JP2011140193A - タイヤの加硫装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パドル片のタイヤ半径方向移動距離を充分に確保し、BOMタイプのブラダー中心機構の採用を可能とする。
【解決手段】 タイヤ取外し具は、昇降自在な中心軸に外筒を外挿して中心軸部と、前記外筒に拡縮手段を介して支持されパドルとを具える。パドルは、上金型のビードリングの内径よりも小径となる縮径状態から加硫済タイヤのビード部の内径よりも大径となる拡径状態まで半径方向に移動する複数枚のパドル片からなる。前記拡縮手段は、第1の枢支軸に一端側が枢支され、かつタイヤ半径方向に揺動する他端側にガイド部を設けた揺動アームと、前記ガイド部に保持されて前記揺動アームの長さ方向にスライド可能なスライド体と、前記パドル片をタイヤ半径方向内外に水平に案内する水平案内部とを具える。前記パドル片と前記スライド体とは、第1の枢支軸と平行な第2の枢支軸にて連結される。
【選択図】図9

Description

本発明は、BOMタイプのブラダー中心機構を用いた場合にも、上金型からの加硫済タイヤの取り外し、並びに下方で待機するタイヤ受け取り台への引き渡しを可能とするタイヤの加硫装置に関する。
生産性を向上させたタイヤの加硫装置として特許文献1に記載のものが知られている。この装置は、生タイヤが搬入される搬入位置と、生タイヤを加硫する加硫位置との間を水平方向に往復移動しうる下金型と、前記加硫位置で昇降移動できかつ下降により前記下金型との間で生タイヤを加硫する上金型とからなる加硫金型を具える。
そして前記搬入位置にて生タイヤを下金型に装着した後、下金型を生タイヤとともに加硫位置まで移動せしめ、この加硫位置にて加硫を行う。又加硫後、加硫済タイヤを保持させたまま上金型を上昇させることにより、この上昇中に下金型を前記搬入位置に帰還させるとともに、加硫位置には加硫済タイヤを受け取る受け取り台を待機させる。そして、タイヤ取外し装置を作動させて、前記上昇中の上金型から加硫済タイヤを取り外し、下方で待機する前記受け取り台上にタイヤを引き渡すことにより、加硫済タイヤの搬出が行われる。
そして、前記タイヤ取外し装置aとして、図14(A)、(B)に示すように、タイヤ周方向に配する複数のパドル片bを、2つのリンクc1、c2を平行に連結した平行リンク機構の拡縮手段dによってタイヤ半径方向内外に移動可能に保持したものが提案されている。この装置aでは、パドル片bが、タイヤTのビード部Tbの内径よりも小な縮径状態Yrから、ビード部Tbの内径よりも大な拡径状態Yeまで移動でき、前記拡径状態Yeにて下降することにより、加硫済タイヤTの下ビード部Tb2を押し下げて、タイヤTを上金型eから取り外すことができる。
特開2004−122407号公報 特開2007−320151号公報
しかし、前記平行リンク機構を用いたものは、構造簡易であるとはいえ、タイヤ半径方向内外の移動距離を充分確保することが難しい。従って、縮径状態Yrにおいて、パドル片bを、上金型eのビードリングe1の内径よりも小に縮径させる、即ちビードリングe1を通過させてビードリングe1下面e1sよりも上方に待機させることが難しい。従ってパドル片bは、ビードリングe1よりも下側に配されることとなる。
他方、加硫時にタイヤを内側から加熱膨張させるブラダー中心機構として、図13(A)、(B)に示すように、
(A)下開放の袋状のブラダーf1を有し、その下開放部f1aをバグウェルgの上端に取り付けた所謂AFVタイプh1、及び
(B)円筒状の加硫用ブラダーf2の上縁部及び下縁部を、上部リングiU及び下部リングiLで保持させるとともに、前記上部リングiUに、該上部リングiUを上下動させる昇降自在なセンタポストjを取り付けた所謂BOMタイプh2、
のものが知られている。
そして前記BOMタイプh2の場合、加硫時にブラダーf2がタイヤの上ビード部内面に沿って滑らかに膨張できるように、前記上部リングiUを、ビードリングe1と接触する高さ位置まで上昇させる必要がある。しかし、前記タイヤ取外し装置aにおいて、BOMタイプh2のブラダー中心機構を採用した場合、前記上部リングiUがパドル片bと当接してしまい、上部リングiUを前記高さ位置まで上昇させることができなくなる。その結果、ブラダーf2によって上ビード部の内面全面を均一に押し圧することができなくなるという恐れが生じる。従って、前記特許文献1では、上部リングiUを具備しないAFVタイプh1のブラダー中心機構が採用されている。
そこで本発明は、パドル片のタイヤ半径方向移動距離を充分に確保して、縮径状態において、パドル片をビードリングの上方側に待機させることができ、上部リングとパドル片との当接を回避してBOMタイプのブラダー中心機構の採用を可能とするタイヤの加硫装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、走行台に支持され、生タイヤが搬入される搬入位置と、生タイヤを加硫する加硫位置との間を移動しうる下金型と、前記加硫位置で昇降移動でき、下降により前記下金型との間で生タイヤを加硫するとともに、加硫後に加硫済タイヤを保持したまま上昇することで該加硫済タイヤを前記下金型から取り外す上金型とからなる加硫金型、
前記走行台に前記下金型と同心に支持され、該下金型と一体に移動するとともに加硫用ブラダーを保持するブラダー中心機構、
及び、上昇した前記上金型から加硫済タイヤを取り外し、下方で待機するタイヤ受け取り台に引き渡すタイヤ取外し具を具え、
しかも前記タイヤ取外し具は、
昇降自在な中心軸と、この中心軸に外挿される外筒とを有する中心軸部、
及び前記外筒に拡縮手段を介して支持され、前記上金型のビードリングの内径よりも小径となることによりビードリングを通過しうる縮径状態から加硫済タイヤのビード部の内径よりも大径となる拡径状態までタイヤ半径方向内外に移動できるタイヤ周方向の複数枚のパドル片からなるパドルを具えるとともに、
前記拡縮手段は、
第1の枢支軸に一端側が枢支され、かつタイヤ半径方向内外に揺動する他端側にガイド部を設けた揺動アームと、
前記ガイド部に保持されて前記揺動アームの長さ方向にスライド可能なスライド体と、
前記パドル片をタイヤ半径方向内外に水平に案内する水平案内部とを具え、
しかも、この水平案内部に案内される前記パドル片と前記スライド体とを、前記第1の枢支軸と平行な第2の枢支軸にて連結したことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記中心軸部の外筒は、前記中心軸に対して、相対的昇降移動と一体的昇降移動とを行いうるとともに、相対的上昇によって前記パドルを縮径状態から拡径状態に拡径しかつ、相対的下降によって拡径状態から縮径状態に復帰させることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記ブラダー中心機構は、円筒状の加硫用ブラダーと、その上縁部及び下縁部を保持する上部リング及び下部リングと、上端が前記上部リングに取り付き該上部リングを上下動させる昇降自在なセンタポストとを具えることを特徴としている。
本発明は叙上の如く、タイヤ取外し具の拡縮手段として、第1の枢支軸に一端側が枢支されかつ他端側にガイド部を設けた揺動アームと、前記ガイド部に保持されて揺動アームの長さ方向にスライド可能なスライド体と、前記パドル片をタイヤ半径方向内外に水平に案内する水平案内部とを具え、しかも前記パドル片とスライド体とを第1の枢支軸と平行な第2の枢支軸にて連結した構造を採用している。
このように揺動アームとパドル片との間に、長さ方向に移動可能なスライド体を介在させているため、パドル片のタイヤ半径方向移動距離を増加させることができる。従って、拡径状態を維持しながら縮径状態の外径をビードリングの内径よりも小に設定することが可能、即ちビードリングを通過させてビードリング下面よりも上方側にパドル片を待機させることが可能となる。従って、前記BOMタイプのブラダー中心機構を採用した場合にも、その上部リングとパドル片との当接を回避することができ、加硫用ブラダーを上ビード部の内面全面に押圧させることが可能となる。
本発明のタイヤの加硫装置の一実施例を示す正面図である。 タイヤの加硫装置を、その一部を省略して示す平面図である。 タイヤの加硫装置を、搬送方向からみた側面図である。 加硫金型を概念的に示す搬送方向からの断面図である。 生タイヤ搬入装置を説明する断面図である。 加硫時における上金型とタイヤ取外し具との位置関係を示す断面図である。 タイヤ取外し具の拡縮手段を示す分解斜視図である。 拡縮手段を示す分解斜視図である。 (A)はタイヤ取外し具のパドルの縮径状態を示す断面図、(B)は拡径状態を示す断面図である。 (A)、(B)は、加硫金型への生タイヤの投入〜加硫を説明する断面図である。 (A)、(B)は、加硫後のタイヤの取り外しを説明する断面図である。 タイヤの取り外し、及びタイヤ受け取り台への引き渡しを説明する断面図である。 (A)、(B)は、ブラダー中心機構を説明する断面図である。 従来のタイヤ取外し具を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1、2に示すように、本実施形態のタイヤの加硫装置1は、走行台2に支持されて生タイヤTAが搬入される搬入位置P1と生タイヤTAを加硫する加硫位置P2との間を往復移動しうる下金型3と、前記加硫位置P2で昇降移動できかつ下降により前記下金型3との間で生タイヤTAを加硫する上金型4とからなる加硫金型5、前記走行台2に下金型3と同心に支持されるブラダー中心機構6、及び上昇した前記上金型4から加硫済タイヤTを取り外して下方で待機するタイヤ受け取り台7に引き渡すタイヤ取外し具8(図6に示す)を具える。
又前記タイヤ受け取り台7は、前記走行台2に連結され、前記下金型3の搬入位置P1と加硫位置P2との間の往復移動に同期して、前記タイヤ受け取り台7は、加硫位置P2と加圧冷却位置P3との間を往復移動しうる。なお前記搬入位置P1と加硫位置P2と加圧冷却位置P3とは互いに等間隔を隔てて一直線上に配されるとともに、前記加圧冷却位置P3には、加硫済タイヤTを加圧冷却する加圧冷却装置10が設けられる。
本例では、前記タイヤの加硫装置1は、フレーム11に、前記走行台2と、前記加硫金型5の上金型4と、タイヤ取外し具8と、加圧冷却装置10とを支持させるとともに、前記走行台2に、前記加硫金型5の下金型3と、ブラダー中心機構6と、タイヤ受け取り台7とを取り付けている。
前記フレーム11は、図3に示すように、前後にのびるレール12を敷設した台状の基台部11Aと、この基台部11Aから立ち上がる架構体状の上フレーム部11Bとから構成される。又前記走行台2は、前記レール12に、12間を跨り、本例では前記レール12と平行かつモータ駆動されるネジ軸13(図1、3に示す)を有する周知のボールネジ機構により前後に移動する。
次に、前記加硫金型5は、前記上フレーム部11Bに支持されて前記加硫位置P2で昇降しうる上金型4と、前記走行台2に支持されて前記加硫位置P2と前記搬入位置P1との間を移動しうる下金型3と具える。前記上金型4は、図4に概念的に示すように、タイヤの上サイドウォール部に対応する上のサイドモールド4aと、上ビード部に対応する上のビードリング4bと、トレッド部に対応しかつタイヤ周方向に複数分割されるとともにタイヤ半径方向に拡縮径可能に保持されるトレッドセグメントを有するトレッドモールド4cとからなる上金型本体4A、及び前記トレッドモールド4cを拡縮径させる環状のコンテナ4Bを含む周知構造をなす。
なお前記コンテナ4Bは、前記上フレーム部11Bに、第1のシリンダ14を介して昇降自在に支持される第1の昇降台15に、プラテン板18(加熱板)を介して取り付く。又前記上金型本体4Aは、前記第1の昇降台15に第2のシリンダ16を介して昇降可能に支持される第2の昇降台17に取り付く。なお前記トレッドモールド4cは、第2の昇降台17にタイヤ半径方向内外にスライド可能に支持される。又本例では、前記第2のシリンダ16は、前記第1の昇降台15上に立設される例えば門型の第1の補助フレーム15aに支持されるとともに、この第2のシリンダ16のロッド下端には、前記第2の昇降台17上に立設される例えば門型の第2の補助フレーム17aが連結される。又前記第2の補助フレーム17aには、ロッド下端に第3の昇降台19を取り付けた第3のシリンダ20が支持されるとともに、この第3の昇降台19には、前記タイヤ取外し具8の一部を構成する中心軸部21が取り付けられる。
従って、前記コンテナ4Bは、待機位置である上昇位置J1U(図3に示す)と加硫位置である下降位置J1L(図3に示す)との間を、前記第1の昇降台15と一体に昇降移動しうる。又前記第2の昇降台17に支持される前記上金型本体4Aは、前記第1の昇降台15に支持される前記コンテナ4Bとは相対的に昇降移動でき、相対的上昇により、図10(A)、11(A)に示すように、トレッドモールド4cを縮径させて閉状態とするとともに、相対的下降により、図4、10(A)、11(B)に示すように、トレッドモールド4cを拡径させて開状態とする。又前記第3の昇降台19に支持される中心軸部21は、前記第2の昇降台17に支持される前記上金型本体4Aとは相対的に昇降移動でき、相対的上昇により、図4、6、10(A)〜(B)に示すように、後述するパドル22を、上のビードリング4bの下面よりも上方側に待機させるとともに、相対的下降により、図11(A)〜(B)、図12(A)〜(B))に示すように、上金型4から加硫済タイヤTを取り外してタイヤ受け取り台7に引き渡す。
又前記下金型3は、前記図4の如く、タイヤの下サイドウォール部に対応する下のサイドモールド3aと、下ビード部に対応する下のビードリング3bとを含み、本例では前記走行台2に固定のプラテン板24に、ベース板23を介して取り付く。
次に、前記ブラダー中心機構6は、前記走行台2に取り付くことにより、前記下金型3とは一体に前記搬入位置P1と加硫位置P2との間を移動しうる。このブラダー中心機構6は、本例では、円筒状の加硫用ブラダー25と、その上縁部及び下縁部を保持する上部リング26A及び下部リング26Bと、上端が前記上部リング26Aに取り付き該上部リング26Aを上下動させる昇降自在なセンタポスト27とを具える周知構造のBOMタイプの中心機構であって、前記センタポスト27は下端に接続するシリンダ28(図3に示す)によって上下動しうる。
又前記上部リング26Aには、図6に示すように、加硫の際、加硫用ブラダー25の根元部分25aが上のビードリング4bの下面4bSに接して上ビード部Tb1の内面全面を金型に押圧しうるように、前記上のビードリング4bには、上部リング26Aの上端部の一部が入り込む嵌合凹部4bAが形成される。又前記下のビードリング3bにも、同様に、加硫の際、加硫用ブラダー25が下ビード部の内面全面を金型に押圧しうるように、下部リング26Bの下端部の一部が入り込む嵌合凹部(図示しない)が形成される。
そして、図1、5に示すように、前記搬入位置P1の下金型3及びブラダー中心機構6には、生タイヤTAが同心に搬入される。本例では、生タイヤ搬入装置30を用いて搬入する場合が例示されるが、手作業によって搬入することもできる。前記生タイヤ搬入装置30は、本例では、図2に示すように、前記上フレーム部11Bに一端部が枢着され、その枢着点Q1廻りで水平旋回可能に支持される旋回アーム30aと、この旋回アーム30aの他端部に取り付くタイヤ把持具30bとを具える。前記タイヤ把持具30bは、前記旋回アーム30aの他端部に固定の環状フレーム31と、図5に示すように、この環状フレーム31に同心に配置される複数のシリンダ32とを具え、各シリンダ32のロッド下端には、互いに協働して生タイヤTAの上ビード部Tb1を保持するフック部32aが設けられる。なおシリンダ32は、垂直となる通常状態から、前記フック部32aがタイヤ中心に向く傾斜状態まで枢着点Q2回りで傾動でき、前記傾斜状態にて生タイヤTAを脱着できる。
そして、前記搬入された生タイヤTAは、前記下金型3及びブラダー中心機構6とともに加硫位置P2に移送された後、上金型4が下降して加硫が行われる。なお前記ブラダー中心機構6は、前記移送の間、生タイヤTAを変形させない程度の低内圧にて加硫用ブラダー25を膨張させ、これにより前記生タイヤTAを安定して保持し、移送による生タイヤTAの位置ズレを防止する。
次に、前記タイヤ取外し具8は、前記図4、6に示すように、前記第3の昇降台19に第4のシリンダ33を介して昇降自在に取り付く中心軸21Aと、該第3の昇降台19に一体に取り付きかつ前記中心軸21Aに外挿される外筒21Bとを有する中心軸部21、及び前記外筒21Bに拡縮手段34を介して取り付く拡縮径可能なパドル22とを具える。又前記パドル22は、図9に示すように、前記上のビードリング4bの内径よりも小径となることによりビードリング4bを通過しうる縮径状態Yrから加硫済タイヤTのビード部Tbの内径よりも大径となる拡径状態Yeまでタイヤ半径方向内外に移動できるタイヤ周方向の複数枚のパドル片22Aから形成される。
詳しくは、前記中心軸21Aは、第4のシリンダ33のロッド下端に取り付き下方にのびる本体軸部35Aの下端に、図6に示すように、小径なくびれ部35Bを介して連なる先端部35Cを具える。前記先端部35Cは、本例では円柱状の胴部35C1の上端側に、上方に向かって直径を増しかつ上端に前記本体軸部35Aよりも大径な最大径部Kを設けたコーン状の突出部35C2を具えるとともに、前記胴部35C1の下端には、前記上部リング26Aの中央部と嵌合して位置決めされる嵌合部35C3を設けている。
又前記外筒21Bは、その下端に、本例では、タイヤ半径方向外側に張り出すフランジ部分21B1を有するとともに、このフランジ部分21B1に前記拡縮手段34が取り付けられる。
又前記拡縮手段34は、図7〜8に示すように、第1の枢支軸40に一端側が枢支されてタイヤ半径方向内外に揺動する揺動アーム41、この揺動アーム41の他端側に設けるガイド部41aに保持されて前記揺動アーム41の長さ方向にスライド可能なスライド体43、前記パドル片22Aをタイヤ半径方向内外に水平に案内する水平案内部44、及びこの水平案内部44に案内される前記パドル片22Aと前記スライド体43とを連結する第2の枢支軸50を具える。
なお前記第1の枢支軸40は、前記フランジ部分21B1に固定される取付金具45に保持される。前記取付金具45は、タイヤ周方向に向き合う一対の側板部46aの上端同士を上板部46bで継いだコ字状の金具本体46と、この金具本体46に一体に取り付き前記フランジ部分21B1に固定される固定部47とから形成される。又前記側板部46a、46a間には、タイヤ半径方向と直交する向きの第1の枢支軸40が架け渡されるとともに、各側板部46aの下端部外面には、タイヤ半径方向に沿って互いに平行かつ水平にのびる案内溝44Aが形成される。そしてこの案内溝44A、44Aにより前記水平案内部44を構成している。
又前記揺動アーム41は、一端側に前記第1の枢支軸40を枢支する枢支孔41bを有し、かつ他端側にガイド部41aを設けたアーム本体41Aと、このアーム本体41Aからタイヤ半径方向内側に下傾斜でのびるアーム副部41Bとを具える。前記ガイド部41aは、本例では、互いに平行な一対の側板部41a1からなり、各の側板部41a1の内向き面には、前記長さ方向にのびる例えばリブ状(溝状でも良い)のガイド条部41a2が配される。又前記アーム副部41Bの先端には、前記中心軸21Aの外表面と滑らかに接触するローラ41B1を枢着している。
又前記スライド体43は、本例では、矩形ブロック状をなし、その外側面には、前記ガイド条部41a2に案内される溝状(リブ状でも良い)の係合条部43aを具える。
又前記パドル片22Aは、本例では扇状の板体であって、その上面には一対の側板部49を立設している。この側板部49は、その上端側内面に、前記案内溝44Aと係合し前記パドル片22Aをタイヤ半径方向に案内させる係合部49aを設けている。又前記側板部49、49間には、前記第1の枢支軸40と平行な第2の枢支軸50が架け渡され、この第2の枢支軸50により前記スライド体43を枢着している。
従って、本実施形態のタイヤ取外し具8では、図9(A)に示すように、第4のシリンダ33が縮小して前記中心軸21Aが外筒21Bに対して相対的に上昇し、前記揺動アーム41のアーム副部41B先端のローラ41B1が、前記中心軸21Aのくびれ部35B内に落ち込む基準位置N1から、図9(B)に示すように、第4のシリンダ33が伸張して前記中心軸21Aが外筒21Bに対して相対的に下降し、本体軸部35Aが前記ローラ41B1を押し下げることにより前記アーム本体41Aをタイヤ半径方向外側に跳ね上げる跳ね上げ位置N2までの間を、前記揺動アーム41は、タイヤ半径方向内外に揺動しうる。
又この揺動アーム41の揺動により、各パドル片22Aを半径方向内外に移動しうるが、本実施形態では、前記揺動アーム41とパドル片22Aとの間に、前記長さ方向に移動可能なスライド体43を介在させている。そのため、パドル片22Aのタイヤ半径方向移動距離Lを、スライド体43を介在させない場合に比して増加させることができる。その結果、前記基準位置N1となるパドル22の縮径状態Yrにおいて、パドル22の外径を、前記上のビードリング4bの内径よりも小としてビードリング4bを通過可能とするとともに、前記跳ね上げ位置N2となるパドル22の拡径状態Yeにおいて、パドル22の外径を、加硫済タイヤTのビード部Tbの内径よりも大として、加硫済タイヤTの通過を妨げることが可能となる。
然して、図10(A)に示すように、トレッドモールド4cが拡径する開状態にて、第1の昇降台15と第2の昇降台17とが一体に下降し、これによって生タイヤTAを加硫金型5内にセットする。このとき、前記図6の如く、前記ブラダー中心機構6の上部リング26Aの上端部が、上のビードリング4bの前記嵌合凹部4bAに入り込んで嵌合し、両者が位置合わせされる。その後、図10(B)に示すように、コンテナ4Bが前記ベース板23と当接するまで第1の昇降台15がさらに下降することにより、トレッドモールド4cが縮径して閉状態となり、加硫が行われる。
この一連の動作(加硫金型5内への生タイヤTAのセット及び加硫)においては、前記タイヤ取外し具8のパドル22は、縮径状態Yrをなし、前記上のビードリング4bの下面4bSよりも上方側かつ前記上部リング26Aよりも上方側の位置で待機する。これにより前記パドル22と上部リング26Aとの衝合が防止できる。
又加硫後、図11(A)に示すように前記上金型4は、トレッドモールド4cが縮径する閉状態、あるいはトレッドモールド4cがやや拡径して弛む略閉状態にて上昇する。これにより上金型4は、加硫済タイヤTを保持したまま上昇でき、前記加硫済タイヤTを下金型3から取り外すことができる。
その後、下金型3が加硫位置P2から搬入位置P1に帰還するとともに、加硫位置P2にはタイヤ受け取り台7が加圧冷却位置P3から搬送される。このとき、上昇位置の上金型4から加硫済タイヤTが落下したり位置ズレしないように、パドル22がやや下降するとともに拡径状態Yeに拡径し、上ビード部Tb1をパドル22と上のビードリング4bとの間で挟んで保持する。
しかる後、図11(B)に示すように、タイヤ受け取り台7が上昇するとともに、上金型本体4Aが下降し、保持する加硫済タイヤTをタイヤ受け取り台7上に載置する。このとき、コンテナ4Bが下降しないことにより、トレッドモールド4cは拡径して開状態となる。その後、図12に示すように、前記パドル22が拡径状態Yeのま間下降し、パドル22とタイヤ受け取り台7との間で下ビード部Tb2を挟み込むとともに、前記上金型本体4Aを上昇させることにより、加硫済タイヤTを上金型本体4Aから取り外して、下方のタイヤ受け取り台7に引き渡す。又パドル22は縮径状態Yrに復帰した後に上昇し、上のビードリング4bの下面4bSよりも上方側で待機する。
なお前記加圧冷却装置10は、高圧空気を充填することで加硫済タイヤTを加圧冷却する装置であって、従来的な周知構造のものを採用することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、ブラダー中心機構としてAFVタイプh1のものを使用することができるなど、図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 タイヤの加硫装置
2 走行台
3 下金型
4 上金型
4b ビードリング
5 加硫金型
6 ブラダー中心機構
7 タイヤ受け取り台
8 タイヤ取外し具
21 中心軸部
21A 中心軸
21B 外筒
22 パドル
22A パドル片
25 加硫用ブラダー
26A 上部リング
26B 下部リング
27 センタポスト
34 拡縮手段
40 第1の枢支軸
41 揺動アーム
41a ガイド部
43 スライド体
44 水平案内部
50 第2の枢支軸
P1 搬入位置
P2 加硫位置
T 加硫済タイヤ
Tb ビード部
TA 生タイヤ
Ye 拡径状態
Yr 縮径状態

Claims (3)

  1. 走行台に支持され、生タイヤが搬入される搬入位置と、生タイヤを加硫する加硫位置との間を移動しうる下金型と、前記加硫位置で昇降移動でき、下降により前記下金型との間で生タイヤを加硫するとともに、加硫後に加硫済タイヤを保持したまま上昇することで該加硫済タイヤを前記下金型から取り外す上金型とからなる加硫金型、
    前記走行台に前記下金型と同心に支持され、該下金型と一体に移動するとともに加硫用ブラダーを保持するブラダー中心機構、
    及び、上昇した前記上金型から加硫済タイヤを取り外し、下方で待機するタイヤ受け取り台に引き渡すタイヤ取外し具を具え、
    しかも前記タイヤ取外し具は、
    昇降自在な中心軸と、この中心軸に外挿される外筒とを有する中心軸部、
    及び前記外筒に拡縮手段を介して支持され、前記上金型のビードリングの内径よりも小径となることによりビードリングを通過しうる縮径状態から加硫済タイヤのビード部の内径よりも大径となる拡径状態までタイヤ半径方向内外に移動できるタイヤ周方向の複数枚のパドル片からなるパドルを具えるとともに、
    前記拡縮手段は、
    第1の枢支軸に一端側が枢支され、かつタイヤ半径方向内外に揺動する他端側にガイド部を設けた揺動アームと、
    前記ガイド部に保持されて前記揺動アームの長さ方向にスライド可能なスライド体と、
    前記パドル片をタイヤ半径方向内外に水平に案内する水平案内部とを具え、
    しかも、この水平案内部に案内される前記パドル片と前記スライド体とを、前記第1の枢支軸と平行な第2の枢支軸にて連結したことを特徴とするタイヤの加硫装置。
  2. 前記中心軸部の外筒は、前記中心軸に対して、相対的昇降移動と一体的昇降移動とを行いうるとともに、相対的上昇によって前記パドルを縮径状態から拡径状態に拡径しかつ、相対的下降によって拡径状態から縮径状態に復帰させることを特徴とする請求項1記載のタイヤの加硫装置。
  3. 前記ブラダー中心機構は、円筒状の加硫用ブラダーと、その上縁部及び下縁部を保持する上部リング及び下部リングと、上端が前記上部リングに取り付き該上部リングを上下動させる昇降自在なセンタポストとを具えることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤの加硫装置。
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