JP2011189056A - パチスロ用ステップモータの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるパチスロ用ステップモータの制御方法は、全相短絡又は全相励磁を行うための停止指令(40)直前の直前相を励磁すると共に励磁時間(T)を可変制御することにより、各リールに対してステップモータを共用することができる方法である。
【選択図】図4
Description
まず、特許文献1の方法においては、特定の励磁相の励磁を停止制御開始時からモータの回転停止まで保持する方法である。
また、特許文献2の方法においては、全相励磁より強い制動力が得られる励磁方法による前段階の停止制御を実行した後に、全相励磁による停止制御を実行して、ステップモータを停止させている。
すなわち、特許文献1の方法では、特定の励磁相の励磁を停止制御開始時から回転停止まで保持しているため、パチスロのように複数のリールを同一位置で停止し、絵柄の位置を一致させる必要がある場合、各ステップモータを一様の停止制御とすると、各リールの回転イナーシャが異なっている場合には、各絵柄を一致させることは困難であった。
また、特許文献2の方法では、全相励磁より強い制動力が得られる励磁方法による前段階の停止制御を実行した後に、全相励磁による停止制御を実行してステップモータを停止させているため、特許文献1の場合と同様の課題が存在していた。
また、前述の従来方法のように、ステップモータの停止方法により停止制御を行う場合、モータ停止相とソフト起動相の合わせ込みは、各リール毎にそのステップモータのモータトルクを増減させてモータ停止相とソフト起動相の合わせ込みを行っていたため、イナーシャの異なる各リールに対して共通のステップモータを用いることはできず、各リールに対するステップモータの合わせ込みに多大のコストと労力を必要とした。
すなわち、パチスロ用ステップモータの制御において、全相短絡又は全相励磁を行うための停止指令直前の直前相を励磁すると共に、励磁時間を可変制御することにより、ステップモータの停止位置すなわち停止相を自在に調整することができ、同一のステップモータを用いることができる。
また、前記パチスロ用ステップモータとソフトの起動相を合わせ込むことにより、同一モータでパチスロを組むことができ、モータの共通化ができる。
また、前記直前相は、1相、2相、3相のうちの何れかであることにより、停止制御の自由度を広げることができる。
また、前記パチスロ用ステップモータの駆動を行う励磁相は、1相励磁と2相励磁の組合わせ、又は、常時2相励磁であることにより、駆動形式を多様化することができる。
図1は、本発明によるパチスロ用ステップモータに用いる駆動回路の一例であるバイポーラ定電圧駆動回路を示し、このバイポーラ定電圧駆動回路は、A相用とB相用の周知の各Hブリッジ1,2で構成され、前記各Hブリッジ1は、VDDに接続されたHアーム3側の素子AH及びAバーHと接地側であるAGに接続されたLアーム4側のAバーL及びALとからなり、ステップモータ5のA相巻線6が前記Hアーム3とLアーム4間のA及びAバー間に接続されている。
尚、前述のA相巻線6及びB相巻線9はステップモータ5をバイポーラ定電圧駆動するための二相巻線10を形成している。
前記A相巻線6及びB相巻線9に接続された前記各ブリッジ1,2の各スイッチングトランジスタであるAH,AL,BH,BL,AバーH,AバーL,BバーH,BバーLを次の表1の第1表で示される各パターン0〜7に沿って、図2に示すコントローラとしての制御部20によって駆動制御することにより、前記ステップモータ5を介して遊技機のリール(図示せず)の回転駆動と停止を行うことができる。
尚、前述の場合、前記直前相の励磁時間Tは、当該リールの絵柄であるソフト起動相とモータ停止相とが一致するように予め各リール毎に合わせ込みを行い、その励磁時間Tが制御部20に格納されることが必要である。
従って、イナーシャの異なる複数のリールに対して、前述の制御要素(励磁相や励磁時間T)の制御によりステップモータ5を共通化することが可能となる。
6 A相巻線(A相、Aバー相)
9 B相巻線(B相、Bバー相)
10 二相巻線
20 制御部
21 操作部
26 モータ駆動部
31〜33 ストップボタンA,B,C
40 停止指令
T 励磁時間
Claims (4)
- パチスロ用ステップモータ(5)の制御において、全相短絡又は全相励磁を行うための停止指令(40)直前の直前相を励磁すると共に、励磁時間(T)を可変制御することを特徴とするパチスロ用ステップモータの制御方法。
- 前記パチスロ用ステップモータ(5)とソフトの起動相を合わせ込むことを特徴とする請求項1記載のパチスロ用ステップモータの制御方法。
- 前記直前相は、1相、2相、3相のうちの何れかであることを特徴とする請求項1又は2記載のパチスロ用ステップモータの制御方法。
- 前記パチスロ用ステップモータ(5)の駆動を行う励磁相は、1相励磁と2相励磁の組合わせ、又は、常時2相励磁であることを特徴とする請求項1ないし3の何れかであることを特徴とするパチスロ用ステップモータの制御方法。
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- 2010-03-16 JP JP2010059297A patent/JP2011189056A/ja active Pending
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