JP2005261795A - 遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキに要する時間が短縮された方法を提供する。
【解決手段】 1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキでは、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢する。
【選択図】 図2
【解決手段】 1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキでは、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法に関するものである。
2相励磁による1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法が特許文献1に開示されている。
特許文献1の停止制御方法には、2相励磁が生み出す強い制動力で1次ブレーキをかけた後、2次ブレーキをかけるので、確実に所望の停止位置にロータを停止させられるという利点がある。
特開2003−117076公報
特許文献1の停止制御方法には、2相励磁が生み出す強い制動力で1次ブレーキをかけた後、2次ブレーキをかけるので、確実に所望の停止位置にロータを停止させられるという利点がある。
特許文献1の停止制御においては、特許文献1中の制御タイムチャートに示されているように、停止制御開始直前のステップより一つ後のステップで励磁する2相を所定時間に亙って励磁して1次ブレーキをかけるので、ロータが当該2相の中間点を通り過ぎた後にロータに制動力が働くことになり、1次ブレーキが効き始めるまでに時間がかかり、1次ブレーキに要する時間が長くなり、ロータの停止ひいてはリールの停止に要する時間が長くなり、ゲームの興趣を損なうという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキに要する時間が短縮された方法を提供することを目的とする。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキに要する時間が短縮された方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキでは、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢することを特徴とする遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法を提供する。
本発明に係る遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法においては、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢するので、ロータには直ちに制動力が働き、1次ブレーキは直ちに効き始める。この結果、1次ブレーキに要する時間が短縮され、ロータの停止ひいてはリールの停止に要する時間が短縮され、ゲームの興趣が維持される。
本発明に係る遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法においては、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢するので、ロータには直ちに制動力が働き、1次ブレーキは直ちに効き始める。この結果、1次ブレーキに要する時間が短縮され、ロータの停止ひいてはリールの停止に要する時間が短縮され、ゲームの興趣が維持される。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキにより、ロータをデテントトルクの安定点に停止させる
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータを停止させ、励磁解除後にロータが動かないようにするのが望ましい。
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータを停止させ、励磁解除後にロータが動かないようにするのが望ましい。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置を中心とする3相を励磁する。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、全相を励磁する。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である1相を励磁する。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である対向する2相を励磁する。
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータを停止させ、励磁解除後にロータが動かないようにするのが望ましい。この観点から隣接する2相励磁は2次ブレーキとして好ましくなく、ロータの停止予想位置である1相励磁、ロータの停止予想位置である対向する2相励磁、ロータの停止予想位置を中心とする3相励磁、全相励磁が好ましい。全相励磁の場合デテントトルクの安定点が複数できるので停止位置がばらつくおそれがある。これに対し、1相励磁、3相励磁の場合デテントトルクの安定点は単一なので、停止位置がばらつかない。3相励磁は、1相励磁よりもロータの拘束力が強く、1相励磁よりもロータが停止するまでの時間が短いので、最も好ましい。対向する2相励磁の場合、当該2相を互いに逆の極性に励磁することにより、ロータをデテントトルクの安定点に強力且つ確実に停止させることができる。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、全相を励磁する。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である1相を励磁する。
本発明の好ましい態様においては、2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である対向する2相を励磁する。
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータを停止させ、励磁解除後にロータが動かないようにするのが望ましい。この観点から隣接する2相励磁は2次ブレーキとして好ましくなく、ロータの停止予想位置である1相励磁、ロータの停止予想位置である対向する2相励磁、ロータの停止予想位置を中心とする3相励磁、全相励磁が好ましい。全相励磁の場合デテントトルクの安定点が複数できるので停止位置がばらつくおそれがある。これに対し、1相励磁、3相励磁の場合デテントトルクの安定点は単一なので、停止位置がばらつかない。3相励磁は、1相励磁よりもロータの拘束力が強く、1相励磁よりもロータが停止するまでの時間が短いので、最も好ましい。対向する2相励磁の場合、当該2相を互いに逆の極性に励磁することにより、ロータをデテントトルクの安定点に強力且つ確実に停止させることができる。
本発明の好ましい態様においては、1次ブレーキは2相励磁により行う。
2相励磁は、ロータに与える逆転方向の付勢力が大きいので、ロータの減速を旨とする1次ブレーキに適している。
2相励磁は、ロータに与える逆転方向の付勢力が大きいので、ロータの減速を旨とする1次ブレーキに適している。
本発明の好ましい態様においては、駆動は1−2相励磁により行い、1相励磁から2相励磁に切り換えるタイミングに合わせて、一つ手前のステップで励磁していた2相を励磁して1次ブレーキを開始する。
駆動を1−2相励磁により行う場合、1相励磁から2相励磁に切り換えるタイミングに合わせて、一つ手前のステップで励磁していた2相を励磁して1次ブレーキを開始すれば、スムースかつ容易に2相励磁に移行できる。
駆動を1−2相励磁により行う場合、1相励磁から2相励磁に切り換えるタイミングに合わせて、一つ手前のステップで励磁していた2相を励磁して1次ブレーキを開始すれば、スムースかつ容易に2相励磁に移行できる。
本発明に係る遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法においては、1次ブレーキにおいて、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢するので、ロータには直ちに制動力が働き、1次ブレーキは直ちに効き始める。この結果、1次ブレーキに要する時間が短縮され、ロータの停止ひいてはリールの停止に要する時間が短縮され、ゲームの興趣が維持される。
本発明の実施例に係る遊技機のリール駆動用ステッピングモータの駆動制御方法を説明する。
図1に示すように、スロットマシンのリール駆動用4相ステッピングモータ100は、周方向に互いに90度の中心角を隔てて円周上に順次配設されたA相、B相、C相、D相の巻線1A、1B、1C、1Dを有するステータ1と、巻線1A、1B、1C、1Dの配設円の中心に配設された、円柱状の永久磁石からなるロータ2とを備えている。巻線1A、1B、1C、1Dは、それぞれ固定鉄心1a、1b、1c、1dに巻き付けられている。固定鉄心1a、1b、1c、1dは、円弧状の鉄腕により互いに連結されている。4相ステッピングモータ100は更に、ロータ2の中心を貫通する出力軸3を備えている。出力軸3に図示しないリールが接続されている。
ステッピングモータ100は、1−2相励磁駆動により正転駆動される。すなわち図2(a)〜(h)、図3に示すように、励磁される相の巻線に対応する固定鉄心の、ロータ2に対峙する端部がS極になる極性で、A相巻線1A励磁→(A相巻線1A励磁+B相巻線1B励磁)→B相巻線1B励磁→(B相巻線1B励磁+C相巻線1C励磁)→C相巻線1C励磁→(C相巻線1C励磁+D相巻線1D励磁)→D相巻線1D励磁→(D相巻線1D励磁+A相巻線1A励磁)が繰り返される。各励磁はパルス状に行われる。前記励磁に伴って、ロータ2を間に挟んで正対する一対又は2対の磁極が図2で右回りに順次移動し、ロータ2の一対の磁極が前記右回りに順次移動する一対又は2対の磁極に吸引されることにより、ロータ2が右回りに正転する。ロータ2に駆動されて図示しないリールも回転する。
右回りに正転するステッピングモータ100を停止させる際には、1相励磁のステップである例えば図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミング、即ち図3のタイミングT1で、停止制御の第1行程である1次ブレーキを開始する。1次ブレーキでは、図2(i)に示すように、停止制御開始直前の図2(a)のステップよりも一つ手前の図2(h)のステップで励磁していたD相巻線1DとA相巻線1Aの2相を励磁して、ロータ2を逆転方向に付勢する。
図2(a)の状態から慣性によって右回りに更に正転しようとしたロータ2に直ちに制動力が働き、1次ブレーキは開始後直ちに効き始め、ロータ2は直ちに減速し始める。1次ブレーキが開始後直ちに効き始め、ロータ2が直ちに減速し始めるので、次の2次ブレーキでロータ2を確実に所望の停止位置で停止させるのに充分なレベルまでロータ2を減速させるのに要する1次ブレーキの所要時間が短縮され、ロータ2の停止ひいてはリールの停止に要する時間が短縮され、ゲームの興趣が維持される。
2相励磁は、ロータ2に与える逆転方向の付勢力が大きいので、ロータ2の減速を旨とする1次ブレーキに適している。
ホール遊技機の一種であるスロットマシンにおいては、遊技者がリール停止ボタンを押すと、シンボルの引き込みと称する特殊なリール駆動制御が行われた後、リールの停止制御が行われる。停止ボタンを押した後リールが停止するまでの時間は法律で規制されており、リールの停止制御に要する時間が長いと、シンボルの引き込み制御に割ける時間が削減され、遊技の興趣が損なわれる。本実施例に係る停止制御方法によれば、リールの停止制御に要する時間が短縮されるので、シンボルの引き込み制御に充分な時間を割くことができ、遊技の興趣が維持される。
図2(a)の状態から慣性によって右回りに更に正転しようとしたロータ2に直ちに制動力が働き、1次ブレーキは開始後直ちに効き始め、ロータ2は直ちに減速し始める。1次ブレーキが開始後直ちに効き始め、ロータ2が直ちに減速し始めるので、次の2次ブレーキでロータ2を確実に所望の停止位置で停止させるのに充分なレベルまでロータ2を減速させるのに要する1次ブレーキの所要時間が短縮され、ロータ2の停止ひいてはリールの停止に要する時間が短縮され、ゲームの興趣が維持される。
2相励磁は、ロータ2に与える逆転方向の付勢力が大きいので、ロータ2の減速を旨とする1次ブレーキに適している。
ホール遊技機の一種であるスロットマシンにおいては、遊技者がリール停止ボタンを押すと、シンボルの引き込みと称する特殊なリール駆動制御が行われた後、リールの停止制御が行われる。停止ボタンを押した後リールが停止するまでの時間は法律で規制されており、リールの停止制御に要する時間が長いと、シンボルの引き込み制御に割ける時間が削減され、遊技の興趣が損なわれる。本実施例に係る停止制御方法によれば、リールの停止制御に要する時間が短縮されるので、シンボルの引き込み制御に充分な時間を割くことができ、遊技の興趣が維持される。
1次ブレーキを所定時間保持してロータを充分に減速させた後、図3のタイミングT2で2次ブレーキを開始する。2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置を中心とする3相、例えば図2(j)に示すように、B相巻線1B、C相巻線1C、D相巻線1Dを、固定鉄心1b、1c、1dのロータ2に対峙する端部がS極になる極性に、励磁する。ロータ2は、B、C、D相の3相励磁の場合のデテントトルクの安定点であるC相巻線1CにN極を正対させて停止する。
ロータ2が停止した後、全巻線の励磁を解除する。
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータ2を停止させ、励磁解除後にロータ2が動かないようにするのが望ましい。この観点から隣接する2相励磁は2次ブレーキとして好ましくなく、ロータの停止予想位置である1相励磁、ロータの停止予想位置である対向する2相励磁、ロータの停止予想位置を中心とする3相励磁(3相を同一極性に励磁)、全相励磁(全相を同一極性に励磁)が好ましい。全相励磁の場合デテントトルクの安定点が複数できるので停止位置がばらつくおそれがある。これに対し、1相励磁、3相励磁の場合デテントトルクの安定点は単一なので、停止位置がばらつかない。3相励磁は、1相励磁よりもロータ2に対する拘束力が強く、1相励磁よりもロータ2が停止するまでの時間が短いので、最も好ましい。対向する2相励磁の場合、当該2相を互いに逆の極性に励磁することにより、ロータをデテントトルクの安定点に強力且つ確実に停止させることができる。
ロータ2が停止した後、全巻線の励磁を解除する。
2次ブレーキとしては、デテントトルクの安定点にロータ2を停止させ、励磁解除後にロータ2が動かないようにするのが望ましい。この観点から隣接する2相励磁は2次ブレーキとして好ましくなく、ロータの停止予想位置である1相励磁、ロータの停止予想位置である対向する2相励磁、ロータの停止予想位置を中心とする3相励磁(3相を同一極性に励磁)、全相励磁(全相を同一極性に励磁)が好ましい。全相励磁の場合デテントトルクの安定点が複数できるので停止位置がばらつくおそれがある。これに対し、1相励磁、3相励磁の場合デテントトルクの安定点は単一なので、停止位置がばらつかない。3相励磁は、1相励磁よりもロータ2に対する拘束力が強く、1相励磁よりもロータ2が停止するまでの時間が短いので、最も好ましい。対向する2相励磁の場合、当該2相を互いに逆の極性に励磁することにより、ロータをデテントトルクの安定点に強力且つ確実に停止させることができる。
本実施例においては、ステッピングモータ1の正転駆動は1−2相励磁により行い、1相励磁から2相励磁に切り換えるタイミングに合わせて、一つ手前のステップで励磁していた2相を励磁して1次ブレーキを開始するので、駆動制御アルゴリズムの変更を最小限に抑制しつつ、スムーズかつ容易に1次ブレーキの2相励磁に移行できる。
第1実施例において、1相励磁のステップである図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する際に、停止制御開始直前の図2(a)のステップよりも三つ手前の図2(f)のステップで励磁していたC相巻線1CとD相巻線1Dの2相を励磁して、ロータ2を逆転方向に付勢しても良い。
第1実施例において、1相励磁のステップである図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する際に、停止制御開始直前の図2(a)のステップよりも二つ手前の図2(g)のステップで励磁していたD相巻線1Dを単独に励磁して、ロータ2を逆転方向に付勢しても良い。但しブレーキの機能は2相励磁に比べて低下する。
第1実施例において、1相励磁のステップである図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する際に、4つ手前の図2(e)のステップで励磁していたC相巻線1Cを単独に励磁すると、ロータ2は正転方向に付勢されるので、1次ブレーキの機能を奏さない。
第1実施例において、1相励磁のステップである図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する際に、停止制御開始直前の図2(a)のステップよりも二つ手前の図2(g)のステップで励磁していたD相巻線1Dを単独に励磁して、ロータ2を逆転方向に付勢しても良い。但しブレーキの機能は2相励磁に比べて低下する。
第1実施例において、1相励磁のステップである図2(a)のステップから2相励磁のステップである図2(b)のステップへ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する際に、4つ手前の図2(e)のステップで励磁していたC相巻線1Cを単独に励磁すると、ロータ2は正転方向に付勢されるので、1次ブレーキの機能を奏さない。
ステッピングモータ1の正転駆動制御を2相励磁としても良い。
この場合、図2(b)→(d)→(f)→(h)の順で、(A相巻線1A励磁+B相巻線1B励磁)→(B相巻線1B励磁+C相巻線1C励磁)→(C相巻線1C励磁+D相巻線1D励磁)→(D相巻線1D励磁+A相巻線1A励磁)が繰り返される。図2(b)から(d)へ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する場合、開始直前の2(b)のステップの一つ手前の図2(h)のステップで励磁していたD相巻線1DとA相巻線1Aとを励磁してロータを逆転方向に付勢し、1次ブレーキを開始する。2次ブレーキは、ロータの停止予想位置を中心とする3相、例えばB相巻線1B、C相巻線1C、D相巻線1Dを励磁する。
この場合、図2(b)→(d)→(f)→(h)の順で、(A相巻線1A励磁+B相巻線1B励磁)→(B相巻線1B励磁+C相巻線1C励磁)→(C相巻線1C励磁+D相巻線1D励磁)→(D相巻線1D励磁+A相巻線1A励磁)が繰り返される。図2(b)から(d)へ移行するタイミングで、1次ブレーキを開始する場合、開始直前の2(b)のステップの一つ手前の図2(h)のステップで励磁していたD相巻線1DとA相巻線1Aとを励磁してロータを逆転方向に付勢し、1次ブレーキを開始する。2次ブレーキは、ロータの停止予想位置を中心とする3相、例えばB相巻線1B、C相巻線1C、D相巻線1Dを励磁する。
本発明は、遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御に利用可能である。
100 ステッピングモータ
1 ステータ
2 ロータ
3 出力軸
1A、1B、1C、1D ステータ巻線
1a、1b、1c、1d 鉄心
1 ステータ
2 ロータ
3 出力軸
1A、1B、1C、1D ステータ巻線
1a、1b、1c、1d 鉄心
Claims (8)
- 1次ブレーキと、1次ブレーキに次ぐ2次ブレーキとによりロータを停止させる遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法であって、1次ブレーキでは、停止制御開始直前のステップよりも手前のステップで励磁していた相を励磁してロータを逆転方向に付勢することを特徴とする遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 2次ブレーキにより、ロータをデテントトルクの安定点に停止させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置を中心とする3相を励磁することを特徴とする請求項2に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 2次ブレーキでは、全相を励磁することを特徴とする請求項2に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である1相を励磁することを特徴とする請求項2に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 2次ブレーキでは、ロータの停止予想位置である対向する2相を励磁することを特徴とする請求項2に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 1次ブレーキは2相励磁により行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
- 駆動は1−2相励磁により行い、1相励磁から2相励磁に切り換えるタイミングに合わせて、一つ手前の1ステップで励磁していた2相を励磁して1次ブレーキを開始することを特徴とする請求項7に記載の遊技機のリール駆動用ステッピングモータの停止制御方法。
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