JP4725368B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱定着を行う定着装置、該定着装置による定着方法、及び該定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、剥離性の改善のため離型性の良いフッ素樹脂をコートした剥離爪を定着ドラムに当接させ記録紙を剥離する方法が知られていた、しかしこの方法は定着ドラムに傷を発生させ易いという問題点があり、この問題点を解決するために定着ドラムのニップ部から出てきた記録紙の先端に、記録紙全長に亘って空気を吹き付けて剥離する定着装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
また、非通紙部(端部)の過熱を抑制し、定着ローラの長手方向の温度を均一にするため定着ドラムの非通紙部に送風する送風手段により非通紙部の過熱を軽減しようとする定着装置が知られている(例えば特許文献2参照。)。
特開昭60−247672号公報 特開平04−51179号公報
しかし、特許文献1に記載の定着装置では、前述した記録紙の剥離手段しかないため、定着後の記録紙の冷却不足によるブロッキング等の品質異常の防止、また非通紙部の過熱による定着ムラの防止を図ることができない。また、特許文献2に記載の定着装置では、前述した非通紙部への送風手段しかないため、非通紙部の冷却のみに大型の送風装置を必要とするばかりでなく、記録紙のローラへの密着による記録紙の剥離ミスや、定着後の記録紙の冷却不足によるブロッキング等の品質異常の防止を図ることができない。
本発明は、上記問題点を簡単な構成で解決しようとするもので、記録紙の剥離ミスと、非通紙部の過熱による定着ムラと、ブロッキング等の品質異常等を起こさない、高品質な画像出力を可能とする、安価な、簡単な構造の、小型な、軽量な、メンテナンスが容易な定着装置、及び該定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は下記の構成により達成される。
(1)記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離可能とし、且つ、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却することを可能とする前記空気吹き付け手段と、定着後の記録材に向けて吹き付けられた空気の一部を前記圧接部材の周面に導き前記圧接部材の非通紙部を冷却可能とする空気ガイド部材と、を有することを特徴とする定着装置。
(2)前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け部材と、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け部材と、前記第1の空気吹き付け部材または前記第2の空気吹き付け部材のいずれから空気の吹きつけを行わせるかを切り替える第1の切り替え手段と、を有することを特徴とする(1)に記載の定着装置。
(3)前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な第3の空気吹き付け部材と、第3の空気吹き付け部材を前記第1の空気吹き付け位置または前記第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える第2の切り替え手段と、を有することを特徴とする(1)に記載の定着装置。
)前記第1の空気吹き付け部材または第1の空気吹き付け位置に位置する第3の空気吹き付け部材は、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする(2)または(3)に記載の定着装置。
)記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離可能とし、且つ、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却することを可能とする前記空気吹き付け手段と、定着後の記録材に向けて吹き付けられた空気の一部を前記加熱手段の周面に導き前記加熱手段の非通紙部を冷却可能とする空気ガイド部材と、を有することを特徴とする定着装置。
)前記加熱手段は発熱体を内装する加熱ローラにより加熱される加熱ベルトであることを特徴とす)に記載の定着装置。
)前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け部材と、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け部材と、前記第1の空気吹き付け部材または前記第2の空気吹き付け部材のいずれから空気の吹きつけを行わせるかを切り替える第1の切り替え手段と、を有することを特徴とする()または()に記載の定着装置。
)前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な第3の空気吹き付け部材と、第3の空気吹き付け部材を前記第1の空気吹き付け位置または前記第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える第2の切り替え手段と、を有することを特徴とする()または()に記載の定着装置。
)前記第1の空気吹き付け部材または第1の空気吹き付け位置に位置する第3の空気吹き付け部材は、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする(7)または(8)に記載の定着装置。
(1)記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段または前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な空気吹き付け部材と、該空気吹き付け部材を第1の空気吹き付け位置または第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える位置切り替え手段と、を有し、
前記空気吹き付け部材は複数に分割され、分割された各空気吹き付け部材は独立して前記第1の空気吹き付け位置と前記第2の空気吹き付け位置に移動可能となっていることを特徴とする定着装置。
(1)前記空気吹き付け部材は、記録材搬送直角方向に記録材の最大サイズと同じまたはそれ以上の長さを有し、記録材が搬送される時、サイズにかかわらず通紙領域に対応する分割された空気吹き付け部材は、前記第2の空気吹き付け位置で、定着後の記録材を冷却可能とすることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
(1)前記空気吹き付け手段は、記録材搬送直角方向に記録材の最大サイズと同じまたはそれ以上の長さを有し、前最大サイズ以外の記録材が搬送される時、非通紙領域に対応する前記各空気吹き付け部材は、前記第1の空気吹き付け位置で、少なくとも前記加熱手段の非通紙部を冷却可能とすることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
(1)前記第1の空気吹き付け位置では、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする(1)〜(1)のいずれか1項に記載の定着装置。
(1)前記各空気吹き付け部材は、記録紙のサイズに応じて通紙部に対応する分割された空気吹き付け部材と、非通紙部に対応する分割された空気吹き付け部材とに分けて群を構成し、記録紙のサイズに応じて群毎に空気吹き付け位置の切替を可能とすることを特徴とする(1)〜(1)のいずれか1項に記載の定着装置。
15)前記第1の空気吹き付け部材の空気の吹き出し口の空気圧が第2の空気吹き付け部材の空気の吹き出し口の空気圧より高いことを特徴とする(2)または(7)に記載の定着装置。
16)第1の空気の吹き付け位置の空気の吹き出し口の空気圧が第2の空気吹き付け位置の空気の吹き出し口の空気圧より高いことを特徴とする(3)、(8)、(10)〜(14)のいずれか1項に記載の定着装置。
17)(1)〜(16)のいずれか1項に記載の定着装置を有する画像形成装置。
上記手段に記載した本発明によれば前述した目的を達成することができる。すなわち、記録材を加熱手段または圧接部材から確実に剥離することと、圧接部材の非通紙部の過熱防止を行うこと、更に、定着後の記録材を急速に冷却することが簡単な構成で可能となり、高品質な画像出力を可能とし、安価な、簡単な構造の、小型な、軽量な、メンテナンスが容易な定着装置を提供することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。
画像形成装置にはモノクロまたはカラー画像を出力するものがあるが、以下、トナー量がモノクロ画像形成装置に比較して多いため、定着装置の熱定着ローラからの記録紙の剥離が困難なカラー画像形成装置の内、ベルト状の中間転写体を有するカラー画像形成装置を例に取り本発明の説明を行う。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例の形態を示す断面構成図である。
図1に示す画像形成装置はタンデム型フルカラー複写機と称せられるもので、画像形成装置1は原稿画像読み取り装置4と、複数の露光手段3Y、3M、3C、3Kと、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、中間転写体ユニット7と、給紙手段5及び定着装置6とを有している。
画像形成装置の本体2の上部には、自動原稿送り装置3が配置されており、自動原稿送り装置3により搬送される原稿Gの画像が原稿画像読み取り装置4の光学系により反射・結像され、ラインイメージセンサCCDにより読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより読み取られた原稿画像を光電変換されたアナログ信号は、図示しない画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、露光手段3Y、3M、3C、3Kに各色毎のデジタル画像データとして送られ、露光手段3Y、3M、3C、3Kにより対応する第1の像担持体としてのドラム状の感光体(以下単に感光体とも記す)1Y、1M、1C、1Kに各色毎のデジタル画像データの潜像を形成する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、垂直方向に縦列配置されており、感光体1Y、1M、1C、1Kの図示左側方にはローラ71、72、73、74を巻回して回動可能に張架された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体である中間転写体70が配置されている。
そして、中間転写体70は図示しない駆動装置により回転駆動されるローラ71を介し矢印方向に駆動されている。
イエロー色のトナー画像を形成する画像形成部10Yは、感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、現像手段4Y、1次転写手段としての1次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Yを有する。
マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体1M、帯電手段2M、現像手段4M、1次転写手段としての1次転写ローラ5M、クリーニング手段6Mを有する。
シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体1C、帯電手段2C、現像手段4C、1次転写手段としての1次転写ローラ5C、クリーニング手段6Cを有する。
黒色画像を形成する画像形成部10Kは、感光体1K、帯電手段2K、現像手段4K、1次転写手段としての1次転写ローラ5K、クリーニング手段6Kを有する。
トナー補給手段8Y、8M、8C、8Kは、現像装置4Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給する。
ここで、1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kは、制御手段Cにより画像の種類に応じて選択的に作動され、それぞれ対応する感光体1Y、1M、1C、1Kに中間転写体70を押圧し、中間転写体70上に感光体上のトナー画像を転写(1次転写)する。
このようにして、画像形成部10Y、10M、10C、10Kにより感光体1Y、1M、1C、1K上に形成された各色のトナー画像は、1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kにより、回動する中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたトナー画像が形成される。
また、給紙カセット51内に収容された記録紙Pは、給紙手段5により給紙され、次いで複数の中間ローラ22A、22B、22C、22D、レジストローラ23を経て、2次転写手段としての2次転写ローラ24まで搬送され、2次転写ローラ24により中間転写体上の合成されたトナー画像が記録紙P上に一括転写(2次転写)される。
ここで、2次転写ローラ24は、ここを記録紙Pが通過して2次転写を行なう時にのみ、記録紙Pを中間転写体70に圧接させる。
そして、2次転写ローラ24により記録紙Pにトナー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写体70は、クリーニング手段8により残留トナーが除去される。
また、カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置6により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
定着装置6は加熱手段である加熱ローラ241(以下加熱手段を加熱ローラと記す)と圧接部材である圧接ローラ242と加熱ローラ241の表面温度を検出する非接触の表面温度検出手段243とを有し、加熱ローラ241はアルミニウム製のローラ基体245の内部に発熱体246であるハロゲンランプを内装し、ローラ基体245の外面周上にシリコンゴムもしくはフッ素ゴムよりなる耐熱性の弾性層244(以下耐熱弾性層と記す)が捲着してある。
また、圧接部材は記録紙Pを加熱ローラ241に押圧可能なものであればベルト状の物でも良い。
加熱ローラの表面にシリコンオイル等のトナー離型剤の供給を行わない場合は、弾性層244の表面に更にフッ素樹脂からなるトナー離型層を設ける。
表面温度検出手段243は加熱ローラ241から放射される熱(赤外線)を検知して非接触で加熱ローラ241の表面温度を測定する非接触温度センサが利用でき、加熱ローラ241と表面温度検出手段243との間隙は0.2〜8mm、好ましくは4.5〜5.5mmを有するように取り付けられている。
また、圧接ローラ242は圧接手段247により、記録紙Pを加熱ローラ241に圧接/解除する。
本例では、圧接ローラはローラ形状のものを示すが、ベルト状のものであっても良い。
そして表面温度検出手段243により検出された加熱ローラ241の表面温度がカラー画像形成装置1の制御手段Cに入力され、制御手段Cにより画像形成時には加熱ローラの表面温度が、所定の温度範囲(例えば160〜210℃好ましくは170〜210℃)になるように制御されている。
以下に、本発明の定着装置について説明する。
以下に説明する定着装置の動作に係る制御はカラー画像形成装置1の制御手段Cにより行われている。
図2は、本発明に係る定着装置の第1の形態の第1の構成の説明図である。
定着装置6は、前述した加熱ローラ241と圧接ローラ242と圧接手段247と、矢印方向に搬送される記録紙Pを検知する記録紙センサ248と、加熱ローラ241と圧接ローラ242のニップ部近傍に向けてニップ部Nの下流側から空気を吹き付ける(以下ニップ部近傍に向けてニップ部Nの下流側から空気を吹き付けることを、ニップ部下流近傍に向けて空気を吹き付けると記す)空気吹き付け手段30を有している。
そして、空気吹き付け手段30は、後述する第1の空気吹き付け部材と第2の空気吹き付け部材に空気Aを供給するブロア301と、空気Aの流れをON/OFFする電磁弁304と、ニップ部下流近傍に向けて空気A1を吹き付けて加熱ローラ241から記録紙Pを剥離する前記の第1の空気吹き付け部材302と、定着後の記録紙Pに向けて空気A2を吹き付けて定着後の記録紙Pを冷却する前記の第2の空気吹き付け部材303と、第1の空気吹き付け部材302または第2の空気吹き付け部材303のいずれから空気の吹きつけを行わせるかを切り替える第1の切り替え手段305と、記録紙Pの搬送経路P1の下側に位置し第2の空気吹き付け部材303から吹き付けられた空気A2のうち、小サイズ記録紙を搬送中に、小サイズ記録紙端外(非通紙部)を通過して搬送経路P1の下方に向かう空気を圧接ローラ242の周面に導き圧接ローラ242を冷却可能とする空気ガイド部材306と、を有している。
第1の空気吹き付け部材302は最大サイズ記録紙PLと同等またはそれ以上の、記録紙搬送直角方向(図示左右方向)の幅を有しているため、最大サイズより小さなサイズの記録紙が搬送される時、第1の空気吹き付け部材302は記録紙が搬送されていない加熱ローラ241の端部(非通紙部)、または、加熱ローラ241の端部(非通紙部)と圧接ローラ242の端部(非通紙部)を冷却可能とし、端部(非通紙部)の過熱を防止している。
また、第1の空気吹き付け部材302は、連続定着時において、ニップ部Nを通過する第1の記録紙と次に通過する第2の記録紙との間隔すなわち非通紙期間中、該間隔に相当する加熱ローラ241と圧接ローラ242との周面をニップ部N近傍で冷却可能としている。
また、第2の空気吹き付け部材303も、第1の空気吹き付け部材302と同様な幅を有しているため、定着後の記録紙表面を冷却可能とし、小サイズの記録紙を搬送時は定着後の記録紙端外を通過した空気A2が空気ガイド部材306を介して圧接ローラ242の端部を冷却可能となっている。
なお、空気ガイド部材306を上方に折り曲げて加熱ローラ241端部を冷却可能とするようにしても良い。
また、空気ガイド部材306には空気ガイド部材306にガイドされて流れる空気A2が搬送直角方向(紙面表裏方向)に拡散しないように、記録紙Pのサイズに応じた位置に後述するリブ3061を有している。
図3は、空気ガイド部材306の説明図である。
図3(a)は搬送方向下流側から見た概念図で、図3(b)は空気ガイド部材の斜視図で、図3(c)は空気ガイド部材の他の形態の斜視図である。
図3(a)において、搬送される最大サイズ記録紙PL、搬送される中サイズ記録紙PM、搬送される最小サイズ記録紙PSの、各記録紙幅とその位置の一例を示している。
最大サイズより小さな例えば中サイズ記録紙PMを搬送している場合を例に取り説明すると、第2の空気吹き付け部材303から吹き付けられた空気A2は、一方では搬送中の中サイズ記録紙PMに当たり定着済みの記録紙を冷却し、他方では中サイズ記録紙PM端の非通紙部では記録紙が存在していないため、空気A2’は空気ガイド部材306の入り口に至る。
リブ3061は空気A2’の流れが搬送直角方向(図示左右方向)に拡散しないようにガイド(規制)する板で、圧接ローラ端部の非通紙部を効果的に冷却する。
空気A2’は空気ガイド部材306とリブ3061とに3方を囲まれた状態で、搬送直角方向(図示左右方向)に拡散しないようにガイドされ、空気ガイド部材306の出口から圧接ローラ242方向に吹き出し、圧接ローラ端部2421、即ちローラの非通紙部(図示斜線部)と、当接回転する加熱ローラ241の非通紙部を冷却する。
図3(b)において、リブ3061は空気ガイド部材306の表面から圧接ローラ242との対向面側に突出している。
図3(c)において、空気ガイド部材306’は箱状をしている。これにより更に空気の拡散を防止し、ローラ端部の冷却をより効率的に行なう。
また、空気の通紙領域への拡散防止効果はないが、空気ガイド部材306はリブのない単なる板状でも良い。
以上のように、第2の空気吹き付け部材303は定着後の記録紙Pの冷却と、空気ガイド部材306を介して圧接ローラ242と加熱ローラ241との端部(非通紙部)とを冷却可能としている。
図4は、空気吹き付け部材の概念図である。
前述した第1の空気吹き付け部材302、第2の空気吹き付け部材303、及び後述する空気吹き付け部材316は同じ形状をしているため、以下に図2に示す第1の空気吹き付け部材302を例に取り説明する。
なお、空気吹き付け部材3261’〜3265’の個々の吹き付け部材は図4に示すノズル3021と同一形状をしている。
第1の空気吹き付け部材302は複数(例えば5個)の一列に配列されたノズル3021を有し最大サイズ記録紙PLと同等またはそれ以上の、記録紙搬送直角方向(図示左右方向)の幅Wを有している。
そして、各ノズル3021は前述の第1の切り替え手段305から送られた空気を吹き出す噴出口3022を有し、噴出口3022の反対側が開口しニップ部下流近傍等への空気A1の吹き出し口3023となっている。
吹き出し口3023は幅W方向に中央が端部に対して若干内側に凹み狭くなっており、中央3024の風速が早くなるのを押さえて幅W方向に空気A1の風速が均一になるようにしてある。
噴出口3022は所定の直径(例えば1.5mm)のオリフィスを形成している。
加熱ローラ241からの記録紙剥離時と、定着済みの記録紙に風を吹きかけて記録紙(記録紙上のトナー像)を冷却時では空気の噴出口の圧力を変えてある。
例えば、第1の空気吹き付け部材302では、噴出口3022での空気の圧力が0.1〜0.4MPaとなるように不図示の調整手段で調整されている。
また、第2の空気吹き付け部材303は、噴出口3022での空気の圧力が0.02〜0.05MPaとなるように不図示の調整手段で調整されている。
以下に定着装置6の動作(定着方法)についてタイミング図を参照して説明するが、定着装置6はカラー画像形成装置1の制御手段Cにより制御されている。
図5は、第1の形態の第1の構成の動作を説明するタイミング図である。
以下に図2、5を参照して第1の形態の第1の構成の動作(定着方法)を説明する。
図5の横軸は時間の経過、縦軸は各構成要素を示している。
第1の空気吹き付け部材302及び第2の空気吹き付け部材303のONとは当該空気吹き付け部材から空気を吹き付けることを意味し、OFFとは空気の吹き付けを停止することを意味している。
なお、ブロア301と電磁弁304とはONとなり空気の供給準備ができ、第1の切り替え手段305はOFFとなり定着された記録紙に第2の空気吹き付け部材303から空気A2の吹きつけを可能としているものとして説明する。
「搬送される記録材がニップ部Nを通過以前」に、例えば記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知した時(タイミングT1)から所定時間〔例えば、先端を検知された記録紙Pの先端がニップ部Nの直前まで搬送されるのに要する時間〕経過時(タイミングT2)に、第1の切り替え手段305をONとして第1の空気吹き付け部材302から空気A1を吹き出させる。
ここで、先端を検知された記録紙Pの先端がニップ部Nに到達する直前まで搬送されるのに要する時間は実験を行い求められた時間で、その計時は記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知したことにより計時開始するタイマを設けて、ニップ部Nに到達するのに要する時間を計時する。
記録紙を連続して定着している時には、空気A1は、ニップ部Nを通過する第1の記録紙と次に通過する第2の記録紙との間隔すなわち非通紙期間中、該間隔に相当する加熱ローラ241と圧接ローラ242との周面に吹き付けられ、ニップ部N近傍で加熱ローラ241と圧接ローラ242との周面を冷却する。
ニップ部Nに到達した記録紙Pは更に搬送されて、溶融したトナーにより加熱ローラ241に密接した状態で、記録紙Pの先端がニップ部Nを通過する。
空気A1はニップ部Nを通過する記録紙Pの先端に当たり、加熱ローラ241に密接している記録紙Pを剥離する(タイミング3)。
そして、「加熱ローラから記録材が剥離後」に、例えば記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知した時から所定時間〔例えば、記録紙Pの先端が確実に剥離されるまでに要する時間〕後(タイミングT4)第1の切り替え手段305をOFFとして、第1の空気吹き付け部材302から第2の空気吹き付け部材303に空気の吹きつけを切り替え、空気A2で搬送される記録紙Pの表面を冷却開始する。
ここで、加熱ローラから記録材が剥離後とは、加熱ローラから記録材が剥離直後がより好ましく、定着済み記録紙の先端から空気A2により冷却を可能とする。
ここで、記録紙Pの先端が確実に剥離されるまでに要する時間は実験を行い求められた時間(例えば記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知した時(タイミングT1)、から確実に剥離可能な時間)で、その計時は記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知したことにより計時開始するタイマを設けて、確実に剥離されるまでに要する時間を計時する。
剥離に必要な吹き出し時間は記録紙先端がニップ部通過直後、例えば0.03〜0.2秒が好ましい。また、加熱ローラ241からの記録紙の分離のための空気の吹き付け時間中(例えば0.03〜0.2秒)は記録紙Pの表面を冷却中に比べ、噴出口3022での空気の圧力を増加する。
連続して定着を行う場合は上記を繰り返す。
図6は、本発明に係る定着装置の第1の形態の第2の構成の説明図である。
第1の形態の第2の構成は第1の構成に対し、空気吹き付け手段31のみが異なっているため、以下に図6を参照して第1の形態と異なる切り替え手段315と空気吹き付け部材316とを説明する。
空気吹き付け手段31は切り替え手段315と空気吹き付け部材316と空気ガイド部材306とを有しており、前述の切り替え手段305に相当する空気の吹き付け方向を切り替える切り替え手段315に、前述の第1の空気吹き付け部材302及び第2の空気吹き付け部材303に相当する空気吹き付け部材316が配設されている。
空気吹き付け部材316は両矢印方向に回動可能となっており、切り替え手段315は空気吹き付け部材316を、実線で示したニップ部下流近傍に向けて空気を吹き付けて加熱ローラ241から記録紙Pを剥離する第1の空気吹き付け位置Eと、破線で示した定着後の記録紙Pに向けて空気を吹き付けて定着後の記録紙Pを冷却する第2の空気吹き付け位置Fと、に切り替え可能となっており、第1の空気吹き付け位置Eでは記録紙Pを加熱ローラ241から剥離可能とし、第2の空気吹き付け位置Fでは定着後の記録紙Pを冷却すると共に、小サイズ記録紙の搬送時には空気ガイド部材306を介して圧接ローラ242端部(非通紙部)を冷却可能としている。
空気吹き付け部材316は図4で説明したように、複数のノズル3021を有し、各ノズルは一端に噴出口3022を有し、他端が吹き出し口3023を形成している。
図7は、第1の形態の第2の構成の動作を説明するタイミング図である。
第1の形態の第2の構成は第1の構成に対し、空気吹き付け手段31のみが異なっているため、以下に図6、7を参照して第1の形態の第1の構成動作(定着方法)と異なる、切り替え手段315と空気吹き付け部材316とに係る動作(定着方法)を説明する。
空気吹き付け部材316のONとは第1の空気吹き付け部材302のONに相当し、すなわち空気A1を空気吹き付け位置E方向に吹き付けている時を示し、空気吹き付け部材316のOFFとは第2の空気吹き付け部材303のONに相当し、すなわち空気A2を空気吹き付け位置F方向に吹き付けている時を示している。
切り替え手段315のONとは切り替え手段305のONに相当し、空気吹き付け部材316を空気吹き付け位置E方向に向けている時を示し、OFFとは空気吹き付け部材316を空気吹き付け位置F方向に向けている時を示している。
切り替え手段315のON/OFFは切り替え手段305と同様なT1〜T4のタイミングで行われる。
例えば、記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知すると(タイミングT1)、所定時間後(タイミングT2)に、切り替え手段315をONとして空気吹き付け部材316を第1の空気吹き付け位置Eに位置させ、ニップ部下流近傍に向けて空気A1を吹き出させ加熱ローラ241から記録紙Pを剥離する(タイミングT3)。
そして、記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知した時から所定時間(例えば、記録紙Pの先端が確実に剥離されるまでに要する時間)後(タイミングT4)切り替え手段315をOFFとして、空気吹き付け位置Fに切り替え、空気A2で搬送される記録紙Pの表面を冷却開始する。
図8は、本発明に係る定着装置の第2の形態の説明図である。
第2の形態は第1の形態に対し、加熱手段と空気吹き付け手段のみが異なっているため、以下に図8を参照して第1の形態と異なる加熱手段と切り替え手段と空気吹き付け部材とを説明する。
第2の形態の加熱手段は、発熱体246を内装する加熱ローラ2461により加熱される加熱ベルト241’で、ニップ長を増加させると共に、下流側に小径ローラ2462を用いることで加熱ベルト241’からの記録紙の剥離性を向上したもので、このため、第1の形態に対し加熱手段からの記録紙の剥離性は向上するが圧接部材である圧接ローラ242との記録紙の剥離性が若干悪化する。
従って、圧接ローラ242からの記録紙Pの剥離性を向上するため、第1の形態と同様な形態の空気吹き付け手段31’からの吹き出し空気を、圧接ローラ242’に密着した記録紙Pの先端部に吹き付けるように、記録紙の搬送経路Kに対して圧接ローラ242’側に設ける。
なお、空気ガイド部材306’は記録紙の搬送経路Kに対して加熱ベルト241’側に設ける。
空気吹き付け手段31’は空気の吹き付け方向を切り替える切り替え手段315’に空気吹き付け部材316’が配設されている。
空気吹き付け部材316’は両矢印方向に回動可能となっており、切り替え手段315’は空気吹き付け部材316’を、実線で示したニップ部下流近傍に向けて空気を吹き付けて圧接ローラ242から記録紙Pを剥離する第1の空気吹き付け位置E’と、破線で示した定着後の記録紙Pに向けて空気を吹き付けて定着後の記録紙Pを冷却する第2の空気吹き付け位置F’と、に切り替え可能となっており、第1の空気吹き付け位置E’では記録紙Pを圧接ローラ242から剥離可能とし、第2の空気吹き付け位置F’では定着後の記録紙Pを冷却すると共に、小サイズ記録紙の搬送時には空気ガイド部材306’を介して加熱ベルト241’端部(非通紙部)を冷却可能としている。
空気吹き付け部材316加熱ベルト241’は図4で説明したように、複数のノズル3021を有し、各ノズルは一端に噴出口3022を有し、他端が吹き出し口3023を形成している。
第2の形態は、前述したように第1の形態の第2の構成を上下逆向きに取り付けたのみで基本的に変わらず、図7を参照して説明した第1の形態の第1の構成の動作(定着方法)と同様なため、動作(定着方法)に係る説明は省略する。
図9は、本発明に係る定着装置の第3の形態の説明図である。
以下に図9を参照して第3の形態を説明する。
第3の形態は第2の形態に対して空気吹き付け部材を複数に分割し、空気ガイド部材306を不要としたもので、空気吹き付け手段32のみが異なり空気ガイド部材306がなく、以下に図9を参照して第2の形態と異なる切り替え手段325と空気吹き付け部材326とを説明する。
空気吹き付け手段32は切り替え手段325と空気吹き付け部材326とを有し、切り替え手段325は複数に分割され、分割された個々の切り替え手段325’は独立して矢印m方向に回動可能となっている。
また、個々の切り替え手段325’には分割された空気吹き付け部材326’が配設され、個々の切り替え手段325’の回動により当該空気吹き付け部材326’が第1の空気吹き付け位置Eと第2の空気吹き付け位置Fに独立して移動可能となっている。
そして、個々の空気吹き付け部材326’は第1の空気吹き付け位置Eにおいてニップ部下流近傍に向けて空気を吹き付け加熱ローラ241から記録紙を剥離可能とし、第2の空気吹き付け位置Fにおいて空気A2を定着後の記録紙に向けて吹き出させ定着後の記録紙を冷却可能とする。
以下、切り替え手段325’と空気吹き付け部材326’とが、例えば5分割された場合を例に取り詳細に説明する。
切り替え手段325は切り替え手段3251’、切り替え手段3252’、切り替え手段3253’、切り替え手段3254’、及び切り替え手段3255’とを有し、切り替え手段3251’〜3255’には空気吹き付け部材3261’、空気吹き付け部材3262’、空気吹き付け部材3263’、空気吹き付け部材3264’、空気吹き付け部材3265’が配設されている。
切り替え手段3251’及び空気吹き付け部材3261’、切り替え手段3252’及び空気吹き付け部材3262’、切り替え手段3253’及び空気吹き付け部材3263’は、最小サイズ記録紙PSを含む全てのサイズの記録紙が搬送される領域に位置し、切り替え手段3254’及び空気吹き付け部材3264’は最大サイズ記録紙PL及び中サイズ記録紙PMが搬送される領域に位置し、切り替え手段3255’及び空気吹き付け部材3265’は最大サイズ記録紙PLのみが搬送される領域に位置している。
ここで、個々の空気吹き付け部材3261’〜3265’は、それぞれが図4に示したノズル3021と同様な形状をなし、噴出口3022と吹き出し口3023とを有している。
したがって、最大サイズ記録紙PLの搬送時には切り替え手段3251’〜3255’が同時に吹き付け位置を同じ位置に切り替えるように制御されており、中サイズ記録紙PMの搬送時には切り替え手段3251’〜3254’とが同時に吹き付け位置を同じ位置に切り替えるように制御されており、最小サイズ記録紙PSの搬送時には切り替え手段3251’〜3253’と切り替え手段3254’〜3255’とがそれぞれ同時に吹き付け位置を同じ位置に切り替えるように制御されている。
最大サイズ記録紙PL、中サイズ記録紙PM、最小サイズ記録紙PS等の記録紙のサイズの検知は、給紙カセット51に配設された、収納用紙サイズを検知するサイズ検知部材の状態を、給紙手段5に検知させることにより可能となる。
また、オペレータにより不図示の操作パネルから入力された記録紙サイズ情報に基づいても良い。
図10は、第3の形態の動作を説明するタイミング図である。
第3の形態は第1の形態に対し、上述したように空気吹き付け手段32のみが異なっているため、以下に図9、10を参照して第1の形態の動作(定着方法)と異なる、切り替え手段3251’〜3255’と空気吹き付け部材3261’〜3265’とに係る動作(定着方法)を説明する。
空気吹き付け部材3261’〜3265’のONとは第1の空気吹き付け部材302のONに相当し、すなわち空気A1を空気吹き付け位置E方向に吹き付けている時を示し、空気吹き付け部材3261’〜3265’のOFFとは第2の空気吹き付け部材303のONに相当し、すなわち空気A2を空気吹き付け位置F方向に吹き付けている時を示している。
切り替え手段3251’〜3255’のONとは切り替え手段305のONに相当し、空気吹き付け部材3261’〜3265’を空気吹き付け位置E方向に向けている時を示し、OFFとは空気吹き付け部材3261’〜3265’を空気吹き付け位置F方向に向けている時を示している。
切り替え手段3251’〜3255’のON/OFFは切り替え手段305と同様なT1〜T4のタイミングで行われる。
図9(a)は最大サイズの記録紙搬送時のタイミングを示し、図9(b)は中サイズの記録紙搬送時のタイミングを示し、図9(c)は最小サイズの記録紙搬送時のタイミングを示している。
先ず、給紙カセット51に最大サイズの記録紙PLが収納され、給紙カセット51のサイズ検知部材が最大サイズの記録紙PLに設定され、給紙手段5が最大サイズの記録紙PLを検知した場合について図9(a)を参照して説明する。
例えば、記録紙センサ248が最大サイズの記録紙PLの先端を検知すると(タイミングT1)、所定時間後(タイミングT2)に、切り替え手段3251’〜3255’をONとして空気吹き付け部材3251’〜3255’を第1の空気吹き付け位置Eに位置させ、ニップ部下流近傍に向けて空気A1を吹き出させ加熱ローラ241から最大サイズの記録紙PLを剥離する(タイミングT3)。
そして、記録紙センサ248が最大サイズの記録紙PLの先端を検知した時から所定時間(例えば、最大サイズの記録紙PLの先端が確実に剥離されるまでに要する時間)後(タイミングT4)切り替え手段3251’〜3255’をOFFとして、空気吹き付け部材3251’〜3255’を空気吹き付け位置Fに切り替え、空気A2で搬送される最大サイズの記録紙PLの表面を冷却する。
次に、給紙カセット51に中サイズの記録紙PMが収納され、給紙カセット51のサイズ検知部材が中サイズの記録紙PMに設定され、給紙手段5が中サイズの記録紙PMを検知した場合について図9(b)を参照して説明する。
例えば、記録紙センサ248が中サイズの記録紙PMの先端を検知すると(タイミングT1)、所定時間後(タイミングT2)に、切り替え手段3251’〜3255’をONとして空気吹き付け部材3261’〜3265’を第1の空気吹き付け位置Eに位置させ、ニップ部下流近傍に向けて空気A1を吹き出させ加熱ローラ241から中サイズの記録紙PMを剥離すると共に非通紙部に位置する空気吹き付け部材3265’により圧接ローラ242の非通紙部を冷却する。これにより非通紙によるローラの過熱が軽減される。
そして、記録紙センサ248が中サイズの記録紙PMの先端を検知した時から所定時間(例えば、中サイズの記録紙PMの先端が確実に剥離されるまでに要する時間)後(タイミングT4)、通紙部に位置する切り替え手段3251’〜3254’をOFFとして、第二の空気吹き付け位置Fに切り替え、空気A2で搬送される中サイズの記録紙PMの表面を冷却する。
非通紙部に位置する切り替え手段3255’はONを維持し圧接ローラ242の非通紙部を冷却継続する。
次に、給紙カセット51に最小サイズの記録紙PSが収納され、給紙カセット51のサイズ検知部材が最小サイズの記録紙PSに設定され、給紙手段5が最小サイズの記録紙PSを検知した場合について図9(c)を参照して説明する。
例えば、記録紙センサ248が最小サイズの記録紙PSの先端を検知すると(タイミングT1)、所定時間後(タイミングT2)に、切り替え手段3251’〜3253’をONとして空気吹き付け部材3261’〜3263’を第1の空気吹き付け位置Eに位置させ、ニップ部下流近傍に向けて空気A1を吹き出させ加熱ローラ241から最小サイズの記録紙PSを剥離する(タイミングT3)と共に非通紙部に位置する空気吹き付け部材3254’と3255’により圧接ローラ242の非通紙部を冷却する。これにより非通紙によるローラの過熱が軽減される。
そして、記録紙センサ248が最小サイズの記録紙PSの先端を検知した時から所定時間(例えば、最小サイズの記録紙PSの先端が確実に剥離されるまでに要する時間)後(タイミングT4)、通紙部に位置する切り替え手段3251’〜3253’をOFFとして、空気吹き付け位置Fに切り替え、空気A2で搬送される最小サイズの記録紙PSの表面を冷却開始し、非通紙部に位置する切り替え手段3254’と3255’はONを維持し圧接ローラ242の非通紙部を冷却継続する。
以上説明したように、第3の形態においては、非通紙部に対応するエア吹き付け部材は定着後の記録紙方向に向くことはなく常時ニップ部を向いているので、エアガイド部材は必要としない。
以上説明したように第1〜3の形態で説明した構成、または方法をとることにより、記録紙を連続して定着している時には、空気A1は、ニップ部Nを通過する第1の記録紙と次に通過する第2の記録紙との間隔すなわち非通紙期間中、該間隔に相当する加熱ローラ241と圧接ローラ242との周面に吹き付けられ、ニップ部N近傍で加熱ローラ241と圧接ローラ242との周面を冷却可能としてしている。
例えば、前後の記録紙の間隔記録紙センサ248が記録紙Pの先端を検知した(タイミングT1)所定時間後(タイミングT2)に切り替え手段をONとしてニップ部下流近傍に向けて空気を吹き出してから、少なくとも、記録紙先端を確実に剥離し切り替え手段をOFF(タイミングT4)として定着済みの記録紙方向に空気を吹き出すまでの間は空気をニップ部方向に向けて吹き出している。
本発明の定着装置及び画像形成装置に使用するトナーは、ワックスを含有しないトナーを用いることも可能であるが、通常ワックスを含有したトナーによる出力画像表面にはワックスが染み出しており、結晶化温度付近で急冷するとワックスの光沢が上がることが知られている。上述した構成または方法を用いることにより、定着直後から定着済みの記録紙表面を空気で冷却するので、ワックス含有トナーを用いてもワックスの光沢が上がり高品質な画像を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の形態を示す断面構成図である。 本発明に係る定着装置の第1の形態の第1の構成の説明図である。 空気ガイド部材306の説明図である。 空気吹き付け部材の概念図である。 第1の形態の第1の構成の動作を説明するタイミング図である。 本発明に係る定着装置の第1の形態の第2の構成の説明図である。 第1の形態の第2の構成の動作を説明するタイミング図である。 本発明に係る定着装置の第2の形態の説明図である。 本発明に係る定着装置の第3の形態の説明図である。 第3の形態の動作を説明するタイミング図である。
符号の説明
1 画像形成装置
6 定着装置
30 空気吹き付け手段
31 空気吹き付け手段
32 空気吹き付け手段
241 加熱ローラ
242 圧接ローラ
248 記録紙センサ
302 第1の空気吹き付け部材
303 第2の空気吹き付け部材
305 切り替え手段
306 空気ガイド部材
306’ 空気ガイド部材
315 切り替え手段
316 空気吹き付け部材
325 切り替え手段
326 空気吹き付け部材
325’ 分割された切り替え手段
326’ 分割された空気吹き付け部材
3021 ノズル
3022 噴出口
3023 吹き出し口
3251’〜3255’ 切り替え手段
3261’〜3265’ 空気吹き付け部材
A 空気
A1 空気
A2 空気
C 制御手段
E 第1の空気吹き付け位置
F 第2の空気吹き付け位置
P 記録紙

Claims (17)

  1. 記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
    ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離可能とし、且つ、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却することを可能とする前記空気吹き付け手段と、定着後の記録材に向けて吹き付けられた空気の一部を前記圧接部材の周面に導き前記圧接部材の非通紙部を冷却可能とする空気ガイド部材と、を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け部材と、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け部材と、前記第1の空気吹き付け部材または前記第2の空気吹き付け部材のいずれから空気の吹きつけを行わせるかを切り替える第1の切り替え手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な第3の空気吹き付け部材と、第3の空気吹き付け部材を前記第1の空気吹き付け位置または前記第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える第2の切り替え手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記第1の空気吹き付け部材または第1の空気吹き付け位置に位置する第3の空気吹き付け部材は、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする請求項2または3に記載の定着装置。
  5. 記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
    ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離可能とし、且つ、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却することを可能とする前記空気吹き付け手段と、定着後の記録材に向けて吹き付けられた空気の一部を前記加熱手段の周面に導き前記加熱手段の非通紙部を冷却可能とする空気ガイド部材と、を有することを特徴とする定着装置。
  6. 前記加熱手段は発熱体を内装する加熱ローラにより加熱される加熱ベルトであることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け部材と、定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け部材と、前記第1の空気吹き付け部材または前記第2の空気吹き付け部材のいずれから空気の吹きつけを行わせるかを切り替える第1の切り替え手段と、を有することを特徴とする請求項5または6に記載の定着装置。
  8. 前記空気吹き付け手段は、前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な第3の空気吹き付け部材と、第3の空気吹き付け部材を前記第1の空気吹き付け位置または前記第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える第2の切り替え手段と、を有することを特徴とする請求項5または6に記載の定着装置。
  9. 前記第1の空気吹き付け部材または第1の空気吹き付け位置に位置する第3の空気吹き付け部材は、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする請求項7または8に記載の定着装置。
  10. 記録材を加熱する加熱手段と、記録材を前記加熱手段に圧接する圧接部材と、ニップ部近傍に向けてニップ部の下流側から空気を吹き付ける空気吹き付け手段と、を有する定着装置において、
    前記ニップ部近傍に向けて空気を吹き付けて前記加熱手段または前記圧接部材から前記記録材を剥離する第1の空気吹き付け位置と定着後の記録材に向けて空気を吹き付けて定着後の記録材を冷却する第2の空気吹き付け位置とに切り替え可能な空気吹き付け部材と、該空気吹き付け部材を第1の空気吹き付け位置または第2の空気吹き付け位置のいずれかに切り替える位置切り替え手段と、を有し、
    前記空気吹き付け部材は複数に分割され、分割された各空気吹き付け部材は独立して前記第1の空気吹き付け位置と前記第2の空気吹き付け位置に移動可能となっていることを特徴とする定着装置。
  11. 前記空気吹き付け部材は、記録材搬送直角方向に記録材の最大サイズと同じまたはそれ以上の長さを有し、記録材が搬送される時、サイズにかかわらず通紙領域に対応する分割された空気吹き付け部材は、前記第2の空気吹き付け位置で、定着後の記録材を冷却可能とすることを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記空気吹き付け手段は、記録材搬送直角方向に記録材の最大サイズと同じまたはそれ以上の長さを有し、前記最大サイズ以外の記録材が搬送される時、非通紙領域に対応する前記各空気吹き付け部材は、前記第1の空気吹き付け位置で、少なくとも前記加熱手段の非通紙部を冷却可能とすることを特徴とする請求項11に記載の定着装置。
  13. 前記第1の空気吹き付け位置では、前記ニップ部を通過する第1の記録材と次に通過する第2の記録材との間に対応する前記加熱手段と前記圧接部材の周面を、冷却可能とすることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. 前記各空気吹き付け部材は、記録紙のサイズに応じて通紙部に対応する分割された空気吹き付け部材と、非通紙部に対応する分割された空気吹き付け部材とに分けて群を構成し、記録紙のサイズに応じて群毎に空気吹き付け位置の切替を可能とすることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の定着装置。
  15. 前記第1の空気吹き付け部材の空気の吹き出し口の空気圧が第2の空気吹き付け部材の空気の吹き出し口の空気圧より高いことを特徴とする請求項2または7に記載の定着装置。
  16. 第1の空気の吹き付け位置の空気の吹き出し口の空気圧が第2の空気吹き付け位置の空気の吹き出し口の空気圧より高いことを特徴とする請求項3,8,10〜14のいずれか1項に記載の定着装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の定着装置を有する画像形成装置。
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