JP2011114255A - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水切り用切り欠き部からシール材がはみ出るのを防止し、清掃等を無くして作業性の向上を図る。
【解決手段】 太陽電池パネルと、本体部21と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部22と、嵌合部22の表面部材側の一部に太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部28と、を備えたフレーム20と、を有し、切り欠き部28の端部から10mm越えて30mm以下の範囲は空けて前記嵌合部にシール材40を塗布した後、嵌合部22に太陽電池パネルの周縁部を嵌め込み、太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付ける。
【選択図】 図13

Description

この発明は、太陽電池モジュールの製造方法に関し、特に、フレームを備える太陽電池モジュールの製造方法に関するものである。
近年、太陽光を光電変換し電力を取り出す太陽電池モジュールが広く利用されている。太陽電池モジュールは、積雪荷重、風圧力等の様々な環境負荷に耐えるために、太陽電池を含む太陽電池パネルの周縁部にアルミニウム材で形成されたフレームが取り付けられる。
このような太陽電池モジュールでは、表面部材だけでなくフレームによっても強度が確保されるため、太陽電池モジュールを大型化した際にも表面部材を厚くする必要がなく、重量増加を抑えることができ、取り扱いが容易になる。さらに、表面部材の厚みを薄くすることにより透過する光量を多くして発電効率を向上させることができる利点もある。
ところで、上記したフレームと太陽電池パネルの表面部材との間には段差があり、降雨後にかかる段差部分に水が溜まる場合がある。降雨後の表面部材への水溜まりを防止するために、フレームに水抜き用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図20に、フレームに水切り用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールの取り付け部分の断面図を示す。太陽電池パネル10は、白板ガラス等の表面部材12に対して、エチレンビニルアセテートなどの封止材14により太陽電池11を封入し、アルミニウム箔を間に挟んだサンドイッチ型フッ化ビニルフィルムなどからなる裏面部材13で裏面を保護されたものが一般的に良く用いられる。
上記したように、この太陽電池パネル10の周囲には、機械的強度を確保するための太陽電池パネル10の周縁と嵌合する嵌合部22を有するフレーム20が取り付けられている。そして、太陽電池パネル10とフレーム20との固定をより確実にするために、太陽電池パネル10の周縁とフレーム20がシリコーン樹脂等のシール材60を用いて嵌め込み固定されている。さらに、フレーム20の嵌合部22には、降雨による水を流すための水切り用切り欠き部28を設けている。
実開平6−17257号公報
しかしながら、上記した水切り用切り欠き部28を有するフレーム20を用いた場合、シール材を用いて太陽電池パネル10をフレーム20に取り付ける際に、フレーム20内に塗布したシール材60が図20に示すように、切り欠き部28から表面部材12上にはみ出てしまう。このように、シール材60がはみ出してしまうと、このはみ出したシール材60により、水が図中矢印で示すように逆流し、上手く切り欠き部28から水を流すことができないという難点がある。
このため、表面部材12にはみ出したシール材を取り除く必要があるが、この除去のための清掃作業に手間がかかるなどの問題がある。
この発明の目的は、上記難点を解消するためになされたものにして、水切り用切り欠き部からシール材がはみ出るのを防止し、清掃等を無くして作業性の向上を図るとともに、美観を確保することにある。また、この発明は、水切り用切り欠き部から雨水等をスムーズに排出することも目的とする。
この発明の太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池パネルと、本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備えたフレームと、を有し、前記切り欠き部の端部から所定の範囲は空けて前記嵌合部にシール材を塗布した後、前記嵌合部に前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込み、前記太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付けることを特徴とする。
前記所定の範囲は、前記切り欠き部の端部から10mmを越えて30mm以下の範囲に設定することが好ましい。
また、前記フレームは、本体部と、本体部の上部に位置し、前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込む断面コ字状の嵌合部を有し、前記嵌合部の下側の保持部を構成する本体部の上面部には、シール材を塗布するため第1の凹部が設けられ、この第1の凹部に垂直方向に立ち上がる嵌合部の壁面にシール材を塗布するための第2の凹部が設けられていることを特徴とする。
また、前記第1の凹部、第2の凹部にシリコーン樹脂からなるシール材を塗布量32g/mで塗布すればよい。
また、前記第1の凹部の幅が3.5mm、前記第2の凹部の幅が4.0mmであるように構成すればよい。
この発明によれば、フレームから表面部材までシール材がはみ出ることが無くなり、外観清掃を行う必要がなくなるので、作業性を向上させることができる。さらに、シール材のはみ出しが抑制されるので、美観の優れた太陽電池モジュールを提供できるとともに、シール材が邪魔することなく、切り欠き部から水を流すことができる。
この発明の実施形態により製造した太陽電池モジュールを示す平面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す断面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す断面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールに用いるフレームの要部を示す断面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てる状態を示す平面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てる状態を示す分解斜視図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てた状態を示す斜視図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールに用いるフレームを示す斜視図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームに太陽電池パネルを嵌め込む状態を示す断面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームの切り欠き部に太陽電池パネルを嵌め込む状態を示す断面図である。 この発明の実施形態にかかる太陽電池モジュールに用いるフレームを示す正面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法により製造した太陽電池モジュールの切り欠き部の部分を示す平面図である。 フレームに水切り用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールの取り付け部分の断面図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施形態により製造した太陽電池モジュールを示す平面図である。図1に示すように、この発明にかかる太陽電池モジュール1は、太陽電池パネル10と、太陽電池パネル10を保護するフレーム20と、を備えている。フレーム20は、太陽電池パネル10の一対の短辺側に沿って設けられる第1フレーム20aと太陽電池パネル10の一対の長辺側に沿って設けられる第2フレーム20bとで構成されている。
図7ないし図9に示すように、第1フレーム20aと第2フレーム20bとは、それぞれ長手方向の終点部において互いに連結されており、第1フレーム20aと第2フレーム20bとが交互に連結されて構成されるフレーム20によって太陽電池パネル10が保護されている。このような太陽電池モジュール1は、設置用の架台(図示せず)等に取り付けられて用いられる。例えば、第1フレーム20aの長さは790mm〜900mm程度、第2フレーム20bの長さは1300mm〜1600mm程度に形成されている。
太陽電池パネル10は、平面視において略矩形に形成される。太陽電池パネル10は、図1ないし図5に示すように、複数の太陽電池11が互いに銅箔等の導電材よりなる配線材102により電気的に接続され、透光性を有する表面部材12と、耐侯性フィルムからなる裏面部材13との間に、耐候性、耐湿性に優れたEVA(ethylene vinylacetate、エチレン酢酸ビニル)等の透光性を有する封止材14により封止されている。
また、配線材102により直列に接続された複数の太陽電池11は…、1単位ユニットであるストリングス110を構成している。これらストリングス110、110間は接続用配線、いわゆる渡り配線111により接続されている。更に、これら太陽電池11からの出力を外部に引き出すための引き出し線(図示せず)が接続されている。
この太陽電池11は、例えば、厚みが0.15mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコンなどで構成される結晶系半導体からなり、1辺が100mmの略正方形を有するが、これに限るものではなく、他の太陽電池を用いても良い。
この太陽電池11内には、例えば、n型領域とp型領域が形成され、n型領域とp型領域との界面部分でキャリア分離用の電界を形成するための接合部が形成されている。例えば、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に実質的に真性な非晶質シリコン層を挟み、その界面での欠陥を低減し、ヘテロ接合界面の特性を改善した所謂HIT構造の太陽電池などが用いられる。
表面部材12は、太陽電池11に光を入射させる光透過率の高い板材であり、例えば、白板ガラス、強化ガラス、熱反射ガラス等のガラス板やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂板が用いられる。
裏面部材13は、ポリビニルフルオライド(PVF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、或いはこれらを積層したものや、アルミニウム箔を間に挟んだPETフィルムなどが用いられる。
上記太陽電池パネル10は、周縁部にシール材40を用いてアルミニウムなどからなるフレーム20に嵌め込まれる。シール材40としては、シリコーン樹脂、ブチルゴム、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂を用いることができる。この実施形態では、シリコーン樹脂をシール材40として用いている。
必要に応じて端子ボックス(図示せず)が、例えば裏面部材13の表面に設けられる。
図6ないし図9に示すように、フレーム20を構成する第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼或いは樹脂等で形成され、押し出し成形等で作成される。これらフレーム20a、20bは、中空構造の本体部21、本体部21の上部に位置し、太陽電池パネル10の周縁部をシリコーン樹脂などのシール材を介して嵌め込む断面コ字状の嵌合部22を有する。嵌合部22の下側の保持部を構成する本体部21の上面部には、シール材を塗布するため第1の凹部26aが設けられ、この第1の凹部26aに垂直方向に立ち上がる嵌合部22の壁面にもシール材を塗布するための第2の凹部26bが設けられている。さらに、本体部21の凹部26aに連接してシール材を溜め込む溝26cが設けられている。
図6に示すように、嵌合部22における第1の凹部26aの幅(x)は、この実施形態では3.5mmであり、その深さは0.8mmである。また、第2の凹部26bの幅(y)歯、この実施形態では、4.0mmであり、その深さは0.5mmである。また、本体部21の上面部の幅は、9.3mm、嵌合部22の内部の高さは、6.0mmである。
フレーム20a、フレーム20bのコーナー部には、コーナーピース30が圧入される矩形状の取り付け部27が設けられている。
取り付け部27に圧入されるコーナーピース30は、アルミニウムで形成され、図7に示すように、鉤状部31が設けられている。図5及び図7に示すように、この鉤状部31の幅(w)は、矩形状の取り付け部27の幅(c)より、若干広く形成されている。そして、高さは取り付け部27の高さ(b)と同じか若干低く形成されている。
フレーム20a、20b同士の接続は、図7ないし図9に示すように、一方のフレーム20b(20a)の取り付け部27にコーナーピース30の鉤状部31を圧入して、コーナーピース30を圧入固定する。その後、他方のフレーム20a(20b)の取り付け部27にコーナーピース30の他方の鉤状部31を圧入して、フレーム20a、20bが固定される。
フレーム20a、20bには、太陽電池モジュール1の表面部材12上に溜まった水を抜くための水切り用切り欠き部28が嵌合部20の一部を切り欠いて設けられている。この切り欠き部28は、太陽電池モジュール1の大きさによりその設ける個数は適宜選ばれる。
図1に示すように、この実施形態においては、水が溜まりやすいコーナー部分近傍にそれぞれ1個の切り欠き部28を設けている。さらに、太陽電池パネル10の長辺側に設けられるフレーム20bは中央部分にも切り欠き部28を設けている。従って、短辺側のフレーム20aは両コーナー部分近傍にそれぞれ1個ずつ、計2個の切り欠き部28が設けられている。
また、長辺側のフレーム20bは、両コーナー部分近傍にそれぞれ1個、中央部に1個の計3個の切り欠き部28が設けられている。
切り欠き部28の幅は、0.5mm〜1mm程度であり、その高さはフレーム20に嵌合した太陽電池パネル10の表面部材12より低くするように切り欠いて形成されている。この実施形態では、嵌合部22の垂直に立ち上がる壁面の上端面から凹部26aに到達する位置まで切り欠き部28が設けられている。
また、コーナー部分に形成する切り欠き部28は、コーナー部分から15mm〜20mm程度離間した位置に形成している。
フレーム20a、20bの嵌合部22の凹部26a、26bにそれぞれディスペンサを用いて、シール材40としてのシリコーン樹脂を塗布する。そして、太陽電池パネル10の周縁部をそれぞれフレーム20a、20bの嵌合部22に嵌め込み、フレーム20a、20bを太陽電池パネル10に取り付ける。
第1の凹部26aと第2の凹部26bにシリコーン樹脂を切り欠き部28の間際まで塗布すると、切り欠き部28の嵌合部22の壁面に相当する箇所には、その周囲からのシリコーン樹脂がはみ出してくる。そこで、この発明では、シリコーン樹脂を切り欠き部28の周囲には塗布せず、シリコーン樹脂からなるシール材のはみ出しを無くし、清掃等の作業性の向上及び美観を確保している。
このため、この実施形態では、図10及び図13に示すように、切り欠き部28の端部から所定の間隔αを空けて嵌合部22の凹部26a、26bにシリコーン樹脂を塗布する。その後、図11、図12に示すように、太陽電池パネル10の周縁部を嵌め込む。
そして、この発明では、この間隔αを種々変化させて、切り欠き部28から太陽電池パネル10の表面部材12上にシール材がはみ出ない間隔αを求めた。
嵌合部22の凹部26a、26bにそれぞれディスペンサを用いて、シール材40としてのシリコーン樹脂を塗布する。このシリコーン樹脂の塗布は、シリコーンの塗布量を32g/mで行う。切り欠き部28の端部からの間隔αを10mm、20mm、30mmとし、それぞれ嵌合部22の凹部26a、26bにそれぞれディスペンサを用いて、シール材40としてのシリコーン樹脂を塗布する。その後、嵌合部22に太陽電池パネル10の周縁部を嵌め込み、切り込み部28からのシール材40のはみ出し量を確認した。
切り欠き部28の端部からの間隔αを10mmにして塗布した太陽電池モジュールの切り欠き部近傍の状態を図14及び図15に示す。
図14及び図15に示すように、切り欠き部28の端部からの間隔αを10mmにして塗布した太陽電池モジュールにおいては、切り欠き部28からはみ出たシール材40が太陽電池パネル10の表面部材12上にはみ出ている。このため、このはみ出したシール材を清掃するなどの作業が必要になる。
切り欠き部28の端部からの間隔αを20mmにして塗布した太陽電池モジュールの切り欠き部近傍の状態を図16及び図17に示す。
図16及び図17に示すように、切り欠き部28の端部からの間隔αを20mmにして塗布した太陽電池モジュールにおいては、切り欠き部28から少しシール材40がはみ出ているが、太陽電池パネル10の表面部材12上にシール材40ははみ出ていない。このため、シール材を清掃するなどの作業は必要ない。
切り欠き部28の端部からの間隔αを30mmにして塗布した太陽電池モジュールの切り欠き部近傍の状態を図18及び図19に示す。
図14及び図15に示すように、切り欠き部28の端部からの間隔αを30mmにして塗布した太陽電池モジュールにおいては、切り欠き部28からのシール材40のはみ出しはない。シール材を清掃するなどの作業の必要はない。
これらのことから、水切り用切り欠き部28からシール材がはみ出るのを防止し、シール材の清掃作業を不要にするために、切り欠き部28の端部から10mm越えて30mm以下の範囲は空けて嵌合部22の凹部26a、26bにシリコーン樹脂からなるシール材を塗布する。その後、嵌合部22に太陽電池パネル10の周縁部を嵌め込み、太陽電池パネル10の周縁部にフレーム20を取り付けて太陽電池モジュール1を完成させる。
上記のように、切り欠き部28の端部から10mm越えて30mm以下の範囲は空けてシリコーン樹脂からなるシール材を塗布することで、太陽電池パネル10の表面部材12シリコーン樹脂は達せず、切り欠き部28から水をスムーズに排出することができる。
なお、太陽電池パネル10とフレーム20との間の水の入り込みを防ぐために、切り欠き部28の部分にシール材を太陽電池パネル10を嵌め込んだ後に、塗布してシール性をさらに向上させてもよい。この場合、シール材を塗布する作業が増えるが、シール材を除去する作業に比べれば、作業性は格段に容易である。
上記した第1及び第2の実施形態において、全ての第1フレーム20a及び第2フレーム20bがそれぞれ切り欠き部28を有することとしたが、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの少なくとも1つが切り欠き部28を有するように構成しても良い。また、各フレーム20a(20b)に設ける切り欠き部28の数及び配置も種々の構成を採ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 太陽電池モジュール本体、11 太陽電池、20 フレーム、20a 第1フレーム、22b 第2フレーム、21 フレーム本体、22 嵌合部、26a 第1の凹部、26b 第2の凹部、27 取り付け部、28 切り欠き部、30 コーナーピース、31鉤状部、40、40a シール材。

Claims (5)

  1. 太陽電池パネルと、
    本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備えたフレームと、を有し、
    前記切り欠き部の端部から所定の範囲は空けて前記嵌合部にシール材を塗布した後、前記嵌合部に前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込み、前記太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付ける太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記所定の範囲は、前記切り欠き部の端部から10mmを越えて30mm以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記フレームは、本体部と、本体部の上部に位置し、前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込む断面コ字状の嵌合部を有し、前記嵌合部の下側の保持部を構成する本体部の上面部には、シール材を塗布するため第1の凹部が設けられ、この第1の凹部に垂直方向に立ち上がる嵌合部の壁面にシール材を塗布するための第2の凹部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記第1の凹部、第2の凹部にシリコーン樹脂からなるシール材を塗布量32g/mで塗布することを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記第1の凹部の幅が3.5mm、前記第2の凹部の幅が4.0mmであることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池モジュール。
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