JP2007170429A - アンギュラ玉軸受 - Google Patents

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JP2007170429A
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Junichi Hattori
純一 服部
Michio Hori
径生 堀
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】ボールを軌道面と2点接触させる高剛性のアンギュラ玉軸受の製造コストを低減することである。
【解決手段】内輪1および外輪2の各軌道面3、4を、円錐角が異なる2つの円錐面3a、3bおよび4a、4bで形成し、ボール5をこれらの2つの円錐面3a、3bおよび4a、4bと1点ずつで接触させることにより、ボール5が2点接触する各軌道面3、4を、周方向にのみ曲率を有する加工が容易な円錐面のみで形成し、アンギュラ玉軸受の製造コストを低減できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンギュラ玉軸受に関する。
アンギュラ玉軸受は、ラジアル荷重とアキシアル荷重を受けられるように、軸受中心線の互いに反対側で内輪と外輪に盛り上がった肩部が設けられ、ボールが内輪および外輪の軌道面と、軸受中心線から各肩部側に偏った点で接触するようになっている。
このようなアンギュラ玉軸受で、建設機械やロボットの減速機等に低速回転で使用され、高い剛性を要求されるものでは、内輪および外輪の軌道面の少なくとも一方と、ボールを異なる接触角の2点で接触させ、ボールと軌道面間の接触荷重を分散させて、その弾性接触変形量を低減するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−201294号公報
特許文献1に記載されたように、内輪および外輪の軌道面の少なくとも一方と、ボールを異なる接触角の2点で接触させるアンギュラ玉軸受は、高い剛性を有するが、ボールを2点で接触させるために軌道面を2つの複曲面で形成し、ボールを2つの複曲面と1点ずつで接触させるようにしているので、周方向と軸方向の両方に曲率を有する2つの複曲面を軌道面に加工するのに手間がかかり、製造コストが高くなる問題がある。
そこで、本発明の課題は、ボールを軌道面と2点接触させる高剛性のアンギュラ玉軸受の製造コストを低減することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、ボールが内輪および外輪の軌道面と軸受中心線の互いに反対側で接触し、その少なくとも一方の軌道面と異なる接触角の2点で接触するアンギュラ玉軸受において、前記ボールが2点で接触する軌道面を、円錐角が異なる2つの円錐面で形成し、前記ボールをこれらの2つの円錐面と1点ずつで接触させる構成を採用した。
すなわち、ボールが2点で接触する軌道面を、円錐角が異なる2つの円錐面で形成し、ボールをこれらの2つの円錐面と1点ずつで接触させることにより、ボールが2点接触する軌道面を、周方向にのみ曲率を有する加工が容易な円錐面のみで形成し、高剛性のアンギュラ玉軸受の製造コストを低減できるようにした。
前記ボールを前記内輪および外輪の軌道面の両方と、前記異なる接触角の2点で接触させることにより、軸受剛性をより高めることができる。
本発明のアンギュラ玉軸受は、ボールが2点で接触する軌道面を、円錐角が異なる2つの円錐面で形成し、ボールをこれらの2つの円錐面と1点ずつで接触させるようにしたので、ボールが2点接触する軌道面を、周方向にのみ曲率を有する加工が容易な円錐面のみで形成し、高剛性のアンギュラ玉軸受の製造コストを低減することができる。
前記ボールを内輪および外輪の軌道面の両方と、異なる接触角の2点で接触させることにより、軸受剛性をより高めることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。このアンギュラ玉軸受は、図1に示すように、内輪1と外輪2の軌道面3、4間に複数のボール5が保持器6で保持され、内輪1と外輪2は、軸受中心Oを通る軸受中心線Cの互いに反対側で盛り上がった肩部1a、2aが設けられている。
前記内輪1の軌道面3と外輪2の軌道面4は、それぞれ円錐角の異なる2つの円錐面3a、3bおよび4a、4bで形成されている。ボール5は、内輪1の軌道面3と軸受中心線Cから肩部1a側に偏った接触点P、Pで、各円錐面3a、3bと1点ずつ接触するとともに、外輪2の軌道面4とも軸受中心線Cから肩部2a側に偏った点Q、Qで、各円錐面4a、4bと1点ずつ接触している。なお、円錐面3a、3b同士の境界部と、円錐面4a、4b同士の境界部とには、それぞれ加工用の盗み部3c、4cが設けられている。
上述した実施形態では、内輪と外輪の両方の軌道面を、それぞれ2つずつの円錐面で形成し、ボールを2点接触させるようにしたが、内輪と外輪のいずれか一方の軌道面のみを2つずつの円錐面で形成し、ボールを2点接触させるようにしてもよい。
アンギュラ玉軸受の実施形態を示す縦断面図
符号の説明
1 内輪
2 外輪
1a、2a 肩部
3、4 軌道面
3a、3b、4a、4b 円錐面
3c、4c 盗み部
5 ボール
6 保持器

Claims (2)

  1. ボールが内輪および外輪の軌道面と軸受中心線の互いに反対側で接触し、その少なくとも一方の軌道面と異なる接触角の2点で接触するアンギュラ玉軸受において、前記ボールが2点で接触する軌道面を、円錐角が異なる2つの円錐面で形成し、前記ボールをこれらの2つの円錐面と1点ずつで接触させるようにしたことを特徴とするアンギュラ玉軸受。
  2. 前記ボールを前記内輪および外輪の軌道面の両方と、前記異なる接触角の2点で接触させるようにした請求項1に記載のアンギュラ玉軸受。
JP2005365135A 2005-07-13 2005-12-19 アンギュラ玉軸受 Pending JP2007170429A (ja)

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US11/988,429 US20090129713A1 (en) 2005-07-13 2006-07-12 Angular Contact Ball Bearing and Joint Assembly for a Robotic Arm
PCT/JP2006/313867 WO2007007789A1 (ja) 2005-07-13 2006-07-12 アンギュラコンタクト玉軸受及びロボットアームの関節装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082922A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Shimadzu Corp 機械機構
JP2016044756A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社不二越 アンギュラ玉軸受

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