JP2021037203A - モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム - Google Patents

モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021037203A
JP2021037203A JP2019161897A JP2019161897A JP2021037203A JP 2021037203 A JP2021037203 A JP 2021037203A JP 2019161897 A JP2019161897 A JP 2019161897A JP 2019161897 A JP2019161897 A JP 2019161897A JP 2021037203 A JP2021037203 A JP 2021037203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
permanent magnet
voltage source
game machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2019161897A
Other languages
English (en)
Inventor
迅 杉田
Jin Sugita
迅 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Embedded Products Ltd
Original Assignee
NEC Embedded Products Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Embedded Products Ltd filed Critical NEC Embedded Products Ltd
Priority to JP2019161897A priority Critical patent/JP2021037203A/ja
Publication of JP2021037203A publication Critical patent/JP2021037203A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することのできるモータシステムを提供する。【解決手段】モータシステムは、回胴式遊技機において使用されるモータシステムであって、第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータと、前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続し、前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続する制御を行う接続制御部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラムに関する。
一般的にパチスロと呼ばれる回胴式遊技機では、周囲に複数の図柄が配置されているリールを回転及び停止させるためにモータが使用されている。
特許文献1には、関連する技術として、回胴式遊技機におけるモータの停止を制御する技術が開示されている。
特開2005−094910号公報
回胴式遊技機では、リールをストップさせるストップボタンが押下されたタイミングに応じてリールを停止させ、そのタイミングに応じた図柄を揃える制御が行われている。
このとき、リールの停止時の揺れなどに起因して、モータにおいて全相励磁の状態でリールを停止させる場合がある。
しかしながら、安価であるユニポーラの永久磁石を有するモータでは、大きなトルクを得るために、モータに供給される電圧が高くなる傾向にある。その結果、ユニポーラの永久磁石を有するモータにおいて全相励磁によりモータを停止させる場合、モータのすべての相に電流を流す必要があるため、モータに供給される電力がモータの電力の定格値を超える可能性がある。
そのため、回胴式遊技機では、大きなトルクを得ることができる高価なモータ(例えば、ハイブリッドモータ)が使用される場合が多い。
そのため、回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記の課題を解決することのできるモータシステム、遊技機、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、回胴式遊技機において使用されるモータシステムであって、第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータと、前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続し、前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続する制御を行う接続制御部と、を備えるモータシステムである。
また、本発明は、上述のモータシステムと、前記モータシステムによって回転させられるリールと、を備える回胴式遊技機である。
また、本発明は、第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータとを備え、回胴式遊技機において使用されるモータシステムによる制御方法であって、前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続することと、前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続することと、を含む制御方法である。
また、本発明は、第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータとを備え、回胴式遊技機において使用されるモータシステムが備えるコンピュータに、前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続することと、前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続することと、を実行させるプログラムである。
本発明によれば、回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することができる。
本発明の第1実施形態による回胴式遊技機の構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態によるモータの構造の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態による回胴式遊技機の処理フローの一例を示す図である。 本発明の第1実施形態による回胴式遊技機が行う処理のタイムチャートの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による回胴式遊技機の構成の一例を示す図である。 本発明の最小構成のモータシステムを示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態による回胴式遊技機1について説明する。
本発明の第1実施形態による回胴式遊技機1は、モータシステム1a、リール20を備える。モータシステム1aは、図1に示すように、モータ10、第1電圧源30、降圧回路40(第2電圧源の一例)、第1切替回路50、第2切替回路60、全相励磁検出回路70(接続制御部の一例)、制御装置80を備える。
モータ10は、ユニポーラ駆動の永久磁石モータである。モータ10は、図2に示すように、回転子101と、第1固定子102aと、第2固定子102bと、第3固定子102cと、第4固定子102dと、第1コイル103aと、第2コイル103bと、第3コイル103cと、第4コイル103dと、回転軸104と、筐体105と、を備える。
なお、第1固定子102a、第2固定子102b、第3固定子102c、第4固定子102dを総称して固定子102と呼ぶ。また、第1コイル103a、第2コイル103b、第3コイル103c、第4コイル103dを総称してコイル103と呼ぶ。
回転子101は、S極とN極とを有する磁石である。回転子101のS極とN極との間には回転軸104が設けられている。回転子101は、回転軸104を中心に回転する。
固定子102のそれぞれは、モータ10の筐体105の内部の内周に固定されている。
例えば、第1固定子102aは、図2に示すように、回転軸104を中心としたモータ10の内部の内周に沿った所定の位置に設けられている。第1固定子102aは、モータ10のA相に対応する固定子である。
第2固定子102bは、回転軸104を中心とし、第1固定子102aと同心円上で第1固定子102aと時計回りに90度の角度をなすモータ10の内部の内周に沿った位置に設けられている。第2固定子102bは、モータ10のB相に対応する固定子である。
第3固定子102cは、回転軸104を中心とし、第1固定子102aと同心円上で第2固定子102bと時計回りに90度の角度をなすモータ10の内部の内周に沿った位置に設けられている。第3固定子102cは、モータ10のAbar相に対応する固定子である。
第4固定子102dは、回転軸104を中心とし、第1固定子102aと同心円上で第3固定子102cと時計回りに90度、また、第1固定子102aと反時計回りに90度の角度をなすモータ10の内部の内周に沿った位置に設けられている。第4固定子102dは、モータ10のBbar相に対応する固定子である。
第1コイル103aは、図2に示すように、第1固定子102aの周囲に巻かれている。第1コイル103aに電流が流れると第1固定子102aが励磁する。
第2コイル103bは、図2に示すように、第2固定子102bの周囲に巻かれている。第2コイル103bに電流が流れると第2固定子102bが励磁する。
第3コイル103cは、図2に示すように、第3固定子102cの周囲に巻かれている。第3コイル103cに電流が流れると第3固定子102cが励磁する。
第4コイル103dは、図2に示すように、第4固定子102dの周囲に巻かれている。第4コイル103dに電流が流れると第4固定子102dが励磁する。
回転軸104は、回転子101のS極とN極との間に固定して設けられる。固定子102のそれぞれは、対応するコイル103に電流が流れることにより、磁石である回転子101を引き付けるまたは遠ざける。そのため、コイル103に流れる電流により固定子102に引き付けるまたは遠ざけられることで、回転子101は、回転軸104を中心に回転する。回転子101が回転軸104を中心に回転することにより、回転軸104に固定されたリール20が回転する。
リール20には、回胴式遊技機1の絵柄が表示される。遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下し、所定の絵柄が揃うと回胴式遊技機1からコインが払い出される。
第1電圧源30は、第1電圧を生成する。第1電圧は、モータ10を回転させるときにモータ10に供給する電圧である。
降圧回路40は、第1電圧源30が生成した第1電圧から第1電圧よりも低い第2電圧を生成する。第2電圧は、回転中のモータ10を停止させるときにモータ10に供給する電圧である。
第1切替回路50及び第2切替回路60のそれぞれは、全相励磁検出回路70からの制御信号に応じて、オン状態(閉状態)またはオフ状態(開状態)となるスイッチである。
制御装置80は、モータ10の回転及び停止を制御する装置である。
制御装置80は、図1に示すように、制御部802、駆動部803を備える。
モータ10の回転子101は、A相、B相、Abar相、Bbar相の順に回転するものとする。そして、全相励磁で回転子101が停止するものとする。
制御部802は、コイル103に励磁電流を流すことによって、モータ10の回転及び停止を制御する。
駆動部803は、制御部802からの制御信号に応じてモータ10のコイル103に励磁電流を流す。コイル103に励磁電流が流れると、そのコイル103が磁界を発生させる。
具体的には、駆動部803は、オン状態(閉状態)とオフ状態(開状態)とを切り替える制御端子を有するスイッチ8031、8032、8033、8034を備える。スイッチ8031、8032、8033、8034は、例えば、トランジスタスイッチである。スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれは、制御部802によって、オン状態またはオフ状態に制御される。この制御部802による制御によって、どのコイル103に励磁電流を流すかが決定され、モータ10の回転及び停止が制御される。
より具体的には、制御部802がスイッチ8031をオン状態にした場合、第1コイル103aに励磁電流が流れる。また、制御部802がスイッチ8032をオン状態にした場合、第3コイル103cに励磁電流が流れる。また、制御部802がスイッチ8033をオン状態にした場合、第2コイル103bに励磁電流が流れる。また、制御部802がスイッチ8034をオン状態にした場合、第4コイル103dに励磁電流が流れる。つまり、制御部802は、スイッチ8031、8032、8033、8034のうちのどのスイッチをオン状態にし、どのスイッチをオフ状態にするかにより、リール20の回転及び停止が制御させる。
なお、回転子101の回転及び停止、つまりは、リール20の回転及び停止に必要な励磁電流については、実験やシミュレーションなどを事前に行い決定する。
次に、図3に示す回胴式遊技機1の処理フローについて説明する。
ここでは、モータ10には(つまりは、点Pには)、第1電圧源30の出力電圧が印加されており、モータ10が(つまりは、リール20が)一定の速さで回転している状態で、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下した場合のモータシステム1aにおける制御部802の制御(後述する図4における全相励磁の状態にする制御)について説明する。
また、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下し、全相励磁の状態となる期間以外は、第1電圧源30が出力する電圧(第1電圧の一例、例えば、24ボルト)がモータ10に供給されている、すなわち、第1切替回路50が第1電圧源30の出力と点Pとをオン状態にし、第2切替回路60は降圧回路40の出力(降圧回路40の出力電圧は第2電圧の一例、例えば12ボルト)と点Pとをオフ状態にしているものとする。
なお、制御部802によるリール20の回転及び停止の制御については、図4に示すタイミングチャートのように行われるが、全相励磁の状態はリール20を停止させるときのみである。制御部802が行う全相励磁以外の状態の制御は、回胴式遊技機の制御として広く行われるものであってよい。そのため、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下した場合以外の制御部802の制御については、説明を省略する。
モータ10が(つまりは、リール20が)一定の速さで回転する。この状態で、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下する。制御部802は、遊戯者によるストップボタンの押下に応じて、スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれに、スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれをオン状態にする制御信号を出力する。
全相励磁検出回路70は、スイッチ8031、8032、8033、8034それぞれへの制御信号のすべてがオン状態にする制御信号であることを検出する(ステップS1)。全相励磁検出回路70は、制御信号のすべてがオン状態にする制御信号であることを検出すると、第1切替回路50をオフ状態にし、第2切替回路60をオン状態にする(ステップS2)。
スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれは、制御部802から受ける制御信号に応じてオン状態になる(ステップS3)。
スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれがオン状態になると、コイル103のそれぞれに電流が流れ、全相励磁の状態となる。そして、リール20は停止する(ステップS4)。
なお、この全相励磁の期間は、コイル103のすべてに電流が流れるため、モータ10に印加される電圧が高いままであれば、モータ10に供給される電力としては定格値を超える可能性がある。そのため、本発明の第1の実施形態では、全相励磁の状態となる期間のみモータ10に印加される電圧を全相励磁以外の状態においてモータ10に印加される電圧よりも低くするように制御している。
この状態で、遊戯者がスタートレバーを操作する。制御部802は、遊戯者によるスタートレバーの操作に応じて、スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれに、加速する制御信号、一定速にする制御信号(すなわち、全相励磁の状態とならない制御信号)を順に出力する。
全相励磁検出回路70は、スイッチ8031、8032、8033、8034それぞれへの制御信号の1つでもオフ状態にする制御信号があることを検出すると(ステップS5)、第1切替回路50をオン状態にし、第2切替回路60をオフ状態にする(ステップS6)。
スイッチ8031、8032、8033、8034のそれぞれは、制御部802から受ける制御信号に応じた状態(オン状態またはオフ状態)になる。
以上、本発明の第1実施形態による回胴式遊技機1について説明した。
本発明の第1実施形態による回胴式遊技機1のモータシステム1aは、第1電圧源30、降圧回路40(第2電圧源の一例)、モータ10(ユニポーラの永久磁石の一例)、全相励磁検出回路70(接続制御部の一例)を備える。
第1電圧源30は、第1電圧(例えば、24ボルト)を出力する。
降圧回路40は、第1電圧よりも低い第2電圧(例えば、12ボルト)を出力する。
モータ10は、ユニポーラの永久磁石モータである。
全相励磁検出回路70は、モータ10を回転させる場合、モータ10に第1電圧源30を接続し、モータ10を停止させる場合、モータ10に降圧回路40を接続する制御を行う。
このようにすれば、モータシステム1aは、回胴式遊技機1において、全相励磁の状態でリール20を停止させる場合のみモータ10に供給する電圧を低くすることができ、モータ10に供給される電力が定格値を超えることを抑制することができる。
その結果、回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態による回胴式遊技機1について説明する。
本発明の第2実施形態による回胴式遊技機1は、モータシステム1a、リール20を備える。モータシステム1aは、図5に示すように、モータ10、第2電圧源90、昇圧回路100(第1電圧源の一例)、第1切替回路50、第2切替回路60、全相励磁検出回路70、制御装置80を備える。
第1実施形態によるモータシステム1aと第2実施形態によるモータシステム1aとは、第1電圧源30と第2電圧源90との違い、及び、降圧回路40と昇圧回路100の違いである。
次に、回胴式遊技機1の処理フローについて説明する。
ここでは、モータ10には(つまりは、点Pには)、昇圧回路100の出力が印加されており、モータ10が(つまりは、リール20が)一定の速さで回転している状態で、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下した場合のモータシステム1aにおける制御部802の制御について説明する。
また、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下し、全相励磁の状態となる期間以外は、昇圧回路100が出力する電圧(第1電圧の一例、例えば、24ボルト)がモータ10に供給されている、すなわち、第1切替回路50が昇圧回路100の出力と点Pとをオン状態にし、第2切替回路60は第2電圧源90の出力(第2電圧源90の出力電圧は第2電圧の一例、例えば12ボルト)と点Pとをオフ状態にしているものとする。
なお、制御部802によるリール20の回転及び停止の制御については、図4に示したタイミングチャートのように行われるが、全相励磁の状態はリール20を停止させるときのみである。制御部802が行う全相励磁以外の状態の制御は、回胴式遊技機の制御として広く行われるものであってよい。そのため、遊戯者が回胴式遊技機1のストップボタンを押下した場合以外の制御部802の制御については、説明を省略する。
なお、回胴式遊技機1の処理フローは、図3に示した第1実施形態による回胴式遊技機1の処理フローと同様である。
以上、本発明の第2実施形態による回胴式遊技機1について説明した。
本発明の第2実施形態による回胴式遊技機1のモータシステム1aは、第2電圧源90、昇圧回路100(第1電圧源の一例)、モータ10(ユニポーラの永久磁石の一例)、全相励磁検出回路70(接続制御部の一例)を備える。
第2電圧源90は、第1電圧よりも低い第2電圧(例えば、12ボルト)を出力する。
昇圧回路100は、第1電圧(例えば、24ボルト)を出力する。
モータ10は、ユニポーラの永久磁石モータである。
全相励磁検出回路70は、モータ10を回転させる場合、モータ10に昇圧回路100を接続し、モータ10を停止させる場合、モータ10に第2電圧源90を接続する制御を行う。
このようにすれば、モータシステム1aは、回胴式遊技機1において、全相励磁の状態でリール20を停止させる場合のみモータ10に供給する電圧を低くすることができ、モータ10に供給される電力が定格値を超えることを抑制することができる。
その結果、回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することができる。
本発明の最小構成のモータシステム1aについて説明する。
本発明の最小構成のモータシステム1aは、図6に示すように、第1電圧源200、第2電圧源210、モータ220、接続制御部230を備える。
第1電圧源200は、第1電圧を出力する。
第2電圧源210は、第1電圧よりも低い第2電圧を出力する。
モータ220は、ユニポーラの永久磁石モータである。
接続制御部230は、モータ220を回転させる場合、モータ220に第1電圧源200を接続し、モータ220を停止させる場合、モータ220に第2電圧源210を接続する制御を行う。
以上、本発明の最小構成のモータシステム1aについて説明した。
このように、モータシステムを構成することで、回胴式遊技機において、ハイブリッドモータよりも安価なモータを用いてリールの回転及び停止を実現することができる。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本開示の実施形態における記憶部や記憶装置(レジスタ、ラッチを含む)のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部や記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
本開示の実施形態について説明したが、上述の回胴式遊技機1、モータシステム1a、制御装置80、制御部802、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図7は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図7に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述の回胴式遊技機1、モータシステム1a、制御装置80、制御部802、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、回胴式遊技機で許可されているROM(Read Only Memory)が挙げられる。また、ストレージ8の別の例として回胴式遊技機で許可された場合には、ストレージ8は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等であってもよい。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、開示の範囲を限定しない。これらの実施形態は、開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、種々の省略、種々の置き換え、種々の変更を行ってよい。
1・・・回胴式遊技機
1a・・・モータシステム
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10、220・・・モータ
20・・・リール
30、200・・・第1電圧源
40・・・降圧回路
50・・・第1切替回路
60・・・第2切替回路
70・・・全相励磁検出回路
80・・・制御装置
90、210・・・第2電圧源
100・・・昇圧回路
101・・・回転子
102・・・固定子
102a・・・第1固定子
102b・・・第2固定子
102c・・・第3固定子
102d・・・第4固定子
103・・・コイル
103a・・・第1コイル
103b・・・第2コイル
103c・・・第3コイル
103d・・・第4コイル
230・・・接続制御部
802・・・制御部
803・・・駆動部
8031、8032、8033、8034・・・スイッチ

Claims (6)

  1. 回胴式遊技機において使用されるモータシステムであって、
    第1電圧を出力する第1電圧源と、
    前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、
    ユニポーラの永久磁石モータと、
    前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続し、前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続する制御を行う接続制御部と、
    を備えるモータシステム。
  2. 前記第2電圧源は、
    前記第1電圧を降圧して前記第2電圧を生成する、
    請求項1に記載のモータシステム。
  3. 前記第1電圧源は、
    前記第2電圧を昇圧して前記第1電圧を生成する、
    請求項1に記載のモータシステム。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載のモータシステムと、
    前記モータシステムによって回転させられるリールと、
    を備える回胴式遊技機。
  5. 第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータとを備え、回胴式遊技機において使用されるモータシステムによる制御方法であって、
    前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続することと、
    前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続することと、
    を含む制御方法。
  6. 第1電圧を出力する第1電圧源と、前記第1電圧よりも低い第2電圧を出力する第2電圧源と、ユニポーラの永久磁石モータとを備え、回胴式遊技機において使用されるモータシステムが備えるコンピュータに、
    前記永久磁石モータを回転させる場合、前記永久磁石モータに前記第1電圧源を接続することと、
    前記永久磁石モータを停止させる場合、前記永久磁石モータに前記第2電圧源を接続することと、
    を実行させるプログラム。
JP2019161897A 2019-09-05 2019-09-05 モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム Withdrawn JP2021037203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019161897A JP2021037203A (ja) 2019-09-05 2019-09-05 モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019161897A JP2021037203A (ja) 2019-09-05 2019-09-05 モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021037203A true JP2021037203A (ja) 2021-03-11

Family

ID=74847779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019161897A Withdrawn JP2021037203A (ja) 2019-09-05 2019-09-05 モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021037203A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022191199A1 (ja) 2021-03-09 2022-09-15 公立大学法人大阪 物理定数の推定値取得方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022191199A1 (ja) 2021-03-09 2022-09-15 公立大学法人大阪 物理定数の推定値取得方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9231506B2 (en) Semiconductor device, electrical device and control signal, generation method
BE1022795A9 (nl) Geschakelde reluctantie motor en werkwijze daarvoor
US20150084573A1 (en) Stepping motor and timepiece provided with stepping motor
JP6227008B2 (ja) 開閉体制御装置及び開閉体制御方法
JP5622198B2 (ja) 発電電動機の同期始動制御装置
JP2021037203A (ja) モータシステム、回胴式遊技機、制御方法及びプログラム
USRE38264E1 (en) Rotary drive for a data carrier
JP5665383B2 (ja) モータ制御装置及び制御方法
JP2017175822A (ja) ステッピングモータ、モータ駆動装置及び時刻表示装置
US6218794B1 (en) Spindle motor startup method and apparatus
JP2003111475A (ja) 異常回転数検出装置を備える可変速度フアンモータ
US11016446B2 (en) Timepiece and motor control method
US10601350B2 (en) Motor device, motor driving control device and motor driving method
JP2022043912A (ja) モータ制御装置、モータ制御方法
JP2015134246A5 (ja)
US10978972B2 (en) Actuator controller, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP6801916B2 (ja) 制御装置、遊技機、制御方法及びプログラム
JP2000358390A (ja) モータのサーボ制御装置
JP4146588B2 (ja) モータ制御装置、及びモータ制御方法
JP7267038B2 (ja) 推定装置、巻線切替モータシステム、推定方法及びプログラム
JP2002272164A (ja) モータの通電制御方法
WO2019058565A1 (ja) 過給機
JP2009017687A (ja) ディスク回転装置
JP2004344000A (ja) 電動機
JP2005192286A (ja) 直流モータの駆動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220805

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20230327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230426