JP2011165323A - 近接センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の発光素子を表示灯として利用した場合にも、簡素な構成で全周囲に向けて発光素子の出射光が十分に照射可能になる近接センサを提供する。
【解決手段】近接センサは、処理回路が設けられた回路基板30と、回路基板30の表面30a上に実装された発光素子32と、回路基板30の発光素子32が実装された部分を取り囲み、発光素子32からの出射光を導光して外部に向けて照射する透光性の筒状導光部43とを備える。筒状導光部43は、発光素子32が発した光を透過させて直接外部へ出射する第1出射領域としての第1発光面と、発光素子32が発した光を反射させて筒状導光部43の内部において周方向に導光する反射面43a1と、反射面43a1で反射されて筒状導光部43を伝搬した光を外部へ出射する第2出射領域としての第2発光面43a2とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁界を利用して検出対象物としての金属体の有無または位置を検出する近接センサに関し、より特定的には、動作状態に応じて発光する発光素子を具備した近接センサに関する。
検出対象物としての金属体の有無または位置を検出するセンサの一つとして、磁界を利用した近接センサが知られている。この近接センサは、主として各種生産設備や産業ロボット等に広く利用されている。
近接センサは、筒状のハウジングと、コアおよび検知コイルを含むコイル組立体と、検知コイルに電気的に接続された処理回路が設けられた回路基板とを主として備えている。コイル組立体は、ハウジングの内部でかつ当該ハウジングの前端部に配置される。一方、処理回路が設けられた回路基板は、少なくともその一部がコイル組立体の後方のハウジングの内部に配置される。
近年の近接センサにおいては、表示灯としての発光素子を具備したものが少なくない。この表示灯としての発光素子は、たとえば電源のオン/オフに応じて点灯/消灯するものや、金属体の検出状況に応じて点灯/消灯するもの、近接センサの設置の際に各種設定を行なうための情報を使用者に報知するために点灯/消灯するもの等がある。
これらいずれの用途に用いる場合にも、表示灯としての発光素子は、上述した処理回路が設けられた回路基板の一方の主表面上に実装されることが一般的である。このように、表示灯としての発光素子が回路基板の一方の主表面上に実装された近接センサが開示された文献としては、たとえば特開平11−312446号公報(特許文献1)や特開2007−35583号公報(特許文献2)等がある。
特開平11−312446号公報 特開2007−35583号公報
上述した表示灯としての発光素子を備えた近接センサにおいては、発光素子の表示状況を外部から視認性よく確認できるように構成することが重要である。特に、近接センサの設置状態の如何を問わず表示状況の視認性を十分に確保するためには、長尺円柱状の外形を有する近接センサの全周囲に向けて発光素子の出射光が照射されるようにすることが必要になる。
しかしながら、上述したように発光素子を回路基板の一方の主表面上に実装した場合には、当該発光素子が実装される回路基板自体が遮光性を有しているため、発光素子からの出射光が回路基板の他方の主表面に面する側にまで十分に達し得ず、近接センサの全周囲に向けての照射ができない問題が生じてしまう。
これを解決するためには、回路基板の一方の主表面上のみならず他方の主表面上にも発光素子を実装することが考えられるが、このように構成した場合には、部品点数の増加や製造工程の増加に伴って製造コストが増大してしまう問題が生じる。また、発光素子に供給される電流量を増加させて出射光の光量を増加させて回路基板の他方の主表面に面する側にまで達する光を増加させることも考えられるが、その場合には、発光素子駆動回路を含む各種回路を大幅に設計変更することが必要になり、やはり製造コストが増大してしまう問題が生じる。さらに、近接センサの設置状態の如何を問わず表示状況の視認性を十分に確保するために、長尺円柱状の外形を有する近接センサの全周囲に向けて発光素子の出射光が照射されるようにするためには、ある一定の電流量が必要であり、消費電力が多くなってしまう問題が生じてしまう。
したがって、本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたものであり、単一の発光素子を表示灯として利用した場合にも、簡素な構成で全周囲に向けて発光素子の出射光が十分に照射可能で、どこから見ても発光素子の表示状況が視認性よく確認できる近接センサを提供することを目的とする。
本発明に基づく近接センサは、磁界を利用して金属体の有無または位置を検知するものであって、ハウジングと、検知コイルと、回路基板と、発光素子と、筒状導光部とを備えている。上記ハウジングは、軸方向に前端部および後端部を有する長尺筒状の遮光性の部材からなる。上記検知コイルは、上記ハウジングの内部でかつ上記ハウジングの前端部に位置している。上記回路基板は、上記ハウジングの軸方向に沿って延在するように上記検知コイルの後方に配置された平板状の部材からなる。上記回路基板には、上記検知コイルに電気的に接続された処理回路が設けられている。上記発光素子は、上記回路基板の一方の主表面上に実装されており、近接センサの動作状態に応じて発光する。上記筒状導光部は、上記回路基板の上記発光素子が実装された部分を上記ハウジングの周方向に沿って取り囲み、上記発光素子からの出射光を導光して外部に向けて照射する透光性の部位である。上記筒状導光部は、上記発光素子が発した光を透過させて直接外部へ出射する第1出射領域と、上記発光素子が発した光を反射させて当該筒状導光部の内部において周方向に導光する反射面と、上記反射面で反射されて当該筒状導光部を伝搬した光を外部へ出射する第2出射領域とを含んでいる。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記第1出射領域が、上記発光素子が実装された上記回路基板の上記主表面を覆う部分の外周面に設けられていることが好ましく、その場合には、上記第2出射領域が、上記発光素子から見て上記回路基板によって遮られた部分の外周面に設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記反射面が、上記筒状導光部の外周面に平面部を設けることで形成されていてもよいし、上記筒状導光部の外周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されていてもよい。また、上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記反射面が、上記筒状導光部の内部に中空部を設けることで形成されていてもよい。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記筒状導光部が、さらに、上記発光素子が発した光を屈折させて当該筒状導光部の内部において周方向に導光する屈折面を含んでいてもよい。その場合には、上記屈折面が、上記筒状導光部の内周面に平面部を設けることで形成されていてもよいし、上記筒状導光部の内周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されていてもよい。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記第1出射領域および上記第2出射領域が、上記筒状導光部の外周面に平面部を設けることで形成されていてもよいし、上記筒状導光部の外周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されていてもよい。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記筒状導光部が、上記ハウジングの後端部よりもさらに後方に位置して露出していてもよい。
上記本発明に基づく近接センサにあっては、上記筒状導光部が、上記ハウジングによって覆われていてもよく、その場合には、上記筒状導光部に設けられた上記第1出射領域および上記第1出射領域に対応する位置の上記ハウジングに、上記第1出射領域および上記第1出射領域を露出させるための窓部が設けられる。
上記本発明に基づく近接センサは、上記筒状導光部の内部の空間を充填する透光性の樹脂封止層をさらに備えていることが好ましく、その場合には、上記発光素子が上記樹脂封止層によって封止されていることが好ましい。
上記本発明に基づく近接センサは、上記回路基板を支持するとともに、少なくともその一部が上記ハウジングの後端部に組付けられることで上記回路基板を上記ハウジングに固定する固定部材を備えていてもよく、その場合には、上記筒状導光部が、上記固定部材の一部によって構成されていることが好ましい。
本発明によれば、単一の発光素子を表示灯として利用した近接センサとした場合にも、簡素な構成で全周囲に向けて発光素子の出射光が十分に照射可能なものとすることができる。したがって、発光素子の表示状況を外部のどこから見ても視認性よく確認することができる近接センサを低コストに製造することができる。
本発明の実施の形態1における近接センサの内部構造を示す模式断面図である。 図1に示す近接センサの組付構造を示す分解斜視図である。 図1に示す近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第1変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第2変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第3変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第4変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第5変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態1の第6変形例に係る近接センサのホルダの形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態2における近接センサの内部構造を示す模式断面図である。 図10に示す近接センサの組付構造を示す分解斜視図である。 図10に示す近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態1における近接センサは、外部との接続部がコードにて構成された近接センサであり、以下に示す実施の形態2における近接センサは、外部との接続部が端子ピンにて構成された近接センサである。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における近接センサの内部構造を示す模式断面図である。また、図2は、図1に示す近接センサの組付構造を示す分解斜視図である。まず、これら図1および図2を参照して、本実施の形態における近接センサの構造について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態における近接センサ1Aは、略円柱状の外形を有しており、ハウジングとしてのケース体10と、コイル組立体20と、回路基板30と、固定部材としてのホルダ40Aと、コード50とを主として備えている。
ケース体10は、両端開口の金属製の長尺円筒状の部材からなり、軸方向に前端部および後端部を有している。ケース体10の前端部には、コイル組立体20が組付けられており、ケース体10の後端部には、ホルダ40Aが組付けられている。なお、ケース体10は、光を透過しない遮光性を有している。
コイル組立体20は、コア21と検知コイル22とを含んでいる。コア21は、磁性材料にて構成された短尺円柱状の部材からなる。検知コイル22は、たとえばリード線を巻き回すことによって略円筒状に構成されており、コア21に設けられた環状凹部に収容されている。なお、コア21の後面には、回路基板30の先端部を支持する支持溝21aが設けられている。
コイル組立体20は、有底筒状の絶縁性の部材からなるコイルケース14の内部に収容されており、コイルケース14の底部にコア21の前面が当接した状態で配置されている。コイルケース14は、その底部がケース体10の前端に位置した状態となるようにケース体10に圧入固定されている。
回路基板30は、平板状のリジッド配線基板からなり、ケース体10の軸方向に沿って延在するようにコイル組立体20の後方に配置されている。回路基板30は、一方の主表面である表面30aと、他方の主表面である裏面30bとを有しており、当該表面30aおよび裏面30bには、導体パターンが形成されている。なお、リジッド配線基板とは、ガラス−エポキシ基板に代表されるような高い剛性を有する回路基板のことであり、電子部品の実装に特に適したものである。
回路基板30には、各種の処理回路が形成されている。処理回路としては、検知コイル22を共振回路要素とする発振回路や、発振回路の発振振幅を閾値と比較して2値化する弁別回路が含まれる。また、回路基板30には、弁別回路の出力を所定の仕様の電圧出力または電流出力に変換する出力回路や、外部から導入される電力を所定の電源仕様に変換して出力する電源回路も設けられている。加えて、回路基板30には、後述する発光素子32の駆動を制御する発光素子駆動回路も設けられている。これら各種の回路は、回路基板30に設けられた上記導体パターンと、回路基板30の表面30aに実装された電子部品とによって構成されている。
ケース体10の外方に位置する部分の回路基板30の表面30aには、発光素子32が実装されている。発光素子32は、上述した発光素子駆動回路によって駆動され、近接センサ1Aの動作状態に応じて発光する。発光素子32は、たとえばLED(Light Emitting Diode)にて構成される。
一方、ケース体10の外方に位置する部分の回路基板30の裏面30bには、コード50の芯線51が半田(不図示)を介して接合されている。コード50は、上述した出力回路や電源回路を外部に電気的に接続するための接続部に相当する。コード50の先端部近傍には、抜け止めのためのアダプタ52が取り付けられており、当該アダプタ52が後述するホルダ40Aのコード保持部44に設けられた突き当り面に当接することでコード50の抜け止めが図られている。
ホルダ40Aは、略筒状の形状を有しており、透光性の樹脂材料を射出成形することで形成されている。ホルダ40Aは、回路基板30をケース体10に固定するための部材であり、固定部41と、閉塞部42と、筒状導光部43と、コード保持部44とを有している。固定部41は、円筒状の形状を有しており、ケース体10の後端部に固定される部位である。閉塞部42は、平板状の形状を有しており、ケース体10の後端部に位置する開口を閉塞する部位である。筒状導光部43は、略筒状の形状を有しており、回路基板30の発光素子32が実装された部分をケース体10の周方向に沿って取り囲む部位である。コード保持部44は、略筒状の形状を有しており、内挿されたコード50を保持するための部位である。なお、コード保持部44は、その内周面の所定位置に、上述したコード50の抜け止めのための突き当たり面を有している。
ホルダ40Aは、その一部である固定部41がケース体10の後端部に位置する開口に圧入されることでケース体10に固定されている。したがって、ホルダ40Aの閉塞部42、筒状導光部43およびコード保持部44は、いずれもケース体10の後端部よりもさらに後方に位置して外部に露出することになる。
ここで、ホルダ40Aの固定部41、筒状導光部43の内周面の所定位置には、それぞれ回路基板30の短手方向に位置する両側端を支持する支持溝48(図3等参照)が設けられている。したがって、回路基板30は、上述したコア21の後面に設けられた支持溝21aによってその前端部が支持され、かつホルダ40Aに設けられた上記支持溝48によってその後端部の両側端が支持されることで、ケース体10に固定されている。
なお、ケース体10およびホルダ40Aの内部の空間は、樹脂封止層70(図1において不図示、図3等参照)にて充填されることで封止されている。ここで、樹脂封止層70は、ケース体10の内部の空間やホルダ40Aの内部の空間を外部から気密にかつ水密に封止するとともに、ケース体10の内部およびホルダ40Aの内部に組み込まれた各種構成部品(回路基板30や回路基板30に実装された各種の電子部品、配線部材等)を保護するための層であり、液状樹脂を注入して硬化させることによって形成される層である。この樹脂封止層70としては、たとえばエポキシ樹脂等の樹脂材料が好適に利用されるが、少なくともホルダ40Aの筒状導光部43の内部に位置する部分の樹脂封止層は、透光性の樹脂材料もしくは薄膜の封止樹脂層にて構成されていることが必要である。
図3は、図1に示すIII−III線に沿って近接センサを切断した場合の断面図であり、固定部材としてのホルダの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。次に、この図3を参照して、筒状導光部の形状および当該筒状導光部において導光される発光素子の出射光の光路について詳細に説明する。なお、図3においては、理解を容易とするために発光素子の出射光のうちの一部のみを図示しているが、実際には発光素子から放射状に光が出射されることになる。
図3に示すように、ホルダ40Aの筒状導光部43は、略円筒状の形状を有しており、外周面43aと内周面43bとを有している。この筒状導光部43の内周面43bの所定位置には、上述した回路基板30を支持するための一対の支持溝48が設けられており、当該一対の支持溝48に回路基板30の両側端が支持されることで回路基板30がホルダ40Aによって支持されている。ホルダ40Aの筒状導光部43によって囲まれた部分の回路基板30の表面30a上には、発光素子32が実装されている。また、筒状導光部43の内部の空間は、透光性の樹脂封止層70によって充填されており、これにより発光素子32が樹脂封止層70によって封止されている。ここで、樹脂封止層70は、筒状導光部43を形成する材料よりも低屈折率であることが好ましい。樹脂封止層70が、筒状導光部43を形成する材料よりも低屈折率である場合には、筒状導光部43への光の閉じ込め効果が著しく向上することになり、後述する第2出射領域としての第2発光面から出射される光量が増大し、発光素子32の表示状況を外部から視認性よく確認することができる。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、平面部が設けられることで屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aには、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これにより一対の反射面43a1が形成されている。これら屈折面43b1および一対の反射面43a1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。
一方、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1出射領域としての第1発光面として機能する。この第1発光面は、発光素子32から出射された光の一部が当該筒状導光部43を透過することで当該光を外部に照射する面である。ここで、上述した反射面43a1が設けられた部分の筒状導光部43の外周面43aも第1発光面に含まれる。これは、当該反射面43a1においても、当該反射面43a1に照射された光の一部が反射することなく透過するためである。
また、発光素子32から見て回路基板30によって遮られた部分に位置する筒状導光部43の外周面43aの所定位置には、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって第2出射領域としての第2発光面43a2が形成されている。この第2発光面43a2は、回路基板30の下方でかつ回路基板30の両側端の近傍に上述した溝部をそれぞれ形成することで2つ設けられており、それぞれの第2発光面43a2は、上述した第1発光面とは反対側を向いている。これら2つの第2発光面43a2は、発光素子32から出射された光の一部が当該筒状導光部43によって導光されて透過することで当該光を外部に照射する面である。
ここで、本実施の形態における近接センサ1Aにあっては、発光素子32から出射された光の一部が、上述した屈折面43b1および一対の反射面43a1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに場合によっては筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。
以上において説明したように、本実施の形態における近接センサ1Aとすることにより、回路基板30の表面30aに1つの発光素子32のみを実装した場合にも、ホルダ40Aの筒状導光部43の外周面43aおよび内周面43bに平面部を設けるのみの簡素な構成で、全周囲に向けて当該1つの発光素子32から出射された光を十分に照射することができるようになる。このような平面部は、ホルダ40Aの射出成形時に容易に形成することが可能であり、そのため製造コストが増大することもない。したがって、上述した構成を採用することにより、回路基板30の裏面30bに発光素子を実装することなく発光素子32の表示状況を外部から視認性よく確認できる低コストの近接センサとすることができる。
図4ないし図8は、本実施の形態に基づく第1ないし第5変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。次に、これら図4ないし図8を参照して、本実施の形態に基づく第1ないし第5変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状および当該筒状導光部において導光される発光素子の出射光の光路について説明する。なお、図4ないし図8においては、理解を容易とするために発光素子の出射光のうちの一部のみを図示しているが、実際には発光素子から放射状に光が出射されることになる。
図4に示すように、第1変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Bの筒状導光部43の形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、筒状導光部43に設けられる反射面、屈折面および第1発光面の形状が相違しており、他の部分については同一の形状を有している。また、本第1変形例に係る近接センサにあっては、筒状導光部43の内部の空間が樹脂封止層によって封止されておらず、回路基板30の表面30a上に実装された発光素子32が当該筒状導光部43の内部において露出している。以下においては、特に筒状導光部43の形状の相違点について詳細に説明する。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これにより一対の屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aには、平面部が設けられることで反射面43a1が形成されている。これら一対の屈折面43b1および反射面43a1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1発光面として機能し、上述した反射面43a1が設けられた部分の筒状導光部43の外周面43aも、当該第1発光面に含まれる。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した一対の屈折面43b1および反射面43a1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに場合によっては筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本第1変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本第1変形例においては、筒状導光部43の内部の空間に樹脂封止層を設けない構成としたが、上述した本実施の形態における近接センサ1Aの如く、当該空間に樹脂封止層70(図3参照)を設けることとしてもよい。その場合には、筒状導光部43と樹脂封止層70との屈折率差を調整することによって反射面43a1で反射される光の量を調整することが可能となり、第1発光面および第2発光面から出射される光の量を調整することが可能になる。
図5に示すように、第2変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Cの筒状導光部43の形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、筒状導光部43に設けられる反射面および第1発光面の形状が相違しており、他の部分については同一の形状を有している。以下においては、特に筒状導光部43の形状の相違点について詳細に説明する。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、平面部が設けられることで屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aの所定位置には、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって反射面43a1が形成されている。この反射面43a1は、発光素子32を挟み込む位置の外周面43aに上述した溝部を一対形成することで2つ設けられている。これら屈折面43b1および一対の反射面43a1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1発光面として機能し、上述した反射面43a1が設けられた部分の筒状導光部43の外周面43aも、当該第1発光面に含まれる。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した屈折面43b1および一対の反射面43a1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに場合によっては筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本第2変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
図6に示すように、第3変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Dの筒状導光部43の形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、筒状導光部43に設けられる反射面、屈折面および第1発光面の形状が相違しており、他の部分については同一の形状を有している。また、本第3変形例に係る近接センサにあっては、筒状導光部43の内部の空間が樹脂封止層によって封止されておらず、回路基板30の表面30a上に実装された発光素子32が当該筒状導光部43の内部において露出している。以下においては、特に筒状導光部43の形状の相違点について詳細に説明する。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これにより一対の屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aの所定位置には、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって反射面43a1が形成されている。この反射面43a1は、発光素子32を挟み込む位置の外周面43aに上述した溝部を一対形成することで2つ設けられている。これら一対の屈折面43b1および一対の反射面43a1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1発光面として機能し、上述した反射面43a1が設けられた部分の筒状導光部43の外周面43aも、当該第1発光面に含まれる。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した一対の屈折面43b1および一対の反射面43a1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに場合によっては筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本第3変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本第3変形例においては、筒状導光部43の内部の空間に樹脂封止層を設けない構成としたが、上述した本実施の形態における近接センサ1Aの如く、当該空間に樹脂封止層70(図3参照)を設けることとしてもよい。その場合には、筒状導光部43と樹脂封止層70との屈折率差を調整することによって反射面43a1で反射される光の量を調整することが可能となり、第1発光面および第2発光面から出射される光の量を調整することが可能になる。
図7に示すように、第4変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Eの筒状導光部43の形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、筒状導光部43に設けられる反射面、屈折面および第1発光面の形状が相違しており、他の部分については同一の形状を有している。以下においては、特に筒状導光部43の形状の相違点について詳細に説明する。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、平面部が設けられることで屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43には、中空部43cが設けられており、当該中空部43cを規定する筒状導光部43の面のうちの発光素子32側に位置する面には、断面V字状の溝部が形成され、これにより互いに交差する一対の平面部が設けられることで一対の反射面43c1が形成されている。これら屈折面43b1および一対の反射面43c1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1発光面として機能する。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した屈折面43b1および一対の反射面43c1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに場合によっては筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本第4変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
図8に示すように、第5変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Fの筒状導光部43の形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、筒状導光部43に設けられる反射面、屈折面、第1発光面および第2発光面の形状が相違しており、他の部分については同一の形状を有している。また、本第5変形例に係る近接センサにあっては、筒状導光部43の内部の空間が樹脂封止層によって封止されておらず、回路基板30の表面30a上に実装された発光素子32が当該筒状導光部43の内部において露出している。以下においては、特に筒状導光部43の形状の相違点について詳細に説明する。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これにより一対の屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aには、平面部が設けられることで反射面43a1が形成されている。これら一対の屈折面43b1および反射面43a1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aは、全体にわたって第1発光面として機能し、上述した反射面43a1が設けられた部分の筒状導光部43の外周面43aも、当該第1発光面に含まれる。
また、発光素子32から見て回路基板30によって遮られた部分に位置する筒状導光部43の内周面43bの所定位置には、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって反射面43b2が形成されている。この反射面43b2は、回路基板30の発光素子32が実装された部分の下方に上述した溝部を一対形成することで2つ設けられている。また、発光素子32から見て回路基板30によって遮られた部分に位置する筒状導光部43の外周面43aの所定位置には、平面部が設けられることで第2発光面43a2が形成されている。この第2発光面43a2は、回路基板30の発光素子32が実装された部分の下方に設けられており、上述した2つの反射面43b2に対面するとともに、上述した第1発光面とは反対側を向いている。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した一対の屈折面43b1および反射面43a1にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに筒状導光部43の外周面43aおよび内周面43bにて反射することで一対の反射面43b2にそれぞれ集光され、当該一対の反射面43b2にてさらにそれぞれ反射することで第2発光面43a2に集光される。したがって、第2発光面43a2には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本第5変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本第5変形例においては、筒状導光部43の内部の空間に樹脂封止層を設けない構成としたが、上述した本実施の形態における近接センサ1Aの如く、当該空間に樹脂封止層70(図3参照)を設けることとしてもよい。その場合には、筒状導光部43と樹脂封止層70との屈折率差を調整することによって反射面43a1で反射される光の量を調整することが可能となり、第1発光面および第2発光面から出射される光の量を調整することが可能になる。
図9は、本実施の形態に基づく第6変形例に係る近接センサのホルダの形状を示す模式断面図である。次に、この図9を参照して、本実施の形態に基づく第6変形例に係る近接センサのホルダの形状および筒状導光部において導光される発光素子の出射光の光路について説明する。なお、図9においては、理解を容易とするために発光素子の出射光のうちの一部のみを図示しているが、実際には発光素子から放射状に光が出射されることになる。
図9に示すように、第6変形例に係る近接センサにあっては、ホルダ40Gの形状が上述した本実施の形態における近接センサ1Aのそれと相違している。具体的には、ホルダ40Gは、上述した固定部41、閉塞部42、筒状導光部43およびコード保持部44に加え、反射部45を有している。反射部45は、閉塞部42から連続して回路基板30側に向けて延びる平板状の部位であり、発光素子32からの出射光のうち、ケース体10の軸方向に沿って前方側に向けて出射された光を反射することで、当該光を効率的に第2発光面に集光させるものである。なお、筒状導光部43の形状としては、上述した本実施の形態およびその第1ないし第5変形例のいずれかにおいて説明した筒状導光部の形状と同じである。
このように構成することにより、発光素子32から出射された光をより多く効率的に第2発光面に集光させることが可能になり、第2発光面がより十分に発光するようになる。したがって、本第6変形例の如くの構成を採用することにより、上述した本実施の形態における近接センサ1Aとした場合の効果と同様の効果を得ることができるのみならず、さらに発光素子32の表示状況を外部からより視認性よく確認できるようにすることができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2における近接センサの内部構造を示す模式断面図である。また、図11は、図10に示す近接センサの組付構造を示す分解斜視図である。まず、これら図10および図11を参照して、本実施の形態における近接センサの構造について説明する。なお、上述の実施の形態1における近接センサと同様の部分については図中同一の符号を付し、その説明はここでは繰り返さない。
図10および図11に示すように、本実施の形態における近接センサ1Bは、略円柱状の外形を有しており、ハウジングとしてのケース体10およびホルダケース12と、コイル組立体20と、回路基板30と、固定部材としてのホルダ40Hと、レセプタクル60と、端子ピン62と、フレキシブル配線基板63とを主として備えている。
ハウジングを構成するケース体10は、上述の実施の形態1におけるケース体10と同様であり、遮光性を有している。ケース体10とともにハウジングを構成するホルダケース12は、両端開口の金属製の円筒状の部材からなり、軸方向に前端部および後端部を有している。ホルダケース12の前端部は、ケース体10の後端部に内挿されて圧入固定されている。なお、ホルダケース12は、ケース体10と同様に遮光性を有している。
コイル組立体20および回路基板30は、上述の実施の形態1と同様の構成を有している。すなわち、コイル組立体20は、コア21および検知コイル22を有しており、ケース体10の内部でかつケース体10の前端部に配置されている。回路基板30は、ケース体10の軸方向に沿って延在するようにコイル組立体20の後方に配置されており、その後端部の表面30a上に発光素子32が実装されている。
ホルダ40Hは、略筒状の形状を有しており、透光性の樹脂材料を射出成形することで形成されている。ホルダ40Hは、固定部41と筒状導光部43とを有している。固定部41および筒状導光部43は、いずれもホルダケース12の前端部に内挿されて圧入固定されており、このうちの筒状導光部43は、回路基板30の発光素子32が実装された部分をケース体10の周方向に沿って取り囲んでいる。
レセプタクル60は、有底筒状の絶縁性の部材からなり、ホルダケース12の後端部に圧入固定されている。レセプタクル60は、端子ピン62を支持する部位であり、底面に端子ピン62の先端部近傍が内挿されることで端子ピン62を支持している。端子ピン62は、回路基板30に設けられた出力回路や電源回路を外部に電気的に接続するための接続部に相当する。
端子ピン62の先端には、フレキシブル配線基板63の一端が接続されており、他端はホルダ40Hの内部の空間を経由して回路基板30の裏面30bに接続されている。なお、フレキシブル配線基板63は、上述したリジッド配線基板に比べて可撓性に優れた配線基板のことであり、たとえばポリイミド樹脂からなる基材の主表面に導体パターンが接着剤等によって貼り付けられて形成されたものが該当する。このフレキシブル配線基板63は、適度に可撓性を有しているため、自在に折り曲げたり折り返したりすることが可能であり、電気的接点間の中継用の配線基板として利用可能なものである。
ここで、本実施の形態における近接センサ1Bにおいては、上述の実施の形態1における近接センサ1Aと異なり、ホルダ40Hの筒状導光部43が遮光性のホルダケース12によって覆われている。したがって、図11に示すように、発光素子32から出射された光が外部に照射可能となるように、当該筒状導光部43を覆う部分のホルダケース12には、複数の窓部13が設けられている。当該窓部13は、ホルダケース12の周方向に沿って概ね等間隔に4つ設けられている。
図12は、図10に示すXII−XII線に沿って近接センサを切断した場合の断面図であり、ハウジングとしてのホルダケースの形状と固定部材としてのホルダの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。次に、この図3を参照して、ホルダケースの形状、筒状導光部の形状および当該筒状導光部において導光される発光素子の出射光の光路について詳細に説明する。なお、図12においては、理解を容易とするために発光素子の出射光のうちの一部のみを図示しているが、実際には発光素子から放射状に光が出射されることになる。
図12に示すように、ホルダケース12は、略円筒状の形状を有しており、その内部の空間にホルダ40Hが圧入固定されている。ホルダ40Hの筒状導光部43は、略円筒状の形状を有しており、外周面43aと内周面43bとを有している。筒状導光部43の外周面43aは、その大部分がホルダケース12の内周面に接触している。筒状導光部43の内周面43bの所定位置には、回路基板30を支持するための一対の支持溝48が設けられており、当該一対の支持溝48に回路基板30の両側端が支持されることで回路基板30がホルダ40Hによって支持されている。ホルダ40Hの筒状導光部43によって囲まれた部分の回路基板30の表面30a上には、発光素子32が実装されている。また、筒状導光部43の内部の空間は、透光性の樹脂封止層70によって充填されており、これにより発光素子32が樹脂封止層70によって封止されている。
なお、ホルダケース12に対するホルダ40Hの組付けには、上述した圧入固定以外にも、成形機を利用した一体成型が利用できる。すなわち、成形機を利用してホルダケース12にホルダ40Hを一体的に成形する場合には、ホルダケース12を成型金型に固定し、これを成形機にセットしてホルダ40Hを射出成形することにより、ホルダケース12に一体的にホルダ40Hを形成する。
また、樹脂封止層70は、薄膜であることが好ましい。これは、発光素子32から発せられた光が筒状導光部43内を伝搬するためであり、樹脂封止層70を厚膜にて構成した場合には、反射回数の増加や樹脂封止層70への再入射が生じていしまい、光の伝搬損失が増大して外部に出射される光の量が結果的に少なくなってしまうためである。そのため、樹脂封止層70を薄膜にするとともに、筒状導光部43の厚みを十分に確保することにより、安定した光伝搬が可能になり、外部に出射される光の量を良好に確保することができる。ここで、薄膜である樹脂封止層70の膜厚としては、発光素子32の性能に影響を与えず、かつ発光素子32に適切な耐環境性(たとえば耐油性、耐水性もしくは耐湿性等)を付与できる程度の厚みであることが好ましく、具体的には、5μm以上20μm以下であることが好ましい。
発光素子32の出射面32aの上方に位置する部分の筒状導光部43の内周面43bには、平面部が設けられることで屈折面43b1が形成されている。また、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43の外周面43aには、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これにより一対の反射面43a1が形成されている。さらに、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分の筒状導光部43の外周面43aのうち、上記一対の反射面43a1が設けられた部分と異なる位置には、上述の溝部とは異なる断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって反射面43a3が形成されている。この反射面43a3は、発光素子32を挟み込む位置の外周面43aに上述した溝部を一対形成することで2つ設けられている。これら屈折面43b1、一対の反射面43a1および一対の反射面43a3は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に屈折および反射させる面であり、いずれも発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。なお、上述した一対の反射面43a1が位置する部分に対応する部分のホルダケース12の内周面には、当該断面V字状の溝部に嵌合するように断面V字状の突出部12aが設けられている。
一方、上述した反射面43a3と、当該反射面43a3を挟む位置の筒状導光部43の外周面43aは、第1発光面として機能する。この第1発光面は、発光素子32から出射された光の一部が当該筒状導光部43を透過することで当該光を外部に照射する面であり、反射面43a3の数に応じて2つ設けられている。ここで、反射面43a3を挟む位置の筒状導光部43の外周面43aのうちの上記反射面43a1側の部分は、当該反射面43a3と対を成すもう一方側の平面部である。そして、この反射面43a3を含む第1発光面が位置する部分に対応する部分のホルダケース12には、当該第1発光面の数に応じて上述した窓部13が2つ設けられている。これにより、第1発光面を透過した光がこれら2つの窓部13を介して外部に照射されることになる。
また、発光素子32から見て回路基板30によって遮られた部分に位置する筒状導光部43の外周面43aの所定位置には、断面V字状の溝部が形成されることで互いに交差する一対の平面部が設けられ、これら一対の平面部のうちの片側の平面部によって第2発光面43a2が形成されている。この第2発光面43a2は、回路基板30の下方でかつ回路基板30の両側端の近傍に上述した溝部をそれぞれ形成することで2つ設けられており、それぞれの第2発光面43a2は、上述した第1発光面とは異なる方向を向いている。これら2つの第2発光面43a2は、発光素子32から出射された光の一部が当該筒状導光部43によって導光されて透過することで当該光を外部に照射する面である。そして、この第2発光面43a2に対応する部分のホルダケース12には、当該第2発光面43a2の数に応じて上述した窓部13が2つ設けられている。これにより、第2発光面を透過した光がこれら2つの窓部13を介して外部に照射されることになる。
ここで、本実施の形態における近接センサ1Bにあっては、発光素子32から出射された光の一部が、上述した屈折面43b1、一対の反射面43a1および一対の反射面43a3にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。
以上において説明したように、本実施の形態における近接センサ1Bとすることにより、回路基板30の表面30aに1つの発光素子32のみを実装した場合にも、ホルダ40Hの筒状導光部43の外周面43aおよび内周面43bに平面部を設け、かつ当該筒状導光部43に対応する部分のホルダケース12に窓部13を設けるのみの簡素な構成で、全周囲に向けて当該1つの発光素子32から出射された光を十分に照射することができるようになる。このような平面部は、ホルダ40Hの射出成形時に容易に形成することが可能であり、また、このような窓部13は、ホルダケース12の成形時に容易に形成することが可能であり、そのため製造コストが増大することもない。したがって、上述した構成を採用することにより、発光素子32の表示状況を外部から視認性よく確認できる低コストの近接センサとすることができる。
なお、本実施の形態における近接センサ1Bにおいては、ホルダ40Hの筒状導光部43の外周面43aに一対の反射面43a1を設けるために形成した断面V字状の溝部に嵌合するように、ホルダケース12の内周面に突出部12aを設ける構成を採用しているが、このように構成することにより、ホルダ40Hをホルダケース12に圧入固定する際にこれら溝部および突出部12aが位置決めの機能を果たすことになる。したがって、当該溝部と突出部12aとによって位置決めが行なわれることにより、第1発光面および第2発光面43a2と窓部13との周方向の位置決めが非常に容易に行なえることにもなる。
また、本実施の形態における近接センサ1Bの如くの構成を採用することにより、回路基板30と外周面43aとの間の距離が小さい場合(すなわち、発光素子32に面する部分の筒状導光部43の肉厚が薄い場合)にも、反射面43a1と反射面43a3の角度を調整することで第1発光面および第2発光面から出射される光の量を調整することが可能になるため、近接センサをより小型に構成することができる。
図13は、本実施の形態に基づく変形例に係る近接センサの筒状導光部の形状を示す模式断面図である。次に、この図13を参照して、本実施の形態に基づく変形例に係る近接センサのホルダケースの形状、筒状導光部の形状および当該筒状導光部において導光される発光素子の出射光の光路について説明する。なお、図13においては、理解を容易とするために発光素子の出射光のうちの一部のみを図示しているが、実際には発光素子から放射状に光が出射されることになる。
図13に示すように、本変形例に係る近接センサにあっては、ホルダケース12の形状およびホルダ40Iの筒状導光部43の形状がそれぞれ上述した本実施の形態における近接センサ1Bのそれと相違している。具体的には、ホルダケース12の内周面に上述した如くの突出部12aが設けられていない点や、筒状導光部43に設けられる反射面の一部の構成において相違しており、他の部分については同一の形状を有している。以下においては、特に反射面の構成の相違について詳細に説明する。
上述した本実施の形態における近接センサ1Bにおいては、断面V字状の溝部を筒状導光部43の外周面43aに設けることで一対の反射面43a1が形成されていた。しかしながら、本変形例に係る近接センサにあっては、発光素子32の上方に位置する部分の筒状導光部43に中空部43cを設けることで一対の反射面43c1が形成されている。より詳細には、中空部43cを規定する筒状導光部43の面のうちの発光素子32側に位置する面に断面V字状の溝部が形成され、これにより互いに交差する一対の平面部が設けられることで一対の反射面43c1が形成されている。これら一対の反射面43c1は、発光素子32の出射面32aから出射された光の一部を筒状導光部43の内部において周方向に反射させる面であり、発光素子32が実装された回路基板30の表面30aを覆う部分に設けられている。
このように構成した場合にも、発光素子32から出射された光の一部が、上述した屈折面43b1、一対の反射面43c1および一対の反射面43a3にて屈折および反射することで筒状導光部43の内部を周方向に向けて導光され、さらに筒状導光部43の外周面43aにて反射することで一対の第2発光面43a2にそれぞれ集光される。したがって、一対の第2発光面43a2の各々には、発光素子32から出射された光の多くが効率的に集光されることになり、当該第2発光面43a2は、十分に発光することになる。したがって、本変形例の如くの構成を採用した場合にも、上述した本実施の形態における近接センサ1Bとした場合の効果と同様の効果を得ることができる。
以上において説明した本発明の実施の形態1および2ならびにその変形例においては、筒状導光部が固定部材としてのホルダの一部にて構成された場合を例示して説明を行なったが、必ずしもそのように構成される必要はなく、固定部材とは別部材にて筒状導光部を構成してもよい。
また、上述した本発明の実施の形態1および2ならびにその変形例においては、筒状導光部の外周面およびまたは内周面に断面V字状の溝部を設けることと等によって平面部を形成し、この平面部にて反射面および屈折面を形成した場合を例示して説明を行なったが、これら反射面および屈折面は必ずしも平面状である必要はなく、曲面状を有するように形成されていてもよい。
また、上述した本発明の実施の形態1および2ならびにその変形例においては、反射面、屈折面および発光面が筒状導光部の射出成形の際に同時に形成されるようにした場合を例示して説明を行なったが、必ずしもこれら反射面、屈折面および発光面は筒状導光部の射出成形の際に同時に形成される必要はなく、筒状導光部となる円筒状の部材を射出成形した後に切削加工等を施すことで形成されるようにしてもよい。
また、上述した本発明の実施の形態1および2ならびにその変形例の多くにおいては、筒状導光部の内部の空間が樹脂封止層にて完全に封止されるようにした場合を例示して説明を行なったが、必ずしもこのように構成される必要はなく、一部または全部に空間が残るように構成されていてもよい。
このように、今回開示した上記各実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1A,1B 近接センサ、10 ケース体、12 ホルダケース、12a 突出部、13 窓部、14 コイルケース、20 コイル組立体、21 コア、21a 支持溝、22 検知コイル、30 回路基板、30a 表面、30b 裏面、32 発光素子、32a 出射面、40A〜40I ホルダ、41 固定部、42 閉塞部、43 筒状導光部、43a 外周面、43a1 反射面、43a2 第2発光面、43a3 反射面、43b 内周面、43b1 屈折面、43b2 反射面、43c 中空部、43c1 反射面、44 コード保持部、45 反射部、48 支持溝、50 コード、51 芯線、52 アダプタ、60 レセプタクル、62 端子ピン、63 フレキシブル配線基板、70 樹脂封止層。

Claims (14)

  1. 磁界を利用して金属体の有無または位置を検知する近接センサであって、
    軸方向に前端部および後端部を有する長尺筒状の遮光性のハウジングと、
    前記ハウジングの内部でかつ前記ハウジングの前端部に位置する検知コイルと、
    前記検知コイルに電気的に接続された処理回路が設けられ、前記ハウジングの軸方向に沿って延在するように前記検知コイルの後方に配置された平板状の回路基板と、
    前記回路基板の一方の主表面上に実装され、動作状態に応じて発光する発光素子と、
    前記回路基板の前記発光素子が実装された部分を前記ハウジングの周方向に沿って取り囲み、前記発光素子からの出射光を導光して外部に向けて照射する透光性の筒状導光部とを備え、
    前記筒状導光部は、前記発光素子が発した光を透過させて直接外部へ出射する第1出射領域と、前記発光素子が発した光を反射させて当該筒状導光部の内部において周方向に導光する反射面と、前記反射面で反射されて当該筒状導光部を伝搬した光を外部へ出射する第2出射領域とを含む、近接センサ。
  2. 前記第1出射領域が、前記発光素子が実装された前記回路基板の前記主表面を覆う部分の外周面に設けられ、
    前記第2出射領域が、前記発光素子から見て前記回路基板によって遮られた部分の外周面に設けられている、請求項1に記載の近接センサ。
  3. 前記反射面が、前記筒状導光部の外周面に平面部を設けることで形成されている、請求項1または2に記載の近接センサ。
  4. 前記反射面が、前記筒状導光部の外周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されている、請求項1または2に記載の近接センサ。
  5. 前記反射面が、前記筒状導光部の内部に中空部を設けることで形成されている、請求項1または2に記載の近接センサ。
  6. 前記筒状導光部は、さらに、前記発光素子が発した光を屈折させて当該筒状導光部の内部において周方向に導光する屈折面を含む、請求項1から5のいずれかに記載の近接センサ。
  7. 前記屈折面が、前記筒状導光部の内周面に平面部を設けることで形成されている、請求項6に記載の近接センサ。
  8. 前記屈折面が、前記筒状導光部の内周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されている、請求項6に記載の近接センサ。
  9. 前記第1出射領域および前記第2出射領域が、前記筒状導光部の外周面に平面部を設けることで形成されている、請求項1から8のいずれかに記載の近接センサ。
  10. 前記第1出射領域および前記第2出射領域が、前記筒状導光部の外周面に断面V字状の溝部を設けることで形成されている、請求項1から8のいずれかに記載の近接センサ。
  11. 前記筒状導光部が、前記ハウジングの後端部よりもさらに後方に位置して露出している、請求項1から10のいずれかに記載の近接センサ。
  12. 前記筒状導光部が、前記ハウジングによって覆われており、
    前記筒状導光部に設けられた前記第1出射領域および前記第2出射領域に対応する位置の前記ハウジングに、前記第1出射領域および前記第2出射領域を露出させるための窓部が設けられている、請求項1から10のいずれかに記載の近接センサ。
  13. 前記筒状導光部の内部の空間を充填する透光性の樹脂封止層をさらに備え、
    前記樹脂封止層にて前記発光素子が封止されている、請求項1から12のいずれかに記載の近接センサ。
  14. 前記回路基板を支持するとともに、少なくともその一部が前記ハウジングの後端部に組付けられることで前記回路基板を前記ハウジングに固定する固定部材を備え、
    前記筒状導光部は、前記固定部材の一部によって構成されている、請求項1から13のいずれかに記載の近接センサ。
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