JP2011197316A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連帳紙の一方の面に形成される画像と他方の面に形成される画像の位置合わせの精度向上を図る。
【解決手段】一端部が突当部78に突き当てられて搬送される連帳紙Pの表面に画像を形成する第1画像形成部と、表裏反転されることで他端部が突当部78に突き当てられて搬送される連帳紙Pの裏面に画像を形成する第2画像形成部と、第1画像形成部に設けられ連帳紙Pの標識ROFを検出することで突当部78から標識ROFまでの第1の距離を検出する第1検出手段72と、第2画像形成部に設けられ表裏反転された連帳紙Pの標識ROFを検出することで突当部78から標識ROFまでの第2の距離を検出する第2検出手段74と、第1の距離に基づいて連帳紙Pの表面における幅方向の画像領域を決定し、第1の距離及び第2の距離に基づいて連帳紙Pの裏面における幅方向の画像領域を決定する制御部と、を有する画像形成装置とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
連帳紙の表面及び裏面に画像を形成できるように、画像形成部を2台並べ、その間に連帳紙を表裏反転させる反転機構を備えた画像形成装置は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−175840号公報
本発明は、連帳紙の一方の面に形成される画像と他方の面に形成される画像の位置合わせの精度向上が図れる画像形成装置を得ることを目的する。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の画像形成装置は、搬送方向と直交する幅方向の一端部が突当部に突き当てられて搬送される連帳紙の一方の面に画像を形成する第1画像形成部と、表裏反転されることで搬送方向と直交する幅方向の他端部が突当部に突き当てられて搬送される前記連帳紙の他方の面に画像を形成する第2画像形成部と、前記第1画像形成部に設けられ、前記連帳紙の前記一方の面における非画像領域に形成された標識を検出することで、前記突当部から前記標識までの第1の距離を検出する第1検出手段と、前記第2画像形成部に設けられ、表裏反転された前記連帳紙の前記標識を検出することで、前記突当部から前記標識までの第2の距離を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段によって検出された前記第1の距離に基づいて、前記連帳紙の前記一方の面における幅方向の画像領域を決定し、前記第2検出手段によって検出された前記第2の距離及び前記第1の距離に基づいて、前記連帳紙の前記他方の面における幅方向の画像領域を決定する制御部と、を有することを特徴としている。
また、請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1検出手段が、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ該連帳紙の両端部を検出し、前記第2検出手段が、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ表裏反転された該連帳紙の両端部を検出することを特徴としている。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記第1画像形成部及び前記第2画像形成部の前記突当部に前記幅方向で対向して設けられ、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ、前記突当部に突き当てられた前記連帳紙の端部と反対側の端部を検出する第3検出手段を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、表裏反転された連帳紙の標識を検出しない構成に比べて、連帳紙の一方の面に形成される画像と他方の面に形成される画像の位置合わせの精度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、連帳紙の幅を測定しない構成に比べて、連帳紙の一方の面に形成される画像と他方の面に形成される画像の位置合わせの精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、連帳紙の幅を測定しない構成に比べて、連帳紙の一方の面に形成される画像と他方の面に形成される画像の位置合わせの精度を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式図 第1画像形成部及び第2画像形成部の構成を示す模式図 第1画像形成部及び第2画像形成部における各画像形成ユニットの構成を示す模式図 ページレジストマーク及びカラーレジストマークを有する連帳紙を示す説明図 ページレジストマークを検出する読取センサーの構成を示す模式図 ページレジストマークの幅方向中央部を検出するように移動した読取センサーの軌跡を示す説明図 第1画像形成部において、ページレジストマークを検出する読取センサーの検出工程を示したフローチャート 第2画像形成部において、ページレジストマークを検出する読取センサーの検出工程を示したフローチャート 連帳紙の表面及び裏面に形成された画像領域を模式的に示す説明図 ページレジストマークを検出する読取センサーの別の構成を示す模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。図1で示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、帯状に形成された連帳紙Pの表裏両面に画像を形成するように、同一仕様の2台の連帳プリンター12、14が、例えば連帳紙Pの搬送方向に並べられて構成されている。
すなわち、連帳紙Pの搬送方向上流側(以下「上流側」という)の第1画像形成部の一例としての第1連帳プリンター12によって、連帳紙Pの表面(一方の面)に画像が形成され、搬送方向下流側(以下「下流側」という)の第2画像形成部の一例としての第2連帳プリンター14によって、連帳紙Pの裏面(他方の面)に画像が形成されるようになっている。
また、第1連帳プリンター12の上流側には、ロール状に巻かれた連帳紙Pを収容し、第1連帳プリンター12へ連帳紙Pを供給するための連帳紙給紙装置16が配設されており、第2連帳プリンター14の下流側には、両面印刷された連帳紙Pをロール状に巻き取るための連帳紙巻取装置18が配設されている。
そして、第1連帳プリンター12と第2連帳プリンター14との間には、第1連帳プリンター12から排出された連帳紙Pの張力を調節するバッファユニット20と、そのバッファユニット20から排出された連帳紙Pを表裏反転させ、第2連帳プリンター14へ供給する表裏反転ユニット30とが配設されている。
バッファユニット20内には、例えば上流側張架ロール22と、上下方向に移動可能に設置されて、連帳紙Pに対して所定の張力を付与しながら搬送するテンションロール24と、下流側張架ロール26とが配設されており、連帳紙Pの張力の変動に応じてテンションロール24が上下方向に移動することにより、連帳紙Pの張力に大きな変動が生じるのを抑制するようになっている。
つまり、このバッファユニット20により、第1連帳プリンター12と第2連帳プリンター14との間で、連帳紙Pの張力が過度に高まって連帳紙Pが破断したり、連帳紙Pに弛みが生じて、連帳紙Pの搬送方向にずれが生じたり、皺が生じたりすることを抑制するようになっている。
表裏反転ユニット30内には、上流側張架ロール32と下流側張架ロール38との間に、上下方向に予め決められた角度ずつ傾いて配置された2本の表裏反転ロール34、36が設けられており、連帳紙Pを表裏反転ロール34、36に張架して搬送することで、連帳紙Pの表裏を反転させるようになっている。
また、本実施形態に係る画像形成装置10には、各部の動作を制御する制御信号を所定のタイミングで出力する制御コンピューター40が備えられている。そして、制御コンピューター40は、通信ネットワーク28を介して、連帳紙給紙装置16、第1連帳プリンター12(後述する総合制御部90)、第2連帳プリンター14(後述する総合制御部90)、連帳紙巻取装置18に、それぞれ接続されている。
これにより、第1連帳プリンター12は、連帳紙給紙装置16から供給された連帳紙Pの表面に、制御コンピューター40から送信された画像データに基づいた画像を印刷し、第2連帳プリンター14は、第1連帳プリンター12によって表面への印刷処理が終了した連帳紙Pの裏面に、制御コンピューター40から送信された画像データに基づいた画像を印刷し、連帳紙巻取装置18は、第2連帳プリンター14によって裏面への印刷処理が終了した連帳紙Pを巻き取ることが可能となる構成である。
なお、本実施形態に係る画像形成装置10では、第1連帳プリンター12が連帳紙Pの表面にフルカラーの画像を形成し、第2連帳プリンター14が連帳紙Pの裏面にフルカラーの画像を形成するが、第1連帳プリンター12が連帳紙Pの裏面にフルカラーの画像を形成し、第2連帳プリンター14が連帳紙Pの表面にフルカラーの画像を形成するように構成してもよい。
また、表裏を反転された連帳紙Pが搬送された第2連帳プリンター14は、第1連帳プリンター12によって表面側に印刷された画像に対して位置合わせを行いながら、連帳紙Pの裏面側に画像を印刷するようになっている。そのため、連帳紙Pには、ページ毎に印刷される画像の位置合わせの基準となる、後述するページレジストマークROF(図4参照)が、各ページ毎に予め形成されている。なお、本実施形態では、このページレジストマークROFが形成されている一方の面を表面としている。
次に、第1連帳プリンター12及び第2連帳プリンター14の構成について説明するが、第1連帳プリンター12及び第2連帳プリンター14は、基本的に同一(但し、後述するページレジストマーク読取センサー72、74の配置を除く)仕様なので、ここでは、第1連帳プリンター12を例に採って説明する。
図2で示すように、第1連帳プリンター12は、上流側から下流側に向かって、連帳紙Pを搬送駆動する用紙搬送ユニット42と、ブラック(K)色のトナー像を形成する画像形成ユニット54Kと、シアン(C)色のトナー像を形成する画像形成ユニット54Cと、マゼンタ(M)色のトナー像を形成する画像形成ユニット54Mと、イエロー(Y)色のトナー像を形成する画像形成ユニット54Yと、各色のトナー像を定着させる定着ユニット80と、を備えている。
そして、この第1連帳プリンター12には、連帳紙Pの幅方向一端部(例えば左端部:図5参照)が突き当てられる平板状の突当部78が、固定状態で設けられている。図2で示すように、用紙搬送ユニット42内には、上流側から下流側に沿って、バックテンションロール44と、アライニングロール46と、メインドライブロール50と、用紙搬送方向転換ロール52とが配設されている。
メインドライブロール50は、連帳紙Pを所定の圧力でニップして、用紙搬送ユニット42に配置されたメインモーター(図示省略)からの駆動を受けて、所定の搬送速度で連帳紙Pを送り出す機能を有している。アライニングロール46は、メインドライブロール50よりも上流側で、部分円筒状の案内部材48と協働して連帳紙Pの搬送経路を一定に保持する機能を有している。
バックテンションロール44は、メインドライブロール50よりも上流側において、メインドライブロール50よりも低速で回転し、連帳紙Pに張力を付与する機能を有している。用紙搬送方向転換ロール52は、連帳紙Pが巻き掛けられて従動する従動ロールであって、メインドライブロール50から送り出された連帳紙Pの搬送方向を、画像形成ユニット54Kに向かう方向に変換する機能を有している。
図3で示すように、各画像形成ユニット54K〜54Y(以下「画像形成ユニット54」という場合がある)は、像保持体としての感光体ドラム56と、感光体ドラム56の表面を所定の電位に帯電する帯電器58と、感光体ドラム56の表面を画像データに基づいて走査露光する露光手段の一例としてのレーザー露光器60と、感光体ドラム56の表面に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器62と、感光体ドラム56の表面に形成されたトナー像を連帳紙Pに転写する転写器64と、転写器64の上流側と下流側とにそれぞれ配置され、連帳紙Pを感光体ドラム56に押圧する一対の転写案内ロール66、68と、を備えている。
更に、画像形成ユニット54Kは、連帳紙Pの表面に形成されたページレジストマークROF(図4参照)の通過タイミングを高精度に検出して(読み取って)タイミング信号を出力する第1検出手段の一例としてのページレジストマーク読取センサー72を備えている。なお、第1連帳プリンター12におけるページレジストマーク読取センサー72は、連帳紙Pの上方側に配置されているが、後述するように、第2連帳プリンター14におけるページレジストマーク読取センサー74は、連帳紙Pの下方側に配置されている。
また、各画像形成ユニット54C〜54Yは、連帳紙Pの表面に形成されたカラーレジストマークROC(図4参照)の通過タイミングを高精度に検出して(読み取って)タイミング信号を出力するカラーレジストマーク読取センサー73(図2参照)を備えている。このカラーレジストマーク読取センサー73は、各連帳プリンター12、14において、連帳紙Pの下方側に配置されている。
ページレジストマーク読取センサー72及びカラーレジストマーク読取センサー73は、例えば光を照射するLED等からなる光照射部と、光照射部から照射された光の、連帳紙Pからの反射光の光強度分布を検出する、例えばラインCCD等からなる光検出部と、で構成されており、後述する画像形成制御部94に接続されている。
また、図5で示すように、ページレジストマーク読取センサー72(以下「読取センサー72」という)は、移動手段70により、連帳紙Pの搬送方向と直交する方向である連帳紙Pの幅方向に移動可能に構成されている。移動手段70は、例えばリニアガイドやボールネジ等の公知の手段を含んで構成されており、後述する総合制御部90によって、その駆動が制御されるようになっている。
図2で示すように、定着ユニット80は、連帳紙Pに形成された各色のトナー像をフラッシュランプ等の発光体により、連帳紙Pに対して非接触状態で定着するフラッシュ定着器82と、フラッシュ定着器82の下流側において、連帳紙Pに張力を付与する張力付与ロール部材84と、張力付与ロール部材84の下流側において、連帳紙Pの経路を幅方向に補正するアライニング部材86と、出口近傍にて連帳紙Pをニップし、連帳紙Pの搬送速度よりも速い周速で回転して連帳紙Pに張力を付与するテンションロール88と、を備えている。
また、図2で示すように、この第1連帳プリンター12は、プリンター全体の動作を制御する制御部の一例としての総合制御部90と、用紙搬送ユニット42を制御する用紙搬送制御部92と、各画像形成ユニット54K〜54Yの動作を制御する各画像形成制御部94K〜94Yと、定着ユニット80の動作を制御する定着制御部96と、を備えている。そして、用紙搬送制御部92と、画像形成制御部94K〜94Y(以下「画像形成制御部94」という場合がある)と、定着制御部96は、総合制御部90によって制御されるようになっている。
図3で示すように、画像形成制御部94は、レーザー露光器60を制御する機能部として、レーザー露光器60でのレーザーの点灯等を制御する露光制御部98と、1ページ分の画像に関する画像データをそれぞれ記憶する第1バッファメモリー102及び第2バッファメモリー104と、総合制御部90から送信される画像データを第1バッファメモリー102と第2バッファメモリー104とに割り振るバッファメモリー書込み制御部100と、を備えている。
バッファメモリー書込み制御部100は、総合制御部90から各ページの先頭データに、ページの区切りを明確にするフラッグデータが付加された画像データを取得するようになっており、これによって、総合制御部90から送信される画像データをフラッグデータに基づいて1ページ毎に区切り、1ページ毎に交互に第1バッファメモリー102と第2バッファメモリー104とに画像データを順次記憶させるようになっている。
また、露光制御部98は、読取センサー72から各ページ毎にページタイミング信号を取得するようになっており、取得したページタイミング信号に基づいて、次のページの画像形成時における画像形成ユニット54での画像形成タイミングデータを算出するようになっている。
そして、算出された画像形成タイミングデータは露光制御部98内のメモリーに記憶されるようになっており、次のページの画像形成時には、そのメモリーから画像形成タイミングデータを読み出して、レーザー露光器60でのレーザー走査露光の開始タイミングを画像形成タイミングデータに基づいて設定するようになっている。
以上のような構成の画像形成装置10において、次にその作用について説明する。まず、制御コンピューター40から通信ネットワーク28を介して、第1連帳プリンター12及び第2連帳プリンター14の各総合制御部90に対して、それぞれ表面側の画像データと裏面側の画像データとが入力される。
各総合制御部90は、入力された各画像データをK色、C色、M色、Y色のそれぞれに対応する画像データに分解して、K色画像データを画像形成制御部94Kに、C色画像データを画像形成制御部94Cに、M色画像データを画像形成制御部94Mに、Y色画像データを画像形成制御部94Yに、それぞれ送信する。
また、各画像形成制御部94に画像データが入力されるのに同期して、各総合制御部90は、用紙搬送制御部92を介して用紙搬送ユニット42を制御し、更には定着制御部96を介して定着ユニット80を制御して、連帳紙Pに所定の張力を付与しながら、連帳紙Pを所定の搬送速度で搬送させる。そして、総合制御部90の制御下で、第1連帳プリンター12の各画像形成制御部94K〜94Yは、各色の画像形成ユニット54K〜54Yでの各色トナー像の形成を制御する。
すなわち、各色の画像形成ユニット54K〜54Yでは、各色の画像形成制御部94K〜94Yによる制御下で、感光体ドラム56が回転を開始し、感光体ドラム56表面が帯電器58によって所定の電位に帯電される。そして、それと同期して、レーザー露光器60によるレーザー走査露光が開始され、各色画像データに対応した静電潜像が形成される。
その後、現像器62により感光体ドラム56の静電潜像が各色トナーにより現像されて各色トナー像が形成され、感光体ドラム56表面に形成された各色トナー像は、転写器64及び転写案内ロール66、68によって連帳紙Pに転写される。こうして、連帳紙Pが、画像形成ユニット54Kから画像形成ユニット54Yまで順に搬送されることにより、各色のトナー像がK色、C色、M色、Y色の順に重畳され、その連帳紙P上にフルカラーのトナー像が形成される。
フルカラーのトナー像が形成された連帳紙Pは定着ユニット80に搬入され、フラッシュ定着器82により、その連帳紙Pにトナー像が定着される。これにより、連帳紙Pの表面側にフルカラーの画像が形成される。そして、第1連帳プリンター12から排出された連帳紙Pは、表裏反転ユニット30により表裏が反転されて第2連帳プリンター14に供給され、上記と同様の工程によって、その裏面側にフルカラーの画像が形成される。
次に、連帳紙Pの表面及び裏面に形成される画像の位置合わせ方法について説明する。画像の位置合わせには、各連帳プリンター12、14内でそれぞれ行われる各色トナー像の位置合わせと、第1連帳プリンター12と第2連帳プリンター14との間で行われる表面及び裏面に形成される画像の位置をページ毎に合わせるページ位置合わせとがあるが、本実施形態では各色トナー像の位置合わせについては説明を省略する。
ページ位置合わせは、標識の一例としてのページレジストマークROFを基準として行われる。このページレジストマークROFは、図4で示すように、連帳紙Pの表面の一方の端部側に設けられた非画像領域に、各ページ毎に予め形成されているが、第1連帳プリンター12の最上流側に位置する画像形成ユニット54Kによって形成される構成としてもよい。
ちなみに、各色トナー像の位置合わせは、カラーレジストマークROCを基準として行われ、そのカラーレジストマークROCは、図4では実線で示すが、連帳紙Pの裏面(又は表面)の他方の端部側に設けられた非画像領域に、各連帳プリンター12、14の各画像形成ユニット54K〜54Yによって形成されるようになっている。
図5で示すように、連帳紙Pは、第1連帳プリンター12に設けられた突当部78に幅方向一端部(ページレジストマークROFが形成されている非画像領域側の端部)が突き当てられた状態で走行する。そして、読取センサー72が、連帳紙Pの上方側で、その幅方向一端部から他端部に向けて移動し、ページレジストマークROFのセンター(幅方向中央部)を検出する。
ここで、図6、図7を基に、読取センサー72によるページレジストマークROFのセンターを検出する工程について説明する。なお、ページレジストマークROFは、図4〜図6で示すように、合同な台形状とされた第1マークM1及び第2マークM2の斜辺を、連帳紙Pの搬送方向に互いに対向させた形状とされており、読取センサー72が第1マークM1上を通過する時間(長さ)と第2マークM2上を通過する時間(長さ)とが等しいときが、ページレジストマークROFのセンターであると判断されるようになっている。
まず、図7で示すステップS1により、読取センサー72を予め設定されたポジションに移動させ、ステップS2により、連帳紙Pを搬送させる。そして、ステップS3により、読取センサー72による検出を開始し(イネーブルON)、ステップS4により、予め決められた時間(Tms)内で、ページレジストマークROFのセンターを検出したら、ステップS5により、読取センサー72を固定するとともに、その幅方向における移動量(第1の距離の一例)を検出し、そのページレジストマークROFを基準として、連帳紙Pの表面に対する印刷を開始する。
すなわち、特定の位置に固定された読取センサー72が、各ページのページレジストマークROFを読み取ることにより、連帳紙Pの表面に形成される画像の幅方向(主走査方向)と搬送方向(副走査方向)の描き出し位置を決めるページタイミング信号が生成され、その生成されたページタイミング信号は、画像形成制御部94Kを介して総合制御部90に送られる。
そして、総合制御部90では、取得したページタイミング信号に基づいて、各画像形成ユニット54K〜54Yでの画像形成タイミングを設定し、その設定された画像形成タイミングデータを各画像形成制御部94K〜94Yに送信する。すると、各画像形成制御部94K〜94Yは、取得した画像形成タイミングデータに基づいて、レーザー露光器60によるレーザー走査露光を開始する。
一方、ステップS4で、予め決められた時間(Tms)内で、ページレジストマークROFのセンターを検出できなかった場合には、ステップS6により、読取センサー72による検出を停止し(イネーブルOFF)、ステップS7により、読取センサー72の現在位置を確認し、予め決められた設定範囲内であれば、ステップS8により、読取センサー72を一定幅ずれた隣のポジションに移動させ、ステップS3からの工程を繰り返す。この状態を図6で示す。なお、ステップS7により、読取センサー72の現在位置が予め決められた移動範囲外であれば、ステップS9により、タイムアウトエラーをユーザーに報知する。
こうして、ページレジストマークROFのセンターを検出し、第1連帳プリンター12によって連帳紙Pの表面に画像が形成されたら、第2連帳プリンター14に表裏反転された連帳紙Pが送られる。そして、その第2連帳プリンター14によって、連帳紙Pの裏面に画像が形成されるが、第2連帳プリンター14においても、ページレジストマークROFのセンターが検出され、その検出結果を基に裏面に画像が形成されることで、連帳紙Pの表裏同じ(一致する)位置に画像が形成されるようになっている。
すなわち、図5で示すように、表裏反転された連帳紙Pは、幅方向他端部(ページレジストマークROFが形成されていない非画像領域側の端部)が突当部78に突き当てられた状態で走行する。そして、読取センサー72と同一仕様の第2検出手段の一例としての読取センサー74が、連帳紙Pの下方側で、その幅方向一端部から他端部に向けて移動し、ページレジストマークROFのセンター(幅方向中央部)を検出する。
ここで、図8を基に、読取センサー74によるページレジストマークROFのセンターを検出する工程について説明する。まず、図8で示すステップS11により、読取センサー74を予め設定されたポジションに移動させ、ステップS12により、連帳紙Pを搬送させる。そして、ステップS13により、連帳紙Pの表面に画像が形成される際の基準となった最初のページレジストマークROFを検出するまで(検出期間開始まで)待機させる。
その後、ステップS14により、読取センサー74による検出を開始し(イネーブルON)、ステップS15により、予め決められた時間(Tms)内で、ページレジストマークROFのセンターを検出したら、ステップS16により、読取センサー74を固定するとともに、その幅方向における移動量(第2の距離の一例)を検出し、そのページレジストマークROFを基準として、連帳紙Pの裏面に対する印刷を開始する。
すなわち、特定の位置に固定された読取センサー74が、各ページのページレジストマークROFを読み取ることにより、連帳紙Pの裏面に形成される画像の幅方向(主走査方向)と搬送方向(副走査方向)の描き出し位置を決めるページタイミング信号が生成され、その生成されたページタイミング信号は、画像形成制御部94Kを介して総合制御部90に送られる。
ここで、第1連帳プリンター12の総合制御部90は、読取センサー72の幅方向における移動量D1(図9参照)及び読取センサー72によるページレジストマークROFの検出から求められたページタイミング信号を画像形成制御部94Kから取得し、そのページタイミング信号を第2連帳プリンター14の総合制御部90に送信している。
したがって、第2連帳プリンター14の総合制御部90では、その取得したページタイミング信号と、読取センサー74の幅方向における移動量D2(図9参照)及び読取センサー74によるページレジストマークROFの検出から求められたページタイミング信号に基づいて、各画像形成ユニット54K〜54Yでの画像形成開始タイミングを設定し、その設定された画像形成タイミングデータを各画像形成制御部94K〜94Yに送信する。
すると、各画像形成制御部94K〜94Yは、取得した画像形成タイミングデータに基づいて、レーザー露光器60によるレーザー走査露光を開始する。これにより、例えば図9で示すように、連帳紙Pの幅方向に製造寸法誤差ΔHがあっても、連帳紙Pの各ページにおいて、表裏同じ(一致する)位置に画像(画像領域G)が形成されることになる。
一方、ステップS15で、予め決められた時間(Tms)内で、ページレジストマークROFのセンターを検出できなかった場合には、ステップS17により、読取センサー74による検出を停止し(イネーブルOFF)、ステップS18により、ページレジストマークROFの検出期間が終了していなければ、ステップS19より、読取センサー74の現在位置を確認する。
そして、その現在位置が予め決められた設定範囲内であれば、ステップS20により、読取センサー74を一定幅ずれた隣のポジションに移動させ、ステップS14からの工程を繰り返す。現在位置が予め決められた移動範囲外であれば、ステップS21により、読取センサー74をステップS11と同じ位置に移動させ、ステップS14からの工程を繰り返す。なお、ステップS18により、ページレジストマークROFの検出期間が終了していれば、ステップS22により、タイムアウトエラーをユーザーに報知する。
このように、本実施形態に係る画像形成装置10では、各連帳プリンター12、14に設けられた読取センサー72、74で、連帳紙Pの表面に形成されたページレジストマークROFをそれぞれ読み取ることにより、各連帳プリンター12、14の各画像形成ユニット54の走査露光の開始タイミング(幅方向及び搬送方向の描き出し位置)を設定するので、第1連帳プリンター12によって表面に形成された画像と、第2連帳プリンター14によって裏面に形成された画像との副走査方向及び主走査方向の各ページ毎の位置合わせが精度よく行われる。
なお、本実施形態に係る画像形成装置10は、連帳紙Pの表面に形成されたページレジストマークROFの位置を基準として、画像形成開始タイミング(幅方向及び搬送方向の描き出し位置)を設定することにより、連帳紙Pの表裏両面の同じ位置に画像を形成することが可能であるが、連帳紙Pの幅を測定することによって、その位置精度を更に向上させるようにしてもよい。
すなわち、図5で示すように、各連帳プリンター12、14の画像形成ユニット54Kには、突当部78に突き当てられた連帳紙Pの幅を測定する第3検出手段の一例としての幅測定センサー76が設けられている。この幅測定センサー76は、突当部78と連帳紙Pの幅方向で対向して設けられ、各読取センサー72、74と同様な移動手段70によって、その幅方向に移動可能に構成されている。
更に、この幅測定センサー76は、各読取センサー72、74と同様に、例えば光を照射するLED等からなる光照射部と、光照射部から照射された光の、連帳紙Pからの反射光の光強度分布を検出する、例えばラインCCD等からなる光検出部と、で構成されており、突当部78に突き当てられた連帳紙Pの端部と反対側の端部を検出するようになっている。そして、この幅測定センサー76は総合制御部90に接続されている。
したがって、この幅測定センサー76により、搬送されて来る連帳紙Pの幅が測定され、その測定データも含めて画像形成開始タイミング(幅方向及び搬送方向の描き出し位置)が設定されれば、搬送されて来る連帳紙Pの製造寸法誤差の影響を低減させることが可能となるため、より一層、連帳紙Pの表裏両面の同一位置に形成される画像の位置精度を向上させることが可能となる。
また更に、その位置精度向上のために、各読取センサー72、74によって連帳紙Pの幅を測定するようにしてもよい。すなわち、図10で示すように、幅測定センサー76により、連帳紙Pの幅を測定するのに加えて又は代えて、各読取センサー72、74をそれぞれ連帳紙Pの幅方向一端部から他端部へ移動させることにより、各読取センサー72、74によって連帳紙Pの幅を測定するようにしてもよい。
このような構成にすると、連帳紙Pの製造寸法誤差の影響だけではなく、連帳紙Pの端部を突当部78に突き当てることによる誤差(スキュー)も低減させることが可能となるため、より正確に連帳紙Pの幅方向における描き出し位置を決めることができ、連帳紙Pにおける表裏両面の画像位置合わせを高精度化することが可能となる。なお、各読取センサー72、74は、連帳紙Pの幅を測定した後、上記したように、ページレジストマークROFのセンターを検出することは言うまでもない。
以上、本実施形態に係る画像形成装置10について図面を基に説明したが、本実施形態に係る画像形成装置10は、図示の実施例に限定されるものではない。例えば、制御コンピューター40は、通信ネットワーク28を介して第1連帳プリンター12及び第2連帳プリンター14に接続するように構成したが、制御コンピューター40は、第1連帳プリンター12又は第2連帳プリンター14の何れかに接続するように構成してもよい。
10 画像形成装置
12 第1連帳プリンター(第1画像形成部の一例)
14 第2連帳プリンター(第2画像形成部の一例)
30 表裏反転ユニット
40 制御コンピューター
70 移動手段
72 読取センサー(第1検出手段の一例)
74 読取センサー(第2検出手段の一例)
76 幅測定センサー
78 突当部
80 定着ユニット
90 総合制御部(制御部の一例)
94 画像形成制御部
G 画像領域
P 連帳紙
ROF ページレジストマーク(標識の一例)

Claims (3)

  1. 搬送方向と直交する幅方向の一端部が突当部に突き当てられて搬送される連帳紙の一方の面に画像を形成する第1画像形成部と、
    表裏反転されることで搬送方向と直交する幅方向の他端部が突当部に突き当てられて搬送される前記連帳紙の他方の面に画像を形成する第2画像形成部と、
    前記第1画像形成部に設けられ、前記連帳紙の前記一方の面における非画像領域に形成された標識を検出することで、前記突当部から前記標識までの第1の距離を検出する第1検出手段と、
    前記第2画像形成部に設けられ、表裏反転された前記連帳紙の前記標識を検出することで、前記突当部から前記標識までの第2の距離を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段によって検出された前記第1の距離に基づいて、前記連帳紙の前記一方の面における幅方向の画像領域を決定し、前記第2検出手段によって検出された前記第2の距離及び前記第1の距離に基づいて、前記連帳紙の前記他方の面における幅方向の画像領域を決定する制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1検出手段は、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ該連帳紙の両端部を検出し、前記第2検出手段は、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ表裏反転された該連帳紙の両端部を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1画像形成部及び前記第2画像形成部の前記突当部に前記幅方向で対向して設けられ、前記連帳紙の幅方向に移動しつつ、前記突当部に突き当てられた前記連帳紙の端部と反対側の端部を検出する第3検出手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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