JP2011123284A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】用紙Pにトナー像を定着する定着ベルト610と、定着ベルト610の外周面に圧接することで定着ベルト610との間に未定着トナー像を保持した用紙Pが通過するためのニップ部Nを形成する加圧ロール62と、定着ベルト610を挟み加圧ロール62と対向して配され定着ベルト610を張架する定着ロール611と、ニップ部Nの下流側領域であって定着ロール611に隣接する位置に配され用紙Pを定着ベルト610から剥離させる剥離パッド64と、空気流を発生させるファン121、空気流を加圧ロール62に沿って流通させるパン122、パン122に配置され空気流を攪拌するためのリブ123を備え加圧ロール62の冷却を行なう冷却ユニット120と、を備えることを特徴とする定着ユニット60。
【選択図】図2
Description
例えば特許文献1には、定着ローラと加熱ローラとに張架された定着ベルトと、定着ベルトの外周面に接触して定着ベルトとの間でニップを形成する加圧ローラとを備えるとともに、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラによって形成されるニップの出口分離部に対応した位置であって定着ベルトの内側に、出口分離部面を曲率の大きな形状部とした固定部材を備えた定着装置が記載されている。
本発明は、加圧ロールに傷が生じにくく、画像の品質を確保することができる定着装置等を提供することを目的とする。
請求項3に記載の発明は、前記冷却部の前記突起部群は、前記空気流の上流側に互いに平行に配置する複数の第1の突起部と、当該空気流の下流側に互いに平行に配置し第1の突起部とは向きが異なる複数の第2の突起部とからなることを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、前記冷却部の前記流通手段は、前記加圧部材の回転方向に沿って流通させる空気流と前記加圧部材の逆回転方向に沿って流通させる空気流とに分岐する分岐部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の定着装置である。
請求項5に記載の発明は、前記加圧部材の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検知された温度に基づき前記送風手段を制御する送風手段制御部と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の定着装置である。
請求項2の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、空気流の攪拌効率を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、簡易な構成で加圧ロールの冷却効率の高い冷却部を製造できる。
請求項4の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、加圧部材表面の冷却をより効率よく行なうことができる。
請求項5の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、加圧部材表面の温度制御をより正確に行なうことができる。
請求項6の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、加圧ロールに生じた傷により定着画像に欠陥が生じるのを抑制でき、より良好な画質を得ることができる画像形成装置が提供できる。
<画像形成装置の説明>
図1は本実施の形態に係る定着ユニット(定着器)60が適用される画像形成装置1の構成例を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、所謂「タンデム型」のカラープリンタであり、画像データに基づき画像形成を行う画像形成部10と、画像形成装置1全体の動作制御や例えばパーソナルコンピュータ(PC)等との通信、画像データに対して行う画像処理等を実行する主制御部50と、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行うユーザインターフェース(UI)部90と、を備えている。
画像形成部10は、例えば電子写真方式により画像を形成する機能部であって、並列的に配置されるトナー像形成手段の一例としての6つの画像形成ユニット11C,11M,11HC,11HM,11Y,11K(以下、「画像形成ユニット11」)を備えている。各画像形成ユニット11は、機能部材として、例えば、静電潜像が形成され、その後に各色トナー像が形成される感光体ドラム12と、感光体ドラム12の表面を予め定められた電位で帯電する帯電器13と、帯電器13により帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光する露光器14と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器15と、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16と、を備えている。
各画像形成ユニット11の現像器15各々は、各色トナーを貯蔵するトナー容器17C,17M,17HC,17HM,17Y,17K(以下、「トナー容器17」)とトナー搬送路(不図示)で連結されている。そして、トナー搬送路中に設けられた補給用スクリュー(不図示)によりトナー容器17から現像器15に各色トナーが補給されるように構成されている。
加えて、画像形成部10は、定着ユニット60にて用紙上に定着された各色トナー像を冷却し、用紙上への各色トナー像の定着を促進する冷却ユニット80と、用紙の曲がり(カール)を矯正するカール矯正ユニット85と、を備えている。
なお、本実施の形態の画像形成装置1では、中間転写ベルト20、一次転写ロール21、および二次転写ロール22により転写手段が構成される。また、二次転写ロール22が配置され、中間転写ベルト20上の各色トナー像が用紙に二次転写される領域を、以下、「二次転写領域Tr」という。
また、画像形成部10は、用紙搬送系として、用紙を収容する複数(本実施の形態では2個)の用紙収容容器40A,40Bと、この用紙収容容器40A,40Bに収容された用紙を繰り出して搬送する繰出しロール41A,41Bと、用紙収容容器40Aからの用紙を搬送する第1搬送路R1と、用紙収容容器40Bからの用紙を搬送する第2搬送路R2と、を備えている。さらに、画像形成部10は、用紙収容容器40Aおよび用紙収容容器40Bからの用紙を二次転写領域Trに向けて搬送する第3搬送路R3と、を備えている。加えて、画像形成部10は、二次転写領域Trにて各色トナー像が転写された用紙を定着ユニット60、冷却ユニット80、およびカール矯正ユニット85を通過するように搬送する第4搬送路R4と、カール矯正ユニット85からの用紙を画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と、を備えている。
第1搬送路R1から第5搬送路R5は、それぞれに沿って搬送ロールや搬送ベルトが配置され、送られてくる用紙を順次、搬送する。
また、画像形成部10は、両面搬送系として、定着ユニット60で第1面に各色トナー像が定着された用紙を一旦保持する中間用紙収容容器42と、カール矯正ユニット85からの用紙を中間用紙収容容器42に向けて搬送する第6搬送路R6と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を上記の第3搬送路R3に向けて搬送する第7搬送路R7と、を備えている。さらに、画像形成部10は、カール矯正ユニット85の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙を用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と中間用紙収容容器42に搬送する第6搬送路R6とに選択的に振り分ける振分機構部43と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を繰り出して第7搬送路R7に向けて搬送する繰出しロール45と、を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置1での基本的な画像形成動作について説明する。
画像形成部10の画像形成ユニット11各々は、上記の機能部材を用いた電子写真プロセスによりC色,M色,HC色,HM色,Y色,K色の各色トナー像を形成する。各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像は、一次転写ロール21により中間転写ベルト20上に順に一次転写され、各色トナーが重畳された合成トナー像を形成する。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動(矢印方向)に伴って二次転写ロール22が配置された二次転写領域Trに搬送される。
二次転写領域Trでは、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された合成トナー像が用紙に一括して二次転写される。
なお、一次転写後に感光体ドラム12に付着しているトナー(一次転写残トナー)、および二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(二次転写残トナー)は、それぞれクリーナ16、およびベルトクリーナ26によって除去される。
二次転写領域Trでは、第1面の場合と同様にして、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された第2面の各色トナー像が用紙に一括して二次転写される。
このようにして、画像形成装置1での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
次に、本実施の形態の画像形成装置1に用いられる定着ユニット60について説明する。
図2は、本実施の形態の定着ユニット60の構成を説明するための断面構成図である。この定着ユニット60は、定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して接離自在に構成される加圧部材の一例としての加圧ロール62とで主要部が構成されている。
定着ロール611は、例えばアルミニウムやSUSで形成された円筒状ロールであり、図示しない駆動モータからの回転駆動力を受けて、図中矢印方向に回転する。そして、定着ロール611の内部に配置された加熱源としての例えば3本のハロゲンヒータ71により、定着ロール611は予め定められた温度(例えば、150℃)に加熱される。
また、内部加熱ロール612は、その両端部に定着ベルト610を内側から外側に向けて押圧するバネ部材(不図示)が配置され、定着ベルト610全体の張力を例えば15kgfに設定している。
さらには、内部加熱ロール612には、定着ベルト610の蛇行(ベルトウォーク)を制御するための機構が設けられている。すなわち、内部加熱ロール612の近傍には、定着ベルト610の端部位置(エッジ位置)を検知するベルトエッジ位置検知機構(不図示)が配置されている。また、内部加熱ロール612には、内部加熱ロール612の一方の端部を内部加熱ロール612の軸方向と直行する方向に変位させる変位機構(不図示)が設けられている。そして、この変位機構は、ベルトエッジ位置検知機構の検知結果に応じて内部加熱ロール612の一方の端部を変位させることで定着ベルト610を内部加熱ロール612の軸方向に変位させる。それにより、定着ベルト610のベルトウォークを制御している。
このように、本実施の形態の定着ユニット60では、定着ロール611と内部加熱ロール612と外部加熱ロール613とによって定着ベルト610が加熱される構成を採用している。
次に、本実施の形態の定着ユニット60での定着動作について説明する。
画像形成装置1の二次転写領域Tr(図1参照)において合成トナー像(未定着トナー像)が静電転写された用紙Pは、第4搬送路R4(図1参照)に沿って定着ユニット60のニップ部N(図2参照)に向けて搬送される。そして、ニップ部Nを通過する用紙P表面の未定着トナー像は、主としてロールニップ部N1に作用する圧力と熱とにより用紙Pに定着される。
その結果、本実施の形態の定着ユニット60では、高速で連続通紙されても定着温度が略一定に維持される。また、高速での定着動作の開始時に定着温度が落ち込む現象(所謂「温度ドループ現象」)の発生が抑制される。特に、熱容量の大きな厚紙等に対する定着においても、定着温度の維持および温度ドループ現象の発生が抑制され、さらには、紙種に対応させて定着温度を途中で切り替える(定着温度のアップおよびダウンの双方を含む。)必要がある場合にも、定着ベルト610は熱容量が小さいので、ハロゲンヒータ71、さらにはハロゲンヒータ72、ハロゲンヒータ73の出力調整により、温度の切り替えを容易としている。
そのため、ロールニップ部N1において定着ロール611の曲率のもとで加熱加圧された用紙Pは、剥離パッドニップ部N2において加圧ロール62による相反する方向に向いた曲率に進行方向が変化させられる。その際に、用紙P上のトナー像と定着ベルト610表面との間で微小なマイクロスリップが生じる。それによって、トナー像と定着ベルト610との付着力が弱められ、用紙Pは定着ベルト610から剥離され易い状態が形成される。このように、剥離パッドニップ部N2は、最終の剥離工程で確実に剥離が行なわれるための準備工程にも位置付けられる。
以上述べた動作により定着ユニット60での定着処理が完了する。
ここで、ニップ部Nを通過する用紙Pは、上述の通りニップ部Nにおいて熱と圧力が加えられ、これにより未定着トナー像が定着される。ここで何らかの要因で加圧ロール62の表面に傷が生じた場合、この傷が用紙Pに転写されることにより定着画像に欠陥が生じることがある。これは特に両面印刷時に起こりやすい。つまり両面印刷時には、図1において上述した通り、第1面上に定着画像が形成された用紙Pは、第6搬送路R6、第7搬送路R7、および第3搬送路R3に沿って搬送され、第2面の各色トナー像が用紙Pに一括して二次転写される。そして用紙Pは、二次転写後は第4搬送路R4を経由して、第2面のトナー像の定着を行なうために再度定着ユニット60に入る。このとき第1面上の定着画像は、加圧ロール62の側に形成されている。このとき第1面上の定着画像を形成するトナーが、ニップ部Nにおいて供給される熱によりその一部が再溶融することがある。そしてニップ部Nにおいて、熱と共に圧力が付与される結果、加圧ロール62に生じた傷が第1面に転写され定着画像に欠陥が生じ、画像の品質が低下する。
加圧ロール62に傷が生じるのは、加圧ロール62の表面温度が高くなり過ぎた場合に生じやすい。即ち、加圧ロール62の表面は、上述のようにPFAチューブからなる離型層であって、弾性体である。この離型層は、温度が高くなるにつれて、表面の硬度が低下する。つまり柔らかくなっていく。そのため加圧ロール62の表面温度が高くなればそれだけ表面に傷が生じやすくなる。
図2および図3で示すように冷却ユニット120は、空気流を発生させる送風手段の一例であるファン121と、空気流を加圧ロール62に沿って流通させる流通手段の一例であるパン(ダクト)122と、パン122に配置され空気流を攪拌するための突起部群の一例であるリブ123とを備える。また冷却ユニット120には、空気流の流れを分岐する分岐部124が設けられている。
図4(a)〜(f)は、パン122に作成するリブ123のパターンの種々の形態について説明した概念図である。
このうち、図4(a)に示したパターンは、空気流とほぼ平行にリブ123aを配している。一方、図4(b)、図4(c)に示したパターンは、空気流と平行とは異なる向きにリブ123aを配している。ただし図4(c)に示したパターンの方が、図4(b)に示したパターンより空気流に対する角度が大きくなっている。
このうち図4(f)に示したパターンは、上述した図3のパターンである。このパターンは、上述した通り、空気流が流通する方向に対し平行とは異なる向きに配置する。そしてリブ123は、空気流の上流側に互いに平行に配置するリブ123aと、空気流の下流側に互いに平行に配置しリブ123aとは向きが異なるリブ123bとからなる。
また図4(d)および図4(e)に示したパターンは、図4(f)に示したパターンに対して、空気流が流通する方向に対し平行とは異なる向きに配置する点では同様であるが、空気流の上流側に互いに平行に配置するリブ123aと、空気流の下流側に互いに平行に配置しリブ123aとは向きが同様であるリブ123bとからなる。このうち図4(d)のパターンは、リブ123aの延長線上にリブ123bが配置するようにしている。一方、図4(e)のパターンは、リブ123aとリブ123bとが千鳥状になるように配置している。
なお図4(d)〜図4(f)のパターンの中では、図4(f)のパターンが空気流の攪拌効率が最もよい。即ち、リブ123aとリブ123bとは、空気流が流通する方向に対し向きを互いに異なるようにした方がより好ましい。
更に図4(a)〜図4(c)のパターンの中では、図4(b)のパターンが空気流の攪拌効率が最もよい。即ち、リブ123aは、空気流が流通する方向に対し平行とは異なる向きに配置した方が好ましいが、空気流が流通する方向に対する角度が大きすぎると空気流の攪拌効率は低下する。つまりこの場合、リブ123aが空気流の流れを阻害することになるため、空気流の攪拌効率が低下すると考えられる。
以上のような制御を行なうことで、加圧ロール62の表面温度を一定の範囲内で維持することができる。そして加圧ロール62の表面に傷が生じることを抑制することができる。
Claims (6)
- 記録材にトナー像を定着する定着部材と、
前記定着部材の外周面に圧接することで当該定着部材との間に未定着トナー像を保持した記録材が通過するための定着加圧部を形成する加圧部材と、
前記定着部材を挟み前記加圧部材と対向して配され、当該定着部材を張架する張架部材と、
前記定着加圧部の下流側領域であって、前記張架部材に隣接する位置に配され、前記記録材を前記定着部材から剥離させる剥離部材と、
空気流を発生させる送風手段と、当該空気流を前記加圧部材に沿って流通させる流通手段と、当該流通手段に配置され前記空気流を攪拌するための突起部群とを備え、前記加圧部材の冷却を行なう冷却部と、
を備えることを特徴とする定着装置。 - 前記冷却部の前記突起部群は、前記空気流が流通する方向に対し平行とは異なる向きに配置することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記冷却部の前記突起部群は、前記空気流の上流側に互いに平行に配置する複数の第1の突起部と、当該空気流の下流側に互いに平行に配置し第1の突起部とは向きが異なる複数の第2の突起部とからなることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記冷却部の前記流通手段は、前記加圧部材の回転方向に沿って流通させる空気流と前記加圧部材の逆回転方向に沿って流通させる空気流とに分岐する分岐部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記加圧部材の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度検知手段により検知された温度に基づき前記送風手段を制御する送風手段制御部と、
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の定着装置。 - トナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段によって形成された前記トナー像を記録材上に転写する転写手段と、
前記記録材にトナー像を定着する定着部材と、当該定着部材の外周面に圧接することで当該定着部材との間に未定着トナー像を保持した記録材が通過するための定着加圧部を形成する加圧部材と、当該定着部材を挟み当該加圧部材と対向して配され当該定着部材を張架する張架部材と、当該定着加圧部の下流側領域であって当該張架部材に隣接する位置に配され当該記録材を当該定着部材から剥離させる剥離部材と、空気流を発生させる送風手段と当該空気流を当該加圧部材に沿って流通させる流通手段と当該流通手段に配置され当該空気流を攪拌するための突起部群とを備え当該加圧部材の冷却を行なう冷却部と、を備える定着手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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