JP2011192193A - 踏切情報提供システム及び踏切情報提供方法 - Google Patents

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直 畠山
Toru Shibata
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Abstract

【課題】踏切に差し掛かる車等の移動体の安全運行を向上させることのできる踏切情報提供システムを提供する。
【解決手段】移動体と踏切との相対位置を検出し、踏切の開閉状態を検出し、踏切前後の交通状態を検出する。そして、前記相対位置と前記開閉状態と前記交通情報とに基づいて踏切情報を生成し移動体へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、踏切情報を車等の移動体へ出力する踏切情報提供システム及び踏切情報提供方法に関する。
近年、ナビゲーションシステムを装着した車が多くなり、渋滞などの交通情報が、当該ナビゲーションシステムにおいて目的地までの移動経路の算出に利用されている。そして、このようなナビゲーションシステムにおいて、移動体が前方の道路上に存在する踏切に差し掛かる前に、予め利用者に踏切に関する踏切情報を提供することにより、移動体の安全運行をより確実にする技術が開示されている(特許文献1)参照。
特開2003−75170号公報
しかしながら、上述の技術では、踏切前後の交通状況の情報が用いられていないため、車等の移動体に通知される踏切状況と、移動体が踏み切りに差し掛かった際の実際の踏切状況が異なってしまう可能性がある。
そこでこの発明は、踏切に差し掛かる車等の移動体の安全運行を向上させることのできる踏切情報提供システム及び踏切情報提供方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、移動体と踏切との相対位置を検出する移動体相対位置検出部と、踏切の開閉状態を検出する踏切開閉状態検出部と、前記踏切前後の交通状態を検出する交通状態検出部と、前記相対位置と前記開閉状態と前記交通情報とに基づいて踏切情報を生成し出力する踏切情報出力部と、を備えることを特徴とする踏切情報提供システムである。
また本発明は、上述の踏み切り情報提供システムにおいて、前記踏切情報出力部は、前記相対位置が所定の位置であると検出した場合に、前記踏切情報を出力することを特徴とする。
また本発明は、踏切情報提供システムにおける踏切情報提供方法であって、移動体相対位置検出部が移動体と踏切との相対位置を検出し、踏切開閉状態検出部が踏切の開閉状態を検出し、交通状態検出部が前記踏切前後の交通状態を検出し、踏切情報出力部が前記相対位置と前記開閉状態と前記交通情報とに基づいて踏切情報を生成し出力することを特徴とする踏切情報提供方法である。
また本発明は、上述の踏み切り情報提供システムにおいて、前記踏切情報出力部は、前記相対位置が所定の位置であると検出した場合に、前記踏切情報を出力することを特徴とする。
本発明によれば、踏切の開閉状態と、踏切前後の交通渋滞の情報とに基づいて、移動体に踏切情報を通知するので、当該移動体において、車が踏み切りに差し掛かった際の実際の踏切状況に応じた適切な踏切情報を通知できるため、踏切を通過する車の安全を向上させることができる。
踏切情報提供システムの構成を示すブロック図である。 踏切監視装置、踏切前後交通状況監視装置、鉄道運行管理センタ装置の機能ブロック図である。 踏切情報提供システムの処理フローを示す図である。
以下、本発明の一実施形態による踏切情報提供システムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による踏切情報提供システムの構成を示すブロック図である。
この図において、符号10は踏切に設置された踏切監視装置、20は踏切前後の交通状況を監視する踏切前後交通状況監視装置、30は電車、40は電車30の運行管理を行う鉄道運行管理センタ装置、50は鉄道運行管理センタ装置40から送信された情報を無線送信する中継装置、60は車である。
踏切監視装置10は例えば、踏切内に車60が停止していることの検出を行うものである。 また踏切前後交通状況監視装置20は、例えばビデオカメラの画像や赤外線による車有無判定によって、踏切前後の交通状況を判定する処理を行うものである。
また鉄道運行管理センタ装置40は、電車の現在座標、停止座標、列車やホームから発信された警報情報の受信や、電車や駅への指令情報の送信や、踏切前後の交通状況の無線中継装置50への送信処理等を行うものである。
また無線中継装置50は、鉄道運行管理センタ装置40から受信した踏切前後の交通状況の情報等を車60へ送信するものである。
図2は踏切監視装置、踏切前後交通状況監視装置、鉄道運行管理センタ装置の機能ブロック図である。
この図で示すように、踏切監視装置10は、装置内の各処理部を制御する制御部11、遮断機の開閉の検出や、踏切内の車60等の移動体の有無を判定を行う踏切監視部12、他の装置と通信処理を行う通信部13を備えている。
また、踏切前後交通状況監視装置20は、装置内の各処理部を制御する制御部21、踏切前後の道路の交通状況を混雑度を判定する交通状況監視部22、他の装置と通信処理を行う通信部23を備えている。
また、鉄道運行管理センタ装置40は、装置内の各処理部を制御する制御部41、運行管理処理を行う運行管理部42、他の装置と通信処理を行う通信部43、各種情報を記憶するデータベース44を備えている。
そして、踏切監視装置10と踏切前後交通状況監視装置20は通信ネットワークを介して鉄道運行管理センタ装置40と接続されており、また当該鉄道運行管理センタ装置40は、無線中継装置50と通信ネットワーク介して接続されている。そして、これら踏切監視装置10、踏切前後交通状況監視装置20、鉄道運行管理センタ装置40、無線中継装置50によって踏切情報提供システムが構成されている。
そして、本実施形態による踏切情報提供システムは、移動体と踏切との相対位置を検出し、また、踏切の開閉状態を検出する。そして、踏切情報提供システムは、踏切前後の交通状態を検出し、移動体と踏切との相対位置と踏切の遮断機の開閉状態と交通情報とに基づいて踏切情報を生成し車60へ向けて出力する処理を行う。
以下、踏切情報提供システムの処理フローについて説明する。
図3は鉄道運行管理センタ装置の処理フローを示す図である。
まず、踏切前後交通状況監視装置20の交通状況監視部22は、例えば踏切前後の画像情報を所定の間隔で取得する。そして交通状況監視部22は、その画像から車60の交通渋滞の有無を車画像抽出処理によって判定する。または、交通状況監視部22は、交通渋滞の有無を、踏切前後の道路上に設置されている車検知センサ(例えば、赤外線センサ、ミリ波センサ等により車60の有無を検知するセンサ)を用いて、単位時間当たりに検出する車60の数から判定するようにしてもよい。そして、交通状況監視部22は、交通状態の有無と、踏切を識別するための踏切IDとを格納した交通状況情報を、通信部23を介して鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、交通状況情報を受信すると(ステップS101)、当該交通状況情報に含まれる踏切IDと渋滞有無の情報を対応付けてデータベース44の渋滞テーブルに登録する。なお、交通渋滞の有無は踏切付近の道路上に複数設置されている無線中継装置50が、車検知センサを用いて判定して自装置の近くに存在する踏切IDとともに、鉄道運行管理センタ装置40へ送信するようにしてもよい。
また、踏切監視装置10の踏切監視部12は、踏切の遮断機が開状態であるか、閉状態であるかを検出する。そして、踏切監視部12は、踏切の遮断機が閉から開になった場合には開状態を示す情報と踏切IDとを格納した踏切開閉情報を通信部13を介して鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。また踏切監視部12は、踏切の遮断機が開から閉になった場合には閉状態を示す情報と踏切IDとを格納した踏切開閉情報を通信部13を介して鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。これにより、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、踏切開閉情報を受信し(ステップS102)、データベース44の踏切開閉テーブルに、当該踏切開閉情報で示される踏切IDと、踏切開、または踏切閉の情報を対応付けて登録する。
また鉄道運行管理センタ装置40は、電車30からの信号によって電車の座標を受信する。そして、電車のIDとその座標とを対応付けて電車位置記憶テーブルに登録し、データベース44に格納しておく。
このように、鉄道運行管理センタ装置40は、踏切監視装置10、踏切前後交通状況監視装置20、電車30等から情報を収集してデータベース44に格納する。上記のほか、鉄道運行管理センタ装置40は、踏切IDに対応付けて踏切位置、踏切長、踏切幅員、中洲の有無、事故履歴、制御子の位置、警報開始予測時刻、遮断開始予測時刻、道路下流側の進入可能領域有無の情報などを記憶する。なお、道路下流側の進入可能領域有無については、踏切監視装置10のセンサ(赤外線センサやミリ波によるセンサなどの測距センサ)が、踏切の道路下流側の最後尾の車60までの踏切からの距離を検出し、この距離が所定の距離以下である場合には、踏切IDと進入可能領域無しの情報とを鉄道運行管理センタ装置40へ送信することで記録される。
また、この他、データベース44には電車の遅延時間、遅延原因などが登録されるようにしてもよい。
他方、図1で示す無線中継装置50は、例えば、道路上に複数設置されているものであり、車60に設置されている車内装置から車両IDを受信し鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。またこのとき、車60の車内装置は車60の速度を送信するよう無線中継装置50を介して鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。無線中継装置50は自装置のIDと車両IDと車両速度とを含む車両情報を鉄道運行管理センタ装置40へ送信する。次に、鉄道運行管理センタ装置40の通信部43が車両情報を受信する(ステップS103)。
そして、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、車両情報に含まれる無線中継装置50のIDが、踏切付近に設置されている無線中継装置50のIDであるかをデータベース44に記録されている踏切付近の無線中継装置50のIDに一致するか否かによって判定する。これにより、車60の踏切に対する相対位置が近いかを判定する(ステップS104)。そして、運行管理部42は、車両情報を送信した無線中継装置50が踏切付近に設置されている無線中継装置50である場合には、当該無線中継装置50の付近にある踏切のIDをデータベース44から検出する(例えば、踏切IDと、その付近に設置されている無線中継装置50のIDが対応付けられてデータベース44に登録されている)。そして、当該踏切IDで示される踏切の前後が渋滞であるかを、踏切IDを基に渋滞テーブルから読み取って判定する(ステップS105)。そして、踏切IDで支援される踏切が渋滞であれば、運行管理部42は、踏切の開閉状態の情報を踏切開閉テーブルから読み取って(ステップS106)、その情報にもとづいて、車両情報を送信した車両に対して踏切情報を送信すると決定する(ステップS107)。なお、車60の踏切に対する相対位置が近いか否かを判定せずに、踏切との距離が近い所定の位置に設置されている無線中継装置50から車両情報を受信し、交通渋滞であると判定した場合に、踏切情報を送信すると決定するようにしてもよい。なお、運行管理部42は、踏切との距離が近い所定の位置を、車60と踏切との相対位置と、車60の速度とから決定するようにしてもよい。例えば、車60の速度が速い場合には、より踏切から遠い無線中継装置50から車両情報を受信した場合であっても、踏切情報を送信すると決定し、車60の速度が遅い場合には、踏切にとても近い無線中継装置50から車両情報を受信した場合に踏切情報を送信すると決定するようにしてもよい。
または、これに限らず、交通状態が渋滞でない場合や、交通量が極端に少ない場合などに踏切情報を送信すると決定するようにしてもよいし、踏切が開状態であるときに踏切情報を送信するようにしてもよい。
運行管理部42は、例えば、受信した車両情報に含まれる無線中継装置50のIDの踏切までの距離を、当該IDに対応付けられてデータベース44に登録されている距離情報テーブルから読み取る。そして、この踏切までの距離情報を踏切情報に格納する。このとき、距離情報と車両の速度とから、何秒後に踏切に差し掛かるかを算出して、その踏切までの到達時間を踏切情報に格納するようにしてもよい。
また、運行管理部42は、車60が通過する踏切の位置と、電車の位置の関係から、到達時間までの間に電車がその踏切を通過するかどうかを判定して、その情報を、踏切情報に格納するようにしてもよい。
また運行管理部42は受信した車両情報に含まれる車両IDを踏切情報に格納する。
そして、運行管理部42は、通信部43を介して踏切情報を無線中継装置50へマルチキャスト送信する(ステップS108)。無線中継装置50は複数あるが、車60の車内装置は、それら無線中継装置50の何れかから送信された踏切情報を受信する。
そして、車60の車内装置は、踏切情報を受信すると、例えば、当該踏切情報に格納されている距離情報を読み取って、表示部や音声発信部に出力する。これにより、車60のドライバは、表示部に表示される距離情報や、スピーカから発信される距離情報によって、踏切に接近していることを把握することができる。車内装置がナビゲーションシステムである場合に、当該ナビゲーションシステムに踏切に関する情報(踏切の位置など)が含まれていない場合でも、踏切に接近していることを把握することができるようになる。
また、車60の車内装置は、踏切情報に格納されている到達時間を表示部や音声発信部に出力するようにしてもよい。
また、車60の車内装置は、踏切情報に格納されている電車通過有無の情報を車内装置の表示部や音声発信部へ出力するようにしてもよい。
また、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42が、踏切情報に遮断機が閉であることを格納するようにしてもよい。この場合、車60の車内装置は踏切が遮断中であることを表示部や音声発信部に出力するようにしてもよい。
また、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、踏切監視装置10から踏切の遮断時間を受信しておき、その遮断時間情報を踏切情報に格納して車60へ送信するようにしてもよい。この場合、車60の車内装置は遮断時間を車内装置の表示部や音声発信部へ出力するようにしてもよい。
また車60の車内装置は、踏切情報を受信後、その踏切情報に格納されている距離情報と、車60が走行した距離とを比較して、踏切まで所定の距離以下(例えば30m以下)となった場合には、減速の指示情報を、車内装置の表示部や音声発信部へ出力するようにしてもよい。例えば、交通状態が著しく車60の通行量が少ない場合に、踏切情報が鉄道運行管理センタ装置40から車60へ送信される場合において、このように減速の指示情報を出力することによって、踏切へ減速せずに進入してしまうようなドライバの行動を抑制することができる。
さらに、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、踏切監視装置10から受信した進入可能領域有無の情報を踏切情報に格納して車60へ送信するようにしてもよい。車60の車内装置は、踏切情報を、踏切に差し掛かるまで複数回受信して、踏切に差し掛かる直前に受信した踏切情報に格納されている進入可能領域有無の情報が進入可能領域無しを示す場合には、進入不可の情報を車内装置の表示部や音声発信部へ出力するようにしてもよい。これにより、踏切への進入不可をドライバへ通知することができる。
また鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、踏切情報に踏切の横断にかかる時間や、幅員が狭いことを示す情報、中洲がある停車禁止の踏切であることを示す情報を格納し、車60の車内装置がそれらの情報を表示部や音声発信部へ出力するようにしてもよい。
ここで、踏切監視装置10は、車60の車内装置へ直接、情報を送信するように構成されていてもよい。例えば、進入可能領域有無の情報を車内装置へ無線送信するようにしてもよい。また、踏切監視装置10の踏切監視部12は、踏切内に停止している車60を検知するセンサを備え(例えば、送信部から発信された赤外線センサが車60に当たり、受光部で赤外線を受光できなくなった時間が所定の時間以上経過した場合に車60が停止していると判定するなどのセンサ)、当該センサによって踏切内での車60の停止を検知した場合には、車60の車内装置へ警告情報を送信するようにしてもよい。この場合、車内装置は、「ゆっくり前進してください。遮断管が開きます」などの音声を音声発信部から出力するよう制御するようにしてもよい。
また、上述の鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42は、列車が停止した場合(緊急停止)にその停止した旨を示す情報と現在位置とを電車30の運行システムから受信して、当該列車の位置が、停止禁止位置であるかを判定し、その情報を電車30の運行システムへ通知する機能を有していてもよい。この場合、運行管理部42は、電車の現在位置と、停止禁止位置とを比較して、一致する場合には、停止禁止位置通知情報を通信部43を介して電車30へ送信する。すると、電車30の運行システムが、停止禁止を示す情報を表示部や音声発信部へ出力する。これにより、例えば停止禁止位置が主要な踏切遮断ポイント区間である場合には、踏切の遮断による車の交通渋滞を軽減することができる。また、車掌に対して、橋梁やエアセクション(電位差が有り停止してはいけない場所)を通知することができる。
なお、上述の処理以外にも以下のような処理が行われるようにしてもよい。つまり、例えば、踏切から所定の距離離れた道路上に設置された無線中継装置50が、鉄道運行管理センタ装置40の運行管理部42から送信された踏切の開閉情報と、電車の通過予測時刻と、渋滞有無や渋滞距離を、所定の間隔で無線送信する。そして、車60の車内装置がその情報を受信して、当該車内装置の処理によって、車60の速度に応じて踏切に差し掛かる時刻を算出し、当該踏切に差し掛かる時刻の所定時間前に、車内装置の表示部や音声発信部に警報情報を出力するようにしてもよい。例えば、無線中継装置50から情報の受信時に、車60の速度が100km/h以上であり、渋滞がないと判定した場合に、踏切直前の所定の距離前で減速するよう指示する情報を出力するようにしてもよい。また、車60が踏切前で停止した際に、遮断機が開するまでの時間を通過予想時刻によって算出して出力するようにしてもよい。つまり、車60の車内装置の処理によって各種情報の出力有無や、その出力タイミングや、出力情報の判定を行うようにしてもよい。また、車60の車内装置は、無線中継装置50から受信した踏切情報に格納されている渋滞有無に基づいて迂回路の検索を介してして、当該迂回路を表示するようにしてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、上述の処理によれば、踏切の開閉状態と、踏切前後の交通渋滞の情報とに基づいて、車に踏切情報を通知するので、当該車において、車が踏み切りに差し掛かった際の実際の踏切状況に応じた適切な踏切情報を通知できるため、踏切を通過する車の安全を向上させることができる。
なお、上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10・・・踏切監視装置
20・・・踏切前後交通状況監視装置
30・・・電車
40・・・鉄道運行管理センタ装置
50・・・無線中継装置
11,21,41・・・制御部
12,踏切内監視部
13,23,43・・・通信部
22・・・交通状況監視部
42・・・運行管理部
44・・・データベース

Claims (6)

  1. 移動体と踏切との相対位置を検出する移動体相対位置検出部と、
    踏切の開閉状態を検出する踏切開閉状態検出部と、
    前記踏切前後の交通状態を検出する交通状態検出部と、
    前記相対位置と前記開閉状態と前記交通情報とに基づいて踏切情報を生成し出力する踏切情報出力部と、
    を備えることを特徴とする踏切情報提供システム。
  2. 前記踏切情報出力部は、前記相対位置が所定の位置であると検出した場合に、前記踏切情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の踏切情報提供システム。
  3. 前記所定位置は、前記移動体と踏切との相対位置と、前記移動体の速度とから決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の踏切情報提供システム。
  4. 踏切情報提供システムにおける踏切情報提供方法であって、
    移動体相対位置検出部が移動体と踏切との相対位置を検出し、
    踏切開閉状態検出部が踏切の開閉状態を検出し、
    交通状態検出部が前記踏切前後の交通状態を検出し、
    踏切情報出力部が前記相対位置と前記開閉状態と前記交通情報とに基づいて踏切情報を生成し出力する
    ことを特徴とする踏切情報提供方法。
  5. 前記踏切情報出力部は、前記相対位置が所定の位置であると検出した場合に、前記踏切情報を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の踏切情報提供方法。
  6. 前記所定位置は、前記移動体と踏切との相対位置と、前記移動体の速度とから決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の踏切情報提供方法。
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