JP2011168985A - 扉鎖錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルや鎖錠用フックの枢着軸となるピンが抜ける心配がなく、組み立てが容易でしかも美感に優れる扉鎖錠装置を提供する。
【解決手段】扉に固定される本体1と、頭部5が本体1に枢着されたハンドル2と、ハンドル2とリンク23、24を介して連結され、開錠位置と鎖錠位置との間を揺動するフック3、4とを備えた扉鎖錠装置である。ハンドル2の枢着軸6とフック3、4の枢着軸7、8の両端を、本体1の構成部材であるカバー9の内面で位置規制し、抜け落ちを防止した。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気電子機器収納用キャビネット等の扉の鎖錠に用いられる扉鎖錠装置に関するものである。
電気電子機器収納用キャビネット等の扉鎖錠装置としては、本出願人の出願した特許文献1のものが知られている。この扉鎖錠装置は、ハンドルと鎖錠用フックとをリンクにより接続したリンク機構を用いたものである。これらのハンドルと鎖錠用フックはいずれもピンを枢着軸として本体に枢着されているが、従来は打ち込みタイプのピンを本体に圧入する接続構造を採用していた。
しかしこれらのハンドルや鎖錠用フックの枢着軸には開閉時に大きな負荷が作用するため、開閉を繰り返していると打ち込みタイプのピンが徐々に弛み、最悪の場合には抜けてくる可能性があった。なおピンの両側に抜け止めのための付属物を設けることも考えられるが、ピンの数が多いので組み立て工数が煩雑になるという問題があった。
特開2001−234658号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、開閉を繰り返してもハンドルや鎖錠用フックの枢着軸となるピンが抜ける心配がなく、組み立てが容易でしかも美感に優れる扉鎖錠装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、扉に固定される本体と、頭部が本体に枢着されたハンドルと、このハンドルとリンクを介して連結され、開錠位置と鎖錠位置との間を揺動するフックとを備えた扉鎖錠装置であって、少なくともハンドルの枢着軸とフックの枢着軸の両端を、本体の構成部材であるカバーの内面で位置規制したことを特徴とするものである。なお請求項2のように、本体をハウジングとその外側を覆うカバーとにより構成し、ハンドルの枢着軸とフックの枢着軸をハウジングに支持させ、カバーに取付けた構造とすることが好ましい。さらに請求項3のように、カバーに設けた窓孔にハンドルの頭部を潜らせ、カバーの裏側でハウジングに枢着した構造とすることが好ましい。
本発明の扉鎖錠装置は、開閉時に大きな負荷が作用するハンドルの枢着軸とフックの枢着軸の両端を、本体の構成部材であるカバーの内面で位置規制したことにより、開閉を繰り返しても枢着軸であるピンが弛み本体から抜け落ちる心配がない。また組み立て作業も容易であるうえ、本体の外側はカバーにより覆われるので、美感に優れる利点がある。さらにハンドルとハウジングとでカバーを挟み込んで結合させることができるので、十分な強度を持たせることが可能となる。
本発明の実施形態を示す外観斜視図である。 ハンドルを持ち上げた状態の外観斜視図である。 分解斜視図である。 組み立て工程の説明図である。 ハンドルを持ち上げた状態の断面図である。 ハンドルを閉じた状態の断面図である。 リンク機構の説明図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1から図3は本発明の実施形態を示す斜視図であり、1は電気電子機器収納用キャビネット等の扉に固定される細長中空の本体、2は本体1に対して起伏自在に枢着されたハンドル、3、4はハンドル2の開閉操作と連動して開錠位置と鎖錠位置との間を揺動する第1、第2のフックである。
ハンドル2は頭部5がその下部中央の第1の枢着軸6により本体1に枢着され、取手部は本体1の上面に延びている。また第1のフック3は基部が第2の枢着軸7により本体1に枢着され、第2のフック4は基部が第3の枢着軸8により本体1に枢着されている。これらの枢着軸は何れも金属製のピンである。第1のフック3はハンドル2の前部に位置し、第2のフック4はハンドル2の後部に位置する。
図3に明示されているように、本体1は外側のカバー9とその中空内部に固定されるハウジング10とから構成されている。ハウジング10は左右の側枠部11と前部連結部12と後部連結部13とを一体成形した樹脂製部材であるが、金属製とすることも可能である。側枠部11には軸孔14、15、16が形成されており、ハンドル2の第1の枢着軸6は軸孔15に挿入され、第1のフック3の第2の枢着軸7は軸孔14に挿入され、第2のフック4の第3の枢着軸8は軸孔16に挿入されている。
このようにハウジング10に、ハンドル2の第1の枢着軸6と第1のフック3の第2の枢着軸7と第2のフック4の第3の枢着軸8とを挿入し、このハウジング10を本体1の内部に下側から嵌めこんでネジ等により固定すれば、これらの枢着軸6、7、8の両端は本体の構成部材であるカバー9の内面で位置規制され、軸線方向に脱落することがない。
このようにして、開閉時に大きな負荷が作用するハンドル2の枢着軸6とフック3、4の枢着軸7、8の両端を、カバー9で位置規制すれば、開閉を繰り返しても枢着軸であるピンが弛んで本体から抜け落ちる心配がない。またピンを圧入したり抜け止め加工をする必要もないため組み立て作業も容易となるうえ、本体1の外側はカバー9により覆われるので、美感に優れる利点がある。
なお扉鎖錠装置として機能させるためには、ハンドル2とこれらのフック3、4とを連動させるためのリンク機構が必要となるので、図5〜図7を参照しつつ以下に説明する。しかし以下に説明する各枢着軸は本体1に固定されるものではないので、通常の打ち込みタイプのピンによりハンドル1やフック3、4に取付けられる。
図5〜図7に示すように、ハンドル2の頭部5の第1の枢着軸6を挟んだ両側位置には、第4の枢着軸21と第5の枢着軸22とによって、第1リンク23と第2リンク24の基部がそれぞれ枢着されている。そしてこの第1リンク23の先端は第6の枢着軸25により第1のフック3の中央部に枢着されている。一方、第2リンク24の先端は第7の枢着軸26により第2のフック4の中央部に枢着されている。
上記の構造をまとめると、第1の枢着軸6と第2の枢着軸7と第3の枢着軸8とが本体1に対する固定点であり、第4の枢着軸21と第5の枢着軸22はハンドル2の開閉動作とともに第1の枢着軸6の周りを円弧運動する可動点であり、第6の枢着軸25と第7の枢着軸26はそれぞれが第2の枢着軸7と第3の枢着軸8との周りを円弧運動する可動点である。そして第1の枢着軸6の前側部分は、第1の枢着軸6、第2の枢着軸7、第6の枢着軸25、第4の枢着軸21を節点とする機構学でいう4バーリンクを構成しており、第1の枢着軸6の後側部分は、第1の枢着軸6、第3の枢着軸8、第7の枢着軸26、第5の枢着軸22を節点とする4バーリンクを構成している。
図7の下段及び図5に示すようにハンドル2を起すと、第1のフック3は第1リンク23に引かれて内側の開錠位置まで回転する。また第2のフック4も第2リンク24に引かれて内側の開錠位置まで回転する。逆に図7の上段及び図6に示すようにハンドル2を本体1に密着するまで倒すと、第1リンク23に押されて第1のフック3は外側の鎖錠位置まで回転し、同時に第2リンク24に押されて第2のフック4も外側の鎖錠位置まで回転する。
なお、本発明ではハンドル2を倒した鎖錠状態においては、第1の枢着軸6と第6の枢着軸25を通る直線よりも第4の枢着軸21を本体1の表面側である上側(ハンドルの回転軸に対してハンドルの鎖錠回転方向側)に位置させ、かつ第1の枢着軸6と第7の枢着軸26を通る直線よりも第5の枢着軸22を本体1の裏面側である下側(ハンドルの回転軸に対してハンドルの鎖錠回転方向の反対側)に位置させてある。これらの2つの直線は機構学でいう中立線であり、上記のように鎖錠状態に至るまでに第4軸21と第5軸22がこれらの中立線を越える構成としておけば、第1のフック3や第2のフック4を内側に押し戻そうとする反力は、ハンドル2に倒す方向(図面上の時計方向)の回転モーメントを与えるため、従来のようにフックが受ける反力によってハンドル2が自然に開いてしまうことはない。
また、図7の下段に示す開錠状態においては、第6の枢着軸25が第2の枢着軸7と第4の枢着軸21を通る直線(中立線)を越えて本体1側に入ると、第1のフック3を動かさないとハンドル2を戻すことができなくなる。そこで本体1の構成部材であるハウジング10の中央部に下向きの突起40を形成し、第1リンク23の端部をこの突起40に当てることによって、第6の枢着軸25が中立線を越えないように規制している。このようにハンドル2の表面に露出しない非露出部分である裏面部と、本体1の表面に露出しない非露出部分である突起40とで前記規制をしているので、両方の部位が当接する際に生じるキズ等がハンドル表面に表われず美感に優れたものである。なお、このような規制は、例えばハンドル2と本体1との間行うことも可能である。
以上に説明した構造の扉鎖錠装置を組み立てるには、最初に第1のフック3、第2のフック4、第1リンク23、第2リンク24をそれぞれの枢着軸により枢着しておく。次に図4に示すように本体1のカバー9の孔部41に潜らせてハンドル2の頭部5を裏側まで挿通し、ハウジング10に第1の枢着軸6により枢着する。また第1リンク23、第2リンク24をハンドル2の頭部5に枢着するとともに、第1のフック3、第2のフック4をハウジング10に枢着する。その後、ハウジング10をカバー9内に収納すると、ハンドル2は本体1に対して開錠状態の位置になる。最後にハウジング10をカバー9の後側からネジ止めすればよい。
以上に説明したように、本発明の扉鎖錠装置は、開閉時に大きな負荷が作用するハンドル2の枢着軸6とフック3、4の枢着軸7、8の両端を、本体1の構成部材であるカバー9の内面で位置規制したので、ハンドル2やフック3、4の枢着軸6、7、8となるピンが抜ける心配がなく、組み立てが容易でしかも枢着軸となるピンの端部が外部に露出しないので美感に優れる利点がある。
1 本体
2 ハンドル
3 第1のフック
4 第2のフック
5 頭部
6 第1の枢着軸
7 第2の枢着軸
8 第3の枢着軸
9 カバー
10 ハウジング
11 側枠部
12 前部連結部
13 後部連結部
14 軸孔
15 軸孔
16 軸孔
21 第4の枢着軸
22 第5の枢着軸
23 第1リンク
24 第2リンク
25 第6の枢着軸
26 第7の枢着軸
40 突起
41 孔部

Claims (3)

  1. 扉に固定される本体と、頭部が本体に枢着されたハンドルと、このハンドルとリンクを介して連結され、開錠位置と鎖錠位置との間を揺動するフックとを備えた扉鎖錠装置であって、少なくともハンドルの枢着軸とフックの枢着軸の両端を、本体の構成部材であるカバーの内面で位置規制したことを特徴とする扉鎖錠装置。
  2. 本体をハウジングとその外側を覆うカバーとにより構成し、ハンドルの枢着軸とフックの枢着軸をハウジングに支持させ、カバーに取付けたことを特徴とする請求項1記載の扉鎖錠装置。
  3. カバーに設けた孔部にハンドルの頭部を潜らせ、カバーの裏側でハウジングに枢着したことを特徴とする請求項2記載の扉鎖錠装置。
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