JP2011222551A - 絶縁放熱基板 - Google Patents

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    • H01L2924/13055Insulated gate bipolar transistor [IGBT]

Abstract

【課題】 熱伝導性が良好で、かつ信頼性が向上した絶縁放熱基板を提供する。
【解決手段】 絶縁放熱基板1は、熱伝導基板2、絶縁膜3、接合層4および回路板5を備える。絶縁放熱基板1は、熱伝導基板2の一方側の主面に絶縁膜3が設けられ、この絶縁膜3の熱伝導基板2とは反対側に、接合層4が設けられる。回路板5は、接合層4を介して絶縁膜3に接合される。絶縁膜3の厚みは100μm以下であり、絶縁膜3の接合層4側には、複数の凸部3aが形成される。この凸部3aは、絶縁膜3の厚み方向に垂直な仮想平面に対して凸に湾曲した曲面状の表面を有しており、仮想平面上で一方向に延び、かつ一方向と厚み方向の2方向に垂直な他方向に周期的に形成される。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、熱伝導基板と、絶縁膜とを具備する絶縁放熱基板に関する。
電気自動車、ハイブリッド自動車のインバータに用いられるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびパワートランジスタは、発熱量が多く、効率よく冷却する必要がある。IGBTを実装して動作させるための実装基板として、放熱性に優れた絶縁放熱基板が用いられる。
絶縁放熱基板としては、たとえば、純アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる伝熱部材の表面に絶縁層を設け、絶縁層の表面に接合層を介して回路板が接合され、この回路板の表面に、ハンダ層を介して半導体チップが実装され、半導体チップの表面と他の回路板の表面とがAlワイヤで接続されているものが知られている(特許文献1参照)。
このように構成された絶縁放熱基板においては、半導体チップに電力が供給され動作することによって発生した熱は、絶縁層を介して伝熱部材に放熱していた。また、伝熱部材と回路板との間は、絶縁層によって電気的に絶縁されている。
従来、絶縁基板として、金属ベース上にエアロゾルデポジション法により絶縁層を形成したものが知られている(特許文献2参照)。また、絶縁層と接合層との接合強度および伝熱性を高めるため、絶縁層の表面をホーミング加工して表面粗さ(Rmax)を2〜20μmとする熱伝導性基板が知られている(特許文献3参照)。
特開2006−278558号公報 特開2006−179856号公報 特開昭62−224952号公報
従来の絶縁放熱基板では、加熱、冷却を繰り返す冷熱サイクル試験を行った際、接合層と絶縁層との熱膨張率の差に起因して、接合層と絶縁層との界面で剥離してしまうという問題がある。また、従来の絶縁放熱基板では、絶縁層の表面をホーミング加工によって粗面化処理することでアンカー効果は得られるが、絶縁層の表面に角部を有する構造になり、冷熱サイクル試験において、角部に応力が集中してクラックが生じてしまう。
また、絶縁層は、伝熱抵抗膜となるため、なるべく厚みを薄くするほうが好ましいが、ホーミング処理またはブラスト処理を行うための機械強度を確保する最小限の厚みが必要であり、絶縁層の厚みを薄くするには限界がある。
本発明の目的は、熱伝導性が良好で、かつ信頼性が向上した絶縁放熱基板を提供することである。
本発明は、金属で構成される熱伝導基板と、
該熱伝導基板の一方の主面の少なくとも一部に設けられ、厚みが100μm以下の絶縁膜と、
該絶縁膜の前記熱伝導基板とは反対の面に設けられ、接合材料で構成される接合層と、
該接合層によって前記絶縁膜に接合され、金属で構成される回路板と、を備え、
前記絶縁膜は、前記接合層側に設けられる、厚み方向に垂直な仮想平面に対して凸に湾曲した曲面状の表面を有する複数の凸部であって、前記仮想平面上で一方向に延び、かつ前記一方向と前記厚み方向の2方向に垂直な他方向に周期的に形成される凸部を有することを特徴とする絶縁放熱基板である。
また本発明は、前記凸部の表面には、ディンプル形状の凹凸が形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記絶縁膜は、前記回路板の外周部に対向する領域の厚みが、他の領域の厚みよりも厚くなるように構成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記絶縁膜は3層以上の絶縁層から構成され、
最外層以外の層のうち少なくとも1層が、他の層よりも密度が低いことを特徴とする。
本発明によれば、絶縁膜の厚みが100μm以下であるので、絶縁膜による伝熱抵抗を小さくして、回路板から熱伝導基板への熱伝導性を良好にできる。絶縁膜の接合層側には、複数の凸部が設けられるので、絶縁膜と回路板との接合強度が向上する。さらに、この凸部が凸に湾曲した曲面状の表面を有するので、接合層におけるクラックの発生を抑制し、信頼性が向上する。
また本発明によれば、前記凸部の表面には、ディンプル形状の凹凸が形成されていることが良い。この場合、絶縁膜の表面積がさらに広がり、回路板から絶縁膜に至る伝熱経路の熱伝導性をさらに向上させることができ、絶縁膜と回路板との接合強度もさらに向上させることができる。絶縁膜の表面積が大きくなると、回路板から絶縁膜表面を介して熱伝導基板に至るまでの電流経路が長くなるので、電気抵抗が大きくなり、回路板と熱伝導基板との間の沿面放電を抑制することができる。
また本発明によれば、電界集中しやすい回路板の外周部は、絶縁膜のうちの厚みが厚い領域に接合されていることが良い。この場合、耐電圧特性を高くすることができる。絶縁膜の厚みが厚い領域は、回路板の外周部に対向する領域のみであり、他の領域の厚みは薄いので、熱伝導性を損なうことなく維持することができる。
また本発明によれば、絶縁膜は3層以上の絶縁層から構成され、最外層以外の層のうち少なくとも1層が、他の層よりも密度が低いことが良い。この場合、他の層よりも密度の低い絶縁層が応力緩和層として作用するため、仮に絶縁層にクラックが生じ始めたとしても、密度の低い絶縁層でクラックの進行が抑制されるので、信頼性が向上する。従って、絶縁層を薄くした場合でも、絶縁信頼性を向上することができる。
本発明の第1実施形態である絶縁放熱基板1の構成を示す断面図である。 絶縁放熱基板1の熱伝導基板2および絶縁膜3を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態である絶縁放熱基板10の構成を示す断面図である。 凸部6aに形成されたディンプル形状の凹凸6bを示す模式図である。 本発明の第3実施形態である絶縁放熱基板20の構成を示す断面図である。 絶縁膜7における環状の対向領域7bを示す平面図である。 本発明の第4実施形態である絶縁放熱基板30の構成を示す断面図である。 絶縁膜8の形成方法を示す模式図である。 成膜システム50の構成を示す概略図である
図1Aは、本発明の第1実施形態である絶縁放熱基板1の構成を示す断面図である。図1Bは、絶縁放熱基板1の熱伝導基板2および絶縁膜3を示す斜視図である。
絶縁放熱基板1は、熱伝導基板2、絶縁膜3、接合層4および回路板5を備える。図1Aに示すように、第1実施形態の絶縁放熱基板1では、熱伝導基板2の一方の主面の一部に絶縁膜3が設けられ、この絶縁膜3の熱伝導基板2とは反対の面に、接合層4が設けられる。回路板5は、接合層4を介して絶縁膜3に接合される。
IGBTなどの半導体素子は、回路板5上に実装され、回路板5とボンディングワイヤ、はんだボール、はんだバンプ、金バンプなどの接続部材によって電気的に回路接続される。半導体素子と回路板5とがワイヤボンディングされる場合は、半導体素子は、回路板5の実装位置にろう材などで接合され、ボールまたはバンプ接続の場合は、金またははんだなどの接続部材によって回路板5に接合される。
外部の電源から回路板5を介して電力が供給され、半導体素子の動作に伴って発生した熱は、ろう材または接続部材を介して回路板5に伝導し、さらに接合層4、絶縁膜3、熱伝導基板2の順に伝導する。熱伝導基板2の他方側の主面には、ヒートシンクまたは冷却ファンなどの冷却手段が設けられ放熱または風冷される。
熱伝導基板2は、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタン、モリブデンのいずれか一種の金属からなるもので、特にアルミニウムで構成されることが好ましい。熱伝導基板2は、上記の材質に限定されるものではなく、熱伝導性が良好な金属であれば良い。
熱伝導基板2の厚みは、必要な機械強度および熱伝導性を確保できる厚みに適宜設定すればよく、たとえば、0.1mm以上5mm以下である。
回路板5は、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタン、モリブデンのいずれか一種の金属からなるもので、特にアルミニウムで構成されることが好ましい。回路板5は、上記の材質に限定されるものではなく、熱伝導性および電気伝導性が良好な金属であれば良い。
回路板5の厚みは、必要な機械強度、電気伝導性および熱伝導性を確保できる厚みに適宜設定すればよく、たとえば、0.1mm以上5mm以下である。
第1実施形態では、図1Aに示すように、一例として2つの回路板5を離間して、絶縁膜3の表面の一部に接合した構成としているが、回路板5は1つであってもよく、3つ以上を離間して接合してもよい。なお、本発明では、金属には純金属以外に銅タングステンなどの合金を含む。
接合層4は、絶縁膜3と回路板5とを接合する接合材料で構成される。下記のように、絶縁膜3は、セラミックス材料から構成され、回路板5は金属からなるので、接合層4には、セラミックス材料と金属とを接合する接合材料を用いることが好ましい。接合材料としては、たとえば、チタンを含む銀ろうなどのろう材、およびはんだ材料などを用いることができる。
接合層4の厚みは、必要な接合強度および熱伝導性を確保できる厚みに適宜設定すればよく、たとえば、1μm以上1mm以下である。
絶縁膜3は、酸化珪素、酸化アルミニウム、窒化珪素、窒化ホウ素および窒化アルミニウムの少なくともいずれか一種のセラミックス材料から構成されたセラミックス膜である。
絶縁膜3の厚みは、100μm以下であり、好ましくは5μm以上100μm以下であり、特に好ましくは、20μm以上50μm以下である。絶縁膜3の厚みは、測定子の直径が2mmのマイクロメータを用いて、予め熱伝導基板2の中央部の厚みを測定しておき、絶縁膜3の形成後、同様に熱伝導基板2および絶縁膜3の中央部の厚みを測定し、絶縁膜3の形成前後での厚みの増加分を絶縁膜3の厚みとした。
絶縁膜3の厚みをこのような範囲内とすることで、回路板5および接合層4と、熱伝導基板2との電気的絶縁性を十分に確保できる。絶縁膜3は、絶縁放熱基板1において、もっとも伝熱抵抗が大きな部分であるので、絶縁膜3の伝熱抵抗を抑えることで、絶縁放熱基板1全体の伝熱特性を向上させることができる。絶縁膜3の伝熱抵抗は、絶縁膜3の厚みに依存するので、上記範囲のような従来に比べて厚みの薄い絶縁膜3とすることで、伝熱抵抗を抑えることができる。
さらに、絶縁膜3の接合層4側には、複数の凸部3aが形成される。この凸部3aは、図1Bに示すように、絶縁膜3の厚み方向xに垂直な仮想平面Aに対して凸に湾曲した曲面状の表面を有しており、仮想平面A上で一方向zに延び、かつ一方向zと厚み方向xの2方向に垂直な他方向yに周期的に形成される。
このように、絶縁膜3は、接合層4との接合面が、いわゆる波形状となっており、一方向zに延びる複数の凸条部分が接合層4に対するアンカー効果を発揮するとともに、接合層4との接合面の表面積を増加させている。
複数の凸部3aによって、凸部3a間に接合層4が噛み込み、アンカー効果を発揮して絶縁膜3と回路板5との接合強度を向上させることができる。凸部3aは、凸に湾曲した曲面状の表面を有しているので、冷熱サイクル試験においても、絶縁膜3と接合層4との界面で応力集中が生じず、クラックの発生を抑制することができる。
絶縁膜3の、凸部3aが形成された側の表面における凹凸の高低差(絶縁膜3の厚み方向xにおける高低差)は、0.2μm以上絶縁膜厚みの10%以下であり、好ましくは1〜5μmである。凹凸の高低差をこのような範囲とすることで、十分な接合強度を実現できる。
凸部3aの形成ピッチL(隣り合う凸部3aの中心間距離)は、たとえば、0.1〜0.5mmである。凸部3aの形成ピッチLをこのような範囲とすることで、十分な接合強度を実現できる。
絶縁膜3の表面に凹凸を形成するために、従来技術のように、ホーミング処理またはブラスト処理を行おうとすると、衝撃による絶縁膜の破損を防ぐために膜厚みを厚くする必要があり、厚みを薄くすることは困難である。
上記のように100μm以下の薄さで、かつ表面に凸部3aを有する絶縁膜3を形成する方法としてエアロゾルデポジション法がある。エアロゾルデポジション法は、微小粉体を気体中に分散したエアロゾルを基板表面に吹き付けることで微小粉体からなる膜構造体を形成する成膜方法である。
絶縁膜3を形成する場合、熱伝導基板2の一方側主面に、セラミックス微粒子を分散させたエアロゾルを吹き付けて形成することができる。
エアロゾルの発生について簡単に説明する。ガラス瓶にセラミックス微粒子を投入し、配管付きの蓋をする。ガラス瓶を振動させながら、ガラス瓶内に分散媒となる気体を吹き込む。分散媒気体としては、窒素、ヘリウム、アルゴン、空気などが用いられる。
さらに、この瓶を一定周期で振動させ、エアロゾルを発生させる。この周期的振動によって、ガラス瓶から外部へと吹き出すエアロゾルの濃度は周期的に変化する。周期的に濃度が変化するエアロゾルを、ノズルを介して熱伝導基板2の表面に吹き付ける。このとき、熱伝導基板2を往復移動させながら、予め定める絶縁膜形成領域に絶縁膜3を形成する。吹き付けられるエアロゾル濃度は周期的に変化するので、熱伝導基板2表面に形成される絶縁膜3の厚さが周期的に変化する。厚みが厚くなる部分が常に一致するように、熱伝導基板2を一定周期で往復移動させることによって、厚みが100μm以下の絶縁膜3であって、表面に周期的かつ曲面形状を有する凸部3aが形成された絶縁膜3が得られる。
図2は、本発明の第2実施形態である絶縁放熱基板10の構成を示す断面図である。絶縁放熱基板10は、熱伝導基板2、絶縁膜6、接合層4および回路板5を備える。
第1実施形態の絶縁放熱基板1との違いは、絶縁膜6の構成である。絶縁膜6は、絶縁膜3と同様に、周期的かつ曲面形状を有する凸部6aが形成され、さらに凸部6aの表面に、ディンプル形状の凹凸が形成される。図3は、凸部6aの表面に形成されたディンプル形状の凹部6bを示す模式図である。なお、絶縁膜6以外の構成は、第1実施形態と同じであるので、同じ構成部分には同じ参照符号を付し、説明は省略する。
凸部6aに形成されるディンプル形状の凹部6bは、この凹部開口の直径Rが、たとえば、0.5μm以上5μm以下である。なお、凹部開口の直径Rは、開口部の最大径をいう。
このようなディンプル形状の凹部6bによって、絶縁膜6の、接合層4側表面の表面積がさらに広がり、回路板5から絶縁膜6に至る伝熱経路の熱伝導性をさらに向上させることができる。また、表面積がさらに増加することによって、絶縁膜6と回路板5との接合強度もさらに向上させることができる。
また、絶縁膜6の表面積が大きくなると、回路板5から絶縁膜6表面を介して熱伝導基板2に至るまでの電流経路Eが長くなるので、電気抵抗が大きくなり、回路板5と熱伝導基板2との間の沿面放電を抑制することができる。
上記のようなディンプル形状の凹部6bは、以下のような方法で形成できる。
まず、第1実施形態と同様に凸部6aを形成する。次にガラス瓶に投入するセラミックス微粒子を粒子径の大きな微粒子に入れ替えて、凸部6aに重ねて成膜を行う。セラミックス微粒子を粒子径の小さな微粒子に再度入れ替えて、さらに成膜を行う。このときディンプル形状の凹部6bの凹部開口は、粒子径の大きな微粒子の粒子径とほぼ同じ大きさとなる。
図A4は、本発明の第3実施形態である絶縁放熱基板20の構成を示す断面図である。図4Bは、絶縁膜7における環状の対向領域7bを示す平面図である。絶縁放熱基板20は、熱伝導基板2、絶縁膜7、接合層4および回路板5を備える。
第1実施形態の絶縁放熱基板1との違いは、絶縁膜7の構成である。絶縁膜7は、絶縁膜3と同様に、周期的かつ曲面形状を有する凸部7aが形成され、さらに、図4Bに示すように、回路板5の外周部に対向する環状の領域(以下では「対向領域」という)7bの厚みが、他の領域の厚みよりも厚くなるように構成される。なお、絶縁膜7以外の構成は、第1実施形態と同じであるので、同じ構成部分には同じ参照符号を付し、説明は省略する。
対向領域7bは、回路板5の外周部に対向する領域であるので、回路板5の外形に沿った環状領域として形成される。対向領域7bにおける絶縁膜7の厚みは、たとえば、回路基板5の中央部の厚みよりも10μm以上120μm以下高くなっている。
回路板5の外周部は、電界集中しやすいため、絶縁膜7のうちの厚みが厚い対向領域7bと接合することで、絶縁放熱基板20の耐電圧特性を高くすることができる。また、絶縁膜7のうち厚みが厚い領域は、対向領域7bのみであり、対向領域7b以外の他の領域の厚みは100μm以下と薄いので、絶縁膜7自体の熱伝導性を損なうことはない。
上記のような対向領域7bは、以下のような方法で形成できる。
まず、第1実施形態と同様に凸部7aを形成する。次に回路板5の外周部に相当する領域を抜いたマスクで被覆した状態で、凸部7aの形成と同じ条件でさらに成膜する。マスクで被覆された領域には、さらなる成膜は行われないが、被覆されていない領域には、さらなる成膜が行われ、その部分の絶縁膜7の厚みのみが、他の領域よりも厚く形成される。なお、エアロゾルの吹き付けノズルをノズル径が小さいノズルに交換し、回路板5の外周部の形状に沿って部分的に成膜を行っても対向領域7bを形成することができる。
図5は、本発明の第4実施形態である絶縁放熱基板30の構成を示す断面図である。絶縁放熱基板30は、熱伝導基板2、絶縁膜8、接合層4および回路板5を備える。
第1実施形態の絶縁放熱基板1との違いは、絶縁膜8の構成である。絶縁膜8は、絶縁膜3と同様に、周期的かつ曲面形状を有する凸部8aが形成され、さらに、密度が異なる複数の絶縁層8c,8d,8e,8fが積層されている。なお、絶縁膜8以外の構成は、第1実施形態と同じであるので、同じ構成部分には同じ参照符号を付し、説明は省略する。
絶縁膜8は、3層以上の絶縁層(本実施形態では、4層)から構成され、最外層以外の層のうち少なくとも1層の密度が、他の層の密度よりも低い。たとえば、本実施形態では、絶縁膜8が、接合層4側から絶縁層8c,8d,8e,8fの順に積層され、絶縁層8dおよび絶縁層8fの密度が、絶縁層8cおよび絶縁層8eの密度よりも低く構成されている。
絶縁層の密度は、絶縁層のボイド率から評価できる。絶縁層のボイド率は、絶縁層を撮像したSEM写真に基づいて画像解析装置により求めることができる。高密度の絶縁層のボイド率は、たとえば0%以上10%以下であり、低密度の絶縁層のボイド率は、たとえば5%以上30%以下であり、高密度の絶縁層と低密度の絶縁層とのボイド率の差は、たとえば5%以上30%以下である。
上記のような絶縁膜8は、以下のような方法で形成できる。
図6は、絶縁膜8の形成方法を示す模式図である。
エアロゾルの吹き付けノズル40の噴射孔の一部を面取りすることで、ノズル40の真下方向に高速の微粒子41aが噴射され、面取りされた方向に低速の微粒子41bが射出される。これらの中間の速度をもつ微粒子も存在するが、そのような粒子はマスク42によって遮断する。このような速度差をもつ2つの微粒子を連続的に噴射しながら熱伝導基板2を移動させると、まず高速の微粒子41aによって、密度の高い絶縁層8fが形成される。その上に、低速の微粒子41bによってボイドの多い低密度な絶縁層8eが形成される。
(試料No.1〜4)
熱伝導基板2として、30mm×30mm、厚さ4mmの主面が正方形状のアルミニウム基板を用いた。このアルミニウム基板は、片面に鏡面研磨処理を施した。
エアロゾルの原料粉末として、平均粒径0.5μmのアルミナ粉末を用いた。これを600℃で2時間加熱処理した。このアルミナ粉末を、450mlのガラス瓶に50g投入し、配管付きの蓋をして、成膜システムにセットした。
図7は、成膜システム50の構成を示す概略図である。成膜システム50は、成膜が行われる成膜装置51と、この成膜装置51内のチャンバ52にエアロゾルを供給するエアロゾル発生装置53と、チャンバ52内を吸引して負圧にする真空ポンプ54と、エアロゾル発生装置53のガラス瓶に分散媒気体を供給する気体供給装置55とを具備して構成されている。
まず、真空ポンプ54(ロータリーポンプおよびメカニカルブースターポンプ)で、チャンバ52およびエアロゾル発生装置53を構成するガラス瓶の内部を10Paまで真空引きした。次に、ガラス瓶を左右に振動させながら、ガラス瓶中に気体供給装置55から窒素ガスを導入することにより、エアロゾルを発生させた。
ガラス瓶の振動方向は水平方向、振幅は6mm、振動回数は1分間に500回とした。窒素ガス流量は10L/minである。発生したエアロゾルを、ノズル56を介して熱伝導基板2に吹き付けた。なお、ノズル56の開口寸法は0.4mm×10mmであり、長方形状の開口部を有する。また、熱伝導基板2を振幅24mm、速度5mm/sで、試料ごとに表1に示す回数だけそれぞれ往復移動させた。ノズル56と熱伝導基板2との距離は15mmで一定とした。以上の手順により、熱伝導基板2の表面に面積24mm×10mmで、表1の厚さを有するアルミナの絶縁膜を形成した。アルミナの絶縁膜の厚さは、測定子の直径が2mmのマイクロメータを用いて、熱伝導基板2における絶縁膜形成前後の厚み差から求めた。
なお、ガラス瓶を振動させているため、ガラス瓶が左右端に来たとき、アルミナ粉末の舞い上がる量が最大となり、このときエアロゾルの濃度も最大となる。つまり、エアロゾルの濃度は周期的に変化する。本実施例の場合、1分間に1000回、エアロゾル濃度が極大となる。また、熱伝導基板を5mm/sで移動させているので、0.3mmごとにエアロゾル濃度の極大が発生し、その部分だけ熱伝導基板へのアルミナ粒子の付着量が多くなる。1回走査させるだけではほとんど凹凸は現れないが、熱伝導基板を24mm幅で往復移動させると、0.3mmの周期が常に一致するため、絶縁膜表面の凹凸が徐々に大きくなる。
以上の手順により作製したアルミナの絶縁膜について、触針式の表面粗さ計を用いて、形状を調べた。その結果、試料No.1では、厚さが19μmで、凹凸の高低差が1μmの曲面形状を有する凸部が往復方向に周期的に形成されていることがわかった。試料No.2〜4では、絶縁膜の厚さが表1に示す厚さで、凹凸の高低差がそれぞれ2.5μm、4μm、5μmであった。
(試料No.5)
寸法24mm×10mm、厚さ150μmのアルミナ焼結体の板に、サンドブラスト処理を行い、表面粗化させたものを絶縁膜とした。触針式の表面粗さ計を用いて、この絶縁膜の表面形状を調べた結果、高低差1μm以下の凹凸が不規則に存在していることがわかった。また、凹凸の頂部には角部が形成されていた。
このアルミナ焼結体板を、熱伝導グリースを介して30mm×30mm、厚さ4mmのアルミニウム基板に接合した。
(試料No.6)
No.1と同様の方法で凹凸を持つ絶縁膜を形成した後、ガラス瓶のアルミナ粉末を平均粒径0.5μmのものから平均粒径2μmのものに入れ替えて、さらに重ねて成膜を行った。さらに、アルミナ粉末を平均粒径0.5μmのものに再度入れ替えて、この上から成膜を行った。
以上の手順により作製したアルミナの絶縁膜について、触針式の表面粗さ計を用いて、表面形状を調べた。その結果、厚さ21μmで、凹凸の高低差が1μmの曲面形状を有する凸部が往復方向に周期的に形成されていることがわかった。
また、絶縁膜の表面をSEMで観察したところ、凸部の表面に直径1〜2μm程度の凹部開口を有するディンプル形状の凹凸が形成されていることが確認された。
(試料No.7)
試料No.1と同様の方法で凹凸を持つ絶縁膜を形成した後、ビニルテープを用いて、回路板の外周部の形状に抜いてマスキングした。さらに熱伝導基板を5往復させて、さらに成膜した。
以上の手順により作製したアルミナの絶縁膜について、触針式の表面粗さ計を用いて、表面形状を調べた。その結果、マスキングした部分は厚さ20μmで、凹凸の高低差が1μmの曲面形状を有する凸部が往復方向に周期的に形成されていることがわかった。また、マスキングしていない部分は厚さ23μmの環状の対向領域が形成された。なお、対向領域の表面は、絶縁膜の凹凸を反映して凹凸形状となっていた。
(試料No.8)
ノズル56の一部を面取りし、試料No.1と同様の方法で成膜した。
以上の手順により作製したアルミナの絶縁膜について、触針式の表面粗さ計を用いて、表面形状を調べた。その結果、厚さ20μmで、凹凸の高低差が1μmの曲面形状を有する凸部が往復方向に周期的に形成されていることがわかった。
また、絶縁膜を切断し、イオンミリング研磨してSEMで観察したところ、高密度の絶縁層と、ボイドの多い低密度の絶縁層が交互に各50層積層していることがわかった。
(試料No.9)
熱伝導基板の往復移動において、絶縁膜の凸部とエアロゾル濃度の最大となる周期とを一致させずに成膜した以外は、試料No.3と同様にした。以上の手順により作製したアルミナの絶縁膜について、触針式の表面粗さ計を用いて、表面形状を調べた。その結果、厚さ80μmで、周期的に凸部は形成されず、ほぼ平坦な絶縁膜が得られた。
以下に示す手順は、絶縁膜形成後の操作であり、試料No.1〜9に共通の操作である。
絶縁膜の中央部15mm×5mmの範囲を抜いたマスキングを施し、絶縁膜の表面にTi蒸着を行った。そして、Al−Siろう材からなる接合層を用いて、寸法15mm×5mm、厚さ1mmのCuからなる回路板を接合した。
・熱伝導性の評価
回路板に熱伝導グリースを介してヒーターを接合した。また、熱伝導基板の、絶縁膜が形成されていない面を、熱伝導グリースを介して27℃のヒートシンクに接合した。この状態でヒーターを30Wで発熱させ、回路板とヒートシンクの温度差を熱電対で測定した。
・接合強度の評価
−40℃/125℃にそれぞれ1分間、計5000サイクルのヒートサイクル試験を行った。絶縁放熱基板の断面を切断して鏡面研磨し、SEMで観察してクラックの有無を調べた。
また、ヒートサイクル試験後に、回路板の端部を絶縁膜と垂直な方向に引っ張りながら、引っ張り荷重を測定した。最大値と最小値について、回路板の単位幅あたりの荷重を算出した。
・沿面放電の評価
絶縁膜の縁から1mm内側の絶縁膜の箇所に電極を接触させ、もう一方の電極を熱伝導基板に接触させ、これらの間に交流電圧を印加した。電圧値を50V毎に上昇させ、電流値が1mAを超えた時点の電圧値を測定した。
・耐電圧の評価
−40℃/125℃にそれぞれ1分間、計5000サイクルおよび30000サイクルのヒートサイクル試験を行った。絶縁放熱基板の断面を切断して鏡面研磨し、SEMで観察してクラックの有無を調べた。
また、ヒートサイクル試験後に、回路板と熱伝導基板との間に交流電圧を印加した。電圧値を100V毎に上昇させて、電流値が1mAを超えた時点の電圧値を記録した。
試料No.1〜9について評価結果を表1に示す。

試料No.5は、アルミナ焼結体板に、サンドブラスト処理を施したものであり、絶縁膜の凸部が曲面形状ではなく角部を有し、不規則に形成された比較例である。試料No.5は、絶縁膜の凸部が角部を有するために接合層にクラックが生じた。
試料No.9は、絶縁膜が凸部を有さず、平坦に形成された比較例である。試料No.9は、凸部がないために、熱伝導性が悪くおよび接合強度が低かった。
試料No.1〜4,6〜8は、本発明の実施例であり、熱伝導性が向上し、接合強度が高く、少なくとも5000サイクルの試験ではクラックが生じなかった。ティンプル形状の凹凸を有する試料No.6は、熱伝導性がさらに向上し、接合強度がより高かった。対向領域を有する試料No.7は、同じ絶縁膜厚みの試料No.1,6,8よりも耐電圧が向上した。絶縁膜が高密度と低密度の積層構造を有する試料No.8は、30000サイクルの試験でもクラックが生じなかった。
1 絶縁放熱基板
2 熱伝導基板
3,6,7,8 絶縁膜
3a,6a,7a,8a 凸部
4 接合層
5 回路板
7b 対向領域
10,20,30 絶縁放熱基板

Claims (4)

  1. 金属で構成される熱伝導基板と、
    該熱伝導基板の一方の主面の少なくとも一部に設けられ、厚みが100μm以下の絶縁膜と、
    該絶縁膜の前記熱伝導基板とは反対の面に設けられ、接合材料で構成される接合層と、
    該接合層によって前記絶縁膜に接合され、金属で構成される回路板と、を備え、
    前記絶縁膜は、前記接合層側に形成される、厚み方向に垂直な仮想平面に対して凸に湾曲した曲面状の表面を有する複数の凸部であって、前記仮想平面上で一方向に延び、かつ前記一方向と前記厚み方向の2方向に垂直な他方向に周期的に形成される凸部を有することを特徴とする絶縁放熱基板。
  2. 前記凸部の表面には、ディンプル形状の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁放熱基板。
  3. 前記絶縁膜は、前記回路板の外周部に対向する領域の厚みが、他の領域の厚みよりも厚くなるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁放熱基板。
  4. 前記絶縁膜は3層以上の絶縁層から構成され、
    最外層以外の層のうち少なくとも1層が、他の層よりも密度が低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の絶縁放熱基板。
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