JP2011145401A - 二成分現像方法及びそれに用いる現像剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】高画像品質、低温定着が可能で、ドクターブレードへのトナー融着を防ぐ。
【解決手段】現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像方法において、該二成分現像剤のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電潜像の形成される像担持体と、その静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置を具備し、前記現像装置は、像担持体に対置され、静電潜像の可視像化が行われる現像領域に向けて現像剤を担持して搬送する現像剤搬送部材と、現像領域に向けて搬送される現像剤の量を規制する現像剤規制手段とを有している画像形成装置に関する
一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラムや感光体ベルトなどからなる像担持体上に画像情報に応じた静電潜像が形成され、現像装置によって現像動作が実行され、可視像が得られるようになっている。
このように現像動作において2成分現像剤を用いた磁気ブラシ現像方式を使った現像装置では、現像剤担持体上に2成分現像剤がブラシチェーン状に穂立ちを起こし、現像領域において、現像剤中のトナーを潜像担持体上の潜像部分に供給するものである。ここで現像領域とは、現像剤担持体上で磁気ブラシが立ち上がり像担持体と接触している範囲である。
上記現像剤担持体は、通常円筒状に形成されたスリーブ(現像スリーブ)で成ると共に、当該スリーブ表面に現像剤の穂立ちを生じさせるように磁界を形成する磁石体(磁石ローラ)をスリーブ内部に備えている。穂立ちの際、キャリアが磁石ローラで生じる磁力線に沿うようにスリーブ上に穂立ちすると共に、この穂立ちに係るキャリアに対して帯電トナーが付着されている。上記磁石ローラは、複数の磁極を備え、それぞれの磁極を形成する磁石が棒状などに形成されていて、特にスリーブ表面の現像領域部分では現像剤を立ち上げる現像主磁極を備えている。上記スリーブと磁石ローラの少なくとも一方が動くことでスリーブ表面に穂立ちを起こした現像剤が移動するようになっている。この現像剤による穂立ちが均一の高さ、つまり均一な量で像担持体に搬送され、接触するように、現像剤を規制するドクターブレードという規制部材が取り付けられている。
現像領域に搬送された現像剤は上記現像主磁極から発せられる磁力線に沿って穂立ちを起こし、この現像剤のチェーン穂は撓むように潜像担持体表面に接触し、接触した現像剤のチェーン穂が潜像担持体との相対線速差に基づいて静電潜像と擦れ合いながら、トナー供給(現像)を行う。
ところで、前記ドクターブレードへのトナー融着が問題となり画像問題を引き起こすことがある。
これは、ドクターブレードにトナーが融着することで、融着したトナーに更にトナーが付着したり、現像器内の異物が付着したりして、現像剤を規制するための現像剤担持体とドクターブレードとのギャップが変わってしまい、現像剤の規制量が均一でなくなってしまい、地肌汚れ(かぶり)や濃度薄による縦白抜け等の画像問題が発生してしまうものである。このようなドクターブレードへのトナー融着は、トナーの粒径に大きく影響していることがわかっている。
そのドクターブレードへのトナー融着が発生しやすいトナーは、微粉トナーが多く含まれているトナーであることが知られている。ここで言う、微粉トナーとは粒径が2μm以下のような小粒径トナーのことである。
微粉トナーはドクターブレードの凹凸の凹部に入り込みやすく、また熱の影響を受けやすいため、凹部に入り込みドクターブレード表面に留まってしまったトナーがドクターブレードの熱を受けて溶けるというものである。ドクターブレード表面のトナーが溶けて融着すると、そこに新たにトナーや紙粉等が付着し、大きな付着物となってしまうものである。
つまり、ドクターブレードへのトナー固着を防ぐためには、微粉と呼ばれる小粒径トナーの含有率を減らせば良いことがわかっている。
しかしながら、画像品質については、小粒径トナーが有利であり、定着時に要する熱エネルギーも、小粒径トナーの方が少なくて良くて有利である。
すなわち、省エネルギー、高画像品質という面からは、小粒径トナーの方が有利となるが、ドクターブレードへのトナー固着とのトレードオフの関係となっている。
ドクターブレードへのトナー融着でドクターブレードへの異物付着の対策として、現像剤担持体を逆転させる方法などが提案されている。
また一般的には、ドクターブレードのトナー融着は、特許文献1の特開2005−274756号公報に示されるように、1成分現像方式で現像ローラにドクターブレードが圧接した状態で現像剤の層厚規制を行なうため、発生しやすいという問題があった。
この場合、ドクターブレードと現像スリーブとの接触部の材質を規定することで融着を防ぐ提案がなされている。
また、特許文献2の特許第3696404号公報に示されるように、2成分現像方式の現像剤の流動に対して、十分な整流効果により、現像剤の層厚を円滑に規制できるように、規制部材先端の像担持体との対向面の表面粗さを規定するという技術が提案されている。
しかし、これはあくまでも現像剤の整流性を目的とした発明であり、トナー融着に関する本発明とは目的が異なるものである。
また、特許文献3の特許第2981803号公報に示されるように、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が20〜40個数%、4〜8μmのトナーが60個数%以上のトナーが提案されているが、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率についての記述はされていない。
また、特許文献4の特許第3168366号公報に示されるように、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が10〜70個数%、5μm以下のトナーが40個数%以上のトナーが提案されているが、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率についての記述はされていない。
また、特許文献5の特許第3351347号公報に示されるように、体積平均粒径が2.0〜5.0μm、個数粒径5μm以下のトナー含有率が90個数%以上、個数粒径1.0μm以下のトナー含有率が20個数%以下のトナーが提案されているが、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率についての記述はされていない。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、現像剤担持体上に担持する現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成装置の二成分現像装置において、該二成分現像のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さを、Ra=0.2μm以下のものであることを特徴とする二成分現像方法と現像装置、及びそれに用いる現像剤により、高画像品質、低温定着が可能で、ドクターブレードへのトナー融着を防ぐことを目的としている。
また、上記ドクターブレードを、材質が非磁性体の金属材料のものに特定することで、トナー融着しやすい条件でも、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことを目的としている。
さらに、上記非磁性体材質のドクターブレードを、材質が「Al」の場合は表面をアルマイト処理したものとすることで、ドクターブレード表面の硬度を上げ、磨耗しにくくすることを目的としている。
さらに、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を設けた、上記現像装置により、紙粉等の異物が多く、融着したトナーがあると異物が付着しトナー塊が大きくなりやすい現像装置においても、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことを目的としている。
上記目的は、以下の本発明により好適に解決される。
(1)「現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像方法において、該二成分現像剤のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像方法」;
(2)「上記ドクターブレードは、材質が非磁性体の金属材料のものであることを特徴とする上記(1)項に記載の二成分現像方法。」;
(3)「上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合は表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする上記(2)項に記載の二成分現像方法。」;
(4)「上記二成分現像装置は、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする上記(1)項乃至(3)項のいずれかに記載の二成分現像方法。」;
(5)「二成分現像剤を搭載し、かつ、現像剤担持体と、該現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制する部材であるドクターブレードとを有し、規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成装置の二成分現像装置において、該二成分現像のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像装置」;
(6)「上記ドクターブレードは、非磁性体の金属材料製のものであることを特徴とする上記(5)項に記載の二成分現像装置。」;
(7)「上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合、表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする上記(6)項に記載の二成分現像装置。」;
(8)「転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする上記(5)項乃至(7)項のいずれかに記載の二成分現像装置。」;
(9)「静電潜像を形成する像担持体と静電潜像を可視像化するために現像する現像装置とを1つのカートリッジケース内に備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、前記(5)項乃至(8)項のいずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。」;
(10)「現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像に用いられる二成分現像剤において、該二成分現像剤のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像剤。」;
(11)「上記ドクターブレードは、材質が非磁性体の金属材料のものであることを特徴とする上記(10)項に記載の二成分現像剤。」;
(12)「上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合は表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする上記(11)項に記載の二成分現像剤。」;
(13)「上記二成分現像装置は、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする上記(10)項乃至(12)項のいずれかに記載の二成分現像剤。」;
(14)「静電潜像を形成する像担持体と静電潜像を可視像化するために現像する現像装置とを1つのカートリッジケース内に備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジの該現像装置に搭載された現像剤において、上記(10)項乃至(13)項のいずれかに記載の二成分現像剤であることを特徴とする二成分現像剤。」。
以下の詳細かつ具体的な説明から明らかなように、本発明によれば、現像剤担持体上に担持する現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像において、該二成分現像のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さを、Ra=0.2μm以下のものであることを特徴とする二成分現像方法と現像装置、及びそれに用いる現像剤により、高画像品質、低温定着が可能で、ドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
また、上記ドクターブレードを、特に、非磁性体の金属材料のものと特定することにより、トナー融着しやすい条件でも、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるができるという優れた効果を奏する。
さらに、上記非磁性体材質のドクターブレードを、材質が「Al」の場合は、特に、表面をアルマイト処理したものと特定することにより、ドクターブレード表面の硬度を上げ、磨耗しにくくすることができるという優れた効果を奏する。
さらに、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を設けた、上記現像装置により、紙粉等の異物が多く、融着したトナーがあると異物が付着しトナー塊が大きくなりやすい現像装置においても、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
本発明における画像形成装置の1例の要部の概略構成図である。 本発明によるプロセスカートリッジ例を示す図である。 本発明の現像装置における残留トナーのリサイクル手段の1例を説明する図である。 本発明の現像装置を備えたプロセスカートリッジ例を示す図である。 現像ドクタに異物が固着したときの説明図である。
[画像形成装置及び現像装置]
以下、図面を参照にして、この発明の実施の形態について説明する。図1には、この発明による複写機の要部の概略構成を示す。
図中、符号(10)は、像担持体であるドラム状の感光体である。図1からわかるとおり、感光体(10)のまわりには、その横に設けるローラ状の帯電装置(11)から感光体(10)の矢印Aで示す回転方向に順に、下に現像装置(12)、横に転写装置(13)と用紙分離装置(14)、上にクリーニング装置(15)を備える。
そして、コピーを取るときは、公知のとおり、不図示のコンタクトガラス上に原稿をセットしてから、コピースイッチを押し、図示しない光学読取装置で原稿の画像を読み取ると同時に、感光体(10)と転写装置(13)間に用紙(転写材)Pを送り込む。
一方、感光体(10)は、所定の周速度で回転し、その回転にともない、クリーニングパッド(16)で清掃する帯電装置(11)で表面を一様に帯電し、その表面に不図示の光書込み装置からレーザ光(L)を照射して書き込みを行い、感光体(10)上に、上記読み取った原稿画像の静電潜像を形成し、続いて現像装置(12)位置を通るときトナーを付着して同静電潜像を逐次可視像化する。そして、この可視像化して形成したトナー画像を、上述したとおり感光体(10)と転写装置(13)間に搬送した用紙(P)上に転写装置(13)で転写する。
転写後、用紙(P)は、用紙分離装置(14)で放電して、静電的に付着する感光体(10)から分離し、不図示の定着装置へ搬送してそこで転写画像を定着し、不図示の排紙部へと排出する。用紙分離装置(14)に代えて分離爪を設け、感光体(10)から機械的に分離するようにしてもよい。
他方、画像転写後の感光体(10)は、表面に残った残留トナーを、クリーニング装置(15)に備えるクリーニングブレード(17)で掻き落として表面を清掃した後、不図示の除電ランプで除電して表面電位を初期化する。
ところで、図示例では、上述した感光体(10)と帯電装置(11)と現像装置(12)とクリーニング装置(15)とを1つのカートリッジケース(19)内に備え、プロセスカートリッジ(20)を構成する。そして、このプロセスカートリッジ(20)を、図2に示すように複写機装置本体(18)に対して正面側から矢示方向に出し入れして着脱自在とする。
さて、このようなプロセスカートリッジ(20)において、上述した現像装置(12)は、図1に示すように、下部側に現像剤収容部(21)を設け、上部側に現像剤担持部(22)を設けて構成する。現像剤収容部(21)には、キャリアとトナーとよりなる乾式二成分現像剤を収容し、その現像剤を撹拌しながら搬送する撹拌部材(23)を設ける。また、図示しないが、現像剤中のトナーとキャリアとの混合比を検知するトナー濃度センサを設けてなる。
一方、現像剤担持部(22)には、現像窓(27)を通して感光体(10)と対向する位置に、内部に磁石を有する現像スリーブ(現像剤担持体)(28)を設ける。また、感光体(10)への現像剤の供給量を制御する現像ドクタ(現像剤規制部材)(29)を設けてなる。
感光体(10)の上に備えるクリーニング装置(15)には、カートリッジケース(19)のクリーニングケース部(19a)内に、クリーニングブレード(17)で掻き落した残留トナーを掻き上げる回収羽根(30)と、その回収羽根(30)により掻き上げた残留トナーを図3から判るように感光体(10)の軸方向に搬送するコイル状のトナー搬送部材(31)とを備える。
そして、プロセスカートリッジ(20)に、クリーニング装置(15)で回収したトナーを、さらにパイプ等で形成した搬送通路を通して、スクリュ・コイル・ベルト等の搬送部材を用いたり重力を利用したりして現像装置(12)の現像剤収容部(21)へと戻すトナーリサイクル装置(32)を備える。
そして、現像装置(12)では、コピー時、不図示の駆動モータを駆動し、その駆動を伝達して現像スリーブ(28)を回転するとともに、撹拌部材(23)を回転して現像剤を撹拌し、トナーとキャリアを摩擦帯電しながら現像スリーブ(28)へ搬送する。一方、現像スリーブ(28)に所定バイアスを印加して現像剤中のトナーを感光体(10)の表面に静電的に付着し、その表面上の潜像を可視像化する。
一方、クリーニング装置(15)では、感光体(10)の回転をギヤを介して伝達してトナー搬送部材(31)を回転駆動し、感光体(10)から除去した残留トナーをトナー搬送部材(31)で搬送してクリーニングケース部(19a)内の手前側に集め、トナーリサイクル装置(32)で現像装置(12)に戻す。
図4には、プロセスカートリッジ(20)に備える現像装置(12)の一部を拡大して示す。
図4に示すように、図示レーザ複写機の現像装置(12)では、像担持体である感光体(10)は(A)方向(図中反時計まわり)に回転し、現像剤担持体である現像スリーブ(28)は(B)方向(図中時計まわり)に回転する。
現像スリーブ(28)には、現像剤規制部材であるドクターブレード(29)の先端が対向する。現像ドクタ(29)は、薄い金属板で基端を上向きに折り曲げて断面L形状につくり、現像スリーブ(28)の軸方向に沿って水平に配置して、両端を不図示の支持板で支持する。
図5に、現像スリーブとドクターブレードの簡略した断面図を示す。(A)の現像器は、ドクターブレードによって現像剤の汲み上げ量を規制し、適正な現像剤量を搬送している。
(B)の現像器は、ドクターブレードの現像スリーブ回転方向に対し、ドクターブレード上流側の現像剤が規制される面にトナーが固着したときの図である。このように、ドクターブレードにトナーが大量に固着することで、トナー固着のある部分だけ現像剤の汲み上げ量が減少することがわかる。このように汲み上げ量が減少することで、現像するためのトナー量が少なくなり画像濃度が低下してしまい白スジ等の現象が発生する。またスキャベンジ力の低下により、地肌汚れ(かぶり)が悪化してしまう現象も発生することがわかっている。
ここでドクターブレードの材質として磁性体を用いると、その表面に現像スリーブによって磁化された現像剤が表面に付着し、ドクタースリーブ上の現像剤の流動性が低下して現像剤が固着化しやすいことがわかっている。一般的に現像装置のドクターブレードの使い方として、磁性ドクターブレードは現像スリーブ内に内包されているマグローラの磁力を利用するため、磁気ブラシの穂が比較的立っていて密度が小さいところで使用するため、ドクターブレードへの圧力は小さい。一方、非磁性ドクターブレードは、ドクターブレード通過後の現像剤量をなるべく均一にするため、磁気ブラシの穂が寝ていて、密度が大きい部分で使用する。そのため、ドクターブレードへの圧力が大きくドクターブレードへ固着しやすいことがわかっている。また、金属材料は、製造方法によっては抜き型による表面粗さや、アルミの押し出しによる、現像剤の流れとは垂直方向にスジが入り、トナーが留まりやすくなるため、対策が必要となる。
よって、非磁性のドクターブレードを使用するときは、トナー固着を防ぐために対策が必要となる。対策としてはドクターブレードの上流側の現像剤が規制される面の表面粗さを小さくすることで、トナーのすべり性を上げることが有効となる。またドクターブレード先端の穂切部の表面は、長時間の使用によっても現像剤中の硬質成分との接触による磨耗を生じないようにする必要がある。これらのことを考慮して、ドクターブレードは非磁性体の材質であって、十分な表面硬度を備えた材質により形成する必要がある。そこで、ドクターブレードは、Al、Cu、SUS304、SUS316L、SUSXM7等の非磁性の金属材料を使用した。
ただし、Al製のドクターブレードは表面の硬度が低く、ビッカース硬さでHV60〜70である。この硬度では磨耗しやすいことがわかっている。
そのため、Al製に限っては表面をアルマイト処理することで、表面硬度がビッカース硬さでHV200以上になり、磨耗を防ぐことが可能となった。
このようなトナー融着のレベルは、トナーの微粉量によって大きく異なることが判明した。特に個数粒径2.0μm以下のトナー含有率の影響が大きいことが判明した。そして、平均粒径には関連しないことも判明した。
ただし、トナーの小粒径は高画質化のためには必要であり、また個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が高画質化に寄与していることが判明した。
個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以上の場合、ドクターブレードの上流側の現像剤が規制される面の表面粗さを、Ra=0.2μm以下に規定したとしても、ドクターブレードへのトナー融着が問題となり画像問題を引き起こすことがある。
また、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以下の場合、高画像品質の画像を得ることが難しくなる。
すなわち、ドクターブレードへのトナー融着がなく、高画質画像を得るためには、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、かつ個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上のトナーが必要となる。
なお、粉砕トナーで本願の体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下のトナー得る場合、通常の粉砕、分級条件では収率良く得ることが難しいため、粉砕、分級条件の設定がポイントとなる。
ここで個数粒径で表した、微粉トナーの測定に関して明記しておく。
微粉トナーの計測にフロー式粒子像分析装置(「FPIA−2100」;シスメックス社製)を用いて計測し、解析ソフト(FPIA−2100Data Processing Program for FPIA version00−10)を用いて解析を行った。具体的には、ガラス製100mlビーカーに10wt%界面活性剤(アルキルベンゼンスフォン酸塩ネオゲンSC−A;第一工業製薬性)を0.1〜0.5ml添加し、各トナー0.1〜0.5g添加しミクロスパーテルでかき混ぜ、次いでイオン交換水80mlを添加した。得られた分散液を超音波分散器(本多電子社製)で3分間分散処理した。
前記分散液を前記FPIA−2100を用いて濃度を5000〜15000個/μlが得られるまでトナーの形状及び分布を測定した。本測定法は平均円形度の測定再現性の点から前記分散液濃度が5000〜15000個/μlにすることが重要である。前記分散液濃度を得るために前記分散液の条件、すなわち添加する界面活性剤量、トナー量を変更する必要がある。界面活性剤量は前述したトナー粒径の測定と同様にトナーの疎水性により必要量が異なり、多く添加すると泡によるノイズが発生し、少ないとトナーを十分にぬらすことが出来ないため、分散が不十分となる。またトナー添加量は粒径のより異なり、小粒径の場合は少なく、また大粒径の場合は多くする必要があり、トナー粒径が3〜6μmの場合、トナー量を0.1〜0.5g添加することにより分散液濃度を5000〜15000個/μlにあわせることが可能となる。
本発明において、用いられる結着樹脂は、従来より公知の樹脂が使用される。例えば、スチレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラート樹脂などが挙げられる。
また、これら樹脂の製造方法も特に限定されるものではなく、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合いずれも使用できる。
本発明では特にポリエステル樹脂を含有することが好ましい。ポリエステル樹脂は一般的に他の樹脂に比べ、耐熱保存性を維持したまま低温定着が可能であるため本発明には適した結着樹脂である。
本発明で用いられるポリエステル樹脂は、アルコールとカルボン酸との縮重合によって得られる。使用されるアルコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、1、4−ビス(ヒドロキシメタ)シクロヘキサン、及びビスフェノールA等のエーテル化ビスフェノール類、その他二価のアルコール単量体、三価以上の多価アルコール単量体を挙げることができる。
また、カルボン酸としては、例えばマレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、マロン酸等の二価の有機酸単量体、1、2、4−ベンゼントリカルボン酸、1、2、5−ベンゼントリカルボン酸、1、2、4−シクロヘキサントリカルボン酸、1、2、4−ナフタレントリカルボン酸、1、2、5−ヘキサントリカルボン酸、1、3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロパン、1、2、7、8−オクタンテトラカルボン酸等の三価以上の多価カルボン酸単量体を挙げることができる。ポリエステル樹脂のTgは58〜75℃が好ましい。
本発明に用いられる着色剤としては、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色について、公知のものを種々用いることができる。
イエロートナーの着色剤としては、例えば、カラーインデックスにより分類ささるC.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー5、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー15若しくはC.I.ピグメントイエロー17等のアゾ系顔料、又は、黄色酸化鉄若しくは黄土等の無機系顔料を用いることができる。また、染料としては、例えば、C.I.アジットイエロー1等のニトロ系染料、又は、C.I.ソルベントイエロー2、C.I.ソルベントイエロー6、C.I.ソルベントイエロー14、C.I.ソルベントイエロー15、C.I.ソルベントイエロー19若しくはC.I.ソルベントイエロー21等の油溶性染料を用いることができる。特に、C.I.ピグメントイエロー17等のベンジジン系顔料が色味の点から好ましい。
マゼンタトナーの着色剤としては、例えば、C.I.ピグメントレッド49、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド81、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ソルベントレッド19、C.I.ソルベントレッド49、C.I.ソルベントレッド52、C.I.ベーシックレッド10又はC.I.ディスパーズレッド15等を用いることができ、特に、C.I.ピグメントレッド122等のキナクリドン系顔料が色味の点から好ましい。
シアントナーの着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ソルベントブルー55、C.I.ソルベントブルー70、C.I.ダイレクトブルー25又はC.I.ダイレクトブルー86等を用いることができ、特に、C.I.ピグメントブルー15等の銅フタロシアニン顔料が色味の点から好ましい。ブラックトナーの着色剤としては、カーボンブラックが好適である。カーボンブラックとしては、チャンネルブラック、ロースブラック、ディスクブラック、ガスファーネスブラック、オイルファーネスブラック、アセチレンブラックなどの、従来公知の様々なカーボンブラックの中から、適宜選択すればよい。
本発明に用いられる離型剤としては、天然ワックスとして、動物由来の蜜蝋、鯨蝋、セラック蝋、植物由来のカルナバ蝋、木蝋、米糠蝋(ライスワックス)、キャンデリラワックス、石油由来のパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、鉱物由来のモンタンワックス、オゾケライトなどがあり、また合成ワックスとしては、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、油脂系合成ワック(エステル、ケトン類、アミド)、水素化ワックスなどがあるが、低温領域における染み出し効果を発揮するために、示差走査熱量分析計(以下、DSCと略す)による吸熱ピークが80〜110℃であるものであればよい。特に種類を限定されるものではないが、好ましくは、合成することによって得られる炭化水素系合成ワックス、或いは、石油系のワックスがよい。炭化水素系合成ワックスは次の2種類に大別される。1種類目はフィッシャー・トロプシュ(Fischer−Tropsch)ワックスと呼ばれているもので、一酸化炭素と水素を反応させることにより、生成することができる。他の一種はポリエチレンワックスと呼ばれているもので、エチレンの重合やポリエチレンの熱分解により生成することができる。
DSCはJIS−K7122−1987に準じて測定し、吸熱ピークの温度を融点とする。
さらに本発明に用いられるワックスは、好ましくは極性を有するものであれば良く、さらに好ましくは酸価が3〜8KOHmg/gのものであれば良い。一旦出来上がったワックスを原料として化学的・物理的手段で加工もしくは変性し、極性を持たせることが可能となる。変性ワックスとしては酸化ワックスと合成樹脂等をブレンドした配合ワックスに大別することができる。酸化ワックスは、原料のワックスを薬品や空気中の酸素で酸化することにより生成される。また、配合ワックスは機械的強度が小さいという欠点を補う為、相溶性の良い合成樹脂(エチレン酢ビ共重合体、ポリエチレン、合成ロジン等)を適当量ブレンドしたものである。
さらに、本発明に用いられる離型剤は、針入度が4以下であることが好ましい。針入度は、JISの規格(K−2235−5.4)に定められた方法により、離型剤の硬さを求める測定法である。測定装置で規定温度下に定められた針に100gの荷重をかけ、5秒間で試料に何mm侵入するかを求め、この10倍の数値で表すことができる。
本発明のトナーには、トナーの摩擦帯電性を制御する目的で、電荷制御剤を配合することができる。この電荷制御剤は、トナーの帯電特性に応じて、正電荷制御用及び負電荷制御用がある。正電荷制御用の電荷制御剤としては、塩基性窒素原子を有する有機化合物、例えば、塩基性染料、第4級アンモニウム塩、アミノピリン、ピリミジン化合物、多核ポリアミノ化合物、アミノシラン類又はニグロシンベース等を用いることができる。負帯電用の電荷制御剤としては、オイルブラック若しくはスピロンブラック等の油溶性染料、含金属アゾ染料、ナフテン酸金属塩、アルキルサリチル酸の金属塩、脂肪酸石鹸又は樹脂酸石鹸等を用いることができる。
電荷制御剤の添加量は、結着樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜8重量部である。なお、カラー用トナーとしては、無色の第4級アンモニウム塩又はアルキルサリチル酸の金属塩が好ましいが、必須ではない。
本発明のトナーには、添加剤としてシリカ及び他の無機微粒子及び樹脂微粒子が外添される。シリカ以外の無機微粒子としては、例えば、脂肪酸金属塩、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸鉛、酸化亜鉛粉末、酸化アルミ粉末、酸化チタン粉末等を用いることができる。また、樹脂微粒子としては、メラミン系樹脂、アクリル系樹脂を用いる。
上記添加剤を母体粒子と混合するには、従来公知の混合装置を用いることができる。
例えばヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等である。
本発明のトナー粒子は、平均粒径3μm〜6μmのものを用いる。
本発明のトナーの製造方法は、原料を混合、混練、冷却、粗粉砕、微粉砕、分級して母体粒子を得た後、添加剤を混合する工程からなる。
本発明では、少なくとも結着樹脂、着色剤及び離型剤を混合し、混練機を用いて混練する。混練機としては、密閉式の連続混練機、開放式のロール型混練機等を用いることができる。
上記混練により得られた混練物を冷却後、粗粉砕、微粉砕、分級して母体粒子を得る。
粗粉砕機としては、ロートプレックス、パルペライザー等が使用できる。また、微粉砕機としては、気流式ジェットミルや機械式粉砕機等を用いることができる。
分級機としては、気流式分級機やロータ式分級機等を用いることができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
以下の処方で粉砕トナーを作成した。
・ポリエステル樹脂A 40重量部
(組成:ビスフェノールA−PO付加物/EO付加物、フマル酸、トリメリット酸、特性:軟化点146℃、酸価28、Tg60℃)
・ポリエステル樹脂B 40重量部
(組成:ビスフェノールA−PO付加物、テレフタル酸、特性:軟化点100℃、酸価15、Tg59℃)
・カルナウバワックス 5重量部
(融点83℃、酸価4.0、ケン化価90)
・ボントロンE−304(オリエント化学) 1重量部
・カーボンブラック(#44:三菱化学) 13重量部
以上の処方で、1軸エクストルーダーで溶融混練を行い、冷却後粉砕、分級を行い以下のような実施例1の分級トナーを得た。
体積平均粒径:5.5μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率:35個数%、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率:8個数%
この分級トナーにシリカ(R−972:クラリアントジャパン製)1.0重量部を混合し実施例1のトナーを得た。
imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19、材質をスチール(鉄)とし、実施例1のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
なお、imagio MP5000はトナーリサイクル装置を備えているが、実施例1、比較例1、2,3、実施例2、3の評価ではリサイクル機構をOFFとしている。
ドクタ部へのトナー融着については目視で観察した。また、画像品質についても、解像力、ベタ均一性、白抜け画像について目視評価を行った。
評価結果については表1〜表4にまとめて記載した。
ドクタ部トナー融着:5(未発生)、3(若干発生)、1(酷く発生)
解像力:5(細線まで問題なし)、3(普通の文字は問題ない)、1(普通の文字でにじみ発生)
ベタ均一性:5(均一)、3(若干不均一)、1(不均一)
白抜け:5(未発生)、3(若干発生)、1(酷く発生)
それぞれの4、2は5と3、3と1の中間
[比較例1]
実施例1の処方で、1軸エクストルーダーで溶融混練を行い、冷却後粉砕、分級を行い以下のような比較例1の分級トナーを得た。
体積平均粒径:2.8μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率:28個数%、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率:15個数%
この分級トナーにシリカ(R−972:クラリアントジャパン製)2.0重量部を混合し比較例1のトナーを得た。
imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19とし、実施例1と同様に連続プリントを10万枚行った。
[比較例2]
実施例1の処方で、1軸エクストルーダーで溶融混練を行い、冷却後粉砕、分級を行い以下のような比較例2のトナーを得た。
体積平均粒径:6.5μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率:35個数%、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率:15個数%
この分級トナーにシリカ(R−972:クラリアントジャパン製)0.75重量部を混合し比較例2のトナーを得た。
imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19とし、実施例1と同様に連続プリントを10万枚行った。
[比較例3]
実施例1のトナーを用いて、imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.25とし、実施例1と同様に連続プリントを10万枚行った。
実施例1の処方で、1軸エクストルーダーで溶融混練を行い、冷却後粉砕、分級を行い以下のような実施例2のトナーを得た。
体積平均粒径:4.5μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率:35個数%、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率:8個数%
この分級トナーにシリカ(R−972:クラリアントジャパン製)1.5重量部を混合し実施例2のトナーを得た。
imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.18、材質をステンレスとし、実施例2のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
実施例2のトナーを用いて、imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19、材質を表面をアルマイト処理したアルミニウムとし、実施例3のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
実施例2のトナーを用いて、imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19、材質を表面をアルマイト処理したアルミニウムとし、実施例3のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
実施例2のトナーを用いて、imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.19、材質を表面をアルマイト処理したアルミニウムとし、実施例2のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
なお、この時imagio MP5000のリサイクル機構をONし、現像部にリサイクルトナーを戻している。
実施例2のトナーを用いて、imagio MP5000(リコー製MFP)の現像ドクタの表面粗さをRa=0.17、材質を表面をアルマイト処理したアルミニウムとし、実施例2のトナーを用いて、ドクタ部の温度が最も高くなる連続プリントを10万枚行った。
なお、この時imagio MP5000のリサイクル機構をONし、現像部にリサイクルトナーを戻している。
Figure 2011145401
Figure 2011145401
Figure 2011145401
Figure 2011145401
以上の詳細かつ具体的な説明から明らかなように、本発明によれば、現像剤担持体上に担持する現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像において、該二成分現像のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さを、Ra=0.2μm以下のものであることを特徴とする二成分現像方法と現像装置、及びそれに用いる現像剤により、高画像品質、低温定着が可能で、ドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
また、上記ドクターブレードを、特に、非磁性体の金属材料のものと特定することにより、トナー融着しやすい条件でも、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるができるという優れた効果を奏する。
さらに、上記非磁性体材質のドクターブレードを、材質が「Al」の場合は、特に、表面をアルマイト処理したものと特定することにより、ドクターブレード表面の硬度を上げ、磨耗しにくくすることができるという優れた効果を奏する。
さらに、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を設けた、上記現像装置により、紙粉等の異物が多く、融着したトナーがあると異物が付着しトナー塊が大きくなりやすい現像装置においても、表面粗さを規定することで、高画像品質、低温定着が可能でドクターブレードへのトナー融着を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
1 現像剤
2 固着した異物
10 感光体
11 帯電装置
12 現像装置
13 転写装置
14 用紙分離装置
15 クリーニング装置
16 クリーニングパッド
17 クリーニングブレード
18 複写機装置本体
19 カートリッジケース
19a クリーニングケース部
20 プロセスカートリッジ
21 現像剤収容部
22 現像剤担持部
23 撹拌部材
27 現像窓
28 現像スリーブ(現像剤担持体)
29 現像ドクタ(現像剤規制部材)
30 回収羽根
31 トナー搬送部材
32 トナーリサイクル装置
特開2005−274756号公報 特許第3696404号公報 特許第2981803号公報 特許第3168366号公報 特許第3351347号公報

Claims (14)

  1. 現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像方法において、該二成分現像剤のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し、上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像方法。
  2. 上記ドクターブレードは、材質が非磁性体の金属材料のものであることを特徴とする請求項1に記載の二成分現像方法。
  3. 上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合は表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする請求項2に記載の二成分現像方法。
  4. 上記二成分現像装置は、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の二成分現像方法。
  5. 二成分現像剤を搭載し、かつ、現像剤担持体と、該現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制する部材であるドクターブレードとを有し、規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成装置の二成分現像装置において、該二成分現像のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像装置。
  6. 上記ドクターブレードは、非磁性体の金属材料製のものであることを特徴とする請求項5に記載の二成分現像装置。
  7. 上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合、表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする請求項6に記載の二成分現像装置。
  8. 転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の二成分現像装置。
  9. 静電潜像を形成する像担持体と静電潜像を可視像化するために現像する現像装置とを1つのカートリッジケース内に備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 現像剤担持体上に担持する二成分現像剤を規制部材であるドクターブレードで規制し、その規制後の二成分現像剤を該現像剤担持体に付着させて像担持体上の潜像を現像する画像形成のための二成分現像に用いられる二成分現像剤において、該二成分現像剤のトナーは、粉砕トナーであり、かつ体積平均粒径が3.0〜6.0μm、個数粒径4.0μm以下のトナー含有率が30個数%以上、個数粒径2.0μm以下のトナー含有率が10個数%以下であり、また、前記ドクターブレードは、前記現像剤担持体の回転方向に対し上流側の現像剤が規制される面の表面粗さが、Ra=0.2μm以下に規定されたものであることを特徴とする二成分現像剤。
  11. 上記ドクターブレードは、材質が非磁性体の金属材料のものであることを特徴とする請求項10に記載の二成分現像剤。
  12. 上記非磁性体材質のドクターブレードは、材質が「Al」の場合は表面をアルマイト処理したものであることを特徴とする請求項11に記載の二成分現像剤。
  13. 上記二成分現像装置は、転写材への未転写トナーを回収して現像装置に戻すトナーリサイクル装置を備えたものであることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の二成分現像剤。
  14. 静電潜像を形成する像担持体と静電潜像を可視像化するために現像する現像装置とを1つのカートリッジケース内に備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジの該現像装置に搭載された現像剤において、請求項10乃至請求項13のいずれかに記載の二成分現像剤であることを特徴とする二成分現像剤。
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