JP5405278B2 - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関し、特に、フレームを備える太陽電池モジュールに関するものである。
近年、太陽光を光電変換し電力を取り出す太陽電池モジュールが広く利用されている。太陽電池モジュールは、積雪荷重、風圧力等の様々な環境負荷に耐えるために、太陽電池を含む太陽電池パネルの周縁部にアルミニウム材で形成されたフレームが取り付けられる。
このような太陽電池モジュールでは、表面部材だけでなくフレームによっても強度が確保されるため、太陽電池モジュールを大型化した際にも表面部材を厚くする必要がなく、重量増加を抑えることができ、取り扱いが容易になる。さらに、表面部材の厚みを薄くすることにより透過する光量を多くして発電効率を向上させることができる利点もある。
ところで、上記したフレームと太陽電池パネルの表面部材との間には段差があり、降雨後にかかる段差部分に水が溜まる場合がある。降雨後の表面部材への水溜まりを防止するために、フレームに水抜き用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図15に、フレームに水切り用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールの取り付け部分の断面図を示す。太陽電池パネル10は、白板ガラス等の表面部材12に対して、エチレンビニルアセテートなどの封止材14により太陽電池11を封入し、アルミニウム箔を間に挟んだサンドイッチ型フッ化ビニルフィルムなどからなる裏面部材13で裏面を保護されたものが一般的に良く用いられる。
上記したように、この太陽電池パネル10の周囲には、機械的強度を確保するための太陽電池パネル10の周縁と嵌合する嵌合部22を有するフレーム20が取り付けられている。そして、太陽電池パネル10とフレーム20との固定をより確実にするために、太陽電池パネル10の周縁とフレーム20がシリコーン等のシール材60を用いて嵌め込み固定されている。さらに、フレーム20の嵌合部22には、降雨による水を流すための水切り用切り欠き部28を設けている。
実開平6−17257号公報
しかしながら、上記した水切り用切り欠き部28を有するフレーム20を用いた場合、シール材を用いて太陽電池パネル10をフレーム20に取り付ける際に、フレーム20内に塗布したシール材60が図15に示すように、切り欠き部28から表面部材13上にはみ出てしまう。このように、シール材60がはみ出してしまうと、このはみ出したシール材60により、水が図中矢印で示すように逆流し、上手く切り欠き部28から水を流すことができないという難点がある。
この発明の目的は、上記難点を解消するためになされたものにして、水切り用切り欠き部におけるフレームと太陽電池パネルとの間のシール材の形状を規定し、水切り用切り欠き部から雨水等をスムーズに排出することにある。
この発明は、太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付けた太陽電池モジュールであって、前記フレームは、本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備え、前記嵌合部にシール材を介して太陽電池パネルが嵌め込まれ、前記切り欠き部には、少なくとも前記太陽電池パネルの周縁部とフレームの本体部の上部の露出している部分を覆い、前記太陽電池パネルの表面部材を越える位置まで達しないように形成された切り欠き部用シール材が設けられていることを特徴とする。
また、前記シール材は、前記太陽電池パネルの表面部材より下から前記フレームの端に向かって広がるテーパ状の断面三角形状に形成するとよい。
この発明の太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池パネルと、本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備えたフレームと、切り欠き部に設けるシール材の形状を規制する治具と、を有し、前記切り欠き部に前記治具を固定し、前記嵌合部にシール材を塗布した後、前記嵌合部に前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込み、前記切り欠き部にはみ出したシール材を前記治具でその形状を規制し、前記切り欠き部に、少なくとも前記太陽電池パネルの周縁部とフレームの本体部の上部の露出している部分を覆い、前記太陽電池パネルの表面部材を越える位置まで達しない切り欠き部用シール材を形成することを特徴とする。
前記治具は、前記フレーム本体の下方部と当接する下部突出部と前記切り欠き部に嵌め込まれ前記嵌合部の上部の形状に倣う上部突出部を有し、前記太陽電池パネルの周縁部が位置する前記上部突出部の箇所から下方に向かって前記フレームの本体部の端部まで達するテーパ面を設ければよい。
この発明によれば、シール材が邪魔することなく、切り欠き部から水が流れるとともに、切り欠き部から流れ落ちた水が太陽電池パネルとフレームとの間に入り込むことを抑制することができる。
この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールを示す平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す断面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す断面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てる状態を示す平面図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てる状態を示す分解斜視図である。 この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールのフレームを組み立てた状態を示す斜視図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームに治具を固定する状態を示す斜視図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームに太陽電池パネルを嵌め込む状態を示す断面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームの切り欠き部に太陽電池パネルを嵌め込む状態を示す断面図である。 この発明の太陽電池モジュールの製造方法を示し、フレームに治具を固定する状態を示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態にかかる太陽電池モジュールを示す平面図である。 この発明の第2の実施形態にかかる太陽電池モジュールの要部を示す断面図である。 フレームに水切り用切り欠き部を設けた太陽電池モジュールの取り付け部分の断面図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の第1の実施形態にかかる太陽電池モジュールを示す平面図である。図1に示すように、この発明にかかる太陽電池モジュール1は、太陽電池パネル10と、太陽電池パネル10を保護するフレーム20と、を備えている。フレーム20は、太陽電池パネル10の一対の短辺側に沿って設けられる第1フレーム20aと太陽電池パネル10の一対の長辺側に沿って設けられる第2フレーム20bとで構成されている。
図6ないし図8に示すように、第1フレーム20aと第2フレーム20bとは、それぞれ長手方向の終点部において互いに連結されており、第1フレーム20aと第2フレーム20bとが交互に連結されて構成されるフレーム20によって太陽電池パネル10が保護されている。このような太陽電池モジュール1は、設置用の架台(図示せず)等に取り付けられて用いられる。例えば、第1フレーム20aの長さは800mm程度、第2フレーム20bの長さは1500mm〜1600mm程度に形成されている。
太陽電池パネル10は、平面視において略矩形に形成される。太陽電池パネル10は、図1ないし図5に示すように、複数の太陽電池11が互いに銅箔等の導電材よりなる配線材102により電気的に接続され、透光性を有する表面部材12と、耐侯性フィルムからなる裏面部材13との間に、耐候性、耐湿性に優れたEVA(ethylene vinylacetate、エチレン酢酸ビニル)等の透光性を有する封止材14により封止されている。
また、配線材102により直列に接続された複数の太陽電池11は…、1単位ユニットであるストリングス110を構成している。これらストリングス110、110間は接続用配線、いわゆる渡り配線111により接続されている。更に、これら太陽電池11からの出力を外部に引き出すための引き出し線(図示せず)が接続されている。
この太陽電池11は、例えば、厚みが0.15mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコンなどで構成される結晶系半導体からなり、1辺が100mmの略正方形を有するが、これに限るものではなく、他の太陽電池を用いても良い。
この太陽電池11内には、例えば、n型領域とp型領域が形成され、n型領域とp型領域との界面部分でキャリア分離用の電界を形成するための接合部が形成されている。例えば、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に実質的に真性な非晶質シリコン層を挟み、その界面での欠陥を低減し、ヘテロ接合界面の特性を改善した所謂HIT構造の太陽電池などが用いられる。
表面部材12は、太陽電池11に光を入射させる光透過性の板材であり、例えば、白板ガラス、強化ガラス、熱反射ガラス等のガラス板やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂板が用いられる。
裏面部材13は、ポリビニルフルオライド(PVF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、或いはこれらを積層したものや、アルミニウム箔を間に挟んだPETフィルムなどが用いられる。
上記太陽電池パネル10は、周縁部にシール材40を用いてアルミニウムなどからなるフレーム20に嵌め込まれる。シール材40としては、シリコーン樹脂、ブチルゴム、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂を用いることができる。この実施形態では、シリコーン樹脂をシール材40として用いている。
必要に応じて端子ボックス(図示せず)が、例えば裏面部材13の表面に設けられる。
図6ないし図8に示すように、フレーム20を構成する第1フレーム20a及び第2フレーム20bは、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼或いは樹脂等で形成され、押し出し成形等で作成される。これらフレーム20a、20bは、中空構造の本体部21、本体部21の上部に位置し、太陽電池パネル10の周縁部をシリコーン樹脂などのシール材を介して嵌め込む断面コ字状の嵌合部22を有する。嵌合部22の下側の保持部を構成する本体部21の上面部には、シール材を塗布するため凹部26aが設けられ、この凹部26aに垂直方向に立ち上がる嵌合部22の壁面にもシール材を塗布するための凹部26bが設けられている。さらに、本体部21の凹部26aに連接してシール材を溜め込む溝26cが設けられている。
フレーム20a、フレーム20bのコーナー部には、コーナーピース30が圧入される矩形状の取り付け部27が設けられている。
取り付け部27に圧入されるコーナーピース30は、アルミニウムで形成され、図6に示すように、鉤状部31が設けられている。図4及び図6に示すように、この鉤状部31の幅(w)は、矩形状の取り付け部27の幅(c)より、若干広く形成されている。そして、高さは取り付け部27の高さ(b)と同じか若干低く形成されている。
フレーム20a、20b同士の接続は、図6ないし図8に示すように、一方のフレーム20b(20a)の取り付け部27にコーナーピース30の鉤状部31を圧入して、コーナーピース30を圧入固定する。その後、他方のフレーム20a(20b)の取り付け部27にコーナーピース30の他方の鉤状部31を圧入して、フレーム20a、20bが固定される。
フレーム20a、20bには、太陽電池モジュール1の表面部材12上に溜まった水を抜くための水切り用切り欠き部28が嵌合部20の一部を切り欠いて設けられている。この切り欠き部28は、太陽電池モジュール1の大きさによりその設ける個数は適宜選ばれる。
図1に示すように、この実施形態においては、水が溜まりやすいコーナー部分近傍にそれぞれ1個の切り欠き部28を設けている。さらに、太陽電池パネル10の長辺側に設けられるフレーム20bは中央部分にも切り欠き部28を設けている。従って、短辺側のフレーム20aは両コーナー部分近傍にそれぞれ1個ずつ、計2個の切り欠き部28が設けられている。
また、長辺側のフレーム20bは、両コーナー部分近傍にそれぞれ1個、中央部に1個の計3個の切り欠き部28が設けられている。
切り欠き部28の幅は、0.5mm〜1mm程度であり、その高さはフレーム20に嵌合した太陽電池パネル10の表面部材12より低くするように切り欠いて形成されている。この実施形態では、嵌合部22の垂直に立ち上がる壁面の上端面から凹部26aに到達する位置まで切り欠き部28が設けられている。
また、コーナー部分に形成する切り欠き部28は、コーナー部分から15mm〜20mm程度離間した位置に形成している。
フレーム20a、20bの嵌合部22の凹部26a、26bにそれぞれディスペンサを用いて、シール材40としてのシリコーン樹脂を塗布する。そして、太陽電池パネル10の周縁部をそれぞれフレーム20a、20bの嵌合部22に嵌め込み、フレーム20a、20bを太陽電池パネル10に取り付ける。
フレーム20a、20bにそれぞれ設けた切り欠き部28の嵌合部22の壁面に相当する箇所には、その周囲からのシリコーン樹脂がはみ出してくる。この発明では、切り欠き部28のシール材の形状を太陽電池モジュール1の表面部材12上から流れる水を遮らず、また、切り欠き部28から流れ落ちた水が太陽電池パネル10とフレーム20との間に入り込まないように形成している。
このため、切り欠き部28に設けられるシール材40aは、少なくとも太陽電池パネル10の周縁部とフレーム20a、20bの本体部21の上部の露出している部分を覆い、太陽電池パネル10の表面部材12を越える位置まで達しないように形成されている。また、シール材40aは、太陽電池パネル10の周縁部のうち少なくとも裏面部材13の周縁部及び封止材14の周囲を覆い、表面部材12の周縁部の少なくとも一部を覆うように形成されている。
この実施形態では、図3及び図5に示すように、切り欠き部28に形成されるシール材40aは、本体部21に設けられた凹部26a上を覆い、太陽電池パネル10の表面部材12の僅かに下からフレーム20a、20bの端に向かって広がるテーパ状の断面三角形状に形成されている。シール材40aのフレーム20a(20b)側から太陽電池パネル10に臨む面には、嵌合部22の上から下に向かうテーパ面40bが形成される。
また、切り込み部28が設けられていない嵌合部22では、図4に示すように、シール材40が表面部材12の上まで回り込み、嵌合部22内で太陽電池パネル10の周縁部を確実にシールして固定している。
上記のように、切り欠き部28に設けるシール材40aの形状を、太陽電池パネル10の表面部材12には達せず、本体部21に設けられた凹部26a上を覆うようにすることで、切り欠き部28から流れ落ちた水が太陽電池パネル10とフレーム20との間に入り込むことが抑制できる。また、シール材40aにテーパ面40bを形成することで、切り欠き部28から水をスムーズに排出することができる。
また、上記のように、シール材40aは、封止材14の周縁部を覆うように形成されているので、切り欠き部28から流れ落ちた水が、封止材14の内部に浸入することを抑制することができる。このため、封止材14の内部に封止されている太陽電池11の出力の特性が水分の影響により低下することを抑制することができる。
また、上記のように、シール部材40aは、裏面部材13の周縁部を覆うように形成されているので、裏面部材13の周縁部が水に曝されることを抑制できる。このため、水の浸入による裏面部材13の劣化を抑制することができる。
また、上記シール材40aをフレーム20と同系色のものにすれば、切り欠き部28を目立たなくでき、意匠の上で好適である。
次に、切り欠き部28に設けるシール材40aを、外観清浄などを行うことなく、所望の形状に形成する方法につき図面に従い説明する。
図9、図11及び図12に示すように、切り欠き部28にシール材の形状を規制する治具50を取り付ける。この治具50は、フレーム20の本体部21の下部と嵌合部22の上面との間に嵌め込んで固定する。この治具50は、本体部21の下部と当接する下部突出部52と、切り欠き部28に嵌め込まれ、嵌合部22の上部に倣い嵌合部22の上部と同様の形状となる上部突出部53を有する。そして、治具50には、太陽電池パネル10の周縁部が位置する上部突出部53の箇所から下方に向かってフレーム20の凹部26aの端部まで達するテーパ面51が設けられている。
太陽電池パネル10をフレーム20に取り付けるには、まず、図11及び図12に示すように、治具50をフレーム20a、20bの切り欠き部28に嵌め込み、切り欠き部28にシール材の形状を規制するテーパ面51が臨むように固定する。
その後、フレーム20a、20bの嵌合部22の凹部26a、26bにそれぞれディスペンサを用いて、シール材40としてのシリコーン樹脂を塗布する。このシリコーン樹脂の塗布は、シリコーンの塗布量を32g/mで行った。図10に示すように、切り欠き部28が設けられていない嵌合部22は、凹部26a、26bにシール材40が塗布され、図11に示すように、切り欠き部28が設けられている嵌合部22には、凹部26aにシール材40が塗布されている。
そして、太陽電池パネル10の周縁部を嵌合部22内に嵌め込む。この時、嵌合部22内に塗布されたシール材40は、嵌合部22内で太陽電池パネル10の表面部材12上にも回り込み、図4に示すように、嵌合部22内で太陽電池パネル10の周縁部を確実にシールして固定する。
一方、切り欠き部28の嵌合部22の壁面に相当する箇所には、その周囲からシリコーン樹脂からなるシール材40がはみ出してくる。そして、はみ出してきたシール材は治具50によりその形状が規制され、太陽電池パネル10の表面部材12の僅かに下からフレーム20a、20bの端までテーパ状にシール材40aが形成される。
その後、シール材が固化した後、治具50をフレーム20a、20bから外すと、図5に示すように、治具50により形状が規制されたシール材40aが切り欠き部28に形成されている。このように、治具50を用いることで、本体部21に設けられた凹部26a上を覆い、太陽電池パネル10の表面部材12の僅かに下からフレーム20a、20bの端に向かって広がるテーパ状のシール材40aを外観清浄などを行うことなく形成できる。
次に、この発明の第2の実施形態につき、図13及び図14を参照して説明する。
上記した第1の実施形態においては、切り欠き部28に形成するシール材40aがフレーム20a(20b)の本体部21の周縁部まで覆うように形成し、凹部26aの表面が隠れるように形成している。
これに対して、この第2の実施形態においては、フレーム20a(20b)の本体部21の周縁部までシール材40aが到達せずに、凹部26aの一部が露出するように形成している。
フレーム20a(20b)の本体部21の周縁部までシール材40aが到達せずに、凹部26aの一部が露出するような形状になるような治具を用いて、シール材40aを形成すればよい。
フレーム20a(20b)の周縁部までシール材40aが到達しないように形成することで、フレーム20a(20b)の周縁までシール材が回り込むのを確実に抑制でき、フレーム20a(20b)の本体部21の側面等を清掃する作業を殆ど無くすことができる。
上記した第1及び第2の実施形態において、全ての第1フレーム20a及び第2フレーム20bがそれぞれ切り欠き部28を有することとしたが、第1フレーム20a及び第2フレーム20bの少なくとも1つが切り欠き部28を有するように構成しても良い。また、各フレーム20a(20b)に設ける切り欠き部28の数及び配置も種々の構成を採ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 太陽電池モジュール本体、11 太陽電池、20 フレーム、20a 第1フレーム、20b 第2フレーム、21 フレーム本体、22 嵌合部、27 取り付け部、28 切り欠き部、30 コーナーピース、31鉤状部、40、40a シール材。

Claims (2)

  1. 太陽電池パネルの周縁部にフレームを取り付けた太陽電池モジュールであって、
    前記フレームは、本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備え、
    前記嵌合部にシール材を介して太陽電池パネルが嵌め込まれ、前記切り欠き部には、少なくとも前記太陽電池パネルの周縁部とフレームの本体部の上部の露出している部分を覆い、前記太陽電池パネルの表面部材より下から前記フレームの端に向かって広がるテーパ状に形成された切り欠き部用シール材が設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 太陽電池パネルと、
    本体部と、本体部の上部に位置し、太陽電池パネルの周縁部が嵌め込まれる嵌合部と、前記嵌合部の表面部材側の一部に前記太陽電池パネルの表面部材より下方まで切り欠いた水抜き用切り欠き部と、を備えたフレームと、
    切り欠き部に設けるシール材の形状を前記太陽電池パネルの表面部材より下から前記フレームの端に向かって広がるテーパ状に形成されるように規制する治具と、を有し、
    前記切り欠き部に前記治具を固定し、前記嵌合部にシール材を塗布した後、前記嵌合部に前記太陽電池パネルの周縁部を嵌め込み、前記切り欠き部にはみ出したシール材を前記治具でその形状を規制し、前記切り欠き部に、少なくとも前記太陽電池パネルの周縁部とフレームの本体部の上部の露出している部分を覆い、前記太陽電池パネルの表面部材を越える位置まで達しない切り欠き部用シール材を形成することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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