JP2011178710A - 毛髪変形剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 仕上がり時の毛髪に優れたハリ・コシおよび感触を付与でき、かつ根元の立ち上がりを良好にし得る毛髪変形剤を提供する。
【解決手段】 少なくとも、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、ノニオン性セルロース誘導体および還元剤が配合されたことを特徴とする毛髪変形剤により、上記課題を解決する。本発明の毛髪変形剤には、カチオン性ポリマーが更に配合されていることが好ましく、カチオン性ポリマーとしては、塩化ジアリルジメチルアンモニウム由来のユニットを含有するポリマーが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、パーマネントウェーブ処理や縮毛矯正処理などの毛髪の変形処理に用いられる毛髪変形剤に関するものである。
パーマネントウェーブや縮毛矯正といった毛髪変形処理は、還元剤を含む第1剤を用いて毛髪中のシスチン結合を還元し、所望の状態とした後に酸化剤を含む第2剤を用いたり、空気酸化によってその状態を固定する化学的処理である。
こうした毛髪変形剤では、毛髪の変形処理能の検討のみならず、処理後の毛髪の感触などを改良する機能についての検討も進められており、例えば、特許文献1にあるように、各種のポリマーを配合して、これを達成しようとする試みがなされている。
特開平11−130637号公報
ところで、毛髪の質は年齢を重ねることで変化するが、その変化の一例として、ハリやコシが失われる傾向がある。このような毛髪に変形処理を施しても、例えば、根元の立ち上がりが不十分となり、良好なスタイルを形成できないことがある。
このようなことから、毛髪変形剤には、上記のようなハリやコシが不十分な毛髪に変形処理を施した場合にも、仕上がり時の感触を高めることに加えて、良好なハリやコシを与え、かつ根元の立ち上がりを良好にし得る機能が求められる場合もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕上がり時の毛髪に優れたハリ・コシおよび感触を付与でき、かつ根元の立ち上がりを良好にし得る毛髪変形剤を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の毛髪変形剤は、少なくとも、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、ノニオン性セルロース誘導体および還元剤が配合されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、仕上がり時の毛髪に優れたハリ・コシおよび感触を付与でき、かつ根元の立ち上がりを良好にし得る毛髪変形剤を提供することができる。
本発明の毛髪変形剤は、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、ノニオン性セルロース誘導体および還元剤が配合されたものであることを特徴としており、本発明の毛髪変形剤を塗布し、その後に酸化剤が少なくとも配合された第2剤(毛髪変形用第2剤)を塗布するか、または空気中の酸素によって、毛髪に変形処理を施すためのものである。すなわち、本発明の毛髪変形剤は、それのみで毛髪変形剤として機能する態様と、毛髪変形用第1剤としての態様(酸化剤が配合された毛髪変形用第2剤と組み合わせて毛髪変形剤を構成する態様)とを含む。
例えば、皮膜形成能を有するポリマー成分を配合した毛髪変形剤を用いて毛髪に変形処理を施すと、上記ポリマー成分により毛髪表面に形成される皮膜によって、毛髪にハリやコシを付与することができる。しかしながら、表面に皮膜が形成された毛髪は、重くなったり、また、変形処理が良好に進まないことがあるため、例えば、根元で良好に立ち上がらずに、潰れてしまう傾向がある。
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、ビニルピロリドン・スチレン共重合体と、ノニオン性セルロース誘導体とを併用して構成した毛髪変形剤であれば、変形処理後の毛髪に良好にハリ・コシを付与しつつ、根元の立ち上がりを良好にでき、更には仕上がり時の感触も高め得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
ビニルピロリドン・スチレン共重合体としては、例えば、水性エマルジョンの形態のものがアイエスピージャパン株式会社から「アンタラ430」の商品名で上市されており、本発明の毛髪変形剤にはこれを用いることができる。
毛髪変形剤におけるビニルピロリドン・スチレン共重合体の配合量は、ノニオン性セルロース誘導体との併用による上記の効果を良好に確保する観点から、0.1質量%以上であることが好ましく、0.2質量%以上であることがより好ましい。ただし、毛髪変形剤中のビニルピロリドン・スチレン共重合体の量が多すぎると、毛髪の感触が低下する傾向があることから、毛髪変形剤におけるビニルピロリドン・スチレン共重合体の配合量は1質量%以下であることが好ましく、0.6質量%以下であることがより好ましい。
本発明の毛髪変形剤に係るノニオン性セルロース誘導体としては、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、変形処理後の毛髪の根元の立ち上がり向上効果や、仕上がり時の感触の向上効果がより良好であることから、ヒドロキシエチルセルロースが好ましい。
毛髪変形剤におけるノニオン性セルロース誘導体の配合量は、ビニルピロリドン・スチレン共重合体との併用による上記の効果をより良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましく、0.02質量%以上であることがより好ましい。ただし、毛髪変形剤中のノニオン性セルロース誘導体の量が多すぎると、毛髪変形剤の粘度が大きくなりすぎて、例えば、毛髪への塗布時の操作性が低下する虞がある。よって、毛髪変形剤におけるノニオン性セルロース誘導体の配合量は0.3質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以下であることがより好ましい。
毛髪変形剤における還元剤としては、毛髪中のタンパク質であるケラチンを還元する能力のあるものであれば特に制限はなく、チオグリコール酸またはその塩(アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩など)、システインやその誘導体およびそれらの塩(塩酸塩など)、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩など、メルカプト基を有する種々の還元剤が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、これらのうちの2種以上を併用してもよい。
毛髪変形剤における還元剤の配合量は、要求される還元力に応じて適宜調整すればよいが、チオグリコール酸換算値で、例えば、1〜16質量%であることが好ましい。なお、ここでいう毛髪変形剤における還元剤の配合量に係る「チオグリコール酸換算値」は、パーマネント・ウェーブ工業組合から発行されている「パーマネント・ウェーブ用剤製造(輸入)承認基準」の「[別添]パーマネント・ウェーブ用剤品質規格」の「1.チオグリコール酸又はその塩類を有効成分とするコールド二溶式パーマネント・ウェーブ溶剤」における「(1)第1剤」に記載の「(ウ)酸性煮沸後の還元性物質」に定められている手法によって求められる「酸性煮沸後の還元性物質の含有率(チオグリコール酸として)(%)」である。
また、本発明の毛髪変形剤にはカチオン性ポリマーを配合することが好ましく、これにより、仕上がり時の毛髪の感触を更に高めることができる。カチオン性ポリマーの具体例としては、例えば、塩化ジアリルジメチルアンモニウム由来のユニットを含有するポリマー(ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・アクリル酸共重合体、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジアリルジメチルアンモニウム共重合体など)、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液などが挙げられ、上記の効果が特に良好であることから、塩化ジアリルジメチルアンモニウム由来のユニットを含有するポリマーがより好ましく、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・アクリル酸共重合体がより好ましい。
毛髪変形剤におけるカチオン性ポリマーの配合量は、上記の効果をより良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましい。ただし、毛髪変形剤中のカチオン性ポリマーの量が多すぎると、毛髪表面に過度に吸着され、例えば、根元の立ち上がりの向上効果が小さくなる傾向がある。よって、毛髪変形剤におけるカチオン性ポリマーの配合量は1質量%以下であることが好ましい。
毛髪変形剤には、通常、アルカリ剤を配合する。本発明の毛髪変形剤に係るアルカリ剤としては、アルカリ能を有するものであれば特に制限はなく、例えば、アンモニア、アミン類、中性塩タイプのアルカリ剤、塩基性アミノ酸などが挙げられる。アミン類としては、例えば、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミンなどが挙げられる。また、中性塩タイプのアルカリ剤としては、例えば、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素アンモニウムなどが挙げられる。塩基性アミノ酸としては、例えば、リジン、アルギニンが挙げられる。これらのアルカリ剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用しても構わない。
毛髪変形剤におけるアルカリ剤の配合量は、例えば、0.01〜20質量%であることが好ましい。
毛髪変形剤は、水を主たる分散媒とする。なお、前記の各種成分の一部は、水に溶解していてもよい。また、分散媒には、水のみを用いてもよく、必要に応じて、エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール(炭素数が6以下のアルコール)などの有機溶媒を、分散媒全量中5質量%以下程度の量で水と併用してもよい。また、毛髪変形剤における分散媒の配合量は、例えば、40〜98質量%であることが好ましい。
また、毛髪変形剤には、反応調整剤として、ジチオジグリコール酸類[ジチオジグリコール酸や、ジチオジグリコール酸の塩(ジアンモニウム塩、ジモノエタノールアミン塩、ジトリエタノールアミン塩など)]を配合することが好ましい。毛髪変形剤におけるジチオジグリコール酸類の配合量は、0.1〜4質量%であることが好ましい。
更に、本発明の毛髪変形剤には、前記の各構成成分の他に、従来から知られている毛髪変形剤(パーマネントウェーブ用剤、縮毛矯正用剤)や、その他の毛髪用の化粧剤などに添加されている各種添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば、油脂、高級アルコール類、シリコーン類、保湿剤、界面活性剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、アルカリ剤以外のpH調整剤、紫外線吸収剤、香料などが挙げられる。
油脂としては、例えば、ヒマシ油、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、グレープシード油、ミンク油、卵黄油、カカオ脂、ヤシ脂、パーム油、モクロウ、アボカド油、シア脂などが挙げられる。高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコ−ル、オクチルドデカノール、ベヘニルアルコール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコール、デシルテトラデカノール、テトラデシルオクタデカノール、セテアリルアルコール、オレイルアルコール、ホホバアルコール、ラノリンアルコールなどが挙げられる。なお、高級アルコールの炭素数は、24以下であることが好ましい。
シリコーン類としては、例えば、ジメチルシリコーン、高重合ジメチルシリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン(アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体など)などが挙げられる。保湿剤としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ソルビトール、トレハロース、高重合ポリエチレングリコール、アミノ酸などが挙げられる。
界面活性剤としては、各種のカチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤および両性界面活性剤を使用できる。カチオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸アミドアミン塩(ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドなど)、モノアルキル型4級アンモニウム塩(塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウムなど)、ジアルキル型4級アンモニウム塩(塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウムなど)、ベンザルコニウム型4級アンモニウム(塩化ベンザルコニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなど)、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アシルアミノ酸またはその塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類(ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなど)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリンエーテルなど)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル(モノステアリン酸ソルビタンなど)、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンベンジルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、N−アルキルジメチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。両性界面活性剤としては、例えば、コカミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、カルベノキソロン二ナトリウムなどが挙げられる。防腐剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、フェノキシエタノール、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンなどが挙げられる。キレート剤としては、例えば、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸、フィチン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸またはその塩、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウムなどが挙げられる。アルカリ剤以外のpH調整剤としては、例えば、リン酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素二ナトリウムなどが挙げられる。紫外線吸収剤としては、例えば、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸などが挙げられる。
本発明の毛髪変形剤は、例えば、クリーム状、乳液状、ゲル状、ローション状などの形態とすることができる。例えば、毛髪への塗布性の点からは、パーマネントウェーブ剤(パーマネントウェーブ用第1剤を含む)とする場合はローション状が好ましく、縮毛矯正剤(縮毛矯正用第1剤を含む)とする場合はクリーム状が好ましい。
上記の通り、本発明の毛髪変形剤は、それのみで毛髪変形処理を施す態様とすることもでき、その場合、毛髪変形剤塗布後の毛髪の形状の固定は、空気中の酸素による酸化で行う。また、本発明の毛髪変形剤には、毛髪変形用第2剤と組み合わせて使用する2剤式の毛髪変形剤の第1剤(毛髪変形用第1剤)としての態様も含まれる。本発明の毛髪変形剤と組み合わせて2剤式の毛髪変形剤を構成するための毛髪変形用第2剤としては、少なくとも酸化剤が配合されたものが挙げられる。
酸化剤には、従来から知られているパーマネントウェーブ用剤や縮毛矯正用剤といった毛髪変形剤に用いられている酸化剤が使用できる。酸化剤の具体例としては、過酸化水素、臭素酸ナトリウムなどが挙げられる。毛髪変形用第2剤における酸化剤の配合量は、過酸化水素の場合には、例えば、1〜2.5質量%であることが好ましい。また、臭素酸ナトリウムの場合には、例えば、5〜15質量%であることが好ましい。
また、毛髪変形用第2剤には、従来から知られている毛髪変形剤(パーマネントウェーブ用剤、縮毛矯正用剤)や、その他の毛髪用の化粧剤などに添加されている各種添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば、油脂、シリコーン類、高級アルコール、水溶性高分子、保湿剤、界面活性剤、低級アルコール、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、香料などが挙げられる。これらの油脂、シリコーン類、高級アルコール、水溶性高分子、保湿剤、界面活性剤、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤pH調整剤および紫外線吸収剤には、本発明の毛髪変形剤に配合・添加可能なものとして先に例示した各種材料と同じものを使用することができる。
毛髪変形用第2剤も、本発明の毛髪変形剤と同様に水を主たる分散媒とする。なお、前記の各種成分の一部は水に溶解していてもよい。また、分散媒には、水のみを使用してもよく、必要に応じて、エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール(炭素数が6以下のアルコール)などの有機溶媒を、分散媒全量中5質量%以下程度の量で水と併用してもよい。また、毛髪変形用第2剤における分散媒の配合量は、例えば、60〜98質量%であることが好ましい。
毛髪変形用第2剤は、クリーム状、ローション状、ゲル状などの形態とすることができる。
なお、上記の通り、本発明の毛髪変形剤には、パーマネントウェーブ用剤と縮毛矯正用剤とが含まれるが、より具体的には、例えば、パーマネントウェーブ用剤としては、常温で毛髪にウェーブを付与するための、いわゆるコールド式パーマネントウェーブ用剤、加温下で毛髪にウェーブを付与するための、いわゆる加温式パーマネントウェーブ用剤が挙げられ、また、縮毛矯正用剤としては、常温で縮毛をストレートに伸ばして矯正するための、いわゆるコールド式縮毛矯正用剤、加温下で縮毛をストレートに伸ばして矯正するための、いわゆる加温式縮毛矯正用剤、更には高温整髪用アイロンを使用する加温式縮毛矯正用剤が挙げられる。そして、このような用途に応じて先に示した各種配合成分から適当なものを選択し、例えば、公知のパーマネントウェーブ用剤や縮毛矯正用剤の調製方法と同様の方法で1剤式の毛髪変形剤や、2剤式の毛髪変形剤を得ることができる。
本発明の毛髪変形剤を用いて毛髪を処理するにあたり、その具体的な操作・条件については、従来から知られているパーマネントウェーブ用剤や縮毛矯正用剤による処理方法と同じ操作・条件が採用できる。
より具体的には、2剤式の毛髪変形剤の場合、例えば、以下のようにすることができる。まず、本発明の毛髪変形剤を毛髪に塗布し、ある程度の時間(例えば5〜30分)放置して、毛髪を十分に軟化させる。
続いて、上記放置後の毛髪から毛髪変形剤を洗い流す。その方法としては、例えば、水を入れたスポイトなどを用いて行ってもよく、また、流水を用いて洗い流した後に、溜めすすぎ(シャンプー台などの槽に、毛髪量に対して十分な量の水を溜め、その中で毛髪をすすぐこと)を行ってもよい。また、水の代わりに酸を加えた酸性の水を用いてもよい。
次に、洗い流した毛髪に、毛髪変形用第2剤を塗布し、ある程度の時間(例えば5〜15分)放置する。また、放置中に再度毛髪変形用第2剤を塗布することもできる。その後、毛髪から第2剤を流水などで洗い流し、通常はその後にヘアコンディショナーのような後処理剤を毛髪に塗布して軽くすすぎ、乾燥させて仕上げる。
なお、縮毛矯正処理の場合には、本発明の毛髪変形剤を塗布した毛髪や、毛髪変形用第2剤を塗布した毛髪に、ストレート形状を付与するためのコーミングを行ってから、上記の放置を行うことが好ましい。また、整髪用アイロンを用いて矯正する工程を設ける場合には、毛髪変形用第2剤の塗布前に毛髪を乾燥させてからアイロン処理を行う。
また、パーマネントウェーブ処理の場合には、例えば、ロッドに巻き付けた毛髪に本発明の毛髪変形剤を塗布し、そのままの状態で、常温下または加温下で、放置、洗浄、および毛髪変形用第2剤の塗布を行うことができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではない。なお、以下の実施例などにおいて、「%」は「質量%」を意味している。また、毛髪変形剤の配合量としては、全体で100%となるように各成分の配合量を%で示し、後記の表1および表2中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
実施例1〜6および比較例1〜5
実施例1〜6および比較例1〜5の毛髪変形剤を、表1および表2に示す組成で調製した。
Figure 2011178710
Figure 2011178710
なお、表1および表2における水の欄の「計100とする」とは、毛髪変形用第1剤を構成する水以外の各成分の合計量に、水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。また、表1および表2に示す各種水溶液の濃度は、以下の通りである。
・サクシニルカルボキシメチルキトサン水溶液:1%、
・ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム水溶液:40%、
・チオグリコール酸アンモニウム水溶液:50%、
・ジチオジグリコール酸ジアンモニウム水溶液:40%、
・モノエタノールアミン水溶液:80%、
・アンモニア水:25%。
実施例1〜6および比較例1〜5の毛髪変形剤について、下記の各評価を行った。
<剛性率測定>
毛髪変形剤による変形処理後の毛髪について、下記方法によりハリ・コシの指標として剛性率を測定した。同一人から採取した毛束サンプル(長さ20cm、質量0.5g)を複数用意し、これらを10%ラウレス硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。次に、これらの毛束を直径12mmのロッドに約5回巻き付けた後、実施例1〜6および比較例1〜5の毛髪変形剤を第1剤(パーマネントウェーブ用第1剤)として、それぞれ別の毛束に3mLずつ塗布し、35℃で15分放置した。次に、各毛束を水洗し、その後、第2剤(パーマネントウェーブ用第2剤)として臭素酸ナトリウム8%水溶液を、それぞれの毛束に3mLずつ塗布し、室温で10分放置して変形処理(パーマネントウェーブ処理)を終了した。
上記変形処理後の毛束から、毛先から5cmの部分の毛髪を長さ2cm分カットしてランダムに採取し、測定サンプルとした。これらの測定サンプルについて、ねじり回転速度120°/秒、ねじり回転数±3回転の条件でねじり応力を測定した。このねじり応力は、カトーテック社製のトルク感知式ねじり測定装置「KES−YN−1(商品名)」を用いて測定した。更に、上記変形処理後の毛髪の径を測定して、断面二次極モーメントの値を得た。ねじり角θが2π〜4πの範囲で得られたねじり応力の値を用いて、下記式から剛性率G(GPa)を求めた。なお、剛性率測定は全て25℃、相対湿度50%の環境下で行った。この方法で求められる剛性率が大きいほど、ハリ・コシがあるといえる。
G = B×L/(θ×Ip)
(上記式中、B:ねじり応力、L:毛髪サンプル長、Ip:断面二次極モーメント、θ:ねじり角である。)
<変形処理後の毛髪の根元の立ち上がり、および仕上がり時の感触の評価>
複数のウィッグを用意し、その毛髪に、直径26mmのロッドを用いた以外は剛性率測定の場合と同じ方法で変形処理(パーマネントウェーブ処理)を施した。その後の毛髪の根元の立ち上がりの状況と、仕上がり時の毛髪の感触について、4名の専門のパネラーが下記基準に従って点数付けを行い、全パネラーの合計点を求めて評価した。
<変形処理後の毛髪の根元の立ち上がり、および仕上がり時の感触の評価基準>
優れている・・・ 2点。
よい ・・・ 1点。
普通 ・・・ 0点。
悪い ・・・ −1点。
上記の各評価結果を表3に示す。なお、変形処理後の毛髪の根元の立ち上がり、および仕上がり時の感触のいずれも、全パネラーの合計点数が4点以上であれば、その特性が優れていると評価できる。
Figure 2011178710
表3から明らかなように、実施例1〜6の毛髪変形剤では、変形処理後の毛髪の剛性率が高く、ハリ・コシが良好であり、また、根元からの立ち上がりおよび仕上がり時の感触のいずれもが優れている。
これに対し、ビニルピロリドン・スチレン共重合体を配合していない比較例1の毛髪変形剤で処理した毛髪は、根元の立ち上がりが良好でない。また、ノニオン性セルロース誘導体を配合していない比較例2の毛髪変形剤で処理した毛髪は、仕上がり時の感触が劣っている。更に、比較例3〜5の毛髪変形剤は、ノニオン性セルロース誘導体に代えて、カルボキシメチルセルロース(比較例3)、カルボキシビニルポリマー(比較例4)およびサクシニルカルボキシメチルキトサン(比較例5)を使用した例であるが、比較例3の毛髪変形剤で処理した毛髪は、根元の立ち上がりが良好でなく、比較例4および比較例5の毛髪変形剤で処理した毛髪は、剛性率が低く、ハリ・コシが劣っている。

Claims (5)

  1. 少なくとも、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、ノニオン性セルロース誘導体および還元剤が配合されたことを特徴とする毛髪変形剤。
  2. カチオン性ポリマーが更に配合された請求項1に記載の毛髪変形剤。
  3. カチオン性ポリマーが、塩化ジアリルジメチルアンモニウム由来のユニットを含有するポリマーである請求項2に記載の毛髪変形剤。
  4. ビニルピロリドン・スチレン共重合体の配合量が、0.1〜1質量%である請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪変形剤。
  5. ノニオン性セルロース誘導体の配合量が、0.01〜0.3質量%である請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪変形剤。
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