JP2011211875A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力する交流電流の高調波歪みの抑制をより高度に行うことができる系統連系インバータ装置を提供する。
【解決手段】高調波の各次数毎に設けられるデータ処理部22において、電力系統に出力する三相交流電流i2の高調波の抽出と、その高調波の抑制指令を含む指令値の生成とを行う各種の処理部(三相/二相変換部31(正相及び逆相で共通)、dq変換部32、…、レベル監視部44)が、交流電流i2の正相側及び逆相側とで独立して行うべく正相及び逆相成分位相調整部22a,22bのそれぞれに備えられて構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、直流電源と電力系統との間に設けられ、直流電源から供給される直流電力を系統周波数の交流電力に変換して電力系統に供給する系統連系インバータ装置に関するものである。
従来より、例えば太陽電池等の直流電源にて生成された直流電力を例えば50Hz又は60Hzの系統周波数の交流電力に変換し、変換した交流電力を電力系統に供給する系統連系インバータ装置が知られている。
この種の系統連系インバータ装置としては、例えば特許文献1にて示されているようなものがあるが、該インバータ装置では、太陽電池にて生成された直流電力を系統周波数の交流電力に変換して出力するのに加え、その交流電力(交流電流)の高調波歪みを抑制するようなフィードバック制御(高調波歪み抑制制御)が行われている。高調波歪み抑制制御は、DC−AC変換部(インバータ部)からLCフィルタ部を介して出力された交流電流を検出し、検出した交流電流から所定次数の歪み成分の抽出を行って、各次数毎にその歪み成分がそれぞれゼロとなるようなDC−AC変換部の指令値を生成している。そして、この指令値が反映されたDC−AC変換部の動作に基づいて出力される交流電流には、高調波歪みが抑制されるようになっている。
特開2008−245349号公報
ところで、電力系統には様々な負荷が接続されるため、接続される負荷に応じて高調波歪みの態様も様々である。上記した特許文献1のインバータ装置においても、電力系統に向けて出力する交流電流の高調波歪み抑制を行う構成であるが、この高調波歪みの抑制をより高度に行うことが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、出力する交流電流の高調波歪みの抑制をより高度に行うことができる系統連系インバータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、直流電源と電力系統との間に設けられ、前記直流電源から供給される直流電力を系統周波数の三相交流電力に変換して前記電力系統に供給するものであり、スイッチング素子のオンオフ動作に基づいて前記直流電力を前記三相交流電力に変換する直流−交流変換手段と、前記電力系統に出力する三相交流電流に含まれる所定次数の高調波を抽出する高調波抽出手段と、前記高調波抽出手段により抽出した前記所定次数の高調波に基づいてそれを抑制する指令を含む指令値を生成する高調波抑制指令生成手段と、前記高調波抑制指令生成手段からの指令値に基づいて所定次数の高調波を抑制するように前記直流−交流変換手段のスイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御手段とを備えてなる系統連系インバータ装置であって、前記高調波抽出手段及び前記高調波抑制指令生成手段は、前記交流電流の正相側及び逆相側の高調波の抽出及び抑制指令を独立して行うべく正相及び逆相成分調整手段のそれぞれに備えられて構成されたことをその要旨とする。
この発明では、電力系統に出力する三相交流電流の高調波の抽出を行う高調波抽出手段と、その高調波の抑制指令を含む指令値の生成を行う高調波抑制指令生成手段とが、交流電流の正相側及び逆相側とで独立して行うべく正相及び逆相成分調整手段のそれぞれに備えられて構成される。これにより、電力系統の負荷の接続状態やその動作状態により、交流電流の高調波歪みの態様が正相側と逆相側とで異なる場合があるが、このような場合であっても正相及び逆相成分調整手段が独立して高調波の抑制を図るべく動作するため、正相及び逆相それぞれにおいての交流電流の高調波歪みが効果的に抑制される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の系統連系インバータ装置において、前記抽出した正相側及び逆相側の少なくとも一方側の高調波の抑制が不要となった場合に、その抑制制御の不要な前記正相及び逆相成分調整手段の処理動作を停止する処理停止手段を備えたことをその要旨とする。
この発明では、処理停止手段にて、抽出した正相側及び逆相側の少なくとも一方側の高調波の抑制が不要となった場合に、その抑制制御の不要な正相及び逆相成分調整手段の処理動作が停止される。つまり、正相及び逆相成分調整手段として正相用と逆相用とで独立して設けられることから処理負荷の増加が懸念されるものではあるが、抑制制御の不要時に正相及び逆相成分調整手段の処理を適宜停止させることで、処理負荷の軽減に貢献できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の系統連系インバータ装置において、前記高調波抽出手段は、前記三相交流電流をαβ軸の静止座標系の二相信号に変換する静止座標変換手段と、その二相信号をdq軸の回転座標系の二相信号に変換する回転座標変換手段と、そのdq軸の二相信号の直流分をそれぞれ抽出する直流抽出手段とで構成されるものであり、前記正相及び逆相成分調整手段は、前記静止座標変換手段を共通化して1つとし、それより後段の前記回転座標変換手段との間で正相用と逆相用とに分岐させたことをその要旨とする。
この発明では、正相及び逆相成分調整手段は、静止座標変換手段を共通化して1つとし、それより後段の回転座標変換手段との間で正相用と逆相用とに分岐するように構成される。これにより、静止座標変換手段を正相用と逆相用とで共通化した分、処理負荷の軽減に貢献できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、前記高調波抑制指令生成手段は、前記高調波のレベルがその抑制を要する閾値を越える時間が所定時間以上継続すると、抑制要として抑制指令を含む前記指令値を生成することをその要旨とする。
この発明では、高調波抑制指令生成手段にて、高調波のレベルがその抑制を要する閾値を越える時間が所定時間以上継続すると、抑制要として抑制指令を含む指令値の生成が行われる。これにより、誤検出や外乱ノイズ等により高調波のレベルが一時的に変化する場合での誤動作を防止でき、制御の安定性が向上する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、前記高調波抑制指令生成手段は、先ず抑制指令の調整幅を第1調整幅毎に変化させて前記高調波の抑制を図るべく前記指令値に反映し、その反映後において更なる高調波の抑制が要の時にはその第1調整幅よりも小さい第2調整幅毎に変化させて前記高調波の抑制を図るべく前記指令値に反映することをその要旨とする。
この発明では、高調波抑制指令生成手段にて、先ず抑制指令の調整幅が第1調整幅毎に設定されて高調波の抑制を図るべく指令値に反映され、その反映後において更なる高調波の抑制が要の時にはその第1調整幅よりも小さい第2調整幅毎に設定されて高調波の抑制を図るべく指令値に反映される。つまり、高調波抑制指令生成手段では、先に処理負荷の軽い第1調整幅毎で抑制指令の設定(算出)が行われ、それでも更なる抑制が必要なときには処理負荷が増加するものの、より適切な抑制指令の設定(算出)が行われる。これにより、処理負荷を考慮しつつ高調波抑制が好適に行われる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、前記所定次数の高調波として少なくとも3次、5次、7次、11次及び13次の高調波が抽出及び抑制の対象に設定されたことをその要旨とする。
この発明では、所定次数の高調波として少なくとも3次、5次、7次、11次及び13次の高調波が抽出及び抑制対象に設定されるため、3次、5次、7次、11次及び13次の高調波の抑制が効果的に行われる。
本発明によれば、出力する交流電流の高調波歪みの抑制をより高度に行うことができる系統連系インバータ装置を提供することができる。
本実施形態の系統連系インバータ装置を含む系統連系インバータシステム全体の構成図である。 系統連系インバータ装置に用いる高調波抽出制御部の内部構成を示すブロック図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の系統連系インバータ装置を含む系統連系インバータシステムを示す。本実施形態の系統連系インバータシステムは、太陽電池1、系統連系インバータ装置2及び電力系統3によって構成されている。太陽電池1は、光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を生成する直流電源であり、系統連系インバータ装置2にその生成した直流電力を供給する。電力系統3は、商用電力(日本国では系統周波数である50Hz又は60Hzの交流電力)を一般家庭等に供給するものである。尚、電力系統3には、該電力系統3に接続されるモータ等の負荷に含まれるインダクタンスL2であり、その時々でインダクタンス値が変化するものである。
系統連系インバータ装置2は、太陽電池1と電力系統3との間に設けられ、太陽電池1の直流電力をU相、V相、W相の三相交流電力に変換する装置として構成されている。インバータ装置2は、DC−AC変換部4、フィルタ部5、トランス部6、解列コンタクタ7、制御部8、第1電流センサ11及び第2電流センサ12によって構成されている。DC−AC変換部4、フィルタ部5、トランス部6及び解列コンタクタ7は、太陽電池1側から電力系統3側に向かってこの順で直列に接続されるとともに、DC−AC変換部4には制御ライン9を介して制御部8が接続されている。
DC−AC変換部4は、太陽電池1から供給された直流電力を三相交流電力(交流電圧v、交流電流i1)に変換して出力する。DC−AC変換部4は、6個の半導体スイッチング素子TRをブリッジ接続してなるインバータ回路にて構成され、制御部8から出力されるPWM制御信号にてオンオフ動作が制御されている。制御部8は、PWM制御信号のパルス幅を制御することにより、DC−AC変換部4から出力される交流電力を電力系統3上の交流電力に適合するように制御する。
フィルタ部5は、DC−AC変換部4から出力される三相交流電力に含まれる系統周波数以外の高周波成分を除去する。フィルタ部5は、系統周波数帯域の交流電力を通過させるべくインダクタL1とキャパシタC1を用いた例えばLCローパスフィルタにて構成されており、DC−AC変換部4の後段においてU相、V相、W相の各相に対して設けられている。
トランス部6は、フィルタ部5から出力される交流電圧を系統電圧とほぼ同一のレベルに昇圧又は降圧する。解列コンタクタ7は、異常発生時に系統連系インバータ装置2を電力系統3から切り離すためのものである。
第1電流センサ11は、DC−AC変換部4から出力される交流電流i1を検出する。第2電流センサ12は、トランス部6から出力される交流電流i2を検出する。因みに、第1電流センサ11にて検出される交流電流i1には、U相、V相、W相の各相の交流電流が含まれ、第2電流センサ12にて検出される交流電流i2には、U相、V相、W相の各相の交流電流が含まれる。第1電流センサ11及び第2電流センサ12は制御部8に接続され、これらの電流センサ11,12で検出された交流電流i1,i2は制御部8に入力される。
制御部8は、第1及び第2電流センサ11,12を用いたフィードバック制御系を構成し、DC−AC変換部4のDC−AC変換動作を制御する。具体的には、制御部8は、DC−AC変換部4に対して、電力系統3のガイドラインを満足する交流電圧及び交流電流(高調波歪みが所定の許容範囲内に抑制された系統周波数の交流電圧及び交流電流)を出力させるようにPWM制御信号の生成を制御する。制御部8は、マイクロコンピュータからなり、ディジタル演算処理により周期的にPWM制御信号の生成を行う。そして、本実施形態の制御部8は、この太陽電池1を用いる系統連系インバータ装置2において一般に行われている最大電力追従制御を行うとともに、高調波歪み抑制制御も行っている。尚、以下には、高調波歪み抑制制御に関する構成を中心に説明する。
制御部8は、その高調波歪み抑制制御を行うものとして、高調波抽出制御部13、基本波成分生成部14、第1演算部15、第2演算部16、電流制御部17及びPWM信号生成部18によって構成されている。
高調波抽出制御部13は、第2電流センサ12によって検出された交流電流i2に含まれる所定次数、本実施形態では3次、5次、7次、11次、13次の高調波のレベルを抽出しこの高調波に対して予め設定された所定の位相とから高調波を生成する。そして、高調波抽出制御部13は、この高調波を用いてフィルタ部5から出力される交流電流i2に含まれる該次数の高調波を抑制するための出力信号補償指令としての電流補償指令値を作成し、それを第1演算部15に出力する。また、高調波抽出制御部13は、フィードバック制御系が発散傾向にある場合に、第2電流センサ12によって検出された交流電流i2に対して位相探索制御を行い、フィードバック制御系の発散を抑制する機能を有する。因みに、位相探索制御とは、フィードバック制御系が発散傾向にある場合は、高調波抽出制御部13に高調波毎の設定値(位相)が不適切とし、適切な値を探索する制御である(詳細は後述)。
基本波成分生成部14は、DC−AC変換部4から出力させるべき交流電力(交流電圧v及び交流電流i1)の基本周波数、即ち系統周波数の指令値を生成する。基本波成分生成部14から出力された基本波周波数の指令値は、第1演算部15に入力される。
第1演算部15は、高調波抽出制御部13から出力される電流補償指令値を、基本波成分生成部14から出力される基本波周波数の指令値に加算する。第1演算部15による加算結果は、第2演算部16に入力される。基本周波数の指令値に電流補償指令値を加算することにより、第2演算部16に入力される指令値は、基本波成分と抑制すべき高調波成分とを混合した指令値となっている。
第2演算部16は、第1演算部15からの加算結果から第1電流センサ11によって検出された交流電流i1を減算処理する。この減算処理は、第1演算部15による演算結果(制御目標の交流電流)に対する実際の交流電流の偏差を求めている。第2演算部16により演算された偏差は、電流制御部17に入力される。
電流制御部17は、第2演算部16から入力される偏差に基づいて、DC−AC変換部4にPWM制御を施すことによりその偏差がゼロになるような電圧補正指令値を生成する。この電圧補正指令値は、PWM信号生成部18に入力される。
PWM信号生成部18は、DC−AC変換部4を構成する複数の半導体スイッチング素子TRをオンオフ制御するためのPWM制御信号を生成する。PWM信号生成部18は、電流制御部17から入力される電圧補正指令値に基づいて交流電圧信号を生成し、この交流電圧信号と所定の三角波形とを比較してPWM制御信号を生成する。
図2は、前記高調波抽出制御部13の詳細な内部構成を示す。高調波抽出制御部13は、AD変換部21、複数のデータ処理部22及び加算部23を有している。
AD変換部21は、第2電流センサ12によって検出された交流電流i2(i2u,i2v,i2w)としてのアナログ信号をディジタル信号に変換する。AD変換部21によって変換された交流電流i2に対応するディジタル信号は、複数のデータ処理部22にそれぞれ入力される。
データ処理部22は、第2電流センサ12によって検出された交流電流i2に含まれるn(n:3以上の奇数)次高調波成分を抽出し、そのn次高調波成分を抑制するための電流補償指令値をそれぞれ出力する。本実施形態では、3次、5次、7次、11次、13次の高調波成分を抽出して処理すべく、データ処理部22がその次数個分用意されている。各次数に対応するデータ処理部22の基本構成は同一である。
加算部23は、各データ処理部22から入力されるn次高調波の電流補償指令値をU相、V相、W相の各相毎に加算する。加算部23から出力される三相の電流補償指令値は、第1演算部15に入力される。
前記データ処理部22は、更に、三相/二相変換部31、dq変換部32、LPF部33、ゲイン処理部34、積分処理部35、逆dq変換部36、二相/三相変換部37、リセット部38、発散判定部41、リセット制御部42、位相調整部43、レベル監視部44、処理停止制御部45によって構成されている。本実施形態では、データ処理部22内に、n次高調波の正相成分の位相調整を行う正相成分位相調整部22aと、n次高調波の逆相成分の位相調整を行う逆相成分位相調整部22bとが構成され、各調整部22a,22bは、それぞれdq変換部32、LPF部33、…、レベル監視部44までの各処理部を備えている。これは、電力系統3の負荷(インダクタンスL2等)の接続状態やその動作状態により、電力系統3上の交流電流の高調波歪みの態様が正相側(例えばU相→V相→W相の順で変化する側)、逆相側(例えばU相→W相→V相の順で変化する側)とで異なる場合があるのに対応するための構成である。
三相/二相変換部31は、第2電流センサ12によって検出された三相の交流電流i2を静止座標系(α軸、β軸)における二相信号(iα,iβ)に変換する。交流電流i2に対応する二相信号(iα,iβ)は、dq変換部32に入力される。
dq変換部32は、交流電流i2に対応する二相信号(iα,iβ)を、回転座標系(d軸、q軸)の二相信号(id,iq)に変換する。例えば、正相成分位相調整部22aにおけるdq変換部32は、3次高調波であれば、3ωt(但し、ωtは基本波(系統周波数)正相分の回転角)で回転する回転座標系に変換する。これが5次、7次、11次、13次の高調波についても同様に行われる。また、逆相成分位相調整部22bにおけるdq変換部32は、同じく3次高調波であれば、−3ωt(逆相分の回転角)で回転する回転座標系に変換する。これが5次、7次、11次、13次の高調波についても同様に行われる。この回転座標変換により、交流電流i2は、d軸の出力値id及びq軸の出力値iqの直流量で表すことができる。これら各出力値id,iqは、LPF部33に入力される。
LPF部33は、ディジタルローパスフィルタで構成されており、抽出対象のn次高調波のレベルのみを抽出する。つまり、3次高調波用のデータ処理部22では3次高調波のレベルの抽出、5次高調波用のデータ処理部22では5次高調波のレベルの抽出というように、各次数のデータ処理部22毎でその次数の高調波のレベルの抽出がそれぞれ行われる。因みに、抽出対象以外の高調波のレベルはdq変換部32にて交流量で表され、このLPF部33にて抽出対象以外の高調波のレベルが除去される。
ゲイン処理部34は、LPF部33からの各出力値id,iqと閾値との差をそれぞれ算出する。即ち、ゲイン処理部34では、その閾値として例えばゼロ等の所定値が設定され、ゲイン処理部34は、LPF部33からの各出力値id,iqとゼロとの偏差を算出し、算出した偏差を積分処理部35に出力する。
積分処理部35は、ゲイン処理部34からの偏差を積分する。積分された偏差は、逆dq変換部36に入力される。
逆dq変換部36は、回転座標系で表される積分偏差(直流量)と予め設定された所定の位相とを用いて静止座標系(α軸、β軸)における二相信号(iα,iβ)を生成する。この二相信号(iα,iβ)は、二相/三相変換部37に入力される。
二相/三相変換部37は、逆dq変換部36から入力される二相信号(iα,iβ)を、三相の交流電流に逆変換し、n次高調波に対応した電流補償指令値としてリセット部38を介して加算部23に出力する。
リセット部38は、二相/三相変換部37から出力される電流補償指令値を、後述するリセット制御部42からのリセット制御信号に基づいて所定のタイミングでリセットする。因みに、この所定のタイミングとは、後述するようにフィードバック制御系における高調波歪み抑制制御が停止され、位相探索制御が開始されるときである。
発散判定部41は、比較部41aと判定部41bとによって構成され、フィードバック制御系が発散傾向にあるか否かを判定する。比較部41aは、LPF部33の出力値iq(直流量)を第1閾値と比較し、その比較結果は判定部41bに入力される。判定部41bは、比較部41aでの比較結果に基づいてフィードバック制御系が発散傾向にあるか否かを判定する。この場合、判定部41bは、LPF部33の出力値iqがその第1閾値を越える時間が所定時間以上継続するか否かによってその判定を行っている。フィードバック制御系が発散傾向にあるということは、n次高調波の位相が逆位相になりかけているのを意味し、高調波のレベルの上昇傾向を示すものである。そして、発散判定部41は、フィードバック制御系が発散傾向にあると判定した場合、リセット制御部42及び位相調整部43に対してフィードバック制御系が発散傾向にあることの判定結果を出力する。
リセット制御部42は、発散判定部41からフィードバック制御系が発散傾向にあることの判定結果を入力した場合、積分処理部35における積分値及び高調波抽出制御部13の出力である電流補償指令値をリセットさせる。これにより、積分処理部35では、ゲイン処理部34の偏差の積算値のリセットが行われる。また、リセット部38では、電流補償指令値のリセット(電流補償指令値の第1演算部15への入力をゼロにする)が行われる。これは、高調波歪み抑制制御を停止して位相探索制御に移行するためである。
この高調波抽出制御部13では、発散判定部41によってフィードバック制御系が発散傾向にあることが判定された場合、位相探索制御に移行する。位相探索制御とは、フィードバック制御系での発散傾向を回避させるために、即ち高調波歪み抑制制御における高調波の最適な位相を探索する処理である。換言すれば、逆dq変換部36における回転座標変換時における回転角を、適切な位相の値に調整するための処理である。
位相調整部43は、発散判定部41によってフィードバック制御系が発散傾向にあることが判定された場合、逆dq変換部36において用いられる予め設定された高調波の所定の位相を調整する。位相調整部43は、位相可変部43aと位相幅変更部43bとによって構成される。
位相可変部43aは、発散判定部41からフィードバック制御系が発散傾向にあることの判定結果を入力した場合、逆dq変換部36で用いられる高調波の現状の位相と変位角度の異なる複数の位相をdq逆変換時の回転角指令値として逆dq変換部36に出力する。因みに、本実施形態では、位相可変部43aは、位相を変化させる動作を2回転(0°〜720°)にわたる角度範囲で行うようにしている。
ここで、レベル監視部44は、位相探索制御において位相可変部43aが位相を変位させながら0°〜720°の角度範囲で出力している間、LPF部33の出力値iqのレベルを監視し、変位角度が2回転する間において高調波のレベルが最小値になったときのタイミングを位相可変部43aに出力する。
位相可変部43aは、逆dq変換部36に出力した複数の位相のうち、レベル監視部44での検出に基づく高調波のレベルが最小値になったときのタイミングで出力していた位相の変位角度を選択する。そして、位相可変部43aは、選択した変位角度を最適値とし、改めて高調波の現状の位相に対して最適値の変位角度で位相をずらし、変位させた位相を逆dq変換部36に対してdq逆変換時の回転角指令値として出力する。この最適値で選択された位相が逆dq変換部36に出力されると、フィードバック制御系は再度、位相探索制御から通常の高調波歪み抑制制御に移行する。これにより、このときのデータ処理部22における高調波歪み抑制制御では、高調波のレベル(歪み成分)が最も小さくなるときの位相を用いて電流補償指令値が生成されることになる。
このように、位相可変部43aにおいて位相を変位角度ずつずらして逆dq変換部36に出力し、レベル監視部44において最も高調波のレベルが最小となったときの変位位相を選択することにより、例えば電力系統3のインダクタンスL2によって高調波歪みが生じようとしても、逆dq変換部36に設定された位相が適正な位相に置き換えられて高調波歪み抑制制御が行われるので、フィードバック制御系が発散する可能性をより少なくすることが可能となる。
位相幅変更部43bは、位相可変部43aの位相探索制御において探索した変位位相によってフィードバック制御系の発散傾向が抑制され、フィードバック制御系における高調波歪み抑制制御の正常動作を確保したとしても高調波がガイドライン(例えば3%以下の歪率)を満足するほど十分に抑制されてない場合があるので、位相幅をさらに細かく可変させて、再度、位相探索制御を行い、高調波がガイドラインを十分に満足する最適な位相を求めている。
この場合、レベル監視部44は、最初の位相探索制御において位相可変部43aによって選択された変位位相に基づいて高調波歪み抑制制御が再度開始されたとき、検出する高調波のレベルがフィードバック制御系の発散傾向の判定を行う先の第1閾値より小さい第2閾値を下回らない場合には、位相幅変更部43bに高調波歪み抑制が不十分である旨の信号を出力する。
位相幅変更部43bは、レベル監視部44からのその高調波歪み抑制が不十分である旨の信号に基づいて、上記の変位角度を更に細分化した変位角度分、位相をずらした新たな複数の位相を回転角指令値として逆dq変換部36に出力する。
レベル監視部44は、再度の位相探索制御において位相幅変更部43bが位相を変位させながら出力している間、LPF部33の出力値iqのレベルを監視し、高調波のレベルが最小値になったときのタイミングを位相幅変更部43bに出力する。位相幅変更部43bは、そのタイミングで出力していた位相の変位角度を選択し、選択された変位角度を最適値とし、改めて高調波の現状の位相に対して最適値の変位角度で位相をずらし、変位させた新たな位相を逆dq変換部36に対して出力する。これにより、可変される位相幅がより細分化されて位相探索制御が行われるので、より最適な高調波の位相を探索することが可能となる。
処理停止制御部45は、例えば前記ゲイン処理部34で用いる閾値と同じ閾値を有し、LPF部33からの各出力値id,iqとその閾値との差がゼロとなる場合(所定値以下の偏差でも可)、即ち高調波のレベルが極めて小さい場合、後段での処理が不要となることから、正相側の高調波のレベルが極めて小さい場合では、正相成分位相調整部22aの処理を停止し、逆相側の高調波のレベルが極めて小さい場合では、逆相成分位相調整部22bの処理を停止し、更にその両者のレベルが極めて小さい場合では正相及び逆相成分位相調整部22a,22bの処理を停止する。次にLPF部33からの各出力値id,iqと閾値との偏差がゼロより大となった場合(所定値より大となった場合)には、その処理を再開する。これにより、制御処理の負荷が軽減される。特に本実施形態のように、次数毎に設けられるデータ処理部22内にそれぞれ正相及び逆相成分位相調整部22a,22bを有する構成としている場合には有効である。
そして、本実施形態の高調波抽出制御部13における各次数毎のデータ処理部22では、対象次数の3次、5次、7次、11次、13次の高調波のレベルが最小になるように動作し、DC−AC変換部4へのフィードバック制御にて高調波歪みが極めて小さく抑制される。また、各データ処理部22内に正相及び逆相成分位相調整部22a,22bが備えられていることで、高調波歪みが正相側及び逆相側のそれぞれの状況に応じて調整されるようになっている。即ち、上記したように、電力系統3の負荷(インダクタンスL2等)の接続状態やその動作状態により、交流電流の高調波歪みの態様が正相側と逆相側とで異なる場合があるため、正相及び逆相それぞれにおいての高調波歪みを効果的に抑制できるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、各次数毎に設けられるデータ処理部22において、電力系統3に出力する三相交流電流i2の高調波の抽出と、その高調波の抑制指令を含む指令値の生成とを行う各種の処理部(三相/二相変換部31(正相及び逆相で共通)、dq変換部32、…、レベル監視部44)が、交流電流i2の正相側及び逆相側とで独立して行うべく正相及び逆相成分位相調整部22a,22bのそれぞれに備えられて構成されている。これにより、電力系統3の負荷の接続状態やその動作状態により、交流電流i2の高調波歪みの態様が正相側と逆相側とで異なる場合があるが、このような場合であっても正相及び逆相成分位相調整部22a,22bが独立して高調波の抑制を図るべく動作するため、正相及び逆相それぞれにおいての交流電流i2の高調波歪みを効果的に抑制することができる。
(2)本実施形態では、抽出した正相側及び逆相側の少なくとも一方側の高調波の抑制が不要となった場合に、その抑制制御の不要な正相及び逆相成分位相調整部22a,22bの処理動作を停止する処理停止制御部45が備えられている。つまり、正相及び逆相成分位相調整部22a,22bとして正相用と逆相用とで独立して設けられることから処理負荷の増加が懸念されるものではあるが、抑制制御の不要時に正相及び逆相成分位相調整部22a,22bの処理を適宜停止させることで、データ処理部22(制御部8)での処理負荷の軽減に貢献することができる。
(3)本実施形態では、正相及び逆相成分位相調整部22a,22bは、静止座標変換を行う三相/二相変換部31を共通化して1つとし、それより後段で回転座標変換を行うdq変換部32との間で正相用と逆相用とに分岐するように構成されている。これにより、静止座標変換を行う三相/二相変換部31を正相用と逆相用とで共通化した分、制御部8での処理負荷の軽減に貢献することができる。
(4)本実施形態では、発散判定部41において、高調波のレベルがその抑制を要する閾値(第1閾値)を越える時間が所定時間以上継続したとの判定に基づいて、抑制要として抑制指令を含む指令値の生成が行われる。これにより、誤検出や外乱ノイズ等により高調波のレベルが一時的に変化する場合での誤動作を防止でき、制御の安定性を向上することができる。
(5)本実施形態では、レベル監視部44及び位相調整部43において、先ず抑制指令の位相(角度)調整幅が第1調整幅毎に設定されて(位相可変部43aに基づく設定)高調波の抑制を図るべく指令値に反映され、その反映後において更なる高調波の抑制が要の時(第2閾値を下回らない時)にはその第1調整幅よりも小さい第2調整幅毎に設定されて(位相幅変更部43bに基づく設定)高調波の抑制を図るべく指令値に反映される。つまり、データ処理部22では、先に処理負荷の軽い第1調整幅毎で抑制指令の設定(算出)が行われ、それでも更なる抑制が必要なときには処理負荷が増加するものの、より適切な抑制指令の設定(算出)が行われる。これにより、データ処理部22(制御部8)での処理負荷を考慮しつつ高調波抑制を好適に行うことができる。
(6)本実施形態では、3次、5次、7次、11次及び13次の高調波が抽出及び抑制対象に設定されており、これら各次数の高調波を効果的に抑制することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、抑制制御の不要な高調波に対応する正相及び逆相成分位相調整部22a,22bの処理動作を停止する処理停止制御部45を各次数のデータ処理部22にそれぞれ備えたが、その一部の次数のデータ処理部22に備えるようにしてもよい。また、処理停止制御部45を省略した構成としてもよい。このようにすれば、処理停止制御部45にかかるデータ処理部22の構成を簡素化できる。
・上記実施形態では、dq変換部32から正相と逆相とで分岐し、その前段の三相/二相変換部31を共通化したが、三相/二相変換部31も含めて正相用と逆相用とを構成してもよい。
・上記実施形態では、3次、5次、7次、11次及び13次の高調波を抽出及び抑制対象に設定したが、これら以外の次数の高調波を抽出及び抑制対象に設定してもよい。
・上記実施形態では、太陽電池1を直流電源としたシステムに適用したが、例えば二次電池等のその他の直流電源を用いたシステムに適用してもよい。
1…太陽電池(直流電源)
2…系統連系インバータ装置
3…電力系統
4…DC−AC変換部(直流−交流変換手段)
17…電流制御部(他処理部を含め制御手段を構成)
18…PWM信号生成部(他処理部を含め制御手段を構成)
22…データ処理部(一部が高調波抽出手段の一部を構成、高調波抑制指令生成手段の一部を構成)
22a,22b…正相及び逆相成分位相調整部(正相及び逆相成分調整手段)
31…三相/二相変換部(他処理部を含め高調波抽出手段を構成、静止座標変換手段)
32…dq変換部(他処理部を含め高調波抽出手段を構成、回転座標変換手段)
33…LPF部(他処理部を含め高調波抽出手段を構成、直流抽出手段)
41…発散判定部(他処理部を含め高調波抑制指令生成手段を構成)
43…位相調整部(他処理部を含め高調波抑制指令生成手段を構成)
44…レベル監視部(他処理部を含め高調波抑制指令生成手段を構成)
45…処理停止制御部(処理停止手段)
TR…半導体スイッチング素子(スイッチング素子)
i2(i2u,i2v,i2w)…交流電流

Claims (6)

  1. 直流電源と電力系統との間に設けられ、前記直流電源から供給される直流電力を系統周波数の三相交流電力に変換して前記電力系統に供給するものであり、
    スイッチング素子のオンオフ動作に基づいて前記直流電力を前記三相交流電力に変換する直流−交流変換手段と、
    前記電力系統に出力する三相交流電流に含まれる所定次数の高調波を抽出する高調波抽出手段と、
    前記高調波抽出手段により抽出した前記所定次数の高調波に基づいてそれを抑制する指令を含む指令値を生成する高調波抑制指令生成手段と、
    前記高調波抑制指令生成手段からの指令値に基づいて所定次数の高調波を抑制するように前記直流−交流変換手段のスイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御手段と
    を備えてなる系統連系インバータ装置であって、
    前記高調波抽出手段及び前記高調波抑制指令生成手段は、前記交流電流の正相側及び逆相側の高調波の抽出及び抑制指令を独立して行うべく正相及び逆相成分調整手段のそれぞれに備えられて構成されたことを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 請求項1に記載の系統連系インバータ装置において、
    前記抽出した正相側及び逆相側の少なくとも一方側の高調波の抑制が不要となった場合に、その抑制制御の不要な前記正相及び逆相成分調整手段の処理動作を停止する処理停止手段を備えたことを特徴とする系統連系インバータ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の系統連系インバータ装置において、
    前記高調波抽出手段は、前記三相交流電流をαβ軸の静止座標系の二相信号に変換する静止座標変換手段と、その二相信号をdq軸の回転座標系の二相信号に変換する回転座標変換手段と、そのdq軸の二相信号の直流分をそれぞれ抽出する直流抽出手段とで構成されるものであり、
    前記正相及び逆相成分調整手段は、前記静止座標変換手段を共通化して1つとし、それより後段の前記回転座標変換手段との間で正相用と逆相用とに分岐させたことを特徴とする系統連系インバータ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、
    前記高調波抑制指令生成手段は、前記高調波のレベルがその抑制を要する閾値を越える時間が所定時間以上継続すると、抑制要として抑制指令を含む前記指令値を生成することを特徴とする系統連系インバータ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、
    前記高調波抑制指令生成手段は、先ず抑制指令の調整幅を第1調整幅毎に変化させて前記高調波の抑制を図るべく前記指令値に反映し、その反映後において更なる高調波の抑制が要の時にはその第1調整幅よりも小さい第2調整幅毎に変化させて前記高調波の抑制を図るべく前記指令値に反映することを特徴とする系統連系インバータ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の系統連系インバータ装置において、
    前記所定次数の高調波として少なくとも3次、5次、7次、11次及び13次の高調波が抽出及び抑制の対象に設定されたことを特徴とする系統連系インバータ装置。
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