JP2005168588A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 引き込み可能な絵柄数を増やすと共に停止態様の面白味を向上させた、リール停止位置制御可能な遊技台を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数種類の絵柄が回転可能な複数のリールに施され、該各リールの回転をストップボタンからの停止指令(522)に基づいて停止し、当該停止位置での絵柄に基づいて入賞役に応じた媒体を排出する遊技台であって、前記リールを回転させるためのステッピングモータを励磁開放することにより、回転を停止させる手段(531)を備えることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スロットマシン(パチスロ)に代表される遊技台に関する。
従来よりスロットマシンでは、リールの回転駆動を瞬時に停止させるための停止方法として、ステッピングモータによる全相励磁制動が用いられている(ここで、「全相励磁制動」とは、ステッピングモータの全相に同時に信号を印加することで制動させる停止方法をいう)。当該方法によれば、例えば、定常時のリールの回転速度が80rpmであった場合、リールの停止制御を行ってから約17msec程度で(400パルスで1回転するステッピングモータの場合、9パルス程度で)リールを停止させることができる(つまり、制動時間=17msec、制動距離=9パルス分の回転距離)。
一方、リールの停止位置の制御に際して、停止制御可能時間(遊技者がリール停止操作を行ってから、実際にスロットマシン側でリールの停止制御を完了するまでの時間)は190msec以下にすることが規定されている。このため、所望の停止位置にリールを停止させるためには、上記制動距離を考慮しながら当該規定時間の範囲内でリール停止制御タイミングを図る必要がある。
したがって、上述のように、リールの回転速度が80rpmで、リール1回転あたりに21個の絵柄があった場合、停止制御可能時間いっぱいでリールの停止制御を行うこととすると、最大で5絵柄先の絵柄まで引き込みを行うことができる(引き込みとは、遊技者が内部当選していないのに、入賞役に対応した絵柄組み合わせが表示されるのを防止したり、内部当選した入賞役に対応した絵柄組み合わせが表示されやすいように、リールの停止位置をスロットマシン側で制御するものである)。
さらに、最近では、上記全相励磁のほかにも様々なリールの停止方法が提案されている。例えば、特開2002−159626号公報には、ステッピングモータの全相励磁制動を行った後、リールの停止位置に対応する1相の逆相に印加している制動パルスを遮断し、その後、制動パルス全てを遮断する停止方法が開示されている。かかる停止方法によれば、確実に目的の停止位置に停止させることができる。
さらに、特許第3333685号公報には、ステッピングモータの各相コイルの両端を同時に基準電圧に落とすことで、リールを停止させることが可能な回路構成について開示されている。
特開2002−159626号公報 特許第3333685号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、確実に目的の停止位置に停止させることができるものの、リールの停止態様が一様であり、また、引き込み可能な絵柄数(ストップボタンを押してから実際に停止するまでに入賞ライン上を通過する絵柄の数)も従来と同じであるため、遊技者にとっては面白味に欠けるという問題があった。
一方、上記特許文献2の場合、停止時のステッピングモータの発熱を抑えることが期待できるるものの、特殊な回路を必要とするためコストがかかるといった問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、引き込み可能な絵柄数を増やすと共に停止態様の面白味を向上させた、リール停止位置制御可能な遊技台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る遊技台は以下のような構成を備える。即ち、
複数種類の絵柄が回転可能な複数のリールに施され、該各リールの回転をストップボタンからの停止指令に基づいて停止し、当該停止位置での絵柄に基づいて入賞役に応じた媒体を排出する遊技台であって、
前記リールを回転させるためのステッピングモータを励磁開放することにより、回転を停止させる回転停止手段を備えることを特徴とする。
ここで、本発明に係る遊技台は、前記ステッピングモータを励磁開放した場合の制動距離に関する情報を保持する保持手段を更に備え、
前記回転停止手段は、前記ストップボタンからの停止指令があった場合における前記励磁開放のタイミングを、前記制動距離に関する情報に基づいて制御することを特徴とする。
さらに、本発明に係る他の遊技台は以下のような構成を備える。即ち、
複数種類の絵柄が回転可能な複数のリールに施され、該各リールの回転をストップボタンからの停止指令に基づいて停止し、当該停止位置での絵柄に基づいて入賞役に応じた媒体を排出する遊技台であって、
前記リールを回転させるためのステッピングモータを全相励磁することにより、回転を停止させる第1の回転停止手段と、
前記ステッピングモータを励磁開放することにより、回転を停止させる第2の回転停止手段とを備えることを特徴とする。
本発明の遊技台によれば、引き込み可能な絵柄数を増やすと共に停止態様の面白味を向上させた、リール停止位置制御可能な遊技台を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観を示す正面図である。
[第1の実施形態]
<全体の構成>
図1に示すように、スロットマシン100の中央内部には、外周面に複数種類の絵柄(図示省略)を配列した円筒状のリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、本体101の内部で回転駆動されるように構成されている。前面扉102には、リール表示窓113が設けられており、リール110乃至112を正面から眺めると、これに施された絵柄がリール表示窓から縦方向に3つ見えるようになっている。つまり、全リール110乃至112が停止した場合、遊技者は、3×3の合計9個の絵柄を見ることができる。これらのリール110乃至112が回転し、適宜なタイミングで各リール110乃至112が停止すると、様々な絵柄の組み合わせが表示されることになる。なお、本実施形態では、3個のリールを備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。各リール110乃至112の裏側には、リール表示窓上に表示される個々の絵柄を照らすためのバックライト(図示せず)が配置されている。バックライトは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発することが可能であり、各原色に対応したLED等を含んで構成される。
入賞ライン表示ランプ120は、各遊技毎に有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ライン114は、スロットマシン100に投入された遊技媒体(本実施形態ではメダルを想定する。)の枚数によって変化する。例えば、図1に示すように5本の入賞ライン114を有する場合、メダルを1枚投入したときは中段の水平入賞ライン、2枚投入したときは、上段の水平入賞ラインおよび下段の水平入賞ラインを加えた3つの入賞ライン、3枚投入したときは更に斜めの入賞ラインを加えた5ラインが有効となり、有効な入賞ライン上に揃った絵柄の組み合わせにより入賞が判断されることとなる。勿論、入賞ラインの数は5本に限定されるものではない。スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、入賞役である再遊技に入賞したとき、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるランプである。再遊技の場合、次遊技において遊技媒体であるメダルの投入が免除される。告知ランプ123は、後述するビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)に内部当選した状態にあることを遊技者に報知するランプである。メダル投入ランプ124は、遊技者にメダルの投入が可能であることを知らせるランプである。
払出枚数表示器125は、メダルの払い出しのある何らかの入賞役に入賞したとき、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を表示する表示器である。遊技回数表示器126は、ビッグボーナスゲーム中の一般ゲームの回数等を表示する表示器である。貯留枚数表示器127は、電子的に貯留(クレジット)しているメダルの枚数を表示する表示器である。演出用ランプ128は、遊技の興趣を高めるための演出に使用されるランプである。メダル投入ボタン130、131は、貯留されたメダルをスロットマシン100へ電子的に投入するための投入ボタンであり、いわゆるベットボタンと呼ばれているものである。本実施形態では、最大メダル投入ボタン130(いわゆるマックスベットボタン)と、1枚メダル投入ボタン131を有し、これらのボタンのいずれかを押下することにより遊技に必要な1〜3枚のメダルがスロットマシン100へ電子的に投入される。2枚のメダルを投入する場合は、1枚メダル投入ボタン131を2回押下することとなる。投入されたメダル枚数分は、現在の貯留枚数から減算されて残枚数が貯留枚数表示器127に表示される。
メダル投入口ブロック134は、遊技を開始するに当たって遊技者が直接メダルを投入するための開口を有する。スタートレバー135は、遊技の開始操作として、リール110〜112の回転を開始させるレバー型のスイッチである。ストップボタンユニット136には、上記リール110〜112に夫々対応するストップボタン137、138、139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、押下することによって対応するリール110乃至112を停止させるボタン型のスイッチである。各ストップボタン137乃至139の内部にはランプ(図示せず)が設けられており、スタートレバー135が操作された後、リール110乃至112の停止操作が可能な状態になると全ランプが点灯し、各ストップボタン137乃至139が押下されるごとに消灯する。精算ボタン132は、遊技者が獲得したメダルを精算して排出する精算処理を行う場合に押下されるボタンである。なお、精算ボタン132は、遊技者がメダル投入口ブロック134から投入したメダルのうち所定枚数(例えば3枚)以上のメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大50枚まで貯留するか否かを切換える場合にも使用され、例えば、精算ボタン132が押下されると精算処理が行われて非貯留モードが設定され、もう一度精算ボタン132が押下されると貯留モードが設定される。ここに、メダルの貯留とは、メダルを直接払い出さずに、電子的にその枚数を後述する制御部に一時記憶しておくことを意味する。
キー孔140は、扉開閉用のキーを差し込む孔で、キーを差し込んで時計方向に回すとロックが解除され、スロットマシン100の前面扉102を開けることができる。メダル排出口156は、メダルを排出するための開口であり、入賞時に払い出されるメダルはここから排出される。排出されたメダルは、受け皿157に溜まるようになっている。上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受け皿ランプ(受け皿)157は、遊技を盛り上げるための演出用のランプであり、遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅する。液晶表示装置(LCD)170は、遊技に関する各種の情報(遊技を盛り上げる演出情報、スロットマシンの内部で異常が発生した場合にエラーの内容を表示するエラー情報など)を表示することができる。もちろん、液晶表示装置170のかわりに、複数のLEDを2次元に配置したドットマトリックス式表示装置等、他の表示手段を用いても良い。上部スピーカの音孔160と、中央スピーカの音孔161は、装飾が施されたスピーカーカバーが装着され、ここから遊技の効果音が出力される。
<リールの構成>
図2は、リール表示窓113の裏側に配置されているリール110乃至112を回転させるためのリール回転装置の構造を示す図である。リール回転装置は、概略、四角枠状のフレーム200内に各リール110乃至112を装備したリールユニットが3個設けられている。各リールユニット自体は、リール110乃至112に使用されているリール帯を除けば、同一構造となっている。リールユニットは、各リール110乃至112の裏側に、リール表示窓113を通して表示される個々の絵柄を照らすためのバックライトモジュール202が配置されている。バックライトモジュール202は、リール表示窓113の停止表示される3個の絵柄毎に照明することができるように3つの区画に分けられた枠体の背面にLEDを実装した基板が配置されている。LEDは、例えば、7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとするこれらの混合色)の光を発光し、背面から停止表示された絵柄を照明する。なお、各リール110乃至112に使用されるリール帯を平面的に展開した場合の一例を図3に示す。同図に示すように、各リール110乃至112には、複数種類の絵柄が所定コマ数(ここでは21コマ)だけ配置されている。なお、同図の左端に示した番号1乃至21は、各リール110〜112上の絵柄の配置位置を示す番号である。スロットマシン100内部の各リール110〜112夫々の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサが設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を各リール110〜112に設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。この光学式センサによる遮光片の検出結果に基づいて、各リール110〜112上の絵柄の回転方向の位置を判断し、目的とする絵柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させることが可能となる。
図4は、リールユニットの構造を示す図である。リールユニットは、ベース201、ステッピングモータ401、リール枠402、基準センサ403、リール帯(図示省略)等で構成されている。ベース201は、コの字断面の基板201aにブラケット201bが設けられている。ブラケット201bの端部には、基準センサ403が固定されている。また、基板201aには、ステッピングモータ401が固定されている。リム部402aのステッピングモータ401側に向けて図3のリール帯が固定される。
本実施形態において、ステッピングモータ401は、200ステップで1回転する4相のものを使用し、励磁方式を1―2相励磁方式としており、2駆動パルスで1ステップ回転させることを想定している。すなわち、400駆動パルスで1回転させることができる。本実施形態では、リールの絵柄総数は21個であるため、1絵柄あたりの駆動パルスは、20個の絵柄について19パルスが、残り1個の絵柄について20パルスが、それぞれ配分されている。
ステッピングモータ401の駆動軸には、リール枠402が固定されており、ステッピングモータ401の駆動軸の回転に伴って回転するようになっている。リール枠402は、軽量化を目的として、リング状のリム部402a、ステッピングモータ401の駆動軸に固定されるボス部402c、リム部402aとボス部402cとを連結するための4本のアーム部402bとで構成されている。
アーム部402bの内の1本には、基準センサ403の検知部を横切る通過片402dが設けられている。本実施形態の場合、基準センサ403としてフォトセンサを用いており、通過片402dが通過すると基準センサ403がこれを検出することとなり、通過片402dは、リールが1回転する毎に基準センサ403に検出される。この検出信号をスロットマシン100の制御部が検出し、各リールが回転して基準位置を通過したことを認識することになる。したがって、基準位置を通過してからステッピングモータ401に供給した駆動パルス数により、各リール110乃至112の回転量が分かると共に、各絵柄の位置が分かる。
なお、本実施形態では、各リール110乃至112の回転装置として上記構成を採用したが、これに限られず、回転角度を検知できるアブソリュートエンコーダを内蔵したパルスモータ(サーボモータ)を使用しても良い。この構成の場合、任意に基準位置を設定することができる。
<制御部(主制御部)>
スロットマシン100の制御部は、全体を制御する「主制御部」と、遊技を盛り上げるための演出に関する制御等を遂行する「副制御部」と、液晶表示装置(LCD)170を制御する「LCD表示制御部」とで構成されているが、ここでは、本実施形態にかかる主制御部について図5を用いて説明する。
中央処理装置(以下、CPUと称す)510は、スロットマシン100における制御の中枢となるものであり、バス570を介して、周辺部との間で制御信号やデータの受渡しが行われる。乱数発生器511は、乱数を発生するもので、複数のカウンタ、クロック発振器、分周器及びラッチ回路等で構成される。乱数発生器511が発生した乱数値は、バス570を介して、RAM513の乱数記憶領域に記憶され、必要に応じてCPU510へ送られる。乱数値は、複数種類存在し、それぞれ処理内容に応じて使用される。CPU510には、入力インターフェース560およびバス570を介して、メダル投入口より投入されたメダルを検知するメダル受付センサー520、スタートレバー135の操作を検知するスタートレバーセンサー521、ストップボタン137乃至139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検知するストップボタンセンサー522、及び、メダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検知するメダル投入ボタンセンサー523、精算ボタン132の押下に伴って動作する精算/貯蓄ボタンスイッチ524が接続されている。
ROM(リード・オンリー・メモリ)512は、各種制御を行うためのプログラムや、後述する各種テーブルデータ等(不図示)を記憶する記憶手段の一つであり、本実施形態ではさらに励磁開放時の制動距離を保持していることを特徴としている。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)513は、CPU510によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する記憶手段の一つである。本実施形態では、このようにROM及びRAMを採用しているが、他の記憶手段も採用可能であることはいうまでもない。また、リール110乃至112の回転と停止を行うステッピングモータ(図示省略)を制御するリールモータ駆動制御部/リールモータ停止制御部(励磁開放制御部を備える)531、及び、メダル払出装置(いわゆるホッパー:図示省略)を制御するホッパーモータ制御部532が、入出力インターフェース560及びバス570を介してCPU510に接続されている。ランプ・表示器533とは、図1で示した入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122等のランプ類や、払出枚数表示器125、遊技回数表示器126等の各種表示器をまとめて表したもので、出力インターフェース540およびバス570を介してCPU510に接続されている。出力インターフェース550は、CPU510の指示に基づき、各種のコマンドを副制御部(不図示)の入力インターフェースへ送信する。
<入賞役と遊技の種類>
次に、スロットマシン100の各遊技状態での各入賞役の絵柄組み合わせの構成と配当数の一例について図6を用いて詳細に説明する。入賞役の種類は、スロットマシン100の遊技の種類によって異なる設定となっている。本実施形態では、遊技の種類として、通常遊技、特定遊技、役物遊技の3種類が設定されており、各遊技の種類によって入賞役の種類や配当数が異なっている。
通常遊技においては、入賞することにより少なくとも一部の入賞役についての内部当選の確率が高い遊技を次回から行える入賞役(特定役及び特殊役)と、入賞によりメダルが払い出される入賞役(小役1乃至小役3)と、次回の遊技においてメダルの投入が不要な入賞役(再遊技役)と、が設定されている。
特定役に入賞することによって特定遊技に移行する。特定遊技は、入賞することにより役物の内部当選の確率が高い役物遊技を次回から行える入賞役(特殊役)と、入賞によりメダルが払い出される入賞役(小役1乃至小役3)と、が設定されている。特殊役に入賞することによって役物遊技に移行する。役物遊技においては、入賞によりメダルが払い出される入賞役(役物)が設定されている。
(1)通常遊技における入賞役:
・特定役(ビッグボーナス)
赤7−赤7−赤7、白7−白7−白7及びBAR−BAR−白7の絵柄組み合わせが、リール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと配当数15枚のメダルが払い出され特定役に入賞する。特定役に入賞すると特定遊技に移行し、次回の遊技からの所定遊技回数分(本実施形態においては30ゲーム)の特定遊技の一般遊技が開始される。この一般遊技では、図6の特定遊技中の小役1乃至3が高確率で内部当選する遊技である。特定役に入賞すると小役及び役物が高確率で入賞するため、遊技者は大量のメダルを獲得することができる。
また、特定遊技中においては通常遊技中では再遊技役であったRep−Rep−Repの絵柄組み合わせが特殊役に設定されている。特定遊技中のみ設定されているこの特殊役に入賞すると6枚の払い出しがあり、次回の遊技から後述する役物遊技に移行する。役物遊技が終了すると再び一般遊技へと戻る。特定遊技の終了条件は、一般遊技の30ゲームを終了するか、若しくは特殊役に2回入賞して役物遊技を終了させた時点で終了する。
・特殊役(レギュラーボーナス)
BAR−BAR−BARの絵柄組み合わせが、リール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと配当数15枚のメダルが払い出され、次回の遊技から役物遊技が開始される。役物遊技は、所定遊技回数分(本実施形態においては12ゲーム)の間、役物と呼ばれる15枚払い出しの入賞役(Rep−Rep−Rep、スイカ−Rep−Repのいずれかの絵柄組み合わせ)が高確率で当選する遊技である。本実施形態では、役物遊技は、12ゲームの間に役物に8回入賞すると終了する。1回特殊役に入賞すると概ね115枚程度のメダルが獲得できる。
・小役1乃至3
小役1:スイカ−スイカ−スイカの絵柄組み合わせは15枚、小役2:ベル−ベル−ベルの絵柄組み合わせは7枚、小役3:チェリー−ANY−ANYの絵柄組み合わせは2枚が、リール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと、対応する配当数のメダルが払い出され、次回の遊技は通常遊技のままである。
・再遊技役
Rep−Rep−Repが、リール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと再遊技役の入賞となり、次回の遊技がメダルの投入なしで行うことができる。
(2)特定遊技における入賞役:
・特殊役
Rep−Rep−Repの絵柄組み合わせが、リール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと配当数6枚のメダルが払い出され次回の遊技から役物遊技が開始される。役物遊技は、上記特殊役における役物遊技と同様である。
・小役1乃至3
特定遊技における小役1乃至3の配当枚数は、小役1:スイカ−スイカ−スイカは5枚、小役2:ベル−ベル−ベルは9枚、小役3:チェリー−ANY−ANYは8枚、が、設定されている。特定遊技においては一部の小役について配当枚数を異なるように設定している。特定遊技では、上記小役が通常遊技に比べて高確率で内部当選する。
(3)役物遊技における入賞役:
・役物
スイカ−Rep−Rep、Rep−Rep−Repの絵柄組み合わせがリール表示窓113の入賞ライン114のいずれかに揃うと配当数15枚のメダルが払い出される。
以上、スロットマシン100の入賞役及び遊技の種類について説明したが、本発明にかかるスロットマシンは、これに限定されるものではなく、様々な入賞役や遊技の種類を設定できることは云うまでもない。
次に、上記各入賞役の発生確率について説明する。図7は、各入賞役の設定毎の発生確率を表した図である。図7の表中、上段に記載されている値は、全乱数値(16384)に対して各入賞役に割り当てられた乱数値幅を表した数値であり、下段括弧書きの数値は、全乱数値に対する各入賞役の乱数値幅の割合を示したものであり、いわゆる発生確率と呼ばれているのものである。各入賞役の発生確率は、一般に所定の出玉率の範囲内になるように設定されており、遊技店の営業に合わせて設定1から設定6までの6段階に設定できるようになっている。本実施形態では、任意の1段階についてのみ図7に例示し、他の設定に関しては省略する。
<リール停止制御>
次に、本実施形態にかかるスロットマシン100のリール停止制御の概略を説明する。図8は、スロットマシン100の左リール110の停止制御の説明図である。ここでは、左リール110の停止制御を例に挙げて説明するが、中リール111及び右リール112も同様である。
上述した通り、スロットマシン100のリール110乃至112は、それぞれ、ステッピングモータ401によって個別に駆動されており、リール1回転当たりの駆動パルス数は、400駆動パルスであり、1駆動パルスで0.9度回転させることができる。
本実施形態では、基準センサ403がリール表示窓113の中段位置に配置されており、また、通過片402dは、絵柄配置位置1のチェリー絵柄の先頭に対応する部位に配置されていることを想定している。図8において、絵柄配置位置1乃至21は、リール110上の各絵柄の配置を示す番号であり、各絵柄毎に割り当てられている。図8の例では、絵柄配置位置1が「チェリー」絵柄に対応し、絵柄配置位置21が「7」絵柄に対応している。
パルス数は、基準センサ403が通過片402dの通過を検出してから送出されるパルス数に応じた各絵柄の位置を示す情報であり、例えば、パルス数が1乃至19の範囲が、絵柄配置位置1の「チェリー」絵柄に割り当てられており、また、パルス数が209乃至228の範囲が、絵柄配置位置12の「7」絵柄に割り当てられている。従って、例えば、パルス数が10の時、「チェリー」絵柄が中段位置に位置し、パルス数が219の時、「7」絵柄が中段に位置することとなる。
リール回転角は、基準センサ403が通過片402dを検出した時点を0として、各パルス数に対応したリール110の回転量を角度で示したものである。パルス数が400で1回転することが分かる。
このような情報を用いることで、主制御部500は、まず、基準センサ403を通過片402dが通過したことを検出し、これを起点として、ステッピングモータ401へ送出するパルス数を計数することにより、任意の絵柄がリール表示窓113に表示されるように、リール110を停止制御することができることとなる。
次にリールを停止させるときの制御について説明すると、リール110の停止制御は、図8に示す、停止位置情報に基づいて決定される。停止位置情報は、リール110の回転により循環的に移動する、リール110上の絵柄の停止位置を定める情報であり、各入賞役の内部抽選の結果に対応して設定されている。また、本実施形態では、内部抽選結果に加えて、更に、遊技状態に応じて設定されており、より細分化されている。もっとも、内部抽選結果のみに対応して設定してもよい。
遊技状態の種類は、本実施形態の場合、遊技の種類の他、更に、所定の入賞役の内部当選状態の種類も含まれる。本実施形態の場合、特に、特定役と特殊役の内部当選中であるか否かで区分けしている。内部当選中とは、いわゆるフラグの持ち越し状態を意味し、特定役か特殊役に内部当選したにも関わらず、その遊技においてそれらに入賞しなかった場合に、入賞するまで次遊技以降も、それらに内部当選したものとして取り扱う処理をいう。
図8において、停止位置情報は、概念的には、リール上の絵柄数分のビット列で構成され、停止可能な絵柄位置のみにビットを立てたデータとして表すことができる。図中の「●」が付され絵柄は、停止が許可された絵柄を表している(以下、停止許可位置ともいう)。本実施形態の場合、中段位置を基準としているので、「●」が付された絵柄は、中段位置での停止が許可されていることを表している。
一方、「↑」が付された絵柄は、中段位置での停止が許可されていないことを示しており、これが中段位置を通過する際に、遊技者により停止操作がされたとしても、停止することなく絵柄を通過させることを表している。例えば、絵柄配置位置16の「BAR」絵柄がリール表示窓113の中段位置に来たときにストップボタン137を操作しても、停止が許可された位置ではないので、4コマ先の絵柄配置位置20のスイカ絵柄位置まで絵柄が進んで停止することとなる。
遊技者にとって見れば、「BAR」絵柄を狙って操作した結果、「スイカ」絵柄が引込まれるようにして停止表示されたように感じることになる。図中、停止位置情報は、5箇所の停止許可位置が設定されており、最終的にリール表示窓113に停止表示される左リール110の停止表示絵柄は、図8の最右側に示された5種類となる。
このようなリール停止制御は、一般に、滑りコマ制御や引き込み制御と呼ばれ、内部当選していないのに、入賞役に対応した絵柄組み合わせが表示されることを防止したり、或いは、内部当選した入賞役に対応した絵柄組み合わせが表示され易いようにリールを制御するものである(詳細は後述する)。
<スロットマシン100の処理の流れ>
次に、スロットマシン100の遊技時の処理の全体の流れについて説明する。図9は、スロットマシン100の遊技実行処理を示すフローチャートである。遊技実行処理は、スロットマシン100の遊技の流れを制御する処理であり、毎遊技繰返し実行される。
ステップS901では、メダル受付処理を行う。メダル受付処理は、メダル投入口134へのメダル投入の有無をメダル受付センサー520からの検知信号により判定する。メダルの投入を検知した場合、投入されたメダルの枚数に対応してリール表示窓113の左側にある入賞ライン表示ランプ120を点灯/点滅させる。
なお、メダルの投入は、例えばスロットマシン100内にメダルが電子的に貯留されている場合、メダル投入ボタン130、131のいずれかを押すことでも投入することができる。本実施形態の場合、一回の遊技に投入できる枚数は最大3枚である。このとき主制御部は副制御部にメダル投入コマンドを送信して副制御部にメダル投入を認識させる。副制御部はメダル投入コマンドに基づいてメダル投入音を発生させる演出等を行う。
ステップS902では、遊技者によるスタートレバー135の操作有無をスタートレバーセンサー521の検知信号により判定する。なお、スタートレバー135の操作が検知されない場合、スタートレバー135が操作されるまで待機する。スタートレバー135の操作が、スタートレバーセンサー521で検知されるとスタートレバー受付コマンドを副制御部に送信する。副制御部はスタートレバー受付コマンドに基づいてスタート音等を発生させる演出を行う。
スタートレバー135の操作があると、ステップS903へ進み、CPU510が乱数発生器511から乱数を取得し、ステップS904にて絵柄の乱数抽選を行う。この絵柄の乱数抽選は、各入賞役の内部当選の当否を定める内部抽選である。本実施形態では、内部抽選結果の種類は、ハズレと入賞役の内部当選とに大別され、更に、各入賞役毎の内部当選に分類される。
ステップS905では引き込み制御準備処理として、励磁開放による制動距離をROM512より読み込む。
ステップS906では、リール110乃至112の回転処理を行う。上述した通り、スロットマシン100では、リール110乃至112に個別にステッピングモータ401を設け、これにより回転駆動している。一般にステッピングモータは、駆動パルスの周波数によって回転速度が制御される。リール回転処理では、各リール110乃至112のステッピングモータ401に所定のパターンの駆動パルスを供給し、各リール110乃至112を回転させる。リール回転処理が実行されると全リール110乃至112が一斉またはランダムに回転し始める。全リール110乃至112の回転開始は、リール回転開始コマンドとして副制御部に送信され、副制御部はリール回転開始コマンドに基づいて設定された各種演出の実行を開始することとなる。
次に、全リール110乃至112が定速回転になると、ステップS907へ進み、遊技者によるストップボタン137乃至139の操作の受付を開始する。ステップS907では、遊技者が操作したストップボタン137乃至139がいずれのストップボタンであるかをストップボタンセンサー522により検知し、検知されると、ストップボタンが操作されたことを、ストップボタン受付コマンドを送信して、副制御部にどのストップボタンが操作されたかを認識させている。
ステップS908では、リールの停止処理を行う。リールの停止処理は、遊技者により操作されたストップボタンに対応して、各リールの回転を個別に停止する処理であり、選択された停止位置情報に基づいて各リールの回転を停止する。なお、所定時間(例えば30秒)経過しても遊技者によるストップボタン137乃至139の操作を検知しない場合は、全リール110乃至112を自動的に停止させる。
ステップS909では、全リール110乃至112が停止したか否かを判定する。ステップS910では、リール表示窓113上の、有効化された入賞ライン114上に、ステップS904の絵柄の乱数抽選において内部当選した入賞役に対応して予め定めた絵柄の組み合わせが揃って停止しているか否かにより、その入賞役の入賞判定を行う。入賞判定結果は、入賞演出コマンドとして副制御部に送信される。
入賞判定の結果、入賞有りと判断された場合は、ステップS911へ進み、入賞した入賞役に対応して予め定めた配当数をRAM513のワークエリアにセットし、このワークエリアのデータに基づいた所定数のメダルをメダル払出口156より受皿157に払い出す処理を行う。
ステップS912では、ステップS910で受信した演出コマンドに基づいて副制御部で入賞演出が実行される間、主制御部の入賞演出として払出枚数表示器125に払出枚数を表示する等の入賞演出が行われる。
ステップS913では、入賞判定結果に基づいて遊技の種類の更新を行う。入賞判定の結果、特定役に入賞している場合は、特定遊技を設定し、次ゲームより特定遊技が設定され実行される。特殊役に入賞した場合及び特定遊技中に役物遊技に入賞した場合は、次ゲームより役物遊技が設定され実行される。以上により、1回の遊技が終了し、以後、同様の手順が繰り返されることとなる。
<リール停止処理>
次に図9のステップS908に示すリール停止処理についての詳細を図10を用いて説明する。同図に示すように、ステップS1001では、ステップS907で受け付けたストップボタンの種類を判定し、ストップボタン137であった場合には、ステップS1002に進み、リール110の停止処理を行う。一方、ステップS907で受け付けたストップボタンがストップボタン138であった場合には、ステップS1003に進み、リール111の停止処理を行う。さらに、ステップS907で受け付けたストップボタンがストップボタン138であった場合には、ステップS1004に進み、リール112の停止処理を行う。ステップS1002乃至ステップS1004の処理が終了したら、図9の処理に戻る(なお、リール110乃至112の停止処理の詳細はさらに後述するものとする)。
<リール停止方法及び停止位置制御方法の説明>
次に、本実施形態にかかるスロットマシン100におけるリール停止方法である励磁開放について説明する。図11は、リールモータ駆動制御部531によりリール110が一定速度で回転している場合の各相の信号と、リールモータ停止制御部531により励磁開放した場合の各相の信号を示す図である。
同図において横軸は時間軸を、縦軸は各相の信号のON/OFFを表しており、横軸の1目盛り(点線と点線の間隔)の時間間隔は1.877msecとなっている。同図に示すように、本実施形態の場合、各相へは15.016msecを1周期とし、隣あう相同士で1/4位相ずれたパルス信号が印加されている。そして、「励磁開放指令」(励磁開放による停止制御開始の指令)を受け取ると、励磁開放制御部531では、ステッピングモータ401の各相へのパルス信号を全てOFFとする(1101乃至1104)。
次に励磁開放指令を受けて、ステッピングモータ401の各相へのパルス信号が全てOFFとなった場合のリール110の動作について図12を用いて説明する。
各相へのパルス信号が全てOFFとなってから(励磁開放されてから)、実際にリール110が停止するまでの制動距離は、ステッピングモータ401のホールディングトルク(静止トルク)とイナーシャ(慣性モーメント)との関係で決まる。本実施形態にかかるスロットマシンの場合、39±2パルスの範囲に収束することが実験的に求められている。
図12は、横軸にステッピングモータのパルス数をとるとともに、当該パルス数に対応するリール110の絵柄を重ね、さらに、励磁開放した場合の制動距離を示したものである(なお、ここではパルス数をリールの回転角度と同義で用いている)。同図に示すように、1絵柄が通過するのにリール110は19パルス回転することから、N番絵柄が中段位置を通過すると同時に励磁開放されたとすると、39±2パルス回転したところで(つまり、N+2番絵柄が中段位置にきたときに)リール110が停止することとなる。
このように励磁開放の場合、リールモータ停止制御部513がリールの停止制御を行ってから(各相のパルス信号をOFFにしてから)、実際にリールが停止するまでの制動距離が全相励磁の場合に比べて大きい(つまり、減速角度勾配が緩やかである)。
次に図12に示す動作特性を踏まえ、リール停止位置の制御方法について図13を用いて説明する。図13は、滑りコマ制御、引き込み制御を行うにあたり、遊技者がストップボタン137を押してから停止制御を開始し、実際にリールが停止するまでの動作を示す図である。上述したように、遊技者がストップボタン137を押してから停止制御が行われるまでの時間は最大で190msec以内にすべきことが規定されている。一方、上述のように停止制御を行ってから、実際にリールが停止するまでの制動距離は39±2パルスである。
そこで、リールモータ停止制御部513では遊技台ごとに実験的に求められ、ROM512に予め保持されている制動距離に関する情報を、停止制御を行う際にROM512から読み込み、当該制動距離に基づいて停止制御を行うタイミングを算出するようにすることで、所望のリール停止位置にリールを停止させることが可能となる(つまり、励磁開放の場合であっても、実験的に求めた制動距離を格納しておくことで、従来どおり、内部当選の有無に応じて引き込み制御や滑りコマ制御を行うことができる)。
図13を例に簡単に説明する。図13の場合、20番絵柄がリール表示窓の中段位置にきて、2パルス分進んだ瞬間にストップボタン137が押されたことを想定している。したがって、次の絵柄(19番絵柄)まで17パルス、その次の絵柄(18番絵柄)まではさらに19パルスあることから、ストップボタン137が押されたと同時に停止制御を行い、励磁開放したとすると、39±2パルスの制動距離をもってリールが停止するため、18番絵柄の途中においてリールを停止させることができる(全相励磁に比べ制動距離が長いため、20番絵柄でリールを停止させることはできない)。
同様に、39±2パルスの制動距離を考慮して励磁開放すれば、17番絵柄、16番絵柄・・・等においても停止させることができる。さらに、上述のようにストップボタン137が押されてから励磁開放(停止制御)を開始するまでの停止制御可能時間は0msecから190msecの間で設定可能であることから、ストップボタン137が押された位置から39±2パルス分進んだ位置(18番絵柄の途中)が最小の停止可能位置であり、190msec(101パルス)回転し、さらに39±2パルス進んだ位置(13番絵柄の途中)が最大の停止可能位置となる。ここで、遊技時の停止位置は絵柄の途中となることがないように制御(励磁開放タイミングが調整)されることから、実質的には、引き込み対象となるのは、17番絵柄から14番絵柄となる(つまり、制動距離が9パルスである従来の全相励磁では、引き込むことができなかった15、14番絵柄を引き込むことが可能となる)。なお、図13に示す励磁開放の場合、17番絵柄〜14番絵柄までの計4絵柄が引き込み対象の絵柄であることから、引き込み対象となる絵柄の数は、従来の全相励磁の場合と同等である。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、停止する際の減速速度勾配が従来の全相励磁の場合に比べ緩やかとなることから、遊技者は、当該速度勾配を考慮してストップボタンを押すことが必要となり(つまり、遊技者は制動距離を考えながら従来の全相励磁の場合に比べやや早めにストップボタンを押すことが必要となり)、遊技性が増すという効果がある。
また、本実施形態によれば、引き込み対象となる絵柄の数は従来の全相励磁の場合と同等であるが、従来と同様に、滑りコマや引き込みの制御といったリール停止位置制御を行うことが可能であることに加え、従来の停止制御で引き込むことができなかった対象(ストップボタンが押されてから7絵柄先の絵柄(ストップボタンが押されたときの絵柄もカウントに含む))まで、引き込むことが可能となる。つまり、目押しが得意でない人でも、引き込み可能な絵柄の数が増えることで入賞しやすくなる(取りこぼしによる損が少なくなる)とともに、従来にはない見た目の違いによる演出性が向上するといった効果がある。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、リール停止方法として励磁開放のみを行うこととしたが、全相励磁制動と励磁開放とを並存させ、切り替えて使用するようにしてもよい。そこで、本実施形態では、全相励磁制動と励磁開放の2つのリール停止方法を有するスロットマシンについて説明する。
<主制御部>
図14に本実施形態にかかるスロットマシンの主制御部500の構成を示す。上記第1の実施形態との相違点は、ROM1401に全相励磁の場合の制動距離を保持させるとともに、リールモータ停止制御部1402に全相励磁制御部を新たに追加している点にある。
<全相励磁による停止>
ここで全相励磁によりリール110を停止させる場合において、ストップボタン137が押されてから実際にリール110が停止するまでの動作について説明する。
図15は、リールモータ駆動制御部1402によりリール110が一定速度で回転している場合の各相の信号と、リールモータ停止制御1402により励磁開放した場合の各相の信号を示す図である。
同図において横軸は時間軸を、縦軸は各相の信号のON/OFFを表しており、横軸の1目盛り(点線と点線の間隔)の時間間隔は1.877msecとなっている。同図に示すように、本実施形態の場合も、各相へは15.016msecを1周期とし、隣あう相同士で1/4位相ずれたパルス信号が印加されている。そして、「全相励磁指令」(全相励磁による停止制御開始の指令)を受け取ると、全相励磁制御部1402では、ステッピングモータ401の各相へのパルス信号を全てONとする(1501乃至1504)。
次に励磁開放指令を受けて、ステッピングモータ401の各相へのパルス信号が全てONとなった場合のリール110の動作について図16を用いて説明する。
各相へのパルス信号が全てONとなってから(全相励磁されてから)、実際にリール110が停止するまでの制動距離は、ステッピングモータ401のホールディングトルク(静止トルク)とイナーシャ(慣性モーメント)との関係で決まる。本実施形態にかかるスロットマシン100のステッピングモータ401の場合、9パルスで停止する。
図16は、横軸にステッピングモータ401のパルス数をとるとともに、当該パルス数に対応するリール110の絵柄を重ね、さらに、全相励磁した場合の制動距離を示したものである。同図に示すように、1絵柄が通過するのにリール110は19パルス回転することから、N番絵柄が中段位置を通過すると同時に全相励磁されたとすると、9パルス回転したところで(つまり、N番絵柄が中段位置にきたときに)リール110が停止することとなる。
このように全相励磁の場合、リールモータ停止制御部1401がリールの停止制御を行ってから(各相のパルス信号をONにしてから)、実際にリールが停止するまでの制動距離が励磁開放の場合に比べて小さい。
次に図16に示す動作特性を踏まえ、リール停止位置の制御方法(既知の制御方法)について図17を用いて簡単に説明する。図17は、滑りコマ制御、引き込み制御を行うにあたり、遊技者がストップボタン137を押してから停止制御を開始し、実際にリールが停止するまでの動作を示す図である。上述したように、遊技者がストップボタン137を押してから停止制御が行われるまでの時間は最大で190msec以内にすべきことが規定されている。一方、上述のように停止制御を行ってから、実際にリールが停止するまでの制動距離は9パルスである。したがって、図17の場合、最短の停止位置は20番図柄の途中であり、最長の停止位置は、15番図柄の途中となる。ここで、遊技時には絵柄の途中で停止することはないことから、実質的には引き込み対象となる絵柄は、19番絵柄から16番絵柄までとなる(つまり引き込み対象となる絵柄の数は4であるが、対象となる絵柄の内容は励磁開放の場合とは異なる)。
次に全相励磁と励磁開放とが並存している場合の引き込み対象について図18を用いて説明する。上述したように、全相励磁の場合も励磁開放の場合も、引き込み絵柄対象の数はともに4であるが、制動距離の違いから、引き込み対象となる絵柄の内容は異なる(1801、1802参照)。つまり、図18に示すように、全相励磁の場合、19番絵柄から16番絵柄までが引き込みの対象となるが、励磁開放の場合、17番絵柄から14番絵柄までが引き込みの対象となる。
この結果、全相励磁と励磁開放とを組み合わせて使用した場合、19番絵柄から14番絵柄までを引き込み対象とすることが可能となる(1803参照)。つまり、引き込み対象となる絵柄の数がみかけ上6に増加することとなる。
また、全相励磁の場合、全相励磁するまでリールは一定速で回転し、全相励磁後9パルスの間にリールが停止するため、減速時の速度勾配が急であるのに対し、励磁開放の場合、励磁開放するまでリールが一定速で回転するのは同様であるが、励磁開放後39±2パルスかけてリールが停止するため、減速時の速度勾配が緩やかである。したがって、全相励磁によるリール停止方法と励磁開放によるリール停止方法とを含む場合、あるときは急な減速速度勾配で停止し、あるときは緩やかな減速速度勾配で停止するといったように、停止態様が多様化するため、遊技者にとっては遊戯性が増すという効果がある。
<リール停止処理の詳細>
次に全相励磁と励磁開放とが並存する本実施形態にかかるスロットマシンにおけるリール停止処理の詳細について説明する。
図10のステップS1002乃至ステップS1004の各リール停止処理の詳細について図19を用いて説明する。処理が開始されると、はじめにステップS1901において、リール制御ステータスアドレスが保存される。次にステップS1902において、停止データアドレス設定処理が行われ、停止位置のアドレスが設定される。
ステップS1903では、リール停止処理絵柄の停止位置情報より、引き込むべき絵柄数を取得する。ステップS1904では取得された引き込み絵柄数が3より大きいか否かが判定され、引き込み絵柄数が3より大きい場合には、ステップS1905に進み、引き込み絵柄数から励磁開放後の固定引き込み数(制動距離分の引き込み数)を差し引いた位置までの引き込み数を取得する。なお、「引き込み絵柄数=3」を判断基準として処理を切り替えることとしたのは、全相励磁と励磁開放とでは引き込み対象となる絵柄が異なるからである。例えば、図18のように20番図柄がリール表示窓の中段位置にきて2パルス分進んだ瞬間にストップボタン137が押された場合を例にとると、全相励磁によれば最短で19番絵柄で停止させることができる。一方、励磁開放によれば、最短でも17番絵柄でしか停止させることができない。つまり、励磁開放の場合、引き込み絵柄数が3以下の絵柄では停止させることができない。このように、全相励磁と励磁開放とが並存し、切り替えて使用する場合には、各停止方法の制動距離に基づいて、当該判断基準を設定することが必要となる。
図19に戻る。ステップS1906では、絵柄の引き込み処理を行ったうえで、ステップS1907にて励磁開放によるリール停止制御を行う。
一方、ステップS1404において引き込み絵柄数が3以下の場合には、制動距離の長い励磁開放では所望の絵柄にリールを停止させることはできないことから、ステップS1909に進み、絵柄引き込み処理を行い、ステップS1910にて全相励磁によるリール停止制御を開始する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、全相励磁による制動距離と励磁開放による制動距離とをROM1401に格納しておき、当該制動距離を読み込んで、リール停止方法を切り替えて使用する構成とすることにより、リールの停止態様が一様ではなくなり(急な減速勾配の場合と緩やかな減速勾配の場合とが混在することとなり)、遊技者にとっては面白味が向上する。
また、制動距離の異なる2種類の停止方法を備えることにより、ストップボタンが押されてから、実際にリールが停止するまでの引き込み対象の絵柄数を拡大させることが可能となり、その結果、スロットマシンの操作に不慣れな初心者が、内部当選しているにも関わらず、従来の引き込み対象となる絵柄数の範囲内ではストップボタンを押すことができなかった場合であっても、救済することができるようになる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、全相励磁と励磁開放とを備え、停止位置までの絵柄数(引き込み絵柄数)に応じて切り替えて使用することにより初心者を救済することとしたが、本発明の適用はこれに限られない。
例えば、内部当選した場合に常に励磁開放による停止方法を採用するようにすれば、遊技者はストップボタンを押した際に、緩やかな速度勾配でリールが停止することをもって、内部当選していることを知ることができる。つまり、内部当選の明示に利用することで、娯楽性を向上させることが可能となる。
また、全相励磁と励磁開放とを不規則に切り替える構成とすることで、これまでにない演出の一つとして、娯楽性が増すこととなる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシン100の外観図である。 スロットマシン100のリール回転装置の分解斜視図である。 リール帯を平面的に展開した様子を示す図である。 スロットマシン100のリール回転装置のリールユニットの斜視図である。 スロットマシン100の主制御部の構成を示すブロック図である。 スロットマシン100の入賞役の種類及び配当数の一例を示す図である。 スロットマシン100の各入賞役の入賞確率の一例を示した図である。 スロットマシン100の左リール110の停止制御の説明図である。 スロットマシン100の遊技実行処理を示すフローチャートである。 リール停止処理(ステップS908)の詳細を示すフローチャートである。 リールモータ駆動制御部531によりリール110が一定速度で回転している場合の各相の信号と、リールモータ停止制御部531により励磁開放した場合の各相の信号を示す図である。 ステッピングモータ401の各相へのパルス信号が全てOFFとなった場合のリール110の動作について説明するための図である。 遊技者がストップボタン137を押してから停止制御を開始し、実際にリールが停止するまでの動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかるスロットマシンの主制御部の構成を示す図である。 リールモータ駆動制御部1402によりリール110が一定速度で回転している場合の各相の信号と、リールモータ停止制御部1402により励磁開放した場合の各相の信号を示す図である。 ステッピングモータ401の各相へのパルス信号が全てONとなった場合のリール110の動作について説明するための図である。 リール停止位置の制御方法(従来の全相励磁の場合の制御方法)について説明するための図である。 全相励磁と励磁開放によるリール停止方法を備える場合の引き込み対象となる絵柄を示す図である。 各リール停止処理の詳細を示すフローチャートである。

Claims (6)

  1. 複数種類の絵柄が回転可能な複数のリールに施され、該各リールの回転をストップボタンからの停止指令に基づいて停止し、当該停止位置での絵柄に基づいて入賞役に応じた媒体を排出する遊技台であって、
    前記リールを回転させるためのステッピングモータを励磁開放することにより、回転を停止させる回転停止手段を備えることを特徴とする遊技台。
  2. 前記ステッピングモータを励磁開放した場合の制動距離に関する情報を保持する保持手段を更に備え、
    前記回転停止手段は、前記ストップボタンからの停止指令があった場合における前記励磁開放のタイミングを、前記制動距離に関する情報に基づいて制御することを特徴とする遊技台。
  3. 複数種類の絵柄が回転可能な複数のリールに施され、該各リールの回転をストップボタンからの停止指令に基づいて停止し、当該停止位置での絵柄に基づいて入賞役に応じた媒体を排出する遊技台であって、
    前記リールを回転させるためのステッピングモータを全相励磁することにより、回転を停止させる第1の回転停止手段と、
    前記ステッピングモータを励磁開放することにより、回転を停止させる第2の回転停止手段と、
    を備えることを特徴とする遊技台。
  4. 前記第1の回転停止手段により前記リールの回転を停止させた場合のリールの制動距離に関する第1の情報と、前記第2の回転停止手段により前記リールの回転を停止させた場合のリールの制動距離に関する第2の情報とを保持する保持手段と、
    予め定めた入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する判定手段と、
    前記判定手段による抽選結果に応じて設定され、前記リールの回転により移動する前記絵柄の停止位置を定める停止位置情報を記憶した記憶手段と、を備え、
    前記保持手段に保持された制動距離に関する第1および第2の情報と、前記記憶手段に記憶された停止位置情報とに基づいて、前記全相励磁または前記励磁開放のタイミングを制御することを特徴とする請求項3に記載の遊技台。
  5. 前記停止位置情報に定められた停止位置と前記ストップボタンが押された際の前記リールの回転位置との差分と、前記保持手段に保持された制動距離に関する第1および第2の情報とに応じて、前記第1および第2の回転停止手段を切り替えて使用することを特徴とする請求項4に記載の遊技台。
  6. 前記判定手段において入賞役の内部当選があったと判定された場合には、前記第2の回転停止手段より、前記リールの回転を停止させることを特徴とする請求項4に記載の遊技台。
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