JP2011185812A - 電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リレーが溶着しているか否かを確認でき、かつ製造コストを下げることができる電源制御装置を提供する。
【解決手段】
電源制御装置1は、直流電源2の正極に接続した正側配線40上に設けた正側リレー30と、負側配線41上に設けた負側リレー31を備える。正側配線40と負側配線41との間に抵抗群5が接続されている。電源制御装置1は、カップリングコンデンサC2と、溶着検出用抵抗R2と、交流発生源60とをこの順に直列接続した溶着検出回路6を備える。カップリングコンデンサC2の端子61は直流電源2の正電極または負電極に接続されている。交流発生源60の端子66は、車体のボディ100を介して、抵抗R1a,R2bの間に接続されている。溶着検出用抵抗R2の端子63と交流発生源60の端子66との間の電圧を電位差計11で計測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リレーを備えた電源制御装置に関する。
従来から、インバータ等に用いる電源制御装置として、図13に示すごとく、直流電源91とインバータ96とを繋ぐ配線99上にリレー92a〜92cを設け、これらのリレー92を開閉制御することにより、直流電源91とインバータ96とを電気的に接続したり、遮断したりするものが知られている(下記特許文献1〜3参照)。
この電源制御装置90は、平滑用のコンデンサ95がインバータ96に並列接続されている。電源投入時には、正側リレー92aと負側リレー92bをオンにする必要があるが、これらのリレー92a,92bを同時にオンにすると直流電源91からコンデンサ95に突入電流が流れ、リレー92a,92bの接点が溶着してしまう場合がある。そのため、電源投入時には、先ず正側リレー92aとプリチャージリレー92cとをオンにし、負側リレー92bをオフにする。そして、プリチャージリレー92cに直列接続した抵抗93を介して少しずつ電流を流すことにより、徐々にコンデンサ95を充電する。コンデンサ95を充電した後に、負側リレー92bをオンにし、プリチャージリレー92cをオフにする。これにより、突入電流の発生を抑制し、リレー92a,92bが溶着することを抑制している。
しかしながら、上記方法を採用しても、リレー92の溶着を完全に防止するのは困難である。そのため、従来の電源装置90は、電源投入時または電源遮断時に、リレー92a,92bが溶着しているか否かをチェックしている。例えば、正側リレー92aの溶着を確認する場合には、正側リレー92aとプリチャージリレー92cをオフにし、負側リレー92bをオンにする制御信号をECU98から送信する。万が一、正側リレー92aが溶着していると、オフの制御信号を送ったにもかかわらず、正側リレー92aがオン(接続)の状態に維持されているため、配線99に電流が流れてコンデンサ95が充電され、コンデンサ95の端子間の電圧が上昇する。そのため、コンデンサ95の電圧を測定することにより、リレー92aが溶着しているか否か確認できる。
負側リレー92b又はプリチャージリレー92cが溶着しているか否を確認する場合には、正側リレー92aをオンにし、負側リレー92bとプリチャージリレー92cをオフにする制御信号をECU98から送信する。万が一、負側リレー92bが溶着していると、配線99に電流が流れてコンデンサ95の端子間の電圧が上昇する。また、プリチャージリレー92cが溶着している場合にもコンデンサ95の端子間の電圧が上昇する。これらの電圧を測定することにより、負側リレー92b、プリチャージリレー92cが溶着しているか否か確認できる。
特開2007−252082号公報 特開2007−295699号公報 特開平8−70503号公報
しかしながら、直流電源91の電圧は数百V程度と高く、この高い電圧がコンデンサ95に加わるため、コンデンサ95の電圧に基づいてリレー92a,92bの溶着の有無を判定する上記方法では、高い電圧を測定できる、高価な電位差計97aを使用する必要があった。そのため、電圧の測定可能上限値が低い、安価な電位差計を用いても接点の溶着を確認でき、ひいては製造コストを下げることができる電源制御装置が望まれていた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、リレーが溶着しているか否かを確認でき、かつ製造コストを下げることができる電源制御装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、負荷に接続した直流電源と、
上記負荷に並列接続したコンデンサと、
上記直流電源の正極端子と上記コンデンサとを繋ぐ正側配線上に設けられた正側リレーと、
上記直流電源の負極端子と上記コンデンサとを繋ぐ負側配線上に設けられた負側リレーと、
互いに直列に接続された2個の配線接続抵抗からなり、上記正側配線のうち上記正側リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分と、上記負側配線のうち上記負側リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分との間に接続された抵抗群と、
カップリングコンデンサと、溶着検出用抵抗と、交流発生源とをこの順に直列接続して構成され、上記カップリングコンデンサの2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が上記直流電源の上記正極端子または上記負極端子に接続されるとともに、上記交流発生源の2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が、上記抵抗群を構成する2個の上記配線接続抵抗の間に接続された溶着検出回路と、
上記溶着検出用抵抗の上記カップリングコンデンサ側の端子と、上記交流発生源の上記抵抗群側の端子との間の電位差を測定する電位差計と、
上記正側リレー及び上記負側リレーに、これらをオフにする制御信号を送った状態で、上記電位差計を用いて上記電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、上記正側リレーと上記負側リレーの少なくとも一方が溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、
を備えることを特徴とする電源制御装置にある(請求項1)。
また、第2の発明は、負荷に接続した直流電源と、
上記負荷に並列接続したコンデンサと、
上記直流電源の正極端子と上記コンデンサとを繋ぐ正側配線と、上記直流電源の負極端子と上記コンデンサとを繋ぐ負側配線とのいずれか一方に接続されたリレーと、
上記正側配線または上記負側配線のうち、上記リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分に一方の端子が接続された配線接続抵抗と、
カップリングコンデンサと、溶着検出用抵抗と、交流発生源とをこの順に直列接続して構成され、上記カップリングコンデンサの2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が上記直流電源の上記正極端子または上記負極端子に接続されるとともに、上記交流発生源の2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が、上記配線接続抵抗の他方の端子に接続された溶着検出回路と、
上記溶着検出用抵抗の上記カップリングコンデンサ側の端子と、上記交流発生源の上記配線接続抵抗側の端子との間の電位差を測定する電位差計と、
上記リレーに、該リレーをオフにする制御信号を送った状態で、上記電位差計を用いて上記電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、上記リレーの接点が溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、
を備えることを特徴とする電源制御装置にある(請求項3)。
第1の発明の作用効果について説明する。
本発明では、上記抵抗群と上記溶着検出回路とを設けた。そして、溶着検出用抵抗のカップリングコンデンサ側の端子と、交流発生源の抵抗群側の端子との間の電位差を、電位差計で測定するよう構成した。そして、電位差計の測定値を用いて、正側リレーまたは負側リレーが溶着していると判断するよう構成した。
このようにすると、以下に説明する理由により、正側リレーと負側リレーのいずれか一方が溶着したか否かを検出することができる。すなわち、上記構成にすると、正側リレーと、負側リレーと、2個の配線接続抵抗とを纏めて1個の等価抵抗とみなすことができる(図4参照)。この等価抵抗は、正側リレーまたは負側リレーの接点が両方ともオープンになっている場合と、一方または両方が溶着している場合とで、抵抗値が大きく変化する。
他方、交流電圧はカップリングコンデンサを通過できるが、直流電圧はカップリングコンデンサを通過できない。そのため、交流回路として考えた場合には、直流電源とカップリングコンデンサは無いものとみなすことができる(図4参照)。すなわち、上記電位差計を用いて測定した電位差は、カップリングコンデンサのインピーダンスが充分小さい場合には、上記等価抵抗の両端に加わる電位差と略等しいことになる。上述したように、等価抵抗は、正側リレーまたは負側リレーの接点が両方ともオープンになっている場合と、一方または両方が溶着している場合とで抵抗値が大きく変化し、両端の電位差が大きく変わる。そのため、上記電位差計を用いて、溶着検出用抵抗のカップリングコンデンサ側の端子と、交流発生源の抵抗群側の端子との間の電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、正側リレーと負側リレーの少なくとも一方が溶着しているか否かを判定することが可能になる。
また、上記構成にすると、直流電源の高い電圧を測定しなくても、リレーが溶着しているか否かを判断できる。そのため、電圧の測定可能上限値が低い、安価な電位差計を用いることが可能になる。これにより、電源制御装置の製造コストを下げることができる。
次に、第2の発明の作用効果について説明する。
本発明では、1個のリレーを有する電源制御装置において、上記配線接続抵抗と、上記溶着検出回路とを設けた。そして、溶着検出用抵抗のカップリングコンデンサ側の端子と、交流発生源の配線接続抵抗側の端子との間の電位差を測定する電位差計を設けた。
このようにすると、第1の発明と同様に、リレーと配線接続抵抗とを纏めて1個の等価抵抗とみなすことができる。この等価抵抗は、リレーがオープンになっている場合と溶着している場合とで、抵抗値が大きく変化する。また、上記電位差計を用いて測定した電位差は、等価抵抗の両端の電位差と略等しい。したがって、電位差計を用いて電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、リレーが溶着しているか否かを判定することができる。
また、上記構成にすると、直流電源の高い電圧を測定しなくても、リレーが溶着しているか否かを判断できる。そのため、電圧の測定可能上限値が低い、安価な電位差計を用いることが可能になる。これにより、電源制御装置の製造コストを下げることができる。
以上のごとく、本発明によれば、リレーが溶着しているか否かを確認でき、かつ製造コストを下げることができる電源制御装置を提供することができる。
実施例1における、電源制御装置の回路図。 実施例1における、電源制御装置のシミュレーションを説明するための回路図。 図2の交流等価回路。 図3の等価回路。 実施例1における、シミュレーション結果を表したグラフ。 実施例1における、溶着判断部のフローチャート。 実施例1における、溶着検出回路を直流電源の正極に接続した回路図。 実施例2における、電源制御装置の回路図。 実施例3における、電源制御装置の回路図。 実施例3における、リレーを負側配線に設けた回路図。 実施例4における、電源制御装置の回路図。 実施例4における、電源制御装置の回路図であって、正側配線にのみリレーを設けた例。 従来例における、電源制御装置の回路図。 従来例における、一体化リレーを用いた電源制御装置の回路図。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記正側リレーと上記負側リレーとは、同時にオン状態またはオフ状態になる1個の一体化リレーによって構成されていることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、正側リレーと負側リレーを一体化でき、また、電磁コイル等の部品も共通化できるため、リレーの製造コストを低減することができる。これにより、電源制御装置を安価に製造することが可能になる。
例えば、電磁コイルに電流が流れていない場合は正側リレーと負側リレーがオフになり、電磁コイルに電流が流れているときはこれらのリレーがオンになる2a接点型のリレーにすることができる。
また、上記配線接続抵抗として浮遊インピーダンスを用いてもよい(請求項4)。
この場合には、電気回路に生じる浮遊インピーダンスを配線接続抵抗の代わりに用いることができるため、専用の配線接続抵抗を設ける必要がなくなる。これにより、電源制御装置の製造コストをさらに下げることが可能となる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる電源制御装置につき、図1〜図7を用いて説明する。
図1に示すごとく、本例の電源制御装置1は、負荷10に接続した直流電源2を備える。この負荷10に、コンデンサC1が並列接続されている。
また、直流電源2の正極端子とコンデンサC1とを繋ぐ正側配線40上に、正側リレー30が設けられている。
そして、直流電源2の負極端子とコンデンサC1とを繋ぐ負側配線41上に、負側リレー31が設けられている。
また、電源制御装置1は抵抗群5を備える。この抵抗群5は、互いに直列に接続された2個の配線接続抵抗R1a,R1bからなり、正側配線40のうち正側リレー30とコンデンサC1とを繋ぐ部分40aと、負側配線41のうち負側リレー31とコンデンサC1とを繋ぐ部分41aとの間に接続されている。
また、電源制御装置1は溶着検出回路6を備える。この溶着検出回路6は、カップリングコンデンサC2と、溶着検出用抵抗R2と、交流発生源60とをこの順に直列接続して構成され、カップリングコンデンサC2の2個の端子61,62のうち溶着検出用抵抗R2に接続していない方の端子61が直流電源2の負極端子に接続されている。そして、交流発生源60の2個の端子65,66のうち溶着検出用抵抗R2に接続していない方の端子66が、抵抗群5を構成する2個の配線接続抵抗R1a,R1bの間に接続されている。
また、電力制御装置1は電位差計11を備える。この電位差計11は、溶着検出用抵抗R2のカップリングコンデンサC2側の端子63と、交流発生源60の抵抗群5側の端子66との間の電位差を測定する。
また、電力制御装置1は溶着判断部7を備える。この溶着判断部7は、正側リレー30及び負側リレー31に、これらをオフにする制御信号を送った状態で、電位差計11を用いて電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、正側リレー30と負側リレー31の少なくとも一方が溶着しているか否かを判断する。
以下、詳説する。
本例における負荷10は、車載用のインバータである。このインバータを用いて、直流電源2の直流電力を交流電力に変換している。そして、得られた交流電力を使って三相交流モータ(図示しない)を駆動し、車両を走行させている。
また、交流発生源60の端子66は、車両のボディ100を介して、2個の配線接続抵抗R1a,R1bの間に接続されている。
また、本例では、負荷10への電源投入時に、双方向コンバータ12を使って鉛蓄電池13の電圧を昇圧し、コンデンサC1を充電してからリレー30,31をオンしている。これにより、突入電流の発生を抑制し、リレー30,31の溶着を抑制している。
しかし、このようにしてもリレー30,31の溶着を完全に防止できない。そのため、電源投入時または電源遮断時に、電位差計11を用いて電位差を測定し、リレー30,31が溶着しているか否かを判定している。
また、本例では、正側リレー30と負側リレー31とは、同時にオン状態またはオフ状態になる1個の一体化リレー300によって構成されている。すなわち、正側リレー30と負側リレー31とは単一の筐体に収納され、1個の電磁コイル301によって正側リレー30と負側リレー31とを同時に開閉するよう構成されている。
一体化リレー300は、電磁コイル301に電流が流れない場合はリレー30,31がオフになり、電磁コイル301に電流が流れる場合はリレー30,31がオンになる2a接点型のリレーである。
次に、上記構成によってリレー30,31が溶着しているか否かを判断できる理由について、シミュレーション結果とともに説明する。
図2は、本例の電源制御装置1のシミュレーションに用いた等価回路である。この等価回路では、正側リレー30と負側リレー31をそれぞれ抵抗Rs1,Rs2に置き換えた。抵抗Rs1,Rs2は、リレー30,31がオンした場合には抵抗値が0.1Ωになり、オフした場合には抵抗値が500MΩになると仮定した。すなわち、リレー30,31がオンした場合は接点が接触するので、Rs1,Rs2の抵抗値は、接点(金属)の接触抵抗に相当する0.1Ω程度になる。また、リレー30,31がオフした場合は、接点間は絶縁用の樹脂材料等の絶縁抵抗で決まるため、500MΩ程度の大きな抵抗値とした。
また、配線接続抵抗R1a、R1bの抵抗値はそれぞれ4MΩにした。直流電源2の電圧は200Vにした。また、溶着検出用抵抗R2の抵抗値は500kΩにした。交流発生源60によって発生させる交流電圧の振幅は10Vにし、周波数を100Hzにした。又、カップリングコンデンサC2の容量は交流発生源60によって発生させる交流電圧の周波数100Hzにおいて配線接続抵抗R1a、R1b等に対し充分小さなインピーダンスとなる200μFにした。
交流発生源60の交流電圧はカップリングコンデンサC2を通過することができるが、直流電圧はカップリングコンデンサC2を通過することができない。そのため、図2の回路図は、交流回路として考えた場合は、直流電源2とカップリングコンデンサC2が無いものとして扱うことができ、図3の回路図に置き換えることができる。
また、図4に示すごとく、抵抗Rs1,Rs2,R1a,R1bは、纏めて1個の等価抵抗Reqに置き換えることができる。カップリングコンデンサC2のインピーダンスが充分小さい場合は、溶着検出用抵抗R2の端子63と、交流発生源60の端子66の間の電位差は、等価抵抗Reqの両端の電位差Vsに略等しい。
上述したように、図2〜図4の回路図において、正側リレー30と、負側リレー31を抵抗Rs1,Rs2に置き換えている。抵抗Rs1,Rs2は、リレーの接点が溶着した場合は0.1Ωになり、接点がオープンになった場合は500Mになる。下記表1に示すごとく、これらの抵抗値Rs1,Rs2の組み合わせを変えて、それぞれの状態において回路のシミュレーションを行った。すなわち、リレー30,31が両方とも溶着した状態を第1状態と定めて、抵抗値Rs1,Rs2を両方とも0.1Ωにした。また、正側リレー30が溶着し、負側リレー31がオープンになった状態を第2状態とした。そして、正側リレー30がオープンになり、負側リレー31が溶着した状態を第4状態とした。第2状態、第4状態において、Rs1,Rs2のうち、溶着した方を0.1Ωにし、溶着していない方を500MΩにした。また、リレー30,31が正常な状態、すなわち両方ともオープンになっている場合を第3状態とした。この場合、抵抗値を両方とも500MΩにした。
まず、第1状態において、交流発生源60によって交流電圧を発生させるシミュレーションを行い、端子63,66間の電位差の時間変化を算出した。端子63,66間の電位差の変化を図5のグラフに示す。同図において、交流発生源60の端子65,66間の電位差を実線70で表し、端子63,66間の電位差を破線71で表している。
図5に示すごとく、交流発生源60の電位差の波形と、端子63,66間の電位差の波形は同期する。また、交流発生源60の電位差よりも、端子63,66間の電位差の方が、振幅が小さい。ここで、端子63,66間の電位差の最大値をVsHとし、最小値をVsLとした。この値を表1に示す。また、第2状態〜第4状態についても同様のシミュレーションを行った。得られたVsHとVsLの値を表1に示す。
Figure 2011185812
表1に示すごとく、第3状態、すなわちリレー30,31がどちらも溶着していない正常な状態においては、VsHは9.99Vであり、交流発生源60の電圧(10V)と略等しいことが分かる。一方、第2状態または第4状態、すなわちリレー30,31のどちらか一方が溶着している状態においては、VsHは9.44Vとなり、第3状態よりも低くなる。さらに、第1状態、すなわちリレー30,31が両方とも溶着している状態では、VsHは9.00Vとなる。このように、VsHを測定し、測定値が予め定めた基準値(例えば9.6V)よりも高いか低いかを判断することにより、リレー30,31の一方または両方が溶着しているか否かを判断することができる。
また、リレー30,31が溶着するとVsLも変化するので、VsLを測定しても、リレー30,31が溶着しているか否かを判断することができる。VsLを用いる場合は、測定値が予め定めた基準値(例えば0.1V)よりも高いか低いかを判断する。VsLが0.1Vよりも低ければ第3状態、すなわち正常と判断し、0.1Vよりも高ければリレー30,31の少なくとも一方が溶着していると判断できる。
次に、溶着判断部7における処理のフローチャートを図6に示す。本例では、溶着判断部7は、車両に搭載されたハイブリッドシステムの制御を行っている。まず、車両の乗員がイグニッションキーをオンにすると(ステップS1)、溶着検出回路6に電源が投入され、交流発生源60が発振を開始する(ステップS2)。その後、電位差計11を用いて、端子63,66間の電圧の最大値VsHまたは最小値VsLを測定する(ステップS3)。
例えば、VsHの基準電圧を9.6Vとし、測定電圧が9.6V以上か否かを判断する(ステップS4)。測定電圧が9.6V以上であれば正常と判断し、9.6V未満であれば、リレー30,31の少なくとも一方が溶着していると判断する。ステップS4において異常と判断した場合は、例えばインバータ(負荷10)を構成するスイッチング素子をオフにする等して、ハイブリッドシステムを停止する(ステップS5)。そして、溶着が発生した旨の警告表示を運転席等の表示部に表示する(ステップS6)。また、ユーザがイグニッションキーをオンにしてもエンジンが起動しないように制御する。
一方、ステップS4において、正常と判断した場合はリレー30,31をオンにし(ステップS7)、インバータ10を作動させる(ステップS8)。
また、車両を使用した後、イグニッションキーを切った場合(ステップS9)に、リレー30,31が溶着しているか否かを再び確認する。すなわち、乗員がイグニッションキーを切った後(ステップS9)、リレー30,31をオフにし(ステップS10)、電位差計11を用いて端子63,66間の電位差を測定する(ステップS11)。
ステップS12では、測定電圧が基準電圧(例えば9.6V)以上か否かを判断する。測定電圧が基準電圧以上であれば正常と判断し、ハイブリッドシステムを正常に停止する(ステップS15)。また、ステップS12で測定電圧が基準電圧未満であれば異常と判断し、ハイブリッドシステムを停止する(ステップS13)とともに、異常が発生した旨の警告表示をする(ステップS14)。また、ユーザによって、イグニッションキーをオンにする操作が再び行われても、エンジンを起動させない等の制御を行う。
以上、図1〜図6を用いて本例の構成について説明したが、本例では、図1、図2に示すごとく、直流電源2の負極端子に溶着検出回路6を接続する場合だけではなく、図7に示すごとく、直流電源2の正極端子に接続しても、リレー30,31が溶着しているか否か確認することができる。
次に、本例の作用効果について説明する。
図1に示すごとく、本例の電源制御装置1は、抵抗群5と溶着検出回路6とを設けた。そして、溶着検出用抵抗R2のカップリングコンデンサC2側の端子63と、交流発生源60の抵抗群5側の端子66との間の電位差を、電位差計11で測定するよう構成した。また、電位差計11の測定値を用いて、リレー30,31が溶着しているか否かを判断するよう構成した。
このようにすると、直流電源2の高い電圧を測定しなくても、リレー30,31が溶着しているか否かを判断できる。そのため、電圧の測定可能上限値が低い、安価な電位差計11を用いることが可能になる。これにより、電源制御装置1の製造コストを下げることができる。
また、本例では図1に示すごとく、正側リレー30と負側リレー31とは、同時にオン状態またはオフ状態になる1個の一体化リレー300によって構成されている。
このようにすると、正側リレー30と負側リレー31とを一体化でき、電磁コイル301等の部品も共通化できるため、リレーを低コストで製造できる。そのため、電源制御装置90の製造コストを下げることが可能になる。
また、従来の電源制御装置90(図14参照)では、2個のリレーを一体化した一体化リレー920を用いた場合は、個々のリレー92a,92bが溶着しているか否かを確認することができなかったが、本例の電源制御装置1(図1参照)を用いれば、2個のリレー30,31を一体化した一体化リレー300を用いた場合でも、個々のリレー30,31が溶着しているか否かを確認することができる。
すなわち、一体化リレーは、正側リレーと負側リレーとを別々に開閉制御できない。そのため、仮に図14に示すごとく、一体化リレー920を従来の電源制御装置90に用いたとすると、一体化リレー920をオフする信号をECU98から送信した場合に、正側リレー92aと負側リレー92bとが同時にオフになってしまう。一体化リレー920が正常な状態、すなわち、正側リレー92aと負側リレー92bとが両方ともオープンになっている場合は、配線99に電流が流れないため、コンデンサ95の電圧が上昇しない。しかしながら、例えば、負側リレー92bのみが溶着していた場合も、配線99に電流が流れないため、コンデンサ95の電圧が上昇しない。したがって、リレー92a,92bが両方とも溶着していない正常な場合と、片一方(負側リレー92b)のみが溶着している場合とを区別できない。
これに対して本例の電源制御装置1は、表1に示すごとく、2個のリレー30,31のうち片方のリレーのみが溶着した場合(状態2、状態4)でも、正常な場合(状態3)と比較して電圧VsH,VsLが変化する。そのため、片方のリレーのみが溶着したことを検出することが可能である。また、両方のリレー30,31が溶着した場合(状態1)も、正常な場合(状態3)と比較して電圧VsH,VsLが変化するので、溶着したことを検出することが可能である。
以上のごとく、本例によれば、リレー30,31が溶着しているか否かを確認でき、かつ製造コストを下げることができる電源制御装置1を提供することができる。
(実施例2)
本例は、リレー30,31の構成を変更した例である。図8に示すごとく、本例は、正側リレー30と負側リレー31とを別々に制御できるよう構成した。
この場合は、実施例1と同様に、直流電源2の高い電圧を測定しなくても、リレー30,31の溶着を確認できる。そのため、測定可能上限値が低い、安価な電位差計を使用でき、ひいては電源制御装置1の製造コストを下げることが可能になる。また、2個のリレー30,31のうち、一方が溶着等により故障したとき、その故障したリレーのみを交換すれば修理することが可能になる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図9に示すごとく、リレーの数を1個にした例である。本例の電源制御装置1においては、直流電源2の正極端子とコンデンサC1とを繋ぐ正側配線40にリレー3が接続されている。
そして、電源制御装置1は、正側配線40のうち、リレー3とコンデンサC1とを繋ぐ部分40aに一方の端子80が接続され、他方の端子81が車両のボディ100に接続された配線接続抵抗R1を備える。
また、電源制御装置1は実施例1と同様に溶着検出回路6、電位差計11、溶着判断部7、双方向コンバータ12、鉛蓄電池13を備える。そして、交流発生源60の2個の端子65,66のうち溶着検出用抵抗R2に接続していない方の端子66が、配線接続抵抗R1の他方の端子81に、車両のボディ100を介して接続されている。
電位差計11は、溶着検出用抵抗R2のカップリングコンデンサC2側の端子63と、交流発生源60の配線接続抵抗R1側の端子66との間の電位差を測定する。
溶着判断部7は、リレー3に、該リレー3をオフにする制御信号を送った状態で、電位差計11を用いて電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、リレー3の接点が溶着しているか否か判断する。
なお、図10に示すごとく、リレー3を負側配線41に設け、この負側配線41のうち、リレー3とコンデンサC1を繋ぐ部分41aに配線接続抵抗R1の一方の端子80を接続してもよい。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
本例の作用効果について説明する。
本例では、1個のリレー3しか有さないので、電源制御装置1の部品点数を少なくすることができ、構成を簡素化することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、配線接続抵抗を変更した例である。図11に示すごとく、本例では、配線接続抵抗r1a,r1bとして浮遊インピーダンスを用いた。浮遊インピーダンスは、例えば以下の理由により生じる。
負荷10(インバータ)は複数個の半導体モジュールから構成されている。個々の半導体モジュールは、スイッチング素子(IGBT素子)を絶縁材料で封止したものである。また、インバータ自体は金属製の筐体に収納されており、この筐体は車両のボディ100に接続されている。筐体と、半導体モジュールの絶縁材料との間には浮遊インピーダンスが生じるので、値が適当な範囲内であれば、この浮遊インピーダンスを配線接続抵抗r1a,r1bとして利用することができる。
同様に、図12に示すごとく、正側配線40に1個のリレー3を設けた場合に、配線接続抵抗r1として浮遊インピーダンスを用いることができる。さらに、図示しないが、負側配線41に1個のリレー3を設けた場合(図10参照)に、配線接続抵抗として浮遊インピーダンスを用いてもよい。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
本例の作用効果について説明する。
本例では、電気回路に生じる浮遊インピーダンスを配線接続抵抗の代わりに用いることができるため、専用の配線接続抵抗を設ける必要がなくなる。これにより、電源制御装置の製造コストをさらに下げることが可能となる。
その他、実施例1と同様の作用効果を備える。
1 電源制御装置
10 負荷
11 電位差計
2 直流電源
30 正側リレー
31 負側リレー
40 正側配線
41 負側配線
5 抵抗群
6 溶着検出回路
60 交流発生源
7 溶着判断部
C1 コンデンサ
C2 カップリングコンデンサ
R1 配線接続抵抗
R2 溶着検出用抵抗

Claims (4)

  1. 負荷に接続した直流電源と、
    上記負荷に並列接続したコンデンサと、
    上記直流電源の正極端子と上記コンデンサとを繋ぐ正側配線上に設けられた正側リレーと、
    上記直流電源の負極端子と上記コンデンサとを繋ぐ負側配線上に設けられた負側リレーと、
    互いに直列に接続された2個の配線接続抵抗からなり、上記正側配線のうち上記正側リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分と、上記負側配線のうち上記負側リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分との間に接続された抵抗群と、
    カップリングコンデンサと、溶着検出用抵抗と、交流発生源とをこの順に直列接続して構成され、上記カップリングコンデンサの2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が上記直流電源の上記正極端子または上記負極端子に接続されるとともに、上記交流発生源の2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が、上記抵抗群を構成する2個の上記配線接続抵抗の間に接続された溶着検出回路と、
    上記溶着検出用抵抗の上記カップリングコンデンサ側の端子と、上記交流発生源の上記抵抗群側の端子との間の電位差を測定する電位差計と、
    上記正側リレー及び上記負側リレーに、これらをオフにする制御信号を送った状態で、上記電位差計を用いて上記電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、上記正側リレーと上記負側リレーの少なくとも一方が溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、
    を備えることを特徴とする電源制御装置。
  2. 請求項1において、上記正側リレーと上記負側リレーとは、同時にオン状態またはオフ状態になる1個の一体化リレーによって構成されていることを特徴とする電源制御装置。
  3. 負荷に接続した直流電源と、
    上記負荷に並列接続したコンデンサと、
    上記直流電源の正極端子と上記コンデンサとを繋ぐ正側配線と、上記直流電源の負極端子と上記コンデンサとを繋ぐ負側配線とのいずれか一方に接続されたリレーと、
    上記正側配線または上記負側配線のうち、上記リレーと上記コンデンサとを繋ぐ部分に一方の端子が接続された配線接続抵抗と、
    カップリングコンデンサと、溶着検出用抵抗と、交流発生源とをこの順に直列接続して構成され、上記カップリングコンデンサの2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が上記直流電源の上記正極端子または上記負極端子に接続されるとともに、上記交流発生源の2個の端子のうち上記溶着検出用抵抗に接続していない方の端子が、上記配線接続抵抗の他方の端子に接続された溶着検出回路と、
    上記溶着検出用抵抗の上記カップリングコンデンサ側の端子と、上記交流発生源の上記配線接続抵抗側の端子との間の電位差を測定する電位差計と、
    上記リレーに、該リレーをオフにする制御信号を送った状態で、上記電位差計を用いて上記電位差を測定し、その測定値を予め定められた基準値と比較することにより、上記リレーの接点が溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、
    を備えることを特徴とする電源制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、上記配線接続抵抗として浮遊インピーダンスを用いることを特徴とする電源制御装置。
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