JP6326024B2 - 電圧検出回路及び電圧検出方法 - Google Patents

電圧検出回路及び電圧検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、電圧検出回路及び電圧検出方法に関する。
従来より、自動車においては、エアコン等の電装品に電力を供給するバッテリが搭載されている。また、自動車に搭載されるバッテリは、適正な電力が維持されることにより、走行中、各種車両制御に必要な電力を供給するものであるため、バッテリの状態を適正に監視することが求められている。
例えば、バッテリの状態を監視するものとして、バッテリの絶縁状態を監視する技術がある。具体的には、フライングキャパシタ方式の絶縁計測回路により、バッテリの絶縁状態を監視する絶縁計測装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
より具体的には、特許文献1に記載の技術は、充電後一定時間放電させた後に測定することにより、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性のバラツキに起因する検出電圧変動分を打ち消すものである。
特許第5613408号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、充電後一定時間放電させた後であれば、バラツキに起因する検出電圧変動分が打ち消されるという前提の元に予め設定された放電時間経過時の電圧を検出するものである。よって、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性のバラツキによっては、充電後一定時間放電させた後であっても放電電圧にズレが生じるため、検出結果の精度が低下する。したがって、特許文献1に記載の技術であっても、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性のバラツキに起因する影響を受ける恐れがある。
つまり、特許文献1に記載の技術のような従来技術は、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性の影響を受けることがあるため、印加電圧の検出精度を向上させることができない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性に依存せず、印加電圧の検出精度を向上させることができる電圧検出回路及び電圧検出方法を提供することである。
本発明に係る電圧検出回路は、基準電圧である接地電位部と絶縁状態に設けられる直流電源の電圧値を検出する電圧検出回路であって、前記直流電源から印加電圧が印加されるコンデンサと、前記コンデンサの充放電を制御する制御部と、を備え、前記コンデンサは、前記制御部により充電経路が形成される場合、前記充電経路の一部となるものであり、前記制御部により放電経路が形成される場合、前記放電経路の一部となるものであって、前記制御部は、前記充電経路を形成させた状態で前記コンデンサの充電を開始してから前記放電経路への切り替え時までの時間である第1の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、前記第1の時間から一定時間経過後の時間である第2の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、により求めた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算する演算部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電圧検出回路において、前記直流電源の正極側と、前記コンデンサとの間に設けられ、該コンデンサと直列に接続された第1の抵抗と、前記第1の抵抗と並列に設けられ、前記コンデンサと直列に接続された第2の抵抗と、前記直流電源の正極側と、前記第1の抵抗との間に設けられた第1のスイッチと、前記直流電源の負極側と、前記コンデンサの負極側との間に設けられた第2のスイッチと、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗と、前記接地電位部との間に設けられた第3のスイッチと、前記コンデンサの負極側と、前記接地電位部との間に設けられた第4のスイッチとを備え、前記制御部は、前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、及び前記第4のスイッチのそれぞれの導通状態を制御するスイッチ制御部をさらに備え、前記スイッチ制御部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチを導通状態にさせることにより、前記充電経路を形成させ、前記第3のスイッチ及び前記第4のスイッチを導通状態にさせることにより、前記放電経路を形成させることが好ましい。
また、本発明に係る電圧検出回路において、前記制御部は、前記コンデンサの両端電圧を計測する計測部をさらに備え、前記計測部は、前記充電経路で充電された場合、前記第1の時間が経過したときの前記コンデンサの充電電圧を計測し、前記第2の時間が経過したときの前記コンデンサの放電電圧を計測し、前記演算部は、前記充電電圧及び前記放電電圧に基づいて、前記コンデンサの実容量値を求める容量演算部と、前記容量演算部により求められた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算する電圧演算部とを備えることが好ましい。
また、本発明に係る電圧検出方法は、基準電圧である接地電位部と絶縁状態に設けられる直流電源から印加電圧が印加されるコンデンサと、前記コンデンサの充放電を制御する制御部と、を備え、前記直流電源の電圧値を検出する電圧検出方法であって、前記コンデンサは、前記制御部により充電経路が形成される場合、前記充電経路の一部となるものであり、前記制御部により放電経路が形成される場合、前記放電経路の一部となるものであって、前記制御部は、前記充電経路を形成させた状態で前記コンデンサの充電を開始してから前記放電経路への切り替え時までの時間である第1の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、前記第1の時間から一定時間経過後の時間である第2の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、により求めた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算することを特徴とする。
本発明によれば、コンデンサのバラツキ値を含んだ実容量値に基づいてコンデンサに印加された印加電圧が演算されることにより、コンデンサの容量変動の影響が排除されるため、フライングキャパシタとして機能するコンデンサのデバイス特性に依存せず、印加電圧の検出精度を向上させることができる電圧検出回路を提供することができる。
本実施形態に係る電圧検出回路1の回路構成例を示す図である。 第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4の具体的な回路構成例を示す図である。 制御部13の機能構成例を示す図である。 演算部135の機能構成の詳細例を示す図である。 フライングキャパシタ方式の絶縁計測回路におけるA/Dポートの読み込み処理のタイムチャートである。 直流電源11の電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。 コンデンサC1に印加された電圧が計測されるときの閉回路構成例を示す図である。 負極側仮想地絡抵抗RLn1による電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。 正極側仮想地絡抵抗RLp1による電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。 コンデンサC1の充電に伴うコンデンサC1の両端電圧V(t)の推移について説明する図である。 コンデンサC1のデバイス特性にバラツキがある場合の充電電圧V1について説明する図である。 コンデンサC1の両端電圧の推移の一例を示す図である。 測定モード、VC1n測定モード、及びVC1p測定モードのそれぞれの場合におけるコンデンサC1の両端電圧の推移の一例を示す図である。 コンデンサC1の実容量値Cに基づいて印加電圧V0を求める処理を説明するフローチャートである。 充電時間t1、放電時間t2、及び放電時間t3の時点においてスイッチ制御が行われる一例を示す図である。 充電時間t1及び放電時間t2の時点においてスイッチ制御が行われる一例を示す図である。
図1は、本実施形態に係る電圧検出回路1の回路構成例を示す図である。図1に示すように、電圧検出回路1は、直流電源11、接地電位部15、コンデンサC1、制御部13、充電回路、及び放電回路を備える。また、電圧検出回路1は、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、第4のスイッチS4、及び第5のスイッチSaを備え、それぞれの導通状態及び非導通状態が制御されることにより、充電回路又は放電回路が構成される。また、電圧検出回路1は、ダイオードD1、ダイオードD2、第1の抵抗R1、第2の抵抗R2、第3の抵抗R3、第4の抵抗R4、コンデンサCaを備える。なお、電圧検出回路1は、接地電位部15との間に、正極側仮想地絡抵抗RLp1と、負極側仮想地絡抵抗RLn1とが含まれる。
直流電源11は、接地電位部15と絶縁状態に設けられるものである。直流電源11は、高電圧の電源であり、例えば、複数のセルが接続された組電池からなり、車両に搭載される。なお、直流電源11は、一次電池又は二次電池のような安定した直流電圧を供給するものであればよい。接地電位部15は、基準電位であり、例えば、シャーシからなる。
コンデンサC1は、直流電源11から印加されるものであり、例えば、フライングキャパシタとして機能することにより、地絡検出に用いられるものである。
充電回路は、直流電源11と、コンデンサC1とを含み、コンデンサC1を充電する充電経路が形成されるものである。放電回路は、コンデンサC1を含み、コンデンサC1を放電する放電経路が形成されるものである。なお、充電経路及び放電経路は、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4による導通状態及び非導通状態の何れかの組み合わせにより、複数の電流経路が想定されるものである。
第1の抵抗R1は、直流電源11の正極側と、コンデンサC1との間に設けられ、コンデンサC1と直列に接続されたものである。第2の抵抗R2は、第1の抵抗R1と並列に設けられ、コンデンサC1と直列に接続されたものである。第3の抵抗R3は、第1の接続点が第3のスイッチS3を介して第2の抵抗R2に接続されたものであり、第2の接続点が接地電位部15に接続されたものである。第4の抵抗R4は、第1の接続点が第4のスイッチS4を介してコンデンサC1の負極側に接続されたものであり、第2の接続点が接地電位部15に接続されたものである。
第1のスイッチS1は、直流電源11の正極側と、第1の抵抗R1との間に設けられるものである。第2のスイッチS2は、直流電源11の負極側と、コンデンサC1の負極側との間に設けられるものである。第3のスイッチS3は、第1の抵抗R1及び第2の抵抗R2と、接地電位部15との間に設けられるものである。第4のスイッチS4は、コンデンサC1の負極側と、接地電位部15との間に設けられるものである。
第5のスイッチSaは、第3の抵抗R3と、コンデンサCaとの間に設けられ、制御部13のA/Dポートに電圧を伝搬するか否かを制御するものである。コンデンサCaは、正極側が第5のスイッチSaと、制御部13のA/Dポートとの間に設けられ、負極側が接地電位部15に接続されている。なお、コンデンサC1の容量は、コンデンサCaの容量よりも大きいものとする。
なお、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4のそれぞれは、例えば、光MOSFETからなり、耐高圧であり、絶縁特性を有するものである。第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4について図2を用いて具体的に説明する。図2は、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4の具体的な回路構成例を示す図である。なお、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4を総称する場合、絶縁型スイッチSと称する。
図2に示すように、絶縁型スイッチSは、1対のフォトトランジスタ42,43が電路端子対41,49間に逆極性に直列接続され、フォトトランジスタ42,43には、ダイオード44,45が逆極性に並列接続される。また、発光ダイオード46は、駆動用端子対47,48間に接続される。発光ダイオード46は、フォトトランジスタ42,43、ダイオード44,45のような各素子から電気的に絶縁されると共に、フォトトランジスタ42,43と光学的に結合するような相対位置関係に配置されている。
駆動用端子対47,48間に駆動電流が供給されると、発光ダイオード46が発光する。これにより、フォトトランジスタ42,43が導通するため、電路端子対41,49間が導通される。すなわち、絶縁型スイッチSは閉成される。
一方、駆動用端子対47,48間に供給された駆動電流が遮断されると、発光ダイオード46の発光が消滅する。これにより、絶縁型スイッチSは開放される。なお、図2の回路構成例は、交流にも適用可能なフォトカプラ型絶縁スイッチであり、容易に理解されるように、直流専用には、右又は左半分の構成のみでよい。
なお、第5のスイッチSaは、比較的安価な低圧用アナログスイッチ又はFET等の半導体スイッチング素子を用いたディスクリート構成であればよい。
次に、図3〜図9を用いて制御部13の詳細及びその制御例について具体的に説明する。図3は、制御部13の機能構成例を示す図である。図4は、演算部135の機能構成の詳細例を示す図である。図5は、フライングキャパシタ方式の絶縁計測回路におけるA/Dポートの読み込み処理のタイムチャートである。図6は、直流電源11の電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。図7は、コンデンサC1に印加された電圧が計測されるときの閉回路構成例を示す図である。図8は、負極側仮想地絡抵抗RLn1による電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。図9は、正極側仮想地絡抵抗RLp1による電圧がコンデンサC1に印加されるときの閉回路構成例を示す図である。
制御部13は、コンデンサC1の充放電を制御するものであり、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータにより実現し得るものである。制御部13が所定の制御プログラムを実行することにより、図2に示すように、A/D変換部131、計測部132、判定部133、スイッチ制御部134、及び演算部135等のような各種機能は実現される。
A/D変換部131は、A/Dポートを介して取得したアナログ信号をデジタル信号に変換する機能を有するものである。
スイッチ制御部134は、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、第4のスイッチS4、及び第5のスイッチSaを制御するものである。
具体的には、スイッチ制御部134は、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2を導通状態にさせることにより、充電経路を形成させる。例えば、図6に示すように、第1の抵抗R1を含む充電経路が形成される。
また、スイッチ制御部134は、第1のスイッチS1及び第4のスイッチS4を導通状態にさせ、直流電源11の負極側と、接地電位部15とを、負極側仮想地絡抵抗RLn1を介して接続させることにより、直流電源11、第1のスイッチS1、第1の抵抗TR1、コンデンサC1、第4のスイッチS4、及び接地電位部15を導通させる。例えば、図8に示すように、第1の抵抗R1と第4の抵抗R4とを含む電流経路が形成される。
また、スイッチ制御部134は、第2のスイッチS2及び第3のスイッチS3を導通状態にさせ、直流電源11の正極側と、接地電位部15とが、正極側仮想地絡抵抗RLp1を介して接続されることにより、直流電源11、接地電位部15、第3のスイッチS3、第1の抵抗R1、及びコンデンサC1を導通させる。例えば、図9に示すように、第1の抵抗R1と第3の抵抗R3とを含む電流経路が形成される。
スイッチ制御部134は、第3のスイッチS3及び第4のスイッチS4を導通状態にさせることにより、放電経路を形成させる。例えば、図7に示すように、第2の抵抗R2と第3の抵抗R3と第4の抵抗R4とを含む放電経路が形成される。
なお、コンデンサC1に蓄えられた電荷を放電させ、A/Dポートを介して計測部132に計測させるには、図5に示すタイミングにより、第3のスイッチS3、第4のスイッチS4、及び第5のスイッチSaが制御される。
具体的には、スイッチ制御部134の制御により、T1の時点において、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2、第1のスイッチS1及び第4のスイッチS4、又は第2のスイッチS2及び第3のスイッチS3を非導通状態にさせると共に、第3のスイッチS3及び第4のスイッチS4を導通状態にさせ、かつ、第5のスイッチSaを短時間導通状態にさせる。なお、ここでいう短時間とは、T1〜T2の期間であって、例えば、200〜300μsである。
その後、スイッチ制御部134の制御により、第5のスイッチSaを再び導通状態にさせるまでの間、すなわち、T2〜T3の期間、直流電源11の電圧に応じたコンデンサC1の充電電圧Vを計測部132に計測させる。
そして、コンデンサC1とコンデンサCaとを完全に放電させた後、スイッチ制御部134の制御により、第3のスイッチS3及び第4のスイッチS4を非導通状態にさせると共に、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2、第1のスイッチS1及び第4のスイッチS4、又は第2のスイッチS2及び第3のスイッチS3を導通状態にさせる。
計測部132は、コンデンサC1の両端電圧を計測するものである。具体的には、計測部132は、充電経路で充電された場合、コンデンサC1に充電される充電電圧Vを計測する。計測部132は、充電経路から放電経路に切り替えられて放電された場合、コンデンサC1から放電される放電電圧Vを計測する。
なお、車両搭載機器において、異常の有無の判定には長い時間をかけることができない。よって、コンデンサC1をフル充電させる測定は適していない。したがって、コンデンサC1をフル充電させずに測定する際には、コンデンサC1の値を既知として換算する必要がある。つまり、計測部132は、コンデンサC1をフル充電させずに、ある時間の測定値を以て、印加電圧Vに換算する測定方法を行う。しかし、コンデンサC1は、経年劣化、周囲温度、又は個体差等のさまざまな要因によりバラツキが生じやすいものである。そこで、本実施形態においては、コンデンサC1のバラツキを含む実容量値Cで換算すべく、充電電圧Vと、放電電圧Vとにより算出したコンデンサC1の実容量値Cを利用する。つまり、一定の時間をあけた2点間の電圧からコンデンサC1の実容量値Cを求める。
具体的には、地絡検出を行うことができる電圧検出回路1の電流経路を制御することにより、2点間の電圧を求める。そこで、まず、電圧検出回路1において、地絡検出を行う構成の概要について説明し、次に、2点間の電圧からコンデンサC1の実容量値Cを求める構成について説明する。
計測部132は、コンデンサC1の充電電圧VC1nを計測する。計測部132は、コンデンサC1の放電電圧V2_C1nを計測する。計測部132は、コンデンサC1の充電電圧VC1pを計測する。計測部132は、コンデンサC1の放電電圧V2_C1pを計測する。
判定部133は、直流電源11が地絡状態にあるか否かを判定するものである。具体的には、判定部133は、計測部132により計測された充電電圧V、電圧VC1n、及び電圧VC1pに基づいて、直流電源11が地絡状態にあるか否かを判定するものである。
ここで、地絡状態は、次式(1)に表される絶縁抵抗換算式で求めた値に基づいて判定されるものである。
演算部135は、第1の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、第2の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、により求めたコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、直流電源11の電圧値、すなわち、印加電圧V0を演算するものである。上記で説明したように、コンデンサC1の両端電圧は、充電電圧V又は放電電圧Vである。ここで、第1の時間とは、例えば、充電時間t1のときを意味する。また、第2の時間とは、例えば、放電時間t2を意味する。つまり、第1の時間から一定時間経過後の時間が、第2の時間となればよい。
演算部135は、容量演算部141と、電圧演算部142とを備える。容量演算部141は、充電電圧V及び放電電圧Vに基づいて、コンデンサC1の実容量値Cを求めるものである。
例えば、充電電圧Vは、印加電圧V、充電時間t1、充電抵抗R_charge、及びコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、次式(2)で表される。なお、図6の場合、充電抵抗R_chargeは、第1の抵抗R1である。
また、放電電圧Vは、充電電圧V、放電時間t2、放電抵抗R_discharge、及びコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、次式(3)で表される。なお、図7の場合、放電抵抗R_dischargeは、第2の抵抗R2、第3の抵抗R3、及び第4の抵抗R4の合成抵抗である。
式(2)と式(3)とから、次式(4)が導出される。
次に、式(4)で求めたコンデンサC1の実容量値Cから充電率を求める。コンデンサC1の両端電圧V(t)は、直流電源11の電圧値、すなわち、印加電圧Vを用いて次式(5)で表される。
なお、コンデンサC1の両端電圧V(t)は充電されるにつれ、図10に示すように変化する。図10は、コンデンサC1の充電に伴うコンデンサC1の両端電圧V(t)の推移について説明する図である。図10に示すように、コンデンサC1をフル充電するには時間がかかるため、上記で説明したように、ある時間、例えば、t1のときの測定値に基づいて、直流電源11の電圧値、すなわち、印加電圧Vは換算される。
ここで、t=t1のとき、V(t1)=Vとすると、次式(6)で表される。ただし、t1は既知の値であり、Vは測定値である。
式(6)から次に示す式(7)が導出される。
式(7)において、コンデンサC1の実容量値Cは、2点の計測により求まるものであり、既知の値となる。充電抵抗R_chargeは、電圧検出回路1の回路構成から求まるものであり、既知の値となる。t1は、測定側で設定される値のため、既知の値となる。よって、式(7)の分母にある式(8)の値を求めることができる。
式(8)を充電率と定義すると、式(7)は、次式(9)のように表される。
したがって、充電率は、t1、充電抵抗R_charge、及びコンデンサC1の実容量値Cにのみ依存する値となり、印加電圧V及び充電電圧Vとは無関係なものとして処理することができる。つまり、充電率は、次式(10)に表されるパラメータで特定されるものである。
そこで、本実施形態においては、2点間の計測により、コンデンサC1の実容量値Cを求め、t=t1のときのV(t1)=Vより印加電圧Vを求めるために、まず、式(10)に表されるパラメータに基づいて、充電率を計算する。なお、充電率は、マップ換算で求めてもよい。
次に、直流電源11の電圧値である印加電圧Vを求める手順について具体的に説明する。例えば、次式(11),(12)に示すように、t=0.3(s)における充電電圧がV(0.3)=78.7(V)であり、コンデンサC1の実容量値C及び充電抵抗R_chargeが次式(13),(14)の場合を想定する。
上記の各パラメータに基づいて、次式(15)により演算が実行される。
より具体的には、充電率は、次式(16)に示すように演算される。よって、次式(17)に示すように印加電圧Vが求まり、直流電源11の電圧値である印加電圧Vは、約200(V)となる。
つまり、電圧演算部142は、容量演算部141により求められたコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、直流電源11の電圧値である印加電圧Vを演算するものである。具体的には、電圧演算部142は、充電率演算部151と、印加電圧演算部152とを備え、充電率演算部151により充電率が求められ、印加電圧演算部152により印加電圧Vが求められる。
なお、上記の説明で説明したように、印加電圧Vの演算には、充電電圧V及び放電電圧Vを用いている。つまり、直流電源11の電圧値である印加電圧Vは、地絡経路を含まない電流経路を利用して求めるものであり、後述するV測定モードのときの測定値が利用されるものである。
図11は、コンデンサC1のデバイス特性にバラツキがある場合の充電電圧Vについて説明する図である。図11に示すように、コンデンサC1の実容量値Cはバラツキがある恐れがある。そこで、従来は、放電時間t2が経過した場合、放電電圧Vを測定するが、実際には、放電時間t2が経過した時点においてもコンデンサC1の実容量値Cはバラツキがある恐れがある。
しかし、本実施形態のように、コンデンサC1の実容量値Cを換算するものであれば、コンデンサC1の容量変動分の影響は排除される。図12は、コンデンサC1の両端電圧の推移の一例を示す図である。例えば、図12に示すように、充電電圧Vと、放電電圧Vとに基づいて、上記で説明した処理をすることにより、コンデンサC1の実容量値Cを求め、印加電圧Vを求めることができる。また、式(2)〜式(4)により、一定の時間をあけた2点間の電圧からコンデンサC1の実容量値Cを求めることができるため、図12に示すように、放電電圧V21と、放電電圧V22とに基づいて、コンデンサC1の実容量値Cを求め、印加電圧Vを求めてもよい。同様に、図12に示すように、充電電圧V11と、充電電圧V12とに基づいて、コンデンサC1の実容量値Cを求め、印加電圧Vを求めてもよい。
図13は、V測定モード、VC1n測定モード、及びVC1p測定モードのそれぞれの場合におけるコンデンサC1の両端電圧の推移の一例を示す図である。上記で説明したように、V測定モードの際、一定の時間をあけた2点間の電圧からコンデンサC1の実容量値Cを求めることができる。
図14は、コンデンサC1の実容量値Cに基づいて印加電圧Vを求める処理を説明するフローチャートである。
制御部13は、充電電圧Vを計測し(ステップS11)、放電電圧Vを計測する(ステップS12)。制御部13は、充放電時間、すなわち、充電時間t1と、放電時間t2とを取得する(ステップS13)。制御部13は、充放電抵抗値、すなわち、充電抵抗R_charge及び放電抵抗R_dischargeのそれぞれの抵抗値を取得する(ステップS14)。制御部13は、コンデンサC1の実容量値Cを求め(ステップS15)、コンデンサC1の実容量値Cに基づいて充電率を求め(ステップS16)、充電電圧Vと充電率とに基づいて直流電源11の電圧値である印加電圧Vを求める(ステップS17)。
以上の説明から、電圧検出回路1は、第1の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、第2の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、によりコンデンサC1の実容量値Cを求める。これにより、求めたコンデンサC1の実容量値Cには、コンデンサC1のバラツキ値が含まれる。電圧検出回路1は、求めたコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、直流電源11の電圧値である印加電圧Vを演算する。よって、演算された印加電圧Vは、コンデンサC1のバラツキ値を含んだものであるため、コンデンサC1の容量変動による影響が排除されたものとなる。これにより、電圧検出回路1は、コンデンサC1のデバイス特性に依存せず、印加電圧Vを求めることができる。したがって、電圧検出回路1は、印加電圧Vの検出精度を向上させることができる。
換言すれば、電圧検出回路1は、コンデンサC1のバラツキ値を含んだ実容量値Cに基づいて印加電圧Vを演算することにより、コンデンサC1の容量変動の影響が排除されるため、フライングキャパシタとして機能するコンデンサC1のデバイス特性に依存せず、印加電圧Vの検出精度を向上させることができる。
また、電圧検出回路1は、充電経路を形成する際、負極側仮想地絡抵抗RLn1を含む経路を形成することができる。また、電圧検出回路1は、充電経路を形成する際、正極側仮想地絡抵抗RLp1を含む経路を形成することもできる。よって、電圧検出回路1は、従来通り、直流電源11が地絡状態にあるか否かを判定することもできる。
以上、本実施形態に係る電圧検出回路1は、接地電位部15と、接地電位部15と絶縁状態に設けられる直流電源11と、直流電源11から印加されるコンデンサC1と、コンデンサC1の充放電を制御する制御部13と、直流電源11と、コンデンサC1とを含み、コンデンサC1を充電する充電経路が形成される充電回路と、コンデンサC1を含み、コンデンサC1を放電する放電経路が形成される放電回路とを備え、制御部13は、第1の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、第2の時間に対応するコンデンサC1の両端電圧と、により求めたコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、直流電源11の電圧値を演算する演算部135を備えるものである。
このような構成により、電圧検出回路1は、フライングキャパシタとして機能するコンデンサC1のデバイス特性に依存せず、印加電圧V0の検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電圧検出回路1は、直流電源11の正極側と、コンデンサC1との間に設けられ、コンデンサC1と直列に接続された第1の抵抗R1と、第1の抵抗R1と並列に設けられ、コンデンサC1と直列に接続された第2の抵抗R2と、直流電源11の正極側と、第1の抵抗R1との間に設けられた第1のスイッチS1と、直流電源11の負極側と、コンデンサC1の負極側との間に設けられた第2のスイッチS2と、第1の抵抗R1及び第2の抵抗R2と、接地電位部15との間に設けられた第3のスイッチS3と、コンデンサC1の負極側と、接地電位部15との間に設けられた第4のスイッチS4とを備え、制御部13は、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4のそれぞれの導通状態を制御するスイッチ制御部134をさらに備え、スイッチ制御部134は、第1のスイッチS1及び第2のスイッチS2を導通状態にさせることにより、充電経路を形成させ、第3のスイッチS3及び第4のスイッチS4を導通状態にさせることにより、放電経路を形成させるものである。
このような構成により、地絡抵抗の検出と直流電源11の電圧値の測定が1つの装置で達成でき、特に地絡検出には精度と速さが求められるため、フル充電させないで測定の早さを維持したまま、検出精度を上げる方法が有効となる。
また、本実施形態に係る電圧検出回路1において、制御部13は、コンデンサC1の両端電圧を計測する計測部132をさらに備え、計測部132は、充電経路で充電された場合、放電経路の切り替え時のコンデンサC1の充電電圧V1を計測し、充電経路から放電経路に切り替えられて一定時間経過後のコンデンサC1の放電電圧V2を計測し、演算部135は、充電電圧V1及び放電電圧V2に基づいて、コンデンサC1の実容量値Cを求める容量演算部141と、容量演算部141により求められたコンデンサC1の実容量値Cに基づいて、直流電源11の電圧値を演算する電圧演算部142とを備えるものである。
このような構成により、第1のスイッチS1、第2のスイッチS2、第3のスイッチS3、及び第4のスイッチS4を制御するタイミングを簡素化できる。例えば、図15は、充電時間t1、放電時間t2、及び放電時間t3の時点においてスイッチ制御が行われる一例を示す図である。また、例えば、図16は、充電時間t1及び放電時間t2の時点においてスイッチ制御が行われる一例を示す図である。
図15に示す場合には、充電時間t1において充電回路から放電回路に切り替え、放電時間t2,t3においてコンデンサC1の両端電圧を測定するため、3つの時点でのスイッチ制御が必要である。一方、図16に示す場合には、充電時間t1において充電回路から放電回路に切り替えると共にコンデンサC1の両端電圧を測定し、放電時間t2においてコンデンサC1の両端電圧を測定するため、2つの時点でのスイッチ制御が必要である。このように、スイッチ制御の回数が少なくなれば、スイッチ制御のタイミングは簡素化される。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において充電時間及び放電時間を制御部13が取得する一例を説明したが、これに限らず、制御部13が不図示の計時部を備え、その不図示の計時部が充電時間及び放電時間を計時してもよい。
1 :電圧検出回路
11 :直流電源
13 :制御部
15 :接地電位部
41、49 :電路端子対
42、43 :フォトトランジスタ
44、45 :ダイオード
46 :発光ダイオード
47、48 :駆動用端子対
131 :A/D変換部
132 :計測部
133 :判定部
134 :スイッチ制御部
135 :演算部
136 :D/A変換部
141 :容量演算部
142 :電圧演算部
151 :充電率演算部
152 :印加電圧演算部

Claims (4)

  1. 基準電圧である接地電位部と絶縁状態に設けられる直流電源の電圧値を検出する電圧検出回路であって、
    前記直流電源から印加電圧が印加されるコンデンサと、
    前記コンデンサの充放電を制御する制御部と
    備え、
    前記コンデンサは、
    前記制御部により充電経路が形成される場合、前記充電経路の一部となるものであり、
    前記制御部により放電経路が形成される場合、前記放電経路の一部となるものであって、
    前記制御部は、
    前記充電経路を形成させた状態で前記コンデンサの充電を開始してから前記放電経路への切り替え時までの時間である第1の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、前記第1の時間から一定時間経過後の時間である第2の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、により求めた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算する演算部
    を備える
    ことを特徴とする電圧検出回路。
  2. 前記直流電源の正極側と、前記コンデンサとの間に設けられ、該コンデンサと直列に接続された第1の抵抗と、
    前記第1の抵抗と並列に設けられ、前記コンデンサと直列に接続された第2の抵抗と、
    前記直流電源の正極側と、前記第1の抵抗との間に設けられた第1のスイッチと、
    前記直流電源の負極側と、前記コンデンサの負極側との間に設けられた第2のスイッチと、
    前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗と、前記接地電位部との間に設けられた第3のスイッチと、
    前記コンデンサの負極側と、前記接地電位部との間に設けられた第4のスイッチと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、及び前記第4のスイッチのそれぞれの導通状態を制御するスイッチ制御部
    をさらに備え、
    前記スイッチ制御部は、
    前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチを導通状態にさせることにより、前記充電経路を形成させ、
    前記第3のスイッチ及び前記第4のスイッチを導通状態にさせることにより、前記放電経路を形成させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧検出回路。
  3. 前記制御部は、
    前記コンデンサの両端電圧を計測する計測部
    をさらに備え、
    前記計測部は、
    前記充電経路で充電された場合、前記第1の時間が経過したときの前記コンデンサの充電電圧を計測し、
    前記第2の時間が経過したときの前記コンデンサの放電電圧を計測し、
    前記演算部は、
    前記充電電圧及び前記放電電圧に基づいて、前記コンデンサの実容量値を求める容量演算部と、
    前記容量演算部により求められた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算する電圧演算部と
    を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の電圧検出回路。
  4. 基準電圧である接地電位部と絶縁状態に設けられる直流電源から印加電圧が印加されるコンデンサと、
    前記コンデンサの充放電を制御する制御部と
    備え、前記直流電源の電圧値を検出する電圧検出方法であって、
    前記コンデンサは、
    前記制御部により充電経路が形成される場合、前記充電経路の一部となるものであり、
    前記制御部により放電経路が形成される場合、前記放電経路の一部となるものであって、
    前記制御部は、
    前記充電経路を形成させた状態で前記コンデンサの充電を開始してから前記放電経路への切り替え時までの時間である第1の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、前記第1の時間から一定時間経過後の時間である第2の時間に対応する前記コンデンサの両端電圧と、により求めた前記コンデンサの実容量値に基づいて、前記直流電源の電圧値を演算する
    ことを特徴とする電圧検出方法。
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