JP2011142841A - 電子レンジ用カレーソース、電子レンジ用容器詰カレーソース及びカレー煮の製造方法 - Google Patents

電子レンジ用カレーソース、電子レンジ用容器詰カレーソース及びカレー煮の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにする電子レンジ用カレーソースであって、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であっても、ふきこぼれが生じることなく、具材にカレー風味を充分に付与することができる電子レンジ用カレーソースを提供することである。また、本発明は、そのような電子レンジ用カレーソースが充填された容器に具材を投入して電子レンジ調理を行うための電子レンジ用容器詰カレーソース、及びこれらを使用して具材のカレー煮を電子レンジで製造する方法を提供する。
【解決手段】具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにするため電子レンジ用カレーソースであって、クミンをカレーソースに対して0.01〜2%含有し、前記クミン100部に対してターメリックを5〜70部、コリアンダーを100〜1000部含有する電子レンジ用カレーソース、前記電子レンジ用カレーソースが充填された容器に具材を投入して電子レンジ調理を行うための電子レンジ用容器詰カレーソース、及びこれらを使用して具材のカレー煮を電子レンジで製造する方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにする電子レンジ用カレーソースに関し、より詳しくは、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であっても、ふきこぼれが生じることなく、具材にカレー風味を充分に付与することができる電子レンジ用カレーソースに関する。また、本発明は、そのような電子レンジ用カレーソースが充填された容器に具材を投入して電子レンジ調理を行うための電子レンジ用容器詰カレーソース、及びこれらを使用して具材のカレー煮を電子レンジで製造する方法に関する。
鶏肉や牛肉等の肉類、ジャガイモや人参等の野菜類等をカレー風味に煮込んだカレー煮は、人気のあるメニューのひとつであり、家庭における食卓での出現頻度も高い。
しかしながら、このようなカレー煮を作るには、具材の煮込みに先だって、好ましい香味が発現するように香辛料の配合を調整するとともに、香辛料や油脂、小麦粉等を混合して予めソースを作らなければならず、手間と時間がかかるという問題がある。また、市販されているカレールウを使用する場合であっても、具材の煮込みの際には、ソースのふきこぼれや鍋底へのソースの焦げ付きを防止するために、かなりの頻度で火加減を調整すること等の煩雑な操作が必要となるという問題がある。
ところで、火加減の調整等の煩雑な操作が不要であり、短時間で加熱調理を行う方法として電子レンジによる加熱調理が知られている。カレーを電子レンジで加熱調理することについては、例えば、特許第3115234号公報(特許文献1)に、電子レンジで具材とともに加熱調理することにより、カレーが得られる電子レンジ調理用ルウ食品が記載されている。しかしながら、電子レンジによる加熱は、水分を含んだ具材やソースが直接加熱されるという特性があり、電子レンジ加熱時間が長くなり具材が過度に加熱されると具材が煮崩れたり固くなったりする問題が生じるため短時間で加熱調理を終了する必要があるが、この場合、具材にカレー風味が充分に付与され難いという問題があった。
特許第3115234号
本発明者等は、短時間の電子レンジ加熱であっても具材にカレー風味が充分に付与されるように、カレー粉の配合量を増やしたカレーソースを製造し、当該カレーソースに具材を加えて電子レンジによる加熱調理を行ったところ、電子レンジ加熱中にソースが沸騰して沸きあがり、ふきこぼれが生じるという問題が生じた。
そこで、本発明の目的は、具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにする電子レンジ用カレーソースであって、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であっても、ふきこぼれが生じることがなく、具材にカレー風味を充分に付与することができる電子レンジ用カレーソースを提供することである。また、本発明は、そのような電子レンジ用カレーソースが充填された容器に具材を投入して電子レンジ調理を行うための電子レンジ用容器詰カレーソース、及びこれらを使用して具材のカレー煮を電子レンジで製造する方法を提供することである。
本発明者等は、上記目的を達成すべく使用原料等、様々な諸条件について鋭意研究を重ねた結果、特定の香辛料を特定の割合で使用したカレーソースは、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であってもふきこぼれが生じることなく、具材にカレー特有の風味を充分に付与することができることを見出し、遂に本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)、具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにするため電子レンジ用カレーソースであって、クミンをカレーソースに対して0.01〜2%含有し、前記クミン100部に対してターメリックを5〜70部、コリアンダーを100〜1000部含有する電子レンジ用カレーソース、
(2)、トウガラシオレオレジン及び胡椒を含有し、前記トウガラシオレオレジン及び胡椒の含有割合がトウガラシオレオレジン100部に対して、胡椒が100〜5000部である(1)記載の電子レンジ用カレーソース、
(3)、カレーソースに対して澱粉を0.1〜10%含有する(1)又は(2)に記載の電子レンジ用カレーソース、
(4)、(1)乃至(3)のいずれかに記載のカレーソースに具材を加えて電子レンジで加熱調理するカレー煮の製造方法、
(5)、(1)乃至(3)のいずれかに記載の電子レンジ用カレーソースが容器に充填されてなり、前記容器内に具材を投入し、電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにする電子レンジ用容器詰カレーソース、
(6)、前記容器が具材の投入口となるジッパー部と電子レンジによる加熱調理時に蒸気を排出する蒸気抜き機構とを有したパウチである(5)記載の電子レンジ用容器詰カレーソース、
(7)、(5)又は(6)に記載の電子レンジ用容器詰カレーソースの容器内に具材を投入して電子レンジで加熱調理するカレー煮の製造方法、
である。
本発明の電子レンジ用カレーソースは、具材を加えて電子レンジで加熱調理するだけで、簡便に具材のカレー煮を得ることができるものであり、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であっても、ふきこぼれが生じることなく、具材にカレー特有の風味を充分に付与することができる。また、そのような電子レンジ用カレーソースを容器に充填し、当該容器内に具材を投入し、電子レンジで加熱調理することにより具材のカレー煮を得られるようにした電子レンジ用容器詰カレーソースによれば、通常は、容器詰めした状態でカレーソースを保管しておき、必要に応じて、具材を容器内に投入して電子レンジ調理を行うだけで具材のカレー煮が得られ大変便利である。したがって、本発明の電子レンジ用カレーソース、当該ソースを容器詰めした電子レンジ用容器詰カレーソース、及びこれらを使用してカレー煮を電子レンジで製造する方法を提供することにより、カレーソースの需要拡大が期待される。
本発明の一実施態様の電子レンジ用容器詰カレーソースの説明図である。
以下、本発明の電子レンジ用カレーソース、電子レンジ用容器詰カレーソース及びカレー煮の製造方法を詳述する。なお、本発明において「%」は「質量%」を、「部」は「質量部」を意味する。
本発明のカレー煮とは、具材をカレー風味に煮込んだ料理をいい、具体的には、例えば、チキンカレー、ビーフカレー、及び野菜カレー等が挙げられる。
本発明が対象とする電子レンジ用カレーソースとは、具材を加えて電子レンジで加熱調理することにより、上述したカレー煮が得られるソースである。
本発明の電子レンジ用カレーソースは、カレー風味を付与する香辛料として、特定の香辛料を特定の割合で含有する、すなわち、クミンをカレーソースに対して0.01〜2%、好ましくは0.1〜1%含有し、前記クミン100部に対してターメリックを5〜70部、好ましくは10〜60部、コリアンダーを100〜1000部、好ましくは300〜700部含有することを特徴とする。このように本発明の電子レンジ用カレーソースは、香辛料を特定の割合に調整していることにより、強い沸騰状態が数分間連続する電子レンジ調理であってもふきこぼれが生じ難い。しかも、香辛料が特定の割合に調整された本発明の電子レンジ用カレーソースが、電子レンジ調理中に具材にしみこむことにより、短時間の電子レンジ調理であっても加熱調理後の具材にバランスのよいカレー風味が充分に付与される。
これに対して、クミンに対するターメリックの含有割合が前記範囲よりも多い場合はふきこぼれが生じ易くなり、前記範囲よりも少ない場合は、電子レンジ加熱調理後の具材のカレー風味のバランスが悪くなる。また、クミンの含有量が前記範囲よりも少ない場合は、具材のカレー風味が弱く、一方、前記範囲よりも多い場合は具材のカレー風味が強くなりすぎる。また、クミンに対するコリアンダーの含有量が前記範囲よりも少ない場合、あるいは、多い場合のいずれにおいても、電子レンジ加熱調理後の具材のカレー風味のバランスが悪くなる。
本発明の電子レンジ用カレーソースに用いる前記クミン、ターメリック、コリアンダーとしては、一般的なカレーソースに使用されるものであれば特に制限はない。また、使用する形態としては特に制限は無いが、ソースに風味を付与しやすい点から、粉末状のものを使用すればよい。
また、本発明の電子レンジ用カレーソースにおいては、辛味を付与する原料として、トウガラシオレオレジン及び胡椒を含有し、前記トウガラシオレオレジン及び胡椒の含有割合がトウガラシオレオレジン100部に対して、胡椒が100〜5000部、好ましくは500〜3000部であることが好ましい。辛味を付与する原料としてこれら原料を特定の割合で用いた電子レンジ用カレーソースは、具材やソースが直接加熱され短時間で加熱調理が終了する電子レンジ加熱であっても、電子レンジ調理中のふきこぼれが生じ難く、具材にカレー特有の辛味を充分に付与することができる。前記含有割合に関し、トウガラシオレオレジンに対する胡椒の含有量が前記範囲よりも少ない場合は、具材を喫食した後に口中に残る辛味は付与されるものの、具材を喫食した直後に最初に感じる辛味は付与され難く、カレー煮としての辛味のバランスが悪くなり好ましくない。一方、トウガラシオレオレジンに対する胡椒の含有量が前記範囲よりも多い場合は、具材を喫食した直後に最初に感じる辛味が強くなりすぎてカレー煮としての辛味のバランスが悪くなり好ましくない。
本発明の電子レンジ用カレーソースに用いる前記トウガラシオレオレジンとは、原料唐辛子を溶剤、例えば、ヘキサン、エーテル、酢酸エチル、アセトン等で抽出処理し、その抽出液について溶剤を減圧留去したものである。これらは、トウガラシオレオレジンとして製品が市販されているのでこれらを用いればよい。なお、本発明のカレーソースは香辛料風味を具材に充分に付与する点から、辛味成分を充分に含有したトウガラシオレオレジン用いるとよい。具体的には、当該トウガラシオレオレジン中に辛味成分であるカプサイシンとジヒドロカプサイシンが合計で3%以上含有しているものを用いることが好ましい。トウガラシオレオレジン中の辛味成分の測定は、一般的に用いられている液体クロマトグラフィーによる測定方法、具体的には、「トウガラシ−辛味の科学」(編者 岩井和夫、渡辺達夫、発行所 株式会社 幸書房、2000年1月20日発行)に記載の方法により測定できる。
一方、前記胡椒とは、コショウ科の植物の乾燥果実であり、ホワイトペパー、ブラックペパー、ピンクペパー、グリーンペパーのいずれでもよいが、特にブラックペパーを用いると、具材に爽やかで上品な辛味と香気を付与しやすく好ましい。また、使用する形態としては特に制限は無く、例えば、ホール状、あるいは、粉末状のものを使用すればよいが、より具材にカレー特有の辛さが付与され易い点から粉末状のものを使用することが好ましい。
また、電子レンジ用カレーソースにおけるトウガラシオレオレジンの含有量は、必要とされる辛味の強さにより適宜調整すればよいが、適度な辛さを得る点から、ソース全体に対して好ましくは0.005〜0.04%、より好ましくは0.01〜0.04%である。
なお、本発明においては、本発明の効果を損なわない範囲で辛さを付与するその他の原料を配合してもよいが、唐辛子は電子レンジ調理中のふきこぼれを助長する傾向がある。したがって、本発明のカレーソースは、唐辛子を含有しないことが好ましい。また、風味を出す等の理由で唐辛子を使用する場合は、ふきこぼれが助長されないように、その含有量を、好ましくはカレーソースに対して乾物換算で0.5%以下に留めることが好ましい。
また、本発明の電子レンジ用カレーソースは、具材を加えて電子レンジで加熱する際に、よりふきこぼれが防止され易いように、澱粉をカレーソースに対して0.1〜10%含有することが好ましく、0.1〜5%含有することがより好ましい。
本発明において用いることができる前記澱粉としては、例えば、小麦粉澱粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉等の生澱粉、これら生澱粉に常法によりα化処理を行ったα化澱粉、生澱粉に常法により湿熱処理を行った湿熱澱粉、更に、生澱粉に常法により架橋処理、エステル化処理、エーテル化処理、酸化処理等の一種又は二種以上の処理を行った架橋澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉等の加工澱粉等が挙げられる。これらの澱粉の中でも、電子レンジ調理後に、具材表面にカレーソースが付着し易い好ましい性状を付与できるという点から、湿熱処理澱粉又は加工澱粉を好ましく使用できる。
また、本発明の電子レンジ用カレーソースは、上述のように電子レンジ加熱する際のふきこぼれが防止され易いように好ましくは澱粉を含有するが、カレーソースに一般的に使用される小麦粉は、ふきこぼれを助長する傾向があるので含有しないことが好ましい。風味を出す等の理由で小麦粉を使用する場合は、ふきこぼれが助長されないように、その含有量を、好ましくはカレーソースに対して0.8以下、より好ましくは0.5%以下に留めることが好ましい。
本発明の電子レンジ用カレーソースの粘度としては、具材に辛味等のカレー風味を付与しやすいように粘度が煮込みに支障がない範囲、つまり、0.1〜10Pa・sであることが好ましく、0.1〜8Pa・sとしてあることがより好ましい。ここで、前記粘度の下限に関し、本発明においては、上述するように好ましくは澱粉を含有することから、粘度が好ましくは0.1Pa・s以上となる。
前記本発明における電子レンジ用カレーソースの粘度の測定は、当該ソースをBH形粘度計で、品温60℃、回転数10rpmの条件で、粘度が0.375Pa・s未満のときローターNo.1、0.375Pa・s以上1.5Pa・s未満のときローターNo.2、1.5Pa・s以上3.75Pa・s未満のときローターNo.3、3.75Pa・s以上7.5Pa・s未満のときローターNo.4、7.5Pa・s以上のときローターNo.5を使用し、測定開始後ローターが3回転した時の示度により求めた値である。なお、カレーソースに具材が含まれる場合は、カレーソースを10メッシュの網目に通して具材を取り除いたものを測定する。
なお、本発明の電子レンジ用カレーソースには上述した辛味付与原料、澱粉及び小麦粉の他に、本発明の効果を損なわない範囲で一般的なカレーソースに含有する種々の香辛料や食材、添加材等の原料を用いることができる。例えば、上述した香辛料以外の香辛料としては、フェネグリーク、オールスパイス、シナモン、カルダモン、クローブ、フェンネル、ジンジャー、ニンニク等が挙げられ、また、その他の原料としては、例えば、食塩、みそ、砂糖、液糖、グルタミン酸ナトリウム、核酸系旨味調味料等の各種調味料、日本酒、エチルアルコール等のアルコール、増粘多糖類、野菜類、肉類等の具材等が挙げられる。
上述した本発明の電子レンジ用カレーソースは、上述した香辛料含有量を上述の範囲とし、好ましくは、澱粉を特定量含有させ、カレーソースの粘度を上述した範囲に調整とする他は、一般的なカレーソースの製造方法に準じて、原料を加熱混合することにより製造することができる。
続いて、本発明の電子レンジ用カレーソースを使用してカレー煮を製造する方法を説明する。
まず、上述した電子レンジ用カレーソース及び具材を用意する。本発明のカレーソースで調味する具材としては、カレー煮に適したものを適宜選択して使用すればよい。例えば、じゃがいも、玉葱、人参、茄子、ほうれん草、ブロッコリー等の野菜類、まいたけ、しめじ等のきのこ類、鶏肉、豚肉、牛肉、羊肉等の肉類、スズキ、タラ、たこ、いか、海老、帆立等の魚介類等を挙げることができる。これらの具材は、カレーソースに加える前に予め、下茹で、油通し、あく抜き、電子レンジで加熱する等のいずれかの方法により下処理をしておくことができる。
次に、具材を食べ易くし、また、カレー風味が染み込みやすいように、好ましくは1〜5cmの大きさにカットし、カットした具材とカレーソースを電子レンジ調理が可能な容器に入れる。具材とカレーソースの割合は料理によるが、カレーソース100部に対して具材を10部〜1000部程度とすればよい。容器としては、例えば、電子レンジ加熱耐性を備えた耐熱性樹脂製のパウチや、カップ状又は深皿状等に成形した施蓋可能な容器、あるいは、陶器製の皿等を用いることができる。
続いて、具材とカレーソースを入れた容器ごと電子レンジ加熱調理を行う。電子レンジ加熱調理は、カレーソースと加えた具材を調味する点から少なくともカレーソースが沸騰して煮込み調理がされる加熱条件、具体的には、カレーソースと加えた具材の合計500gあたり、好ましくは出力600W×3分相当以上の加熱をすることが好ましい。ここで600W×3分相当とは、出力300Wであれば6分、出力400Wであれば、4.5分、出力800Wであれば2.25分というように、出力ワット数と時間との積の値が同じになるように換算して計算した条件以上の電子レンジ加熱を行うことである。また、カレーソースと具材の合計が例えば1000gであれば、出力ワット数と時間との積の値が400gの場合の2倍となるように電子レンジ加熱を行う。前記加熱条件の上限としては、あまり長すぎても具材が硬くなったりしやすいことから、通常、カレーソースと加えた具材の合計500gあたり、好ましくは出力600W×20分相当以下の加熱条件とすればよい。
このような電子レンジ加熱調理を行っても、本発明のカレーソースはふきこぼれが防止される。また、以上のようにして電子レンジ加熱調理により得られたカレー煮は、短時間の電子レンジ加熱であっても具材にカレー風味が充分に付与されたものとなる。
次に、本発明の電子レンジ用カレーソースが容器に充填され、容器内に具材を投入し、電子レンジで加熱調理することにより具材のカレー煮を得られるようにする電子レンジ用容器詰カレーソースについて説明する。
この電子レンジ用容器詰カレーソースに使用する容器としては、レンジ調理が可能な種々の容器を用いることができる。このような容器としては、例えば、耐熱性樹脂性の成形容器の他、底面にマチをもたせたスタンディングパウチ、底面及び側面にマチをもたせたガゼット袋、四方シール袋等が挙げられる。また、これら容器としては、容器を開封して具材を投入した後電子レンジ調理する前に当該容器を再封するためのジッパー部や、電子レンジ加熱調理時に蒸気を容器外に排出する蒸気抜き機構を備えていることが好ましい。蒸気抜き機構としては、従来より電子レンジ対応包装袋で使用されているものであればよい。また、蒸気抜き機構としては、ジッパー部が電子レンジ加熱時にパウチが膨張する際の圧力で部分的に開口するようにジッパー部の嵌合を調整したものであってもよい。
前記電子レンジ用容器詰カレーソースは、容器詰めしてあることにより、保管が可能となり、必要なときに具材を容器内に投入して電子レンジ調理するだけで簡便に具材の香辛料煮を製造することができ好ましい。このような電子レンジ用容器詰カレーソースは、例えば、常法により耐熱性パウチに充填密封した後中心品温120℃で4分相当以上のレトルト処理や、凍結処理をすることができ、特にレトルト処理をしたレトルト品であると、長期保管ができ好ましい。
続いて、前記本発明の電子レンジ用容器詰カレーソースを使用してカレー煮を製造する方法を説明する。
まず、具材の計量及びカットを行った後、電子レンジ用容器詰カレーソースを開封し、そこから具材を投入してジッパーにより再封する。
次に、蒸気抜き機構から内容物がこぼれ難いように蒸気抜き機構が上部にくるように容器を電子レンジに入れ、上述した所定のワット数と時間で電子レンジ加熱調理を行う。電子レンジ加熱時には、電子レンジ加熱調理により直接的にカレーソースと具材が加熱されるのに加え、ジッパー部により容器が閉じられていることから、発生した蒸気が容器内のヘッドスペースに充満しカレーソースと具材とがいわゆる蒸らし効果により加熱される。この場合、ふきこぼれが特に発生しやすいが、本発明においては、上述した特定のソースを用いることによりジッパー部により容器が閉じられてから加熱された場合であってもふきこぼれが防止される。発生した蒸気は、蒸気抜き機構から排出されるため、容器の破裂は防止される。
加熱調理後は、容器を開口し得られたカレー煮を皿等に盛り付ければよい。以上のようにして電子レンジ加熱調理により得られたカレー煮は、短時間の電子レンジ加熱であっても具材にカレー風味が充分に付与されたものとなる。
以下、本発明について、実施例、比較例、並びに試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明はこれらに限定するものではない。
[実施例1]
(1)具材
鶏もも肉350g及びじゃがいも小1個100gを一口大(3cm角)にカットした。
(2)電子レンジ用カレーソース
下記配合割合の原料を用意した。まず、ニーダーにサラダ油、ソテーした玉ねぎを投入し、次に、トマトピューレ、ターメリック、コリアンダー、クミン、胡椒(ブラックペパー)、ナツメグ、トウガラシオレオレジン(カプサイシンとジヒドロカプサイシンの合計含有量7%)、砂糖、食塩、加工澱粉(アセチル化アジピン酸架橋澱粉)清水を投入し撹拌混合しながら品温が90℃になるまで加熱することにより電子レンジ用カレーソースを得た。なお、香辛料はいずれも粉末品を用いた。
<配合割合>
サラダ油 5.0%
玉ねぎ(ソテー品) 35.0%
トマトピューレ 5.0%
ターメリック 0.2%
コリアンダー 10.0%
クミン 1.5%
胡椒 0.3%
ナツメグ 0.05%
トウガラシオレオレジン 0.02%
砂糖 1.0%
食塩 1.0%
加工澱粉 5.0%
清水 残 余
――――――――――――――――――――――――――
合計 100%
(3)電子レンジ用容器詰カレーソース
次に、得られた電子レンジカレーソース60gを図1に示すジッパー付きスタンドパウチ10(電子レンジ加熱時にパウチが膨張する際の圧力で部分的に開口するようにジッパー部11の嵌合を調整した蒸気抜き機構を有するもの、パウチサイズ:縦220mm×横140mm×折込(マチ)40mm、材質:(パウチ)ポリエステル/ポリアミド/無延伸ポリプロピレン、(ジッパー部)ポリプロピレン、最大密封充填可能容量:820mL)に充填密封後、レトルト処理(115℃、15分間)し、パウチ内にカレーソース(60g)が充填されている電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。得られた電子レンジ用容器詰カレーソースは、カレーソースに加える具材の好ましい切り方、大きさ、投入量、電子レンジ加熱に必要なワット数と時間等の説明表示を印刷した紙製の化粧箱に封入した。
得られた電子レンジ用カレーソースのクミンの含有量はカレーソースに対して1.5%であり、クミン100部に対してターメリック含有量が13部、コリアンダー含有量が667部であった。また、トウガラシオレオレジン及び胡椒の含有割合は、トウガラシオレオレジン100部に対して、胡椒が1500部であった。また、カレーソースの粘度(品温60℃、(株)東京計器製のBH形粘度計、ローターNo.4、回転数10rpm)は6Pa・sであった。
(4)電子レンジによる加熱調理
(3)の電子レンジ用容器詰カレーソースのジッパーを開封し、(1)の具材を合計450gを入れ、再度ジッパーを閉じた。次に、具材投入後の電子レンジ用容器詰カレーソースを電子レンジで加熱調理(600W×8分間)をし、開封してこれを皿にあけた。なお、電子レンジ加熱中のカレーソースは、沸騰しても液面上に泡が沸きあがらなかった。
得られた具材カレー煮は、具材にカレーの風味が適度に付与されておりカレー風味のバランスもよく大変好ましいものであった。
[実施例2]
実施例1において、下記配合割合とした以外は同様にしてパウチ内にカレーソースが充填されている電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。得られた電子レンジ用カレーソースのクミンの含有量はカレーソースに対して1.0%であり、クミン100部に対してターメリック含有量が10部、コリアンダー含有量が500部であった。また、トウガラシオレオレジン及び胡椒の含有割合は、トウガラシオレオレジン100部に対して、胡椒が1500部であった。また、カレーソースの粘度(品温60℃、(株)東京計器製のBH形粘度計、ローターNo.3、回転数10rpm)は2Pa・sであった。
得られた電子レンジ用容器詰カレーソースに実施例1と同様に具材を合計450g入れ、電子レンジで加熱調理(600W×8分間)を行った後、皿にあけた。なお、電子レンジ加熱中のカレーソースは、液面上に泡が10mm程度の高さにまで沸きあがったがふきこぼれは生じず問題のない範囲であった。
得られた具材カレー煮は、具材にカレーの風味や辛味が適度に付与されておりカレー風味のバランスもよく大変好ましいものであった。
<配合割合>
サラダ油 5.0%
玉ねぎ(ソテー品) 35.0%
トマトピューレ 5.0%
ターメリック 0.1%
コリアンダー 5.0%
クミン 1.0%
胡椒 0.3%
ナツメグ 0.05%
唐辛子 0.05%
トウガラシオレオレジン 0.02%
砂糖 1.0%
食塩 1.0%
湿熱処理澱粉 3.0%
小麦粉 0.1%
清水 残 余
――――――――――――――――――――――――――
合計 100%
[試験例1]
本試験例では、クミンの含有量が電子レンジ加熱調理後の具材のカレー風味の強さに与える影響を調べたるため以下の試験を行った。つまり、実施例1の電子レンジ用カレーソースにおいて、クミンの含有量を表1に記載の下記含有量とした以外は同様にして6種類の電子レンジ用カレーソースを得た。次に、得られた各カレーソースを実施例1と同様にパウチに充填後、レトルト処理することにより6種類の電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。続いて、得られた各電子レンジ用容器詰カレーソースに実施例1と同様に具材を入れ、これを電子レンジで加熱調理し、加熱調理後の具材のカレー風味の強さについて下記評価基準で評価した。なお、いずれのカレーソースを用いた場合もふきこぼれは発生しなかった。結果を表1に示す。
Figure 2011142841
<加熱調理後の具材のカレー風味の強さについての評価>
1:カレー風味が弱すぎる
2:カレー風味が弱いが問題のない程度である
3:適度なカレー風味が感じられる
4:カレー風味が強いが問題のない程度である
5:カレー風味が強すぎる
表1より、クミン含有量が0.01〜2%であるカレーソースは、電子レンジ加熱調理後の具材にカレー風味が問題の無い程度に付与されており好ましいことが理解できる。特に、クミン含有量が0.1〜1%である場合は、カレー風味が適度であり好ましかった。これに対して、クミン含有量が前記範囲より少ないと、カレー風味が弱く、一方、クミン含有量が前記範囲より多いとカレー風味が強すぎて好ましくなかった。
[試験例2]
本試験例では、クミンに対するターメリックの含有割合が電子レンジ加熱中のカレーソースの状態と加熱調理後の具材のカレー風味に与える影響を調べるため、以下の試験を行った。つまり、実施例1の電子レンジ用カレーソースにおいて、ターメリックの含有量を表2に記載の下記配合割合とした以外は同様にして6種類の電子レンジ用カレーソースを得た。次に、得られた各カレーソースを実施例1と同様にパウチに充填後、レトルト処理することにより6種類の電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。続いて、得られた各電子レンジ用容器詰カレーソースに実施例1と同様に具材を入れ、これを電子レンジで加熱調理し、加熱中のカレーソースの状態について下記評価基準により評価した。また、加熱調理後の具材のカレー風味について下記評価基準で評価した。結果を表2に示す。
Figure 2011142841
<電子レンジ加熱中のカレーソースの状態の評価>
A:沸騰しているが、液面上に泡が沸きあがっていない
B:沸騰して液面上に泡が沸きあがっており、泡が沸きあがっている高さ
は、液面から20mm以下である
C:沸騰して液面上に泡が沸きあがっており、泡が沸きあがっている高さ
は、液面から20mmを越える高さである
<加熱調理後の具材のカレー風味についての評価>
A:カレー風味のバランスがよく大変好ましい
B:カレー風味としてややバランスが悪いが問題のない程度である
C:カレー風味としてバランスが悪い
表2より、クミン100部に対してターメリックの含有量が5〜70部であるカレーソースは、電子レンジ加熱中の泡の沸きあがりが抑制され、加熱調理後の具材のカレー風味が問題のない程度であり好ましいことが理解される。特に、クミン100部に対してターメリックの含有量が10〜60部である場合は、電子レンジ加熱中の泡の沸きあがり抑制効果が高く、加熱調理後の具材のカレー風味もバランスがよく大変好ましかった。これに対して、クミンに対するターメリックの含有量が前記割合より少ないとカレー風味としてバランスが悪く、一方、ターメリックの含有量が前記割合より多いと電子レンジ加熱中の泡の沸きあがりが激しくなりいずれも好ましくなかった。
[試験例3]
本試験例では、クミンに対するコリアンダーの含有割合が加熱調理後の具材のカレー風味に与える影響を調べたるため以下の試験を行った。つまり、実施例1の電子レンジ用カレーソースにおいて、コリアンダーの含有量を表3に記載の下記配合割合とした以外は同様にして6種類の電子レンジ用カレーソースを得た。次に、得られた各カレーソースを実施例1と同様にパウチに充填後、レトルト処理することにより6種類の電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。続いて、得られた各電子レンジ用容器詰カレーソースに実施例1と同様に具材を入れ、これを電子レンジで加熱調理し、加熱調理後の具材のカレー風味について試験例2と同様の評価基準で評価した。結果を表3に示す。
Figure 2011142841
表3より、クミン100部に対してコリアンダーの含有量が100〜1000部であるカレーソースは、加熱調理後の具材のカレー風味が問題のない程度であり好ましいことが理解される。特に、クミン100部に対してコリアンダーの含有量が300〜700部である場合は、加熱調理後の具材のカレー風味のバランスもよく大変好ましかった。これに対して、クミンに対するコリアンダーの含有量が前記割合より少ない場合や多い場合はいずれも具材のカレー風味のバランスが悪く好ましくなかった。
[試験例4]
本試験例では、トウガラシオレオレジンに対する胡椒の含有割合が電子レンジ加熱調理後の、具材の辛味の強さに与える影響を調べたるため、以下の試験を行った。つまり、実施例1の電子レンジ用カレーソースにおいて、トウガラシオレオレジン及び胡椒の配合割合を下記配合割合とした以外は同様にして5種類の電子レンジ用カレーソースを得た。次に、得られた各カレーソースを実施例1と同様にパウチに充填後、レトルト処理することにより5種類の電子レンジ用容器詰カレーソースを得た。続いて、得られた各電子レンジ用容器詰カレーソースに実施例1と同様に具材を入れ、これを電子レンジで加熱調理し、加熱調理後の、具材の辛味の強さについて下記評価基準で評価した。なお、いずれのカレーソースを用いた場合もふきこぼれは発生しなかった。結果を表4に示す。
Figure 2011142841
<加熱調理後の具材の辛味の強さについての評価>
1:辛味が弱い
2:辛みがやや弱い
3:適度な辛みが感じられる
4:辛味がやや強い
5:辛味が強い
<加熱調理後の具材の辛味についての総合評価>
A:喫食した直後から喫食後にいたるまで口中に辛味を感じ辛味のバランスがよく大変好ましい。
B:喫食した直後又は喫食後のいずれかの辛味が強くやや辛味のバランスが悪いが問題のない程度であり好ましい。
C:喫食した直後又は喫食後のいずれかの辛味が強すぎて辛味のバランスが悪く好ましくない。
表4より、トウガラシオレオレジン100部に対して胡椒の含有量が100〜5000部であるカレーソースは、電子レンジ加熱後の具材の辛味のバランスがよく好ましいことが理解される。特に、トウガラシオレオレジン100部に対して胡椒が500〜3000部である場合は、具材を喫食した直後から喫食後にいたるまで口中に辛味を感じ、辛味のバランスがよく大変好ましかった。
これに対して、トウガラシオレオレジンに対する胡椒の含有量が前記割合より少ない場合や多い場合は、喫食した直後又は喫食後のいずれかの辛味が強すぎて辛味のバランスが悪く、いずれも好ましくなかった。
1 電子レンジ用容器詰カレーソース
10 容器(パウチ)
11 ジッパー部
20 カレーソース

Claims (7)

  1. 具材を加えて電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにするため電子レンジ用カレーソースであって、クミンをカレーソースに対して0.01〜2質量%含有し、前記クミン100質量部に対してターメリックを5〜70質量部、コリアンダーを100〜1000質量部含有することを特徴とする電子レンジ用カレーソース。
  2. トウガラシオレオレジン及び胡椒を含有し、前記トウガラシオレオレジン及び胡椒の含有割合がトウガラシオレオレジン100質量部に対して、胡椒が100〜5000質量部である請求項1記載の電子レンジ用カレーソース。
  3. カレーソースに対して澱粉を0.1〜10質量%含有する請求項1又は2に記載の電子レンジ用カレーソース。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のカレーソースに具材を加えて電子レンジで加熱調理することを特徴とするカレー煮の製造方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子レンジ用カレーソースが容器に充填されてなり、前記容器内に具材を投入し、電子レンジで加熱調理することによりカレー煮を得られるようにする電子レンジ用容器詰カレーソース。
  6. 前記容器が具材の投入口となるジッパー部と電子レンジによる加熱調理時に蒸気を排出する蒸気抜き機構とを有したパウチである請求項5記載の電子レンジ用容器詰カレーソース。
  7. 請求項5又は6に記載の電子レンジ用容器詰カレーソースの容器内に具材を投入して電子レンジで加熱調理することを特徴とするカレー煮の製造方法。
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