JP2011223361A - 2次元スロットアレイアンテナ、給電用導波管、及びレーダ装置 - Google Patents

2次元スロットアレイアンテナ、給電用導波管、及びレーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放射用導波管内を適正なモードパターンで電磁波を伝搬させ、かつ給電用導波管を小型化する。
【解決手段】給電用導波管は、溝12が各面の側壁によって形成され、かつ溝12の一側面の板材31に4つの給電用スロット35が直列に配列された給電部構造10と、給電用スロット35の配列方向に直交する方向であって複数の給電用スロット35のうちの両端以外の一つの給電用スロット33に対応する位置に延設され、かつ外部から電力が入力される凹部14とを備え、給電部構造10は、一つの給電用スロット353と対向する溝12の底面に形成された凸状段部16を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2次元スロットアレイを有するアンテナにおける給電用導波管の構造、及びそれを備えるレーダ装置に関する。
複数の放射用スロットが長尺方向に配列された導波管に放射用ホーンを取り付けた従来タイプのアンテナに対して、近年、製造容易かつ小型化を図るべく、スロットアレイが2次元放射面上で縦横に配列された放射用導波管を有するスロットアレイアンテナが提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載のスロットアレイアンテナは、2次元スロットアレイを備えた放射用導波管に、電磁波の伝搬方向に直交する方向から電磁波を導入する(給電する)スロットアレイを有する給電用導波管が結合されている(特許文献1の図3(c)参照)。
特許文献1に記載の放射用導波管に結合された給電用導波管は、一般的に、図22の概略図に示すような構造を有している。すなわち、図22において、(a)は、給電用導波管100を放射用導波管200に対して直交する方向(幅方向)で簡易に結合したものであり、(b)は、給電用導波管101をL字状に屈曲し、放射用導波管200の幅方向における給電用導波管101の寸法をこの放射用導波管200の幅寸法以内になるように設計したものである。
国際公開 WO2008/018481号公報
図22(a)の構造では、給電用導波管100の給電用スロット100aの部分は放射用導波管200の幅寸法内に収まる一方、基端100b側が放射用導波管200の幅寸法外に突出するため、スロットアレイアンテナの小型化に限界がある。また、図22(b)の構造では、給電用導波管101の構造が放射用導波管200の幅寸法内に収まるものの、給電用導波管101の屈曲部101cである不連続部位の存在によって給電用導波管101の給電用スロット101aから放射用導波管200への給電特性が特に幅方向で不均一となり、その結果、放射用導波管200内を伝搬する電磁波の伝送モードのパターンが崩れることになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、給電用導波管の構造を工夫することで、放射用導波管内を適正なモードパターンで電磁波が伝搬でき、かつ小型化が可能な2次元スロットアレイアンテナ、給電用導波管、及びそれを備えたレーダ装置を提供することにある。
請求項1記載の給電用導波管は、2次元スロットアレイアンテナの放射用導波管へ給電を行う給電用導波管において、
給電空間が各面の側壁によって形成され、かつ前記給電空間の一側面の側壁に複数の給電用スロットが直列に配列された給電部と、
前記給電用スロットの配列方向に直交する方向であって前記複数の給電用スロットのうちの両端以外の一つの給電用スロットに対応する位置に延設され、かつ外部から電力が入力される入力空間を有する入力部とを備え、
前記給電部は、前記一つの給電用スロットと対向する側壁の内壁に形成された凸状段部を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、入力部に入力された電磁波は、給電空間の側壁に形成された複数の給電用スロットのうち両端以外の一つの給電用スロットに対応する位置に延設された入力空間から給電空間に導かれ、前記複数の給電用スロットの配列方向の両側に分岐して伝送される。そして、電磁波は各給電用スロットを介して放射用導波管に導かれる。このように、電磁波を複数の給電用スロットの配列方向の両側に分岐して伝送されるようにし、さらに分岐部の導波管形状として凸状段部を設ける等の工夫を凝らすことで、より高い整合状態で電磁波の伝送を可能にする。また、入力部を給電部の給電用スロットの配列方向の一部に設け、電磁波を配列方向両側に分岐する構成としたので、2次元スロットアレイアンテナに対してサイズが抑制された小型の給電用導波管が製造可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の給電用導波管において、前記凸状段部の高さ寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする。この構成によれば、凸状段部の高さを使用するマイクロ波の周波数に応じて設計することで高い整合状態で電磁波の分岐が可能となる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の給電用導波管において、前記凸状段部は、直方体形状を有し、前記給電空間の前記配列方向における幅寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする。この構成によれば、給電空間の前記配列方向における凸状段部の幅寸法を、使用するマイクロ波の周波数に応じて設計することで高い整合状態で電磁波の分岐が可能となる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の給電用導波管において、前記凸状段部は、直方体形状を有し、前記給電空間の前記配列方向と直交する方向における寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする。この構成によれば、給電空間の前記配列方向と直交する方向における寸法を使用するマイクロ波の周波数に応じて設計することで高い整合状態で電磁波の分岐が可能となる。
また、請求項5記載の2次元スロットアレイアンテナは、前記給電用導波管と、前記給電用スロットを介して前記給電用導波管と連通され、前記給電空間の前記配列方向と直交する方向に電磁波を伝搬させるための2次元スロットアレイが形成された放射用導波管とを備えたことを特徴とするものである。この発明によれば、入力部を給電部の給電用スロットの配列方向の一部に設け、電磁波を配列方向両側に分岐する構成としたので、給電用導波管が2次元スロットアレイアンテナの電磁波伝搬方向に直交する方向に突出しない寸法となるため、全体として2次元スロットアレイアンテナが小型化される。
また、請求項6記載のレーダ装置は、請求項5に記載の2次元スロットアレイアンテナと、前記2次元スロットアレイアンテナの前記給電用導波管の入力部に電磁波を供給する電磁波発生源と、前記電磁波発生源と2次元スロットアレイアンテナとの間に介設され、前記2次元スロットアレイアンテナを、前記放射用導波管の放射面を水平方向に向けた状態で、回転駆動源によって鉛直軸周りに回転させるロータリージョイントとを備えたものである。この発明によれば、小型化が可能なレーダ装置が製造可能となる。
本発明によれば、放射用導波管内を適正なモードパターンで電磁波が伝搬でき、かつ小型化が可能な2次元スロットアレイアンテナ、給電用導波管、及びレーダ装置が提供できる。
本発明に係る2次元アレイスロットアンテナの一実施形態を示す分解構成図である。 結合特性を説明するための給電部構造周りの構造の一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが0mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが1mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが2mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが3mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが4mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが5mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが6mm場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、高さc=3mmのままで、長さbが10mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、高さc=3mmのままで、長さbが30mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 長さb=22.9mm、高さc=3mmのままで、幅aが10mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 長さb=22.9mm、高さc=3mmのままで、幅aが30mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmで、高さcを、0.5mm〜9mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロス(入力に対する反射比率(dB))の様子を示す図である。 幅a=17.5mm、高さc=3mmで、長さbを10mm〜30mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロス(入力に対する反射比率(dB))の様子を示す図である。 長さb=22.9mm、高さc=3mmで、幅aを10mm〜30mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロス(入力に対する反射比率(dB))の様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mmで、高さcを、0.5mm〜9mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失(入力が熱エネルギー等に消費された比率(dB))の様子を示す図である。 幅a=17.5mm、高さc=3mmで、長さbを10mm〜30mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失(入力が熱エネルギー等に消費された比率(dB))の様子を示す図である。 長さb=22.9mm、高さc=3mmで、幅aを10mm〜30mmまで変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失(入力が熱エネルギー等に消費された比率(dB))の様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mm、高さc=3mmの場合における帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。 幅a=17.5mm、長さb=22.9mm、高さc=3mmの場合における帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失の様子を示す図である。 従来技術における、放射用導波管への給電用導波管の構造を示すである。
図1は、本発明に係る2次元アレイスロットアンテナの一実施形態を示す分解構成図である。図1において、2次元アレイスロットアンテナは、給電部構造10と放射部構造20とから構成されている。放射部構造20は、放射用導波管構造体21等によって形成される内空間を伝搬してきた電磁波を所定の外方に向けて放射するためものである。給電部構造10は、放射用導波管構造体21に所要の電磁波を導入(給電)するためのものである。
以下、給電部構造10、放射部構造20の構造を、図1を参照して詳細に説明する。給電部構造10は、給電用導波管構造体11と、側壁の一部を構成する板材31とを備えている。給電部構造10は、給電用導波管構造体11と板材31とが対向配置されることで構成される。給電用導波管構造体11及び板材31は、導電材例えばアルミニウムからなる。
給電用導波管構造体11は、略直方体形状を有し、長手方向(図1では、上下方向)に亘って、断面凹状で所要の寸法を有する溝12が穿設されている。なお、溝12は、給電空間として機能する。また、溝12の両側には中段面13が形成されている。中段面13は、後述するように、板材31を上面から覆う際の取付受け面として機能する。
溝12には、長手方向の一部で、かつ直交する方向に所要幅及び奥行きを有する凹部14が連通して形成されている。凹部14は、溝12と同一深さを有し、直方体形状の入力空間を形成している。凹部14の底面の適所には、所要径を有する孔15が底側に向けて貫通されている。孔15には、図2に示すように、外部から凹部14にマイクロ波を入力するための、例えば同軸コネクタ部41が挿入されている(図1では省略)。同軸コネクタ部41は励振用の金属プローブ42とその外周のテフロン(登録商標)等からなる円筒状絶縁体43とで構成されている。なお、孔15の位置は、凹部14のうち、使用するマイクロ波の周波数で整合がとれる位置に設けられ、溝12において定在波が形成されるようにしている。また、同軸コネクタ部41の基端側は図略の導波管内に露出して配置されている。そして、この導波管を介してマイクロ波発生器であるマグネトロンや半導体発振器からのマイクロ波(電磁波)が同軸コネクタ部41に導かれるようになっている。
溝12の一部であって凹部14の形成位置に対応する位置には、所定形状を有する凸状段部16が形成されている。なお、給電用導波管構造体11は、まず凸状段部16の深さまで穿設し、次いで、凸状段部16以外の箇所、すなわち溝12及び凹部14を所要の深さまで穿設する方法で製造できる。あるいは、溝12が形成された後に、所定の導電材を溝12上に敷設するなどすることで、凸状段部16を形成する方法でもよい。凸状段部16の形状は、本実施形態では、直方体形状としている。すなわち、図1に示すように、長さ寸法をb、長さ方向に直交する幅寸法をa、及び厚み(高さ)寸法をcとしている。
給電用導波管構造体11の頂部には、所要数の取付穴111が、中段面13には、所要数の取付穴131がそれぞれ形成されている。板材31には、長さ方向の一端(図1の右端)に、長さ方向に亘る屈曲部32が形成されている。また、板材31には屈曲部32から長さ方向に平板部33とされ、その途中から幅方向両端が折り曲げられて側面部34が形成されている。
なお、給電用導波管構造体11の溝12、凸状段部16、板材31及び板材31のスロット351〜354で給電部が構成され、給電用導波管構造体11の凹部14、孔15及び板材31で入力部が構成されている。
平板部33には、長さ方向所定位置で、本実施形態では、幅方向に4個のスロット35(351〜354)が所要間隔を有して直列に配列されている。スロット351〜354は同一形状を有し、溝12と対向する位置に、例えばパンチ加工で形成されている。前述した凸状段部16と対向する位置には、この実施例ではスロット353が形成されている。このように、スロット351〜354の内の両端のスロット351,354を除く、中央側のスロット352,353の一つに対応させて凹部14を配置することで、スロットの配列方向に分岐する構造が採用でき、整合が取りやすくなり、給電時のモードの崩れ(乱れ)を可及的に阻止することが可能となる。なお、整合状態と前記各寸法a、b、cとの関係については、後述する。
また、板材31には、屈曲部32の頂部側に取付孔311、平板部33に取付孔331が形成されており、給電用導波管構造体11と締結部材、例えばネジやビス等を用いて締結可能にされている。この結果、凹部14、溝12が平板部33で囲われて、入力空間及び給電空間としての導波管を構成する。また、スロット配列方向の両端は、後述する放射用導波管構造体21の折り曲げ部211によって、あるいは別途の例えば短絡部材等を設けることで、内部の給電空間に定在波を発生するようにしている。
ここで、同軸コネクタ部41から入力される電磁波の挙動について説明する。同軸コネクタ部41を介して伝送されてきた電磁波は、凹部14で放射されて溝12側に向かう。電磁波は溝12の形状及び凸状段部16の形状によってモードの形が実質的に乱れることなく、図1に矢印Aで示すスロット配列方向両側に伝搬方向が変換され、各スロット351〜354に向かう。そして、各スロット351〜354を介して略均一に放射用導波管構造体21側に伝搬される。
放射部構造20は、放射用導波管構造体21と板材31とが所要間隔をおいて平行配置されることで構成される。放射用導波管構造体21と板材31とは、図1に矢印Bで示す長さ方向(電磁波の伝搬方向)に所定長を有し、両者間に構成される内空間はアンテナ導波管とされる。なお、放射用導波管構造体21は、導電材例えばアルミニウムからなる。放射用導波管構造体21は、一つの面上に2次元状に放射用スロット22が例えば簡易なパンチ加工によって配列して形成されることで、放射面が構成されている。放射用スロット22は幅方向(電磁波の伝搬方向Bに直交する方向A)に所定数ずつ、本実施形態では3個の放射用スロットが交互に逆向きの傾斜角を有するようにして形成されている。かかる放射用スロット22が電磁波伝搬方向Bに所定ピッチ、例えば管内波長の1/2のピッチで配列されている。これにより、TEn0モードの電磁波が導波管内を伝搬し、放射用スロット22から所要の指向性を有して放射される。なお、放射用導波管構造体21のうち、折り曲げ部211の左側には、曲げ寸法の小さい曲げ部212が形成されている。この曲げ部212は板材31の平板部33と所定間隔を維持して取り付けるためのもので、この間に、いわゆるアンテナ内空間が形成される。このようにして、同軸コネクタ部41から入力されたマイクロ波であってスロット351〜354を経由して放射用導波管構造体21側に導入された電磁波は、アンテナ内空間を伝搬方向Bに伝搬されながら、各スロットから所要の指向性を有して放射面に直交する外方向に放射される。
図2は、結合特性を説明するための給電部構造周りの構造の一例を示す図で、図2(a)は平面図、図2(b)は側断面図である。なお、図2において、図1と同一構造部分には同一の符号を付して説明は省略する。図1との相違点は、給電用導波管構造体11において溝12と凹部14の配置位置が方向Bに対してお互いに逆側となっている構造にある。なお、特性上は、いずれの構造においても実質的な差はない。図1、図2において、凸状段部16の幅寸法a、凸状段部16の長さ寸法b、及び凸状段部16の(溝12の底からの)高さ寸法cを、整合のための要素(各パラメータ)とする。
図3〜図21は、各パラメータを適宜変更した場合における各特性のシミュレーション結果を示す図表である。本実施形態では、使用するマイクロ波の周波数は、中心周波数が9.41GHzであり、帯域は、9.38GHz〜9.44GHzである。また、かかる周波数から寸法a、b、cは、それぞれ幅a=17.5mm、長さb=22.9mm、高さc=3mmに設計されている。なお、9.41GHzに対応する導波管断面構造の管内波長の長さ方向サイズは22.2mmであり、給電部の導波管サイズとしては周波数から決まる寸法より多少大きく設定し、帯域内のマイクロ波を好適に通過可能にしている。
図3〜図9は、幅a=17.5mm、長さb=22.9mmのままで、高さcが、順次0mm,1mm,2mm,3mm,4mm,5mm,6mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。
図3は、c=0mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置の最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向に大きく崩れている。また、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図4は、c=1mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置の最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向にやや崩れている。従って、図3と同様、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図5は、c=2mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及び隣接する位置における最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向にやや崩れている。一方、凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度にはさほどの強弱が見られず、不均一はかなり解消されている。
図6は、c=3mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及び隣接する位置における最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向にやや崩れている。一方、凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度にはさほどの強弱が見られず、不均一はかなり解消されている。
図7は、c=4mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及び他の位置の最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向にやや崩れている。従って、図4と同様、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図8は、c=5mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及び他の位置の最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向に大きく崩れている。また、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図9は、c=6mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及び他の位置の最初の磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向に大きく崩れている。また、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図10、図11は、幅a=17.5mm、高さc=3mmのままで、長さbが10mmと30mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。
図10は、b=10mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及びそれに隣接する位置の最初の磁界ループの形状が方向Bの方向に比較的崩れている。また、特に凸状段部16に対応する方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図11は、b=30mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及びそれに隣接する位置の最初の磁界ループの形状が方向Bの方向に大きく崩れ、強度も弱いものとなっている。また、全体的に方向Bにおける各磁界成分の強度が弱くなっている。
図12、図13は、長さb=22.9mm、高さc=3mmのままで、幅aが10mmと30mmの場合の導波管伝搬モードの様子を示す図である。
図12は、a=10mmの場合であり、凸状段部16に対応する位置及びそれに隣接する位置の最初の磁界ループの形状が方向Bの方向に比較的崩れている。また、特に凸状段部16に対応する位置の方向Bにおける各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図13は、a=30mmの場合であり、磁界ループの形状が電磁波の伝搬方向においてさほど崩れてはいない。一方、方向Bに直交する方向Aにおいて各磁界成分の強度に強弱が見られ、不均一となっている。
図14〜図16は、幅a、長さb、高さcを適宜変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロス(入力に対する反射比率(dB))の様子を示す図である。図14は、幅a=17.5mm、長さb=22.9mmで、高さcを、0.5mm〜9mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図14に示すように、高さc=3mm当たりでは、帯域内のマイクロ波のリターンロスはいずれも略−30dB以下となっている。
図15は、幅a=17.5mm、高さc=3mmで、長さbを10mm〜30mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図15に示すように、長さbが22.9mmの前後において、帯域内のマイクロ波のリターンロスがいずれも略−30dB以下となっている。
図16は、長さb=22.9mm、高さc=3mmで、幅aを10mm〜30mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図16に示すように、幅a=17.5mm当たりで、帯域内のマイクロ波のリターンロスはいずれも略−30dB以下となっている。なお、幅a=17.5mm以外の箇所、例えば15mm後半、16mmの中央付近でも、帯域内のマイクロ波のリターンロスがいずれも略−30dB以下となっている。
図17〜図19は、幅a、長さb、高さcを適宜変えた場合における、帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失(入力が熱エネルギー等に消費された比率(dB))の様子を示す図である。図17は、幅a=17.5mm、長さb=22.9mmで、高さcを、0.5mm〜9mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図17に示すように、高さc=2mm〜3mm当たりでは、帯域内のマイクロ波の挿入損失がいずれも略−0.12dB程度と極めて低いことが判る。
図18は、幅a=17.5mm、高さc=3mmで、長さbを10mm〜30mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図18に示すように、長さbが22.9を含む23mm前後において、帯域内のマイクロ波の挿入損失がいずれも略−0.12dB程度と極めて低いことが判る。
図19は、長さb=22.9mm、高さc=3mmで、幅aを10mm〜30mmまで変えた場合の帯域内のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。図19に示すように、幅a=15mm〜18mm当たりで、帯域内のマイクロ波の挿入損失がいずれも略−0.12dB程度と極めて低いことが判る。
図20は、幅a=17.5mm、長さb=22.9mm、高さc=3mmの場合における帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波のリターンロスの様子を示す図である。リターンロスは、周波数9.38GHz〜9.44GHzの範囲内では、略−30dB以下となっている。
図21は、幅a=17.5mm、長さb=22.9mm、高さc=3mmの場合における帯域内(9.38GHz、9.41GHz、9.44GHz)のマイクロ波の挿入損失の様子を示す図である。挿入損失は、周波数9.38GHz〜9.44GHzの範囲内では、略−0.12dB以下と極めて低いことが判る。
以上のように、中心周波数9.41GHzで帯域9.38GHz〜9.44GHzのマイクロ波の場合には、凸状段部16の長さb=22.9mm、凸状段部16の幅a=17.5mm、高さc=3mmが最良であることが判る。
また、本実施形態に係る2次元スロットアレイアンテナは、例えば船舶用のレーダ装置に適用可能である。レーダ装置は高周波回路部を有する。高周波回路部は、駆動部によって間欠駆動されてパルス状の電磁波(マイクロ波)を発振出力する高周波発生源としてのマグネトロン、マイクロ波を、水平面上で回転する回転側となる2次元スロットアレイアンテナを含む空中線部側に伝送するロータリージョイント等を備えている。2次元スロットアレイアンテナはモータ等の回転駆動部によって垂直軸周りに回転(旋回)される。2次元スロットアレイアンテナの放射用導波管部のマイクロ波放射面は水平方向に向けられて、水平、垂直方向に所要の狭指向特性を有している。かかる構成において、駆動部がマグネトロンをパルス駆動することによって、マグネトロンでパルス状にマイクロ波が生成され、このマイクロ波は、ロータリージョイント、給電用導波管部、放射用導波管部を介して、放射用導波管部の放射面から水平面上の全方位に向けて放射される。
なお、本発明は、以下の態様が採用可能である。
(1)使用するマイクロ波の中心周波数や帯域幅が変わると、それに応じて管内波長及び帯域幅に基づいて、凸状段部16の長さb、幅a、及び高さcの各寸法が設定される。なお、凸状段部16の長さbは、使用する導波管の大きさや使用周波数に関与する。導波管が小さくなれば、または使用周波数が高くなれば、それに応じて短くすればよい。また、凸状段部16の幅aは、使用する導波管の大きさや使用周波数に関与する。導波管が小さくなれば、または使用周波数が高くなれば、それに応じて狭くすればよい。また、凸状段部16の高さcは、使用する導波管の大きさや使用周波数に関与し、使用周波数似応じて決定される。
(2)本実施形態では、同軸コネクタ部41を使用しているが、これに導波管で方向変換する態様としてもよい。
(3)各パラメータである凸状段部16の長さb、幅a、及び高さcをそれぞれ適宜に設計して、より好適な寸法を採用することが可能である。すなわち、各パラメータの変化の方向及び変化量に対応して、モード分布の乱れ具合、リターンロスや挿入損失の変化方向及び変化程度からより好適な寸法を採用することが可能である。
(4)凸状段部16の形状は直方体に限定されず、円柱形状であってもよい。円柱であっても、凹部14に入力された電磁波を溝12の両幅方向に好適に分岐させることが可能となる。
(5)本実施形態では、給電部のスロット35(351〜354)は幅方向に4個とし、放射用導波管構造体21側のスロット22は幅方向に3個としたが、これに限定されず、使用周波数との関係及び適用するモードパターンによって種々のタイプが設計可能である。
10 給電部構造
11 給電用導波管構造体
12 溝
14 凹部
15 孔
16 凸状段部
20 放射部構造
21 放射用導波管構造体
22 スロット
31 板材
35,351〜354 スロット(給電用スロット)

Claims (6)

  1. 2次元スロットアレイアンテナの放射用導波管へ給電を行う給電用導波管において、
    給電空間が各面の側壁によって形成され、かつ前記給電空間の一側面の側壁に複数の給電用スロットが直列に配列された給電部と、
    前記給電用スロットの配列方向に直交する方向であって前記複数の給電用スロットのうちの両端以外の一つの給電用スロットに対応する位置に延設され、かつ外部から電力が入力される入力空間を有する入力部とを備え、
    前記給電部は、前記一つの給電用スロットと対向する側壁の内壁に形成された凸状段部を有することを特徴とする給電用導波管。
  2. 前記凸状段部の高さ寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする請求項1に記載の給電用導波管。
  3. 前記凸状段部は、直方体形状を有し、前記給電空間の前記配列方向における幅寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給電用導波管。
  4. 前記凸状段部は、直方体形状を有し、前記給電空間の前記配列方向と直交する方向における寸法は、使用するマイクロ波の周波数に応じて設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の給電用導波管。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の給電用導波管と、前記給電用スロットを介して前記給電用導波管と連通され、前記給電空間の前記配列方向と直交する方向に電磁波を伝搬させるための2次元スロットアレイが形成された放射用導波管とを備えたことを特徴とする2次元スロットアレイアンテナ。
  6. 請求項5に記載の2次元スロットアレイアンテナと、前記2次元スロットアレイアンテナの前記給電用導波管の入力部に電磁波を供給する電磁波発生源と、前記電磁波発生源と2次元スロットアレイアンテナとの間に介設され、前記2次元スロットアレイアンテナを、前記放射用導波管の放射面を水平方向に向けた状態で、回転駆動源によって鉛直軸周りに回転させるロータリージョイントとを備えたレーダ装置。
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