JP2011125865A - 沈砂池設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備及びそれを用いた沈砂の除去方法を提供すること。
【解決手段】沈砂池10に設けられた沈砂ピット12A〜12Kに吸引用の吸引管1を配設し、その吸引管1を排出システム6に接続して沈砂ピット12A〜12Kに堆積した沈砂を排水と共に排出する沈砂池設備である。この排出システム6は、真空ポンプ6´と回収タンクとしての複数の貯留室601,602(161,162)とから構成され、該貯留室601,602(161,162)の下流側には直接的又は間接的に前記真空ポンプ6´が接続されている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、沈砂池に設けられた沈砂ピットに堆積した沈砂を排出する沈砂池設備に関する。
家庭汚水等を処理する下水処理施設における沈砂池では、沈砂池の底盤(底部)に沈砂が溜まる沈砂ピットを設け、この沈砂ピットに向けて吸引管が配設され、その吸引管はサンドポンプなどの水中ポンプやジェットポンプなどの揚砂ポンプに接続され、沈砂ピットに溜まった沈砂はこれらの揚砂ポンプにより滞留水と共に排出されていた。
このような沈砂池では、底盤の構造や周囲に種々の装備を付すことにより、沈砂を効率よく揚砂ポンプで排出できるように多数の工夫がなされている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
例えば、特許文献1又2では、沈砂が溜まる底部を複数のゾーンに区画するように仕切りを設け、揚砂ポンプの吸込口のある方向へ沈砂を誘導する水噴出用のノズルを配設している。
また、特許文献3では長手方向に沿ってスクリューコンベアが配設された溝を設けている。また、特許文献4では、底盤に複数の凹凸条を設け各凹条に0.1〜0.4MPa程度の圧力水を噴出させて集砂ピットへ沈砂を誘導している。
また、特許文献5では、汚水の流下方向に向けて順にノズル、集砂ピット及びスクリューコンベアを配設させている。
これらのいずれの技術においても、揚砂ポンプは沈砂ピットの周囲に配置されていた。
特開2002−282610号公報 特開2002−282609号公報 特開2002−282607号公報 特開2002−159803号公報 特開2002−186955号公報
しかしながら、従来の沈砂池設備では、揚砂ポンプは沈砂池内に配設されているので不使用時には昇降装置により汚水面より引き上げることはできても、設備のメンテナンスに多数の工数が必要であるという課題があった。
また、このような揚砂ポンプは各沈砂池のそれぞれに必要であるので、沈砂池の数が増大すると、それに従って設備の維持コストが嵩むという課題があった。
トラフへの給水ノズルの設置、スクリューコンベアの設置など、沈砂池の構造を複合化させて沈砂池を大面積化させることにより沈砂池の数を低減すれば揚砂ポンプの設置台数も低減できるが、このように沈砂池の構造を複雑にすれば設備費が増大するだけでなく、複雑化により増設された各給水ノズルやスクリューコンベアの運転コストが嵩むという新たな課題が発生する。
そこで、この発明は、設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため検討したところ、沈砂池に設けられた沈砂ピットに吸引用の吸引管を配設し、該吸引管を排出システムに接続して沈砂ピットに堆積した沈砂を排水と共に排出する沈砂池設備において、前記排出システムは、真空ポンプと回収タンクとしての複数の貯留室とから構成され、該貯留室の下流側には直接的又は間接的に前記真空ポンプが接続されていることを特徴とする沈砂池設備により上記目的が達成されることを見出した。
また、一つの沈砂池を平面視多数に分割して各分割域にそれぞれ沈砂ピットを形成すれば、沈砂池の構造を簡易にしても沈砂の除去が行え、この場合、各沈砂ピットに対して吸引管を配設し、各吸引管を合流させて排出システムに接続すれば、沈砂設備全体の構成を簡略化できる。また、この吸引管の先端を複数の沈砂ピット間に跨って移動可能とすれば移動の数に応じて各吸引管の合流点の個数を削減することができる。
また、このように構成すれば、沈砂池の構造が簡略化されることにより一つの真空ポンプで吸引できる沈砂池の面積を広げることが可能となる。
そして、この沈砂池の面積を更に広げた場合、吸引された沈砂を回収するために設けられる貯留室の容積を増大させるよりも複数設けることが好ましいこと、及び複数設けた貯留室を連続運転が可能に構成すれば、真空ポンプの稼働率を増大させることが可能であることを見出した。
これにより、各沈砂池(又は沈砂ピット)の数に応じて配設されていた揚砂ポンプに対して、揚砂ポンプの数を低減できること。さらには、揚砂ポンプの数が沈砂ピットに対して少なくなることによりポンプの吸水能力の低下が懸念されるが、各吸引管にそれぞれバルブを設け、各バルブを開閉することにより吸水される沈砂ピットの数を制限すれば、吸水能力の低下は避けられる。
また、揚砂ポンプの設置位置を沈砂池外の、例えば陸上とすれば、メンテナンスが飛躍的に向上することも併せて見出した。
このような沈砂池設備によれば、沈砂池の構造が簡略でも沈砂の収集が容易であり、多数の沈砂ピットは必要であるが、沈砂設備全体としての設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備、それを用いた沈砂の除去方法及びそれに用いる沈砂池を提供することができる。
また、このような沈砂池設備によれば、排水ポンプを沈砂池外の、例えば、陸上に配設することが可能であり、メンテナンスが飛躍的に向上する。
この吸引管には、該吸引管に水を送給する送水管及び/又は該吸引管に空気を送給する送気管を接続することができる。
また、各分割域には、水を噴射するノズルを配設することができ、これらのノズルへは水を送水するノズル用送水管を接続することができる。
また、各吸引管、送水管、送気管及び/又はノズル用送水管はそれぞれ電動弁又は空気作動弁等の制御弁を備え、該制御弁の開閉とポンプの運転とを制御する制御装置とを備えることが好ましい。
また、本発明においては、前記排出システムは、沈砂を排水と共に貯留する複数の貯留室を備えている。これらの貯留室の下流側には直接的又は間接的に減圧発生源としての真空ポンプが接続され、これにより貯留室内の沈砂は排水と共に吸引される。
この場合の複数の貯留室は独立して運転可能であれば、貯留室に堆積された沈砂を交互に又は順次に排出することにより排出系を連続運転させることが可能となる。
また、上下に連通可能であり、常時は上下の貯留室が連通されることにより一体となって1つの貯留室として機能するが、下方に配置された貯留室に堆積した沈砂を排出する際には、上方に位置する貯留室が下方に位置する貯留室とは独立して前記減圧発生源に接続されて運転可能であれば、同様に排出系を連続運転することもできる。この場合下方に配置される貯留室は、減圧発生源に直接接続されていても、また、上方に配置される貯留室を介して間接的に減圧発生源に接続されていてもよい。
また、貯留室に移送用の圧縮空気を送給できる配管を配設したり、貯留室の後流側に移送設備を配設することにより、揚程が高い位置に沈砂の回収装置が配設されている場合に対応することもできる。
これにより、運転開始時には、送水管及び/又は送気管を利用して吸引管から沈砂ピットに向けて水又は空気を排出して各沈砂ピットに形成されたブリッジを解消した後、及び/又はノズル用送水管を利用してノズルから水を噴射して沈砂ピットに堆積した沈砂を攪拌したり又は沈砂を吸引口へ向けて誘導しながら排水ポンプ及び吸引管を利用して各沈砂ピットの沈砂を順次滞留する滞留水と共に排出することができる。
本発明に従えば、設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備を提供することができる。
本発明に係る沈砂池設備の概要を説明する平面図である。 図1のX−X線で切断した断面により本発明に係る沈砂池設備の概要を説明する縦断面図である。 図1のY−Y線で切断した横断面図である。 変形例1に係る沈砂池設備を説明する断面図である。 変形例2に係る沈砂池設備を説明する断面図である。 変形例3に係る沈砂池設備を説明する断面図である。 図6の要部配管図である。 本発明に係る沈砂池設備の概要を説明する図である。 本発明に用いるタンクを説明する図である。 本発明に用いる排出システムを説明する図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例を図面に基づいて説明する。
以下、本発明を実施するための実施例1について図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1〜図3は本発明に係る沈砂池設備の概要を説明する図であり、図1は概要を平面的に説明する図、図2は概要を縦断面により説明する図、図3は概要を横断面により説明する図である。
この沈砂池設備は、図1に示すように、流入渠などの上流側21から流入する下水を沈砂池10で沈砂させ、揚砂ポンプにより沈砂ピットに溜まった沈砂を排出するものであり、下流側にはポンプ井22が配設されている。
この沈砂池10は、図中符号11A〜11Kで示すように、平面視、稜線14により分割され、10の分割域が形成されている。
各分割域11A〜11Kは、それらの稜線14から中央に向けて下降する傾斜面13a〜13dが形成され、各傾斜面13a〜13dの最下部には沈砂ピット12A〜12Kが設けられている。これにより、一つの沈砂池10に対してすり鉢状の複数の沈砂ピット12A〜12Kが設けられている。
また、各沈砂ピット12A〜12Kには、図2に示すように、それぞれ吸引口1Aa〜1Kaを向けた吸引管1A〜1Kが配設されている。この各吸引管1A〜1Kは、それぞれ制御弁としての電動弁4(4A〜4K:4A〜4Eのみ図示。)を介してそれぞれ合流して一つの吸引管1に接続されている。
この吸引管1は二つに分岐され、一方は、電動弁5を介してメンテナンスなどが容易に行えるように沈砂池10の外部(又は地上部)に配設された排出システム6に接続されている。また、他方は電動弁7を介してポンプ井22の水を送給する送水ポンプ8に接続され、その送水ポンプ8は送水管2によりポンプ井22内の水を吸引できるように構成されている。また、この図で符号W.L.は滞留水が滞留している水面を表している。
この排出システム6としては、例えば、自給式陸上ポンプ、真空ポンプが用いられる。この自給式陸上ポンプの一例は自給式遠心ポンプ装置である。国際公開WO98/04833号公報で開示される自給式遠心ポンプ装置は、ポンプ起動、運転、停止の全行程にわたって主ポンプ側と真空装置側との間で液の浸入を防ぐことで完全自動運転が行えて設備及び管理コストの低減が図れるので好ましい。
また、真空ポンプの一例としては、株式会社鶴見製作所の真空発生装置EVP型を備えた連続吸排気装置VET型などの真空発生型(又はブロア型)を例示することができる。真空発生装置により吸込口から吸引された沈砂及び滞留水などの吸引物はサイクロン状態でエアと吸引物とが分離される。いずれも、ポンプ本体が陸上にあるので、水中ポンプに比べてメンテナンスが容易である。
また、この排出システム6としては減圧発生源に接続された沈砂を排水とともに貯留する複数の貯留室としての回収タンクを備えるように構成する。これらの詳細は後述する実施例2以降により詳細に説明される。
各電動弁4A〜4K,5,7及び排出システム6、送水ポンプ8は制御装置(不図示)に接続され、この制御装置により各電動弁4A〜4K,5,7の開閉と排出システム6、送水ポンプ8の運転とが制御されている。
次に、この沈砂池設備の運転状況について説明する。
まず、ステップ1では、制御装置からの指令により逆洗が行われる。制御装置は、各電動弁4A〜4K,5,7を閉鎖状態から電動弁4A〜4K及び電動弁7の開放を指令する。送水ポンプ8が作動していない場合には、制御装置は送水ポンプ8の作動を指令する。これによりポンプ井22の水は吸引管1(1A〜1K)を逆流して吸引管1(1A〜1K)内が洗浄される。また、これによりポンプ井の水は吸引口1Aa〜1Kaから排出され、各沈砂ピット12A〜12K付近に堆積する沈砂が攪拌され、各沈砂ピット12A〜12Kにブリッジが形成されている場合には、これによりブリッジが解消される。
次に、ステップ2は、各沈砂ピット12A〜12Kの沈砂を順次除去する行程である。まず、ステップ1の状態から、電動弁4Aの開放は維持されたまま、他の電動弁4B〜4K及び電動弁7の閉鎖が指令される。一方で電動弁5の開放が指令されて排出システム6が作動する。これにより、沈砂が滞留水とともに吸引口1Aaから吸引管1を介して排出システム6に吸引される。沈砂ピット12A内の沈砂除去が行われる所定時間の経過後、電動弁4Bが開放されて電動弁4Aが閉鎖される。これにより、沈砂ピット12Aの沈砂除去から沈砂ピット12Bの沈砂除去に運転が切り替わる。
沈砂ピット12B内の沈砂の除去が行われる所定時間の経過後、電動弁4Cが開放されて電動弁4Bが閉鎖される。これにより、沈砂ピット12Bの沈砂除去から沈砂ピット12Cの沈砂除去に運転が切り替わる。
以降同様にして、沈砂ピット12Bから12C、12Cから12D…へと運転が切り替わり、最後に沈砂ピット12Kの沈砂の除去が終了すると、全ての電動弁が閉鎖されて運転が停止する。
このような運転は、沈砂の堆積程度にもよるが、通常であれば、1日1回から数回程度の運転で充分である。各沈砂ピット12A〜12Kからの沈砂の除去は3分程度で終了できるので、例えば、幅5m程度、長さが20m程度の大型の沈砂池でも、10分割することにより、各回の運転を30分強程度で行える。
複数の沈砂池10…が隣接されていれば、複数の沈砂池10…からの吸引管1…をさらに合流させて一つの排出システム6で運転することも可能である。
これにより、本発明の沈砂池設備によれば、沈砂池は、多数の分割域に分割され、各分割域に対して沈砂ピットが配置されているので、沈砂ピットの数は増大するが、各沈砂ピットに配設された吸引管が合流された後排出システムに接続されているので、各沈砂ピット毎に揚砂ポンプを設置する必要がなく、また、排出システムは、沈砂池外の陸上に配設できるので、維持管理が容易となり維持費も飛躍的に低減できる。
また、沈砂池を分割することにより一つの沈砂ピットの面積が少なくてよいので、各沈砂ピットの構造が簡単でも各沈砂ピットへの集砂は充分に可能である。
これにより、本発明に従えば、設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備及び沈砂の除去方法を提供することができる。
[変形例1]
この変形例1に係る沈砂池設備では、図4に示すように、各吸引管1Aと1B、1Cと1D、…が合流されてそれぞれ吸引管1AB,1CD…が形成され、それらの吸引管1AB,1CD…は、それぞれ電動弁4AB,4CDを介して吸引管1に合流されている。その他の構成は図1〜図3の場合と同一乃至は均等である。
これにより、沈砂ピット12Aの沈砂と沈砂ピット12Bの沈砂とが吸引管1A及び吸引管1Bにより同時並行的に吸引されて二つの沈砂ピット12A、12Bの沈砂除去が同時に行われる。沈砂ピット12A〜12Kが小さいので、このように複数の沈砂ピット(例えば、沈砂ピット12Aと12B)から同時に沈砂を排出するように構成してもよい。
[変形例2]
この変形例2に係る沈砂池設備では、図5に示すように、各吸引口1Aa〜1Ka(図では1Aa〜1Eaのみ図示)の直上に、空気を吸引管1A〜1K(図では1A〜1Eのみ図示)を介して各沈砂ピット12A〜12K(図では12A〜12Eのみ図示)内に送給する送気管3A〜3K(図では3A〜3Eのみ図示)がそれぞれ配管されている。この送気管3A〜3Kは不図示の電動弁を介してコンプレッサに接続されている。
また、ポンプ井22内の水を吸水する送水管2は送水ポンプ8を介して各分割域11A〜11K(図では11A〜11Eのみ図示)に向けて分割され、その各分割配管2A〜2K(図では2A〜2Eのみ図示)は電動弁9A〜9K(図では9A〜9Eのみ図示)を介してそれぞれ多数(図では2本)に分割され、各先端にはスプレノズル2Aa〜2Kaが配設されている。
以上の構成によれば、ポンプ井の水は、各スプレノズル2Aa〜2Kaからそれぞれの分割域11A〜11Kにある各々の吸引口1Aa〜1Kaに向けてスプレされる。
これにより、ステップ1の運転開始時に、送気管3A〜3Kを利用して吸引口1Aa〜1Kaから空気をバブリングさせれば、各沈砂ピット12A〜12Kに強固なブリッジが形成されていても、このブリッジを破壊することができる。
また、各電動弁9A〜9Kを開放させれば、各スプレノズル2Aa〜2Kaからはポンプ井の水がスプレされて各分割域11A〜11Kに堆積した沈砂は攪拌されつつそれぞれの吸引口1Aa〜1Kaに向けて誘導される。
各電動弁9A〜9Kを制御装置に接続して、例えば、沈砂ピット12Aの沈砂を排出する際には電動弁9Aのみ開放させて他の電動弁9B〜9Kを閉鎖させれば、ノズル2Aaから噴出する水により分割域11A内の沈砂は吸引口1Aa付近に誘導されるので、効率的に沈砂を除去できる。
また、バルブ4Aを開放して吸引口1Aaから沈砂を吸引する吸引時に送気管3Aから空気を送給すると、排出システム6の位置が10mを超えて高い位置(例えば、18m程度)にある場合にも沈砂の送給が可能となる。
その他の構成及び作用効果は図1〜図3の場合と同様である。
[変形例3]
この変形例3では、すり鉢型の沈砂ピットに対して、トラフを設けることにより一層効率的に集砂できる構造を提供している。
ここで、沈砂池10は、図6に示すように、8の分割域11A〜11Hに分割されている。
各分割域11A〜11Hには、流れに交叉する方向に沈砂ピット12A〜12Hが配設されている。各沈砂ピット12A〜12Hに先端を向けて流れ方向に各5条(合計10条)のU字管15が配設されている。各U字管の末端の稜線14付近には、それぞれ沈砂ピット12A〜12Hに向けて水を噴射する噴射ノズル16A〜16Hがそれぞれ設けられている。また、沈砂ピット12A〜12Hには、両端から中央に位置する吸引口1Aa〜1Haに向けて沈砂が集まるように一対の噴射ノズル17A〜17Hが配設されている。
これらの噴射ノズル16A…,17A…は、図7に示すように、ポンプ井22に接続された送水ポンプ8に電動弁9A〜9Hを介して接続され、その電動弁9A〜9Hは不図示の制御装置に接続されている。各電動弁9A〜9Hを開放すれば、ポンプ井22の水は送水ポンプ8により各噴射ノズル16A〜16H及び17A〜17Hから噴出されて各U字管15内に堆積されている沈砂をそれぞれの沈砂ピット12A〜12Hに誘導させることができる。
これにより、沈砂ピット12Aの排水が行われている間には、電動弁9Aが開放されて、U字管15内に沈積した沈砂が噴射ノズル16A及び17Aから噴出される噴出水に誘導されて各U字管15内を吸引口1Aa…に向けて誘導される。
所定時間後に沈砂ピット12A内の沈砂の排出が完了すると、電動弁9Bが開放されて電動弁9Aが閉鎖される。また、また、電動弁4Bが開放されて電動弁4Aが閉鎖される。これにより、沈砂ピット12A内の沈砂の排出が終了して沈砂ピット12Bの沈砂の排出に切り替わる。順次沈砂ピット12A〜12Hの沈砂の排出を行う。
このように沈砂ピット12A〜12HにはU字管15によりトラフを形成して沈砂を誘導してもよい。この場合のトラフの構造及び噴射ノズルの構造などは、沈砂池に対して一つの沈砂ピットを設ける従来の場合に比べて構造が簡略であってもよく、従って沈砂池設備の維持管理が廉価となる。
その他の作用効果は図1〜図3の場合と同様である。
以下、本発明を実施するための実施例2について図面を参照しつつ説明する。なお、実施例1と同一乃至は均等な部位部材は同一番号を付して詳細な説明は省略することがある。
先ず、図8は本発明に係る沈砂池設備の概要を説明する図である。この図において符号10は平面視複数に分割された多数の分割域11A、11B…が形成され、その分割域11A、11B…に対してそれぞれ沈砂ピット12A、12B…が設けられた沈砂池であり、以下に説明する条件を除いては実質的に変形例を含む実施例1で説明した沈砂池と同一乃至は均等である。
各沈砂ピット12A、12B…にはそれぞれ先端の吸引口(ノズル)1Aa、1Ba…を各沈砂ピット12A、12B…に向けて吸引管1A、1Bが配設され、その吸引管1A、1Bはそれぞれ電動弁4A、4B…を介して一本の吸引管1に合流された後、排出システム6に接続されている。
ここで、この実施例2の沈砂池10では、一つの沈砂池10の面積が広く、従って各分割域11A…の個数が多いことにより、一つの排出システム6の排出すべき沈砂の排出量が増大されている。
この排出システム6は、真空ポンプなどの真空発生装置6´と複数の固液分離用の回収タンク(貯留室)601…とから大略構成されている。
この回収タンク601の一例は図9に示されている。この回収タンク601は、略円筒状に形成され、上方に向けて液流入口601a及び排気口601bが設けられ、下方は円錐状となってその最下端には固液排出口601cが設けられている。
この液流入口601aには空気操作式ボール弁などの吸水弁611を介して吸引1に接続されている。この吸水弁611は実施例1における電動弁5と同一の役割を果たすものである。
また、排気口601bは空気操作式バタフライ弁等の排気弁621を介して真空発生装置6´に接続され、固液排出口601cは、空気操作式ボール弁などの排水弁631を介して排水設備(不図示)が接続されている。
また、この回収タンク601の側方には空気流入口601dが設けられ、この空気流入口601dには空気操作式のボール弁等の空気弁641を介して圧縮空気製造設備(不図示)が接続されている。
また、この回収タンク601には符号PGで示す圧力計、符号PS1で示す安全弁、符号LS1で示す水位計が設けられ、この水位計LS1はそれぞれ、符号H,M,Lで示される高位H,中位M,低位Lの水位を測定可能に配設されている。そして、これらの各操作弁及び水位、圧力等は不図示の制御系に接続されている。
ここで、この実施例2の排出システム6は、図8に示すように、二つの固液分離用の貯留室としての回収タンク601、602を備えている。この回収タンク601と回収タンク602は同一であっても異なっていてもよいが、この実施例では同一容積の同一構造を有している。回収タンク602の各部の説明を符号の末尾のみを「1」から「2」へと差し替えて説明する。例えば、符号612は吸水弁611と同一乃至は均等な吸水弁であり、タンク602に設けられている。以下同様であるので詳細な説明は省略する。
この図8において、吸引管1は二つに分岐してそれぞれ吸水弁611,612を介して液流入口601a,602aから回収タンク601,602に接続されている。また、各排気口601b、602bはそれぞれ排気弁621,622を介して合流された後、真空発生装置6´に接続されている。
これらの各操作弁等は手動で操作してもよいが、非常時にはバイパスなどを利用することにより手動で操作可能とされているが、常時は不図示の制御系に接続されて、制御系の指令により開閉が指示されて運転される。
次に、この沈砂池設備の運転状況の一例について説明するが、説明の便宜上、回収タンク601、602が共に空状態であって分割域11Aから順次排水を行う一例について説明する。なお、本実施例では、排出システム6の連続運転を可能とするものであるので、原則、真空発生装置6´は常時運転されているものとし、また、便宜上各弁は初期状態では閉鎖されているものとする。
まず、ステップ1では、制御装置からの指令により逆洗が行われる。制御装置は、各電動弁4A、4B…、7及び各吸水弁611,612が閉鎖状態であることを確認し、電動弁4A、4B…及び電動弁7の開放を指令する。
送水ポンプ8の作動を指令することによりポンプ井22の水は吸引管1(1A、1B…)を逆流して吸引管1(1A、1B…)内が洗浄される。また、これによりポンプ井の水は吸引口1Aa、1Ba…から排出され、各沈砂ピット12A、12B…付近に堆積する沈砂が攪拌され、各沈砂ピット12A、12B…にブリッジが形成されている場合には、これによりブリッジが解消される。この逆洗は送水ポンプ8を利用したポンプ井の水を利用しているが雑用水等を用いるように設計変更してもよい。
次に、ステップ2は、各沈砂ピット12A、12B…の沈砂を順次除去する行程である。このステップ2には、本発明の排出システム6を連続運転可能とするための回収タンク601,602の切り替え運転(ステップ21)及び回収タンク601,602の排水処理(ステップ22)が含まれる。このため、水位計LS1は絶えず、又は定期的に回収タンク601,602内の水位を測定して測定結果を制御装置に送信する。これは、回収タンク601,602を許容能力範囲内に維持するためのものであり、例えば、一方の回収タンク601(又は602)の水位がHに達した場合には、回収タンク601(602)を利用した排出システム6から、回収タンク602(又は601)を利用した排出システム6へ切り替えるためのものであり、また、一方の回収タンク601(又は602)の水位がLに達した場合には、回収タンク601(602)の排水が完了したことを確認するために利用するものであり、詳細には後述される。
まず、ステップ1の状態から、電動弁4Aの開放は維持されたまま、他の電動弁4B…及び電動弁7の閉鎖が指令される。排水弁631、空気弁642などの回収タンク601に接続される各弁が閉鎖状態であることを確認した後、吸水弁611及び排気弁621の開放が指令されて回収タンク601を利用した排出システム6が作動する。
これにより、沈砂が滞留水とともに吸引口1Aaから吸引管1を介して排出システム6に吸引されて回収タンク601内に滞留する。沈砂ピット12A内の沈砂除去が行われる所定時間の経過後、電動弁4Bが開放されて電動弁4Aが閉鎖される。これにより、沈砂ピット12Aの沈砂除去から沈砂ピット12Bの沈砂除去に運転が切り替わる(ステップ21)。
沈砂ピット12B内の沈砂の除去が行われる所定時間の経過後、電動弁4Cが開放されて電動弁4Bが閉鎖される。これにより、沈砂ピット12Bの沈砂除去から沈砂ピット12Cの沈砂除去に運転が切り替わる。
以降同様にして、沈砂ピット12Bから沈砂ピット12Cへと、沈砂ピット12Cから沈砂ピット12D…へと運転が切り替わる。
ここで、この実施例2では、沈砂池10の面積が増大されていることにより、最後の沈砂ピット12Kの沈砂の除去が終了する以前に回収タンク601の水位がHに達する。
運転中、回収タンク601の水位がHに達したと制御系が判断すると、制御系は排水弁632などの回収タンク602の他の弁が閉鎖されていることを確認の上、全体の真空系に影響を与えないように排気弁622を徐々に開放した後、吸水弁612の開放を指示して、二つの回収タンク601,602を用いた排出システム6に移行する。
所定の時間の後(又は即座に)、二つの回収タンク601、602を用いた排出システム6の運転が安定するので、制御系は吸水弁611及び排気弁621を閉鎖する。これにより、回収タンク601を利用した排出システム6から回収タンク602を利用した排出システム6への移行(ステップ21)が終了する。
ステップ21が完了すると回収タンク601内の排水処理(ステップ22)がスタートする。この排水処理は、図9に示す大気開放弁661を開放することにより回収タンク601内を常圧に開放するとともに排水弁631を開放することにより回収タンク601内に貯留された沈砂を含む排水をタンク内から除去する工程である。
このとき、空気弁641を開放することにより圧縮空気を積極的に回収タンク601内に送り込んでもよい。図9に示す雑用水を供給する吸水弁651を適宜の段階で送り込むことにより回収タンク601内の沈砂をきれいに排出することができる。
排出された沈砂を含む排水は、常法により沈砂と分離されて回収される。沈砂池10が地下に配設され、沈砂分離装置が地上に配設されて落差がある場合には、この排出システム6では揚砂ができない場合が生じるが、そのような場合には、吸水弁611,排気弁621及び排水弁631などの回収タンク601の各弁を閉鎖した状態で空気弁641を開放して回収タンク601内を加圧とする。その後、排水弁631を開放することにより圧縮空気を用いて高所に移送することもできる。
もちろん、排水弁631の下流側に1又は複数の移送ポンプを接続し、この移送ポンプを用いて回収タンク601内の排水を移送してもよい。また、例えば、排水を別途に攪拌付きの貯留タンクに貯留してその後に移送ポンプにより移送してもよい。
以上のように構成すれば、沈砂ピットの面積が増大されても、面積に応じて沈砂ピットの分割域の数を増大させて配管を設けるという簡単な構成により沈砂を除去することができる。
従来の沈砂池では、排出システム6の稼働率が極端に低かったが、本発明のように構成することにより排出システムの稼働率を上げることができる。
また、一つの沈砂池を分割させるだけでなく、複数の沈砂池10…からの各吸引管1をさらに合流させて一つの排出システム6で運転することも可能である。
また、さらに沈砂池と沈砂分離装置とに落差があっても対応することができる。これにより、本発明に従えば、設備コストが低減され、かつ、メンテナンスが容易な沈砂池設備及び沈砂の除去方法を提供することができる。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同一乃至は均等であるので詳細な説明は省略する。
[変形例4]
この変形例4は、連続運転した場合の沈砂ピット12A…内への排水の逆流を抑えるための運転例である。
沈砂ピット12A…内に沈砂が多数堆積された状態で、ステップ21が実行されると、一時的に吸引口1Aa…から多量の排水が逆流して堆積した沈砂を拡散させることもあるので、この変形例4では、実施例2において、制御系の排気弁622の開放指示を各沈砂ピット12A…の切り替え時と合わせることにより、これを解消している。
例えば、回収タンク601の水位がHに達したと制御系が判断すると、沈砂ピット12A…の移行を中断して、制御系は排水弁632などの回収タンク602の他の弁が閉鎖されていることを確認の上、全体の真空系に影響を与えないように排気弁622を徐々に開放した後、吸水弁612の開放を指示して、二つのタンク回収601,602を用いた排出システム6に移行する。
所定の時間の後(又は即座に)、二つの回収タンク601、602を用いた排出システム6の運転が安定するので、制御系は吸水弁611及び排気弁621を閉鎖する。これにより、回収タンク601を利用した排出システム6から回収タンク602を利用した排出システム6への移行(ステップ21)が完全に終了する。
その後、沈砂ピット12A…の移行が行われる。これにより、排水が逆流しても、排水が逆流する沈砂ピット12A…の沈砂の除去が完了しているので、沈砂が拡散することはない。
[変形例5]
この変形例5では、図10に示すように、上下に二つの貯留室161、162を備えた回収タンク160がフィルタ装置163を介して真空発生装置6´に接続されて排出システム6が構成されている。
貯留室161の一端には吸引管1が接続され、上方には排気管164を介してフィルタ装置163に接続されている。また、貯留室162の下端にはシート弁などの排出弁165が配設され、貯留室161と貯留室162との間にはシート弁166が配設されている。
また、貯留室162の側方の上方にはピンチ弁168を介してフィルタ装置163に接続される排気管167と、貯留室162を大気に開放する開放弁169が配設されている。この図で符号LS1及びLS2はそれぞれ水位計である。
これにより、真空発生装置6´の吸引によりフィルタ装置163が減圧となり、それに応じて排気管164及び排気管167を通じて貯留室161及び162内が減圧となる。この状態でシート弁166は開放され、吸引管1から沈砂を含む排水が吸水されて貯留室162に貯留される。
水位計LS1が所定の水位に達すると、ピンチ弁168が閉鎖されて開放弁169が開放される。これにより貯留室162は大気に開放されて常圧となり、シート弁166が閉鎖されて排出弁165が開放されて貯留室162に貯留された沈砂を含む排水が排出される。
この間、吸引管1からの吸引は継続されて、貯留室161内に堆積される。所定時間経過後に貯留室162に貯留された貯留物が排出された後、開放弁169及び排出弁165を閉鎖してピンチ弁168を開放することにより再び貯留室162は減圧となりシート弁166が開放されて排出操作時に貯留室161に堆積された沈砂を含む排水は重力により貯留室162に移動する。
これにより、排出システム6を連続運転が可能となり、実施例2と同様な作用効果を得ることができる。
このような排出システム6としては、例えば、株式会社鶴見製作所の真空発生装置EVP型を備えた連続吸排気装置VET型などの真空発生型(又はブロア型)を利用することが可能である。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、各吸引管や各スプレノズルへ送水される水は、ポンプ井の水を用いていたが、この水は、ポンプ井の水に限らずに上水(水道水)、工業用水などを利用してもよい。ポンプ井の水を利用するのが最もコスト的に有利であるが、上水、工業用水などを利用すれば、ノズルの詰まりなどが低減されて安定に運転が可能である。
また、複数の貯留室として貯留室が二つの場合について説明したが、貯留室は3つ又はそれ以上であってもよい。この場合、図8の例では、タンク(貯留室)の数が3以上並列に配列され、図10の例では回収タンク160の数が3以上並列に配列される。
また、同様に真空発生源を含む排出システム6が複数並列に配設されていてもよい。
1(1A〜1K,1AB,1CD):吸引管
1Aa〜1Ka:吸引口
2:送水管
2A〜2K:分割配管(ノズル用送水管)
2Aa〜2Ka:スプレノズル(ノズル)
3A〜3K:送気管
4A〜4K:電動弁
5,7,9A〜9K:電動弁
6:排出システム
8:送水ポンプ(ポンプ井水の送給ポンプ)
10:沈砂池
11A〜11K:分割域
12A〜12K:沈砂ピット
13a〜13d:傾斜面
14:稜線
15:U字管
16A〜16H:噴射ノズル
17A〜17H:噴射ノズル
21:上流側
22:ポンプ井
160:回収タンク
161:貯留室
162:貯留室
163:フィルタ装置
164:排気管
165:排出弁
166:シート弁
167:排気管
168:ピンチ弁
169:開放弁
601,602:回収タンク(貯留室)
601a:液流入口
601b:排気口
601c:固液排出口
601d:空気流入口
611,612:吸水弁
621,622:排気弁
631,632:排水弁
641,642:空気弁
651:吸水弁
661:大気開放弁
PG:圧力計
PS1:安全弁
LS1、LS2:水位計

Claims (1)

  1. 沈砂池に設けられた沈砂ピットに吸引用の吸引管を配設し、該吸引管を排出システムに接続して沈砂ピットに堆積した沈砂を排水と共に排出する沈砂池設備において、
    前記排出システムは、真空ポンプと回収タンクとしての複数の貯留室とから構成され、該貯留室の下流側には直接的又は間接的に前記真空ポンプが接続されていることを特徴とする沈砂池設備。
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