JP7021629B2 - 近接センサ、及び近接センサの組立方法 - Google Patents

近接センサ、及び近接センサの組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、近接センサ、及び近接センサの組立方法に関する。
近接センサにおいて、筒形状の筐体と、コア及び検出用のコイルを含むユニット(以下、「検出部」ともいう)と、当該検出部を制御する制御回路が搭載された基板とを備え、非接触で金属体の有無又は位置を検出する近接センサが存在する。このような近接センサにおいて、上記コイルに対する外部からのノイズの侵入を防止するために、検出部をシールド部材で覆うことがある。例えば、下記特許文献1には、検出部(コイル組立体)を取り囲むように、コアの周面に沿って巻き付けられた筒状シールド部を含む近接センサが開示されている。また、この筒状シールド部は、下記特許文献1の図8に示すように、1枚の長方形状をなしており、検出部の前面に接着固定された円形の板状シールド部と連結部を介して1か所で連結されている。
特開2009-48902号公報
上記のような近接センサにおいて、組立にあたって、筐体内に樹脂を注ぎ込んで筐体内の検出部や基板等の構成部品を封止するものが存在する。このような近接センサにおいては、先ず筐体内に樹脂を注ぎ込み、当該樹脂に検出部及び当該検出部を覆うシールド部材等の構成部品を押し込む。その後、これら検出部等を樹脂に押し込んだ状態で、当該樹脂を硬化させることで構成部品を封止する。
しかしながら、上記特許文献1の近接センサでは、筒状シールド部が、板状シールド部と1か所で連結された状態でコア周面に巻き付けられているため、筐体内の樹脂に押し込む際に、当該樹脂の反力によって筒状シールド部の連結されていない部分が位置ずれを起こすという問題があった。このように位置ずれが生じると、筒状シールド部が覆っていた検出部のコア周面の一部が露出し、検出部に対する外部からのノイズの侵入を防止することが難しい。
そこで、本発明は、検出部の周囲を覆うシールド部材の位置ずれが抑制された近接センサを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る近接センサは、軸方向の一端に開口部を有する筒形状の筐体と、筐体の他端側に収容され、検出対象の有無を非接触で検出する検出部と、筐体に収容され、検出部を制御する制御回路が搭載された基板と、検出部に対する外部からのノイズの侵入を防止する検出部シールドであって、検出部の他端側に位置する前面に貼り付けられた第1面部と、第1面部の外周に それぞれ連接された複数の側片から構成され、検出部の側面を覆うように第1面部から折り曲げられた側面部と、を有する検出部シールドと、検出部と検出部シールドの周囲に設けられた樹脂と、を備える。
この態様によれば、近接センサにおいて、検出部の側面を覆う検出部シールドの側面部は、検出部の前面に貼り付けられた第1面部の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成されているため、検出部の周囲に存在する樹脂の反力による位置ずれが抑制されている。
上記態様において、検出部シールドは、検出部の前面に対向する背面に貼り付けられ、検出部と基板との間に位置するよう配置され、検出部と基板との電気的な接続の中継を行う第2面部を有してもよい。
この態様によれば、検出部シールドは、検出部のコイルと基板の制御回路とを、電気的に接続させることができる。
上記態様において、複数の側片は、二つ設けられ、第1面部の外周に互いに対向するようそれぞれ連接されていてもよい。
この態様によれば、複数の側片は、最小限の部品点数で、かつ、バランスよく側面部を構成することができる。
上記態様において、複数の側片は、三つ以上設けられ、第1面部の外周に略等間隔にそれぞれ連接されていてもよい。
この態様によれば、複数の側片は、バランスよく側面部を構成することができる。
上記態様において、複数の側片は、四つ設けられ、第1面部の外周に略等間隔にそれぞれ連接され、対向する1組の側片は、軸方向に延びる折り目に沿って折られ、他の対向する1組の側片より内側に位置していてもよい。
このような態様によれば、検出部と検出部シールドを筐体に挿入する際に、側面部は、折り目を有する1組の側片が他の1組の側片より内側に配置されるように自然に折り重ねられて検出部の側面部の周囲を覆うことができる。
上記態様において、複数の側片の第1面部側の外縁の少なくとも一部は、第1面部からの距離が大きくなるように傾斜していてもよい。
このような態様によれば、検出部と検出部シールドを筐体に挿入する際に、複数の側片は、検出部の側面の外周に沿って巻回しやすくすることができる。
上記態様において、複数の側片は、隣接する二つの側片が第1面部から折り曲げられた際に互いに折り重なる領域を有し、当該折り重なる領域において隣接する二つの側片が互いに接着されていてもよい。
この態様によれば、検出部シールドの側片同士をより密着することができる。
本発明の一態様に係る近接センサの組立方法は、軸方向の一端に開口部を有する筒形状の筐体と、筐体の他端側に収容され、検出対象の有無を非接触で検出する検出部と、筐体に収容されて、検出部を制御する制御回路が搭載された基板と、第1面部と、第1面部の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成された側面部と、側面部に連接された第2面部と、を有する検出部に対する外部からのノイズの侵入を防止する検出部シールドと、を備える近接センサの組立方法であって、検出部の他端側に位置する前面に検出部シールドの第1面部を貼り付け、検出部の前面に対向する背面に検出部シールドの第2面部を貼り付ける工程と、検出部と基板とを、第2面部を介して電気的に接続させる工程と、筐体の開口部から、筐体内部に樹脂を入れる工程と、筐体の開口部から、検出部を挿入し、当該挿入により検出部シールドの側面部を第1面部から検出部の側面を覆うように折り曲げながら、検出部を筐体の他端側まで移動させる工程と、含む。
この態様によれば、近接センサの組立方法において、検出部の側面を覆う検出部シールドの側面部は、検出部の前面に貼り付けられた第1面部の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成されているため、検出部の周囲に存在する樹脂の反力による位置ずれが抑制されている。
本発明によれば、検出部の周囲を覆うシールド部材の位置ずれが抑制された近接センサを提供することを目的とする。
本発明の第1実施形態に係る近接センサを示す分解斜視図である。 図1に示すセンサを組み立てた状態におけるII-II線の断面図である。 図1及び図2に示すセンサの筐体と検出ユニットと基板ユニットとを示す分解斜視図である。 図1及び図2に示すセンサの検出部シールドの表面側の展開図である。 図1及び図2に示すセンサの検出部シールドの側片の傾斜形状を説明するための図である。 図1及び図2に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す正面図である。 図1及び図2に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す底面図である。 図1及び図2に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す側面図である。 図6A~図6Cに示す検出ユニットと基板ユニットとの構成を実現するための組立方法を説明するための図である。 図6A~図6Cに示す検出ユニットと基板ユニットとの構成を実現するための組立方法を説明するための図である。 図6A~図6Cに示す検出ユニットと基板ユニットとの構成を実現するための組立方法を説明するための図である。 図6A~図6Cに示す検出ユニットと基板ユニットとの構成を実現するための組立方法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサの検出部シールドの表面側の展開図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサの筐体と検出ユニットと基板ユニットとを示す分解斜視図である。 図9に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す正面図である。 図9に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す背面図である。 図9に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す底面図である。 図9に示すセンサの検出ユニットと基板ユニットとを示す側面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<第1実施形態>
図1及び図2を参照して、センサ1の内部構造について説明する。図1は、本発明の第1実施形態(以下、単に「第1実施形態」という)に係るセンサ1の分解斜視図である。図2は、図1に示すセンサ1を組立てた状態におけるII-II線の断面図である。
第1実施形態に係るセンサ1は、非接触で検出対象が近づいたことを検出可能な近接センサであり、筐体10、クランプ20、Oリング25、基板30、ケーブル素線34、ケーブル35、リング部品36、検出部40及びシールド45を備える。筐体10は、筒形状に形成されており、内部に基板30等の電子部品が収容される。筐体10は、一端に開口部11を有しており、この開口部11から基板30等の電子部品が差し込まれる。筐体10は、金属や樹脂等で形成されてもよい。センサ1は、その外形が円柱形状となっているが、筐体10やクランプ20の外周が多角形である角柱形状であってもよい。
クランプ20は、その端部が筐体10の開口部11に接続され、筐体10に収容された基板30等の電子部品を保護する。図1の矢印で示すように、センサ1の軸方向に沿って、クランプ20から筐体10に向かう方向を前方とし、筐体10からクランプ20に向かう方向を後方とすると、図2に示すように、クランプ20の前方部分が開口部11から筐体10内部に挿入される。基板30はその多くの領域が筐体10内に収容されているが、基板30における後方の領域はクランプ20内に収容されている。また、クランプ20には、ケーブル素線34、リング部品36及びケーブル35の一部が収容されている。
クランプ20は、筒形状の第1部品21及び第2部品22を備えている。具体的には、第1部品21の前方側端部が第2部品22の内部に嵌め込まれている。クランプ20は、第1部品21と第2部品22との間に凹部24を有しており、当該凹部24にはOリング25が取り付けられる。図2に示すように、Oリング25は、センサ1が組み立てられた状態で筐体10の内部に位置し、筐体10の内壁とクランプ20の外壁との隙間を封止する。
クランプ20(第1部品21、第2部品22)は、樹脂や金属等で形成することができるが、可視光を透過する透明な材料により形成し、センサ1の内部に位置する表示灯32を外部から視認可能とすることが好ましい。
基板30は、検出部40を制御する制御回路(不図示)及び検出部40に電流を供給する電流供給回路(不図示)を搭載する基板であり、筐体10に一部が収容される。基板30の前方側の端部には、図2に示すように検出部40が取り付けられている。検出部40は、検出対象の有無を非接触で検出する。検出部40は、コイル42が収容されるコア41と、環状に巻かれたコイル42とを備える。一方、基板30の後方側の端部には、ランド31が設けられており、ケーブル素線34と電気的に接続される。ここで、センサ1による検出対象の検出方法を説明する。まず、基板30に搭載された電流供給回路からコイル42に励磁電流が供給される。コイル42は、供給された励磁電流に基づいて磁場を発生させる。この状態でコイル42に金属等の検出対象が接近すると、電磁誘導の法則により検出対象内部に渦電流が発生する。この渦電流は磁場を発生させるため、コイル42を貫く磁束、ひいてはコイル42のインピーダンスが変化する。検出部40に接続された制御回路は、コイル42のインピーダンスの変化を測定し、検出対象の有無を検出する。
基板30には、センサ1の動作状態を表示する表示灯32が搭載されている。表示灯32は、例えば、LED等であってよい。本実施形態において、表示灯32は、センサ1の電源がオンになっている場合や、センサ1が検出対象を検出した場合に点灯する。
ケーブル35は、複数のケーブル素線34に保護被覆を施したものである。ケーブル素線34は、基板30のランド31と電気的に接続される。ケーブル素線34は、外部電源からの電力を基板30に搭載された回路へ供給してもよい。また、ケーブル素線34は、基板30に搭載された制御回路からの出力信号をアンプ等の外部機器へ伝達してもよい。
リング部品36は、ケーブル35の外周に設けられ、ケーブル35の破損を防止する。詳しくは、リング部品36は、ケーブル35における保護被覆の端部を覆う位置に射出成形等により形成される。また、リング部品36は、筐体10の内部に充填される封止樹脂と密着し、ケーブル35をクランプ20に固定する。
ケーブル35と第1部品21との間であって、且つ、リング部品36より後方の領域には、ケーブル35を取り囲むように封止リング38が設けられている。封止リング38は、クランプ20の内壁とケーブル35の外周との隙間を封止する。封止リング38は、センサ1の外部から液体や粉塵が浸入することを防止する。また、封止リング38は、センサ1の内部に充填される封止樹脂が外部へ漏れ出ることを防止する。
シールド45は、外部からのノイズの侵入を防止する。シールド45は、検出部40及び基板30の少なくとも一部を覆うように設けられており、検出部40及び基板30へとノイズが到達することを防止する。シールド45は、例えば、金属膜で形成されてもよいし、銅箔とポリイミド樹脂との積層部材で形成されてもよい。
図3の分解斜視図を参照して、センサ1の筐体10と検出部40とシールド45と基板30との構成について説明する。図3に示すように、シールド45は、検出部40の周囲を覆う検出部シールド55と、基板30の周囲を覆う基板シールド60とから構成されている。
検出部シールド55は、検出部40に対する外部からのノイズの侵入を防止する。また、検出部シールド55は、検出部40の筐体10の他端側(前方側)に位置する前面に、当該前面を覆うように貼り付けられた第1面部51と、第1側片47、第2側片48、第3側片49、及び第4側片50(図4参照)から構成される側面部46と、を有する。また、検出部シールド55は、側面部46の外周に連接され、検出部40の前面に対向する背面に貼り付けられた第2面部52を有してもよい。
側面部46は、第1面部51の外周に連接され、第1面部51から折り曲げられて筐体10に収容されている。側面部46は、具体的には、検出部シールド55が検出部40と一体となって筐体10に挿入される際に、筐体10の開口部11や内壁等によって第1面部51から折り曲げられる。以降、検出部40と検出部40の周囲を覆う検出部シールド55とを一体として組み立てた組立部品を「検出ユニット56」という。
基板シールド60は、基板30に対する外部からのノイズの侵入を防止する。なお、本例では、基板シールド60は、検出部シールド55と別体として構成しているが、検出部シールド55と連接されて一体として構成されていてもよい。以降、基板30と基板30の周囲を覆う基板シールド60とを一体として組み立てた組立部品を「基板ユニット65」という。
検出ユニット56と基板ユニット65とは、一体となって開口部11から筐体10に収容される。基板ユニット65は、検出ユニット56の後方に固定される。このように、検出ユニット56と基板ユニット65とを固定することで、アセンブリ化して中間組立部品とする。さらに、当該中間組立部品は、筐体10内に挿入され、筐体10内部に設けられた樹脂等で固定することにより、筐体10との組立が行われる。
検出ユニット56と基板ユニット65とは、上記中間組立部品の状態において、機械的に固定され、かつ電気的に接続されている。具体的には、検出ユニット56の検出部40(コイル42)と基板ユニット65の制御回路とは、第2面部52が中継することで電気的に接続されている。また、当該電気的な接続の実現と併せて、検出部40と基板30とは、第2面部52を介して、機械的に固定される。当該接続及び固定にあたっては、例えば、検出部40の背面に貼り付けられた第2面部52と基板30とにそれぞれ接合用電極としてのランドを設け、第2面部52と基板30の対応するランド同士を半田付けによって行われてもよい。また、第2面部は、検出部シールド55を基板30に電気的に接続させる(例えば、基盤30の回路の0V電位に接続させる)。このような構成によれば、検出部シールド55は、検出部40のコイル42と基板30の制御回路とを、電気的に接続させることができる。なお、検出部シールド55は、第2面部52が無くてもよく、例えば、第2面部52の代わりに側面部46が、検出部シールド55を基板30に電気的に接続させ、また、検出部40と基板30とを電気的に接続させてもよい。
筐体10の内部の空間の少なくとも一部には、樹脂が充填されてもよい。当該充填された樹脂により、検出ユニット56及び基板ユニット65等が封止される。当該樹脂による封止は、筐体10の内部の空間に外部から水分や油分等が侵入すること防止し、また、振動環境下での内部構成部品の破損を防止する。本例では、センサ1において、筐体10の他端側の一部に樹脂が注ぎ込まれ、当該樹脂は、筐体10に収容された検出ユニット56の周囲に設けられているものとする。
上記構成によれば、センサ1において、検出部40の側面を覆う検出部シールド55の側面部46は、検出部40の前面に貼り付けられた第1面部51の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成されているため、検出部40の周囲に存在する樹脂の反力による位置ずれが抑制されている。
図4を参照して、検出部シールド55の構成について説明する。図4は、検出部シールド55の表面側(筐体10の内周に対峙する側)の展開図である。
図4に示すように、検出部シールド55は、第1面部51と、側面部46と、第2面部52とを有する。側面部46は、第1面部51の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成される。当該複数の側片は、四つ設けられ、第1側片47と、第2側片48と、第3側片49と、第4側片50とから構成されている。以降、第1側片47と、第2側片48と、第3側片49と、第4側片50とを総称して「複数の側片」ともいう。第2面部52は、第4側片50の軸方向の一端側(基板30側)の外縁に連接されている。
複数の側片の第1面部51との各連接箇所の中心は、第1面部51の外周に略等間隔にそれぞれ位置している。言い換えれば、複数の側片は、第1面部51から放射状に伸びる構成を有している。
複数の側片は、本例では四つ設けられている例を示したが、四つに限定されない。例えば、複数の側片は、二つ設けられ、第1面部51の外周に互いに対向するようそれぞれ連接されていてもよい。このような構成により、複数の側片は、最小限の部品点数で、かつ、バランスよく側面部を構成することができる。また、複数の側片は、三つ以上設けられ、第1面部51の外周に略等間隔にそれぞれ連接されていてもよい。このような構成により、複数の側片は、バランスよく側面部を構成することができる。
第1側片47と第2側片48と第3側片49とにおける筐体10の軸方向の長さは、検出部40の側面の軸方向の長さより長く設けられている。また、第2面部52に連接する第4側片50の軸方向の長さは、検出部40の側面の軸方向の長さと略同一の長さであってもよい。
対向する1組の側片の第1側片47と第4側片50とは、軸方向に伸びる折り目を有してもよい。対向する1組の側片である第1側片47と第4側片50とは、当該折り目にそって折られ、他の対向する1組の第2側片48と第3側片49より内側に位置してもよい。このような構成により、検出ユニット56を筐体10に挿入する際に、複数の側片は、自然に折りたたまれて検出部40の側面を覆うことができる。
複数の側片の第1面部51側の外縁の少なくとも一部は、第1面部51からの距離が大きくなるように傾斜してもよい。具体的には、第2側片48と第3側片49の第1面部51側の外縁の一部(図4の破線で囲ったエリアA1内の外縁部分)は、第1面部51の外縁に対して、第1面部51からの距離が大きくなるように傾斜してもよい。
ここで、図5を参照して、上記第2側片48と第3側片49の第1面部51側の外縁の一部の傾斜について説明する。なお、図5の例では、第2側片48を用いて説明するが、第3側片49においても同様である。図5に示すように、第2側片48の外縁は、始点P1から終点P2までの部分が第1面部51の外縁に対して傾斜している。当該傾斜により、終点P2と第1面部51との距離d2は、始点P1と第1面部の外縁との距離d1より大きくなる。当該距離の差によって、検出ユニット56を筐体10に挿入する際に、第2側片48は、始点P1から終点P2まで徐々に筐体10内の樹脂に浸かって検出部40の側面に沿って巻回する。したがって、このような構成により、側片を、検出部40の側面に沿って巻回しやすくすることができる。
図4に戻って説明を続ける。第2面部52に連接する第4側片50に隣接する二つの側片である第2側片48と第3側片49は、第4側片50側に軸方向と直交する方向に延在する領域(図4の二点鎖線で囲ったエリアA2内の領域)が形成されてもよい。当該領域は、第2側片48と第3側片49とが第1面部51から折り曲げられた際に、第4側片50の軸方向の基板30側に配置される。このような構成により、第2側片48と第3側片49とが第4側片50の外側に折り重なった際に、第4側片50の基板30側の軸方向の長さが他の側片より短いが、それを補うことができる。
図6A~6Cを参照して、検出ユニット56と基板ユニット65との構成について説明する。図6Aは、検出ユニット56と基板ユニット65とを示す正面図である。図6Bは、検出ユニット56と基板ユニット65とを示す底面図である。図6Cは、検出ユニット56と基板ユニット65とを示す側面図である。
図6A及び図6Cに示すように、第1側片47と第2側片48と第3側片49とは、検出部40の前面に貼り付けられた第1面部51から折り曲げられて、検出部40の側面を覆う。当該貼り付けにあたっては、例えば、検出部40のコア41の前面に、第1面部51を接着固定することによって貼り付けてもよい。また、複数の側片は、基板30側の一部の領域が基板シールド60に重なるように形成されていてもよい。このような構成により、シールド45は、外部からのノイズの侵入をより隙間なく防止することができる。
図6Aに示すように、隣接する二つの第1側片47と第2側片48とは、互いに折り重なる領域を有してもよい。また、図5Cに示すように、隣接する二つの第1側片47と第3側片49とは、互いに折り重なる領域を有してもよい。さらに、第1側片47は軸方向に延びる折り目を有してもよく、第1側片47は当該折り目に沿って折られ、第1側片47の上記重なる領域が第2側片48及び第3側片49の上記重なる領域より内側に位置してもよい。このような構成により、第1側片47と第2側片48と第3側片49とは、検出ユニット56が筐体10に挿入された際に、第2側片48及び第3側片49の上記重なる領域が第1側片47の上記重なる領域を外側から巻き込むように配置される。
図6Bに示すように、複数の側片は、第1面部51の外周にそれぞれ連接される。また、複数の側片は、放射状に、第1面部51の外周にそれぞれ連接されてもよい。また、第4側片50は、検出ユニット56を筐体10に挿入する前に、検出部40の周面に密着するように予め折り曲げられていてもよい。具体的には、第1面部51と第2面部52とを検出部40の前面と背面に貼り付けた際に、第4側片50が、自然と検出部40の側面を覆うよう第1面部51から折り曲げられる。
図3及び図7A~7Dを参照して、筐体10と検出ユニット56と基板ユニット65の組立方法について説明する。
(1)まず、図7A及び図7Bに示すように、検出部40の背面に、当該背面を覆うように検出部シールド55の第2面部52を貼り付ける。
(2)次に、図7Cに示すように、検出部40の前面に、当該前面を覆うように検出部シールド55の第1面部51を貼り付ける。なお、当該工程は、上記(1)の工程と順番が逆でもよい。このようにして、第1面部51と第2面部52とを検出部40の前面と背面とに貼り付けて検出ユニット56を組み立てる。
(3)次に、図7C及び図7Dに示すように、第2面部52と基板30とを半田付けすることによって、検出ユニット56と基板ユニット65とを電気的に接続させ、かつ、基板ユニット65を検出ユニット56の後方に固定させる。このように固定させることで、検出ユニット56と基板ユニット65とをアセンブリ化して中間組立部品とする。
(4)次に、筐体10の開口部11から、筐体10内部に樹脂を入れる(注ぎ込む)。
(5)次に、図3に示すように、筐体10の開口部11から、検出部40及び検出部シールド55を含む上記中間組立部品を挿入し、当該挿入により検出部シールド55の側面部46を第1面部51から検出部40の側面を覆うように折り曲げながら、上記中間組立部品を筐体10の他端側まで移動させる。また、当該移動の際に、検出部40及び検出部シールドは、筐体10内の樹脂に押し込まれて、筐体10の前方側に配置される。
(6)最後に、樹脂が検出部40と検出部シールド55の周囲に存在する状態で、当該樹脂を硬化させる。
上記(1)~(6)の工程によれば、センサ1の組立方法において、検出部シールド55の側面部46は、第1面部51の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成されているため、検出部40の周囲に存在する樹脂の反力による位置ずれが抑制されている。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較して、検出部シールド55の側面部46に接着部が設けられ、筐体10へ挿入する前に予め複数の側片が当該接着部により互いに接着固定されている形態である。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8を参照して、第2実施形態に係る検出部シールド55の構成について説明する。図8は、第2実施形態に係る検出部シールド55の表面側の展開図である。
図8に示すように、複数の側片は、隣接する二つの側片が第2面部から折り曲げられた際に互いに折り重なる領域を有する。当該隣接する二つの側片は、当該折り重なる領域において互いに接着されている。当該隣接する二つの側片は、例えば、当該折り重なる領域に設けられた接着部57により、互いに接着される。接着部57は、例えば、接着剤又は両面テープ等である。なお、本例では、隣接する二つの側片の互いに折り重なる領域において、接着部57がその両方の領域に設けられているが、いずれか一方の領域に設けてもよい。このような構成により、側面部46の側片同士をより密着することができる。
図9及び図10A~10Dを参照して、第2実施形態に係る検出ユニット56と基板ユニット65との構成について説明する。図9に示すように、検出部シールド55の側面部46の複数の側片は、複数の側片の軸方向に対して左右両端に設けられた接着部57(図8参照)によって互いに接着されて折り重ねられている。具体的には、第1側片47の重なる領域は、第2側片48と第3側片49の重なる領域の内側に位置し、これらの重なる領域において接着部57により接着固定されている。このような構成により、側面部46は、側片同士をより密着させることができる。
図10A~10Dに示すように、第2実施形態に係る側面部46の複数の側片は、予め第1面部51から折り曲げられて、隣接する側片同士が接着部57で接着固定されている。図10Aに示すように、第1側片47と第2側片48とは、第1側片47が第2側片48より内側に位置するように折り重なって接着固定されている。また、図10Bに示すように、第2側片48と第3側片49と第4側片50とは、第4側片50が第2側片48と第3側片49より内側に位置して折り重なって接着固定されている。また、第2側片48と第3側片49の一部の領域は、第4側片50の軸方向の基板30側の長さが足りない分を補うように第4側片50より外側に位置している。
図10Cに示すように、複数の側片は、互いに折り重なって接着部57で接着固定されているため、検出部40の側面により密着して折り曲げられている。このような構成により、側面部46は、筐体10内に検出部40及び検出部シールド55を挿入する際に、筐体内部の凹凸により引っ掛かりにくくすることができる。
本例では、隣接する側片より内側に配置させる第1側片47と第4側片50とに折り目を有する例を説明したが、側面部46は、当該折り目を有する側片を設けなくてもよい。具体的には、第1側片47等を設ける代わりに、折り目を有さない対向する二つの側片を設けて、互いに折り重なる領域を設けるよう軸方向と直交する方向にそれぞれ延在して形成する。当該重なる領域に接着部57を設けて、接着部57により二つの側片を接着固定する。このような構成によれば、複数の側片は、部品点数を減らして側面部46を構成することができる。
<変形例>
なお、本発明を上記実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に限定されない。以下のような場合も本発明に含まれる。
上記実施の形態に係るシールド45は、検出部シールド55と基板シールド60との二つのシールド部材に分けて構成されているが、一つのシールド部材で構成されてもよい。具体的には、検出部シールド55が基板シールド60も含めるように、検出部シールド55の側面部を筐体10の軸方向に沿って一端側(後方側)に延在し基板30の周囲も覆うように構成してもよい。このような構成により、センサ1は、シールド部材の点数を減らすことができ、ノイズ耐性を向上させることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
本実施形態の一部又は全部は、以下の附記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[附記]
軸方向の一端に開口部を有する筒形状の筐体(10)と、
前記筐体(10)の他端側に収容され、検出対象の有無を非接触で検出する検出部(40)と、
前記筐体(10)に収容され、前記検出部を制御する制御回路が搭載された基板(30)と、
前記検出部(40)に対する外部からのノイズの侵入を防止する検出部シールド(55)であって、
前記検出部(40)の前記他端側に位置する前面に貼り付けられた第1面部(51)と、
前記第1面部(51)の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成され、前記検出部(40)の側面を覆うように前記第1面部(51)から折り曲げられた側面部(46)と、を有する検出部シールド(55)と、
前記検出部(40)と前記検出部シールド(55)の周囲に設けられた樹脂と、を備える、
近接センサ。
1…センサ、10…筐体、11…(筐体の)開口部、20…クランプ、24…凹部、25…Oリング、30…基板、31…ランド、32…表示灯、34…ケーブル素線、35…ケーブル、36…リング部品、38…封止リング、40…検出部、41…コア、42…コイル、45…シールド、46…側面部、47…第1側片、48…第2側片、49…第3側片、50…第4側片、51…第1面部、52…第2面部、55…検出部シールド、56…検出ユニット、57…接着部、60…基板シールド、65…基板ユニット。

Claims (7)

  1. 軸方向の一端に開口部を有する筒形状の筐体と、
    前記筐体の他端側に収容され、検出対象の有無を非接触で検出する検出部と、
    前記筐体に収容され、前記検出部を制御する制御回路が搭載された基板と、
    前記検出部に対する外部からのノイズの侵入を防止する検出部シールドであって、
    前記検出部の前記他端側に位置する前面に貼り付けられた第1面部と、
    前記第1面部の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成され、前記検出部の側面を覆うように前記第1面部から折り曲げられた側面部と、
    を有する検出部シールドと、
    前記検出部と前記検出部シールドの周囲に設けられた樹脂と、を備え
    前記複数の側片の前記第1面部側の外縁の少なくとも一部は、前記第1面部からの距離が大きくなるように傾斜している、
    近接センサ。
  2. 前記検出部シールドは、
    前記検出部の前記前面に対向する背面に貼り付けられ、前記検出部と前記基板との間に位置するよう配置され、前記検出部と前記基板との電気的な接続の中継を行う第2面部を有する、
    請求項1に記載の近接センサ。
  3. 前記複数の側片は、二つ設けられ、前記第1面部の外周に互いに対向するようそれぞれ連接されている、
    請求項1又は2に記載の近接センサ。
  4. 前記複数の側片は、三つ以上設けられ、前記第1面部の外周に略等間隔にそれぞれ連接されている、
    請求項1又は2に記載の近接センサ。
  5. 前記複数の側片は、四つ設けられ、前記第1面部の外周に略等間隔にそれぞれ連接され、
    対向する1組の前記側片は、前記軸方向に延びる折り目に沿って折られ、他の対向する1組の前記側片より内側に位置している、
    請求項1又は2に記載の近接センサ。
  6. 前記複数の側片は、隣接する二つの前記側片が前記第1面部から折り曲げられた際に互いに折り重なる領域を有し、当該折り重なる領域において前記隣接する二つの側片が互いに接着されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載のセンサ。
  7. 軸方向の一端に開口部を有する筒形状の筐体と、
    前記筐体の他端側に収容され、検出対象の有無を非接触で検出する検出部と、
    前記筐体に収容されて、前記検出部を制御する制御回路が搭載された基板と、
    第1面部と、前記第1面部の外周にそれぞれ連接された複数の側片から構成された側面部と、前記側面部に連接された第2面部と、を有する前記検出部に対する外部からのノイズの侵入を防止する検出部シールドと、を備え、
    前記複数の側片の前記第1面部側の外縁の少なくとも一部は、前記第1面部からの距離が大きくなるように傾斜している、
    接センサの組立方法であって、
    前記検出部の前記他端側に位置する前面に前記検出部シールドの前記第1面部を貼り付け、前記検出部の前記前面に対向する背面に前記検出部シールドの前記第2面部を貼り付ける工程と、
    前記検出部と前記基板とを、前記第2面部を介して電気的に接続させる工程と、
    前記筐体の前記開口部から、前記筐体内部に樹脂を入れる工程と、
    前記筐体の前記開口部から、前記検出部を挿入し、当該挿入により前記検出部シールドの前記側面部を前記第1面部から前記検出部の側面を覆うように折り曲げながら、前記検出部を前記筐体の前記他端側まで移動させる工程と、含む、
    近接センサの組立方法。
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