JP2011182009A - 基地局、無線通信システム及び干渉基準のハンドオーバ制御方法 - Google Patents

基地局、無線通信システム及び干渉基準のハンドオーバ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】セル半径の異なる基地局を備えた無線通信システムにおいて、端末をハンドオーバさせて周辺セルに与える干渉を低減する。
【解決手段】サービングセルは、予め取得した自セルの半径情報と周辺セルの半径情報に基づき、セル半径が大きい基地局からセル半径が小さい基地局へ端末がハンドオーバしやすいように、ハンドオーバ判定基準を緩和する。サービングセルは、端末とターゲットセル間の伝搬状況(例えば、参照信号受信電力)と、基地局間で交換される干渉・負荷情報に基づいた評価関数の値を求め、評価関数の値とハンドオーバ基準値と比較する事で、ハンドオーバさせる端末を選定する。ハンドオーバ先は、例えば端末から取得した参照信号受信電力が大きいセルなど、干渉量低減効果が得られるターゲットセルを選択する。
【選択図】図13

Description

本発明は、基地局、無線通信システム及び干渉基準のハンドオーバ制御方法に係り、特に、直交周波数分割多重(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用するセルラ無線通信システムにおいて干渉基準のハンドオーバ制御技術を備えた基地局、無線通信システム及び干渉基準のハンドオーバ制御方法に関する。
図1を用いて一般的なセルラ無線システムの構成例について説明する。セルラ無線システムは、無線基地局1201によってセルと呼ばれるエリアをカバーし、そのカバー範囲の広さや、機能の分類によりターゲットセル、マイクロセル、サービングセル、フェムトセルなどといった呼称を持つ。セルラ無線の基地局1201の最もカバーエリアを大きく取るものは、ターゲットセル基地局とも呼ばれ、数百〜数千メートル程度の範囲内の移動局1203を収容する。基地局1201は、基地局管理装置などの上位装置により構成されるコアネットワーク1202を介して、IP網との通信、あるいは離れた位置に存在する移動局1203同士の「呼」を接続する事が出来る。
CDMA(Code Division Multiple Access)方式を使用した第3世代のセルラ無線通信システムによって、IP網を介したマルチメディア情報の通信が可能となった。CDMAを採用した無線システムとして、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)や、EVDO(EVolution Data Optimized)がある。リッチ化したモバイルコンテンツを背景に、更に広帯域高速化された通信サービスへのニーズが高まっている。例えば、ベストエフォート型のデータ通信、VoIPによる音声通信、及び映像などのストリーミング情報の配信など、広帯域通信のサポートが一般的となることが予想される。
広帯域、高速化をキーワードに、CDMAの次の世代の無線通信システムとして注目を集めたのがOFDMA方式を利用した無線通信システムである。OFDMA方式は、CDMA方式よりも広帯域化に適したハードウェア構成を取る事が可能であり、大容量無線通信の実現に向いているとされている。
OFDMA方式は、直交する複数搬送波を周波数軸上で直交多重することで、周波数利用効率を向上させる技術である。OFDMA方式を採用したセルラ無線通信システムは第3.9世代セルラ無線通信システムと位置づけられており、代表規格として、E−UTRA(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access)がある。E−UTRAはLTE(Long Term Evolution)ともよばれ、3GPP(3rd Generation Partnership Project)という標準団体により国際的な標準規格化が行われてきた。E−UTRAは無線アクセス方式、E−UTRAN(Evolved−UMTS Radio Access Network)はアクセス・ネットワークを指す言葉として使い分けられる。
無線通信システムにおいて、端末と基地局を接続する無線アクセスにおいて、隣接基地局、およびその配下の端末からの電波干渉が通信に影響を及ぼす事が知られている。とりわけ、OFDMA無線通信システムでは、隣接基地局、およびその配下端末からの干渉の影響が大きい事が知られており、基地局の配置設計の難易度が高い。
基地局のカバーエリア(セクタ、セルなどの区切りがある)の境界であるセルエッジにおける無線アクセスにおいては、隣接セルからの干渉電力レベルと自セルからの所望信号レベルが拮抗した値になり、チャネル品質を現す指標であるSINR(Signal to Interference and Noise power Ratio)の劣化という形で顕著に現れる。
システム全体として、無線アクセスにおけるチャネル容量を向上させるためには、隣接セル間の干渉を低減する事が重要な役割を占める。隣接セル間の干渉低減は、全ての無線局が必要最小限の電力を送信することに集約される。しかし、無暗に電力を抑圧すると、カバーエリアの縮小や通信速度の低下といった課題が生じる。よって、過剰な電力を特定して電力を下げる必要がある。
無線アクセスのUplink動作においては、セルエッジに存在する端末の送信電力制御も干渉制御と密接に関係する。セルエッジの端末は、基地局との間で発生する伝搬路損失を克服し、一定の通信品質を確保する為、高電力での送信が必要となる。このため、例えば、特許文献1では、端末が伝搬路損失が小さい基地局が管理するセルを優先的に選択する方法が論じられている。
当該送信電力を抑圧する場合、一定の通信品質を確保する為、例えば無線リソースを通常よりも多く割り当て、誤り訂正符号の符号化率を下げる事が必要になる。電力を下げる事により干渉は低減できるが、周波数リソース使用率が上がる為、無線アクセス系における負荷が上昇する事になる。
また、上記のような無線アクセス部分の干渉低減への配慮に加えて、端末接続が集中する場所においては、セル間の負荷分散制御も重要である。基地局のバックボーンの処理量を上回る場合、呼接続の確立が困難になる可能性が高くなることに起因している。
負荷分散を実施する為の手段として、隣接するセルへのハンドオーバを積極的に使用するアプローチが検討されてきた。無線システムにおける、ハンドオーバのアルゴリズムは、標準規定のEntity・手続きに従う。
特開2009−159637号公報
セル半径の異なる2つの基地局が隣接している状況を考える。基地局は配置される場所や用途によって、図4に示すように、セル半径の大きさにばらつきがある。例えば都心部などでは、密集して端末が存在する為、マクロセルのようなセル半径の大きい基地局だけで、端末を収容する事は基地局負荷の観点で難しい。
そこで、セル半径の小さいマイクロセルやピコセルといった小型基地局を点在させて、マクロセルをサポートする運用がとられている。あるいは、フェムトセルの様な、宅内設置可能な超小型基地局の導入も具体的な検討が行われている。
このように、セル半径が異なる1以上の基地局が隣接する場合、基地局と端末までの距離損失が一定でなくなる。図5に示すように、セル半径大のセルに所属したセルエッジ端末は、所要電力を満たす為、距離損失を補填する為に大電力で上り送信を行う(図中503)。これに対して、セル半径小のセルに所属したセルエッジ端末は、比較的小電力で上り送信を行う(図中501)。
この場合、図4に示すように、セル半径大のセル所属の端末が出す大電力により、セル半径小のセル所属のセルエッジ端末は、大きな干渉電力で通信を阻害される。よって、セル半径大のセル所属のセルエッジ端末を、セル半径小のセルエッジへハンドオーバさせると、周辺セルに与える干渉を低減できる事が予想される(図4下図)。以上より、出来る限りセル半径の小さい方のセルに端末を所属させる事が望ましい。
しかし、単純に、距離損失に依存してハンドオーバさせると、特定のセルに端末が集中して負荷に耐えられなくなる。さらに、割当リソースに余裕がなくなることで、周辺セルからの干渉に弱いセルとなり、システムとして破綻する可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑み、基地局間の干渉情報交換と、端末からの周辺基地局情報とから、システムに与える干渉量を低減するような、端末のハンドオーバを実現する基地局、無線通信システム及び干渉基準のハンドオーバ制御方法を提供することを目的とする。また、本発明は、システム全体で見たチャネル容量を向上させ、セルスループットの全体的な向上を図ることを目的のひとつとする。
本発明は、周辺セルに与える干渉量を基準としたハンドオーバ技術に関する。周辺セルに与える干渉量が最も大きい端末の検出方法と、ハンドオーバ先基地局を決定する方法を提供する。
端末接続負荷が大きいセルから端末接続負荷の小さいセルへハンドオーバを促進させ、負荷分散を実現すると共に、セル間の干渉を最小限に抑える事を目的とする。ハンドオーバさせる基準、および、干渉を低減する為のスケジューリング方法を提供する。
本発明では、サービングセル(ハンドオーバ元)が、配下端末のハンドオーバを制御するシステムを例に説明する。サービングセルは、1以上のターゲットセル(ハンドオーバ候補)との間で、システム全体の干渉量を低減させる端末と、負荷バランスを取る事が出来るハンドオーバ先を決定する。
サービングセルは、端末とターゲットセル間の伝搬状況、ターゲットセルとサービングセルの間で交換される干渉・負荷情報に基づいた評価関数を持ち、該関数とハンドオーバ基準値を媒介し、ハンドオーバさせるべき端末を選定する。ハンドオーバ後の干渉量低減効果が最も大きいターゲットセルを選択し、前記端末をハンドオーバさせる。ターゲットセル側は、サービングセルに通知する干渉情報に、自セルの負荷情報を反映する。
本発明の無線基地局は、例えば、1以上の基地局とネットワークを通じて接続される無線基地局であって、該基地局は、異なるセルIDを持つ1以上の基地局間で交換する、干渉情報と、端末から報告される周辺基地局の電力情報と、周辺セルのセル半径と、自セルおよび他セルの負荷情報と、を用いてハンドオーバの判定基準値、および干渉判定基準、を生成する、ハンドオーバパラメータ制御部を持つ。
上記負荷情報は、例えばセルに接続される端末数である。また、上記負荷情報は、基地局間で交換されるHardware使用率を用いてもよい。
上記干渉情報は、例えば基地局間で交換される被干渉情報である。被干渉情報がOverload Indicatorを用いてもよい。
上記基地局のハンドオーバパラメータ制御部は、隣接セルと比較したセル半径により、干渉判定基準を変更する。また、ハンドオーバパラメータ制御部は、隣接セルと比較したセル半径により、ハンドオーバ判定基準値を変更する。
上記基地局のハンドオーバパラメータ制御部は、負荷情報に応じて、干渉判定基準を変更する。また、ハンドオーバパラメータ制御部は、負荷情報に応じて、ハンドオーバ判定基準を変更する。
上記基地局は、端末より報告された周辺セルの電力情報と、基地局間で交換した干渉情報から、システムに与える干渉総量の低減効果を端末毎に評価関数化し、該評価関数と、前記ハンドオーバ判定基準と比較して、基準を超えた端末をハンドオーバする端末として特定する、ハンドオーバ判定部をさらに有する。上記ハンドオーバ判定部による端末毎の評価関数は、周辺基地局の電力情報を報告した端末に対して、当該周辺基地局より通知された1以上の干渉情報に、当該端末との間の距離減衰に応じた重みを乗算したものを、累計するようにしてもよい。
上記ハンドオーバ判定部が特定したハンドオーバする端末が、移動するハンドオーバ先基地局は、移動後の前記評価関数値が最も小さくなるようなセルとしてもよい。
ハンドオーバパラメータ制御部は、重みを生成する干渉情報をリソースブロック単位で扱ってもよい。
本発明の第1の解決手段によると、
セル半径が異なる複数の基地局を備えた無線通信システムにおいて電波の干渉を低減させるための前記基地局であって、
自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記基地局が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
セル半径が異なる複数の基地局を備え、電波の干渉を低減させるための無線通信システムであって、
前記基地局はそれぞれ、
自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記無線通信システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
セル半径が異なる複数の基地局を備えた無線通信システムにおいて電波の干渉を低減させるための、干渉基準のハンドオーバ制御方法であって、
基地局が、自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記干渉基準のハンドオーバ制御方法が提供される。
本発明によれば、基地局間の干渉情報交換と、端末からの周辺基地局情報とから、システムに与える干渉量を低減するような、端末のハンドオーバを実現できるこれにより、システム全体で見たチャネル容量を向上する事ができるため、セルスループットの全体的な向上効果が期待できる。
無線システムの一般系を説明する図。 Intra−MMEのハンドオーバの装置接続を説明する図。 Inter−MMEのハンドオーバの装置接続を説明する図。 ハンドオーバによるシステム干渉低減を説明する図。 セル半径の差によるセルエッジ端末送信電力の差を説明する図。 基地局管理装置のハードウェア構成を説明する図。 本発明の基地局の機能ブロックを示す図。 本発明の実施例1におけるハンドオーバシーケンス図。 セル半径でハンドオーバ判定基準値を調整するフローチャート。 負荷情報により干渉判定基準を調整するフローチャート。 ハンドオーバ判定部動作を説明する状況図。 RB毎の干渉情報の例(OI)を説明する図。 本発明の特徴を有するハンドオーバ判定部のフローチャート。 セル半径差に応じたハンドオーバ基準値調整の概略図。 テーブル引きでハンドオーバ基準値を調整する例を説明する図。 負荷情報でハンドオーバ判定基準を調整するフローチャート。 負荷バランス差に応じてハンドオーバ判定基準を調整する例を説明する図。 セル半径差に応じて干渉判定条件を調整するフローチャート。 本発明の実施例2におけるハンドオーバシーケンス図。 本発明の実施例3におけるハンドオーバシーケンス図。 セル半径情報を管理するテーブル。 端末からの電力報告値を管理するテーブル。 周辺セルからの干渉量を管理するテーブル。 負荷情報テーブルの説明図である。 本実施の形態の無線通信システムの構成図である。
本発明を実施する為の形態について、いくつかの実施例に分けて説明する。これらの実施例は、個別で実施しても良いが、組合せて実施しても良い。以下の説明において、図中で同じ符号番号がついたものは、同様の動作を行うため、説明を省略する。
(実施例1)
具体的なシステム構成例として、E−UTRANのEntity構成を図2、図3に示す。図2は、1つのMME(Mobility Management Entity)212に管理された基地局間でのハンドオーバに関する装置接続図である。図3は、異なるMMEを介する基地局間のハンドオーバに関する装置接続図である。
E−UTRANにおけるハンドオーバは、大きく分けて、この2形態に分ける事が出来る。2つのケース間では、ベアラの張替えなどの手続きが異なるが、端末203と基地局201−aの間の処理は、およそ共通である。
以後の説明で使用する、基地局上位装置204とは、OAM(Operation And Maintenance)装置210、MME212、S−GW(Serving−GateWay)、P−GW(Packet Data Network−GateWay)の一部、または総称を指す。OAM装置210には、基地局制御装置(EMS:Element Managemnt System)も含む。
図25は、本実施の形態の無線通信システムの構成図である。
無線通信システムは、例えば、複数の基地局201と、基地局上位装置204とを備える。基地局201は、セル半径が異なるものを含む。各基地局201は、自基地局がカバーするセル内の端末203と無線で通信する。なお、基地局は複数のセルをカバーしてもよい(セクタと称することもある)。
なお、本実施の形態では、セル半径が異なる基地局について説明するが、セル特性、例えば、電波到達距離、送信電力、電波到達範囲に関するパラメータ、電波特性などが異なる基地局でもよい。セルは半径という概念で特定されるものに限らず、例えば指向性を持ったものでもよい。また、これらに限らず、ある端末との通信による電波が、他の電波に与える干渉の度合いが異なる基地局であってもよい。後述するセル半径情報についても、対応する情報を用いることができる。
図6は、基地局管理装置のハードウェア構成図である。
基地局管理装置は、通常の基地局に付加される構成でもよいし、基地局と一体に構成してもよい。基地局管理装置は、例えば、メモリ401と、処理部402と、インタフェース403と、論理回路404とを有する。メモリ401は、例えば、セル半径情報テーブル(Coverage Information Table)4011、受信電力テーブル(Received Power Report Table)4012、干渉管理テーブル(Interference Management Table)4013、負荷情報テーブル(Load Information Table)4014を有する。各テーブルについては後述する。
図7に、本実施の形態の基地局の機能ブロックを示す。
Network I/F部411は、基地局上位装置204、あるいは他基地局との通信を行う為のインタフェースを管理するブロックである。
送信部412は、誤り訂正符号化、変調処理など、無線規格に沿った信号処理を行い端末203へ無線信号を送信する。
受信部413は、端末203からの無線信号を受信し、復調処理、誤り訂正復号などを行う。
ハンドオーバパラメータ制御部414は、例えば、Network I/F部411から受信した情報に基づき、後述する図8のハンドオーバパラメータ制御(ステップ2103)を実施する。
ハンドオーバ判定部415は、後述するステップ2104で示す制御に基づき、ハンドオーバさせる端末203や、ハンドオーバ先のターゲットセルを決定する。
これらの特徴を持つ基地局実装の形態は、DSP402を用いたプログラム処理および、論理回路404を組み合わせた専用ハードウェアのいずれを用いて実現しても良い。
図21は、セル半径情報を管理するセル半径情報テーブルの説明図である。
セル半径情報テーブル4011は、例えば、周辺セルのセルIDに対応して、セル半径情報が記憶される。図21の例は、セル半径情報として、基地局からの送信電力情報と、アンテナのチルトとを記憶したものである。図21に示される基地局からの送信電力情報やアンテナのチルトは、セルの特性を示す情報の例であり、セルを構成する基地局の属性情報の例である。
図22は、端末からの電力報告値を管理する受信電力テーブルの説明図である。
受信電力テーブル4012は、例えば、端末ID毎に、サービングセルの受信電力値と、ターゲットセルの受信電力値が記憶される。ターゲットセルの受信電力は、端末が電波を受信可能なセルについて記憶されることができる。
図23は、周辺セルからの干渉量を管理する干渉管理テーブルの説明図である。
干渉管理テーブル4013は、例えば、セルIDとリソースブロックIDに対応して、干渉情報が記憶される。
図24は、負荷情報テーブルの説明図である。
負荷情報テーブル4014は、例えば、セルIDに対応して、そのセルの負荷情報が記憶される。
なお、各IDは、予め割り当てられた番号、記号などを用いることができる。
図8は、端末203と、端末203と通信中基地局であるサービングセル201−a、ハンドオーバ候補基地局であるターゲットセル201−b間で行われるハンドオーバ準備動作について説明したものである。
ステップ2101では、基地局上位装置204から、サービングセル201−a、ターゲットセル201−bのセルIDと、予め定められたセル半径に関する情報(セル半径情報)とを通知する。セル半径情報としては、基地局からの送信電力情報そのものを通知しても良い。セクタゲインあるいはアンテナゲインに関する情報を通知することが出来れば、より高精度に隣接セルのセル半径を推定する事が可能になる。また、セル半径情報としてピコセル基地局、フェムトセル基地局など、基地局の種別を判別できるセルIDを指定してもよい。これらの情報があれば、基地局は周辺基地局の送信電力の概略値を知る事が可能であり、隣接セルのセル半径が分かる。例えば、各基地局に基地局種別とセル半径又は送信電力情報を対応して記憶しておく。なお、電力情報以外にも、アンテナのチルトに関する情報もセル半径と関連性が高い為、通知しても良い。以下、セル半径情報には、これらの情報のいずれか又は複数を含むものとする。
ここで生成された隣接セルのセル半径情報は、メモリ401上のテーブル(図21:Coverage Information Table)4011に保存しておいてもよい。図21の例では、セルIDと送信電力情報と、チルトを対応して保存する。基地局の新規設置などにより、セル情報が変更されるたびに、情報を更新して使用する。基地局が情報変更を検出する方法は、測定などによる自律的検出でも良いし、端末からの報告から判断しても良いし、上位装置204からの命令通知に依存しても良い。
ステップ2001では、サービングセル201−aは、端末203に対して、サービングセル201−aおよび、1つ以上のターゲットセル201−bからの、参照信号の受信信号品質を測定させる。受信信号品質とは、受信電力強度や、信号対雑音及び干渉電力比(SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)、送信電力情報と受信電力強度の差分から算出される伝搬路損失(パスロス)であっても良い。
ステップ2002では、サービングセル201−aから端末203に対してステップ2003の測定値を報告する為の上りリソース割当(UL Allocation)を行う。
ステップ2003では、端末203がサービングセル201−aおよびターゲットセル201−bからの受信信号品質を測定したものを報告する。例えば、E−UTRAではRSRP(Reference Signal Received Power)と呼ばれる、参照信号の受信電力強度を報告する。
ステップ2102−aは、負荷情報や干渉情報を基地局間で交換する。基地局間で情報を交換する手段は、有線であっても無線であってもかまわない。例えば、セルラ無線規格であるE−UTRANでは、基地局間の情報交換を規定した有線のインタフェース、X2 I/Fが用意されている。
以下で用いられる負荷情報としては、例えば、基地局201でのハードウェア使用率、無線リソース使用率、接続端末数、基地局のバックホール回線の回線容量、及びその使用率などを使用しても良い。例えば、E−UTRAN(TR36.423)を想定するならば、Hardware Load Indicator等を使用しても良い。
同じく、干渉情報として、被干渉量あるいは、与干渉量を使用しても良い。例えば、E−UTRAN(TR36.423)を想定するならば、Load Indicatorなどを使用しても良い。
サービングセル201−aは、受信した干渉情報、負荷情報を干渉管理テーブル4013、負荷情報テーブル4014にそれぞれ記憶する。
ハンドオーバパラメータ制御2103において、サービングセル201−aは、異なるセルIDを持つ1以上の基地局との間で交換する干渉情報と、端末203から報告される周辺基地局201−bの受信信号品質情報と、周辺セルのセル半径と、自セルおよび他セルの負荷情報と、を用いて、ハンドオーバの判定基準値を生成する。
詳細な処理については図9、図14、図15、図16を用いて説明する。基地局は、サービングセルとして動作する場合、図9に示すフローに従って、周辺セルおよび自セルのセル半径を条件として、ハンドオーバの判定基準値を生成する。ハンドオーバの判定基準値は、システム全体の干渉量に基づく値である。また、ハンドオーバ判定基準値は、後述のハンドオーバ判定のコスト関数の閾値に相当し、ハンドオーバするか否かを決定するための基準となる。
図9は、セル半径でハンドオーバ判定基準値を調整するフローチャートである。
ステップ3001では、サービングセル201−aは、自セルのセル半径が周辺セルよりも大きいかどうかを判定する。自セルのほうが周辺セルよりも、セル半径が大きい場合、ステップ3002へ進む。自セルが周辺セルよりもセル半径が小さい場合、ステップ3003へ進む。
ステップ3002では、サービングセル201−aは、セル半径が自セルよりも小さい周辺セルへ、ハンドオーバを促す為に、ハンドオーバ判定基準を緩和する。例えば、ハンドオーバ判定基準値を下げる。
ステップ3003では、サービングセル201−aは、セル半径が自セルよりもと大きい周辺セルへ、ハンドオーバをしづらくする為に、ハンドオーバ判定基準を強化する。例えば、ハンドオーバ判定基準値を上げる。それぞれの周辺セルに対して上述のステップ3001〜3003を実行する。ハンドオーバ判定基準は予め初期値が設定される。
ステップ3002、3003の処理を行った結果をまとめた表が図14である。対象セルID毎に、セル半径差に基づくハンドオーバ判定基準値の調整を行う。図15に示すように、自セルとのセル半径差が大きいほど調整幅も大きいものとすることができる。図15の数値は、あくまで例示であり、システム全体の干渉量の評価方法により異なる値を持つことができる。図15のようなセル半径差と調整幅の対応関係は、基地局がテーブルとして予め保持しておいてもよい。また、ハンドオーバした結果、変化したシステム干渉量をベースに、調整幅を自律調整しても良い。
図16は、負荷情報でハンドオーバ判定基準を調整するフローチャートである。
同様に、高負荷のセルから、低負荷のセルへハンドオーバして負荷分散を試みてもよい。具体的には、サービングセル201−aは図16に従うフローで、負荷情報に応じたハンドオーバ判定基準値の調整を実施する。図16に記載の処理は、周辺セル1つ1つに対して実行してよい。この処理は、以下の考え方に基づく。低負荷・強干渉なセルでは、低い周波数利用効率ながらも、負荷の余裕を活かして高速な通信を提供できる。つまり、ある程度の干渉を容認できる。
一方、高負荷・強干渉のセルは、高速な通信を提供する為には、高い周波数利用効率の両立が必要となる。負荷の許容量に余裕がない状態で、高い周波数利用効率を得る為には、端末を、低負荷なセルへ、ハンドオーバ促進したほうが良い。
ただし、セル半径小からセル半径大へのハンドオーバは、セル半径大からセル半径小のセルへのハンドオーバに比べ、端末が送信する干渉電力が大きい点に留意する。
ステップ3011で、サービングセル201−aは、比較している周辺セルと自セルの負荷の差(負荷バランス)が予め保持している閾値を超えたかどうかを判定する。負荷バランスが閾値を超えた場合、ステップ3012へ進む。閾値を超えなかった場合、ステップ3013へ進む。図8のステップ2103における、ハンドオーバ判定基準調整は、周辺セルとの負荷をバランスする目的も含むから、周辺セルとの相対的な負荷情報に基づいて調整する。
ステップ3012では、サービングセル201−aは、自セルの負荷が他セルに比べて重い場合、ハンドオーバ判定基準を緩和してもよい。また、サービングセル201−aは、自セルの負荷が他セルに比べて軽い場合、ハンドオーバ判定基準を強化しても良い。本ステップ実行後、ステップ3014へ進む。
ステップ3013では、ステップ3011で使用する負荷バランスの閾値を更新して、ステップ3014に進む。ステップ3014では、負荷バランスと閾値の比較が終了した事を検出した場合、フローを終了する。比較が終了していない場合は、ステップ3011に戻る。これらの処理は、例えば図17のような負荷バランス閾値と調整幅のテーブルを走査することで実現する事が可能である。図17は負荷バランスが大きいほどハンドオーバ判定基準の調整幅は大きくする傾向を示している。ただし、記載値は例示である。
以上により、サービングセル201−aは、ステップ2104のハンドオーバ判定に使用するハンドオーバ基準値の調整を実施する。
また、ターゲットセル201−bは、周辺セルのセル半径と、自セルおよび他セルの負荷情報を用いて、干渉を受けていると判定する条件(干渉判定条件)を調節する。本処理は、負荷の軽いセルが、被干渉が大きい事を不必要に訴えないようにする事が目的のひとつである。逆に言えば、負荷の重いセルの与干渉に対して寛容にする、と言う事である。
図10は、負荷情報により干渉判定基準を調整するフローチャートである。図10に示すようなフローに従い、負荷情報により干渉の判定方法を変更する。
ステップ3021において、ターゲットセル201−bは、自セルの負荷情報と他セルの負荷情報を比較し、負荷の差が予め定められた閾値を超えた場合にステップ3022に進む。閾値を超えなかった場合は処理を終了する。
ステップ3022において、ターゲットセル201−bは、閾値を超えたセルとの干渉情報の判断条件を調節する。自ターゲットセル201−bのほうが負荷重度の場合、干渉判定条件を強化する。自ターゲットセル201−bのほうが負荷軽度の場合、干渉判定条件を緩和する。例えば、干渉を受けていると判断する閾値を高く設定する。
図18は、セル半径差に応じて干渉判定条件を調整するフローチャートである。ターゲットセル201−bは、図18に示すようなフローに従い、周辺セルのセル半径に応じて、干渉判定条件の調整を行う。
ステップ3031において、ターゲットセル201−bは、自セルのセル半径と周辺セルのセル半径とを比較する。周辺セルよりもセル半径が大きい場合、ステップ3032へ進む。周辺セルよりもセル半径が小さい場合、ステップ3033へ進む。
ステップ3032では、ターゲットセル201−bは、干渉判定条件を厳しくしてもよい。セル半径が大きいセルは、周辺セルに対して与える干渉が大きいためである。これらの処理において、たとえば、被干渉量を干渉情報として使用する場合、被干渉量を多めに設定して報告してもよい。
ステップ3033では、ターゲットセル201−bは、干渉判定条件を緩和する処理を施してもよい。たとえば、被干渉量を干渉情報として使用する場合、被干渉量を控えめに設定して報告しても良い。セル半径が小さいセルは、比較的周辺セルに対して与える干渉が小さいためである。なお、サービングセル201−a、ターゲットセル201−bは、定期的に干渉情報を交換しており(ステップ2102に相当)、変更された干渉判定条件は、例えば次のタイミングの干渉情報の交換に反映されることができる。
例えば、E−UTRANを例に挙げるならば、基地局間インタフェースX2を用いて被干渉量を通知する手段として、Load Indicatorがある。Load Indicatorに含まれるOverload Indication(OI)を用いて被干渉量を通知しても良い。OIは、リソースブロック(Resource Block:RB)毎に干渉量をHigh、Middle、Lowで指定する。RBとは周波数と時間方向に分割された、OFDMAに基づく方式の無線リソース割当単位である。OFDMAではないが、時間と周波数方向に分割してリソース割当を行うSC−FDMA(例えば、E−UTRAのUplinkで用いられる)等の方式にも適用してよい。OIを利用する場合、High、Middle、Lowの判定基準を、セル半径や負荷情報に基づき変更してもよい。
あるサービングセルは他セル視点で見たとき、ターゲットセルであるから、本ステップ2103の動作は、全ての基地局が行ってよい。また、サービングセルから見て、ターゲットセルは1つ以上存在する事が常であり、ステップ2103の処理は、複数基地局間で行われる。
図8に戻り、ステップ2104のハンドオーバ判定において、サービングセル201−aは、端末203から報告された信号品質(例えば、参照信号電力)とターゲットセルと交換した干渉情報・負荷情報からハンドオーバ用のコスト関数を生成し、生成したハンドオーバ用のコスト関数と、ハンドオーバ基準値との比較を行う。コスト関数の値が、ハンドオーバ基準値を超えた場合、端末203をハンドオーバさせる処理を実施する。
図13を用いて、ハンドオーバ判定処理のフローを説明する。
ステップ4001では、サービングセル201−aは周辺セルより、干渉情報を収集する。例えば、基地局間インタフェース、E−UTRANではX2 I/F、などにより情報を収集しても良い。なお、ステップ2102−aで取得した干渉情報を用い、ステップ4001を省略してもよい。
ステップ4002では、サービングセル201−aは、自セルに所属するセルエッジ端末203より報告される、周辺セルの参照信号受信電力を収集する。端末203は、複数の周辺セルの参照信号を受信することで、ハンドオーバイベントが発生し、サービングセルに対して、周辺セルの参照信号受信電力を報告してもよい。なお、ステップ2003で取得した参照信号受信電力を用い、ステップ4002を省略してもよい。
ステップ4003では、サービングセル201−aは、基地局間で交換した周辺セルの干渉情報、端末203から報告された周辺セル参照信号受信電力の相関を求める。この相関の値をコスト関数と定義する。
本ステップにおける、相関の求め方を、図11、図12、図22及び図23を用いて説明する。図11の例に示すように、セル(Cell)#1に所属する端末(UE)#1、UE#2、UE#3があるとする。UE#1は、Cell#1のセルエッジに存在し、Cell#2、Cell#3の下り参照信号を受信可能であるとする。また、UE#2はCell#1とCell#2から、UE#3は、Cell#1から下り参照信号受信可能であるとする。
この時、UE#1は、サービングセルであるCell#1に対して、サービングセルの受信電力に加え、ターゲットセルであるCell#2、Cell#3の参照信号受信電力を報告する(ステップ2003又は4002)。同様にUE#2は、Cell#1に対して、Cell#1、Cell#2の参照信号受信電力を報告する。このように、サービングセルであるCell#1は、配下の端末から周辺セルからの受信電力情報の報告を受信し、図22に示すような、周辺セルと報告電力の対応関係を記憶するテーブル(Received Power Report Table)4012を管理する。サービングセルであるCell#1は、端末の接続状況や、電力の報告値に応じて、当該テーブルの値を更新する。
サービングセルCell#1は、基地局間インタフェースで、ターゲットセルCell#2、Cell#3から被干渉情報を受信している(ステップ2102a又は4001)。被干渉情報は、図12に示すようにRB単位であってよい。サービングセルは周辺セルから、干渉情報を収集しており、図23に示すような干渉量管理テーブル(Interference Management Table)4013を持ち、干渉情報が通知されるたびに、情報を更新する。
以上のような条件下で、サービングCell#1は、UE#1のハンドオーバ用コスト関数を計算する時、図22のReceived Power Report Table4012に電力情報が記憶されているターゲットCell#2とCell#3について、図23に示されているInterference Management Table4013の干渉情報を参照する。同様に、UE#2のハンドオーバ用コスト関数を計算する時、Cell#2からの干渉情報を参照する。
干渉情報から、ハンドオーバ用のコスト関数を計算するとき、セル半径の影響を考慮に入れる。UE#1より報告された、各Cellの参照信号受信電力の情報と、ステップ2101で取得した周辺セルの送信電力から、各CellとUE#1の距離を推定し、距離減衰(パスロス)を算出してもよい。例えば、セルの送信電力情報から端末の参照信号受信電力を引いた値に基づき距離減衰を求めてもよい。なお、ステップ2101で送信電力ではなく、セル半径やセルIDを受信した場合、セル半径から送信電力推定し、推定された送信電力から距離減衰を求めてもよい。UE#2についても同様の処理をする。
上記、距離減衰の値を用いて、基地局間で交換した干渉情報に重み付けを行う。例えば、UE#1とCell#2、Cell#3、UE#2とCell#3のパスロスの比率を計算する。具体例を計算する為に、仮にそれぞれ10:20:15であったとする(図22参照)。パスロスの大きさは、上り送信電力を高く設定する必要がある事とほぼ等価としてよい。
また、被干渉情報も関数化する。簡単のため、干渉情報OIが、High=2点、Middle=1点、Low=0点など、と点数評価されると仮定する。この時、図12のような、干渉情報がフィードバックされた時、Cell#2に対する、UE#1のコスト関数は、(1+2+2+1+2)×10=80と計算される。このように、点数化された干渉情報の所定のRB数分の和に、上述の距離減衰の比に応じた値を乗じてコスト関数の値を求める。同様にCell#2に対するUE#2のコスト関数は、(1+2+2+1+2)×15=150と計算される。Cell#2にだけ限ってみると、UE#2の方がコスト関数は高いが、UE#1は、Cell#3に対してもコスト関数を持っている。Cell#3に対するUE#1のコスト関数は、(1+1+2+1+2)×20=140と計算され、UE#1について累計したコスト関数は220と、UE#2の150よりも高く、システムに与える干渉量が大きいと判断できる。このように、ターゲットセルのひとつへハンドオーバさせる端末を決める際に、他のターゲットセルへの影響を考慮に入れた、干渉量ベースの方法を用いても良い。
ステップ4004では、サービングセルは、ハンドオーバ候補端末それぞれの、コスト関数が閾値(ステップ2103で調整されたハンドオーバ判定基準)を超えたかどうかを判定する。ここでは、端末ごとのコスト関数の累計値(上述のUE#1の例では220)を用いることができる。閾値を超えていた場合は、その端末をハンドオーバする端末に決定し、ステップ4005へ進む。閾値を超えていなかった場合は処理を終了してもよい。あるいは、前述の干渉量ベースでなく、単純にひとつのターゲットセルに着眼したパスロスをベースにハンドオーバさせる端末を選択する方法へ切り替えても良い。
ステップ4005では、ステップ4004でハンドオーバすると決定した端末について、ハンドオーバさせるセル(ハンドオーバ先のセル)を決定し、ハンドオーバを問い合わせる処理(ステップ2005)へ進む。ハンドオーバさせるセルの決定方法は、図22のReceived Power Report Table4012を参照して、ハンドオーバする端末が報告した電力値が最も大きいセルであっても良い。あるいは、図21で管理するセル半径情報を考慮し、セル半径の小さいセルを優先して選択させても良い。また、端末が移動するハンドオーバ先基地局は、移動後のコスト関数の値が最も小さくなるようなセルであってもよい。
ハンドオーバの要否とハンドオーバ先のセル選択については、例えば、以下のようにしてもよい。
(1)上述のように、ハンドオーバの要否をコスト閾値判断し、ハンドオーバ先のセル選択はパスロスで判断する。
(2)ひとまず、ハンドオーバの要否をパスロス比較で判断し、ハンドオーバ先のセル選択をパスロスで判断する。さらに、コスト閾値判定でハンドオーバ要否についてand条件をとる。前2つの処理が従来のパスロス比較で決める方法に対応し、これにシステム干渉量を考慮している部分を付け加える形になる。
図8のステップ2005では、サービングセル201−aは、ハンドオーバ先のターゲットセル201−bに対して、端末203をハンドオーバさせても良いか問い合わせる。サービングセル201−aとターゲットセル201−bに直接やり取りできるインタフェースがついていれば、該インタフェースを使用してもよい。ない場合には基地局上位装置204とコアネットワーク202を介して、ターゲットセル201−bへ問い合わせを行う。
ステップ2006では、ターゲットセル201−bは、新たに端末203を受け容れても良いか判定(Admission Control)を行う。ターゲットセル201−bは、判定基準に使用する負荷情報として、RB使用率、トラフィック種類、接続端末数、などを使用してもよい。新たに端末を受け容れる事で、負荷情報が一定の値に達する場合、受け入れを拒否してもよい。
ステップ2007では、ステップ2006のAdmission Controlの結果、受け容れ可(ACK)と判定された場合に、ターゲットセル201−bはサービングセル201−aに対して、その旨を通知するステップである。ステップ2005と同様に、サービングセルとターゲットセルの間にインタフェースが用意されている場合には、該インタフェースを使用して通知してもよい。ない場合には、上位装置204、コアネットワーク202を介して通知する。
ステップ2008においては、サービングセ201−aは、ターゲットセル201−bよりハンドオーバリクエストに対してACKが帰ってきた場合に、RRC Connection Reconfigureを通知する為の下りリソース割当を行う。
ステップ2009のRRC Reconfigureでは、サービングセル201−aは、端末203に対して、ターゲットセル201−bへのハンドオーバを行う為の情報を通知する。
以上のステップをもって、ハンドオーバを行う為の準備が整う。その後、所定のハンドオーバ手続きに従い、ハンドオーバする。例えば、端末203はサービングセル201−aから接続を切る処理(ステップ2010)を実施し、ターゲットセル201−bへの同期処理に入る(ステップ2012)。また、サービングセル201−aはターゲットセル201−bに対して、前記端末用に保持していたバッファデータおよび通信中のパケットを引き継ぐ(ステップ2011)。
以上のフローチャートはループ動作し、負荷情報と干渉情報は、相互に情報を参照しながら処理が進む。
(実施例2)
図19は、実施例2におけるハンドオーバシーケンス図である。
図19に示すシーケンス図を用いて実施例2を説明する。実施例1と異なる点は、基地局同士の間に直接情報を交換するインタフェースがついていなくてもよい点であり、その他は同様である。例えば、フェムトセル基地局などは、これに該当することが予想される。フェムトセル基地局は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)の提供するバックホール回線に接続されるためである。
ステップ2102で実施していた処理を以下のステップ2102−bに差し替える。 ステップ2102−bでは、基地局の上位装置204が、基地局間インタフェース(例えば、E−UTRANのX2 I/F)で通知していた干渉情報および負荷情報を仲介して通知する。例えば、E−UTRANにおける、S1インタフェースと呼ばれる基地局とMMEを結ぶインタフェースを介して通知してもよい。
あるいは、EMS装置などを、基地局上位装置204に持たせても良い。つまり、フェムトセル基地局の上位装置204であるEMS装置(HeMS)にマクロセル基地局のようなセルIDを割当てて、マクロセル基地局のように動作させることで実現できる。ハードウェア構成は図7で示した基地局と図6で示した基地局管理装置で実現される。
干渉情報と負荷情報の収集手段については、フェムトセル基地局が自律的に収集する方法も考えられる。
1つめは、フェムトセル基地局が、周辺セルの参照信号を受信する方法である。受信した電力や、フェムトセル基地局自身の送信電力を基に、周辺セルで発生する事が予測される干渉情報を生成しても良い。あるいは、端末から報告される品質情報を基に、干渉情報量を生成しても良い。
また、フェムトセル基地局においては、負荷情報の値として、基地局のバックホール回線の回線容量、及びその使用率の比重を大きくするなどの調整をしても良い。ISPが提供するバックホール回線の性能が十分でない可能性が高い為である。
(実施例3)
図20は、実施例3におけるハンドオーバシーケンス図である。
実施例1で説明した図8のフローのうち、ステップ2101の処理を以下のようにしてもよい。周辺セルのセル半径情報取得を上位装置204からの通知でなく、端末203からの周辺セルIDを通知するようにしても良い(ステップ2101−a)。フェムトセルとマクロセル基地局で、セルIDの割当範囲を分割する事で、報告されたセルIDから、周辺セルの種類を特定する事が可能である。他の処理は実施例1と同様である。
ハードウェア構成は図7で示した基地局と、図6で示した基地局管理装置で実現される。
(実施例4)
実施例4では、実施例1、2、3において、ステップ3002、3003、3012,3013でハンドオーバ判定基準を間接的に調節する方法を説明する。
ハンドオーバ判定基準を緩和するため、ステップ2001で基地局から端末に対して、報告電力値にオフセットの付加を指定しても良い。すなわち、セル半径の小さいセルからの受信電力を大きめに報告させる処理を施しても良い。このときの、オフセットの幅も、セル半径の差が大きくなると、大きくしてよい。
例えば、E−UTRANにおいては、IDLE_MODE時のCell Reselectionに関するRRCパラメータである、Q_offsetの選択方法を上記基準に応じて変更する事で実現できる。
本発明は、セルの特性が異なる複数の基地局、例えば、セル半径の異なる複数の基地局を備えた無線通信システムに利用可能である。
201 無線通信システムの基地局
202 無線通信システムのコアネットワーク
203 無線通信システムの端末
204 基地局上位装置
210 Operation and Maintenance装置
211 Packet Data Network Gateway装置
212 Mobility Management Element装置
213 Serving Gateway装置
401 基地局管理装置の記憶媒体
402 基地局管理装置のソフトウェア処理部
403 基地局管理装置と基地局および上位装置と接続するインタフェース部
404 基地局管理装置の処理をハードウェアサポートする論理回路
501 サービングセル(セル半径大)のセルエッジ端末の送信電力
502 サービングセル(セル半径大)基地局とセルエッジ端末間の伝搬路損失
503 ターゲットセル(セル半径小)のセルエッジ端末の送信電力
504 ターゲットセル(セル半径小)基地局とセルエッジ端末局間の伝搬路損失

Claims (16)

  1. セル半径が異なる複数の基地局を備えた無線通信システムにおいて電波の干渉を低減させるための前記基地局であって、
    自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
    受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記基地局。
  2. 前記基地局は、
    自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信するインタフェースと、
    自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報に応じて、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバするか否かを決めるためのハンドオーバ判定基準を変更するハンドオーバパラメータ制御部と、
    自セル内の任意の端末における受信信号品質に基づく評価値と前記ハンドオーバ判定基準とに基づき、該端末を周辺基地局のセルへハンドオーバするか否かを決めるハンドオーバ判定部と
    を備え、
    前記ハンドオーバパラメータ制御部は、自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きい場合は、ハンドオーバ判定基準を緩和してハンドオーバしやすくする
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記ハンドオーバパラメータ制御部は、自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より小さい場合は、ハンドオーバ判定基準を強化して周辺セルへハンドオーバしにくくする
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記ハンドオーバパラメータ制御部は、周辺基地局の負荷情報を取得し、自基地局の負荷情報と、周辺基地局の負荷情報との差に応じてハンドオーバ判定基準を緩和又は強化する請求項2に記載の基地局。
  5. 前記ハンドオーバ判定部は、
    自基地局のセル内の任意の端末について、受信信号品質と、周辺基地局との干渉情報とを乗じて評価値を求め、該評価値がハンドオーバ判定基準に基づく閾値を超えたら該端末を他セルへハンドオーバする請求項2に記載の基地局。
  6. 前記ハンドオーバ判定部は、
    周辺基地局からの受信信号品質を報告した端末について、該端末の受信信号品質から該端末と該周辺基地局間の距離減推量を求め、該周辺基地局より通知された時間毎又は周波数ごとの干渉情報に、該距離減衰量に応じた重みを乗算したものを累計することで前記評価値を求める請求項5に記載の基地局。
  7. 前記ハンドオーバパラメータ制御部は、干渉情報をリソースブロック単位で扱うことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  8. 前記ハンドオーバ判定部が特定したハンドオーバ対象の端末のハンドオーバ先は、該端末が測定する受信信号品質がもっとも高いセル、又は、ハンドオーバ後の前記評価値が最も小さくなるセルである請求項5に記載の基地局。
  9. 自基地局のセルと周辺基地局のセルとのセル半径の差に応じて、干渉を受けていると判定するための干渉判定条件を増減させ、
    セル半径が小さいセルは干渉判定条件を緩和させて被干渉に対して寛容にさせる請求項5に記載の基地局。
  10. 自基地局の負荷と周辺基地局の負荷の差に応じて干渉を受けていると判定するための干渉判定条件を増減させ、
    負荷が小さいセルは干渉判定条件を緩和させて被干渉に対して寛容にさせる請求項5に記載の基地局。
  11. 前記セル半径情報は、予め定められたセル半径、送信電力情報、及び、基地局の規模に応じた基地局種別のいずれかを含む請求項1に記載の基地局。
  12. 前記負荷情報は、基地局に接続される端末数、又は、基地局間で交換されるHardware使用率である請求項4に記載の基地局。
  13. 前記干渉情報は、基地局間で交換される被干渉情報、又は、基地局間で交換されるOverload Indicatorである請求項5に記載の基地局。
  14. セル半径が異なる複数の基地局を備え、電波の干渉を低減させるための無線通信システムであって、
    前記基地局はそれぞれ、
    自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
    受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記無線通信システム。
  15. セル半径が異なる複数の基地局を備えた無線通信システムにおいて電波の干渉を低減させるための、干渉基準のハンドオーバ制御方法であって、
    基地局が、自基地局のセル半径情報と周辺基地局のセル半径情報とを受信し、
    受信したセル半径情報に基づき自基地局のセル半径が周辺基地局のセル半径より大きいか判断し、自基地局のセル半径が大きい場合、自基地局のセル内の端末を周辺基地局のセルへハンドオーバしやすくする前記干渉基準のハンドオーバ制御方法。
  16. 請求項1に記載の基地局であって、セル半径の小さいセルへハンドオーバを促す為、端末の報告する電力値に電力オフセットを付加して報告させること、を特徴とする基地局。
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