JP2011230406A - カバー開閉機構及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーの片閉まりを防止することができ、一対のロック機構のいずれかに寄せて配置された検出手段でカバーの開閉を適切に検出可能なカバー開閉機構の提供。
【解決手段】画像形成装置1が備えるカバー7は、左右方向の曲げ剛性が比較的低い構造になっている。そのため、カバー7の左端側にあるロック機構の係止爪が押し込みやすく、カバー7の右端側にある係止爪が押し込みにくい状態になっていると、カバー7の左端側を押圧してカバー7を閉位置へ移動させようとした場合に、カバー7に歪みが生じ、破線で例示したような形態に湾曲する。このような歪みが生じた場合、カバー7の弾性変形に伴ってカバー7には弾性復帰力が生じ、この弾性復帰力は、カバー7の左端側にあるロック機構の係止爪を閉位置側から引き戻そうとする方向に作用する。そのため、このような弾性復帰力を利用して、カバー7の左端側での片閉まりを防止することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、筐体に形成された開口部を閉塞したり開放したりすることが可能なカバー開閉機構と、そのようなカバー開閉機構を備えた画像処理装置に関する。
従来、装置の筐体に開口部が形成されるとともに、その開口部を閉塞したり開放したりすることが可能なカバー開閉機構を備えた画像形成装置が知られている。また、この種のカバー開閉機構を備えた画像形成装置において、カバーが片閉まりになるのを防止するため、一対の主ロック手段に加えて、それら一対の主ロック手段の間となる位置に補助ロック手段を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の技術では、カバーを閉位置へと押し込んだ際、ロックバネ部(1a,1b)と引っ掛け部(4a,4b)との係合により、カバーがロック方向に引き込まれ、これにより、片閉まりを防止できるとされている(特許文献1:段落[0025]−[0028]参照。)。
特開2000−79739号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、カバーの剛性が比較的低くてカバーに大きな歪みが生じ得る場合には、カバーをロック方向へ引き込む力が弱まってしまい、カバーの片閉まりが発生するおそれがあった。
また、カバーが閉位置にあるか否かに応じてオン/オフが切り替わるセンサを、一対あるロック手段の一方に寄せて配置してある場合、上記のような片閉まりが発生してセンサ近傍のロック手段だけがロック状態になっても、センサのオン/オフが切り替わる。この場合、もう一方のロック手段がロック状態になっていなくても、カバーが閉位置へ移動したとの誤判定がなされることがあり、装置の内部機構を作動させてしまうおそれがある。
そのため、例えば、画像形成装置の場合であれば、カバーが片閉まりのまま用紙が搬送されることで、適正な用紙搬送が行われなくなり、その結果、適正な画像形成が実行できない状態となることがあった。また、片閉まりとなったカバーの隙間から装置内部へ異物が侵入し、装置の動作に障害をきたすなどのトラブルを招くおそれもあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、カバーの片閉まりを防止することができ、しかも、一対のロック機構のいずれかに寄せて配置された検出手段でカバーの開閉を適切に検出可能なカバー開閉機構と、そのようなカバー開閉機構を備えた画像処理装置を提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
請求項1に記載のカバー開閉機構は、開口部が形成された筐体と、回動軸を中心に回動することにより、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能に構成されており、しかも、外力を受けると歪みが生じ得る構造で、前記歪みが生じていない状態においては、前記回動軸から離れた位置且つ互いに離れた位置にある第一部分及び第二部分が同時に前記閉位置へ到達する形態になっているものの、前記歪みが生じている状態においては、前記第一部分及び前記第二部分のうち、いずれか一方が前記閉位置へ到達しても他方は前記閉位置へ到達しない形態に変形するカバーと、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側それぞれに設けられた一対の手段によって構成され、前記カバーを前記閉位置へ移動させた際には、前記一対の手段が互いを拘束するロック状態になって前記カバーが前記開位置へ移動するのを阻止する状態となる第一ロック機構と、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側それぞれに設けられた一対の手段によって構成され、前記カバーを前記閉位置へ移動させた際には、前記一対の手段が互いを拘束するロック状態になって前記カバーが前記開位置へ移動するのを阻止する状態となる第二ロック機構と、前記第一ロック機構がロック状態となる位置へ前記カバーが移動したか否かによって、前記カバーが前記閉位置へ移動したか否かを検出する検出手段と、前記カバーを前記閉位置へと移動させる際、前記第二ロック機構がロック状態になっていないにもかかわらず、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する片閉まり防止手段とを備えたことを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構において、カバーは、外力を受けると歪みが生じ得る構造になっているため、第一部分が閉位置に到達したにもかかわらず、第二部分が閉位置に到達しない状態になることがある。ただし、このような状態になった場合、片閉まり防止手段は、第二ロック機構がロック状態になっていないにもかかわらず、第一ロック機構がロック状態になるのを防止する。
そのため、このような片閉まり防止手段が機能していれば、第一ロック機構がロック状態になった場合には、第二ロック機構もロック状態になっていることになる。したがって、検出手段については、第一ロック機構及び第二ロック機構の双方がロック状態となる位置へカバーが移動したか否かを検出しなくても済む。
すなわち、検出手段は、第一ロック機構がロック状態となる位置へカバーが移動したか否かを検出するだけで、カバーが閉位置へ移動したか否かを検出可能となる。よって、第一ロック機構及び第二ロック機構の双方がロック状態となる位置へカバーが移動したか否かを検出手段で検出する場合に比べ、検出手段の構成について簡素化を図ることができる。
また、そのような簡素な検出手段を採用しているにもかかわらず、「第二ロック機構がロック状態とならないまま、第一ロック機構だけがロック状態になったことが原因で、カバーが閉位置へ移動したとの誤判定を行ってしまう。」といった事態を招くことがない。
請求項2に記載のカバー開閉機構は、請求項1に記載のカバー開閉機構において、前記カバーは、前記第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま前記第一ロック機構がロック状態となる方向へ前記カバーを変形させる外力が加えられた際に、弾性変形する構造になっており、前記片閉まり防止手段は、前記カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する手段として構成されていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構において、片閉まり防止手段は、カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、第一ロック機構がロック状態になるのを防止する。したがって、第一ロック機構がロック状態になるのを防止するために必要な力を、カバー以外の別部材から得る構造とする場合に比べ、部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。
請求項3に記載のカバー開閉機構は、請求項2に記載のカバー開閉機構において、前記第二ロック機構は、ロック状態とする際に、前記第一ロック機構よりも大きな外力を加える必要がある構造になっていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構によれば、第一ロック機構及び第二ロック機構それぞれが備える一対の手段が互いに接触した後、第一ロック機構及び第二ロック機構に対して同程度の力を加えても、第二ロック機構よりも第一ロック機構の方がロック状態となる位置へと移動しやすくなる。
そのため、第一ロック機構及び第二ロック機構双方がロック状態になるほど大きな力が加わらない状況では、第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま第一ロック機構がロック状態となる方向へカバーが弾性変形することになる。
したがって、片閉まり防止手段は、カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、第一ロック機構がロック状態になるのを防止することができる。
請求項4に記載のカバー開閉機構は、請求項3に記載のカバー開閉機構において、前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接するとともに、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接するとともに、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、しかも、前記第二係止爪及び前記第二被係止部が互いを乗り越える際には、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が互いを乗り越える場合よりも大きな外力を加える必要がある構造になっていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構によれば、第二係止爪及び第二被係止部が互いを乗り越える際には、第一係止爪及び第一被係止部が互いを乗り越える場合よりも大きな外力を加える必要がある。そのため、第一ロック機構及び第二ロック機構に対して同程度の力を加えた場合には、第二ロック機構よりも第一ロック機構の方がロック状態となる位置へと移動しやすくなる。
したがって、第一ロック機構及び第二ロック機構双方がロック状態になるほど大きな力が加わらない状況では、第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま第一ロック機構がロック状態となる方向へカバーが弾性変形することになる。よって、このような形態にカバーが弾性変形すれば、片閉まり防止手段は、カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、第一ロック機構がロック状態になるのを防止することができる。
請求項5に記載のカバー開閉機構は、請求項4に記載のカバー開閉機構において、前記第二係止爪及び前記第二被係止部が前記第四方向へ移動するときの移動量は、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が前記第二方向へ移動するときの移動量よりも大きい構造になっていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構によれば、第二係止爪及び第二被係止部は、互いを乗り越える際に、第一係止爪及び第一被係止部が第二方向へ移動するときの移動量に比べ、第四方向へ大きく移動する。そのため、互いを乗り越える際の移動量が大きくなる分だけ、互いを乗り越える際に大きな外力を加える必要があり、第一ロック機構及び第二ロック機構に対して同程度の力を加えた場合には、第二ロック機構よりも第一ロック機構の方がロック状態となる位置へと移動しやすくなる。
したがって、第一ロック機構及び第二ロック機構双方がロック状態になるほど大きな力が加わらない状況では、第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま第一ロック機構がロック状態となる方向へカバーが弾性変形することになる。よって、このような形態にカバーが弾性変形すれば、片閉まり防止手段は、カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、第一ロック機構がロック状態になるのを防止することができる。
請求項6に記載のカバー開閉機構は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカバー開閉機構において、前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が平行に形成されており、前記片閉まり防止手段は、前記第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま前記第一ロック機構がロック状態となる方向へと移動した際に、前記ピーク部分が平行な位置関係から交差する位置関係に変化すると、互いに乗り越え不能な状態になることを利用して、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する手段として構成されていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構によれば、第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま第一ロック機構がロック状態となる方向へと移動した際、ピーク部分は平行な位置関係から交差する位置関係に変化することで、互いに乗り越え不能な状態になる。したがって、第一係止爪と第一被係止部が互いに係止するのを、簡単且つ確実に防止し、第一ロック機構がロック状態になるのを防止することができる。
請求項7に記載のカバー開閉機構は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカバー開閉機構において、前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が形成されていて、当該ピーク部分を互いに乗り越えてから、さらに互いの接触面上で接触する状態を維持したまま前記第一方向へと移動した後に、前記互いに係止した状態となる構造になっており、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が形成されていて、当該ピーク部分を互いに乗り越えてから、さらに互いの接触面上で接触する状態を維持したまま前記第三方向へと移動した後に、前記互いに係止した状態となる構造になっており、しかも、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が前記互いの接触面上で接触する状態となった際には、前記第二方向への移動に伴って弾性変形した部分の弾性復帰力の一部が、前記第一係止爪及び前記第一被係止部の前記第一方向への移動を促す力として作用するように、前記第一係止爪及び前記第一被係止部における前記互いの接触面の傾きが設定されており、前記第二係止爪及び前記第二被係止部が前記互いの接触面上で接触する状態となった際には、前記第四方向への移動に伴って弾性変形した部分の弾性復帰力の一部が、前記第二係止爪及び前記第二被係止部の前記第三方向への移動を促す力として作用するように、前記第二係止爪及び前記第二被係止部における前記互いの接触面の傾きが設定されており、且つ、前記第二係止爪及び前記第二被係止部の前記第三方向への移動を促す力が、前記第一係止爪及び前記第一被係止部の前記第一方向への移動を促す力よりも大となるように、前記互いの接触面の傾きが設定されていることを特徴とする。
このように構成されたカバー開閉機構によれば、第一係止爪及び第一被係止部が互いの接触面上で接触する状態となった際には、第一係止爪及び第一被係止部の第一方向への移動を促す力が作用する。また、第二係止爪及び第二被係止部が互いの接触面上で接触する状態となった際には、第二係止爪及び第二被係止部の第三方向への移動を促す力が作用する。
その際、第二係止爪及び第二被係止部の第三方向への移動を促す力は、第一係止爪及び第一被係止部の第一方向への移動を促す力よりも大となる。したがって、第二係止爪及び第二被係止部は、互いのピーク部分を乗り越えれば、後は、第一係止爪及び第一被係止部に比べ、互いに係止した状態となりやすい。よって、第二係止爪及び第二被係止部が係止した状態となりにくいものに比べ、片閉まり防止手段が機能するような状況に陥りにくくすることができる。
請求項8に記載の画像処理装置は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のカバー開閉機構を備える。
このように構成された画像形成装置によれば、本発明のカバー開閉機構を備えているので、本発明のカバー開閉機構について述べた通りの作用、効果を奏する。したがって、カバーが片閉まりとなっているにもかかわらず、その検出に失敗して画像処理装置を作動させてしまう、といったトラブルを未然に防ぐことができる。
なお、本発明でいう画像処理装置について、より具体的な構造を例示すれば、例えば、原稿から画像を読み取る読取手段を筐体内に備えた画像読取装置、媒体に対して画像を形成する画像形成手段を筐体内に備えた画像形成装置、及びこれら読取手段及び画像形成手段の双方を筐体内に備えた複合型の画像処理装置などを挙げることができる。
画像形成装置の外観を示す斜視図。 画像形成装置の内部構造の概略を示す縦断面図。 フレーム及びカバーを示す図であり、(a)はカバーが閉位置にある状態を示す斜視図、(b)はカバーが開位置にある状態を示す斜視図。 カバー上端付近の構造を示す図であり、(a)はカバーが閉位置にある状態を示す平面図、(b)はカバーが閉位置からいくらか開位置側へ移動した状態を示す平面図。 カバー上端にある押しボタンとフックの動作状態を示す図であり、(a)はフックとフック受けが係合した状態を示す断面図、(b)はフックとフック受けの係合が解除された状態を示す断面図。 第一ロック機構の構造を示す図であり、(a)はカバーが閉位置からいくらか開位置側へ移動した状態を示す左側面図、(b)はカバーが閉位置にある状態を示す左側面図。 第二ロック機構の構造を示す図であり、(a)はカバーが閉位置からいくらか開位置側へ移動した状態を示す右側面図、(b)はカバーが閉位置にある状態を示す右側面図。 (a)は第一ロック機構の係止爪と被係止部が当接した状態を示す左側面図、(b)は第一ロック機構の係止爪と被係止部が係合した状態を示す左側面図、(c)は第二ロック機構の係止爪と被係止部が当接した状態を示す右側面図、(d)は第二ロック機構の係止爪と被係止部が係合した状態を示す右側面図。 カバーの左端部分を押圧したときに生じる歪みを示す説明図。 第一ロック機構の係止爪と被係止部を示す図であり、(a)は係止爪と被係止部が正常に係合した状態を示す平面図、(b)は係止爪と被係止部が正常に係合した状態を示す左側面図、(c)は係止爪と被係止部が係合不能な状態を示す平面図、(d)は係止爪と被係止部が係合不能な状態を示す左側面図。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。なお、以下の説明においては、装置各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するため、図中に併記した上下左右前後の各方向を利用して説明を行う。
[画像形成装置の構造]
画像形成装置1は、図1に示すように、筐体3の前面下部に、引き出し型の給紙カセット5を備え、筐体3の前面で、給紙カセット5の上部には、下端側を回動中心として上端側が前方へ倒れるように回動するカバー7が設けられている。また、筐体3の上面には、画像形成済みの被記録媒体が排出される排紙トレイ9が形成されている。
また、この画像形成装置1は、図2に示すように、電子写真方式で画像を形成可能なタンデム型の画像形成機構を備える装置で、供給ユニット11、ベルトユニット12、プロセスカートリッジ13、スキャナユニット14、定着装置15、排出部16、及びドロワー17などを備えている。
これらのうち、供給ユニット11は、給紙カセット5に収納されたシート状の被記録媒体(例えば記録用紙。)を、搬送経路(図2中に二点鎖線で図示した経路。)の下流側へと送り出す装置である。
ベルトユニット12は、供給ユニット11から送り出された被記録媒体を、プロセスカートリッジ13との間に挟み込んだ状態で、前方から後方へと搬送する装置である。
プロセスカートリッジ13は、ベルトユニット12の上方に4組が等間隔で直列に配列されている。各プロセスカートリッジ13は、感光体と、その感光体上に形成される静電潜像を現像するための現像機構を備えている。
スキャナユニット14は、各プロセスカートリッジ13が備える感光体に対してレーザー光を照射することにより、感光体上に静電潜像を形成する装置である。スキャナユニット14によって感光体上に描かれる静電潜像は、プロセスカートリッジ13が備える現像機構によって現像されてトナー像となり、そのトナー像が、ベルトユニット12上の被記録媒体に転写されることになる。
定着装置15は、トナー像が転写された被記録媒体をローラ間に挟み込んで加熱及び加圧を行うことにより、トナー像を被記録媒体に定着させる装置である。この定着装置15を通過した被記録媒体は、排出部16から排紙トレイ9へと排出されることになる。
ドロワー17は、カバー7を開放した際に、装置前方へと引き出すことが可能な構造になっている。このドロワー17には、プロセスカートリッジ13が搭載され、これにより、ドロワー17を引き出してプロセスカートリッジ13を交換できる仕組みになっている。
さらに、この画像形成装置1は、上述した様々な部材を支持するための骨格となる部材として、図3(a)及び同図(b)に示すような上部フレーム21L,21Rと下部フレーム23L,23Rを備えている。
これらのうち、上部フレーム21L,21Rは、板金製の部材で、左右方向に間隔を空けて、下部フレーム23L,23Rの上に立設されている。下部フレーム23L,23Rは、板金製の上部フレーム21L,21Rよりも剛性が低い樹脂製の部材である。
上部フレーム21L,21Rの内側には、先に説明した供給ユニット11、ベルトユニット12、プロセスカートリッジ13、スキャナユニット14、定着装置15、排出部16、及びドロワー17などが格納される。また、下部フレーム23L,23Rの内側には、給紙カセット5が格納される。
下部フレーム23L,23Rの前端側には、先に説明したカバー7が取り付けられている。このカバー7は、装置前面にある開口部24の上端縁あるいは下端縁と平行な回動軸25を回動中心として、閉位置(図3(a)参照。)と開位置(図3(b)参照。)との間を回動可能に構成されている。カバー7を開位置へ回動させると、開口部24からドロワー17を引き出すことができる。なお、上記開口部24の端縁と回動軸とは、完全に平行である場合に限らず、例えば、デザイン上、多少傾いた位置関係であってもよく、ほぼ平行なものも包含し得る。
また、図4(a)及び同図(b)に示すように、カバー7の上端には押しボタン27が設けられている。この押しボタン27は、カバー7を開く際に利用者によって押下される部分である。
より詳しく説明すると、図4(b)及び図5(a)に示すように、装置本体側にはフック受け31L,31Rが設けられている。また、カバー7側において、フック受け31L,31Rそれぞれに対応する位置には、フック33L,33R(図5(a)にはフック33Rを図示。)が設けられている。
これらフック受け31L,31Rとフック33L,33Rは、カバー7が閉じられた際に互いに係合して、カバー7が開位置側へ変位するのを阻止する構造になっている。また、フック33L,33Rは、押しボタン27が操作された際には、押しボタン27とともに回動する構造とされている。
押しボタン27を押下して、フック33L,33Rを押しボタン27とともに回動させた際には、図5(b)に示すように、フック受け31L,31Rとフック33L,33Rの係合が解除される。したがって、係合が解除された状態を維持したまま、カバー7の上端を前方へと引っ張れば、カバー7を開くことができる。
[第一ロック機構及び第二ロック機構の構造]
図6(a)に示すように、画像形成装置1の前面左端側には、第一ロック機構40が設けられている。この第一ロック機構40は、カバー7に設けられた係止爪41と、上部フレーム21Lの左側面側に設けられた被係止部43によって構成され、被係止部43は、圧縮ばね45の弾性力で上方へ向かって押圧された状態になっている。
カバー7が閉位置へと移動した際には、図6(b)に示すように、係止爪41と被係止部43は、互いを拘束するロック状態になって、カバー7が開位置へ移動するのを阻止する状態となる。
また、この第一ロック機構40の近傍には、リミットスイッチ47が配設されている。このリミットスイッチ47は、カバー7が開位置から閉位置へと移動した際には、カバー7に突設された突起49がリミットスイッチ47のレバー47Aに当接することで、オンからオフに切り替わる。
また、カバー7が閉位置から開位置へと移動した際には、レバー47Aから突起49が離間することで、オフからオンに切り替わる。したがって、リミットスイッチ47がオン/オフいずれの状態にあるのかに基づいて、カバー7が閉位置にあるのか否かを検出することができる。
一方、図7(a)に示すように、画像形成装置1の前面右端側には、第二ロック機構50が設けられている。この第二ロック機構50は、第一ロック機構40とほぼ同様な構造になっている。
すなわち、第二ロック機構50は、カバー7に設けられた係止爪51と、上部フレーム21Rの左側面側に設けられた被係止部53によって構成され、被係止部53は、圧縮ばね55の弾性力で上方へ向かって押圧された状態になっている。
カバー7が閉位置へと移動した際には、図7(b)に示すように、係止爪51と被係止部53は、互いを拘束するロック状態になって、カバー7が開位置へ移動するのを阻止する状態となる。
ただし、第一ロック機構40の係止爪41と第二ロック機構50の係止爪51は、いくらか異なる形状になっており、この形状の違いにより、第二ロック機構50は、ロック状態とする際に、第一ロック機構40よりも大きな外力を加える必要がある構造になっている。
より詳細に説明すると、カバー7が開位置側から閉位置へ向かって移動する際、第一ロック機構40の係止爪41は、図8(a)に示すように、進行方向D1(当接する時点では略水平な方向)へと移動し、まず当接開始点41Aにおいて被係止部43と当接する。
そして、係止爪41がさらに進行方向D1へ移動すると、係止爪41と被係止部43は、互いに当接する状態を維持したまま摺動し、その結果、被係止部43上にある係止爪41側との当接箇所が、当接開始点41Aから第一案内面41Bに沿ってピーク点41Cへと変位する。
その後、係止爪41がさらに進行方向D1へ移動すると、係止爪41と被係止部43は、さらに互いに当接する状態を維持したまま摺動し、その結果、被係止部43上にある係止爪41側との当接箇所がピーク点41Cを乗り越えて、ピーク点41Cから第二案内面41Dに沿って係止完了点41Eへと変位する。そして、最終的に、係止爪41と被係止部43との当接箇所が係止完了点41Eに到達したところで、係止爪41と被係止部43はロック状態になる。
このような係止爪41において、第一案内面41Bの傾きは、係止爪41の進行方向D1(被係止部43と当接する時点では略水平方向)となす角度θ1が、比較的小さい角度となる傾きとされている。
そのため、係止爪41を進行方向D1へ移動させようとする力を、第一案内面41Bに平行な分力と第一案内面41Bに垂直な分力に分けると、大部分が第一案内面41Bに平行な分力となり、この分力は係止爪41を第一案内面41Bに沿って摺動させる力となる。
一方、カバー7が開位置側から閉位置へ向かって移動する際、第二ロック機構50の係止爪51は、図8(b)に示すように、進行方向D1(当接する時点では略水平な方向)へと移動し、まず当接開始点51Aにおいて被係止部53と当接する。
そして、係止爪51がさらに進行方向D1へ移動すると、係止爪51と被係止部53は、互いに当接する状態を維持したまま摺動し、その結果、被係止部53上にある係止爪51側との当接箇所が、当接開始点51Aから第一案内面51Bに沿ってピーク点51Cへと変位する。
その後、係止爪51がさらに進行方向D1へ移動すると、係止爪51と被係止部53は、互いに当接する状態を維持したまま摺動し、その結果、被係止部53上にある係止爪51側との当接箇所がピーク点51Cを乗り越えて、ピーク点51Cから第二案内面51Dに沿って係止完了点51Eへと変位する。そして、最終的に、係止爪51と被係止部53との当接箇所が係止完了点51Eに到達したところで、係止爪51と被係止部53はロック状態になる。
このような係止爪51において、第一案内面51Bの傾きは、係止爪51の進行方向D1(被係止部53と当接する時点では略水平方向)となす角度θ2が、上述の角度θ1よりも大きくなる傾きとされている。
そのため、係止爪51を進行方向D1へ移動させようとする力を、第一案内面51Bに平行な分力と第一案内面51Bに垂直な分力に分けると、係止爪41との比較において、第一案内面51Bに平行な分力は小さくなる。
したがって、係止爪51を第一案内面51Bに沿って摺動させる力は弱くなることになる。しかも、係止爪41との比較において、第一案内面51Bに垂直な分力は大きくなり、係止爪51が第一案内面51Bに強く押し付けられる分、摺動抵抗は増大することになる。
したがって、係止爪41,51それぞれが被係止部43,53に当接した後は、係止爪41の方が係止爪51よりも弱い力で、閉位置側へと押し込み可能となる。よって、第二ロック機構50をロック状態とする際には、第一ロック機構40よりも大きな外力を加える必要が生じることになる。
ところで、係止爪51において、当接開始点51Aからピーク点51Cまでの距離は、係止爪41における当接開始点41Aからピーク点41Cまでの距離よりも短くなっている。そのため、上述の通り、第二ロック機構50をロック状態とする際には、最初は第一ロック機構40よりも大きな力を加える必要があるものの、係止爪51をそれほど奥まで押し込まなくても、被係止部53との当接点はピーク点51Cを乗り越えて第二案内面51Dに到達する。
しかも、係止爪51において、第二案内面51Dの傾きは、被係止部53側から上方へ向かって押圧された際、その押圧力が係止爪51を閉位置側へと引き込む力として作用するような傾きになっている。したがって、係止爪51を閉位置側へ押し込んだ際、被係止部53との当接点がピーク点51Cを乗り越えれば、後は大きな力を加えなくてもカバー7が閉位置側へと引っ張られることになる。
この点、係止爪41の方は、当接開始点41Aからピーク点41Cまでの距離が、係止爪51における当接開始点51Aからピーク点51Cまでの距離よりも長い。そのため、係止爪41を相応に奥まで押し込まないと、被係止部43との当接点はピーク点41Cを乗り越えることができず、その場合、第一ロック機構40はロック状態になることがない。
また、被係止部43との当接点がピーク点41Cを乗り越えた後は、係止爪41が僅かに押し込まれるだけで、被係止部43との当接点は係止完了点41Eに到達してしまう。そのため、係止爪41には、係止爪51ほど閉位置側へ引き込もうとする力が作用しない。
つまり、係止爪41は、最初は係止爪51よりも押し込みやすいものの、その後は係止爪51ほど引き込まれない構造になっており、係止爪51は、最初は係止爪41より押し込みにくいものの、その後は係止爪41よりも閉位置側へ引き込まれやすい構造になっている。
これに加え、カバー7は、左右方向の曲げ剛性が比較的低い構造になっている。そのため、係止爪41が押し込みやすく、係止爪51が押し込みにくい状態になっていると、例えば、カバー7の左端側を押圧してカバー7を閉位置へ移動させようとした場合に、カバー7に歪みが生じ、図9に破線で例示したような形態に湾曲する。
このような歪みが生じた場合、カバー7の弾性変形に伴ってカバー7には弾性復帰力が生じ、この弾性復帰力は、係止爪41を閉位置側から引き戻そうとする方向に作用する。そのため、このような弾性復帰力を利用して、第一ロック機構40側での片閉まりを防止することができる。
また、係止爪41及び被係止部43は、図10(a)及び同図(b)に示すように、係止爪41が適正な進行方向D1へ真っ直ぐに移動すると、互いのピーク部分41P,43Pが平行な位置関係になるため、互いにピーク部分41P,43Pを乗り越えてから、係止爪41及び被係止部43が係合する。
これに対し、係止爪41及び被係止部43は、図10(c)及び同図(d)に示すように、適正な進行方向D1に対して傾いた方向D2に向かって移動すると、互いのピーク部分41P,43Pが平行な位置関係にない状態となる。そのため、互いにピーク部分41P,43Pを乗り越えることができなくなり、係止爪41と被係止部43は互いに係合する位置に到達不能となる。そのため、このような形態の係止爪41も、第一ロック機構40側での片閉まり防止に寄与することとなる。
[効果]
以上説明した通り、上記画像形成装置1によれば、カバー7は、外力を受けると歪みが生じ得る構造になっている。そのため、カバー7の上部左端側(本発明でいう第一部分の一例に相当。)が閉位置付近に到達したにもかかわらず、カバー7の上部右端側(本発明でいう第二部分の一例に相当。)が閉位置に到達しない状態になることがある。ただし、このような状態になった場合でも、カバー7の弾性復帰力で、第一ロック機構40がロック状態になるのを防止する。
そのため、このような弾性復帰力を利用した片閉まり防止手段が機能していれば、第一ロック機構40だけが単独でロック状態になることはなく、第一ロック機構40がロック状態になった場合には、第二ロック機構50もロック状態になっていることになる。
したがって、リミットスイッチ47(本発明でいう検出手段の一例に相当。)については、第一ロック機構40及び第二ロック機構50の双方がロック状態となる位置へカバー7が移動したか否かを検出しなくても済む。よって、第一ロック機構40及び第二ロック機構50の双方がロック状態となる位置へカバー7が移動したか否かを検出手段で検出する場合に比べ、検出手段の構成について簡素化を図ることができる。
また、単一のリミットスイッチ47で構成された簡素な検出手段を採用しているにもかかわらず、「第二ロック機構50がロック状態とならないまま、第一ロック機構40だけがロック状態になったことが原因で、カバー7が閉位置へ移動したとの誤判定を行ってしまう。」といった事態を招くことがない。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、押しボタン27を押してカバー7を開く際、本実施形態の画像形成装置1では、第一ロック機構40と第二ロック機構50でロック状態を解除するときに必要な力の強さが異なるため、第一ロック機構40のロックが先に外れやすくなる。この場合、カバー7が傾いて開くと、ユーザーが違和感をいだくおそれもある。
そこで、このような違和感を抑制したい場合には、押しボタン27の位置を、第一ロック機構40と第二ロック機構50のロック強さに対応して少し右寄りに設定すると、カバー7が傾いて開くのを抑制できる。すなわち、押しボタン27の位置は、左右方向中央からいくらか偏った位置に配設されていてもよい。
また、上記実施形態では、開口部が形成された筐体を備える画像処理装置の一例として、電子写真方式の画像形成装置を例示したが、この他、原稿から画像を読み取る読取手段を筐体内に備えた画像読取装置や、読取手段及び画像形成手段の双方を筐体内に備えた複合型の画像処理装置などにおいて、本発明の構成を採用してもよい。
1・・・画像形成装置、3・・・筐体、5・・・給紙カセット、7・・・カバー、9・・・排紙トレイ、11・・・供給ユニット、12・・・ベルトユニット、13・・・プロセスカートリッジ、14・・・スキャナユニット、15・・・定着装置、16・・・排出部、17・・・ドロワー、21L,21R・・・上部フレーム、23L,23R・・・下部フレーム、24・・・開口部、25・・・回動軸、27・・・押しボタン、31L,31R・・・フック受け、33L,33R・・・フック、40・・・第一ロック機構、50・・・第二ロック機構、41,51・・・係止爪、41A,51A・・・当接開始点、41B,51B・・・第一案内面、41C,51C・・・ピーク点、41D,51D・・・第二案内面、41E,51E・・・係止完了点、43,53・・・被係止部、47・・・リミットスイッチ、47A・・・レバー、49・・・突起。

Claims (8)

  1. 開口部が形成された筐体と、
    回動軸を中心に回動することにより、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間を移動可能に構成されており、しかも、外力を受けると歪みが生じ得る構造で、前記歪みが生じていない状態においては、前記回動軸から離れた位置且つ互いに離れた位置にある第一部分及び第二部分が同時に前記閉位置へ到達する形態になっているものの、前記歪みが生じている状態においては、前記第一部分及び前記第二部分のうち、いずれか一方が前記閉位置へ到達しても他方は前記閉位置へ到達しない形態に変形するカバーと、
    前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側それぞれに設けられた一対の手段によって構成され、前記カバーを前記閉位置へ移動させた際には、前記一対の手段が互いを拘束するロック状態になって前記カバーが前記開位置へ移動するのを阻止する状態となる第一ロック機構と、
    前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側それぞれに設けられた一対の手段によって構成され、前記カバーを前記閉位置へ移動させた際には、前記一対の手段が互いを拘束するロック状態になって前記カバーが前記開位置へ移動するのを阻止する状態となる第二ロック機構と、
    前記第一ロック機構がロック状態となる位置へ前記カバーが移動したか否かによって、前記カバーが前記閉位置へ移動したか否かを検出する検出手段と、
    前記カバーを前記閉位置へと移動させる際、前記第二ロック機構がロック状態になっていないにもかかわらず、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する片閉まり防止手段と
    を備えたことを特徴とするカバー開閉機構。
  2. 前記カバーは、前記第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま前記第一ロック機構がロック状態となる方向へ前記カバーを変形させる外力が加えられた際に、弾性変形する構造になっており、
    前記片閉まり防止手段は、前記カバーの弾性変形に伴って生じる弾性復帰力で、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する手段として構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー開閉機構。
  3. 前記第二ロック機構は、ロック状態とする際に、前記第一ロック機構よりも大きな外力を加える必要がある構造になっている
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー開閉機構。
  4. 前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接するとともに、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接するとともに、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    しかも、前記第二係止爪及び前記第二被係止部が互いを乗り越える際には、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が互いを乗り越える場合よりも大きな外力を加える必要がある構造になっている
    ことを特徴とする請求項3に記載のカバー開閉機構。
  5. 前記第二係止爪及び前記第二被係止部が前記第四方向へ移動するときの移動量は、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が前記第二方向へ移動するときの移動量よりも大きい構造になっている
    ことを特徴とする請求項4に記載のカバー開閉機構。
  6. 前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が平行に形成されており、
    前記片閉まり防止手段は、前記第二ロック機構がロック状態とならない状態のまま前記第一ロック機構がロック状態となる方向へと移動した際に、前記ピーク部分が平行な位置関係から交差する位置関係に変化すると、互いに乗り越え不能な状態になることを利用して、前記第一ロック機構がロック状態になるのを防止する手段として構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカバー開閉機構。
  7. 前記第一ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第一部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第一係止爪と、他方に設けられた第一被係止部とを有し、前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第一方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第一方向とは交差する第二方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第二ロック機構は、前記一対の手段として、前記カバーの前記第二部分及び前記筐体側のうち、いずれか一方に設けられた第二係止爪と、他方に設けられた第二被係止部とを有し、前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、前記カバーが前記閉位置に向けて移動するときに、相対的に第三方向へと移動して当接し、当接に伴って前記第三方向とは交差する第四方向へも相対的に移動しつつ互いを乗り越えて、当該乗り越えたところで互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第一係止爪及び前記第一被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が形成されていて、当該ピーク部分を互いに乗り越えてから、さらに互いの接触面上で接触する状態を維持したまま前記第一方向へと移動した後に、前記互いに係止した状態となる構造になっており、
    前記第二係止爪及び前記第二被係止部は、互いに係止した状態となる前に互いに乗り越える必要がある互いのピーク部分が形成されていて、当該ピーク部分を互いに乗り越えてから、さらに互いの接触面上で接触する状態を維持したまま前記第三方向へと移動した後に、前記互いに係止した状態となる構造になっており、
    しかも、前記第一係止爪及び前記第一被係止部が前記互いの接触面上で接触する状態となった際には、前記第二方向への移動に伴って弾性変形した部分の弾性復帰力の一部が、前記第一係止爪及び前記第一被係止部の前記第一方向への移動を促す力として作用するように、前記第一係止爪及び前記第一被係止部における前記互いの接触面の傾きが設定されており、
    前記第二係止爪及び前記第二被係止部が前記互いの接触面上で接触する状態となった際には、前記第四方向への移動に伴って弾性変形した部分の弾性復帰力の一部が、前記第二係止爪及び前記第二被係止部の前記第三方向への移動を促す力として作用するように、前記第二係止爪及び前記第二被係止部における前記互いの接触面の傾きが設定されており、且つ、前記第二係止爪及び前記第二被係止部の前記第三方向への移動を促す力が、前記第一係止爪及び前記第一被係止部の前記第一方向への移動を促す力よりも大となるように、前記互いの接触面の傾きが設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカバー開閉機構。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のカバー開閉機構を備えた画像処理装置。
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