JP5446802B2 - 定着装置、および画像形成装置 - Google Patents
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例えば特許文献1には、定着ローラと加熱ローラとに張架された定着ベルトと、定着ベルトの外周面に接触して定着ベルトとの間でニップを形成する加圧ローラとを備えるとともに、定着ベルトを介して定着ローラと加圧ローラとによって形成されるニップの出口分離部に対応した位置であって定着ベルトの内側に、出口分離部面を曲率の大きな形状部とした固定部材を備えた定着装置が記載されている。
請求項3に記載の発明は、前記外部加熱ロール部材は、表面の硬度が前記清掃部材よりも高く構成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置である。
請求項6に記載の発明は、前記定着手段の前記外部加熱ロール部材は、表面の硬度が前記清掃部材よりも高く構成されたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
ー成分によって定着画像の光沢に不均一が生じることを抑制し、また、外部加熱ロール部材表面の清掃のために清掃部材が摺動するように設定された構成において、ベルト部材の移動速度が不安定となることを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、ベルト部材の表面に付着し
たトナー成分を外部加熱ロール部材の表面に転移させる機能を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、外部加熱ロール部材表面の
平滑性が維持され、ベルト部材の表面に付着したトナー成分を外部加熱ロール部材の表面
に転移させる機能を維持することができる。
ー成分によって定着画像の光沢に不均一が生じることを抑制し、また、外部加熱ロール部材表面の清掃のために清掃部材が摺動するように設定された構成において、ベルト部材の移動速度が不安定となることを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、ベルト部材の表面に付着し
たトナー成分を外部加熱ロール部材の表面に転移させる機能を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べ、外部加熱ロール部材表面の
平滑性が維持され、ベルト部材の表面に付着したトナー成分を外部加熱ロール部材の表面
に転移させる機能を維持することができる。
<画像形成装置の説明>
図1は本実施の形態に係る定着装置(定着ユニット)60が適用される画像形成装置1の構成例を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、所謂「タンデム型」のカラープリンタであり、画像データに基づき画像形成を行う画像形成部10と、画像形成装置1全体の動作制御や例えばパーソナルコンピュータ(PC)等との通信、画像データに対して行う画像処理等を実行する主制御部50と、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行うユーザインターフェース(UI)部90と、を備えている。
画像形成部10は、例えば電子写真方式により画像を形成する機能部であって、並列的に配置されるトナー像形成手段の一例としての6つの画像形成ユニット11C,11M,11HC,11HM,11Y,11K(以下、「画像形成ユニット11」)を備えている。各画像形成ユニット11は、機能部材として、例えば、静電潜像が形成され、その後に各色トナー像が形成される感光体ドラム12と、感光体ドラム12の表面を予め定められた電位で帯電する帯電器13と、帯電器13により帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光する露光器14と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器15と、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16と、を備えている。
各画像形成ユニット11の現像器15各々は、各色トナーを貯蔵するトナー容器17C,17M,17HC,17HM,17Y,17K(以下、「トナー容器17」)とトナー搬送路(不図示)で連結されている。そして、トナー搬送路中に設けられた補給用スクリュー(不図示)によりトナー容器17から現像器15に各色トナーが補給されるように構成されている。
加えて、画像形成部10は、定着ユニット60にて用紙上に定着された各色トナー像を冷却し、用紙上への各色トナー像の定着を促進する冷却ユニット80と、用紙の曲がり(カール)を矯正するカール矯正ユニット85と、を備えている。
なお、本実施の形態の画像形成装置1では、中間転写ベルト20、一次転写ロール21、および二次転写ロール22により転写手段が構成される。また、二次転写ロール22が配置され、中間転写ベルト20上の各色トナー像が用紙に二次転写される領域を、以下、「二次転写領域Tr」という。
また、画像形成部10は、用紙搬送系として、用紙を収容する複数(本実施の形態では2個)の用紙収容容器40A,40Bと、この用紙収容容器40A,40Bに収容された用紙を繰り出して搬送する繰出しロール41A,41Bと、用紙収容容器40Aからの用紙を搬送する第1搬送路R1と、用紙収容容器40Bからの用紙を搬送する第2搬送路R2と、を備えている。さらに、画像形成部10は、用紙収容容器40Aおよび用紙収容容器40Bからの用紙を二次転写領域Trに向けて搬送する第3搬送路R3と、を備えている。加えて、画像形成部10は、二次転写領域Trにて各色トナー像が転写された用紙を定着ユニット60、冷却ユニット80、およびカール矯正ユニット85を通過するように搬送する第4搬送路R4と、カール矯正ユニット85からの用紙を画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と、を備えている。
第1搬送路R1から第5搬送路R5は、それぞれに沿って搬送ロールや搬送ベルトが配置され、送られてくる用紙を順次、搬送する。
また、画像形成部10は、両面搬送系として、定着ユニット60で第1面に各色トナー像が定着された用紙を一旦保持する中間用紙収容容器42と、カール矯正ユニット85からの用紙を中間用紙収容容器42に向けて搬送する第6搬送路R6と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を上記の第3搬送路R3に向けて搬送する第7搬送路R7と、を備えている。さらに、画像形成部10は、カール矯正ユニット85の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙を用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と中間用紙収容容器42に搬送する第6搬送路R6とに選択的に振り分ける振分機構部43と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を繰り出して第7搬送路R7に向けて搬送する繰出しロール45と、を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置1での基本的な画像形成動作について説明する。
画像形成部10の画像形成ユニット11各々は、上記の機能部材を用いた電子写真プロセスによりC色,M色,HC色,HM色,Y色,K色の各色トナー像を形成する。各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像は、一次転写ロール21により中間転写ベルト20上に順に一次転写され、各色トナーが重畳された合成トナー像を形成する。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動(矢印方向)に伴って二次転写ロール22が配置された二次転写領域Trに搬送される。
二次転写領域Trでは、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された合成トナー像が用紙に一括して二次転写される。
なお、一次転写後に感光体ドラム12に付着しているトナー(一次転写残トナー)、および二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(二次転写残トナー)は、それぞれクリーナ16、およびベルトクリーナ26によって除去される。
二次転写領域Trでは、第1面の場合と同様にして、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された第2面の各色トナー像が用紙に一括して二次転写される。
このようにして、画像形成装置1での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
次に、本実施の形態の画像形成装置1に用いられる定着ユニット60について説明する。
図2は、本実施の形態の定着ユニット60の構成を説明するための断面構成図である。この定着ユニット60は、用紙を加熱する定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に設けられた定着ベルト610を外側から張架しながら定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール部材の一例としての外部加熱ロール613と、外部加熱ロール613の表面を清掃するロール清掃機構部65と、定着ベルトモジュール61に対して接離自在に構成された加圧ロール62とで主要部が構成されている。
定着ロール611は、例えばアルミニウムやSUSで形成された円筒状ロールであり、図示しない駆動モータからの回転駆動力を受けて、図中矢印方向に回転する。そして、定着ロール611の内部に配置された発熱体の一例としての例えば3本のハロゲンヒータ71により、定着ロール611は予め定められた温度(例えば、150℃)に加熱される。
また、内部加熱ロール612は、その両端部に定着ベルト610を内側から外側に向けて押圧するバネ部材(不図示)が配置され、定着ベルト610全体の張力を例えば15kgfに設定している。
さらには、内部加熱ロール612には、定着ベルト610の蛇行(ベルトウォーク)を制御するための機構が設けられている。すなわち、内部加熱ロール612の近傍には、定着ベルト610の端部位置(エッジ位置)を検知するベルトエッジ位置検知機構(不図示)が配置されている。また、内部加熱ロール612には、内部加熱ロール612の一方の端部を内部加熱ロール612の軸方向と直行する方向に変位させる変位機構(不図示)が設けられている。そして、この変位機構は、ベルトエッジ位置検知機構の検知結果に応じて内部加熱ロール612の一方の端部を変位させることで定着ベルト610を内部加熱ロール612の軸方向に変位させる。それにより、定着ベルト610のベルトウォークを制御している。
このように、本実施の形態の定着ユニット60では、定着ロール611と内部加熱ロール612と外部加熱ロール613とによって定着ベルト610が加熱される構成を採用している。
続いて、本実施の形態の定着ユニット60での定着動作について説明する。
画像形成装置1の二次転写領域Tr(図1参照)において合成トナー像(未定着トナー像)が静電転写された用紙は、第4搬送路R4(図1参照)に沿って定着ユニット60のニップ部N(図2参照)に向けて搬送される。そして、ニップ部Nを通過する用紙表面の未定着トナー像は、主としてロールニップ部N1に作用する圧力と熱とにより用紙に定着される。
その結果、本実施の形態の定着ユニット60では、高速で連続通紙されても定着温度が略一定に維持される。また、高速での定着動作の開始時に定着温度が落ち込む現象(所謂「温度ドループ現象」)の発生が抑制される。特に、熱容量の大きな厚紙等に対する定着においても、定着温度の維持および温度ドループの発生が抑制され、さらには、紙種に対応させて定着温度を途中で切り替える(定着温度のアップおよびダウンの双方を含む。)必要がある場合にも、定着ベルト610は熱容量が小さいので、ハロゲンヒータ71、さらにはハロゲンヒータ72、ハロゲンヒータ73の出力調整により、温度の切り替えを容易としている。
そのため、ロールニップ部N1において定着ロール611の曲率のもとで加熱加圧された用紙は、剥離パッドニップ部N2において加圧ロール62による相反する方向に向いた曲率に進行方向が変化させられる。その際に、用紙上のトナー像と定着ベルト610表面との間で微小なマイクロスリップが生じる。それによって、トナー像と定着ベルト610との付着力が弱められ、用紙は定着ベルト610から剥離され易い状態が形成される。このように、剥離パッドニップ部N2は、最終の剥離工程で確実に剥離が行なわれるための準備工程にも位置付けられる。
次に、本実施の形態の外部加熱ロール613について説明する。
図3は、外部加熱ロール613が定着ベルト610を外側から加熱する領域の断面構成図である。図3に示すように、外部加熱ロール613は、定着ベルト610を押圧力F1で押圧しながら定着ベルト610と接触する。一方、外部加熱ロール613が定着ベルト610と接触する位置における定着ベルト610の内側(外部加熱ロール613と定着ベルト610を挟んで対向する位置)には、外部加熱ロール613からの押圧力F1に対抗する押圧力F2(F1=F2)が付与されながら定着ベルト610を支持する支持部材の一例としての支持ロール616が配置されている。それにより、外部加熱ロール613と定着ベルト610との間において、例えばニップ幅3mmで例えば0.75kgf/cm2以上の押圧力F1が設定される。
巻取りロール653は、外部加熱ロール613の周速よりも遅い移動速度で、外部加熱ロール613の回転方向とは逆方向にウェブ651を徐々に巻き取る。そして、巻取りロール653および巻付きロール652は着脱自在に構成され、巻取りロール653が巻付きロール652に巻き付けられたウェブ651をすべて巻き取った時点で、巻付きロール652および巻取りロール653は、新しいものと交換される。
本実施の形態の外部加熱ロール613は、例えばアルミニウムやSUSを基体として、定着ベルト610と接触する表面が例えば窒化処理されて構成されている。
ここで、図4は、外部加熱ロール613の断面層構成図である。図4に示したように、外部加熱ロール613は、例えばSUSからなる基体層613aと、表面層613bとで構成されている。表面層613bは、一例として、化学式がCrNで表される窒化クロムおよび化学式がCr2Nで表される窒化クロムの何れか一方で構成されるか、またはその双方が混合して構成されている。化学式がCrNで表される窒化クロムと化学式がCr2Nで表される窒化クロムとの「混合」とは、CrNで構成される層とCr2Nで構成される層とにより多層に構成される場合や、CrNとCr2Nとを混ぜ合わせて一層構成とする場合が含まれる。
このように外部加熱ロール613の表面層613bを窒化処理して構成することにより、外部加熱ロール613の表面層613bを、例えばPFAからなる離型層で形成された定着ベルト610の表面よりも離型性を低く設定している。
すなわち、本実施の形態では、定着ベルト610の表面の方が外部加熱ロール613の表面層613bよりも、PPやPE等のトナー成分に対する接着エネルギーが低く構成されている。そのため、定着ベルト610の表面と外部加熱ロール613の表面層613bとが接触する領域では、定着ベルト610の表面に付着したトナー成分が、相対的に定着ベルト610の表面から離れ易く(離型性が高い)、外部加熱ロール613の表面層613bに付着し易い(離型性が低い)状態が形成される。それにより、定着ベルト610の表面に付着したトナー成分は、定着ベルト610と外部加熱ロール613との接触領域において、外部加熱ロール613の表面層613bに転移(吸着)することとなる。それによって、定着ベルト610の表面に付着したトナー成分は、外部加熱ロール613側に除去される。
上記したように、外部加熱ロール613には、外部加熱ロール613の表面を清掃するロール清掃機構部65が配置されている。そして、ウェブ651が押圧ロール654によって外部加熱ロール613表面に押圧されながら移動する。それにより、定着ベルト610表面から外部加熱ロール613表面に転移したトナー成分やトナーはウェブ651の繊維によって掻き取られ、外部加熱ロール613の表面層613bにおけるトナー吸着能力が維持される。
そこで、本実施の形態の定着ユニット60では、外部加熱ロール613を定着ベルト610と等速に回転させるための駆動機構を設けている。
次の図5は、外部加熱ロール613を定着ベルト610と等速に回転させるための駆動機構を示す図である。
図5に示すように、駆動側ギヤ91が固定された回転軸92は、駆動源の一例としての駆動モータ(不図示)に連結されて、駆動モータからの回転駆動力が伝達される。また、外部加熱ロール613の回転軸613cには、回転駆動力を受け取るロール側ギヤ97が固定されている。そして、回転軸94に同軸に固定された第1の伝達ギヤ部材93および第2の伝達ギヤ部材95により、駆動側ギヤ91からの回転駆動力がロール側ギヤ97に伝達される。すなわち、第1の伝達ギヤ部材93は、駆動モータ側の駆動側ギヤ91とギヤ結合され、第2の伝達ギヤ部材95は、外部加熱ロール613側のロール側ギヤ97とギヤ結合されている。それにより、駆動モータの回転駆動力は、回転軸92→駆動側ギヤ91→第1の伝達ギヤ部材93→回転軸94→第2の伝達ギヤ部材95→ロール側ギヤ97といった経路で伝達される。
ここで、本実施の形態の定着ユニット60では、駆動側ギヤ91と、第1の伝達ギヤ部材93と、第2の伝達ギヤ部材95と、ロール側ギヤ97とのギヤ比は、外部加熱ロール613の周速が定着ベルト610の移動速度よりも僅かながら速く(例えば、1%)なるように設定されている。
なお、外部加熱ロール613の回転軸613c、回転軸94、および回転軸92は、定着ユニット60本体の筐体(不図示)に支持される。
そのため、外部加熱ロール613表面をウェブ651との摺動により清掃するように構成しても、定着ベルト610の移動速度が不安定となることが抑制される。
また、外部加熱ロール613は、駆動モータからの回転駆動力をワンウェイクラッチ96を介して受けて回転するように構成されている。それによって、外部加熱ロール613表面をウェブ651との摺動により清掃するように構成しても、定着ベルト610の移動速度が不安定となることが抑制される。
Claims (6)
- 循環移動しながら記録材にトナーを定着するベルト部材と、
前記ベルト部材を外側から張架しながら内部に配置された発熱体により当該ベルト部材を加熱するとともに、表面の離型性が当該ベルト部材表面の離型性よりも低く構成された外部加熱ロール部材と、
前記外部加熱ロール部材に接触して配置され、当該外部加熱ロール部材の表面を清掃する清掃部材と
を備え、
前記外部加熱ロール部材は、駆動源からの回転駆動力を受けて回転駆動されるとともに、前記ベルト部材から受ける回転力が当該駆動源からの当該回転駆動力よりも大きい場合に当該回転駆動力の伝達を停止する回転伝達制限部材が当該回転駆動力の伝達経路中に配置されたことを特徴とする定着装置。 - 前記外部加熱ロール部材と前記ベルト部材を挟んで対向する位置に、当該外部加熱ロール部材からの押圧力を受けながら当該ベルト部材を支持する支持部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記外部加熱ロール部材は、表面の硬度が前記清掃部材よりも高く構成されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- トナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段によって形成された前記トナー像を記録材上に転写する転写手段と、
前記記録材上に転写された前記トナー像を当該記録材に定着する定着手段とを有し、
前記定着手段は、
循環移動しながら前記記録材に前記トナー像を定着するベルト部材と、
前記ベルト部材を外側から張架しながら内部に配置された発熱体により当該ベルト部材を加熱するとともに、表面の離型性が当該ベルト部材表面の離型性よりも低く構成された外部加熱ロール部材と、
前記外部加熱ロール部材に接触して配置され、当該外部加熱ロール部材の表面を清掃する清掃部材と
を備え、
前記定着手段の前記外部加熱ロール部材は、駆動源からの回転駆動力を受けて回転駆動されるとともに、前記ベルト部材から受ける回転力が当該駆動源からの当該回転駆動力よりも大きい場合に当該回転駆動力の伝達を停止する回転伝達制限部材が当該回転駆動力の伝達経路中に配置されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着手段は、前記外部加熱ロール部材と前記ベルト部材を挟んで対向する位置に、当該外部加熱ロール部材からの押圧力を受けながら当該ベルト部材を支持する支持部材をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記定着手段の前記外部加熱ロール部材は、表面の硬度が前記清掃部材よりも高く構成されたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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