JP7052682B2 - 近接センサ - Google Patents

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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、近接センサに関する。
従来から、検出対象の有無を非接触で検出する近接センサが存在する。近接センサは、電子部品を収容する筐体とクランプとを備える。クランプに設けられた開口部からはケーブルがクランプ内部へと挿通されている。ケーブルは、電子部品と電気的に接続されている。
また、クランプとケーブルとの間には、ケーブルを取り囲むようにOリングが設けられている。Oリングは、クランプとケーブルとの隙間を封止し、クランプ内部からの樹脂漏れ等を防止する。特許文献1には、ケースとケーブルとの間にパッキン(Oリングに相当)が設けられた近接センサの密閉構造が開示されている。
実公昭59-19294号公報
しかしながら、Oリングに樹脂が付着するとOリングの弾性が低下する。すると、クランプとケーブルとの隙間をOリングが適切に封止できなくなり、外部から液体や粉塵等がセンサ内部へと浸入してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、封止性の高い近接センサを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る近接センサは、一端に開口部が形成された筒形状の筐体と、筐体に収容された電子部品と、一端が開口部から筐体内部に挿入された筒形状のクランプと、クランプの他端からクランプ内部に挿入され電子部品に接続されたケーブルと、ケーブルを取り囲むように設けられクランプとケーブルとの隙間を封止する封止リングと、クランプの内部に設けられる樹脂と、を備え、封止リングは、クランプの内壁と当接するように隆起したリブ部を有し、リブ部は、封止リングの中心軸に沿う方向に複数並んで形成されている。
この態様によれば、封止リングに形成された複数のリブ部のうち、樹脂側(センサの前方側)に位置するリブ部によって、樹脂がセンサ外部へ漏れ出ることを防止できる。また、樹脂側に位置するリブ部に樹脂が付着した場合であっても、センサの後方側に位置するリブ部には樹脂が付着せず、後方側に位置するリブ部は弾性を有したままである。そのため、封止リングは後方側のリブ部によってケーブルとクランプとの隙間から液体や粉塵がセンサ内部へ浸入することを防止できる。
上記態様において、リブ部は、封止リングの外周方向に沿って環状に形成されてもよい。
この態様によれば、封止リングの全周にわたって樹脂の漏れを防止できる。
上記態様において、リブ部は、封止リングの外周面から立設する二つのリブ側壁を有し、二つのリブ側壁の表面は、リブ部の頂部において交わってもよい。
この態様によれば、クランプの内壁とリブ部との接触面積が小さいため、クランプの内部に封止リングを挿入する際に、クランプとリブ部の間に発生する摩擦力が小さい。そのため、封止リングを容易にクランプの内部に収容することができる。
上記態様において、リブ部は、封止リングの外周面から立設する二つのリブ側壁と、リブ部の頂部において二つのリブ側壁の表面を接続する接続面と、を有してもよい。
よい。
この態様によれば、リブ部の頂部がクランプの内壁と面接触するため、リブ部とクランプの内壁とがより適切に密接する。そのため、センサの量産における封止品質を均質化できる。
上記態様において、リブ部は、封止リングの中心軸に沿う方向に三つ以上並んで形成されてよい。
この態様によれば、仮に樹脂が前方側に位置するリブ部を乗りこえてしまった場合であっても、他のリブ部において樹脂をせき止めることができる。そのため、センサの量産における封止品質を均質化できる。
上記態様において、封止リングは、弾性材料で形成されてよい。
この態様によれば、封止リングがクランプの内壁やケーブルの外周面と適切に密接する。
本発明によれば、封止性の高い近接センサを提供することができる。
本発明の実施形態に係るセンサを示す分解斜視図である。 図1に示すセンサを組み立てた状態におけるII-II線の断面図である。 図2に示すセンサの内部に封止樹脂が設けられた状態の図である。 センサの内部に封止樹脂を設ける工程を示す図である。 図3に示す破線領域Aの拡大図である。 封止リングが有するリブ部のバリエーションを示す図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1及び図2を参照して、センサ1の内部構造について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るセンサ1の分解斜視図である。図2は、図1に示すセンサ1を組み立てた状態におけるII-II線の断面図である。
本実施形態に係るセンサ1は、非接触で検出対象が近づいたことを検出可能な近接センサであり、筐体10、クランプ20、Oリング25、基板30、ケーブル素線34、ケーブル35、リング部品36、検出部40及びシールド45を備える。筐体10は、筒形状に形成されており、内部に基板30等の電子部品が収容される。筐体10は、一端に開口部11を有しており、この開口部11から基板30等の電子部品が差し込まれる。筐体10は、金属や樹脂等で形成されてもよい。センサ1は、その外形が円柱形状となっているが、筐体10やクランプ20の外周が多角形である角柱形状であってもよい。
クランプ20は、その端部が筐体10の開口部11に接続され、筐体10に収容された基板30等の電子部品を保護する。図1の矢印で示すように、センサ1の軸方向に沿って、クランプ20から筐体10に向かう方向を前方とし、筐体10からクランプ20に向かう方向を後方とすると、図2に示すように、クランプ20の前方部分が開口部11から筐体10内部に挿入される。基板30はその多くの領域が筐体10内に収容されているが、基板30における後方の領域はクランプ20内に収容されている。また、クランプ20には、ケーブル素線34、リング部品36及びケーブル35の一部が収容されている。
クランプ20は、筒形状の第1部品21及び第2部品22を備えている。具体的には、第1部品21の前方側端部が第2部品22の内部に嵌め込まれている。クランプ20は、第1部品21と第2部品22との間に凹部24を有しており、当該凹部24にはOリング25が取り付けられる。図2に示すように、Oリング25は、センサ1が組み立てられた状態で筐体10の内部に位置し、筐体10の内壁とクランプ20の外壁との隙間を封止する。
クランプ20(第1部品21、第2部品22)は、樹脂や金属等で形成することができるが、可視光を透過する透明な材料により形成し、センサ1の内部に位置する表示灯32を外部から視認可能とすることが好ましい。
基板30は、検出部40を制御する制御回路(不図示)及び検出部40に電流を供給する電流供給回路(不図示)を搭載する基板であり、筐体10に一部が収容される。基板30の前方側の端部には、図2に示すように検出部40が取り付けられている。検出部40は、検出対象の有無を非接触で検出する。検出部40は、コイル42が収容されるコア41と、環状に巻かれたコイル42とを備える。一方、基板30の後方側の端部には、ランド31が設けられており、ケーブル素線34と電気的に接続される。ここで、センサ1による検出対象の検出方法を説明する。まず、基板30に搭載された電流供給回路からコイル42に励磁電流が供給される。コイル42は、供給された励磁電流に基づいて磁場を発生させる。この状態でコイル42に金属等の検出対象が接近すると、電磁誘導の法則により検出対象内部に渦電流が発生する。この渦電流は磁場を発生させるため、コイル42を貫く磁束、ひいてはコイル42のインピーダンスが変化する。検出部40に接続された制御回路は、コイル42のインピーダンスの変化を測定し、検出対象の有無を検出する。
基板30には、センサ1の動作状態を表示する表示灯32が搭載されている。表示灯32は、例えば、LED等であってよい。本実施形態において、表示灯32は、センサ1の電源がオンになっている場合や、センサ1が検出対象を検出した場合に点灯する。
ケーブル35は、複数のケーブル素線34に保護被覆を施したものである。ケーブル素線34は、基板30のランド31と電気的に接続される。ケーブル素線34は、外部電源からの電力を基板30に搭載された回路へ供給してもよい。また、ケーブル素線34は、基板30に搭載された制御回路からの出力信号をアンプ等の外部機器へ伝達してもよい。
リング部品36は、ケーブル35の外周に設けられ、主に、ケーブル35の軸出しと封止リングの位置決めを担う。リング部品36は、保護被覆外周のみを覆う形状でもよい。また、リング部品36は、ケーブル35における保護被覆の端部を覆う形状でもよい。リング部品36が、保護被覆の端部を覆う形状であることで、センサ1の内部に充填される封止樹脂との接着性及び接着沿面を大きく確保でき、センサ1の耐熱衝撃性能及び耐油性能が向上する。また、リング部品36は、筐体10の内部に充填される封止樹脂と密着し、ケーブル35をクランプ20に固定する。
ケーブル35と第1部品21との間であって、且つ、リング部品36より後方の領域には、ケーブル35を取り囲むように封止リング38が設けられている。封止リング38は、クランプ20の内壁とケーブル35の外周との隙間を封止する。封止リング38は、センサ1の外部から液体や粉塵が浸入することを防止する。また、封止リング38は、センサ1の内部に充填される封止樹脂が外部へ漏れ出ることを防止する。
シールド45は、外部からのノイズを除去する。シールド45は、検出部40及び基板30の一部を囲むように設けられており、検出部40及び基板30へとノイズが到達することを防止する。シールド45は、例えば、金属膜で形成されてもよいし、銅箔とポリイミド樹脂との積層部材で形成されてもよい。
図3は、図2に示すセンサ1の内部に封止樹脂(第1樹脂50及び第2樹脂51)が設けられた状態の図である。また、図4は、センサ1の内部に封止樹脂を設ける工程を示す図である。
封止樹脂のうち第1樹脂50は、図3に示すように筐体10内部の前方領域に設けられ、検出部40や基板30の一部を覆っている。第1樹脂50は、基板30を筐体10に固定し基板30の位置ずれを防止する。第2樹脂51は、筐体10内部の後方領域及びクランプ20内部に設けられている。第2樹脂51は、筐体10とクランプ20との隙間を封止している。また、第1樹脂50と第2樹脂51との間には樹脂が存在しない空隙が設けられている。
図4を参照して第1樹脂50及び第2樹脂51を筐体10内部に設ける工程を説明する。まず、図4(a)に示すように、筐体10を前面12が下側に位置するように配置し、開口部11から液体状態の第1樹脂50を筐体10内部へと注ぎ込む。その後、検出部40及びシールド45が取り付けられた基板30が、筐体10の内部へと挿入される。この状態で、第1樹脂50を凝固させ、基板30を筐体10に固定する。
次に、図4(b)に示すように、ケーブル素線34を基板30のランドに接続する。ケーブル素線34とランドとの接続は、ハンダ付けにより行われてもよい。その後、図4(c)に示すように、開口部11から第2樹脂51を筐体10の内部に注ぎ込む。
次に、図4(d)に示すように、クランプ20を筐体10の開口部11に挿入する。その後、第2樹脂51が凝固する前に、図4(e)に示すように、センサ1全体を上下反転させる。すると、第2樹脂51が重力の影響によりクランプ20側に移動し、第1樹脂50及び第2樹脂51との間に空隙が設けられる。この状態で、第2樹脂51を凝固させる。以上の方法により、封止樹脂が筐体10内部に設けられる。なお、上述の方法に限られず、筐体10又はクランプ20に微小な孔を設け、当該孔からセンサ1内部に封止樹脂を充填する方法等により、封止樹脂がセンサ1内部に設けられてもよい。
上述したように第2樹脂51は液体状態でセンサ1内部へと注ぎ込まれる。そのため、センサ1の内部に第2樹脂51を設ける際に、液体状態の第2樹脂51がクランプ20の後方端部まで到達することがある。具体的には、第2樹脂51は、リング部品36とクランプ20との隙間を通り、封止リング38まで到達する。封止リング38は、第2樹脂51の流れを妨げ、クランプ20とケーブル35との隙間から第2樹脂51がセンサ1の外部へと漏れ出ることを防止している。ここで、封止リング38について図5を用いて説明する。
図5は、図3に示す破線領域Aの拡大図であり、封止リング38の断面形状の一例を示す図である。図5においては、説明のためにリング部品36の図示を省略している。なお、本発明が適用されるセンサは、リング部品36を備えないセンサであってもよい。
封止リング38は、ケーブル35を取り囲むように設けられ、ケーブル35の外周面35aとクランプ20の内壁20aとの間に位置する。封止リング38は、その外周面38aに、クランプ20の内壁20aと当接するように隆起した二つのリブ部60、61を有している。センサ1の前方側に位置するリブ部60は、頂部60aと、二つのリブ側壁60b、cとを有している。リブ側壁60bの表面は、頂部60aからセンサ1の前方側へと下る斜面である。リブ側壁60cの表面は、頂部60aからセンサ1の後方側へと下る斜面である。また、センサ1の後方側に位置するリブ部61は、頂部61aとリブ側壁61b、61cとを備える。リブ部61の頂部61a、リブ側壁61b、61cは、それぞれリブ部60の頂部60a、リブ側壁60b、60cと同様の構成を有している。
封止リング38は、弾性を有する材料で形成されている。封止リング38は、例えばフッ素ゴム等の樹脂で形成されてもよい。封止リング38は弾性を有する材料で形成されているため、リブ部60の頂部60aがクランプ20の内壁20aに密接し、封止リング38の内周面38bがケーブル35の外周面35aに密接している。
センサ1内部に注ぎ込まれた液体状態の第2樹脂51は、ケーブル35とクランプ20との間を図5に示す矢印方向に向かって移動する。具体的には、第2樹脂51は、センサ1の前方側から封止リング38に向かって移動する。封止リング38は、上述したようにケーブル35とクランプ20とに密接し、ケーブル35とクランプ20との隙間を封止している。そのため、第2樹脂51は、封止リング38によってせき止められる。
このとき、リブ部61や封止リング38の後方側側面39b等には、第2樹脂51が付着しない。また、リブ部60とリブ部61とは離間して位置している。そのため、リブ部60のリブ側壁60bや封止リング38の前方側側面39a等に第2樹脂51が付着し、
封止リング38の前方部分について弾性が失われた場合であっても、リブ部61を含む封止リング38の後方部分については弾性を有したままである。すなわち、リブ部61の頂部61aはクランプ20の内壁20aに密接し、封止リング38の内周面38bのうち少なくとも後方側に位置する領域はケーブル35の外周面35aに密接している。
本実施形態に係るセンサ1によれば、封止リング38に形成された複数のリブ部のうち、センサ1の前方側(第2樹脂51側)に位置するリブ部60によって、第2樹脂51がセンサ1外部へ漏れ出ることを防止できる。また、第2樹脂51側に位置するリブ部60に第2樹脂51が付着した場合であっても、センサ1の後方側に位置するリブ部61には第2樹脂51が付着せず、後方側に位置するリブ部61は弾性を有したままである。そのため、封止リング38は後方側のリブ部61によってケーブル35とクランプ20との隙間から液体や粉塵がセンサ内部へ浸入することを防止できる。
図6を用いて、封止リング38が有するリブ部のバリエーションついて説明する。図6(a)は、リブ部の形状の一例を示す図である。図6(a)に示すリブ部70は、クランプ20の内壁20aと当接する頂部70aと、封止リング38の外周面38aから立設する二つのリブ側壁70b、cとを有している。リブ側壁70bの表面とリブ側壁70cの表面とは、頂部70aにおいて交わっている。すなわち、図6(a)に示す断面視において、リブ部70の頂部70aは尖端形状を呈している。この態様に係るリブ部70によれば、クランプ20の内壁20aとリブ部70との接触面積が小さいため、クランプ20の内部に封止リング38を収容する際に、クランプ20とリブ部70との間に発生する摩擦力が小さい。そのため、封止リング38を容易にクランプ20の内部に収容することができる。
図6(b)に示すリブ部71は、クランプ20の内壁20aと当接する頂部71aと、封止リング38の外周面38aから立設する二つのリブ側壁71b、cとを有している。頂部71aは、リブ側壁70bの表面とリブ側壁70cの表面と接続する接続面である。図6(b)に示す断面視において、リブ部71は台形形状を呈している。頂部71aは、センサ1が組み立てられた状態において、クランプ20の内壁20aと面接触する。この態様に係るリブ部70によれば、リブ部71の頂部71aがクランプ20の内壁20aと面接触するため、リブ部71とクランプ20の内壁20aとがより適切に密接する。そのため、センサ1の量産における封止品質を均質化できる。
図6(c)に示すリブ部72は、クランプ20の内壁20aと当接する頂部72aと、封止リング38の外周面38aから立設する二つのリブ側壁72b、cとを有している。リブ側壁72bの表面とリブ側壁72cの表面とは、頂部72aに向かうほど、互いに近接するように湾曲し、頂部72aおいてなめらかに繋がっている。すなわち、リブ部72は、図6(c)に示す断面視においてドーム形状を有している。この態様に係るリブ部72によれば、リブ部72は外側に突き出る角部を有していないため、封止リング38の製造時において、角部が欠損するといった不良が生じない。
図6(d)に示すリブ部73は、封止リング38の中心軸に沿う方向に三つ以上並んで形成されている。図6(d)に示す例においては、リブ部73は、封止リング38に五つ形成されている。この態様に係るリブ部73によれば、仮に第2樹脂51が前方側に位置するリブ部73を乗りこえてしまった場合であっても、より後方側に位置する他のリブ部73によって第2樹脂51がせき止められる。そのため、センサ1の量産における封止品質を均質化できる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…センサ、10…筐体、11…開口部、12…前面、20…クランプ、20a…内壁、21…第1部品、22…第2部品、24…凹部、25…Oリング、30…基板、31…ランド、32…表示灯、34…ケーブル素線、35…ケーブル、35a…外周面、36…リング部品、38…封止リング、38a…外周面、38b…内周面、39a…前方側側面、39b…後方側側面、40…検出部、41…コア、42…コイル、45…シールド、50…第1樹脂、51…第2樹脂、60…リブ部、60a…頂部、60b…リブ側壁、60c…リブ側壁、61…リブ部、61a…頂部、61b…リブ側壁、61c…リブ側壁、70…リブ部、70a…頂部、70b…リブ側壁、70c…リブ側壁、71…リブ部、71a…頂部、71b…リブ側壁、71c…リブ側壁、72…リブ部、72a…頂部、72b…リブ側壁、72c…リブ側壁、73…リブ部

Claims (6)

  1. 一端に開口部が形成された筒形状の筐体と、
    前記筐体に収容された電子部品と、
    一端が前記開口部から前記筐体の内部に挿入された筒形状のクランプと、
    前記クランプの他端から前記クランプの内部に挿入され前記電子部品に接続されたケーブルと、
    前記ケーブルを取り囲むように設けられ前記クランプと前記ケーブルとの隙間を封止する封止リングと、
    前記クランプの内部に設けられる樹脂と、を備え、
    前記封止リングは、前記クランプの内壁と当接するように隆起したリブ部を有し、
    前記リブ部は、前記封止リングの中心軸に沿う方向に複数並んで形成され、前記一端から最も遠い位置に形成された前記リブ部は前記樹脂に接触している一方、前記一端に最も近い位置に形成された前記リブ部は前記樹脂に接触していない
    近接センサ。
  2. 前記リブ部は、前記封止リングの外周方向に沿って環状に形成されている、
    請求項1に記載の近接センサ。
  3. 前記リブ部は、前記封止リングの外周面から立設する二つのリブ側壁を有し、
    前記二つのリブ側壁の表面は、前記リブ部の頂部において交わる、
    請求項1又は2に記載の近接センサ。
  4. 前記リブ部は、前記封止リングの外周面から立設する二つのリブ側壁と、前記リブ部の頂部において前記二つのリブ側壁の表面を接続する接続面と、を有する、
    請求項1又は2に記載の近接センサ。
  5. 前記リブ部は、前記封止リングの中心軸に沿う方向に三つ以上並んで形成されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の近接センサ。
  6. 前記封止リングは、弾性材料で形成されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の近接センサ。
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