JP2011153639A - スラストころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆる三位一体型のスラストころ軸受において、従来よりも飛躍的に低トルクな構成を実現する。
【解決手段】軸方向に互いに対向させた一対の軌道輪1,2と、軌道輪1,2間で放射状に周方向へ並んだ複数のころ4と、当該ころ4を保持するポケット3pを有し、全体として円環状の保持器3とが相互に係合し合って一体性を維持するスラストころ軸受10において、保持器3に第1突起3a及び第2突起3bを形成する。第1突起3aは、一方の面から一方の軌道輪1に頂点を向けるように突出して、周方向の複数箇所に形成され、第2突起3bは、他方の面から他方の軌道輪に頂点を向けるように突出して、周方向に複数箇所に形成され、かつ、第1突起3aとは周方向に交互に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明はスラストころ軸受に関し、特に、自動車のオートマチックトランスミッション装置やトルクコンバータ等に使用される薄型のスラストころ(針状ころ)軸受に関する。
図9は、従来のスラストころ軸受(例えば、特許文献1参照。)の部分断面図である。図において、このスラストころ軸受100は、一対の軌道輪101,102の間に、保持器103によって保持された多数のころ104を組み込んで構成されている。保持器103は、全体としては円環状であるが、平板状のものではなく、断面形状は図示のように薄板がジグザグに折り曲げられている。また、保持器103には、放射状に、周方向へ多数のポケット103aが形成されている。ポケット103aの縁には、ころ104を保持するころ止め103bが、ころ104側へ若干突出するように形成されている。軌道輪101,102のステーキング部101a、102aは、保持器103ところ104とが装着された後、それぞれ図示の形状に加工される。これにより、軌道輪101,102及び保持器103の三者が、相互に係合して、いわゆる三位一体のスラストころ軸受を構成する。
上記のようなスラストころ軸受では、例えば一方の軌道輪101が他方の軌道輪102に対して回転すると、ころ104が転動し、保持器103も、ころ104に帯同して回転する。このとき、保持器103は、上面103u(2箇所)、下面103d(2箇所)、内端面103i、及び、外端面103eで、軌道輪101,102と、潤滑油の油膜を介して摺動接触する。
特開2006−170370号公報(図1)
しかしながら、上記のような従来のスラストころ軸受は、摺動接触する箇所が多く、しかも面で接触するため接触面積が大きい。そのため、相応の回転トルクを要する。自動車の燃費向上にはスラストころ軸受のさらなる低トルク化が必要であるが、この構成では限界がある。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、いわゆる三位一体型のスラストころ軸受において、従来よりも飛躍的に低トルクな構成を実現することを目的とする。
(1)本発明は、軸方向に互いに対向させた一対の軌道輪と、当該軌道輪間で転動可能であり、放射状に周方向へ並んだ複数のころと、当該ころを保持するポケットを有し、全体として円環状の保持器とが相互に係合し合って一体性を維持するスラストころ軸受であって、前記保持器は、
一方の面から一方の前記軌道輪に頂点を向けるように突出し、前記ポケットの総数より少ない数で周方向の複数箇所に形成された第1突起と、他方の面から他方の前記軌道輪に頂点を向けるように突出し、前記ポケットの総数より少ない数で周方向に複数箇所に形成され、かつ、前記第1突起とは周方向に異なる位置に形成された第2突起とを有するものである。
上記のように構成されたスラストころ軸受において、保持器は各突起の頂点で軌道輪に接するため点接触となって、接触面積・摺動抵抗が小さい。また、保持器の各面での突起の数はポケットより少ないので、ポケットと同数以上に接触部がある従来構造に比べて、全体として接触面積・摺動抵抗が小さい。
また、保持器の両面で突起が形成されている位置が異なることにより、一対の軌道輪に対して保持器の姿勢を支えるポイントを両面で分散してバランス良く確保することができるので、両面全体での必要な突起数を低減することができる。
(2)また、上記(1)のスラストころ軸受において、周方向に互いに隣り合うポケットの間の部分は、曲げの無い平板状であることが好ましい。
この場合、平板状であることにより、曲げのある立体的な形状に比べて、潤滑油の攪拌抵抗を低減することができる。このことは、低トルク化に寄与する。
(3)また、上記(2)のスラストころ軸受において、保持器の板厚は、ころの直径の1/2に達する厚肉であることが好ましい。
この場合、薄肉の場合と比べて熱処理歪が生じにくいので、頂点と軌道輪との隙間を小さく設定することができる。そのため、軸方向への保持器の動き(がたつき)が小さく、保持器の挙動が安定する。また、軸受としての前記一体性と、厚肉であることとにより、ポケットの縁にころ止めを設けなくても、ころを保持することが可能である。
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれかのスラストころ軸受において、保持器には極表面を硬化させる処理のみが施されていることが好ましい。
この場合、保持器全体に熱処理を施す場合と比べて、歪が発生しにくい。
(5)また、上記(1)のスラストころ軸受において、保持器は、nを複数の所定数として、周方向にn個のポケットが続くと1個の第1突起、さらにn個のポケットが続くと1個の第2突起という配置を繰り返して構成されているものであってもよい。
この場合、第1突起、第2突起を周方向へ等ピッチで設けて、バランス良く保持器の姿勢を維持することができる。また、ポケットの内方や外方の狭い場所ではなく、周方向で隣り合う2つのポケットの間に各突起が形成されることになるので、各突起のための必要スペースを容易に確保することができる。
(6)また、上記(1)又は(5)のスラストころ軸受において、ポケットの隅には、逃がしが形成されていることが好ましい。
この場合、ころの隅部分がポケットの内壁に摺動接触することによる摩耗を抑制することができる。
本発明によれば、低トルクなスラストころ軸受を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の正面図である。 本発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の分解斜視図である。 保持器のみを示す正面図である。 保持器のみを示す裏面図である。 スラストころ軸受の径方向断面図であり、ころのあるところで見た断面図である。 スラストころ軸受の径方向断面図であり、(a)は第1突起のあるところで見た断面図、(b)は第2突起のあるところで見た断面図である。 図3における1つのポケットの拡大図である。 保持器の略図である。 従来のスラストころ軸受の部分断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るスラストころ軸受10の正面図、図2は分解斜視図である。図1,図2において、スラストころ軸受10は、一対の軌道輪1,2と、保持器3と、複数(ここでは30個)のころ(針状ころ)4とによって構成されている。一対の軌道輪1,2は、軸方向に互いに対向している。ころ4は、放射状に周方向へ並び、一対の軌道輪1,2の間で転動可能である。寸法を例示すると、スラストころ軸受10としての全体の厚さ(軸方向)が2mm、ころ4の直径は1mm、軌道輪1,2の厚さが0.5mmである。また、保持器3は、ころ4の直径の1/2に達する0.5mmの鋼板からなる。この保持器3の厚さは、従来に比べて、厚肉(例えば2〜3倍)である。保持器3には、タフトライド(登録商標)処理等により極表面のみを硬化させる熱処理が行われている。これには、保持器全体に熱処理を施す場合と比べて、歪が発生しにくいという利点がある。
図3及び図4はそれぞれ、保持器3のみを示す正面図及び裏面図である。図3において、保持器3には放射状に複数のポケット3pが形成されている。また、複数の突起(第1突起3a・第2突起3b)が周方向に複数個形成されている。内周側端部及び外周側端部は、係合部3s(ステーキングの掛かり代)となっている。
本例の数値で具体的に述べると、ポケット3pは、周方向に5つを1ブロックとして並んでおり、全部で6ブロック設けられている。各ブロックでのポケット間の角度間隔は10度である。各ブロック間には20度の角度間隔があり、それらの角度中央に、第1突起3a又は第2突起3bが形成されている。ここで、第1突起3aと、第2突起3bとは、共に軸方向に平行に突出するが、その突出する方向が互いに逆である。
すなわち、図2において、保持器3の第1突起3aは、一方の面から軌道輪1に頂点を向けるように突出しているが、第2突起3bは、他方の面から軌道輪2に頂点を向けるように突出している。従って、図3又は図4において、保持器3は、周方向に5個のポケット3pが続くと1個の第1突起3a、さらに5個のポケットが続くと1個の第2突起3bという配置を繰り返して構成されている。また、第1突起3aは120度間隔で設けられ、第2突起は第1突起3aと60度ずれて、かつ、120度間隔で設けられている。このように第1突起3a、第2突起3bを周方向へ等ピッチで設けることで、バランス良く保持器3の姿勢を維持することができる。また、ポケット3pの内方や外方の狭い場所ではなく、周方向で隣り合う2つのポケット3pの間に各突起3a,3bが形成されることになるので、各突起3a,3bのための必要スペースを容易に確保することができる。
なお、周方向に隣り合うポケット3pの間の保持部3c(各突起3a,3bのある所や係合部3sを除く。)は、曲げの無い平板状である。
図5及び図6は、上記スラストころ軸受10の径方向断面図である。図5は、ころ4のあるところで見た断面図、図6の(a)は第1突起3aのあるところで見た断面図、そして、図6の(b)は第2突起3bのあるところで見た断面図である。
図5において、周方向に隣り合うポケット3p間の保持部3cは、前述のように平板状である。係合部3sは、シゴキ加工によって、肉厚が保持部3cより若干薄くなっており、また、外周側は図の下方へ、内周側は図の上方へ、それぞれ段差をつけたものである。軌道輪1,2のステーキング部1s,2sは、保持器3ところ4とが装着された後、それぞれ図示の形状に加工され、保持器3の外れ止めとなる。また、保持器3が外れないことにより、一対の軌道輪1,2も互いに外れない。すなわち、軌道輪1,2及び保持器3の三者が、相互に係合して、ころ4と共に一体性を維持し、いわゆる三位一体のスラストころ軸受を形成する。
次に、図6の(a)において、第1突起3aは軌道輪1側へ球面状に突出しており、図の上方向に微動すると、頂点3atが軌道輪1に点接触する。また、(b)において、第2突起3bは軌道輪2側へ球面状に突出しており、図の下方向に微動すると、頂点3btが軌道輪1に点接触する。なお、上記頂点3at,3btの他、保持器3の外周側端面3e及び内周側端面3iは、潤滑油の油膜を介して、軌道輪1又は2と接触する。また、上記のような球面状の突起3a,3bは、プレス加工によって容易に形成することができる。
上記のように構成されたスラストころ軸受10においては、保持器3は各突起3a,3bの頂点3at,3btで軌道輪1,2に接するため点接触となって、接触面積・摺動抵抗が小さい。また、保持器3の各面での突起3a,3bの数はポケット3pの数に比べて極めて少ないので、ポケットと同数以上に接触部がある従来構造に比べて、全体として接触面積・摺動抵抗が極めて小さい。従って、飛躍的に低トルクなスラストころ軸受10を提供することができる。
また、周方向に互いに隣り合うポケット3pの間の保持部3cは、曲げの無い平板状であるので、曲げのある立体的な形状(図9)に比べて、潤滑油の攪拌抵抗を低減することができる。このことも、さらに低トルク化に寄与する。
また、保持器3の板厚は、ころ4の直径の1/2に達する厚肉であることにより、薄肉の場合と比べて熱処理歪が生じにくい。従って、頂点3at,3btと軌道輪1,2との隙間を小さく設定することができる。そのため、軸方向への保持器3の動き(がたつき)が小さく、保持器3の挙動が安定する。また、三位一体構造による軸受としての一体性と、厚肉であることとにより、ポケット3pの縁にころ止めを設けなくても、ころ4を保持することが可能である。
図7は、図3における1つのポケット3pの拡大図である。ポケット3pの平面視の形状は基本的にはころ4の輪郭に合わせた矩形であるが、4隅に、径方向へ拡がるように逃がし3gが形成されている。この逃がし3gにより、ころ4の角のR部4rと摺動接触することによる摩耗を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、各突起3a,3bを片面3個、合計6個設けたが、これは一例であり、突起の数は片面あたりに、2個以上で、かつ、理論的にはポケットの数より少ない数であればよい。但し、好ましくは、上記実施形態に示したように、ポケットの数30に対して片面の突起の数3という極めて少ない数である。ちなみに、従来の構成(図9)ではポケットの両岸に接触部(図9の上面103u、下面103d)があることから、ポケットの数より接触部が少なくはなり得ない。
また、上記実施形態では5つのポケット3pを1ブロックとする例を示したが、1ブロックのポケット数はこれに限られるものではなく、軸受のサイズや荷重によって、種々の複数nであり得る。
上記「片面2個」の場合について補足説明する。
図8は、保持器3の略図である。丸印が一方側への突起、×印が他方側への突起であるとして、仮に(a)に示すように、周方向の同じ位置の裏表に各突起が合計4個あるとすると、保持器3は紙面の左右への傾きを阻止できないので、保持器3の姿勢が安定しない。安定させるには、もっと多くの突起が必要となる。
しかし、同じ4個でも、(b)に示すように、各面で90度ずらして配置すれば、一対の軌道輪間にある保持器3の姿勢は安定する。このように、保持器3の両面で突起が形成されている位置が異なる、という構成は、一対の軌道輪に対して保持器3の姿勢を支えるポイントを両面で分散してバランス良く確保することができるので、両面全体での必要な突起数を低減することができる。突起数は少ないほど低トルク化に寄与する。
また、周方向に突起を設ける間隔は、等間隔が好ましいことは言うまでもないが、必ずしも等間隔でなくてもよい。例えば(c)に示す配置であっても、保持器3をバランス良く支持することができる。
また、上記実施形態では各突起3a,3bの頂点3at,3btは「点」として説明したが、厳密には点でなく、多少拡がった面であってもよい。この場合の面は、頂点を含む面であり、接触面積を小さく抑制する作用効果は得られる。実際、摩耗によって点から面になることは当然あり得る。また、必ずしも球面状でなくても、例えば円錐状で、先端を少し丸めるか又はごく小さい平面にするという形態でもよい。
1,2:軌道輪、3:保持器、3a:第1突起、3at:頂点、3b:第2突起、3bt:頂点、3c:保持部、3g:逃がし、3p:ポケット、4:ころ、

Claims (6)

  1. 軸方向に互いに対向させた一対の軌道輪と、当該軌道輪間で転動可能であり、放射状に周方向へ並んだ複数のころと、当該ころを保持するポケットを有し、全体として円環状の保持器とが相互に係合し合って一体性を維持するスラストころ軸受であって、前記保持器は、
    一方の面から一方の前記軌道輪に頂点を向けるように突出し、前記ポケットの総数より少ない数で周方向の複数箇所に形成された第1突起と、
    他方の面から他方の前記軌道輪に頂点を向けるように突出し、前記ポケットの総数より少ない数で周方向に複数箇所に形成され、かつ、前記第1突起とは周方向に異なる位置に形成された第2突起と
    を有することを特徴とするスラストころ軸受。
  2. 周方向に互いに隣り合う前記ポケットの間の部分は、曲げの無い平板状である請求項1記載のスラストころ軸受。
  3. 前記保持器の板厚は、前記ころの直径の1/2に達する厚肉である請求項2記載のスラストころ軸受。
  4. 前記保持器には極表面を硬化させる処理のみが施されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のスラストころ軸受。
  5. 前記保持器は、nを複数の所定数として、周方向にn個のポケットが続くと1個の前記第1突起、さらにn個のポケットが続くと1個の前記第2突起という配置を繰り返して構成されている請求項1記載のスラストころ軸受。
  6. 前記ポケットの隅には、逃がしが形成されている請求項1又は5に記載のスラストころ軸受。
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