JP2011151126A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】複雑化することなく、暗電流を抑制することを可能にする。
【解決手段】第1導電型の半導体基板10に設けられた第2導電型の半導体層24を有し、半導体基板の第1面側に入射した入射光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換部24と、光電変換部によって蓄積された信号電荷を読み出す読み出し回路と、半導体基板の第1面側に光電変換部の半導体層24を覆うように設けられ、固定電荷を保持する固定電荷膜を含み、入射光の反射を防止する反射防止構造28と、光電変換部と、反射防止構造との間に設けられ、正孔を蓄積する正孔蓄積領域25と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像装置に関する。
近年、開口率を大幅に増大させる技術として、特許文献1に示されるような、配線層とは逆側の第2面側から光が入射する裏面照射型構造を、CMOSイメージセンサにも適用する技術が提案されている。裏面照射型構造は、半導体基板の第1面側に配線層、読み出しのためのトランジスタ等が形成され、第1面と反対の第2面側に、信号となる光を光電変換するフォトダイオードを備えたフォトダイオードアレイが形成され、第2面を光照射面としている。光照射面側には入射光波長を複数の波長域、例えばR(赤色)、G(緑色)、B(青色)に分離するカラーフィルタ等を形成し、更にその上部には、光を集光するためのマイクロレンズが形成される。
特開2005−20024号公報
光照射面側に形成されているフォトダイオードアレイは、例えばシリコン単結晶からなるフォトダイオードであるが、そのフォトダイオードを形成するシリコンと、その上部に形成されるシリコン酸化膜の界面には多数の欠陥準位が存在している。欠陥準位によって、光電変換で生じる信号成分由来以外の電子が熱励起等により発生し、暗電流と呼ばれる暗時ノイズ成分が増大するという課題がある。
暗電流の抑制のため、光照射面に透明電極を形成し負電圧によりバイアスすることで界面に正孔を蓄積し、界面での電子励起を抑制することが可能となるが、この場合、負電源が必要となり装置が複雑化するという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、複雑化することなく、暗電流を抑制することのできる固体撮像装置を提供する。
本発明の一態様による固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板に設けられた第2導電型の半導体層を有し、前記半導体基板の第1面側に入射した入射光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換部と、前記光電変換部によって蓄積された信号電荷を読み出す読み出し回路と、前記半導体基板の前記第1面側に前記光電変換部の前記半導体層を覆うように設けられ、固定電荷を保持する固定電荷膜を含み、前記入射光の反射を防止する反射防止構造と、前記光電変換部と、前記反射防止構造との間に設けられ、正孔を蓄積する正孔蓄積領域と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、複雑化することなく、暗電流を抑制することの可能な固体撮像装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による固体撮像装置の断面図。 第1および第2実施形態の固体撮像装置の平面レイアウトを示す図。 反射防止構造を説明する図。 固定電荷膜によって形成されるポテンシャルを説明する図。 第2実施形態の固体撮像装置の断面図。 SrTiO膜中にRuを添加した場合に生じるレベルを示す図。 高価数物質を高誘電体膜中に添加した場合に発生するレベルを説明する図。 窒素を高誘電体膜中に添加した場合に発生するレベルを説明する図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による固体撮像装置を説明する。この第1実施形態の固体撮像装置は、裏面照射型の固体撮像装置であってその断面を図1に示し、平面レイアウトを図2に示す。なお、図2の平面レイアウトは表面照射型の固体撮像装置の平面レイアウトとして用いることもできる。
第1実施形態の固体撮像装置1は、半導体基板(例えば、シリコン基板)10に形成された画素領域20および周辺回路領域70を備えている。画素領域20には、2次元アレイ状に配列された複数の画素22が設けられており、各画素22は光電変換素子としての例えばフォトダイオードを有する。周辺回路領域70には、画素領域20の各画素を駆動する駆動回路部80と、画素領域から出力される信号を処理する信号処理回路部90とが設けられている。駆動回路部80は、例えば駆動する画素を垂直方向に水平ライン(行)単位で順次選択する垂直選択回路82と、列単位で順次選択する水平選択回路84と、それらを各種パルスにて駆動するTG(タイミングジェネレータ)回路86を有する。信号処理回路部90は、各画素から出力されるアナログ電気信号をデジタル変換するAD変換回路92と、ゲイン調整やアンプ動作を行うゲイン調整/アンプ回路94と、デジタル信号の補正処理などを行うデジタル信号処理回路96とを備えている。
画素領域20における各画素(単位画素)22は、信号電荷(本実施形態においては信号電子)を蓄積するn型拡散層24と、このn型拡散層24に隣接するp型領域26と、反射防止構造28と、カラーフィルタ30と、マイクロレンズ32と、画素分離領域34とを備えている。n型拡散層24とp型領域26は、入射光を光電変換するpnフォトダイオード(光電変換部)を構成する。
また、反射防止構造28は、負の固定電荷を保持する負の固定電荷膜28aを備えている。なお、固定電荷膜28aを挟むようにその上下に設けられた絶縁膜28b、28cを備えていてもよい。この固定電荷膜28aは、少なくともpnフォトダイオード(光電変換部)のn型拡散層24を覆うように設けられる。なお、この第1実施形態においては、固定電荷膜28aは各画素を覆うように設けられている。反射防止構造28中に固定電荷膜28aを備えることで、n型拡散層24の入射光の入射側に正孔蓄積領域25が形成される。この反射防止構造28については、後に詳しく説明する。
周辺回路領域70には、アナログ、デジタル信号を処理するためのNチャネルMOSFET、PチャネルMOSFETが必要に応じて形成されている。また、入射光の周辺回路への入射を防止するために、遮光膜72が設けられる。遮光膜72は、チタン、アルミニウム等の金属膜で形成されるが、可視光領域(波長400nm〜800nm)を透過させない材料であれば、他材料も用いることができる。また、遮光膜72の上部には、保護のためのパッシベーション膜74が設けられる。
反射防止構造28が設けられた側(光入射面側)と反対側の半導体基板には信号電子を読み出す読み出し回路が設けられている。この読み出し回路には、各単位画素において転送トランジスタ40と、フローティングディフュージョン(浮遊拡散層)42と、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、およびアドレストランジスタを含むトランジスタ群44とが設けられている。転送トランジスタ40において、光電変換によりn型拡散層24に蓄積された信号電子は、浮遊拡散層42へ転送される。浮遊拡散層42は増幅トランジスタのゲートに接続され、増幅されて出力するよう構成されている。アドレストランジスタは、増幅トランジスタによって出力される電圧を垂直信号線(図示せず)に送信するタイミングを制御する。リセットトランジスタは、浮遊拡散層および増幅トランジスタの電位を、信号電子蓄積前の初期状態にリセットする。これらの転送トランジスタ40およびトランジスタ群44は層間絶縁膜46によって覆われ、この層間絶縁膜46内に上述の垂直信号線を含む多層配線48が設けられている。また、層間絶縁膜46の半導体基板10と反対側に支持基板12が設けられている。
次に、反射防止構造28について説明する。本実施形態においては、反射防止構造28は、図3(a)に示すように固定電荷膜28aと、この固定電荷膜28aを挟むようにその上下に設けられた絶縁膜28b、28cとを有している。すなわち、反射防止構造28は、絶縁膜28b/固定電荷膜28a/絶縁膜28cの3層積層構造を有している。この積層構造の各々の膜で反射防止機能を持たせるための、最も基本的な構成の1例として、光線が垂直に入射した場合の適性条件について説明する。各膜28i(i=a、b、c)が反射防止膜として機能するには、波長に依存する屈折率nを有する、各膜の膜厚dが入射波長(真空中での波長λ)に対し、以下の式(1)の関係を満たせばよい。
×d = 1/4 × λ (1)
例えば、カラーフィルタにおけるベイヤー配列では1/2の割合で存在しかつ最も輝度信号感度への寄与が大きい緑色波長(波長550nm)を計算上用いた場合の、反射防止構造28の膜厚構成について述べる。波長550nm時の各膜28iの屈折率を計算に用いる。固定電荷膜28aの上下設けられる絶縁膜28b、28cとして酸化シリコン(SiO(屈折率n=n=1.55))を用い、固定電荷膜28aとしてハフニア(HfO)に後述する添加元素を添加した膜(本実施形態では、母体材料HfOの屈折率;n=1.93)を用いた場合について説明する。反射防止膜として機能する各膜28iの膜厚は、図3(b)に示すように、SiOで88.9nm、HfOで71.3nmとなる。また、窒化シリコン(Si(n’=2.02))を固定電荷膜28aとして用いた場合、その膜厚は68.0nmとすれば良い。
なお、各膜の構成は上述した条件に留まるものでなく、各膜にて多重反射した結果、可視光の波長域全体で、トータルで反射が抑えられる構造としても良い。これらは、上述した場合と同様に、各膜での屈折率、膜厚構成を仮定した上で市販の光学シミュレーションソフトを用いれば導くことができる。また、HfO膜への添加物の添加によってHfO膜の屈折率が変化した場合も、上述の計算を用いてそれぞれ膜厚を最適化設計すれば適応可能である。
固定電荷膜28aの電荷量については、固定電荷面密度が1×1012cm−2以上になると、光照射面側で正孔が蓄積され、界面の空乏化を防止し暗電流の抑制効果があることが計算より分かっている。固定電荷面密度が1×1012cm−2のとき、蓄積される正孔濃度は1×1017cm−3程度となる。1×1012cm−2より大きな固定電荷面密度を有する場合も、その固定電荷面密度に応じた正孔が蓄積されるため、空乏化を防止することが可能である。固定電荷膜28aの材料については、後に詳しく述べる。絶縁膜28b、28cの材料としては、SiOが好ましいが、他にも可視光波長を透過しかつ絶縁性を有する材料であれば用いることが可能である。
次に、反射防止構造28による正孔蓄積領域25の形成と、その役割について説明する。固定電荷膜28aを有する反射防止構造28により形成されるポテンシャルを図4に示す。シリコンからなるフォトダイオードの入射光側に絶縁膜28b、固定電荷膜28a、絶縁膜28cが順に積層形成される。固定電荷膜28aによって形成されるポテンシャルにより、フォトダイオードを構成するシリコンと、シリコンと隣接する絶縁膜の界面に正孔が蓄積される正孔蓄積領域25が形成され、この正孔蓄積領域25により、界面近傍の空乏化が防止できる。界面には、通常結晶欠陥などで発生した欠陥エネルギー準位27が存在し、欠陥準位を介した熱励起などにより、暗電流ノイズ成分となる電子が発生するのが問題である。しかし、上記正孔蓄積領域25を設けたことにより、暗電流ノイズ成分となる電子を速やかに正孔蓄積領域25の正孔と再結合させることで、暗電流ノイズを効果的に低減することが可能である。なお、図4においては、白丸は正孔を示し、黒丸が電子を示している。
また、反射防止構造28の積層構造は、入射光の反射を防止するため、より多くの光をフォトダイオード内に取り込むことができ、感度向上にも有効である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による固体撮像装置を図5に示す。この第2実施形態の固体撮像装置1Aは、表面照射型の固体撮像装置であって、その断面を図5に示し、平面レイアウトを図2に示す。
この第2実施形態の固体撮像装置1Aは、半導体基板(例えば、シリコン基板)10に形成された画素領域20および周辺回路領域70を備えている。第1実施形態と同様に、画素領域20には、2次元アレイ状に配列された複数の画素22が設けられており、各画素22は光電変換素子としての例えばフォトダイオードを有する。また、第1実施形態と同様に、周辺回路領域70には、画素領域20の各画素を駆動する駆動回路部80と、画素領域から出力される信号を処理する信号処理回路部90とが設けられている。駆動回路部80は、例えば駆動する画素を垂直方向に水平ライン(行)単位で順次選択する垂直選択回路82と、列単位で順次選択する水平選択回路84と、それらを各種パルスにて駆動するTG(タイミングジェネレータ)回路86を有する。信号処理回路部90は、各画素から出力されるアナログ電気信号をデジタル変換するAD変換回路92と、ゲイン調整やアンプ動作を行うゲイン調整/アンプ回路94と、デジタル信号の補正処理などを行うデジタル信号処理回路96とを備えている。
画素領域20における各画素(単位画素)22は、信号電荷(本実施形態においては信号電子)を蓄積するn型拡散層24と、このn型拡散層24に隣接するp型領域26と、反射防止構造28と、カラーフィルタ30と、マイクロレンズ32と、画素分離領域34とを備えている。n型拡散層24とp型領域26は、入射光を光電変換するpnフォトダイオードを構成する。
また、周辺回路領域70には、第1実施形態と同様に、アナログ、デジタル信号を処理するためのNチャネルMOSFET、PチャネルMOSFETが必要に応じて形成される。そして、入射光の周辺回路への入射を防止するために、遮光膜72が設けられ、遮光膜72の上部には、保護のためのパッシベーション膜74が設けられる。
第1実施形態と異なるのは、信号電子の読出しを行う読み出し回路が、半導体基板10の光が入射する側に設けられている構造を有することである。そして、この読み出し回路には、第1実施形態と同様に、各単位画素において転送トランジスタ40と、フローティングディフュージョン(浮遊拡散層)42と、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、およびアドレストランジスタを含むトランジスタ群44とが設けられている。
また、入射側に設けられた多層配線層48中には、光入射側が広い光導波路構造60が設けられていても良い。光導波路構造60には絶縁性の埋め込み領域62が形成されている。光を導波路60内で光を伝播させるため、絶縁性の埋め込み領域62の屈折率は多層配線層48の配線層間の層間絶縁膜46の材料よりも高い方が好ましい。また、光導波路構造60の底部には負の固定電荷を保持する固定電荷膜28aが設けられている。固定電荷膜28aの負電荷は、層間絶縁膜46を挟み、下部のシリコンのn型拡散層24の上部に正孔蓄積層25が設けられている。
また、この第2実施形態においては、反射防止構造として、固定電荷膜28aのみを備えた構成となっている。そして、この固定電荷膜28aは、pnフォトダイオード(光電変換部)のn型拡散層24を覆うように設けられる。各画素22におけるn型拡散層24が設けられた以外の半導体基板10の領域上、すなわちp型領域26および画素分離領域34上には、多層配線48が設けられるので、固定電荷膜28aを有する反射防止構造は設けなくともよい。固定電荷膜28aの膜厚は、反射防止膜として作用するために、第1実施形態で説明した条件を満たすように規定される。なお、第1実施形態と同様に、固定電荷膜28aを挟むようにその上下に絶縁膜が設けられた反射防止構造としてもよい。
また、周辺回路領域70および信号電子の読出しを行う読み出し回路62は、第1実施形態とほぼ同様の機能を有する。
本実施形態も第1実施形態と同様に、正孔蓄積領域25を設けたことにより、暗電流ノイズ成分となる電子を速やかに正孔蓄積領域25の正孔と再結合させることで、暗電流ノイズを効果的に低減することが可能となる。
(固定電荷膜の材料)
次に、固定電荷膜の材料について説明する。
まず、固定電荷膜のベース材料として、ジルコニウム(Zr)、およびチタン(Ti)、ハフニウム(Hf)のうちの少なくとも1つの金属を含む酸化物誘電体を用い、この酸化物誘電体中に、上記金属よりも高価数の物質W、Mo、Cr、Mn、Fe、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、Niの群から選択された少なくとも1つの元素が添加物質として導入された例について説明する。
なお、固定電荷膜のベース材料となる、Ti酸化物、Zr酸化物、Hf酸化物等の高い誘電率を有する金属酸化物からなる高誘電体膜の製造方法は、現在の代表的な成膜方法、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法、ALD(Atomic Layer Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、スパッタ法、蒸着法、塗布した後にレーザー照射を組み合わせる方法等のいずれかを用いることができる。
このような製造方法を用いた高誘電体膜中においては、局所的に酸素欠陥が発生する。その結果、上記高誘電体膜はn型半導体となってしまう。一般に、電荷がトンネルするトンネル層に局所的欠陥があると、電荷が消失する。そこで、上記高誘電体膜に後述する高価数物質を適量、例えばバンドを組まない量導入することにより、上記高誘電体膜のギャップ内部にレベルが発生し、電子をトラップしたり、電子を引き抜いたりする作用を有することになる。高誘電体膜のバンドギャップ内部にレベルができることから、高誘電体膜に局所的欠陥があっても、電荷は消失しない。さらには、固定電荷膜28aのポテンシャルによって形成される電荷蓄積領域25中に酸素欠陥が発生しても余分な電子はバンドギャップ内レベルへと落とし込むことが可能であり電荷を消失しない。
次に、高価数物質の添加が有効であることを説明する。
価数がIVであるTi酸化物、Zr酸化物、Hf酸化物等の高誘電体材料に低価数の物質を添加しても、基本的には、バンドギャップ内部にレベルは発生しない。これは、製造工程中に行われる熱処理(アニール処理等)により、酸素欠陥を出現させて、膜構造が安定化されているからである。窒素導入においても全く同様である。この酸素欠陥の状態は、伝導帯底付近に出現して、広がった状態となっているため、高濃度で電荷を蓄積することはできない。また、価数が1つ上のV価である、V、Nb或いはTaを添加した場合には、レベルの発生はあるが、このレベルは伝導帯底付近に出現するため、電子を供給した構造となり、n型半導体的な振る舞いをすることになる。上述したと同様に、この状態を用いても、高濃度で電荷を蓄積することはできない。
さらに、価数が2つ以上のVI価以上の物質を添加した場合には、微量添加によるギャップ内レベルの位置が、ギャップ内部へと移動することが計算結果によって示唆されている。本発明の一実施形態では、ベース体酸化物を構成する金属をTi、Zr、Hfのうちの少なくとも1つとして、その金属を高価数物質にて置換する。計算によると、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、Ni、W、Mo、Cr、Mn、Feの群から選択された少なくとも一つの元素を添加物質とすると、バンドギャップ中にレベルが発生する。この時、発生したレベルの一部には、電子が詰っており、一部は電子が空になっている。図6に、RuをSrTiO膜中に導入した場合の模式図を示す。図6においては、電子が詰まっている状態を黒丸で示し、電子が空になっている状態を白丸で示す。この空になっているレベルに電子を注入すれば、マイナス電荷が蓄積されることになる。また、既にある電子を引き抜けば、引き抜く前に比べてプラス電荷が蓄積されたことになる。
添加物質は、母体材料を構成する金属(Ti、Zr、またはHf)の代わりに導入され、これにより、空の状態(電子が導入できる状態)がバンドギャップ中に発生する。特に、SrTiO、SrZrO、SrHfO、Sr(Ti,Zr)Oなどのペロブスカイト構造の物質では、Bサイトと呼ばれる、酸素八面体の中心位置に添加物質が導入されることが最大の特徴である。例えば、SrTiOのTiの代わりにWなどを置換している点は非常に重要である。この時、SrTiOのギャップ中に電子導入可能な局在状態が出現する。
これに対し、既存の複数の高誘電体膜を、単純に混合物した状態、例えば、SrTiOとWOとを単に混合した状態を考えているわけではない。SrTiOとWOの単なる混合物では、SrTiO中に電子が導入可能な局在状態は出現しないからである。さらに、安定性から添加物質を更に絞り込むことが可能である。例えば、Os、Ru、Ir、Rhを添加物質として用いることが好ましい。
次に、添加する添加物質の最適量について説明する。
まず、添加量の下限について説明する。例えばフォトダイオードのn型拡散層24の不純物濃度が1×1016cm−3であるとき、固定電荷膜28aの固定電荷面密度が1.0×1012C/cm以上、すなわち固定電荷膜28a内の添加元素の添加量の面密度が1.0×1012cm−2以上になると、光照射面側で正孔が蓄積されて正孔蓄積領域25が形成され、界面の空乏化を防止し暗電流の抑制効果があることが計算より分かっている。よって、この値を下限として考えることができる。固定電荷膜28aの添加元素の面密度が1.0×1012cm−2のとき、正孔蓄積領域25に蓄積される正孔濃度は1.0×1017cm−3程度となる。固定電荷膜28aが1.0×1012cm−2以上の添加元素の面密度を有する場合も、その負の固定電荷面密度に応じた正孔が蓄積されるため、空乏化を防止することが可能である。よって、上限はフォトダイオードの特性ではなく、反射防止膜材料としての固定電荷膜に蓄積可能な固定電荷量によって規定される。
高誘電体膜の物性上の上限としては、添加された物質が誘電体のバンドギャップ内でバンドを組まない量とする。バンドが組まれた場合、電荷が局在せず導電性となるため、固定電荷膜28aの両側にある絶縁膜28b、28cに欠陥があった場合などは、そこを介して電荷が消失し、固定電荷膜としての性能を失うため信頼性に乏しい。
バンドが組まれるのは、高誘電体膜の格子定数をaとして、2a×2a×2aユニット構造内に添加物質、例えばTc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、およびNiの群から選択された少なくとも一つの元素が入ることが目安となる。これは、バンドギャップ内状態を作る元素の持つ固有のエネルギーレベルが、母体材料の金属元素が持つ固有のエネルギーレベルから離れていることにより、母体材料との相互作用が元々大きくないことに起因している。逆に2a×2a×2aユニット構造内に添加元素が入っていなければ、バンドは組まれない。よって、上限は添加元素の面密度に直して、2.0×1014cm−2とする。更に、酸化物が安定な物質(例えば、W、Mo、Cr、Mn、Fe)が添加された場合では、酸素との相互作用を通して電荷が広がる可能性があるため、2.5a×2.5a×2.5aユニット構造内に添加物質が1つ以下という状態が必要である。よって、この場合の上限を添加元素の面密度で表すと、1.0×1014cm−2となる。
また、電荷が導入されると、レベルが上昇する傾向を示すため、母体材料のレベルに近づく。この時に母体材料の固有レベルを介して相互作用が及ばないようにするためには、3a×3a×3aユニット構造内に添加物質が1つ以下という状態がより好ましい。よって、この場合における添加物の添加量の上限は、添加物の面密度で表せば、0.7×1014cm−2がより好ましい。
次に、ジルコニウム(Zr)、及びチタン(Ti)、ハフニウム(Hf)のうちの少なくとも1つの金属を含む酸化物誘電体膜中に、上記金属よりも高価数の物質W、Mo、Cr、Mn、Fe、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、およびNiからなる第1添加物質群から選択された少なくとも1つの元素が添加物質として導入され、更に窒素(N)、炭素(C)、ホウ素(B)、Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Sc、Y、La、およびLa系列物質からなる第2添加物質群から選択された少なくとも1つの元素と、を添加した場合について説明する。
ここで、上記第1添加物質群(高価数物質)を適量導入した高誘電体膜内に発生したレベルの特徴について説明する。その特徴とは、図7(a)に示すように、発生したレベル内の電子数に応じて、レベルが上昇、低下することである。図7(a)に示す矢印201は上昇した場合を示し、矢印202は低下した場合を示す。レベル内に電子を導入(注入)すると、同一レベル内にある電子同士が反発しあい、図7(a)の矢印201で示すように、エネルギーレベルが上昇する。反対に、電子を取り除くと、電子同士の反発が減る分、図7(a)の矢印202で示すように、エネルギーレベルが低下する。そのレベルは、およそ0.3eVと非常に大きな値であった。即ち、上記レベルに、電子を蓄積した場合、蓄積量が増加するに従って、レベルが上昇する。
ここで、第一原理計算について簡単に説明する。超ソフト擬ポテンシャル(ultra-softpseudo-potential)を用いた、密度汎数法(Density Functional)による電子状態計算である。各元素(チタンや酸素など)のポテンシャルは、既に様々な形で使用しており、信頼性の高いものである。本発明の一実施形態では、非常に高精度の計算を行っている。例えば、計算で求められた格子定数は、実験値に比べて、0.6%以下の誤差である。一般に誘電体の計算では、格子定数の精度が非常に重要であるが、本計算は十分な精度を達成している。
高誘電体膜に上記高価数物質を適量導入する際に併せて(又は同時に)、窒素(又は、炭素、ホウ素、低価数物質であっても同様である)を導入する。この窒素導入により、上記レベル内の電子状態が制御できることが、第一原理計算により示すことができる。即ち、窒素を導入すると、図7(b)に示すように、上記高価数物質導入により発生したレベル内に存在する電子を価電子帯(窒素と酸素により構成されている)に落とし込むことが可能である。この落とし込みにより、レベル内の電子数が減少するため、エネルギーレベルがより深い方向へと移動することが第一原理計算により分かった。
このエネルギーレベルの低下の様子を、図7(a)、図7(b)間の矢印203に示す。図7(b)では、一つの電子を価電子帯に落とし込み、電子の反発が減ることでレベルが低下している様子を示している。
次に、図8(a)、図8(b)を参照して、窒素のみを導入した場合との違いについて説明する。固定電荷膜として、TiOなどの高誘電体膜へ窒素(N)のみを導入した例を示す。窒素は、−3価になる物質であり、−2価の酸素の代わりに−3価の窒素が導入される。この時、電荷補償のために、酸素が欠損して安定化する。従って、酸素欠損は、図8(b)に示すように、伝導帯の底をさらに低下させて、母体材料がn型半導体的な振る舞いをする。この振る舞いにより、電荷を多く溜めることはできず、窒素のみの導入による電荷の高密度化は実現が困難である。
以上では、窒素のみを導入した例について述べたが、炭素のみ、ホウ素のみが酸素位置に導入された場合、又は低価数物質が母体金属(Ti、Zr、Hf)の位置に導入された場合であっても同様な作用となる。つまり、酸素欠陥が出現するため、電荷を多く溜めることができず、電荷の高密度化は実現困難である。
また、窒素だけを導入した場合のように、酸素欠陥が大量にできている膜は信頼性の面からも不適当である。酸素欠陥を大量に含む膜に電荷の注入をしようとした場合、酸素欠陥周辺の原子配置が破壊されてしまうからである。この場合、誘電特性、絶縁特性が著しく損なわれるので、電荷保持の信頼性を損なうことになる。
さらに、窒素だけを導入した場合のように、酸素欠陥が大量にできている膜はリーク特性の面からも不適当である。酸素欠陥を大量に含む膜では、酸素欠陥が自由に動き周るので、酸素欠陥の周囲が容易に結晶化するためである。この結晶化は、局所的に動き周る酸素欠陥が最も安定な結晶構造へと向かうために起こると考えられる。結晶が析出すると結晶粒界が多くでき、リークパスが発生する。絶縁特性が著しく損なわれる。
次に、添加する第2添加物質群(窒素、炭素、ホウ素、または低価数物質(Mg、Ca、 Sr、Ba、Al、Sc、Y、La及びLa系列物質))の添加最適量について説明する。
まず、全電子数との関係について説明する。高価数の添加物質として、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、Ni、W、Mo、Cr、Mn、又はFeを用いる。これらの添加物質のいずれかを導入した時に、電荷蓄積層のギャップ内に出現するレベル内に導入される全電子数を[e]とする。窒素、炭素、ホウ素、または低価数物質の全導入量を[B]とし、価数差をKと表す。例えば、価数差Kは、添加物質が窒素の場合はK=1であり、添加物質が炭素の場合はK=2であり、添加物質がホウ素の場合はK=3であり、添加物質がII価の低価数物質の場合はK=2であり、添加物質がIII価の低価数物質の場合はK=1となる。ここで、窒素(または、炭素、ホウ素、低価数物質)が受け入れることのできる電子数は、K×[B]であるので、
0≦{K×[B]}/[e]≦1.0
であることが好ましい。何故なら、比が1を超えると、超えた分だけ酸素欠陥ができてしまうからである。この酸素欠陥は、母体酸化物を壊し長期信頼性が低下する問題を発生させる。このような問題から、窒素、炭素、ホウ素、または低価数物質の導入量には上限が出現する。つまり、これらの物質が高価数物質導入量に比べ、あまりにも多い場合には、酸素欠陥が発生してしまうので、好ましくない。よって、好適な範囲は、以下の通りとなる。
0≦{K×[B]}/[e]≦1.0
前述した事項について、さらに高価数物質の添加量と導入電子数に分解して詳細に説明する。高価数の添加物質として、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、Ni、W、Mo、Cr、Mn、またはFeからなる第1添加物質群から選択された元素の導入される量を[A]とする。また、窒素、炭素、ホウ素、または低価数物質(Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Sc、Y、La又はLa系列物質の第2添加物質群から選択された元素の全導入量を[B]とする。価数差K、Lを以下のように定義する。K=1(窒素の場合)、K=2(炭素の場合)、K=3(ホウ素の場合)、K=2(II価の低価数物質の場合)、K=1(III価の低価数物質の場合)。ここで、価数差Kは、添加物質一つ当たりの、価電子帯の頂上にできる電子の穴の数(つまり、受け取ることのできる電子数)とする。よって、K×[B]は、窒素(または炭素、ホウ素、低価数物質)が受け入れることのできる電子の数である。
価数差Lは、L=高価数物質最外核電子数−4(高価数物質)、例えば、Crであれば、L=6−4=2であり、Ruであれば、L=8−4=4となる。価数差Lは、高価数物質がレベル中に有している高価数物質一つ当たりの電子の数である。母体酸化物の金属がIV価の物質であれば、IV価との差分だけ、電子が余り、レベル中に溜まっていることになる。そして、L×[A]は、高価数物質が作り出したレベル内部にある、放出可能な電子の数となる。ここでは、K×[B]とL×[A]との比が0から1の間にあることが望ましい。上記比が1を超えると、超えた分だけ酸素欠陥ができてしまうからである。この酸素欠陥は、母体酸化物を壊し長期信頼性が低下する問題を発生させる。これにより、窒素、炭素、ホウ素、または低価数物質の導入量には上限が発生する。つまり、これらの物質が、高価数物質導入量に比べ、あまりにも多い場合には、酸素欠陥が発生してしまうため、好ましくない。したがって、上記比は以下の範囲であることが好ましい。
0≦{K×[B]}/{L×[A]}≦1.0
次に、固定電荷膜の材料がシリコンリッチな窒化シリコン(SiN(ただし、U>0.75))からなる場合について説明する。
固定電荷膜としてのシリコン窒化膜を、例えばLPCVD法などによって形成する。このシリコン窒化膜は、化学量論比を満たすシリコン窒化膜のシリコン組成比よりも高いシリコン組成比を有している。すなわち、シリコン窒化膜は、化学量論性を満たすシリコン窒化膜Siの組成比Si/N(3/4=0.75)よりも、組成比Si/Nが高くなっている。例えば、Si原料ガスのN原料ガスに対する比率を通常よりも大幅に高めることにより、シリコンリッチなシリコン窒化膜(例としてSi10)を形成する。
シリコンリッチ条件でのトラップ電子密度の増加は、シリコンリッチなシリコン窒化膜によって増加したSi原子のダングリングボンドにより、Siの伝導帯の下端付近のトラップ準位が増加したことによる。化学量論比を満たしたシリコン窒化膜(Si)では、N原子10個に対し7.5個のSi原子が存在する。しかし、例えばシリコンリッチなシリコン窒化膜(Si10)では、N原子10個に対し9個のSi原子が存在する。したがって、1原子当たり、0.079個((9−7.5)/(9+10)=0.079)の過剰なSi原子が存在する。3本の原子結合手を有するN原子は、この過剰なSi原子に置き換えられる。Siの結合手は4本であるため、1本の結合手が余る。したがって、1原子当たり、Si原子に起因するダングリングボンドが0.079個生じる。このようなダングリングボンドによってトラップ電子密度が増加し、電荷を蓄積することが可能となる。
1.0×1012C/cm−2の固定電荷面密度は、トラップ電子を周期的に並べた場合に、一辺が10nmの正方形の中心に1個のトラップ電子が存在する面密度である。この場合、対角線方向については、トラップ電子間距離が10nmよりも長くなっている。対角線の長さが10nm(一辺が5×21/2nm)の正方形の中心に1個のトラップ電子が存在する場合の面密度は、2.0×1012cm−2である。したがって固定電荷膜が導電体になることによる電荷保持特性の悪化を防止するためには、より望ましいSi/N組成比の下限は、トラップ電子密度n=2.0×1012cm−2に対応したSi/N組成比となる。この場合には、1原子当たりのSiダングリングボンド数0.037、および対応する組成比Si/N=U=0.82が、下限値として望ましい。
Si原子のダングリングボンド数は、過剰なSiの含有率Uが増加するにしたがって増大する。しかしながら、Uが増加しすぎると、Si−Si結合のネットワークが形成される。その結果、Si原子のダングリングボンド同士の再結合により、Si原子のダングリングボンド数が減少し、十分な効果が得られなくなる。
シリコンリッチなシリコン窒化膜SiN(U>0.75)では、U=1/1.1=0.91程度になると、Si−Si再結合のネットワークの形成が顕著になってくる(例えば、J. Robertson, 1994, Phil. Mag. B, vol.69, p-p 307-326参照)。U=1/1.1の場合、1原子当たりの過剰なSi原子数は、(U−0.75)/(U+1)=1/12となる。つまり、12原子当たり1個の過剰なSi原子が生じることになる。すなわち、U=1/1.1となったときに、Si−Si結合のネットワークが形成され始め、Si原子のダングリングボンド数はSi原子同士の再結合によって減少する。したがって、Siを過剰にしすぎても、Si原子のダングリングボンド数はそれほど増えなくなる。以上のことから、組成比Si/N=U=0.91が、上限値として望ましい。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、複雑化することなく、暗電流を抑制することの可能な固体撮像装置を提供することができる。
また、固定電荷膜によって、シリコンとシリコン酸化膜との界面に正孔を蓄積し、界面欠陥準位によって生じる暗電流を効果的に抑制することが可能となる。また、添加物質量によって固定電荷面密度を変化させることが可能なため、暗電流の抑制に十分なポテンシャルを形成するのに必要な固定電荷量を添加元素の種類および量によって制御することが可能となる。また、固定電荷膜を適切な膜厚構造とすることで、反射防止膜としても機能させることができる。
1 固体撮像装置(裏面照射型)
1A 固体撮像装置(表面照射型)
10 半導体基板
12 支持基板
20 画素領域
22 画素(単位画素)
24 n型拡散層
25 正孔蓄積領域
26 p型領域
28 反射防止構造
28a 固定電荷膜
28b 絶縁膜
28c 絶縁膜
30 カラーフィルタ
32 マイクロレンズ
34 画素分離領域
40 転送トランジスタ
42 浮遊拡散層(フローティングディフージョン)
44 トランジスタ群
46 層間絶縁膜
48 多層配線
60 光導波路構造
62 絶縁性の埋め込み領域
70 周辺回路領域
72 遮光膜
74 パッシベーション膜
80 駆動回路部
82 垂直選択回路
84 水平選択回路
86 TG(タイミングジェネレータ)
90 信号処理回路部
92 AD変換回路
94 ゲイン/アンプ回路
96 デジタル信号処理回路

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体基板に設けられた第2導電型の半導体層を有し、前記半導体基板の第1面側に入射した入射光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換部と、
    前記光電変換部によって蓄積された信号電荷を読み出す読み出し回路と、
    前記半導体基板の前記第1面側に前記光電変換部の前記半導体層を覆うように設けられ、固定電荷を保持する固定電荷膜を含み、前記入射光の反射を防止する反射防止構造と、
    前記光電変換部と、前記反射防止構造との間に設けられ、正孔を蓄積する正孔蓄積領域と、
    を備えていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記固定電荷膜は、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)、およびハフニウム(Hf)のうちの少なくとも1つの金属を含む酸化物誘電体中に、W、Mo、Cr、Mn、Fe、Tc、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pt、Co、およびNiからなる第1群から選択された少なくとも1つの元素を含むことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記酸化物誘電体中における前記選択された元素の面密度が1.0×1012cm−2から2.0×1014cm−2の範囲にあることを特徴とする請s求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記固定電荷膜は、窒素、炭素、ホウ素、Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Sc、Y、 La、およびLa系列からなる第2群から選択された少なくとも1つの元素を更に含むことを特徴とする請求項2または3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記固定電荷膜は、シリコンリッチなシリコン窒化膜であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 前記反射防止構造は、前記固定電荷膜を挟む第1および第2絶縁膜を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体撮像装置。
  7. 前記読み出し回路は、前記半導体基板の前記第1面側と反対の第2面側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記読み出し回路は、前記半導体基板の前記第1面側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の固体撮像装置。
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