JPWO2018159860A1 - 作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両 - Google Patents
作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2018159860A1 JPWO2018159860A1 JP2018522819A JP2018522819A JPWO2018159860A1 JP WO2018159860 A1 JPWO2018159860 A1 JP WO2018159860A1 JP 2018522819 A JP2018522819 A JP 2018522819A JP 2018522819 A JP2018522819 A JP 2018522819A JP WO2018159860 A1 JPWO2018159860 A1 JP WO2018159860A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- work vehicle
- side plate
- pair
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 23
- 101100494448 Caenorhabditis elegans cab-1 gene Proteins 0.000 description 23
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 12
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0858—Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
- E02F9/0891—Lids or bonnets or doors or details thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0617—Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/0617—Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles
- B62D33/0621—Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles able to be dismantled, folding
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
- E02F9/163—Structures to protect drivers, e.g. cabins, doors for cabins; Falling object protection structure [FOPS]; Roll over protection structure [ROPS]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
Description
図1に示すように、作業車両としてのホイールローダ200は、作業機210及び車両本体220を有している。以下では、ホイールローダ200の前後方向、前方、後方及び幅方向を単に「前後方向」、「前方」、「後方」及び「車幅方向」と称する場合がある。車幅方向は、「右側」又は「左側」と称する場合もある。車幅方向の中心に向かって、「車幅方向内側」と称し、車幅方向の中心から右側又は左側に向かって「車幅方向外側」と称する場合がある。ホイールローダ200が水平面に配置された状態の上下方向、上方及び下方を単に「上下方向」、「上方」及び「下方」と称する場合もある。
作業機210は、車両本体220の前部に設けられている。作業機210は、ブーム211及びバケット212を有している。ブーム211は、車両本体220に回動可能に連結されている。バケット212は、リンク213を介して、ベルクランク214の一端に連結されている。ベルクランク214の他端には、バケット駆動用シリンダ216が連結されている。バケット212はブーム211の先端に回動可能に連結されている。ブーム211は、ブーム駆動用シリンダ215で駆動され、バケット212は、バケット駆動用シリンダ216で駆動される。これらブーム駆動用シリンダ215及びバケット駆動用シリンダ216は油圧回路を介して供給される油圧によって駆動される。
車両本体220は、車両フロント部250、車両リア部260、前輪230、後輪240及びキャブ1を有している。
車両フロント部250は車両本体220の前部を構成している。車両本体220のうち車両フロント部250に上記作業機210が設けられている。車両リア部260は車両本体220の後部を構成している。車両フロント部250及び車両リア部260は、上下方向に延びる軸線回りに連結されていることで、互いに水平方向に回動可能とされている。前輪230は車両フロント部250に車幅方向に離間して一対が設けられている。後輪240は車両リア部260に車幅方向に離間して一対が設けられている。前輪230及び後輪240が駆動されることで、車両本体220が前進、後進する。
リアフレーム270は、前後方向に延びる部材であって幅方向に間隔をあけて互いに平行に一対が設けられている。
燃料タンク271は、車両リア部260の後部の下方に設けられており、燃料が貯留されている。
図1に示すように、キャブ1は、リアフレーム270の前部上方に設けられている。キャブ1は、一対の支持構造体300を介してリアフレーム270に固定支持されている。支持構造体300は、下部がリアフレーム270に固定されており、上方に向かって延びている。一対の支持構造体300は、キャブ1の後部かつ車幅方向両側で該キャブ1と一体に固定されている。
フロントピラー11は、図2及び図3に示すように、上下方向に延びる柱状の部材である。フロントピラー11は、キャブ1の前部で車幅方向に間隔をあけて車幅方向両側に一対が設けられている。一対のフロントピラー11は、互いに平行となるように上下方向に延びている。フロントピラー11の下端は、フロアパネル10に固定されている。
図2に示すように、フロントパネル13は、キャブ1の外形の前部を形成する板状の部材である。フロントパネル13は、キャブ1内の空間である運転室を前方側から区画している。フロントパネル13は、一対のフロントピラー11にわたって設けられている。フロントパネル13は下端がフロアパネル10に接続されている。フロントパネル13は、平面視にて前方側に向かって凸となる形状をなしている。フロントパネル13の一部には、運転室内から前方を視認するための前部窓(図示省略)が設けられている。
図2及び図3に示すように、サイドパネル14は、キャブ1の外形の車幅方向両側の部分を構成する。サイドパネル14は、運転室を車幅方向両側から区画するように一対が設けられている。サイドパネル14は、上下方向及び前後方向に延びる板状をなしている。サイドパネル14の一部には、側部窓14aが設けられている。サイドパネル14は、前端が前部支柱に上下方向にわたって接続されている。サイドパネル14は、後端が第一リアピラー12aに上下方向にわたって接続されている。サイドパネル14の下端は前後方向にわたってフロアパネル10に接続されている。一対のサイドパネル14のうちの少なくとも一方は、フロントピラー11に回動可能に取り付けられており、運転室に出入りするためのドアとして機能する。
図2に示すように、リアパネル15は、キャブ1の外形の後部を形成する。リアパネル15は、運転室を後方から区画している。リアパネル15は、上下方向及び車両幅方向に延びる板状をなしている。リアパネル15は、車幅方向両側の端部が、一対の第三リアピラー12cに対して上下方向にわたって接続されている。リアパネル15の下端はフロアパネル10に対して車幅方向にわたって接続されている。リアパネル15には、上下方向及び車幅方向に延びる後部窓(図示省略)が設けられている。後部窓はリアパネル15の上部に設けられている。
図2に示すように、横壁部16は、上下方向及び車幅方向に延びる部材であって、キャブ1の左右両側で、第一リアピラー12aと第二リアピラー12bとにわたって設けられている。横壁部16は、上下方向にわたって第一リアピラー12aと第二リアピラー12bとに接続されている。横壁部16の下端はフロアパネル10に接続されている。
図2に示すように、縦壁部17は、上下方向及び前後方向に延びる部材であって、キャブ1の左右両側で、第二リアピラー12bと第三リアピラー12cとにわたって設けられている。縦壁部17は、上下方向にわたって第二リアピラー12bと第三リアピラー12cとに接続されている。縦壁部17の下端はフロアパネル10に接続されている。
図2に示すように、運転席20は、キャブ1内に形成された運転室中央部に設けられている。運転席20は、床面上に設けられた座部21と、該座部21の後部から上方に向かって立ち上がる背もたれ部22とを有している。座部21は、前後方向の位置を調整可能とされており、第一リアピラー12aよりも前方側の位置まで移動可能とされている。
<補助席>
補助席23は、運転室内における運転席20の左側に間隔をあけて設けられている。補助席23は、左側の横壁部16の前方に設けられている。
フロントコンソール24a、右コンソール24b及び左コンソール24cは、それぞれ電子機器を収容している。フロントコンソール24aは、運転室の前部に設けられている。右コンソール24bは、運転室における運転席20の右側に設けられている。左コンソール24cは、運転室における運転席20の左側の位置であって、運転席20と補助席23との間に設けられている。
図2及び図3に示すように、後部収容部25は、運転室の後部のフロアパネル10上に設けられている。後部収容部25は、リアパネル15に接するように設けられている。後部収容部25は、リアパネル15の後部窓の下方に位置している。これによって、後部収容部25は運転席20からの後部窓を介した後方側の視界を妨げないようになっている。後部収容部25内には、例えば空調器等の機器31が設けられている。
図2及び図3に示すように、側部収容部26は、キャブ1内の運転室内における運転席20の右側であって、右コンソール24bのさらに右側のフロアパネル10上に設けられている。側部収容部26の上面の位置は、後部収容部25の上面よりも上方に位置している。側部収容部26内には、各種の電子機器が収容されている。
次に機器収容部30について説明する。図2〜図4に示すように、機器収容部30は、キャブ1内の運転室における後部の右側に設けられている。機器収容部30は、機器31及び内装カバー40を有する。本実施形態では機器31として、上部機器31aと下部機器31bを有している。
図2に示すように、上部機器31aは、横壁部16の前面に固定されている。上部機器31aは、図4に示すように、側部収容部26の上面よりも上方で、上下方向に間隔をあけて二つがそれぞれ横壁部16に固定されている。2つの上部機器31aはいずれも電子機器である。上方側の上部機器31aは、例えば取得した各種データを記録するデータロガー、エンジンコントローラ、空調器コントローラ等の電子機器である。下方側の上部機器31aは、例えばホイールローダの全周囲監視システムの情報処理装置等の電子機器である。
図2に示すように、下部機器31bは、縦壁部17における車幅方向内側を向く面に固定されている。下部機器31bは、図4に示すように、後部収容部25の上面より上方、かつ側部収容部26の上面より下方に配置されている。下部機器31bは、例えば、キャブ1の下部構造部と上部構造部との間の電気的な接続を行うコネクタ等の電気機器である。下部構造部及び上部構造部はそれぞれのハーネスがコネクタを介して接続されることで電気的に連結されている。
内装カバー40は、左右両側のリアピラー12のうち右側のリアピラー12との間に、上記機器31を収容する収容空間Rを区画形成する。内装カバー40は、図4に示すように、複数のパネル、連結部材70及び固定部材80を有している。本実施形態では複数のパネルとして、上下方向に配列された上部パネル50及び下部パネル60を有している。これら上部パネル50及び下部パネル60は、リアピラー12、横壁部16及び縦壁部17との間に収容空間Rを区画形成している。
上部パネル50は、収容空間Rの上部を区画形成するパネル本体51を有する。パネル本体51における収容空間R側の面は裏面とされており、該収容空間R側とは反対側の面(収容空間Rの外方を向く面)が表面とされている。
パネル本体51は、鉛直面に沿って延びる板状をなす部材である。上部パネル50のパネル本体51は、前板52、上部側板53、接続傾斜板54及び端部傾斜板55を有する。
図2及び図4に示すように、前板52は、上下方向及び車幅方向に延びる板状をなしている。前板52は、側部収容部26の後端から上方に延びるように配置されている。図2に示すように、前板52は、第一リアピラー12aの前端に対応する前後方向位置に配置されている。前板52の車幅方向内側の端部は、第二リアピラー12b及び第三リアピラー12cよりも車幅方向内側に位置している。前板52の車幅方向外側の端部は、第一リアピラー12aに沿って配置されている。
図2から図4に示すように、上部側板53は、上下方向及び前後方向に延びる板状をなしている。上部側板53の下端は、前板52の下端と同様の上下方向位置とされて前後方向に直線状に延びている。図2に示すように、上部側板53は、第二リアピラー12b及び第三リアピラー12cよりも車幅方向内側に位置している。上部側板53の前端は、前板52よりも後方に位置している。
図2〜図4に示すように、接続傾斜板54は、前板52と上部側板53との間に設けられている。接続傾斜板54は、前板52の車幅方向内側の端部から後方かつ車幅方向内側に向かって斜めに延びて、上部側板53の前端に接続されている。上部側板53は、前板52の車幅方向内側の端部に接続傾斜板54を介して接続されて、後方に延びている。
<端部傾斜板>
図2〜図4に示すように、端部傾斜板55は、上部側板53の後端に設けられている。端部傾斜板55は、上部側板53の後端から後方に向かうに従って車幅方向外側に向かって傾斜している。
下部パネル60は、収容空間Rの下部を画成しており、パネル本体61を有する。パネル本体61における収容空間R側の面は裏面とされており、該収容空間R側とは反対側の面が表面とされている。
パネル本体61は、鉛直面に沿って延びる板状をなす部材である。下部パネル60のパネル本体61は、下部側板62、前部傾斜板63及び後部傾斜板64を有する。
下部側板62は、上下方向及び前後方向に延びる板状をなしている。下部側板62は、上部側板53の下方で、該下部側板62の表面が上部側板53の表面と同一平面状に位置するように設けられている。下部側板62の下端は、後部収容部25の車幅方向外側の端部に接続されている。
前部傾斜板63は、下部側板62の前端に設けられている。前部傾斜板63は、下部側板62の前端から前方に向かうに従って車幅方向外側に向かって傾斜している。前部傾斜板63の表面は、接続傾斜板54の表面と同一平面上に位置するように設けられている。前部傾斜板63の前端は、側部収容部26の後端かつ車幅方向内側の端部に接続されている。
後部傾斜板64は、下部側板62の後端に設けられている。後部傾斜板64は、下部側板62の後端から後方に向かうに従って車幅方向外側に向かって傾斜している。後部傾斜板64の表面は、端部傾斜板55と同一の鉛直面に沿う同一平面上に位置するように設けられている。
これによって、互いに隣り合う一対の上部パネル50と下部パネル60との間には、隙間Cが形成されている。隙間Cは、収容空間Rの内側と外側とを連通させている。上部パネル50と下部パネル60との上下方向における隙間Cの寸法は、該隙間Cの延在方向にわたって均一とされている。
図6に示すように、上部側板53の下端と下部側板62の上端には、収容空間Rの内側に向かって延びるパネル縁部56,66がそれぞれ設けられている。パネル縁部56,66は、上部側板53の下端及び下部側板62の上端の延在方向にわたって設けられている。
上部パネル50のパネル縁部56は、接続傾斜板54及び端部傾斜板55の下端に設けられていてもよい。下部パネル60のパネル縁部66は、前部傾斜板63及び後部傾斜板64の上端に設けられていてもよい。また、これらパネル縁部56,66は、上部パネル50及び下部パネル60の他の端部に設けられていてもよい。
連結部材70は、図5及び図6に示すように、上部パネル50の裏面と下部パネル60の裏面とにわたって設けられている。連結部材70は、例えば、当接板71、接続部72及びナット75を有する。連結部材70は、上部パネル50及び下部パネル60のみに接続されている。即ち、連結部材70は、上部パネル50及び下部パネル60のみによって保持されており、他の構造物には支持されていない。
当接板71は、板状をなす部材であって、上部パネル50と下部パネル60との配列方向である上下方向に間隔をあけて、一対が設けられている。一方の当接板71は、上部パネル50の上部側板53の裏面に板面が当接している。他方の当接板71は、下部パネル60の下部側板62の裏面に一方の当接板71が当接している。上下方向に配置される当接板71が上側側板53及び下側側板62と当接する位置は、前後方向において同一である。本実施形態の当接板71は、上記一対を一組として、上部側板53の下端及び下部側板62の上端が延在する方向である前後方向に間隔をあけて二組が設けられている。なお、ナット75を用いずに、当接板71に雌ねじ孔を設けてもよい。
接続部72は、上下に間隔をあけて設けられた一対の当接板71同士を接続する。接続部72の上端には、上部側板53に当接する当接板71の下端が一体に設けられている。接続部72の下端には、下部側板62に当接する当接板71の上端が一体に設けられている。接続部72は、上部パネル50の上部側板53の裏面と下部パネル60の下部側板62の裏面とに跨るようにして、上部側板53の下端と下部側板62の上端との延在方向に棒状に延びている。これによって、接続部72は、当該延在方向に離間して配置された二組の当接板71同士を接続している。
ナット75は、連結部材70の当接板71における上部側板53側及び下部側板62側の面とは反対側の面に、例えば溶接等で一体に固定されている。ナット75の孔部の内面には雌ネジが形成されている。孔部の中心軸線が延びる方向は当接板71の厚さ方向に一致している。当接板71にはナット75の孔部に対応して貫通孔71aが形成されている。当該貫通孔71aの内径は、ナット75の孔部の内径よりも大きく形成されていてもよい。
固定部材80は、上部パネル50のパネル本体51及び下部パネル60のパネル本体61を連結部材70に対して表面側から着脱可能に固定する。固定部材80は、上部パネル50及び下部パネル60と連結部材70との当接部分に設けられている。
作業者が例えばメンテナンス時に上部機器31aや下部機器31bにアクセスする際には、内装カバー40の一部を取り外す。即ち、例えば上部機器31aにアクセスする際には、上部パネル50の各種ボルト52a,53a及び固定部材80を取り外すことで、上部パネル50のみを機器収容部30から取り外す。一方、下部機器31bにアクセスする際には、下部パネル60の各ボルト62a及び固定部材80を取り外すことで、下部パネル60のみを機器収容部30から取り外す。また、上部機器31a及び下部機器31bの双方にアクセスする際にも、上部パネル50及び下部パネル60を取り外す順番の制約なく個別に取り外すことができる。つまり、いずれかのパネルだけを取り外したい場合に、取り外す必要がないパネルはそのままで取り外しの対象となるパネルだけを取り外すことができる。
また、比較的スペースの少ないキャブ1内の空間であっても、パネルが複数に分割されていることで、着脱作業を容易に行うことができる。
上部パネル50及び下部パネル60が取り付けられている際には、これら上部パネル50及び下部パネル60の端部は接続部72の内側に収容されている。そのため、パネル縁部56,66が着脱の妨げになることはない。
また、下部パネル60の着脱を手作業で行う際には、誤って下部パネル60が手から滑り落ちてしまった場合であっても、パネル縁部66が下側の対向面73に引っかかることにより、それ以上の落下を回避することができる。よって、着脱作業の安全性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
当該内装カバー40では、互いに隣り合うパネル90のうち上方のパネル90の下端には、パネル縁部92が設けられていない。これによっても上記同様に、美観性や各パネル90を個別に着脱できるといった作用効果を奏する。
当該内装カバー40では、互いに隣り合うパネル90は、いずれもパネル本体91の端部にパネル縁部92を有していない。これによっても上記同様に、美観性や各パネル90を個別に着脱できるといった作用効果を奏する。
Claims (8)
- 機器を収容する収容空間を画成する作業車両のカバーであって、
前記収容空間の外側を向く表面及び前記収容空間の内側を向く裏面を有するパネル本体を有し、前記パネル本体の前記表面が互いに同一平面上に位置するように配列された複数のパネルと、
互いに隣り合う一対の前記パネル本体の裏面にそれぞれ当接する一対の当接板、及び、これら一対の当接板を接続する接続部を有する連結部材と、
各前記パネル本体と前記連結部材との当接部分に設けられて、各前記パネル本体を前記連結部材に対して前記表面側からそれぞれ着脱可能に固定する固定部材と、
を備える作業車両のカバー。 - 前記連結部材は、一対の前記パネル本体のみに接続されて保持されている請求項1に記載の作業車両のカバー。
- 前記接続部は、
各前記当接板から前記収容空間の内側に延びるとともに前記配列方向に対向する一対の対向面を有し、
前記パネルは、
前記パネル本体における前記配列方向の端部から前記収容空間の内側に延びるとともに前記対向面の間に収容されるパネル縁部をさらに有する請求項1又は2に記載の作業車両のカバー。 - 互いに隣り合う一対の前記パネル本体の間に、前記収容空間の外側と内側とを連通させる隙間が形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業車両のカバー。
- 上下方向に延びるとともに、車幅方向両側に設けられたリアピラーと、
車幅方向両側の前記リアピラーのうち少なくとも車幅方向一方側の前記リアピラーとの間に前記収容空間を画成し、前記複数のパネルが上下方向に配列された内装カバーとしての請求項1から4のいずれか一項に記載の作業車両のカバーと、
前記収容空間内に設けられた前記機器と、
前記車幅方向両側の前記リアピラーにわたって設けられた後部窓と、
を備える作業車両のキャブ。 - 前記機器は、前記複数のパネルに対応するように上下方向に複数が設けられている請求項5に記載の作業車両のキャブ。
- 前記複数のパネルとしての上部パネル及び下部パネルを有し、
前記上部パネルの前記パネル本体は、
前方を向く前板と、
該前板の車幅方向内側の端部に接続されて後方に延びる上部側板と、を有し、
前記下部パネルのパネル本体は、前記表面が前記上部側板の表面と同一平面上に位置するように前記上部側板の下方に配置された下部側板を有し、
前記一対の当接板の一方は、前記上部側板の前記裏面に当接し、
前記一対の当接板の他方は、前記下部側板の前記裏面に当接し、
前記複数の機器としての上部機器及び下部機器を有し、
前記上部機器は、前記上部パネルの前記前板の裏面側に設けられ、
前記下部機器は、前記下部パネルの前記下部側板の裏面側に設けられている請求項6に記載の作業車両のキャブ。 - 外装カバーとしての請求項1から4のいずれか一項に記載の作業車両のカバーと、
前記収容空間内に設けられた前記機器と、
を備える作業車両。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/012189 WO2018159860A1 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018159860A1 true JPWO2018159860A1 (ja) | 2019-03-07 |
JP6530140B2 JP6530140B2 (ja) | 2019-06-12 |
Family
ID=63370534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018522819A Active JP6530140B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10550546B2 (ja) |
EP (1) | EP3418453B1 (ja) |
JP (1) | JP6530140B2 (ja) |
CN (1) | CN110536987B (ja) |
WO (1) | WO2018159860A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD969878S1 (en) | 2019-09-30 | 2022-11-15 | Kubota Corporation | Backhoe loader |
US20230116011A1 (en) * | 2021-10-12 | 2023-04-13 | Caterpillar Inc. | Secondary control system and method for mounting with service orientation |
JP7452738B1 (ja) | 2023-04-25 | 2024-03-19 | いすゞ自動車株式会社 | フロントパネルの構造、及びフロントパネルの固定方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2555875Y2 (ja) * | 1991-05-21 | 1997-11-26 | 株式会社クボタ | 作業機の操縦塔構造 |
JP2006082661A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
WO2007010807A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Komatsu Ltd. | 建設機械のキャブ構造 |
WO2013051609A1 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
US20160114837A1 (en) * | 2014-10-24 | 2016-04-28 | Komatsu Ltd. | Cab and work machine |
JP2017053191A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のフロントガード構造 |
JP2017128928A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社日立建機ティエラ | 小型の建設機械 |
JP2017155493A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 日立建機株式会社 | 建設機械および建設機械のエンジンカバー取付方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07138987A (ja) | 1993-11-15 | 1995-05-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の運転室 |
JPH10183972A (ja) | 1996-12-27 | 1998-07-14 | Sapporo Sanki Kk | ケーブル収納溝用蓋 |
JP3187782B2 (ja) | 1998-12-16 | 2001-07-11 | 有限会社オレンジプロダクションリミテッド | 金属板の接合方法 |
CN101223076B (zh) * | 2005-07-19 | 2011-03-23 | 株式会社小松制作所 | 建筑机械驾驶室结构 |
JP4510717B2 (ja) | 2005-08-03 | 2010-07-28 | 住友建機株式会社 | 建設機械のキャブの構造 |
DE202007006500U1 (de) * | 2007-05-07 | 2008-09-18 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | Baumaschine |
DE102010015163A1 (de) * | 2010-04-16 | 2011-10-20 | Liebherr-Hydraulikbagger Gmbh | Baumaschine oder Umschlaggerät |
JP5706110B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2015-04-22 | プレス工業株式会社 | 建設機械のキャブフレーム構造 |
JP5073045B2 (ja) | 2010-12-24 | 2012-11-14 | 株式会社小松製作所 | 建設機械 |
US8905173B2 (en) * | 2011-02-24 | 2014-12-09 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
CN202530497U (zh) * | 2012-05-07 | 2012-11-14 | 山东卡特重工机械有限公司 | 一种挖掘机驾驶室 |
JP5990087B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-09-07 | 日野自動車株式会社 | キャブ補強構造 |
JP6145029B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2017-06-07 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械 |
JP5991350B2 (ja) * | 2014-08-01 | 2016-09-14 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のキャブ |
CN204266281U (zh) * | 2014-12-01 | 2015-04-15 | 中联重科股份有限公司渭南分公司 | 工程机械 |
JP1577338S (ja) * | 2016-08-30 | 2017-05-29 |
-
2018
- 2018-03-26 US US16/078,654 patent/US10550546B2/en active Active
- 2018-03-26 EP EP18752410.3A patent/EP3418453B1/en active Active
- 2018-03-26 JP JP2018522819A patent/JP6530140B2/ja active Active
- 2018-03-26 WO PCT/JP2018/012189 patent/WO2018159860A1/ja active Application Filing
- 2018-03-26 CN CN201880001278.7A patent/CN110536987B/zh active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2555875Y2 (ja) * | 1991-05-21 | 1997-11-26 | 株式会社クボタ | 作業機の操縦塔構造 |
JP2006082661A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
WO2007010807A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Komatsu Ltd. | 建設機械のキャブ構造 |
WO2013051609A1 (ja) * | 2011-10-05 | 2013-04-11 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
US20160114837A1 (en) * | 2014-10-24 | 2016-04-28 | Komatsu Ltd. | Cab and work machine |
JP2017053191A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のフロントガード構造 |
JP2017128928A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社日立建機ティエラ | 小型の建設機械 |
JP2017155493A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 日立建機株式会社 | 建設機械および建設機械のエンジンカバー取付方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3418453A4 (en) | 2019-05-01 |
CN110536987A (zh) | 2019-12-03 |
EP3418453A1 (en) | 2018-12-26 |
WO2018159860A1 (ja) | 2018-09-07 |
EP3418453B1 (en) | 2020-07-01 |
US20190360171A1 (en) | 2019-11-28 |
US10550546B2 (en) | 2020-02-04 |
JP6530140B2 (ja) | 2019-06-12 |
CN110536987B (zh) | 2020-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018159860A1 (ja) | 作業車両のカバー、作業車両のキャブ及び作業車両 | |
JP6340068B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP2008075445A (ja) | 建設機械の運転室を支持する上部フレーム構造 | |
EP2840190B1 (en) | Construction machine | |
JP5106657B1 (ja) | 油圧ショベル | |
KR101036859B1 (ko) | 운전실의 바닥구조 | |
JP6213526B2 (ja) | 作業機械 | |
WO2016063395A1 (ja) | コントローラ組立体および作業機械用キャブ | |
JP4982167B2 (ja) | ホイールローダ | |
JP2006056325A (ja) | 建設機械用キャブ | |
JP6346676B2 (ja) | 油圧ショベル | |
JP5668719B2 (ja) | 建設機械 | |
US20190381942A1 (en) | Console Box for Construction Machine | |
JP5567229B1 (ja) | 作業車両 | |
JP2011052455A (ja) | 建設機械 | |
WO2016060280A1 (ja) | コントローラ組立体および作業車両 | |
JP6015092B2 (ja) | 建設機械の電装品取付構造 | |
JP2008265698A (ja) | 作業車両のモニタ装置取付構造 | |
JP5912902B2 (ja) | クローラ作業車における空気浄化装置の配置構造 | |
JP5238058B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2013035400A (ja) | 作業機械のフロアユニット | |
JP2011226087A (ja) | フェンダ装置 | |
JP2005090094A (ja) | 建設機械のカウンタウエイト装置 | |
JP2010059657A (ja) | 作業車両 | |
JP2013104224A (ja) | 建設機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6530140 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |