28 2011-05-27 非水系二次电池用负极以及非水系二次电池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122203A JP5271967B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 非水系二次電池用負極および非水系二次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011249173A true JP2011249173A (ja) 2011-12-08
JP5271967B2 JP5271967B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=45009772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010122203A Expired - Fee Related JP5271967B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 非水系二次電池用負極および非水系二次電池

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8895186B2 (ja)
JP (1) JP5271967B2 (ja)
CN (1) CN102263231A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123575A (ja) * 2010-09-03 2014-07-03 Nexeon Ltd 多孔性電極活性材料
JP2016504722A (ja) * 2013-10-31 2016-02-12 エルジー・ケム・リミテッド 負極活物質及びこの製造方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5450478B2 (ja) * 2011-02-28 2014-03-26 株式会社日立製作所 非水系二次電池用負極、および、非水系二次電池
US20130344391A1 (en) * 2012-06-18 2013-12-26 Sila Nanotechnologies Inc. Multi-shell structures and fabrication methods for battery active materials with expansion properties
JP6237244B2 (ja) 2014-01-14 2017-11-29 株式会社ジェイテクト 蓄電デバイスにおける蓄電材料の粒子の分散度合検査装置
KR101567203B1 (ko) 2014-04-09 2015-11-09 (주)오렌지파워 이차 전지용 음극 활물질 및 이의 방법
KR101614016B1 (ko) 2014-12-31 2016-04-20 (주)오렌지파워 실리콘계 음극 활물질 및 이의 제조 방법
US10147936B2 (en) * 2015-10-15 2018-12-04 The Regents Of The University Of California Nanoporous tin powder for energy applications
KR102413416B1 (ko) 2016-06-14 2022-06-27 넥세온 엘티디 금속-이온 전지들용 전극들
KR102663792B1 (ko) 2018-10-30 2024-05-03 주식회사 엘지에너지솔루션 전극재층의 분산성 확인 방법
US20210143417A1 (en) * 2019-11-11 2021-05-13 International Business Machines Corporation Solid state lithium ion rechargeable battery

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294112A (ja) * 1997-02-24 1998-11-04 Hitachi Metals Ltd リチウム二次電池
JP2001138013A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Unitika Ltd 多孔質金属材料の製造方法
JP2002170560A (ja) * 2000-09-25 2002-06-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 非水系二次電池用負極材料とその製造方法
JP2003217574A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Nec Corp 二次電池用負極およびそれを用いた二次電池
JP2004022512A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Sony Corp 負極材料およびそれを用いた電池
JP2004047182A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Sony Corp 負極材料およびその製造方法並びにそれを用いた電池
JP2004087264A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 非水電解液二次電池用負極材料及びその製造方法
JP2004214054A (ja) * 2003-01-06 2004-07-29 Samsung Sdi Co Ltd リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法並びにリチウム二次電池
JP2004311429A (ja) * 2003-03-26 2004-11-04 Canon Inc リチウム二次電池用の電極材料、該電極材料を有する電極構造体、及び該電極構造体を有する二次電池
JP2004356054A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非水電解質二次電池用負極材料とその製造方法、ならびにそれを用いた非水電解質二次電池用負極および非水電解質二次電池
JP2005071771A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Samsung Sdi Co Ltd リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法並びにリチウム二次電池
JP2007042329A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Mitsui Chemicals Inc リチウム二次電池

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040214085A1 (en) 2003-01-06 2004-10-28 Kyou-Yoon Sheem Negative active material for rechargeable lithium battery, method of preparing same, and rechargeable lithium battery
KR100721500B1 (ko) 2003-03-26 2007-05-23 캐논 가부시끼가이샤 리튬2차전지용의 전극재료 및 이 전극재료를 가진전극구조체
JP2006216374A (ja) 2005-02-03 2006-08-17 Sony Corp 負極材料およびそれを用いた電池
KR101281277B1 (ko) * 2005-03-23 2013-07-03 파이오닉스 가부시키가이샤 리튬이차전지용 음극 활물질 입자 및 음극의 제조 방법
JP4213688B2 (ja) * 2005-07-07 2009-01-21 株式会社東芝 非水電解質電池及び電池パック
JP4997739B2 (ja) 2005-10-28 2012-08-08 ソニー株式会社 リチウムイオン二次電池用負極材料およびそれを用いたリチウムイオン二次電池、並びにリチウムイオン二次電池の製造方法
CN101188281A (zh) 2006-11-16 2008-05-28 吴乃立 用于锂离子二次电池的负极活性材料、其制备方法及含此负极活性材料的锂离子二次电池
JP5343342B2 (ja) 2007-06-26 2013-11-13 大同特殊鋼株式会社 リチウム二次電池用負極活物質およびリチウム二次電池
KR101002539B1 (ko) * 2008-04-29 2010-12-17 삼성에스디아이 주식회사 리튬이차전지용 음극활물질 및 이를 포함하는 리튬이차전지
KR101013937B1 (ko) * 2008-09-26 2011-02-14 한양대학교 산학협력단 리튬 이차 전지용 음극 활물질, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지
JP5450478B2 (ja) * 2011-02-28 2014-03-26 株式会社日立製作所 非水系二次電池用負極、および、非水系二次電池

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294112A (ja) * 1997-02-24 1998-11-04 Hitachi Metals Ltd リチウム二次電池
JP2001138013A (ja) * 1999-11-11 2001-05-22 Unitika Ltd 多孔質金属材料の製造方法
JP2002170560A (ja) * 2000-09-25 2002-06-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 非水系二次電池用負極材料とその製造方法
JP2003217574A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Nec Corp 二次電池用負極およびそれを用いた二次電池
JP2004022512A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Sony Corp 負極材料およびそれを用いた電池
JP2004047182A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Sony Corp 負極材料およびその製造方法並びにそれを用いた電池
JP2004087264A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 非水電解液二次電池用負極材料及びその製造方法
JP2004214054A (ja) * 2003-01-06 2004-07-29 Samsung Sdi Co Ltd リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法並びにリチウム二次電池
JP2004311429A (ja) * 2003-03-26 2004-11-04 Canon Inc リチウム二次電池用の電極材料、該電極材料を有する電極構造体、及び該電極構造体を有する二次電池
JP2004356054A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非水電解質二次電池用負極材料とその製造方法、ならびにそれを用いた非水電解質二次電池用負極および非水電解質二次電池
JP2005071771A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Samsung Sdi Co Ltd リチウム二次電池用負極活物質及びその製造方法並びにリチウム二次電池
JP2007042329A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Mitsui Chemicals Inc リチウム二次電池

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123575A (ja) * 2010-09-03 2014-07-03 Nexeon Ltd 多孔性電極活性材料
JP2016504722A (ja) * 2013-10-31 2016-02-12 エルジー・ケム・リミテッド 負極活物質及びこの製造方法
US10153484B2 (en) 2013-10-31 2018-12-11 Lg Chem, Ltd. Anode active material and method of preparing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP5271967B2 (ja) 2013-08-21
CN102263231A (zh) 2011-11-30
US8895186B2 (en) 2014-11-25
US20110294012A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5271967B2 (ja) 非水系二次電池用負極および非水系二次電池
Sun et al. Design of red phosphorus nanostructured electrode for fast-charging lithium-ion batteries with high energy density
KR101448340B1 (ko) 비수계 이차 전지용 부극 및 비수계 이차 전지
JP5329898B2 (ja) リチウム二次電池用負極活物質及びこれを含むリチウム二次電池
JP5098192B2 (ja) リチウム二次電池用複合粒子とその製造方法、それを用いたリチウム二次電池
KR101880301B1 (ko) 리튬 이차전지용 음극 활물질 및 리튬 이차전지용 음극
JP2013084549A (ja) リチウムイオン電池用負極活物質及びこれを用いたリチウムイオン電池用負極
JP2012014866A (ja) リチウム二次電池用負極活物質およびその製造方法
Lin et al. Dendrite-free lithium deposition enabled by a vertically aligned graphene pillar architecture
JP2015524988A (ja) リチウム二次電池用負極活物質及びそれを含むリチウム二次電池
Liu et al. Advanced Sn/C composite anodes for lithium ion batteries
JP5656562B2 (ja) 非水系二次電池用負極活物質および非水系二次電池
JP7308847B2 (ja) 電池
JP5894760B2 (ja) 非水系二次電池用負極材料、および、非水系二次電池
Chen et al. Lithium-induced graphene layer containing Li3P alloy phase to achieve ultra-stable electrode interface for lithium metal anode
JP7294904B2 (ja) 電池の負極における使用のための活物質粉末及びそのような活物質粉末を含む電池
US11862787B2 (en) Negative electrode active material for lithium-ion battery, negative electrode for lithium-ion battery and lithium-ion battery
KR20220066180A (ko) 배터리의 음극에 사용하기 위한 분말 및 그러한 분말을 포함하는 배터리
WO2020045257A1 (ja) 二次電池用負極活物質および二次電池
JP5557692B2 (ja) 非水系二次電池用負極活物質および非水系二次電池
JP2012099330A (ja) 非水系二次電池用負極活物質、および、その製造方法
JP7443851B2 (ja) リチウムイオン電池の負極用粉末材料およびその製造方法
JP2015138625A (ja) リチウムイオン電池用負極活物質
JP2009026676A (ja) リチウム二次電池
KR20240050410A (ko) 리튬 이온 전지의 전극 재료 및 Si 합금 복합 분말

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130513

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees