JP2011211809A - グロメット - Google Patents

グロメット Download PDF

Info

Publication number
JP2011211809A
JP2011211809A JP2010076209A JP2010076209A JP2011211809A JP 2011211809 A JP2011211809 A JP 2011211809A JP 2010076209 A JP2010076209 A JP 2010076209A JP 2010076209 A JP2010076209 A JP 2010076209A JP 2011211809 A JP2011211809 A JP 2011211809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube portion
grommet
bent
portions
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010076209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5511469B2 (ja
Inventor
Shinichi Suehiro
真一 末広
Maki Kuroda
真樹 黒田
Hisayuki Tanahashi
寿行 棚橋
Hironari Yamamoto
裕也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Suzuki Motor Corp filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2010076209A priority Critical patent/JP5511469B2/ja
Priority to PCT/JP2011/051871 priority patent/WO2011122091A1/ja
Priority to EP11762332.2A priority patent/EP2555364B1/en
Priority to CN201180017449.3A priority patent/CN103004043B/zh
Publication of JP2011211809A publication Critical patent/JP2011211809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5511469B2 publication Critical patent/JP5511469B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0468Corrugated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • B60R16/0222Grommets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

【課題】ドアグロメット等の開閉作動されるグロメットにおいて座屈発生を防止する。
【解決手段】車両のドアまたはトランクリッドからなる開閉体と車体パネルとの間に架け渡すワイヤハーネスに外装するゴムまたはエラストマーからなるグロメットであって、蛇腹筒部2と、該蛇腹筒部の端部に連続する屈曲筒部3、4と、該屈曲筒部の先端に大径筒部5、6を備え、該大径筒部の外周面に車体係止凹部7、8を設け、あるいは前記大径筒部内に車体係止爪を設けた樹脂インナーを内嵌しており、屈曲筒部3、4の外周面あるいは/および内周面に耐座屈用の補強リブ10を設けていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車に配索するワイヤハーネスに外装して車体パネルの貫通穴に装着するグロメットに関し、詳しくは、ドアと車体パネルとの間に架け渡すワイヤハーネスに外装するグロメットにおいて、ドアの開閉作動時にグロメットに負荷される捩れ力により発生する座屈を防止できるようにするものである。
従来、この種のドアと車体パネルとの間に架け渡して配索するワイヤハーネスに外装するドア用グロメットについて、本出願人は多数提供している。
例えば、特開2002−374612号公報(特許文献1)で提供したグロメットは図11に示す構成としている。該グロメット100は車体パネルとドアパネルとの間に屈曲配置し、蛇腹筒部101の両端に大径筒部102を設け、該大径筒部102内に樹脂インナー103を内嵌し、該樹脂インナー103に係止爪を設け、該係止爪を車体パネルの貫通穴の周縁に係止している。
上記グロメットではドアの開閉時に大径筒部102と蛇腹筒部101の境界に曲げ応力が集中するため、蛇腹筒部101の長さ方向の両端部分には、複数の谷部と山部とに跨がって谷部を埋めて厚肉とした軸線方向の補強リブ110を設けている。該補強リブ110で蛇腹筒部の両端を補強して屈曲しにくくして曲げ応力の集中を低減し、内部に挿通される電線の断線等を発生しにくくしている。
前記特許文献1のグロメットでは、蛇腹筒部の長さ方向の両端の補強はできるが、蛇腹筒部と大径筒部との間の部分120を補強することができない。
なお、特許文献1のグロメットは大径筒部102に樹脂インナーを内嵌した二体物タイプであるが、グロメットの大径筒部102の外周面に車体係止凹部を環状に設けた一体物タイプのグロメットを含めて、従来提供されている特開2003−87945号公報、特開2000−217229号公報等で開示されたグロメットのいずれにおいても蛇腹筒部と車体係止凹部を設けた大径筒部との間の領域は補強されていない。
前記した蛇腹筒部が捩り方向の負荷を受けて捩り回転する際、大径筒部の車体パネルの貫通穴に係止する部分は回転せずに固定されているため、蛇腹筒部の端部と大径筒部の間の領域はねじり負荷を受けやすい。特に、車体へのグロメットの設置条件によって、グロメットの蛇腹筒部と大径筒部との間の領域が屈曲している場合には、前記捩り運動が加わると該屈曲した領域に座屈による折れや窪みが発生しやすく、見栄えの低下や、グロメット内を通る電線に損傷が生じやすい問題がある。
特開2002−374612号公報
本発明は前記問題に鑑みて解消せんとするもので、蛇腹筒部の端部と車体パネルの貫通穴に固定される大径筒部との間の領域を補強して耐座屈性を高めることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車両のドアまたはトランクリッドからなる開閉体と車体パネルとの間に架け渡すワイヤハーネスに外装するゴムまたはエラストマーからなるグロメットであって、
蛇腹筒部と、該蛇腹筒部の端部に連続する屈曲筒部と、該屈曲筒部の先端に大径筒部を備え、該大径筒部の外周面に車体係止凹部を設け或いは前記大径筒部内に車体係止爪を設けた樹脂インナーを内嵌しており、
前記屈曲筒部の外周面あるいは/および内周面に耐座屈用の補強リブを設けていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記補強リブは屈曲筒部の外周面あるいは/および内周面に設け、かつ、該補強リブは、屈曲筒部の長さ方向の一端と前記蛇腹筒部の境界にリング部として1本または複数本を設けることが好ましい。
さらに、補強リング部は前記屈曲筒部の長さ方向の他端と前記大径筒部との境界、さらに、屈曲筒部の中間領域に1本または複数の中間リング部を設けてもよい。
このように補強リブを周方向に切れ目無く連続したリング状としているため、応力の分散を効果的に図ることができ、座屈による窪み発生を無くすことができる。
前記リング部は屈曲筒部の中心軸線に対して直交方向を直径とした円環形状、前記中心軸線に対して斜め方向の楕円環形状、あるいは蛇行状の環状としている。
また、中間リング部を前記円環形状とした場合は軸線方向に間隔をあけて3個設け、前記楕円環形状とした場合は2個設け、前記蛇行状の環状とした場合は1個設けることが好ましい。
さらに、前記リング部の間を軸線方向に連結する繋ぎ部からなるリブを設けることが好ましい。前記繋ぎ部は周方向に間隔をあけて一対設けることが好ましいが、周方向に間隔をあけて多数本設けてもよい。
前記補強リブは見栄えの点からは内周側に設けることが好ましい。かつ、外周側に補強リブを設けると、補強リブを設けた部分に発生する段差部分に埃等のゴミが溜まりやすいが、内周側に補強リブを設けるとゴミが溜まることはない。さらに、内周側に補強リブを設けるとグロメットの外形を抑制でき、車両とのクリアランスを確保できる。
前記のように、ドア等の開閉体の開閉動作時に回転力が負荷される蛇腹筒部と、車体パネルの貫通穴に固定される大径筒部との間に位置する屈曲部分には捩り力が負荷されるが、該屈曲部分に補強リブを設けているため、捩りによる座屈を効果的に防止することができる。
(A)は本発明の第一実施形態のグロメットの斜視図、(B)は要部拡大断面図である。 前記グロメットの車両への取付状態の説明図である。 第二実施形態のグロメットの斜視図である。 (A)は第二グロメットの要部拡大斜視図、(B)は要部拡大断面図である。 第三実施形態のグロメットを示し、(A)は要部拡大斜視図、(B)は要部拡大断面図である。 第三実施形態の第一変形例を示し、(A)は要部断面図、(B)は要部正面図である。 第三実施形態の第二変形例を示し、(A)は要部断面図、(B)は要部正面図である。 (A)(B)(C)は第三実施形態の第三変形例を示す要部正面図である。 (A)(B)は第四実施形態を示す断面図である。 第五実施形態の要部断面図である。 従来例を示す図面である。
以下、本発明のグロメットの実施形態を図面を参照して説明する。
図1および図2に第一実施形態のグロメット1を示す。
該グロメット1は自動車のバックドアと車体フレームとの間に配索するワイヤハーネスに外装するものである。該グロメット1はゴムまたはエラストマーから成形した一体物のグロメットである。
グロメット1は、蛇腹筒部2と、該蛇腹筒部2の長さ方向の両端に連続する一対の屈曲筒部3、4と、両側の屈曲筒部3、4の先端側にそれぞれ連続する一対の大径筒部5、6を一体成形で設けたものである。該大径筒部5、6の外周面には環状の車体係止凹部7、8を設けている。
図2に示すように、一方の大径筒部5はバックドアDの上枠パネルP1に設けた貫通穴H1に下方から固定するため、大径筒部5は略上向きとし、該大径筒部5に設けた車体係止凹部7を上枠パネルP1の下面側に設けた貫通穴H1の周縁に係止して固定するようにしている。
他方の大径筒部6はバックドア用開口を囲む車体のサイドパネルP2に設けた貫通穴H2に側方から固定するため、大径筒部6は略横向きとし、該大径筒部6に設けた車体係止凹部8をサイドパネルP2の側面に設けた貫通穴H2の周縁に係止して固定するようにしている。
前記のように蛇腹筒部2を挟む両端の大径筒部5、6の軸線方向の向きを相違させているため、蛇腹筒部2の長さ方向の一端2aと大径筒部5との間の筒部は上向き屈曲した前記屈曲筒部3とし、長さ方向の他端2bと大径筒部6との間の筒部は横向きに屈曲した前記屈曲筒部4となる。
前記屈曲筒部3、4の外周面に補強リブ10を一体成形で突設している。
該補強リブ10は、屈曲筒部3、4の長さ方向の一端と蛇腹筒部2とのそれぞれの境界位置に設けたリング部10a1と、該リング部10a1と間隔をあけた近接位置に設けたリング部10a2とからなる。
前記リング部10a1、10a2は軸線方向に対して直交方向を直径とする円環形状とし、周方向に切れ目無く連続させている。該リング部10a1、10a2からなる補強リブの寸法は、例えば、突出高さHは2mm〜3mmとし、幅Wは3mm〜4mmとしている。屈曲筒部3、4の内径は15mm〜25mm、肉厚tは1.5mm〜3mmである。
前記グロメット1をバックドアDに配索するワイヤハーネスW/Hの車体連結側に外装し、前記のようにバックドアDの上枠パネルP1の貫通穴H1の周縁に大径筒部5の車体係止凹部7を係止固定する。他方の大径筒部6の車体係止凹部8を車体のサイドパネルP2の貫通穴H2の周縁に固定する。グロメット1の蛇腹筒部2はバックドアDと車体との間に架け渡される。
バックドアDの閉鎖時にはグロメット1の蛇腹筒部2は撓んだ状態であり、バックドアDの開作動時には蛇腹筒部2は伸長すると共にバックドアDの回転に応じて回転力が負荷される。其の際、グロメット1の両端の大径筒部5、6の車体係止凹部7、8はパネルP1、P2の貫通穴H1、H2の周縁に固定されているため、蛇腹筒部2と大径筒部5、6の間の屈曲筒部3、4に捩れ負荷が作用する。
この捩れ負荷が作用する屈曲筒部3、4には外周面には、それぞれ、両側リング部10a1、10a2からなる補強リブ10を設けて強固に補強しているため、屈曲筒部3、4が捩れ負荷で座屈して折れや窪みが生じるのを防止できる。
即ち、補強リブ10は屈曲筒部3、4と蛇腹筒部2との境界位置にリング部10a1、10a2を設けているため、境界位置に負荷されやすい集中応力を周方向に分散することができる。このように、屈曲筒部3、4と蛇腹筒部2との境界部分を補強しているため、境界部分での屈曲筒部の耐座屈性を高めて、座屈発生を確実に防止することができる。
さらに、補強リブ10を屈曲筒部3、4の外周面に設けているため容易に成形でき、補強リブ10の形状等を工夫し易くなる。かつ、グロメット内にワイヤハーネスを挿通しやすくなる。
図3および図4に第二実施形態を示す。
第二実施形態では補強リブ10をグロメット1の屈曲筒部3、4の内周面に一体成形で突設し、かつ補強リブ10の配置位置を増やしている。
補強リブ10は、屈曲筒部3、4の長さ方向の一端と蛇腹筒部2との境界位置と、長さ方向の他端と大径筒部5、6との境界位置とにそれぞれ設けた両側リング部10a、10b、屈曲筒部3、4の中間領域に設けた1本の中間リング部10c、前記両側リング部10a、10bと中間リング部10cの間の両側位置に対向して設けた繋ぎ部10d、10eとからなる。該繋ぎ部10d、10eは屈曲筒部3、4の屈折した軸線方向に沿って両側リング部10a、10bと中間リング部10cを連結するものである。
前記両側リング部10a、10b、中間リング部10cは軸線方向に対して直交方向を直径とする円環形状とし、周方向に切れ目無く連続させている。該両側リング部10a、10b、中間リング部10c、さらに繋ぎ部10d、10eからなる補強リブ10の突出高さ、幅、肉厚は第一実施形態と同等である。
前記第二実施形態のグロメット1も、第一実施形態の図2と同様にバックドアDに配索するワイヤハーネスW/Hの車体連結側に外装し、バックドアDと車体との間にワイヤハーネスを架け渡している。よって、バックドアDの開閉に応じて蛇腹筒部2と大径筒部5、6の間の屈曲筒部3、4に捩れ負荷が作用する。
この捩れ負荷が作用する屈曲筒部3、4の内周面には、それぞれ、両側リング部10a、10b、中間リング部10c、繋ぎ部10d、10eの合計5本の補強リブ10を設け強固に補強しているため、屈曲筒部3、4が捩れ負荷で座屈して折れや窪みが生じるのを防止できる。
特に、補強リブ10は屈曲筒部3、4と蛇腹筒部2との境界位置にリング部10a、拡径筒部5、6との境界位置にリング部10bを設けているため、境界位置に負荷されやすい集中応力を周方向に分散することができる。また、屈曲筒部3、4の長さ方向の中心位置で屈曲の略頂点位置にも応力が集中的に負荷されやすいが、この位置に中間リング部10cを設けているため、該中間リング部10cで応力を周方向に分散することができる。
さらに、前記両側リング部10a、10bと中間リング部10cとを軸線方向の繋ぎ部10d、10eで連結しているため軸線方向も補強できる。
このように、周方向および軸線方向の5本のリブ10a〜10eによって屈曲筒部3、4を補強しているため、屈曲筒部3、4の耐座屈性を高めて、座屈発生を確実に防止することができる。
さらに、補強リブ10を屈曲筒部3、4の内周面に設けているため、見栄えが良くなり、かつ、外周面に補強リブ10による段差が生じないため、段差部分での埃等のゴミの付着を防止でき、さらに、外周面に補強リブ10が突出しないため、車体側との隙間を確保できグロメットの作動を阻害しない利点がある。
図5(A)(B)に第三実施形態のグロメットを示す。
該グロメット1は屈曲筒部3、4に設ける補強リブ10を外周面に設けている点で第一実施形態と同様であり、第二実施形態と相違させている。補強リブ10は外周面に設けているが、該補強リブ10として両側リング部10a、10b、中間リング部10c、繋ぎ部10d、10eから構成している点は第二実施形態と同様である。
このように、屈曲筒部3、4の外周面に補強リブ10を設けた場合も耐座屈性を高めることができる。かつ、外周面に補強リブ10を設けると、内周面に補強リブを設ける場合と比較して補強リブ10を容易に成形でき、補強リブ10の形状等を工夫し易くなる。
図6(A)(B)に第三実施形態の第一変形例を示す。
該第一変形例では、中間リング部10cー1を軸線方向に対して傾斜方向のラインを直径とした楕円環形状としている。該楕円環形状の中間リング部10c−1とすると、円環形状の中間リング部と比較して、軸線方向で長い距離を補強することができる。
図7(A)(B)に第三実施形態の第二変形例を示す。
該第二変形例では、中間リング部10cー2を軸線方向で蛇行させながら環状に周回させた蛇行状の環状リブとしている。該蛇行状の中間リング部10c−2とした場合も、円環形状の中間リング部と比較して、軸線方向で長い距離を補強することができる。
前記中間リング部10cは1個でも良いが、図8に示す第三変形例のように複数個でもよい。
その場合、図8(A)(B)(C)に示すように、同一長さ間隔を中間リング部で補強しようとすると、図8(A)で示す円環リブ10cでは3個、図8(B)で示す楕円環リブ10c−1では2個、図8(C)で示す蛇行状の環状リブ10c−2では1個で良いこととなる。
図9(A)(B)に第四実施形態を示す。
第四実施形態では、屈曲筒部3、4の内周面と外周面の両方に補強リブ10Xと10Yを設けている。内周面の補強リブ10Xは第二実施形態と同様な両側リング部、中間リング部および繋ぎ部からなるが、中間リング部10cは3本設けている。外周面の補強リブ10Yは第二実施形態と同様な両側リング部、中間リング部および繋ぎ部からなるが、中間リング部10cは3本設けている。
図9(A)の実施形態では中間リング部10cの内周側と外周側の形成位置は一致させているが、図9(B)の実施形態では中間リング部10cの内周側と外周側の形成位置はずらせている。
前記のように、屈曲筒部3、4の内外面の両方に補強リブ10を設けると、補強効果を一層高めることができる。
図10に第五実施形態を示す。
第五実施形態のグロメット1−1はゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体30に樹脂インナー31を組み合わせた二体物のグロメットであり、グロメット本体30の屈曲筒部3、4に第二実施形態と同様な補強リブ10を設けている。
他の構成および作用効果は第二実施形態と同様であるため、同様な符号を付して説明を省略する。
1 グロメット
2 蛇腹筒部
3、4 屈曲筒部
5、6 大径筒部
7、8 車体係止凹部
10 補強リブ
10a1、10a2、10b リング部
10c 中間リング部
10d、10e 繋ぎ部

Claims (4)

  1. 車両のドアまたはトランクリッドからなる開閉体と車体パネルとの間に架け渡すワイヤハーネスに外装するゴムまたはエラストマーからなるグロメットであって、
    蛇腹筒部と、該蛇腹筒部の端部に連続する屈曲筒部と、該屈曲筒部の先端に大径筒部を備え、該大径筒部の外周面に車体係止凹部を設け或いは前記大径筒部内に車体係止爪を設けた樹脂インナーを内嵌しており、
    前記屈曲筒部の外周面あるいは/および内周面に耐座屈用の補強リブを設けていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記補強リブは屈曲筒部と蛇腹筒部との境界部分にリング状に1本以上設けている請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記補強リブは、屈曲筒部の長さ方向の一端と前記蛇腹筒部の境界および長さ方向の他端と前記大径筒部との境界に設けた両側リング部、屈曲筒部の中間領域に設けた1本または複数の中間リング部からなる請求項1に記載のグロメット。
  4. 前記補強リブとして、さらに、前記両側リング部と中間リング部の間を軸線方向に連結する繋ぎ部を設けている請求項3に記載のグロメット。
JP2010076209A 2010-03-29 2010-03-29 グロメット Expired - Fee Related JP5511469B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010076209A JP5511469B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 グロメット
PCT/JP2011/051871 WO2011122091A1 (ja) 2010-03-29 2011-01-31 グロメット
EP11762332.2A EP2555364B1 (en) 2010-03-29 2011-01-31 Grommet
CN201180017449.3A CN103004043B (zh) 2010-03-29 2011-01-31 护线环

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010076209A JP5511469B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 グロメット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011211809A true JP2011211809A (ja) 2011-10-20
JP5511469B2 JP5511469B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=44711844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010076209A Expired - Fee Related JP5511469B2 (ja) 2010-03-29 2010-03-29 グロメット

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2555364B1 (ja)
JP (1) JP5511469B2 (ja)
CN (1) CN103004043B (ja)
WO (1) WO2011122091A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103078279A (zh) * 2013-02-05 2013-05-01 李理 一种数控车床用电缆保护套
JP2016054587A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 住友電装株式会社 グロメット
US11088524B2 (en) 2018-06-12 2021-08-10 Te Connectivity Corporation Power line protective apparatus having rotatable members

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6121276B2 (ja) * 2013-07-23 2017-04-26 住友電装株式会社 グロメット
JP6621438B2 (ja) * 2017-04-25 2019-12-18 矢崎総業株式会社 グロメット
JP6687577B2 (ja) * 2017-10-13 2020-04-22 矢崎総業株式会社 グロメット
CN110576807B (zh) * 2019-09-10 2020-10-30 绍兴凯达纺织装饰品有限公司 一种汽车车身钣金连接用橡胶弹性波纹管护套
DE202022105894U1 (de) * 2022-10-19 2024-01-23 Brose Fahrzeugteile Se & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Kabeltülle für einen Antrieb zur Verstellung eines Verschlusselements eines Kraftfahrzeugs

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06165340A (ja) * 1992-11-19 1994-06-10 Fujikura Ltd グロメット
JPH10191536A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP2009269566A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3346316B2 (ja) * 1999-01-25 2002-11-18 住友電装株式会社 グロメット
JP2002374612A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP4172535B2 (ja) * 2001-09-12 2008-10-29 住友電装株式会社 グロメット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06165340A (ja) * 1992-11-19 1994-06-10 Fujikura Ltd グロメット
JPH10191536A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP2009269566A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103078279A (zh) * 2013-02-05 2013-05-01 李理 一种数控车床用电缆保护套
JP2016054587A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 住友電装株式会社 グロメット
US11088524B2 (en) 2018-06-12 2021-08-10 Te Connectivity Corporation Power line protective apparatus having rotatable members

Also Published As

Publication number Publication date
CN103004043A (zh) 2013-03-27
JP5511469B2 (ja) 2014-06-04
CN103004043B (zh) 2016-06-01
EP2555364B1 (en) 2016-04-06
EP2555364A4 (en) 2014-10-29
EP2555364A1 (en) 2013-02-06
WO2011122091A1 (ja) 2011-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5511469B2 (ja) グロメット
JP5772444B2 (ja) クランプ
US8911004B2 (en) Vehicular center pillar and vehicle
JP6135651B2 (ja) 車両用バックドア構造
JP5360156B2 (ja) 車両用バックドア構造
US7952032B2 (en) Grommet
KR101335197B1 (ko) 와이어 하네스용 그로밋
US20110265286A1 (en) Grommet
WO2012056748A1 (ja) グロメット
KR101175467B1 (ko) 그로밋
US20130049406A1 (en) Structural construction unit
JP2004140963A (ja) ケーブルガイド
JP5799937B2 (ja) グロメット、およびワイヤーハーネス配索構造部
JP4383396B2 (ja) グロメット
JP6225809B2 (ja) グロメット
JP6117077B2 (ja) グロメット
JP5765101B2 (ja) グロメット
JP5659947B2 (ja) グロメット
JP5531816B2 (ja) グロメット
JP6339600B2 (ja) グロメット
JP2004236447A (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP5147477B2 (ja) バックドア用のグロメット
JP2008120286A (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP5880392B2 (ja) 自動車のバックドア
US20240227701A9 (en) Grommet and wire harness

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5511469

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees