JP2014048050A - 溶着判断回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大容量のコンデンサを用いずにリレーが溶着していないことを検出することのできる溶着判断回路を提供する。
【解決手段】 電力負荷機器と、前記電力負荷機器に電力を供給する第1電源と、前記電力負荷機器と前記第1電源との間に接続され両者間の接続を断接するリレー装置と、を具備する電気回路に対する前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判断回路において、前記溶着判断回路は、第1コンデンサと抵抗又は第2コンデンサとを直列に接続するとともに、前記第1コンデンサを前記リレー装置と並列に接続し、前記抵抗又は第2コンデンサに電力を供給する第2電源と、前記抵抗又は第2コンデンサにかかる電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出電圧に基づき前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判定手段7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は溶着判断回路に関する。
近年、二次電池からの電力によってモータを駆動して走行する電気自動車やハイブリッド車等の電動車両が、低公害性などの点から注目されている。電気自動車では、複数の二次電池が直列接続されたバッテリと、バッテリからの電力によって作動し車両に駆動力を付与するモータと、バッテリとモータとの間に設けられたインバータとを有する。
このような直流電源であるバッテリとインバータとの間には、バッテリを制御するための電源制御装置が設けられている。電源制御装置は通常リレーを有し、バッテリとインバータとを電気的に接続し、又は遮断している。このリレーは、例えば過電流等によって溶着してしまうことも考えられる。そこで、リレーの溶着検出を行う溶着検出部を有する電源制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−185812号公報(図1、請求項1等)
しかしながら、特許文献1に記載された電源制御装置では、溶着検出を行うためのコンデンサが大容量であるため製造コストがかかるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、大容量のコンデンサを用いずにリレーが溶着していないことを検出することのできる溶着判断回路を提供しようとするものである。
本発明の溶着判断回路は、電力負荷機器と、前記電力負荷機器に電力を供給する第1電源と、前記電力負荷機器と前記第1電源との間に接続され両者間の接続を断接するリレー装置と、を具備する電気回路に対する前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判断回路において、前記溶着判断回路は、第1コンデンサと抵抗又は第2コンデンサとを直列に接続するとともに、前記第1コンデンサを前記リレー装置と並列に接続し、前記抵抗又は第2コンデンサに電力を供給する第2電源と、前記抵抗又は第2コンデンサにかかる電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出電圧に基づき前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明においては、リレーに対してコンデンサを並列に設けていることから、容量の小さいコンデンサを用いることができる。そして、電圧検出手段の検出電圧に基づきリレー装置の溶着判断を行うことで、簡易にリレーが溶着していないことを検出することができる。
前記リレー装置は、前記電力負荷機器と前記第1電源の負極端子との間に接続される負側リレー装置と、前記電力負荷機器と前記第1電源の正極端子との間に接続される正側リレー装置とからなり、前記溶着判断回路は、前記負側リレー装置の溶着を判断する負側溶着判断回路と、前記正側リレー装置の溶着を判断する正極溶着判断回路とからなり、前記第1コンデンサは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とにそれぞれ備えられると共に、前記抵抗又は前記第2コンデンサと前記第2電源とは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とに共用して備えられ、前記負側溶着判断回路及び前記正側溶着判断回路のそれぞれに前記第2電源からの電源供給を断接するスイッチ装置を備えることが好ましい。各リレーについてそれぞれ溶着判断部が設けられていることで、それぞれのリレーについて溶着判断を行うことが可能である。
本発明の好ましい実施形態としては、前記第2コンデンサは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とにそれぞれ備えられ、前記電圧検出手段は、前記第2コンデンサにかかる電圧を測定することが挙げられる。
前記溶着判断手段は、前記リレー装置が開状態で前記第2電源から前記溶着判断回路に電力を供給した際に前記電圧検出手段で検出される所定の電圧値を記憶しており、前記リレー装置を開作動指示した後に記第2電源から前記溶着判断回路に電力を供給した際に前記電圧検出手段により検出される電圧値が前記所定の電圧値と異なる場合は前記リレー装置が溶着していると判断することが好ましい。
本発明の溶着判断回路によれば、大容量のコンデンサを用いずにリレーが溶着していないことを検出することができるという優れた効果を奏し得る。
実施形態1に係る電源制御装置を説明するための模式的回路図である。 溶着判断部を説明するための模式的回路図である。 実施形態2に係る電源制御装置を説明するための模式的回路図である。 他の実施形態に係る電源制御装置を説明するための模式的回路図である。 他の実施形態に係る電源制御装置を説明するための模式的回路図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る溶着判断回路を含む電源制御装置10について、図1を用いて説明する。
電源制御装置10は、例えば電気自動車に搭載されるものである。電源制御装置10は、直流電源1を備える。直流電源1は、複数の電池が直列に接続されて高電圧高電流を出力することができるように構成されている電源ユニットである。直流電源1は、インバータ2を介して負荷である図示しないモータ(電力負荷機器を構成する)に接続されている。
直流電源1の正極側端子と、インバータ(電力負荷機器を構成する)2との間には、正側リレー3が設けられている。また、直流電源1の負極側端子とインバータ2との間には負側リレー4が設けられている。各リレーにより、直流電源1とインバータ2との間の電力供給を遮断することが可能である。
この直流電源1からの直流電流は、正側リレー3及び負側リレー4が導通状態となっている場合にインバータ2に入力されて直流から交流に変換され、図示しないモータに入力される。
かかる正側リレー3及び負側リレー4が溶着していないことを確認するために、本実施形態における電源制御装置10は、溶着判断部5を備えている。溶着判断部5について、以下説明する。
溶着判断部5は、交流電源部(第2電源)FGと、交流電源部FGに接続された抵抗R1とを有する。この抵抗R1には抵抗R1における電圧を検出する電圧検出手段V1が設けられている。電圧検出手段V1には、溶着判断手段7が設けられている。
また、正側リレー3に対して並列となるようにコンデンサ(第1コンデンサ)C1が設けられている。このコンデンサC1と抵抗R1との間には、スイッチSW1と、コンデンサC2とが抵抗R1に対して直列となるように設けられている。さらに、コンデンサC1に対して直列となるようにコンデンサC3が設けられている。コンデンサC3はアースに接続されている。コンデンサC2、C3はそれぞれグランド分離コンデンサとして機能する。これらの交流電源部FG、抵抗R1及び電圧検出手段V1と、スイッチSW1と、コンデンサC1〜C3とにより正側リレー3の溶着を判断する正側溶着判断回路51が形成されている。
また、負側リレー4に対して並列となるようにコンデンサC4が設けられている。このコンデンサC4と抵抗R1との間には、スイッチSW2と、コンデンサC5とが抵抗R1直列となるように設けられている。さらに、コンデンサC4に対して直列となるようにコンデンサC6が設けられている。コンデンサC6はアースに接続されている。これらの交流電源部FG、抵抗R1及び電圧検出手段V1と、スイッチSW2と、コンデンサC4〜C6により負側リレー4の溶着を判断する負側溶着判断回路52が形成されている。
正側溶着判断回路51と負側溶着判断回路52とはそれぞれ回路構成は同一であるので初めに正側溶着判断回路51について図2を用いて説明する。
正側溶着判断回路51は、図2に示すような閉回路である。かかる正側溶着判断回路51において、正側リレー3が非導通状態、即ち接点が開状態である場合には、交流電源部FGからの交流電流は、抵抗R1、コンデンサC2、コンデンサC1、コンデンサC3の順に流れてアースに入力される。他方で、正側リレー3が導通状態、即ち接点が閉状態である場合には、交流電源部FGからの交流電流は、抵抗R1、コンデンサC2、正側リレー3、コンデンサC3の順に流れてアースに入力される。即ち、正側リレー3が導通状態である場合にはコンデンサC1に交流電流は流れず、非導通状態である場合にはコンデンサC1に交流電流が流れるように正側溶着判断回路51は構成されている。
即ち、正側溶着判断回路51によれば、正側リレー3が導通状態にあるかどうかにより回路の合成容量が変わり、これにより抵抗R1に印加される電圧が変化する。電圧検出手段V1は、この抵抗R1に印加される電圧を測定して、検出された電圧値を溶着判断手段7に入力する。溶着判断手段7は、この電圧が予め定めた基準値よりも大きいかどうかにより溶着判断を行う。
かかる正側溶着判断回路51による正側リレー3の溶着判断について具体的に説明する。
初めに正側リレー3を非導通状態とし、スイッチSW1をオン状態として交流電源部FGから交流電流を流す。正側リレー3は非導通状態であるので、この正側溶着判断回路51における合成容量は導通状態の場合よりも小さくなる。この場合に抵抗R1における電圧を電圧検出手段により測定すると、抵抗R1にかかる電圧は導通状態に比べて大きい。従って、抵抗R1にかかる電圧は予め定めた基準値以上となる。
他方で、仮に正側リレー3が溶着していると、正側リレー3を非導通状態としても、実際には正側リレー3は導通することになる。この場合には、スイッチSW1をオン状態として交流電源部FGから交流電流を流すと、正側リレー3は導通状態であるので、この正側溶着判断回路51における合成容量は非導通状態の場合よりも大きくなる。従って、抵抗R1における電圧を電圧検出手段により測定すると、抵抗R1にかかる電圧は非導通状態に比べて小さい。即ち、抵抗R1にかかる電圧は予め定めた基準値以下となる。
このように、正側溶着判断回路51では、正側リレー3を非導通状態とし、かつ、スイッチSW1をオン状態として抵抗R1にかかる電圧を測定し、溶着判断手段7により測定された電圧が予め定めた基準値よりも大きいか小さいかを判断することによって正側リレー3の溶着判断を行うことができる。予め定めた基準値よりも電圧が大きい場合にはリレーは溶着していないので走行を続ける。予め定めた基準値よりも電圧が小さい場合にはリレーが溶着している可能性があるので車両が走行中であれば走行を中止する。
負側溶着判断回路52も、上述した正側溶着判断回路51と同様に作動するものである。従って、負側リレー4を非導通状態とし、かつ、スイッチSW2をオン状態として抵抗R1にかかる電圧を測定した場合に、溶着判断手段7により測定された電圧が予め定めた基準値よりも大きいか小さいかによって負側リレー4の溶着判断を行うことができる。
このように、本実施形態における電源制御装置では、溶着判断部5を有することで溶着判断を簡易に行うことが可能である。
また、このような溶着判断部5では、溶着判断のためのコンデンサC1、C4の容量を小さくすることができる。即ち、正側リレー3及び負側リレー4に対して直列にコンデンサ及び抵抗を接続し、この抵抗における電圧降下を測定する場合には、コンデンサは回路抵抗が小さくなるように容量の大きいものを用いる必要がある。これに対し、本実施形態においては正側リレー3及び負側リレー4に対して並列にコンデンサC1、C4を接続すると共に、これらに対して直列となるように抵抗を接続し、この抵抗における電圧降下を測定しているので、回路抵抗を小さくする必要がなく、コンデンサは容量の小さいものを用いることができる。
さらにこのような溶着判断部5では、さらにスイッチSW1及びSW2のどちらかをオン状態として溶着を判断することで、即ち正側溶着判断回路51及び負側溶着判断回路52のどちらかを駆動することで、どちらのリレーが溶着しているかも判断することができる。従来は、いずれが溶着しているかまでは判断することができなかったが、このように正側リレー3又は負側リレー4のいずれが溶着しているかも判断できることで、より早急に対応することが可能である。
(実施形態2)
本発明の別の実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態の電源制御装置は、実施形態1とは別の溶着判断部6を有している。図3において、図1と同一の構成要素については同一の参照符号を付してある。
溶着判断部6は、正側リレー3に並列で接続されたコンデンサC11と、このコンデンサC11に直列で接続されたコンデンサC12(第2コンデンサ)とを備える。コンデンサC12はアースに接続される。また、負側リレー4に並列となるように接続されたコンデンサC13と、コンデンサC13に直列となるように接続されたコンデンサC14(第2コンデンサ)とを備える。コンデンサC14は、アースに接続されている。
ここで、これらのコンデンサC11〜C14は、それぞれブリッジ平衡をとることができるように、それぞれのコンデンサC11〜C14の容量Zが、Z11(C11)×Z14(C14)とZ12(C12)×Z13(C13)が等しくなるように構成されている。即ち、コンデンサC11〜C14によりブリッジ回路BCが構成されている。
また、正側リレー3に対して直列となるようにスイッチSW11が設けられていると共に、負側リレー4に対して並列となるようにスイッチSW12が接続されている。
また、溶着判断部6は交流電源部FGを有し、交流電源部FGは、コンデンサC15を介して正側リレー3及び負側リレー4に交流電流を入力できるように回路に接続されている。
本実施形態では、溶着判断部6は、コンデンサC11及びC12間の接点Aと、コンデンサC13及びC14間の接点Bとの間に電圧検出手段V2が設けられ、これらの間の電圧差を電圧検出手段V2により検出する。そして、電圧検出手段V2に設けられた溶着判断手段7により、正側リレー3及び負側リレー4における溶着の有無が判断される。
かかる溶着判断部6において、正側リレー3及び負側リレー4が共に非導通状態、即ち接点が開状態である場合には、スイッチをオン状態としても溶着判断部6のブリッジ回路BCは平衡状態にあるため接点A−B間では電圧差が発生せず、電圧検出手段Vでは電圧差を検出できない。他方で、正側リレー3及び負側リレー4のうちいずれかが溶着しているとすれば、各スイッチをオン状態とすればブリッジ回路BCにおいて平衡状態を保つことができず、接点A−B間で電圧差が生じ、電圧検出手段V2ではこの電圧差が検出される。
かかる溶着判断部6による正側リレー3の溶着判断について説明する。
正側リレー3及び負側リレー4を非導通状態とし、スイッチSW11をオン状態として、スイッチSW12はオフ状態とする。そして、交流電源部FGから交流電流を回路に入力する。交流電流は、正側リレー3が溶着していない場合には、コンデンサC11及びC12側を流れる。また、スイッチSW12はオフ状態であるので、交流電流はコンデンサC13及びC14側を流れる。この場合には、ブリッジ回路BCにおいて平衡状態が保持されているので接点A−B間に電圧差が生じない。
他方で、正側リレー3が溶着しているとすれば、交流電流はコンデンサC11ではなく正側リレー3を流れるので、ブリッジ回路BCにおいて平衡状態が保持されず接点A−B間に電圧差が生じる。
即ち、正側リレー3を非導通状態とし、かつ、スイッチSW11をオン状態として接点A−B間の電圧を電圧検出手段V2により測定し、検出結果を溶着判断手段7に入力する。溶着判断手段7は、電圧差が生じていれば正側リレー3が溶着していると判断し、電圧差が生じていなければ正側リレー3が溶着していないと判断できる。本実施形態の溶着判断部6は、このようにして正側リレー3の溶着判断を行うことができる。
負側リレー4が溶着しているか否かについての判断も同様である。
正側リレー3及び負側リレー4を非導通状態とし、スイッチSW12をオン状態として、スイッチSW11はオフ状態とする。そして、交流電源部FGから交流電流を回路に入力する。交流電流は、負側リレー4が溶着していない場合には、コンデンサC13及びC14側を流れる。また、スイッチSW11はオフ状態であるので、交流電流はコンデンサC11及びC12側を流れる。この場合には、ブリッジ回路BCにおいて平衡状態が保持されているので接点A−B間に電圧差が生じない。
他方で、負側リレー4が溶着しているとすれば、交流電流は負側リレー4を流れるので、ブリッジ回路において平衡状態が保持されず接点A−B間に電圧差が生じる。
即ち、負側リレー4を非導通状態とし、かつ、スイッチSW12をオン状態として接点A−B間の電圧を測定し、検出結果を溶着判断手段7に入力する。溶着判断手段7は、電圧差が生じていれば負側リレー4が溶着していると判断し、電圧差が生じていなければ負側リレー4が溶着していないと判断できる。本実施形態の溶着判断部6は、このようにして負側リレー4の溶着判断を行うことができる。
本実施形態では、実施形態1と同様に各リレーのうちいずれかが溶着していないかどうかを簡易に判断できると共に、各リレーに対してコンデンサが並列に設けられていることからコンデンサC11、C13の容量を従来に比べ小さくすることができる。さらに、実施形態2では、実施形態1と比較して回路の部品点数が少ない。
このように、上述した各実施形態においては、各リレーに対して並列となるようにコンデンサを接続し、抵抗もしくは接点間の電圧を測定して簡易にリレーが溶着していないことを確認することができる。従って、これらの溶着判断部5、6を設けた電気自動車においては常に溶着していないことを確認しながら走行することが可能である。
上述した各実施形態において、交流電源と電圧検出手段とリレーに対して並列に設けられたコンデンサとを有し、リレーの溶着判断をすることができれば回路構成は特に限定されない。例えば、上述した実施形態1においては、二つのリレーに対して一つの交流電源部FGを設けたが、これに限定されない。それぞれのリレーに対してそれぞれ同一の交流電流を印加できるように構成してもよい。
上述した実施形態1においては、コンデンサC2、C5を設けたが、これに限定されない。例えば他のコンデンサの容量や抵抗R1の大きさを適宜設定することで設けなくてもよい。
本発明の溶着判断回路は、上述した形態に限定されない。例えば、図4に示すように構成してもよい。図4に示す構成では、図1の抵抗R1をコンデンサC7に変更したものであり、このコンデンサC7に印加される電圧を測定し、この電圧が所定値よりも大きいかどうかにより溶着判断を実施することも可能である。
また、図5に示すように構成してもよい。即ち、図5に示すように、図3に示す構成において、さらにコンデンサC15(第2コンデンサ)に印加される電圧を測定するものである。溶着判断手段は、この電圧が所定値よりも大きいかどうかにより溶着判断を実施する。
このように、本発明の溶着判断回路においては、交流電源から電圧が印加される抵抗又はコンデンサ(第2コンデンサ)の電圧を測定し、この値に基づいて溶着判断を行うことができるように構成されていればよい。
本発明の溶着判断回路は、小さな容量のコンデンサを用いて、正確にリレーの溶着判断を行って高電圧高電流電源を制御することができる。従って、例えば自動車製造産業において利用可能である。
1 直流電源
2 インバータ
3 正側リレー
4 負側リレー
5、6 溶着判断部
10 電源制御装置
51 正側溶着判断回路
52 負側溶着判断回路
A 接点
B 接点
BC ブリッジ回路
FG 交流電源部
R1 抵抗

Claims (4)

  1. 電力負荷機器と、
    前記電力負荷機器に電力を供給する第1電源と、
    前記電力負荷機器と前記第1電源との間に接続され両者間の接続を断接するリレー装置と、を具備する電気回路に対する前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判断回路において、
    前記溶着判断回路は、
    第1コンデンサと抵抗又は第2コンデンサとを直列に接続するとともに、前記第1コンデンサを前記リレー装置と並列に接続し、
    前記抵抗又は第2コンデンサに電力を供給する第2電源と、
    前記抵抗又は第2コンデンサにかかる電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段の検出電圧に基づき前記リレー装置の溶着判断を行う溶着判定手段と、を備えることを特徴とする溶着判断回路。
  2. 前記リレー装置は、
    前記電力負荷機器と前記第1電源の負極端子との間に接続される負側リレー装置と、
    前記電力負荷機器と前記第1電源の正極端子との間に接続される正側リレー装置とからなり、
    前記溶着判断回路は、
    前記負側リレー装置の溶着を判断する負側溶着判断回路と、
    前記正側リレー装置の溶着を判断する正極溶着判断回路とからなり、
    前記第1コンデンサは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とにそれぞれ備えられると共に、前記抵抗又は前記第2コンデンサと前記第2電源とは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とに共用して備えられ、
    前記負側溶着判断回路及び前記正側溶着判断回路のそれぞれに前記第2電源からの電源供給を断接するスイッチ装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の溶着判断回路。
  3. 前記第2コンデンサは前記負側溶着判断回路と前記正側溶着判断回路とにそれぞれ備えられ、
    前記電圧検出手段は、前記第2コンデンサにかかる電圧を測定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の溶着判断回路。
  4. 前記溶着判断手段は、
    前記リレー装置が開状態で前記第2電源から前記溶着判断回路に電力を供給した際に前記電圧検出手段で検出される所定の電圧値を記憶しており、
    前記リレー装置を開作動指示した後に記第2電源から前記溶着判断回路に電力を供給した際に前記電圧検出手段により検出される電圧値が前記所定の電圧値と異なる場合は前記リレー装置が溶着していると判断する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の溶着判断回路。
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