JP6670709B2 - スイッチドリラクタンスモータ - Google Patents

スイッチドリラクタンスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP6670709B2
JP6670709B2 JP2016170451A JP2016170451A JP6670709B2 JP 6670709 B2 JP6670709 B2 JP 6670709B2 JP 2016170451 A JP2016170451 A JP 2016170451A JP 2016170451 A JP2016170451 A JP 2016170451A JP 6670709 B2 JP6670709 B2 JP 6670709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salient pole
motor
rotor
pole
switched reluctance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016170451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018038193A (ja
Inventor
大助 仙波
大助 仙波
典之 荒巻
典之 荒巻
建 野口
建 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2016170451A priority Critical patent/JP6670709B2/ja
Publication of JP2018038193A publication Critical patent/JP2018038193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6670709B2 publication Critical patent/JP6670709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

本発明は、スイッチドリラクタンスモータ (Switched Reluctance Motor:以下、適宜SRモータと略記する)に関し、特に、2相駆動のSRモータにおける出力向上技術に関する。
近年、レアアース価格の高騰などを背景に、ロータに永久磁石を使用しないモータとしてSRモータの需要が増大している。SRモータは、磁気抵抗を利用してロータを回転させるモータであり、磁束量の変化により回転力を発生させる。SRモータは、複数のティースが内向きに形成されたステータと、ステータの内側に配置され外向きに形成された複数の突極を備えたロータと、を有している。ティースには励磁コイルが巻装されており、各励磁コイルを選択的に通電することにより、ステータのティースにロータの突極が吸引されロータが回転する。この場合、磁気抵抗が低くなる方向に向かって突極が吸引され、回転力が生じる。その後、ティースと突極が整列し磁気抵抗が極小となると回転力が失われるが、その前に隣接する他相に電流路を切り替えることにより、ロータが継続的に回転する。
このようなSRモータは、構造が簡単で堅牢であることから、従来、家電製品に多く利用されてきたが、昨今ではエンジンスタータの駆動源などにも、その利用範囲が拡大している。さらに、制御技術の向上に伴い、SRモータを発電機(ジェネレータ)として使用することも容易となり、昨今では、スタータ・ジェネレータ(始動発電機)・システムへの適用も増加している。
一方、SRモータには、大きく分けて、2相駆動のものと、3相駆動のもの、4相以上の多相駆動のものが存在する。この場合、2相駆動のSRモータは、他のものに比して、回転速度に対してスイッチング周波数が低いため鉄損が少なく、コイルの通電率も1/2となり、3相駆動・多相駆動(n相駆動にて1/n;3相駆動の場合1/3)に比して高出力となるというメリットがある。また、駆動回路に使用する素子数、特に、パワーデバイス数も少ないため、駆動装置も安価に構成できる。
このように、2相駆動のSRモータは、安価で高出力が出せる反面、回転方向が一方向に限られるというデメリットがある。また、構造上、ステータとロータの突極同士が整列するデッドトルク区間が存在することから、そのままでは起動できず、また、回転方向も決まらない。このため、回転方向を定め、モータとして連続回転を続けるため、従来より、ロータ突極51の外周に段差52を設けるステップギャップ方式(図6(a))や、ロータ突極51に中抜き部53を形成する中空方式(図6(b))などの手法が用いられている。すなわち、段差や中空部を設けることにより、インダクタンスに変化を持たせ、次相突極方向に突極を移動するためのきっかけとしている。
特開2015−171181号公報
しかしながら、図6の各方式を採用すると、段差部分や中空部分と本来的な突極部分が連続しているため、両部位のインダクタンス比が小さく、出力が得にくいという問題があった。また、図6(a)の方式の場合、段差部分ではエアギャップが増加するため、その分、出力が低下するという問題もあった。
本発明の目的は、2相SRモータにおいて、起動性や連続回転性を損なうことなく、モータ出力の向上を図り、もって、安価で高トルクというメリットを生かし得るSRモータを提供することにある。
本発明のスイッチドリラクタンスモータは、径方向内側に向かって突設された複数のティースと、該ティースのそれぞれに巻装されたコイルとを備えたステータと、該ステータの内側に配置され、径方向外側に向かって突設された複数の突極部を備えたロータと、を有し、前記コイルに対し2相の電流を供給することにより、前記ステータ内に回転磁界を形成して前記ロータを回転させるスイッチドリラクタンスモータであって、前記突極部は、第1突極と、該第1突極の前記ロータ回転方向前方側に設けられ前記第1突極と空隙部によって隔離された第2突極と、を有し、前記第1突極は、その外周部の前記第2突極側に、前記ロータ回転方向前方側に延びる延設部を有し、前記空隙部は、径方向に沿って、前記ロータの円筒外周面の位置まで設けられていることを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチドリラクタンスモータのロータ突極部を、第1突極と、第1突極と空隙部にて隔離された第2突極とを備えた構成とすると共に、第1突極の外周部の第2突極側にロータ回転方向前方側に延びる延設部を設けることにより、所定方向への起動と連続回転が可能となり、従来の2相SRモータに比して出力向上も図られる。このため、2相SRモータにおける課題、すなわち、デッドトルク区間があり、連続回転維持のため段差や中空部を設けると出力が低下するというデメリットを克服し、安価で高トルクという2相SRモータのメリットを生かすことが可能となる。
前記スイッチドリラクタンスモータにおいて、前記第2突極を、径方向外側に頂点が配された断面略三角形状に形成しても良い。その場合、前記第2突極の前記頂点が前記ティースの角部と対向した状態で、前記第1突極の前記空隙部に臨んだ端面の基端部を、前記ティースの周方向端面の延長線上に位置するよう配置しても良い。また、前記第1突極の周方向寸法W1を、前記ティースの周方向寸法W2よりも大きく形成しても良い。
本発明のスイッチドリラクタンスモータによれば、ロータの突極部を、第1突極と、第1突極と空隙部にて隔離された第2突極とを備えた構成とすると共に、第1突極の外周部の第2突極側にロータ回転方向前方側に延びる延設部を設けたので、起動性や連続回転性を損なうことなく、モータ出力の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施の形態1であるSRモータの構成を示す説明図である。 図1のSRモータにおける励磁コイルの接続状態を示す説明図である。 図1のX部の拡大図である。 本発明によるSRモータ1のトルク波形と、図6のような従来のSRモータのトルク波形、段差や中空部を設けない単純な構造の突極を使用した2相SRモータのトルク波形をそれぞれ示した説明図である。 実施の形態2であるSRモータにおける突極部の構成を示す説明図である。 従来の2相SRモータの構成を示す説明図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1であるSRモータの構成を示す説明図である。図1のSRモータ1は、励磁コイル(巻線)2を有するステータ3と、ステータ3内に回転自在に配置されたロータ4とを備えており、例えばエンジンのスタータ・ジェネレータ(ISG:Integrated Starter Generator)などに使用される。ステータ3には、径方向内側に向かって突設された複数(ここでは16個)のティース5が、周方向に沿って等分に設けられている。各ティース5には、2相(A相,B相)の励磁コイル2(以下、コイル2と略記する)が巻装されている。ロータ4の外周には、径方向外側に向かって突設された複数(ここでは8個)の突極部6が設けられている。
当該SRモータ1では、ステータ3は、4個のコアブロック7を環状に配したブロック集成構造となっている。コアブロック7は、4個のティース5を分割ヨーク8と共に1ブロック化した構成となっている。1ブロック内のティース5には、A相とB相のコイル2が2個ずつ交互に巻装されている。各相のコイル2は、図2に示すように、U1,U2のように同ブロック内は直列に接続される一方、各ブロック間は並列(U1,U2とU3,U4など)に接続されている(2直4並列)。
このように、ステータ3をブロック化することにより、図中のA1,B1のような、枝分かれしない1方向の磁気ループを形成できる。このため、常に回転方向に磁場を構成することができ、トルクアップやモータ効率の向上が図られる。また、コイル巻装の際も、挿入ボビンを用いることなく連続巻線が可能となり、生産効率の改善が図られる。さらに、ステータ3を形成する積層鋼板も製造が容易となり、材料ロスも削減できる。加えて、ブロック集成構造は、各ティースごとに分割された分割コア構造に比して結合精度が高く、径方向のサイズが大きいモータにおいても結合保持強度を確保することができる。一般に、扁平で径の大きいモータでは、歩留まり改善のため分割コア構造が採用されることが多いが、SRモータのように径大なモータでは、ブロック集成構造は、結合精度や結合保持強度の点で特に有利である。
SRモータ1では、ロータ4の回転位置は、レゾルバ等の図示しない回転位置検出センサによって検知されている。そして、ロータ回転位置に応じて、A相,B相のコイル2を選択的に通電することにより、ステータ3のティース5にロータ4の突極部6が磁気吸引され、ロータ4に回転トルクが発生してSRモータ1が回転駆動する。このとき、本発明によるSRモータ1では、起動性や連続回転性を確保しつつ、モータ出力の向上を図るべく、ロータ4の突極部6が図3のような構造となっている。
図3は図1のX部の拡大図であり、図3に示すように、突極部6は、主ポール(第1突極;主突極)11と、主ポール11のロータ回転方向前方側に設けられた補助ポール(第2突極;補助突極)12とから構成されている。主ポール11と補助ポール12の間には空隙部13が形成されており、両ポール11,12は空隙部13によって隔離されている。すなわち、突極部6は、空隙部13により主ポール11と補助ポール12に分割された形となっている。
主ポール11は補助ポール12よりも大きく、主ポール11の幅(周方向寸法)W1は、対向するティース5の幅(周方向寸法)W2よりも若干大きく設定されている(W1>W2)。突極部6は、周方向に沿って等分にティース5の半数設けられており、突極部6とティース5の個数比は1:2となっている。従って、隣接する主ポール11間のピッチは、隣接するティース5間のピッチの2倍となっている。但し、SRモータ1の突極部構造は、隣接する主ポール11間に補助ポール12を配した構成とも考えられ、両ポール11,12をそれぞれ独立した突極と考えれば、突極とティースの個数比は1:1となっている。
主ポール11の外周側には、回転方向(周方向)に向かって延びる鍔部(延在部)14が形成されている。鍔部14は断面三角形状となっており、回転方向前方側に先端14aが配されている。鍔部14の先端14aは、主ポール11と補助ポール12の間に形成された空隙部13に臨んで配置されている。先端14aと補助ポール12との間には、空隙部13の開口15が形成されている。空隙部13は、ロータ4の円筒外周面4aの位置まで径方向に沿って設けられており、主ポール11と補助ポール12は、円筒外周面4aから同じ高さ(H)に形成されている。
補助ポール12は、断面略三角形状に形成されており、ティース5側(径方向外側)に頂点12aが配され、ロータ中心側が底辺となっている。SRモータ1では、補助ポール12の頂点12aがティース5の角部5aと対向した状態で、主ポール11の空隙部13に臨んだ基端部11a(ここでは、さらに端面11b)が、ティース5の周方向端面5bの延長線P上に来るように設定されている。すなわち、頂点12aと角部5aが対向したとき、空隙部13の内側端部13aが延長線P上に配置される。
このようなSRモータ1では、図6のような従来の2相SRモータと同様に、所定方向への起動と連続回転が可能である。また、従来の2相SRモータに比して出力向上(トルクアップ)が図られる。そこで、SRモータ1の動作について、(1)起動と連続運転、及び(2)出力向上の各観点から説明する。
(1)起動と連続回転
SRモータ1では、図3のような状態でロータ4が停止している場合も、B相に通電することにより、ロータ4を矢示方向に回転させることができる。この場合、図6の従来のSRモータでは、段差や中空部によってインダクタンスに変化をもたらし、回転の契機とする。この点においては、当該SRモータ1も同様であるが、SRモータ1は、突極部6を主ポール11と補助ポール12に分け、しかも、両者間を空気層である空隙部13によって隔離する。これにより、SRモータ1では、図3の状態からB相を励磁し、補助ポール12を吸引した後、主ポール11に至る際のインダクタンス変化が大きく、その分、従来のSRモータよりも起動時に大きなトルクを得ることが可能となる。
また、連続回転を行う場合には、A相励磁状態で主ポール11がティース5に吸引されているとき、主ポール11は磁束密度が高いが、補助ポール12側は、空隙部13によって隔離されているため、磁束密度は低い。この状態で、A相からB相に転流すると、磁気抵抗が低くなるよう補助ポール12が吸引される。その後は、起動時と同様に、インダクタンスの変化によってトルクが生じ、さらに、B相側に主ポール11が吸引されて回転が維持される。この場合、主ポール11と補助ポール12との間に空隙部13が存在するため、A相励磁時に主ポール11側から補助ポール12側への磁束漏れも少なく、磁束が有効活用され、その分、出力向上が図られる。また、A相通電を完全に停止させない状態でB相通電を行っても、磁束密度の低い補助ポール12がB相に吸引されるため、A・B相のラップ通電も可能となる。
(2)出力向上
一方、当該SRモータ1では、主ポール11の外周側に鍔部14が形成されているため、空隙部13を確保しつつ、外周面における隙間(開口15)が小さく抑えられている。このため、ロータ4の回転に伴い、ティース5による吸引対象が、補助ポール12から主ポール11にスムーズに移行する。従って、空隙部13を設けつつも、その影響によるトルクの落ち込みを抑えることができ、出力低下を最小限に抑えることが可能となる。図4は、本発明によるSRモータ1のトルク波形(a)と、図6のような従来のSRモータのトルク波形(b)、段差や中空部を設けない単純な構造の突極を使用した2相SRモータのトルク波形(c)をそれぞれ示した説明図である。
図4に示すように、単純構造の突極を使用した2相SRモータは、A相通電時とB相通電時との間に、デッドトルク区間が存在する。一方、図6のような従来のSRモータは、デッドトルク区間は一応無くなるものの出力が低下する。これに対し、本発明によるSRモータ1では、デッドトルク区間を解消できる上に、従来のSRモータよりも大きな起動トルクを得ることができ(上記(1))、通電時におけるトルクの落ち込みも抑えられる(上記(2))。従って、連続動作時においても高トルクを維持することができ、モータの出力向上が図られる。これにより、デッドトルク区間があり、連続回転維持のため段差や中空部を設けると出力が低下する、という2相SRモータの課題を克服し、安価で高トルクという2相SRモータのメリットを効果的に生かし得るSRモータを提供することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2であるSRモータ21について説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1と同様の部材、部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。SRモータ21の全体構成は先のSRモータ1とほぼ同様であり、その突極部6の構成がSRモータ1と異なっている。
図5は、SRモータ21における突極部22の構成を示す説明図である。突極部22もまた、主ポール11と補助ポール12とから構成されているが、SRモータ21の場合、空隙部13がスリット状となっている。すなわち、突極部22は、スリット23により主ポール11と補助ポール12に分割された形となっている。空隙部13は、連続回転を維持するためには極小であることが好ましく、SRモータ21では、空隙部13は、例えば幅1mm程度のスリット23として設けられている。
SRモータ21の場合、主ポール11は、回転方向に対して先端側(外周側)が大きくなっている。主ポール11は、外周部側が幅広となった略台形状に形成されており、回転方向前方側には、鍔部14と同様の作用を有する延在部24が設けられている。また、SRモータ21においては、主ポール11の基部の幅W1が、ティース5の幅W2よりも若干大きく設定されており、頂点12aと角部5aが対向したとき、主ポール11の基端部11a(スリット23の中心側端部)が延長線P上に配置される。
このようなSRモータ21にあっても、主ポール11と補助ポール12及びスリット23の作用により、前述のSRモータ1と同様に、所定方向への起動と連続回転が可能であると共に、従来の2相SRモータに比して出力向上が図られる。この場合、主ポール11と補助ポール12の間がスリット23であるため、両者間の距離を極小化でき、より安定した連続回転の維持が可能となる。これにより、実施の形態1と同様に、2相のSRモータの課題を克服し、安価で高トルクというそのメリットを生かし得るSRモータを提供することが可能となる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、主ポール11と補助ポール12との間に空気層の空隙部13やスリット23を設けた構成を示したが、両ポール11,12の間に、合成樹脂等の非磁性体を介在させても良い。また、前述の実施形態では、16個のティース5と8個の突極部6を備えたSRモータ(16スロット8極)を示したが、ティースや突極の数はこれには限定されず、例えば、8スロット4極などのモータにも本発明は適用可能である。
さらに、前述のSRモータ1は、4個のコアブロック7によるブロック集成構造となっているが、本発明は、環状に一体形成された通常のステータを用いたSRモータにも適用可能である。なお、前述のSRモータ1は、ISGとして使用されるため、駆動源としてのモータに加えて、発電機としても使用可能である。
本発明によるSRモータ制御装置は、ISG用SRモータのみならず、他の車載SRモータや、家電製品や産業機械等に使用されるSRモータの駆動制御にも広く適用可能である。
1 SRモータ
2 励磁コイル
3 ステータ
4 ロータ
4a 円筒外周面
5 ティース
5a 角部
5b 周方向端面
6 突極部
7 コアブロック
8 分割ヨーク
11 主ポール(第1突極)
11a 基端部
11b 端面
12 補助ポール(第2突極)
12a 頂点
13 空隙部
13a 内側端部
14 鍔部
14a 先端
15 開口
21 SRモータ
22 突極部
23 スリット
24 延在部
51 ロータ突極
52 段差
53 中抜き部
P ティース周方向端面延長線
W1 主ポール基部幅(周方向寸法)
W2 ティース幅(周方向寸法)

Claims (4)

  1. 径方向内側に向かって突設された複数のティースと、該ティースのそれぞれに巻装されたコイルとを備えたステータと、
    該ステータの内側に配置され、径方向外側に向かって突設された複数の突極部を備えたロータと、を有し、
    前記コイルに対し2相の電流を供給することにより、前記ステータ内に回転磁界を形成して前記ロータを回転させるスイッチドリラクタンスモータであって、
    前記突極部は、第1突極と、該第1突極の前記ロータ回転方向前方側に設けられ前記第1突極と空隙部によって隔離された第2突極と、を有し、
    前記第1突極は、その外周部の前記第2突極側に、前記ロータ回転方向前方側に延びる延設部を有し、
    前記空隙部は、径方向に沿って、前記ロータの円筒外周面の位置まで設けられていることを特徴とするスイッチドリラクタンスモータ。
  2. 請求項1記載のスイッチドリラクタンスモータにおいて、
    前記第2突極は、径方向外側に頂点が配された断面略三角形状に形成されてなることを特徴とするスイッチドリラクタンスモータ。
  3. 請求項2記載のスイッチドリラクタンスモータにおいて、
    前記第1突極は、前記第2突極の前記頂点が前記ティースの角部と対向した状態で、その前記空隙部に臨んだ端面の基端部が、前記ティースの周方向端面の延長線上に位置するよう配置されることを特徴とするスイッチドリラクタンスモータ。
  4. 請求項1〜3記載の何れか1項に記載のスイッチドリラクタンスモータにおいて、
    前記第1突極の周方向寸法W1は、前記ティースの周方向寸法W2よりも大きいことを特徴とするスイッチドリラクタンスモータ。
JP2016170451A 2016-09-01 2016-09-01 スイッチドリラクタンスモータ Active JP6670709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016170451A JP6670709B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 スイッチドリラクタンスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016170451A JP6670709B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 スイッチドリラクタンスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018038193A JP2018038193A (ja) 2018-03-08
JP6670709B2 true JP6670709B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=61567883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016170451A Active JP6670709B2 (ja) 2016-09-01 2016-09-01 スイッチドリラクタンスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6670709B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018038193A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5605388B2 (ja) 同期モータ
TWI414130B (zh) Single-phase brushless motor
JP4525830B2 (ja) 同期モータ
KR100900290B1 (ko) 모터
KR101255960B1 (ko) 스위치드 릴럭턴스 모터
JP2008283785A (ja) スイッチドリラクタンスモータ
US20020153796A1 (en) Generator-motor for vehicle
KR20080082779A (ko) 모터
US20130069453A1 (en) Mechanically commutated switched reluctance motor
US20130214623A1 (en) Switched reluctance motor
JP2008148519A (ja) リラクタンス型電機
JP2008289209A (ja) ブラシレスdcモータ
JP2003319583A (ja) 同期モータ
JP2004236369A (ja) スイッチトリラクタンスモータ
JP2017041963A (ja) モータ・ジェネレータ
US20090200876A1 (en) Synchronous reluctance motor
JP4588613B2 (ja) ステータ
JP6675139B2 (ja) スイッチトリラクタンスモータ
JP2018148632A (ja) 回転電機
JP6670709B2 (ja) スイッチドリラクタンスモータ
JP3545998B2 (ja) 回転電機の電機子および電機子の巻線方法
JP2013132154A (ja) 回転電機および回転電機のロータ
JP2014197957A (ja) マルチギャップ型同期モータ
JP2003348809A (ja) 磁石内包式インナーロータ型モータ
JP5660488B2 (ja) ブラシレスdcモータ及びその駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6670709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150