JP2011230639A - トラクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の操作レバー16a,16b,16cのそれぞれに、横軸25の軸心を中心とする円弧の円弧状板34a,34b,34cを設け、隣接する円弧状板34a,34b,34cの端部同士が上下方向に互いに重なり、複数の操作レバー16a,16b,16cがガイド部材21のガイド孔30に貫通配備されて、各円弧状板34a,34b,34cが前記ガイド孔30の下側に配置され、ガイド孔30の下側周縁部と複数の円弧状板34a,34b,34cの外周部との間を、複数の操作レバー16a,16b,16cを貫通させる貫通孔36を備えるシール部材35によってシールする。
【選択図】図5
Description
これらの操作レバーは、機体側の横軸周りに揺動自在に支持されており、ガイド部材のガイド孔に貫通配備される。
従来のトラクタでは、機体側で生じた砂埃が、ガイド孔の隙間からキャビンの中に入るのを防止するために、ゴムブーツを使用してガイド孔の隙間を埋めていた(特許文献1参照)。
本構成においては、隣接する操作レバーの円弧状板の端部同士が上下方向に互いに重なり合うことによって、操作レバー間の隙間を塞いでいるため、機体側で生じた砂埃が操作レバーの間からキャビンの中に入ることはない。
また、ガイド孔の下側周縁部と、複数の円弧状板の外周部との間をシール部材によってシールしてあるため、前記砂埃が操作レバーの円弧状板の外側からキャビンの中に入ることも防止される。この場合、複数の円弧状板の外周部をシールすればよく、隣接する円弧状板の重なり合う部分はシール部材を当て付ける必要はないので、シール構造が簡素なものとなるのであり、複数の操作レバーの操作がシール部材によって制限を受けることはない。
従って、本構成によれば、端部同士が上下方向に互いに重なり合う円弧状板と、シール部材とを組み合わせるという簡素な構成を採用しながら、複数の操作レバーの操作を制限することはなく、機体側で生じた砂埃等のキャビン内への侵入を効果的に防止することができる。
本構成によれば、キャビン側のガイド部材のガイド孔に対して機体側の複数の操作レバーを挿入しながらキャビンを機体に搭載することにより、複数の操作レバーがガイド部材のガイド孔に貫通配備されるため、組み付けが容易である。
キャビンを機体に搭載するときに、操作レバーとガイド部材のガイド孔との間の位置に生じる製造誤差によって、長い操作レバーの場合に操作レバーをガイド部材のガイド孔に貫通させ難いことがある。
しかしながら、本構成によれば、操作レバーが、基部とレバー本体との連結により構成される。そのため、例えば、横軸側の基部が短く設定されており、キャビンを機体に搭載したときに、基部がガイド孔の下方に配置される場合には、キャビンを機体に搭載した後、レバー本体をガイド部材のガイド孔に貫通させて、ガイド孔の下方に配置される基部に連結することができる。また逆に横軸側の基部が長く、キャビンを機体に搭載したときに、基部がガイド孔の上方に突出して配置される場合には、キャビンを機体に搭載した後、レバー本体を、ガイド孔から突出した基部に連結させることができる。
従って、本構成によれば、たとえ前述のような製造誤差が生じていたとしても、操作レバーをガイド部材のガイド孔に容易に貫通配備させることができる。
〔トラクタの構成〕
図1に示すように、本実施形態のトラクタは、操向操作される前輪1と、推進車輪である後輪2と、機体3と、ロータリ等の作業装置(図示せず)を連結するためのリンク機構5と、リンク機構5を介して図示しない作業装置を昇降駆動する左右一対のリフトアーム6と、運転部7を取り囲むように機体3に搭載されるキャビン8とを備える。
図2に示すように、3本の操作レバー16a,16b,16cのそれぞれは、いずれもミッションケース11の側面から突設される横軸部25(機体3側の横軸)において、その軸心周りに前後に揺動自在に支持される。
上記構成の操作レバー16a,16b,16cをトラクタに組み付ける場合、先ず、機体3の上にキャビン8を配置する。次いで、キャビン8を下に降ろして機体3に搭載させる際、基部26a,26b,26cをガイド板21の第1ガイド孔30に挿入して、第1ガイド孔30から突出させる。このとき、シール部材35は、円弧状板34a,34b,34cの上に配置される。
次いで、レバー本体27a,27b,27cのそれぞれを、レバーガイド部32の第2ガイド孔33a,33b,33cに挿入して、基部26a,26b,26cの上端部とレバー本体27a,27b,27cの下端部とをボルト28を介して連結する。
〔1〕前述の実施形態における基部26a,26b,26cの上端部を、第1ガイド孔30の下側に位置するように構成し、レバー本体27a,27b,27cの下端部を第1ガイド孔30に貫通配備する構成としても良い。
〔2〕前述の実施形態における操作レバーは、レバー本体と基部とを一体に構成したものを使用しても良い。
〔3〕操作レバーの数は、前述の実施形態に限定されるものではなく、2本又は4本以上であっても良い。また、操作レバーの種類も前述の実施形態に限定されるものではなく、走行用の主変速装置を変速操作する主変速レバーなどであっても良い。また、把持部の配置についても前述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、全ての把持部を横方向に並べて設けるようにしても良い。
〔4〕前述の実施形態では、運転座席15の左側に配置された操作レバー16a,16b,16cのシール構造について説明したが、運転座席15の右側に配置された操作レバー16d,16eについて同様のシール構造を採用しても良い。この場合においても、操作レバーの数や種類などは異なるものであっても良い。
7 運転部
8 キャビン
16a,16b,16c 操作レバー
21 ガイド板(ガイド部材)
25 横軸部(機体側の横軸)
26a,26b,26c 基部
27a,27b,27c レバー本体
30 第1ガイド孔(ガイド孔)
31 把持部
34a,34b,34c 円弧状板
35 シール部材
36 貫通孔
Claims (3)
- 機体側の横軸周りに揺動自在に支持され、横方向に並設される複数の操作レバーを運転部に備え、キャビンが前記運転部を取り囲むように機体に搭載されるトラクタであって、
前記複数の操作レバーのそれぞれに、前記横軸の軸心を中心とする円弧の円弧状板を設け、隣接する前記円弧状板の端部同士が上下方向に互いに重なり、
前記複数の操作レバーがガイド部材のガイド孔に貫通配備されて、前記各円弧状板が前記ガイド孔の下側に配置され、前記ガイド孔の下側周縁部と前記複数の円弧状板の外周部との間を、前記複数の操作レバーを貫通させる貫通孔を備えるシール部材によってシールするトラクタ。 - 前記キャビンに前記ガイド部材と前記シール部材とを設け、前記機体に前記複数の操作レバーを設ける請求項1に記載のトラクタ。
- 前記複数の操作レバーが、前記横軸側の基部に対して、操作のために把持する把持部を備えたレバー本体を連結して構成される請求項2に記載のトラクタ。
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