JP2011128199A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】このような問題に鑑み、排紙部が満杯になるタイミングあるいは他の排紙部に切り替わるタイミングを予めに知ることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷ジョブを縦軸又は横軸の一方の軸を前記印刷ジョブの印刷枚数又は実行時間として、使用する排紙部が切り替わるタイミング及び排紙可能な排紙部が無くなるタイミングを表示操作部30に表示させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、用紙に画像形成する画像形成装置に関し、特に多量の用紙を積載して排紙できる排紙部を備えた画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置により印刷作業を行う現場では、複数の給紙トレイを備えた画像形成装置により多種多用な紙種又はサイズ等の仕様の異なる用紙を使用して印刷作業が行われる。このような印刷作業において現場のオペレータは、画像形成装置の各種調整、用紙の補給等を行う。またオペレータは複数の印刷ジョブを使用する用紙の種類と供に設定しておくことにより、多量の印刷設定を登録することが可能である。
印刷を計画的に効率よく行うためには、予めオペレータが印刷ジョブ実行前にその印刷ジョブでどの給紙トレイが使用されるかを知り、事前に給紙トレイの調整や用紙の補給等をすることが必要である。
従来、オペレータの用紙補給作業等の利便に供するために、印刷ジョブごとのスケジュールを表示ユニットに表示するようにした印刷システムが開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1の例は、表示ユニットのスクリーン上に縦軸に沿って用紙トレイを供給する用紙種類の表示とともに並べ、横軸に印刷ジョブに対する稼働時間あるいは使用枚数をとり、スケジュール表示を行うものである。
特開2004−348713号公報
一方で、印刷を効率よく行うためには上流側のみならず下流側の排紙側の状態を把握することも重要である。排紙トレイ等の排紙部の積載量は有限であり、上流側で印刷可能な状態であっても、下流側の排紙部で用紙を受け取れない状態となる場合がある。このような場合には印刷を中断させる必要が生じることになる。
また排紙部に多量の用紙を積載できる構成を備えている場合には、排紙部への用紙の積載を行っている稼働中には、その積載された用紙の取り出しを行うことは好ましくなく、稼働していない場合にのみ取り出し可能な構成となっている場合がある。このような場合には、稼働中には排紙された用紙を取り出すことができず、オフラインの後処理機を用いて後段の後処理工程を行うためには、全ての排紙部が満杯となり装置全体が停止するまで、排紙部の脇に待機して満杯となるまで待ち続ける必要があった。
本願発明は、このような問題に鑑み、排紙部が満杯になるタイミングあるいは他の排紙部に切り替わるタイミングを予めに知ることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.給紙部から送り出された用紙に印刷ジョブに基づいて画像形成する画像形成部と、
画像形成された用紙を積載する複数の排紙部と、
前記排紙部の用紙積載量を検知する検知部と、
表示部と、
印刷ジョブで使用する排紙部を選択するとともに、前記表示部に縦軸又は横軸の一方の軸を前記印刷ジョブの印刷枚数又は実行時間として、使用する排紙部が切り替わるタイミング及び排紙可能な排紙部が無くなるタイミングを表示させる制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記排紙部は、
排紙する用紙を積載するステージと、前記ステージを昇降させる駆動部と、を備え、
用紙を積載可能な稼働状態と用紙を積載せずに積載した用紙を取り出し可能な停止状態とで前記ステージの高さを異ならせるべく前記駆動部が作動し、
前記排紙部が切り替わるタイミングに同期して、それまで稼働状態であった排紙部を停止状態に切り替えるように制御することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記制御部は、
一の排紙部に複数の印刷ジョブに基づく排紙が混載することを禁止する上積禁止設定が設定されている場合には、印刷ジョブの切り替わりにともない、使用する排紙部の切り替えを行い、
前記上積禁止設定が設定されていない場合には、印刷ジョブの内容及び前記検知部の出力により使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、他の排紙部への切り替えを行うことを特徴とする前記1又は2に記載の画像形成装置。
4.前記制御部は、
前記検知部の出力による使用している排紙部が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブの部数単位毎に行い、
使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、印刷ジョブの部数単位で使用する排紙部の切り替えを行うことを特徴とする前記1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
5.前記制御部は、
前記検知部の出力による使用している排紙部が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブ単位毎に行い、
使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、印刷ジョブ単位で使用する排紙部の切り替えを行うことを特徴とする前記1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
6.前記制御部は、所定のタイミングで使用している排紙部以外の前記検知部の読み取りも行い、該検知部の出力に基づいて、前記表示部の表示内容を更新させることを特徴とする前記1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
本願発明によれば、印刷ジョブを実行する前に、表示部に縦軸又は横軸の一方の軸を印刷ジョブの印刷枚数又は実行時間として、使用する排紙部が切り替わるタイミング及び排紙可能な排紙部が無くなるタイミングを表示させることにより、作業効率を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 画像形成装置1の制御ブロック図である。 排紙機構60のスタッカー61の動作説明図である。 本実施形態における画像形成装置1の制御部809等が行う制御フローである。 ステップS3のサブルーチンを説明する図である。 表示部操作30に表示したスケジュール画面の例である。 表示操作部30の表示内容の更新を説明する図である。
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
この実施形態の画像形成装置1は、複数ページ×複数部数の画像形成を連続的に行い、画像形成された用紙を連続的に排出していく装置である。印刷ジョブは各ページの画像データと印刷設定から構成される。印刷設定には画像形成を行う部数、1部のページ数、用紙の種類、画像形成を行うモード(片面又は両面など)などが含まれる。画像データと印刷設定を入力及び設定することが可能に構成され、この印刷ジョブを入力設定したのち、この印刷ジョブの実行を指示することで、印刷ジョブに従った画像形成が連続的に実行されるようになっている。
この画像形成装置1は、図1に示すように、画像形成する画像の内容を読み取るための画像読取部20と、操作用の表示とユーザからの操作指令の入力とを行う表示操作部30と、用紙に画像形成を行うプリンタ部40と、複数種類の用紙の供給が可能な給紙部50と、画像形成された用紙の排出を行う排紙機構60とを備えている。
画像読取部20は、CCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサ23によりプラテンガラス上に載置された原稿を走査して原稿画像をデータ化するスキャナ部22と、複数枚の原稿をスキャナ部22で連続して読み込み可能なように送る自動紙送り機構(ADF:Auto Document Feeder)21等を備えている。
プリンタ部40は、例えば、電子写真方式の画像形成を行う画像形成部として機能し、用紙に画像データに基づくトナー像を転写する画像形成部42と、このトナー像を定着させる定着部43と、給紙された用紙を画像形成部42へ搬送する搬送路41と、片面に画像形成した用紙を反転させて再び画像形成部42に送る両面処理用の搬送路41b等を備えている。
画像形成部42は、露光により表面に画像パターンが形成される感光ドラム42aと、画像データに基づいて感光ドラム42aの表面に露光走査を行うレーザユニット42bと、用紙にトナーを転写する転写装置42c等を有し、用紙を感光ドラム42aと転写装置42cとの間に通すことで感光ドラム42aに形成された像で用紙にトナーが転写されるようになっている。
給紙部50は、例えば、用紙種やサイズの異なる複数種類の用紙を収容してそれぞれ独立して給紙を行う複数の給紙トレイ51〜53と、大量の用紙を収容して給紙を行う給紙ユニット54等を備えている。
排紙機構60は、複数のスタッカー61、複数の排紙トレイ62を備える。これらは排紙部として機能する。スタッカー61、排紙トレイ62のそれぞれには、積載された用紙の上面を検知する上面検知センサ603を備える。排紙トレイ62においては上面検知センサ603が、用紙積載量が満杯か否かを検知する検知部として機能し、スタッカー61では上面検知センサ603と後述のステージ位置検知センサ604(図2参照)とが協働することにより用紙積載量を検知する検知部として機能する。
スタッカー61は昇降移動するステージ68を有し画像形成された用紙をステージ68に積み重ねた状態で大量に収容する。排紙トレイ62では外部に露出され画像形成された用紙が目視可能な状態で積載されて排紙される。なお、排紙機構60の図示左側面側に他のスタッカー61を連結することにより、3つ以上のスタッカー61を備えた構成としてもよい。
排紙機構60のその他の構成としては、プリンタ部40から送られてきた用紙をスタッカー61や排紙トレイ62或いは後段の排紙機構60へと送る搬送路63a〜63cと、これら搬送路63a〜63cでの用紙の送り先を切り換える切換部としての切換片64、65と、画像形成処理の途中でスタッカー61内に積み重ねられた用紙を取り出すための取出ボタン66と、排紙トレイ62への用紙の排出を検出する排紙センサ67等がある。切換片64、65はアクチュエータにより回動されて用紙の送り先を切り換えるように構成される。
図2は、画像形成装置1の制御ブロック図である。また、この実施の形態の画像形成装置1は、上記の構成に加えて、次のような制御構成を備えている。すなわち、画像形成装置1には、外部端末から画像形成用の画像データを受信するためのインターフェース部70と、画像形成用の画像データを記憶したり読み出したりする画像処理部80とが設けられている。
インターフェース部70には、例えばLAN(Local Area Network)に接続してデータの送受信を行う通信インターフェース701と、通信インターフェース701を介して外部端末から受信した画像データを一次的に記憶するメモリ702と、メモリ702へデータの読み書きを行ったり画像処理部80との間でバス90を介してデータの入出力を行ったりするメモリ制御部704と、インターフェース部70の全体的な制御を行う制御部703等が設けられている。
また、画像処理部80には、スキャナ部22のイメージセンサ23から送られてくる読み取り信号を受信して画像データに変換する画像読取用の信号処理部801と、読み取った画像データを圧縮処理する圧縮用のデータ処理部802と、画像データを記憶するメモリ803と、メモリ803の記憶領域のうち圧縮した画像データを格納するために設定された圧縮画像データ格納用の記憶領域804と、外部端末から送られてくる非圧縮の画像データを一次的に格納するために設定された非圧縮画像データ格納用の記憶領域805と、メモリ803へのデータの読み書きの制御を行うメモリ制御部806と、圧縮された画像データを伸張処理する伸張用のデータ処理部807と、伸張された画像データに基づいて画像形成用の信号をプリンタ部40のレーザダイオード401に出力する画像書込用の信号処理部808と、設定データ等が格納される不揮発性メモリ810と、スキャナ部22、表示操作部30、プリンタ部40に設けられた各制御部221、303、402とシリアル通信を行って各部との同期制御等を行う制御部809等が設けられている。
また、スキャナ部22には、上述したイメージセンサ23に加えて、画像読み取りに関する制御処理を行う制御部221が設けられている。また、表示操作部30には、液晶パネル等の表示部301と、表示部301の上に重畳して配置されるタッチパネル302と、これら表示部301の表示制御やタッチパネル302からの信号入力処理等を行う制御部303が設けられている。また、プリンタ部40には、露光処理を行う上記レーザユニット42bのレーザダイオード(LD)401や、画像形成処理に関する制御処理を行う制御部402が備わっている。
排紙機構60には、上述した取出ボタン66や排紙センサ67に加えて、スタッカー61の内部を閉ざすドアの開放を検出するドアセンサ601と、用紙の搬送先を切り換えるために切換片64、65をそれぞれ独立して回動させる切換アクチュエータ602と、ステージ68上に積み重ねられた用紙束の最上段の用紙が所定の位置に達したことを検出する上面検知センサ603と、エンコーダ等によりステージ68の高さ位置を検知するステージ位置検知センサ604と、ステージ68の昇降を行う駆動部605と、後段の排紙機構60へ用紙を排出したことを検出する排紙センサ606と、排紙機構60の処理を統括的に制御する制御部607等を備えている。
排紙機構60は、ユニット化されて構成され、複数ユニットを縦続接続することが可能にされている。複数ユニットが接続される場合には、上記のような排紙機構60の構成が複数台分設けられる。図2では、2台目の排紙機構60の各部の構成については省略している。また、複数ユニットが接続される場合には、1台目の排紙機構60の制御部607がプリンタ部40の制御部402とシリアル通信可能に接続されて、両者の処理の同期制御等が図られるようにされ、2台目以降の排紙機構60の制御部607は前段の排紙機構の制御部607とシリアル通信可能に接続されて、両者の処理の同期制御等が図られるようになっている。
次に、上記のように構成された画像形成装置1の基本的な処理動作として、画像データの入力処理と画像形成の処理について順に説明する。
[画像データの入力処理]
画像データの入力処理には、画像読取部20を用いて原稿の画像を読み取る方法と、インターフェース部70を介してPC等の外部端末から画像データを送信する方法と2種類がある。
画像読取部20を用いた画像データ入力処理では、ユーザがADF21を用いて原稿を送ったりプラテンガラスの上に原稿を置いてスキャナ部22を作動させたりすることで、イメージセンサ23によりこの原稿の画像が画像信号として取り込まれる。そして、この画像信号が画像読取用の信号処理部801で画像データに変換され、次いで、圧縮用のデータ処理部802で圧縮処理されて、メモリ制御部806を介してメモリ803の記憶領域804に格納される。
インターフェース部70を用いた画像データ入力処理では、外部端末から送られてきた画像データを通信インターフェース701を介して受信し、メモリ制御部704を介してインターフェース部70のメモリ702に一時記憶する。次に、インターフェース部70のメモリ制御部704、バス90、画像処理部80のメモリ制御部806を介して、この画像データがメモリ803の記憶領域805に転送され、次いで、この転送された画像データをメモリ制御部806を介して圧縮用のデータ処理部802に送って圧縮処理にかける。そして、圧縮された画像データが再びメモリ制御部806を介してメモリ803の記憶領域804に格納される。
[画像形成処理]
1ページ分の画像形成処理は、次のように実行される。メモリ制御部806により用紙上に転写する画像データがメモリ803の記憶領域804から読み出されて伸張用のデータ処理部807に送られる。そして、データ処理部807で画像データが伸張されて画像書込用の信号処理部808に送られる。信号処理部808はこの画像データに基づき所定のタイミングでレーザダイオード401に画像信号を送って、レーザダイオード401から画像データに基づくレーザ出力が感光ドラム42aに対して行われ、画像データに基づく露光パターンが感光ドラム42aの表面に形成される。また、これらの処理と同時並行的に、プリンタ部40の制御部402が図示しない駆動モータを回転させることで搬送路41、41b上に用紙を搬送し、露光された感光ドラム42aと転写装置42cとの間に用紙を通過させる。それにより、この用紙上に画像データに基づくトナー像が形成される。次いで、この用紙が定着部43に送られて用紙上に付着されたトナーが定着され、その後、この用紙が排紙機構60へと送られる。そして、このような処理が、不揮発性メモリ810等に設定された印刷ジョブの内容に基づいて、複数ページ×設定部数分繰り返し実行されていく。
図3は、排紙機構60のスタッカー61の動作説明図である。
上記の画像形成処理において画像形成がなされて連続的に排紙機構60へ送られてくる用紙は、排紙機構60の内部で次のように処理される。すなわち、図3(a)に示すように、画像形成処理の開始時、用紙がない状態では、ステージ68が上限位置まで上昇した状態にされている。ここで、排紙機構60のドアは閉じた状態にされ、外部からスタッカー61の内部は見えない状態となる。
この状態で、画像形成された用紙がプリンタ部40から排紙機構60の搬入口へ送られてくると、この用紙が搬送路63aにより搬送されて、切換片64の誘導によりスタッカー61の内部へ送られる。「稼働状態」とは排紙を受けいれている「作動状態」あるいは受け入れ可能な「待機状態」のことであり、稼働状態においては積載用紙の最上段は、上面検知センサ603の検知により常に所定位置になるようにステージ68は昇降動作する。そして積載用紙の最上段の上に用紙順次に積み重ねてゆく。このような処理が繰り返されて、ステージ68の上に複数の用紙が積み重ねられていくと、図3(b)に示すように、上面検知センサ603のセンサ出力に基づき、最上段の用紙の位置がほぼ一定の位置に保たれるようにステージ68が下降していく。そして、図3(c)に示すように、画像形成された多数の用紙がステージ68上に積み重ねられていく。
印刷ジョブに基づき画像形成が連続して行われている際、スタッカー61から画像形成された用紙を取り出したいときには、オペレータ等のユーザは取出ボタン66(図1参照)を押下する。取出ボタン66を押下すると、図3(d)は取り出し可能な「停止状態」を示しており、同図に示すように、ステージ68が最下段まで下降して停止するので、ユーザは、この状態で排紙機構60のドアを開けて内部から画像形成された用紙を取り出すことが出来る。なお画像形成中においては使用していないスタッカー61(待機状態あるいは停止状態)の取出ボタン66は有効に機能するが、用紙の排紙を行っているスタッカー61(作動状態)の取出ボタン66は機能せずに警告音が鳴るだけある。また取出ボタン66が押し下げされることによりステージ68は最下段まで下降する。またユーザは使用しているスタッカー61及びその期間を、後述のスケジュール画面で知ることができる。
図3(e)に示すように、積載された用紙を取り出した後にドアが閉められると、ドア閉のセンサ信号に基づき、再び、図3(a)に示すように、上面検知センサ603のセンサ出力に基づき、ステージ68が上昇される。またステージ68の高さ位置はステージ位置検知センサ604により検知されるので、ステージ68の高さを検知することにより用紙積載量を知ることができる。
[制御フロー]
図4は、本実施形態における画像形成装置1の制御部809、402、607が行う印刷ジョブの実行前にスケジューリングを行う制御フローである。なお、以下の説明においては、図1に示す排紙トレイ62は使用しない設定となっており2個のスタッカー61のみを使用する設定となっている例について説明する。
ステップS1では、不揮発性メモリ810等から実行する全ての印刷ジョブを読み出す。印刷ジョブには、印刷する画像データとともに印刷設定が含まれており、印刷設定には前述のように、部数、1部のページ数、用紙の種類、画像形成を行うモード(片面又は両面など)が含まれている。
続くステップS2では、スタッカー61の排紙設定の読み出しを行う。ここで排紙設定について説明する。以下に、設定可能な排紙設定について例示する。当該設定はユーザにより表示操作部30あるいはインターフェース部70を介して外部のPCから行うことができる。
(1)上積み禁止設定:一のスタッカー61においては一の印刷ジョブのみを許可し、他の印刷ジョブを重ねて排紙することを禁止する。
(2)印刷ジョブ単位で上限判断:一のスタッカー61で排紙が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブ単位で判断する。
(3)部数単位で上限判断:一のスタッカー61で排紙が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブの部数単位で判断する。
(4)上限判断の規制なし:上限積載量に達するか否かの判断を枚数単位で行う。
(5)その他(優先順位、優先予約):優先順位とは、複数の排紙可能なスタッカー61が存在した場合に使用する順番である。優先予約とは一の印刷ジョブに対して排紙するスタッカー61を予約することである。なお優先順位はデフォルトの順番が設定されているが、ユーザにより変更可能である。
以下の説明では上記の排紙設定(4)が設定された場合について説明し、その他の排紙設定については後述する。ステップS3では、ステップS1、ステップS2で読み出した印刷ジョブ、排紙設定に基づいて印刷ジョブの実行に先だってスケジューリング処理を行う。ここで図5に基づいてステップS3のスケジューリング処理の一部である排紙処理に関するサブルーチンを説明する。
ここで表1に具体的な判断例を示す。表1では実行する印刷ジョブは印刷ジョブ1〜印刷ジョブ3の3つで、それぞれの印刷ジョブの排紙枚数はいずれも3000枚の合計9000枚である。また2個のスタッカー61(以下、一方をスタッカー1、他方をスタッカー2とも称する)が満杯となる上限積載量はともに3500枚で、初期状態の用紙積載量はゼロ枚(空)である。
Figure 2011128199
図5のステップS31では、ステップS1で取得した全ての印刷ジョブの解析を行い、排紙枚数(後述の他の実施形態においては、部数、1部の枚数)を算出する。表1の例では印刷ジョブ1〜3はそれぞれ3000枚となる。
ステップS32では、排紙可能なスタッカーが有るか否かを判断する。この判断はスタッカーの積載可能量(又は積載用紙の有無)と排紙設定に基づいて行う。積載可能量の算出は、各スタッカー61に設けられた上面検知センサ603とステージ位置検知センサ604とにより行う。例えば排紙設定が「(4)上限判断の規制なし(枚数単位)」であれば、満杯になっていないスタッカーが、排紙可能なスタッカーとなるので、その中から、優先順位の高いスタッカー(例えばスタッカー1)を選択する。
ステップS33では選択したスタッカー1に印刷ジョブの排紙枚数(例えば3000枚)が排紙可能か否かを判断する。排紙可能であれば(ステップS33:Yes)全印刷ジョブの解析が終了するまで、ステップS31以降のフローを繰り返す(ステップS34)。表1の例であれば、印刷ジョブ1の3000枚は、空のスタッカー1に全て排紙できる。
一方で、選択したスタッカー61に当該印刷ジョブ1の排紙枚数を排紙可能でなければ、例えば、表1の印刷ジョブ1に続く印刷ジョブ2では、印刷ジョブ2の排紙枚数3000枚のうち500枚までは、スタッカー1に排紙可能である。500枚排紙した時点で、スタッカー1は上限積載量3500枚に達し、残りは排紙可能ではなくなるので(ステップS33:No)、当該3500枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となり、これを不揮発性メモリ810等に記憶しておく(ステップS35)。なお、実際にスケジュール通りに印刷を行われた場合には、「スタッカー切り替わりタイミング」である3500枚目(印刷ジョブ2の500枚目)が終了した時点で、スタッカー1は当該満杯となり、稼働状態から停止状態に切り替わる。つまり積載用紙が取り出し可能な状態となるので、ユーザは停止状態のスタッカー1から積載用紙を取り出すことができる。
表1の例では、印刷ジョブ2の残りの2500枚は、残りの排紙可能なスタッカーであるスタッカー2に排紙される。この時点で、スタッカー2の用紙積載量は2500枚なので積載可能な枚数は1000枚である。よって次の印刷ジョブ3から1000枚を積載した7000枚目で上限積載量に達することとなる。この時点で全スタッカーは満杯となり排紙可能なスタッカーは無いと判断され(ステップS32:No)、7000枚目(印刷ジョブ3の1000枚目)は「スタッカー切り替わりタイミング」であるとともに「排紙可能スタッカー無しタイミング」となり、これを不揮発性メモリ810等に記憶しておく(ステップS36)。印刷ジョブ3の残りの2000枚は、排紙できなくなる。
以上までが図5の説明である。図4の説明に戻る。ステップS4では、図5のステップS3のサブルーチンで行ったスケジューリング処理の結果を表示操作部30に表示する。図6は、表示操作部30に表示したスケジュール画面の例である。図6に示すスケジュール画面では、表1に示す印刷ジョブ1〜3を表示させている。スケジュール表D10には、横軸表示部D11、給紙ユニット表示部D12、残量表示部D13、単位切替釦D14、横軸縮尺切替釦D15が配置されている。
同図に示す例では、横軸を印刷する印刷枚数軸として表示している。ユーザが単位切替釦D14を操作することにより横軸を実行時間軸(所要時間)の表示と相互に切り替えることが可能である。また横軸のスケールは、横軸縮尺切替釦D15を操作することにより拡大、縮小をすることができる。またスケジュール表D10は、印刷ジョブの実行中に所定の周期で更新される。例えば、印刷ジョブの実行中に新たな印刷ジョブが発生した場合、印刷ジョブが一部あるいは全部が終了した場合、あるいは印刷ジョブが用紙切れで中断している場合にはその状況を反映した表示に更新される。同図に示す例では入力された印刷ジョブ1〜3が実行される前の状態を示している。
縦軸には給紙ユニットを並べている。縦方向に給紙ユニット表示部D12には4つの給紙ユニットを並べて表示しており、各給紙ユニットの給紙ユニットの情報をあわせて表示している。給紙ユニットの情報としては給紙ユニットを識別するための番号、用紙のサイズ情報、用紙の種類情報、用紙の残量情報、等がある。同図に示す例では、最上位から昇順に「1」〜「4」の番号を付けており、それぞれの給紙ユニットには、用紙のサイズ情報「A4判サイズ」、用紙の種類情報「普通紙」、用紙の坪量「64−74g/m」であることを示している。
同図において縦線b0は現時点を示しており印刷開始前は印刷ジョブ1のゼロ枚を表示している。縦線b1、b2、b3は印刷ジョブの切り替わりタイミングを示しており、縦線b1よりも左側は印刷ジョブ1、縦線b1とb2の間は印刷ジョブ2、縦線b2よりも右側は印刷ジョブ3である。
また、同図に示すマーカM1、M2は「スタッカー切り替わりタイミング」を示すマーカ表示であり、これは前述のステップS35で設定されメモリに記憶されているものである。またマーカM2は「排紙可能スタッカー無しタイミング」でもあるので、色又は濃度を異ならせて他のマーカ表示と識別できるようにする。同図の例においては表示濃度を濃くして表示させている。更にユーザがカーソル(不図示)をマーカ表示に重ねることにより同図に示すようにマーカ表示の内容を示すポップアップ画面をスケジュール表D10に重畳して表示させることができる。同図の例ではポップアップ画面によりスタッカー2が満杯になること、及び全てのスタッカーが満杯となることを示している。
なお図6に示す例では、縦軸に給紙ユニットを並べた例を示しているが、印刷ジョブ毎に並べるようにしてもよく、更に縦軸と横軸を入れ替えた表示態様としてもよい。また、一の印刷ジョブでは一の給紙ユニットを使用する例を示しているが、大量印刷ジョブの場合等で、印刷ジョブの実行中に自動給紙トレイ切替により使用する給紙トレイを切り替える例であってもよい。ここで自動給紙トレイ切替とは、複数の給紙トレイに同種の用紙を収納している場合に、給紙トレイに収納している用紙が無くなったことにともない順次、使用する給紙トレイを自動的に切り替えるものである。
本実施形態によれば、ユーザは、スケジュール画面により、排紙部の使用する期間及び満杯になるタイミングを容易に知ることができるので、作業効率を向上させることができる。
[積載用紙の取り出しにともなう、表示内容の更新]
図7は、ユーザの作業によりスタッカー61の状態が変化した場合に行う、表示操作部30の表示内容の更新を説明する図である。ここでいうスタッカー61の状態変化とは、排紙取り出し作業による用紙積載量の変化及びこの作業にともなう待機状態から停止状態への変化である。
図7(a)〜図7(c)は、操作表示部30に表示したスケジュール画面の例である。同図においては表示画面の一部分のみを表示している。図7に示すスケジュール画面では、図6と同様に表1に示す印刷ジョブ1〜3を表示させている。スタッカー1は初期状態では用紙積載量はゼロ枚であるが、スタッカー2は図6の例と異なり初期状態での用紙積載量は2000枚である。スタッカー1、2の上限積載量はともに3500枚なのでスタッカー2へはあと1500枚を排紙可能である。
このような状態でスケジューリングを行った場合には、図7(a)に示すようにスタッカー1は3500枚目で満杯となり、スタッカー2はそれから1500枚を排紙した5000枚目で満杯となるので、3500枚目には「スタッカー切り替わりタイミング」を示す薄色のマーカM1が表示されており、5000枚目には「スタッカー切り替わりタイミング」及び「排紙可能スタッカー無しタイミング」である濃色のマーカM2が表示されている。
図7(b)はユーザによりスタッカー2の積載用紙の取り出し作業が行われている状態を示している。ユーザにより取出ボタン66が押し下げられることによってもスタッカー2は待機状態から停止状態となりステージ68は最下段まで下降する。この段階でスタッカー2は、排紙不可となるのでマーカM2の表示を消す。そしてマーカM1は「スタッカー切り替わりタイミング」のみならず、「排紙可能スタッカー無しタイミング」となるのでマーカM1の表示を変更する。
ユーザにより、排紙機構60のドアを開けてスタッカー2の積載用紙が全て取り出され、再びドアが閉められると、ドア閉のセンサ信号が変化する。センサ信号の変化に基づき、ステージ68が上昇し待機状態となる。このタイミングで検知部として機能する上面検知センサ603とステージ位置検知センサ604の出力の読み取りを行い、その検知部の出力に基づいて用紙積載量がゼロ枚に変化したことを認識する。
その用紙積載量の変化に応じて、図7(c)に示すように表示操作部30の表示内容を更新させる。図7(c)では、スタッカー2が待機状態で排紙を受け入れ可能になったことにともないマーカM1を薄色表示に変更し、またスタッカー2は排紙可能な枚数が増加したのでマーカM2を7000枚目に表示する。
このようにユーザは待機中あるいは停止中のスタッカーから積載用紙を取り出した場合に、その状態の変化を逐次、スケジュール表示画面に反映させることにより、更に作業効率を向上させることができる。
[他の実施形態]
前述の実施形態では排紙設定「(4)上限判断の規制なし」でのスケジュール表示について説明した。以下においては、他の実施形態として排紙設定が「(1)上積み禁止設定」、「(2)印刷ジョブ単位で上限判断」、「(3)部数単位で上限判断」でのスケジュール表示について説明する。他の実施形態における構成は図1〜図7で示した構成等と同様であり説明は省略する。
他の実施形態においては排紙設定が異なるので、図5に示したステップS32及びステップS33が、前述の実施形態とは異なることになる。以下表に基づいて説明する。表2は(1)上積み禁止設定、表3は(2)印刷ジョブ単位で上限判断、表4は(3)部数単位で上限判断の例である。参考のために表5には前述の実施形態の(4)上限判断の規制なしを示している。
表2から表4は、いずれも実行する印刷ジョブは印刷ジョブ1〜印刷ジョブ5の5つで、番号順に印刷されるものとする。またそれぞれの印刷ジョブは、部数は5部で、1部あたりの枚数は300枚、排紙枚数は1500枚である。5つの印刷ジョブの合計は7500枚である。また2個のスタッカー61(以下、前述と同様一方をスタッカー1、他方をスタッカー2とも称する)は、満杯となる上限積載量はともに3500枚で、初期状態の用紙積載量はゼロ枚(空)である。なお用紙積載量がゼロあることは、ステージ位置検知センサ604等の検知部の出力により検知されている。
Figure 2011128199
表2に示す実施形態においては、排紙設定は上積み禁止設定となっている。上積み禁止設定とは、複数の印刷ジョブの排紙が一の排紙部に混載することを禁止する設定である。上積み禁止設定となっている場合には、印刷ジョブ1はスタッカー1に排紙される。上積み禁止設定となっているので、印刷ジョブ1の最終枚の1500枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。印刷ジョブ2は他の排紙可能なスタッカー2に排紙される。スタッカー2も印刷ジョブ2が排紙されたことによりその最終枚の3000枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。これにより全てのスタッカーが使用されたことになるのでそれ以降は他の排紙可能なスタッカーは無くなる。結果、3000枚目は「排紙可能スタッカー無しタイミング」にも該当することになり、以降の印刷ジョブ3〜5は、積み残しの未処理ジョブとなると判断できる。このようなスケジューリングした結果を図6に示したようなスケジュール表示画面に表示させることにより、ユーザは作業効率を向上させることができる。なお印刷ジョブ3〜5は、ユーザが前の印刷ジョブを実行している最中に、待機中あるいは停止中のスタッカー61の用紙を取り除くことで、以降の処理を継続させることができる。
Figure 2011128199
表3に示す実施形態においては、排紙設定は印刷ジョブ単位で上限判断の設定となっている。これは一のスタッカー61で排紙が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブ単位で判断するものである。つまり一の印刷ジョブが複数のスタッカーに排紙されることを避けるように制御するものである。
印刷ジョブ1、2はスタッカー1に排紙される。この時点でスタッカー1の用紙積載量は3000枚なので残りの排紙可能な枚数は500枚である。印刷ジョブ3は、1500枚でその全てをスタッカー1に排紙できないので、印刷ジョブ2の最終枚の3000枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。印刷ジョブ3は他の排紙可能なスタッカー2に排紙される。スタッカー2も印刷ジョブ3、4が排紙されたことによりその最終枚の6000枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。またそれ以降は他の排紙可能なスタッカーは無くなるので当該6000枚目は「排紙可能スタッカー無しタイミング」にも該当する。印刷ジョブ5は、積み残しの未処理ジョブとなると判断できる。このようなスケジューリングした結果を図6に示したようなスケジュール表示画面に表示させることにより、ユーザは作業効率を向上させることができる。
Figure 2011128199
表4に示す実施形態においては、排紙設定は印刷ジョブの部数単位で上限判断の設定となっている。これは一のスタッカー61で排紙が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブの部数単位で判断するものである。つまり一の部が分割されて複数のスタッカーに排紙されることを避けるように制御するものである。
印刷ジョブ1、2はスタッカー1に排紙される。この時点でスタッカー1の用紙積載量は3000枚なので残りの排紙可能な枚数は500枚である。印刷ジョブ3の1部目は分割されることなく排紙できるが2部目の途中では部の分断が必要となるので、印刷ジョブ3の1部目の最終枚の3300枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。印刷ジョブ3の2部目以降は他の排紙可能なスタッカー2に排紙される。
スタッカー2でも同様に、印刷ジョブ5の2部目までは部を分断せずに排紙できるが、3部目で部の分断が必要となるので、印刷ジョブ5の2部目の最終枚の6600枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となる。またそれ以降は他の排紙可能なスタッカーは無くなるので当該6600枚目は「排紙可能スタッカー無しタイミング」にも該当する。このようなスケジューリングした結果を図6に示したようなスケジュール表示画面に表示させることにより、ユーザは作業効率を向上させることができる。
Figure 2011128199
前述の実施形態の(4)上限判断の規制なしでは、部の分断、印刷ジョブの分断を許容するものであり、各スタッカーには上限積載量(3500枚)まで枚数単位で排紙を行う。表4に示すように3500枚目が「スタッカー切り替わりタイミング」となり、7000枚が「スタッカー切り替わりタイミング」及び「排紙可能スタッカー無しタイミング」となる。
他の実施形態によれば、ユーザが設定した排紙設定に基づいて行ったスケジュールをスケジュール画面に表示させることにより、排紙部の使用する期間及び他の排紙部に切り替えるタイミングを容易に知ることができるので、作業効率を向上させることができる。
809、402、607 制御部
80 画像処理部
40 プリンタ部(画像形成部)
51、52、53 給紙トレイ
54 給紙ユニット
60 排紙機構
61 スタッカー
62 排紙トレイ
68 ステージ
603 上面検知センサ
604 ステージ位置検知センサ
30 表示操作部
D11 横軸表示部
D12 給紙ユニット表示部
D13 残量表示部
D14 単位切替釦
D15 横軸縮尺切替釦
M1 マーカ
M2 マーカ

Claims (6)

  1. 給紙部から送り出された用紙に印刷ジョブに基づいて画像形成する画像形成部と、
    画像形成された用紙を積載する複数の排紙部と、
    前記排紙部の用紙積載量を検知する検知部と、
    表示部と、
    印刷ジョブで使用する排紙部を選択するとともに、前記表示部に縦軸又は横軸の一方の軸を前記印刷ジョブの印刷枚数又は実行時間として、使用する排紙部が切り替わるタイミング及び排紙可能な排紙部が無くなるタイミングを表示させる制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排紙部は、
    排紙する用紙を積載するステージと、前記ステージを昇降させる駆動部と、を備え、
    用紙を積載可能な稼働状態と用紙を積載せずに積載した用紙を取り出し可能な停止状態とで前記ステージの高さを異ならせるべく前記駆動部が作動し、
    前記排紙部が切り替わるタイミングに同期して、それまで稼働状態であった排紙部を停止状態に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    一の排紙部に複数の印刷ジョブに基づく排紙が混載することを禁止する上積禁止設定が設定されている場合には、印刷ジョブの切り替わりにともない、使用する排紙部の切り替えを行い、
    前記上積禁止設定が設定されていない場合には、印刷ジョブの内容及び前記検知部の出力により使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、他の排紙部への切り替えを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記検知部の出力による使用している排紙部が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブの部数単位毎に行い、
    使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、印刷ジョブの部数単位で使用する排紙部の切り替えを行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記検知部の出力による使用している排紙部が上限積載量に達するか否かの判断を、印刷ジョブ単位毎に行い、
    使用している前記排紙部が上限積載量に達すると判断した場合には、印刷ジョブ単位で使用する排紙部の切り替えを行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、所定のタイミングで使用している排紙部以外の前記検知部の読み取りも行い、該検知部の出力に基づいて、前記表示部の表示内容を更新させることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
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