JP2011205949A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】握持した際に指のすべりが防止され、確実に握持することが可能なリールシートを備える釣竿を提供すること。
【解決手段】釣竿1のリールシート12は、釣り時に外周面の側部に配置され、握持する指の指腹が食い込む凹部40A,40Bを備える。また、リールシート12は、一方の凹部40Aの底面から他方の凹部40Bの底面までシート本体20を貫通する2つの貫通孔42を備える。貫通孔42により、凹部40Aと凹部40Bとの間が連通する。釣り時には、貫通孔42はリールシート12を左右方向(長手方向軸Cに垂直な方向)に貫通している。
【選択図】図3

Description

本発明は、リールを装着するためのリールシートを備える釣竿に関する。
釣竿には、リールを取り付けるためのリールシートを備えるタイプの釣竿がある。このタイプの釣竿では、リールシートは、リールのリール取付け脚部が載置されるリール取付け面と、リール取付け面にリールを固定するフード等のリール固定手段とを備える。釣り人は、リール取付け面にリールが固定された状態でリールシートを握持し、釣りを行う。このため、釣り人からはリールシートを握持した際に、適切な握持感を得ることが要求されている。
特許文献1には、筒状のリールシートの側部に窓を設けた釣竿が開示されている。この釣竿では、リールシートの窓からリールシートに挿通される竿部材の外周面が露出している。このため、リールシートの窓の部分には、リールシートの外周面より窪んだ窪み部が形成されている。釣り人がリールシートを握持した際には、窪み部に指が食い込む。
特許文献2には、リールシートの側部に所定の間隔で複数の孔を設けた釣竿が開示されている。この釣竿では、釣り人がリールシートを握持する際に、孔の位置に指腹が配置される。このため、孔に指腹が食い込む。
実開昭62−160851号公報 特開2001−148971号公報
上記特許文献1の釣竿では、釣り人がリールシートを握持した際に、竿部材の外周面の窓から露出する部分に指腹が接触する。このため、汗等によりベタツキ感が生じ、リールシートから指がすべることがある。
上記特許文献2の釣竿では、リールシートを握持した際に、孔に指腹が食い込むだけで、汗等によりベタツキ感は防止されない。このため、リールシートから指がすべることがある。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、握持した際に指のすべりが防止され、確実に握持することが可能なリールシートを備える釣竿を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の釣竿は、リールが載置されるリール取付け面と、前記リール取付け面に前記リールを固定するリール固定手段と、釣り時に外周面の側部に配置され、握持する指の指腹が食い込む凹部と、前記凹部の底面から長手方向軸に垂直な方向に貫通する貫通孔と、を備えるリールシートを具備することを特徴とする。
この釣竿では、前記貫通孔は、複数設けられていることが好ましい。
また、この釣竿では、前記凹部は、長手方向について前記リール取付け面の中央部より基端側に設けられていることが好ましい。この場合、前記リール取付け面は、釣り時に下側に位置する部位に設けられ、前記凹部は、前記長手方向軸を中心として前記リール取付け面が配置される側とは反対側の部位に設けられるか、または、前記リール取付け面は、釣り時に上側に位置する部位に設けられ、前記凹部は、前記長手方向軸を中心として前記リール取付け面が配置される側の部位に設けられることがより好ましい。
また、上述した構成の釣竿では、前記窪み部は、底面に指腹に沿った形状に形成される曲面部を備えることが好ましい。
凹部の底面から長手方向軸に垂直な方向に貫通する貫通孔を設けることにより、貫通孔の凹部と連通する側と反対側から貫通孔に空気が流入する。貫通孔に流入した空気は、凹部に食い込んでいる指腹に衝突する。指腹に空気が衝突することにより、汗等によるベタツキが防止される。これにより、リールシートを握持した際にすべりが防止され、より確実にリールシートを握持することができる。
また、貫通孔を複数設けることにより、貫通孔に流入する空気の通気性が向上する。このため、リールシートを握持した際にすべりがより防止され、より確実にリールシートを握持することができる。
また、長手方向についてリール取付け面の中央より基端側で、かつ、長手方向軸を中心として釣り時に下側に位置する部位に設けられるリール取付け面とは反対側の部位に凹部を設けることにより、釣り時に薬指の指腹が配置される位置に凹部が配置される。このため、人差し指、中指、薬指及び小指の中で最も強くリールシートを握持する薬指の指腹が凹部に食い込む状態で、リールシートが握持される。これにより、薬指の指腹が凹部に引っ掛かり、釣り時に確実に釣竿を保持することができる。
また、長手方向についてリール取付け面の中央より基端側で、かつ、長手方向軸を中心として釣り時に上側に位置する部位に設けられるリール取付け面とは反対側の部位に凹部を設けることにより、釣り時に薬指の指腹が配置される位置に凹部が配置される。このため、人差し指、中指、薬指及び小指の中で最も強くリールシートを握持する薬指の指腹が凹部に食い込む状態で、リールシートが握持される。これにより、薬指の指腹が凹部に引っ掛かり、釣り時に確実に釣竿を保持することができる。
さらに、凹部が指腹に沿った形状の曲面部を備えることにより、リールシートを握持した際に、指腹が凹部に食い込み易くなる。また、釣り人は指腹で適切な手触り感を得られる。これにより、指腹の凹部への引っ掛かりがさらに向上し、釣り時により確実に釣竿を保持することができる。
本発明の第1の実施形態に係る釣竿を示す側面図。 第1の実施形態に係る釣竿のリールシートを示す側面図。 図2のIII−III線断面図。 本発明の第2の実施形態に係る釣竿のリールシートを示す側面図。 本発明の第3の実施形態に係る釣竿のリールシートを示す側面図。 図5のVI−VI線断面図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態の釣竿1を示す図である。図1に示すように、釣竿1は長手方向に延設される筒状の竿部材10と、竿部材10が挿通されるリールシート12とを備える。リールシート12は、中空管状に形成され、釣竿1の基端側の部位に配置されている。リールシート12には、釣用リールであるスピニングリール14が取り付けられている。竿部材10の基端側には、後グリップ16が竿部材10に連結される状態で設けられている。リールシート12は、後グリップ16とともに釣竿1のハンドル部3を構成している。竿部材10のリールシート12より先端側の部分は、竿杆部5を構成している。竿杆部5には、釣糸を案内する4つの釣糸ガイド18が設けられている。なお、竿杆部5の最先端に釣糸ガイド18が設けられていれば、その他の釣糸ガイド18の数及び配置については任意に設定可能である。
図2及び図3は、リールシート12の構成を示す図である。図2及び図3に示すように、リールシート12は、竿部材10の外周面に固定されるシート本体20を備える。シート本体20は、プラスチック等の強度の高い材料から形成されている。シート本体20の基端側には、長手方向に移動可能な可動フード22が設けられている。可動フード22の基端側には、固定ナット24が設けられている。固定ナット24は、竿部材10の外周面に固定されるネジ部材(図示しない)の雄ネジ部と螺合等することにより、竿部材10に取り付けられる。固定ナット24は、長手方向に移動可能である。固定ナット24により、可動フード22の基端側への移動が規制されている。
釣り時にシート本体20の下側に位置する部位には、スピニングリール14が取り付けられるリール取付け面30が設けられている。リール取付け面30には、スピニングリール14の取付け脚部14Aが載置されている。リール取付け面30の先端側には、基端側に向けて開口する第1の差込み部32がシート本体20に形成されている。また、釣り時に可動フード22の下側に位置する部位には、先端側に向けて開口する差込み第2の差込み部34が形成されている。スピニングリール14をリール取付け面30に取り付ける際には、まず、取付け脚部14Aの先端部を第1の差込み部32に差し込む。次に、固定ナット24により可動フード22を先端側に押圧し、可動フード22を先端側に移動させる。そして、可動フード22の第2の差込み部34に、取付け脚部14Aの基端部を差し込む。これにより、取付け脚部14Aが挟持され、スピニングリール14がリール取付け面30に固定される。すなわち、第1及び第2の差込み部32,34によりスピニングリール14をリール取付け面30に固定するリール固定手段が構成されている。
なお、本実施形態では、第1の差込み部32はシート本体20に形成されているが、シート本体20とは別体の固定フードを設け、固定フードに第1の差込み部32が形成されてもよい。また、本実施形態では、リール取付け面30の先端側の第1の差込み部32の位置が固定され、リール取付け面30の基端側の第2の差込み部34の位置が長手方向に移動可能であるが、第1の差込み部32の位置が長手方向に移動可能で、第2の差込み部34の位置が固定されてもよい。また、第1の差込み部32及び第2の差込み部34の両方の位置が長手方向に移動可能であってもよい。すなわち、リールシート12にリール取付け面30にスピニングリール14を固定するためのリール固定手段が設けられていればよい。
図2及び図3に示すように、釣り時にシート本体20の左側部、右側部に位置する部位には、それぞれ指当て用の凹部40A,40Bが設けられている。凹部40A,40Bは、同一の構成を有し、互いに左右対向する位置に設けられている。このため、釣竿1を使用する際には、右利き、左利きかに関係なく、釣り人は同様の効果を得ることが可能となる。
凹部40A,40Bは、長手方向についてリール取付け面30の中央より基端側に配置されている。また、凹部40A,40Bは、長手方向軸Cを中心としてリール取付け面30が配置される側とは反対側の部位(釣り時に上側に位置する部位)に配置されている。図2において2点鎖線でしめすように、釣り時では親指50Aがシート本体20の上側の部位に位置する。そして、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eでリールシート12を握持している。この際、中指50Cと薬指50Dによりスピニングリール14の取付け脚部14Aが挟まれ、長手方向についてリール取付け面30の中央が中指50Cと薬指50Dとの間に位置する。また、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの指腹の中で薬指50Dの指腹が、周方向についてリール取付け面30から最も離れる位置に配置される。上述した位置に凹部40A,40Bを配置することにより、釣り時に薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bと当接し、凹部40A又は凹部40Bに食い込む。
上述のようにスピニングリール14を使用する釣り時には、リール取付け面30及びスピニングリール14が下向きの状態で握持され、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの指腹の中で薬指50Dの指腹が、周方向についてリール取付け面30から最も離れる位置に配置される。また、スピニングリール14の操作は、人差指50B及び中指50Cで行われる頻度が高い。したがって、釣り時において、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの中で薬指50Dにより、最も強くリールシート12が握持される。上述のように釣り時に薬指50Dの指腹が配置される位置(長手方向についてリール取付け面30の中央より基端側で、かつ、長手方向軸Cを中心としてリール取付け面30とは反対側の部位)に凹部40A,40Bが設けられているため、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの中で最も強くリールシート12を握持する薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bに食い込む状態で、リールシート12が握持される。このため、薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bに引っ掛かり、釣り時に確実に釣竿1を保持することができる。
また、リールシート12は、一方の凹部40Aの底面から他方の凹部40Bの底面までシート本体20を貫通する2つの貫通孔42を備える。貫通孔42により、凹部40Aと凹部40Bとの間が連通する。釣り時には、貫通孔42はリールシート12を長手方向軸Cと交差する左右方向(長手方向軸Cに垂直な方向)に貫通している。
図2に示すように、釣り時には、薬指50Dの指腹が一方の凹部40Aに食い込んでいる。この際、リールシート12の他方の凹部40Bの外周側には、掌の親指50Aと人差指50Bとの間の部分が位置する。リールシート12を握持した際、掌の親指50Aと人差指50Bとの間の部分は掌のその他の部分より窪んでいる。このため、凹部40Bと掌との間には、隙間が形成される。凹部40Bと掌との間を通って、凹部40Bから貫通孔42に空気が流入する。貫通孔42に流入した空気は、凹部40Aに食い込んでいる薬指50Dの指腹に衝突する。薬指50Dの指腹に空気が衝突することにより、汗等によるベタツキが防止される。これにより、リールシート12を握持した際にすべりが防止され、より確実にリールシート12を握持することができる。
また、シート本体20のリール取付け面30が配置される部位及び凹部40A,40Bが配置される部位以外の部位には、ゴム製の外装部材45が外周面に被覆されている。釣り時において、シート本体20のリール取付け面30と反対側に位置する親指50Aが、外装部材45と接触している。ゴム製の外装部材45は、プラスチック等から形成されるシート本体20と比べ表面が凸凹状に形成されるため、適切な手触り感が得られる。このため、リールシート12を握持した際、釣り人は親指50Aで適切な手触り感を得ることができ、より確実にリールシート12を保持することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。本実施形態は、第1の実施形態の変形例である。本実施形態では、リールシート60の構成を第1の実施形態のリールシート12から変形している。なお、第1の実施形態と同一の部分及び同一の機能を有する部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は、本実施形態のリールシート60を示す図である。図4に示すように、リールシート60では、釣り時にシート本体20の上側に位置する部位に、リール取付け面62が設けられている。リール取付け面62には、釣用リールである同軸リール(ベイトリール)64の取付け脚部64Aが載置されている。リール取付け面62の先端側には、基端側に向けて開口する第1の差込み部66がシート本体20に形成されている。また、釣り時に可動フード22の上側に位置する部位には、先端側に向けて開口する差込み第2の差込み部68が形成されている。同軸リール64をリール取付け面62に取り付ける際には、まず、取付け脚部64Aの先端部を第1の差込み部66に差し込む。次に、固定ナット24により可動フード22を先端側に押圧し、可動フード22を先端側に移動させる。そして、可動フード22の第2の差込み部68に、取付け脚部64Aの基端部を差し込む。これにより、取付け脚部64Aが挟持され、同軸リール64がリール取付け面62に固定される。
凹部40A,40Bは、長手方向についてリール取付け面62の中央より基端側に配置されている。また、凹部40A,40Bは、長手方向軸Cを中心としてリール取付け面62が配置される側の部位(釣り時に上側に位置する部位)に配置されている。図4において2点鎖線でしめすように、両軸リール64を使用する釣り時ではリール取付け面62及び両軸リール64が上向きの状態で握持され、親指50Aが同軸リール64上に位置し、親指50Aで同軸リール64の操作を行う。そして、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eでリールシート12を握持している。この際、長手方向についてリール取付け面62の中央が中指50Cと薬指50Dとの間に位置する。また、人差し指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの指腹の中で薬指50Dの指腹が、周方向についてリール取付け面30から最も離れる位置に配置される。上述した位置に凹部40A,40Bを配置することにより、釣り時に薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bと当接し、凹部40A又は凹部40Bに食い込む。
すなわち、第1の実施形態のように釣り時に下側に位置する部位にリール取付け面30が設けられる場合(スピニングリール14を使用する場合)だけでなく、本実施形態のように釣り時に上側に位置する部位にリール取付け面62が設けられる場合(同軸リール64を使用する場合)も、薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bに食い込む状態に、凹部40A,40Bが配置される。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図5及び図6を参照して説明する。本実施形態は、第1の実施形態の変形例である。本実施形態では、リールシート70の構成を第1の実施形態のリールシート12から変形している。なお、第1の実施形態と同一の部分及び同一の機能を有する部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5及び図6は、本実施形態のリールシート70を示す図である。図5に示すように、示すように、リールシート70は、一方の凹部40Aの底面から他方の凹部40Bの底面までシート本体20を貫通する5つの貫通孔42を備える。ここで、第1の実施形態ではシート本体20を貫通する貫通孔42は2つであり、本実施形態では貫通孔42は5つであるが、貫通孔42の数はこれに限るものではない。すなわち、凹部40Aと凹部40Bとの間が連通する貫通孔42が、釣り時にリールシート70を左右方向(長手方向軸Cに垂直な方向)に貫通する状態で設けられていればよい。ただし、貫通孔42を多く設けた場合の方が、貫通孔42に流入する空気の通気性が向上する。このため、リールシート70を握持した際にすべりがより防止され、より確実にリールシート70を握持することができる。
図6に示すように、凹部40A,40Bのそれぞれの底面には、指腹に沿った形状の曲面部72が設けられている。凹部40A,40Bが指腹に沿った形状の曲面部72を備えることにより、リールシート70を握持した際に、薬指50Dの指腹が凹部40A又は凹部40Bに食い込み易くなる。また、釣り人は薬指50Dの指腹で適切な手触り感を得られる。これにより、薬指50Dの指腹の凹部40A又は凹部40Bへの引っ掛かりがさらに向上し、釣り時により確実に釣竿1を保持することができる。
(変形例)
なお、上述の実施形態では、リールシート12,60,70を握持した際に薬指50Dの指腹が配置される位置に凹部40A,40Bを設けたが、例えば中指50Cの指腹が配置される位置に凹部40A,40Bを設けてもよい。また、中指50Cの指腹及び薬指50Dの指腹が配置される位置の両方に凹部40A,40Bを設けてもよい。すなわち、リールシート12,60,70を握持した際に、人差指50B、中指50C、薬指50D及び小指50Eの指腹が配置される位置の少なくとも1つに位置に凹部40A,40Bが設けられていればよい。そして、凹部40A,40Bからリールシート12を長手方向軸Cに垂直な方向に貫通する貫通孔42が設けられていればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
1…釣竿、10…竿部材、12,60,70…リールシート、14…スピニングリール、20…シート本体、30,62…リール取り付け面、40A,40B…凹部、42…貫通孔。

Claims (6)

  1. リールが載置されるリール取付け面と、
    前記リール取付け面に前記リールを固定するリール固定手段と、
    釣り時に外周面の側部に配置され、握持する指の指腹が食い込む凹部と、
    前記凹部の底面から長手方向軸に垂直な方向に貫通する貫通孔と、
    を備えるリールシートを具備することを特徴とする釣竿。
  2. 前記貫通孔は、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記凹部は、長手方向について前記リール取付け面の中央部より基端側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の釣竿。
  4. 前記リール取付け面は、釣り時に下側に位置する部位に設けられ、
    前記凹部は、前記長手方向軸を中心として前記リール取付け面が配置される側とは反対側の部位に設けられることを特徴とする請求項3に記載の釣竿。
  5. 前記リール取付け面は、釣り時に上側に位置する部位に設けられ、
    前記凹部は、前記長手方向軸を中心として前記リール取付け面が配置される側の部位に設けられることを特徴とする請求項3に記載の釣竿。
  6. 前記窪み部は、底面に指腹に沿った形状に形成される曲面部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の釣竿。
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